JP2009139729A - 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ローラ中央部を第1の加熱領域とするための熱源を有するメインヒータ、及びローラ両端部を第2の加熱領域とするための熱源を有するサブヒータを加熱ローラ内にその軸方向に沿って並列に配置した、定着装置を備えた画像形成装置において、ウォームアップ時の消費電力を削減すること。
【解決手段】 加熱ローラと加圧ローラとの間に生じるニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域よりも小となる、A4サイズ以下のシート印刷要求がなされた場合に、メインヒータのみに対して通電制御を行ない、第1の加熱領域をなす加熱ローラの中央部の表面温度が定着設定温度に達したときに印刷処理を実行する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ウォームアップ時の消費電力を削減することが可能な、定着装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
一般に、複写機、プリンタ装置及びファクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置にあっては、対をなす加熱ローラと加圧ローラとの間に生じるニップ部に対し当該両ローラの軸方向中央位置を基準にシートを通過させることによって当該シート上の未定着現像剤を定着させるように構成されている。
かかる定着装置の典型的な例として、特許文献1及び2にて提案されているものを挙げることができる。
特許文献1及び2で開示されている定着装置では、上記加熱ローラの内部に、熱源としてのコイル状フィラメントを備えた、2種類のヒータが設けられている。これらのヒータは、何れも発光部と非発光部とを有しており、メインヒータのフィラメントから構成される発光部がサブヒータの非発光部に対向するように、加熱ローラ内においてその軸線方向に沿って並列に配置されている。
換言すると、上記の定着装置では、加熱ローラ内に、当該加熱ローラの軸方向中央部に対応した配熱特性を有するメインヒータと、このメインヒータの配熱特性とは対応しない、当該加熱ローラの軸方向左右両側部に対応した配熱特性を有するサブヒータとが備えられている。
特開平8-220927号公報 特開2005-156977号公報
上記特許文献1及び2に記載の技術には、以下の問題点が指摘されている。
ウォームアップ時においては、何れのサイズのシートの印刷要求に対しても、同様に、加熱ローラの中央部表面に近接して配置されたメインヒータ制御用サーミスタ、及び加熱ローラの端部表面に近接して配置されたサブヒータ制御用サーミスタの両方が、定着可能な設定温度(レディ温度)に到達したことを検知するまでの間、加熱ローラの中央部表面を加熱するメインヒータ、及び加熱ローラの両端部表面を加熱するサブヒータの両者が共にON状態とされる。
ところが、例えば、A4サイズ等の小サイズ幅のシートの印刷要求があった場合においては、そのウォームアップ時には、加熱ローラ中央部の温度上昇は必要となるが、加熱ローラ端部の温度を上昇させる必要性が生じないにもかかわらず、上記のように、温度上昇が不要な加熱ローラの端部を加熱しているため、電力が無駄に消費されたり、ウォームアップに要する時間が長くなったりする。
本発明は、上記技術的課題に鑑みなされたもので、ウォームアップ時間の短縮、及びウォームアップ時の消費電力の削減に貢献し得る、定着装置及びこれを備えた画像形成装置の提供を目的とする。
本発明に係る定着装置は、対をなす加熱ローラと加圧ローラとの間に生じるニップ部に対して当該両ローラの軸線方向中央位置を基準にシートを通過させることによって当該シート上の未定着現像剤を定着させるための定着装置であって、加熱ローラの内部にその軸線方向に沿って設けられ、当該加熱ローラの軸線方向中央部がシートに対する第1の加熱領域をなすように熱源を有する第1の加熱手段と、加熱ローラの内部にその軸線方向に沿って第1の加熱手段と並列に設けられ、第1の加熱領域を挟んだ当該加熱ローラの軸線方向左右両端部がシートに対する第2の加熱領域をなすように熱源を有する第2の加熱手段と、第1の加熱領域となる加熱ローラの中央部表面に近接して設けられ、当該第1の加熱領域の温度を検知するための第1の温度検知手段と、第2の加熱領域となる加熱ローラの左右両端部の一方表面に近接して設けられ、当該第2の加熱領域の温度を検知するための第2の温度検知手段と、ニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域よりも小となる、小サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、第2の加熱手段の非通電状態を継続して第1の加熱手段に対して通電制御を行ない、第1の加熱領域をなす加熱ローラの中央部の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第1の温度検知手段が検知したときに定着処理を実行させるための制御手段とを、含む。
上記定着装置において、制御手段は、ニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域よりも大となる、大サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、第1及び第2の加熱手段の両者に対して通電制御を行ない、第1の加熱領域をなす加熱ローラの中央部の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第1の温度検知手段が検知すると共に第2の加熱領域をなす加熱ローラの左右両端部の一方の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第2の温度検知手段が検知したときに定着処理を実行させるための手段を含む。
本発明に係る画像形成装置は、上記定着装置を備えている。
また、上記画像形成装置は、積載されるシートの向きに応じて、シート搬送状態を、シートの長手方向がシート搬送方向と平行となる第1の搬送状態、又はシートの長手方向がシートと直交する第2の搬送状態とする、複数の給紙カセットをさらに備えている。
さらに、上記画像形成装置は、小サイズ幅シートの印刷に関し、第2の搬送状態の下での印刷要求がなされた場合に、入力された画像データを90度回転させその画像データを制御手段に出力するための画像処理手段をさらに備えている。
本発明によれば、加熱ローラ及び加圧ローラ間で生じるニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域よりも小となる、小サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、加熱ローラの中央部表面が定着可能な設定温度(レディ温度)に到達するまで当該加熱ローラ中央部を加熱する第1の加熱手段のみに対して通電制御が行なわれるので、ローラ中央部を第1の加熱領域とするための熱源を有する第1の加熱手段と、ローラ両端部を第2の加熱領域とするための熱源を有する第2の加熱手段とを加熱ローラ内に配した、定着装置を備えた画像形成装置において、ウォームアップ時間の短縮効果、及びウォームアップ時の消費電力の削減効果が顕著となる。
例えば、A4サイズシートの印刷に関し、いわゆる横送り状態(第2の搬送状態)での印刷要求であっても、いわゆる縦送り状態(第1の搬送状態)で搬送されるA4Rシートで印刷されるようにその画像データを内部変換して、A4Rシートがセットされた給紙カセットを選択することにより、印刷されるシートが小サイズ幅となり、ウォームアップ時には第1の加熱手段のみの通電制御となり、ウォームアップ時の省電力化が図れる。例えば、第1及び第2の両加熱手段の電力総和が1.2KW(第1の加熱手段の電力:600W、第2の加熱手段の電力:600W)である場合には、第1の加熱手段のみを通電制御すれば、そのときの消費電力は上記電力総和の1/2の600Wとなり、省電力化が図れる。
また、第1の加熱手段の定格出力を通常よりも大きく設定し、通常のウォームアップ時にはデューティ制御等を行ない低電力で作動させ、小サイズ幅シートの印刷要求があった場合には、第2の加熱手段を作動させる必要がないため、この第2の加熱手段の電力分を第1の加熱手段の作動に使用できる。そのため、第1の加熱手段を大きな電力で作動させることができ、ウォームアップ時間の短縮が図れる。例えば、定格1200Wの第1の加熱手段を使用して、通常ウォームアップ時はデューティ制御等を行ない、第1及び第2の加熱手段を各々600Wで作動させ、小サイズ幅シート幅の印刷要求があった場合には、ウォームアップを第1の加熱手段のみを1200W(これは従来の約2倍である。)で作動させることにより、ウォームアップ時間の大幅な短縮が可能となる。
さらに、マシン電源のOFF中、又は省エネモードとしてのシャットオフモード中に、数枚のみの印刷を短時間で行ないたい場面等で有効である。これにより、印刷終了までの待ち時間を大幅に短縮できる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。
<機械的構成>
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の機械的構成を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置10は、プリンタ12を核として、スキャナ14、自動原稿搬送装置16、シート後処理装置18、多段給紙ユニット20及び中継搬送ユニット22が設置され、それによって機能が拡張された複合機である。
プリンタ12は、電子写真プロセス部24、光走査ユニット26及び定着装置28に加えて、図2に示すプリンタ制御部210を含む。このプリンタ12は、スキャナ14にて読込まれた画像データの印刷出力はもとより、図2に示すクライアントパーソナルコンピュータ(クライアントPC)212等の外部接続機器がLAN(Local Area Network)回線等のネットワーク回線214を介して接続されると、この外部接続機器からの画像データを印刷出力する。
スキャナ14は、その上部に配置された自動原稿搬送装置16と共にシステムラック30上に支持されることによって、プリンタ12及びシート後処理装置18の上方に配置されている。それゆえ、スキャナ14は、透明な原稿載置台32上にセットされた原稿の画像を、所定の速度関係で原稿載置台32に沿って相対的に移動する第1の走査ユニット34及び第2の走査ユニット36で露光走査して、走査ユニット34,36内の各ミラー及び結像レンズ38等の光学部品で導いて光電変換素子40上に結像させることにより、原稿画像を電気的信号に変換した上で出力する。このスキャナ14には、自動原稿搬送装置16により自動的に1枚ずつ供給されたシート状の原稿を順次露光走査してその原稿画像を読取る自動読取りモードと、ブック状の原稿又は自動原稿搬送装置16により自動供給が不可能なシート状の原稿をマニュアル操作によりセットして原稿画像を読取る手動読取りモードとが備えられている。
プリンタ12の下側には、シート供給装置42が配置されている。このシート供給装置42は、シートを収容するシート収容トレイ44と、シート収容トレイ44に収容されたシートを1枚ずつ分離供給する分離供給機構46とから構成されている。シート供給装置42から1枚ずつ分離供給されたシートは、電子写真プロセス部24内の感光体と転写ユニットとの間に順次供給され、現像された画像が感光体から転写される。シート供給装置42の下方には、周辺機器として準備されている、多段給紙ユニット20等から送られてくるシートを受け入れて電子写真プロセス部24の感光体と転写ユニットとの間に向かって順次供給するためのシート受口48が設けられている。なお、本実施の形態においては、多段給紙ユニット20及びシート供給装置42が図2に示す給紙部240を構成する。
電子写真プロセス部24は、プリンタ12内の略中央右側に配置されている。この電子写真プロセス部24の上方には、定着装置28が配置されている。
定着装置28は、画像が転写されたシートを順次受け入れて、シート上の未定着現像剤を加熱定着して外部へシートを送り出す。この定着装置28により画像が定着印刷されたシートは、プリンタ12の排出ローラ50からプリンタ12の上側の中継搬送ユニット22に受け渡される。
光走査ユニット26の周囲の空間部には、本画像形成装置10の電子写真プロセスをコントロールするプロセスコントロールユニット基板(PCU基板)52、上記の外部接続機器からの画像データを受け入れるインターフェイス基板(I/F基板)54、I/F基板54から受け入れられた画像データ及びスキャナ14で読込まれた画像データに対して所定の画像処理を施し、光走査ユニット26により感光体上を走査させるためのイメージコントロールユニット基板(ICU基板)56、並びに電力を供給する電源ユニット58等が配置されている。なお、上記の各種の基板52,54,56は、上記のプリンタ制御部210内に収容されている。
多段給紙ユニット20は、外付けのシート供給装置であって、シート収容トレイ62及び分離供給機構64で構成されるシート供給部68を含む。この多段給紙ユニット20は、シート収容トレイ62に収容したシートを分離供給機構64により1枚ずつ分離し、当該多段給紙ユニット20の上面に設けられ且つプリンタ12のシート受口48に連通している、シート排出口70に向かって供給する。本実施の形態では、シート供給部68が3段積層されており、稼働時には、ユーザが所望するシートを収容したシート供給部68が選択的に動作する。シート供給部68へのシートの補給は、多段給紙ユニット20のユニット本体の正面側にシート収容トレイ62を引出して行なわれる。
多段給紙ユニット20においては、その上部にプリンタ12とシート後処理装置18とを載置するように構成されているが、この状態で移動してシステムラック30の間に固定して配置可能なように、下部にキャスタ72及びストッパ74を備えている。移動時には、ストッパ74を上昇させることで床面から離間させ、固定時には、ストッパ74を下降させることで床面に接地させる。
シート後処理装置18は、当該シート後処理装置18の上部で中継搬送ユニット22及びプリンタ12から排出される画像が印刷されたシートを搬入ローラ76で導き入れ、当該シートに対して後処理を施す。後処理としては、ステープル処理及びソート処理等があるが、図1に示す例では、3つの排出トレイ78,80,82を備えており、必要に応じて、ゲート84,86によりシートを排出すべき排出トレイを切り替えてシートを排出する。例えば、上段の排出トレイ78をコピーモード時のシートの排出に使用し、中段の排出トレイ80をプリンタモード時のシートの排出に使用し、下段の排出トレイ82をファクシミリモード時のシートの排出に使用するといったように、用途別に区分けして印刷済みのシートを排出できるようになっている。
自動原稿搬送装置16は、原稿セットトレイ88上に載置された原稿を原稿載置台32上に向かって搬送し走査後の原稿を原稿排出トレイ90上に排出する原稿搬送機構92を備えている。この自動原稿搬送装置16は、自動供給が不可能なシート状の原稿を原稿載置台32上に載置してスキャナ14による読取走査が可能なように、当該自動原稿搬送装置16の奥側を支点にして上方に回動すれば、その前側が開放するように構成されている。
中継搬送ユニット22は、プリンタ12の頂部に設けられた排出トレイ94の上部に装着され、プリンタ12から排出される画像印刷済みのシートをプリンタ12の下流側に位置するシート後処理装置18に向かって導入するための搬送ユニットである。この中継搬送ユニット22のシート搬送路96の途中において、シートを当該中継搬送ユニット22の上面98とシート後処理装置18の上面100とで形成された排出トレイ102にシートを導く別のシート搬送路104が分岐している。この2つの排出先は、シート搬送路96,92の分岐部に配置されたゲート106の切換によって変更可能になっている。
<ハードウェア構成>
図2は画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2を参照して、本画像形成装置10は、当該画像形成装置10の制御中枢を司る制御装置200を含む。この制御装置200は、コンピュータで構成され、CPU(Centarl Processing Unit)202と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び画像メモリ等を含む記憶部204と、画像処理部206とを備えている。記憶部204及び画像処理部206は、CPU202に接続されている。
また、CPU202には、プリンタ12、スキャナ14、自動原稿搬送装置16、給紙部240(多段給紙ユニット20及びシート供給装置42)、シート後処理装置18、中継搬送ユニット22及び操作部208も接続されている。
特に、プリンタ12の電子写真プロセス部24は、プリンタ制御部210内のPCU基板52を介してCPU202に接続され、プリンタ12の光走査ユニット26は、プリンタ制御部210内のICU基板56を介してCPU202に接続されている。CPU202は、プリンタ制御部210内のI/F基板54を介してクライアントPC212等の外部接続機器に接続されるネットワーク回線214に接続されている。
プリンタ12の定着装置28は、対をなす加熱ローラ216と加圧ローラ218とを含む。この定着装置28では、その内部の加熱ローラ216及び加圧ローラ218の間に生じるニップ部に対して当該両ローラ216,218の軸方向中央位置を基準にシートを通過させることによって当該シート上の未定着現像剤が定着される。
加熱ローラ216の内部には、その軸方向に沿ってメインヒータ220及びサブヒータ222が並列に設けられている。これらのヒータ220,222は、軸方向に長いヒータランプで構成されている。
メインヒータ220の中央部には、加熱ローラ216の軸方向中央部がシートに対する第1の加熱領域300(図4参照)をなすように、熱源となるコイル状フィラメントが備えられている。このメインヒータ220は、第1のドライバ224を介してCPU202に接続されている。
サブヒータ222の左右両端部には、第1の加熱領域300を挟んだ加熱ローラ216の軸方向左右両端部がシートに対する第2の加熱領域302(図4参照)をなすように、熱源となるコイル状フィラメントが備えられている。このサブヒータ222は、第2のドライバ226を介してCPU202に接続されている。
第1の加熱領域300となる加熱ローラ216の中央部表面に対しては、当該第1の加熱領域300の温度を検知するための第1の温度センサ228が近接して設けられている。一方、第2の加熱領域となる加熱ローラ216の左右両端部の一方表面(図2においては左側端部表面)に対しては、当該第2の加熱領域302の温度を検知するための第2の温度センサ230が近接して設けられている。これらの温度センサ228,230としては、サーミスタが使用されている。
第1の温度センサ228からの検知信号は、第1の入力回路232を経てCPU202に取り込まれる。第2の温度センサ230からの検知信号は、第2の入力回路234を経てCPU202に取り込まれる。CPU202は、各温度センサ228,230に検知された加熱ローラ216の表面温度に基づいて、ドライバ224,226を介して各ヒータ220,222を通電制御する。
<ソフトウェア構成>
本実施の形態では、加熱ローラ216及び加圧ローラ218間に生じるニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域300よりも小となる、小サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、サブヒータ222の非通電状態を継続してメインヒータ220に対して通電制御を行ない、第1の加熱領域300をなす加熱ローラ216の中央部の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第1の温度センサ228が検知したときに印刷処理を実行させる一方、加熱ローラ216及び加圧ローラ218間に生じるニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域300よりも大となる、大サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、メインヒータ220及びサブヒータ222の両者に対して通電制御を行ない、第1の加熱領域300をなす加熱ローラ216の中央部の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第1の温度センサが検知すると共に第2の加熱領域302をなす加熱ローラ216の左右両端部の一方の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第2の温度センサ230が検知したときに印刷処理を実行させるようにプログラミングされている。
このプログラムは、制御装置200内の記憶部204のROM又はRAMに記憶されており、次に説明する本画像形成装置10の機能を実現する。この機能の実現は、実質的にコンピュータである制御装置200内のCPU202からの命令に従って上記記憶部204のROM又はRAMに記憶されている上記プログラムを実行することによって達成される。
図3は画像形成装置10のプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。
図3を参照して、まず、CPU202は、操作部208又はクライアントPC212等の外部接続機器からの印刷要求を待つ(ステップS10)。
印刷要求があった場合、CPU202は、加熱ローラ216と加圧ローラ218との間のニップ部の通紙領域を通過するするシートのサイズ(即ち、印刷するシートのサイズ)を判定する。なお、シートサイズの認識に関しては、操作部208のシートサイズキーの設定又は外部接続機器からのシートサイズ指定信号による判断のみならず、給紙カセットに予め設置された紙サイズスイッチにより判断しても構わない。
印刷要求のあったシートが、例えば、A4サイズ以下の小サイズ幅シートであると判断した場合(ステップS12においてYES)、CPU202は、加熱ローラ216の第1の加熱領域300(加熱ローラ216の中央部表面)が図4(a)に示す定着設定温度(例えば、180〜200℃)に到達するように、メインヒータ220を第1の温度センサ228の検知温度に基づいてON/OFFの通電制御を行なう(ステップS14)。
そして、加熱ローラ216の第1の加熱領域300が定着設定温度に到達したことを第1の温度センサ228が検知すると(ステップS16においてYES)、CPU202は、入力された画像データの回転処理が必要か否かの判断を行なう(ステップS18)。上記小サイズ幅シートの印刷に関し、長手方向がシート搬送方向と平行となる縦送りでの印刷要求であった場合には、CPU202は、入力画像データの回転処理は不要と判断し、印刷処理を実行させる(ステップS20)。これに対して、上記小サイズ幅シートの印刷に関し、長手方向がシート搬送方向と直交する横送りでの印刷要求であった場合、CPU202は、画像処理部206に対して回転処理実行コマンドを送信する(ステップS22)。そうすると、このコマンドに従って、画像処理部206は、入力画像データが図5(a)に示す状態から図5(b)に示す状態となるように、当該画像データを90度回転させる。この画像データの回転処理を終了すると、画像処理部206は、その旨と共に回転処理後の画像データをCPU202に出力する。そうすると、CPU202は、回転処理後の画像データに基づいた印刷処理を実行させる(ステップS20)。
他方、印刷要求があったシートが、例えば、A3サイズ等の大サイズ幅シートと判断した場合(ステップS12においてNO)、CPU202は、加熱ローラ216の第1の加熱領域300及び第2の加熱領域302(加熱ローラ216の表面全体)が図4(a)及び(b)に示す定着設定温度に到達するように、メインヒータ220及びサブヒータ222の両者を第1及び第2の温度センサ228,230の検知温度に基づいてON/OFFの通電制御を行なう(ステップS24)。
そして、加熱ローラ216の第1の加熱領域300が定着設定温度に到達したことを第1の温度センサ228が検知すると共に加熱ローラ216の第2の加熱領域302が定着設定温度に到達したことを第2の温度センサ230が検知すると、(ステップS26及びS28の両ステップにおいてYES)、CPU202は、印刷処理を実行させる(ステップS20)。
<動作>
本画像形成装置10は、以下のように動作する。
加熱ローラ216及び加圧ローラ218間に生じるニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域300よりも小となる、小サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、メインヒータ220のみに対して通電制御を行ない、第1の加熱領域300をなす加熱ローラ216の中央部の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第1の温度センサ228が検知したときに印刷処理を実行する。このとき、横送りでの印刷要求であると、入力画像データを90度回転させその画像データに基づいた印刷処理が実行される。
他方、加熱ローラ216及び加圧ローラ218間に生じるニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域300よりも大となる、大サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、メインヒータ220及びサブヒータ222の両者に対して通電制御を行ない、第1の加熱領域300をなす加熱ローラ216の中央部の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第1の温度センサが検知すると共に第2の加熱領域302をなす加熱ローラ216の左右両端部の一方の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを第2の温度センサ230が検知したときに印刷処理を実行する。
<作用・効果>
本実施の形態によると、以下の作用・効果を奏する。
加熱ローラ216及び加圧ローラ218間で生じるニップ部に対するシートの通過領域が第1の加熱領域300よりも小となる、小サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、加熱ローラ216の中央部表面が定着可能な設定温度(レディ温度)に到達するまで当該加熱ローラ216の中央部を加熱するメインヒータ220のみに対して通電制御が行なわれるので、ローラ中央部を第1の加熱領域300とするための熱源を有するメインヒータ220と、ローラ両端部を第2の加熱領域302とするための熱源を有するサブヒータ222とを加熱ローラ216内に配置した、定着装置28を備えた本画像形成装置10では、ウォームアップ時間の短縮効果、及びウォームアップ時の消費電力の削減効果が顕著となる。
また、A4サイズシートの印刷に関し、図5に示すように、横送り状態での印刷要求であっても、縦送り状態で搬送されるA4Rシートで印刷されるようにその画像データを内部変換して、A4Rシートがセットされた給紙カセットを選択されるので、印刷されるシートが小サイズ幅となる。その結果、ウォームアップ時にはメインヒータ220のみの通電制御となり、ウォームアップ時の省電力化が図れる。例えば、メインヒータ220及びサブヒータ222の電力総和が1.2KW(メインヒータ220の電力:600W、サブヒータ222の電力:600W)である場合には、メインヒータ220のみを通電制御すれば、そのときの消費電力は上記電力総和の1/2の600Wとなり、省電力化が図れる。
さらに、メインヒータ220の定格出力を通常よりも大きく設定し、通常のウォームアップ時にはデューティ制御等を行ない低電力で作動させ、小サイズ幅シートの印刷要求があった場合には、サブヒータ222を作動させる必要がないため、このサブヒータ222の電力分をメインヒータ220の作動に使用できる。そのため、メインヒータ220を大きな電力で作動させることができ、ウォームアップ時間の短縮が図れる。例えば、定格1200Wのメインヒータ220を使用して、通常ウォームアップ時はデューティ制御等を行ない、メインヒータ220及びサブヒータ222を各々600Wで作動させ、小サイズ幅シート幅の印刷要求があった場合には、ウォームアップをメインヒータ220のみを1200Wで作動させることにより、ウォームアップ時間の大幅な短縮が可能となる。
加えて、マシン電源のOFF中、又は省エネモードとしてのシャットオフモード中に、数枚のみの印刷を短時間で行ないたい場面等で有効である。これにより、印刷終了までの待ち時間を大幅に短縮できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態においては、本発明を複写機、プリンタ装置及びファクシミリ装置として機能する複合機に適用した例について記載した。しかし、本発明はそのような構成には限定されない。本発明を複写機、プリンタ装置及びファクシミリ装置等の画像形成装置に適用しても、本発明の目的は十分に達成し得る。その他、本明細書に添付の特許請求の範囲内での種々の設計変更及び修正を加え得ることは勿論である。
すなわち、本明細書で開示した実施の形態は単に例示であって、本発明が上述した実施の形態に限定されるわけではない。本発明の範囲は、本明細書の記載内容を参酌した上で、別紙の特許請求の範囲における請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的構成を示す図である。 同画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 同画像形成装置のプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。 メインヒータ及びサブヒータの配熱特性を示す図である。 入力画像データの回転処理を図解的に説明するための図である。
符号の説明
10 画像形成装置
28 定着装置
200 制御装置
202 CPU
204 記憶部
206 画像処理部
216 加熱ローラ
218 加圧ローラ
220 メインヒータ
222 サブヒータ
228 第1の温度センサ
230 第2の温度センサ
300 第1の加熱領域
302 第2の加熱領域

Claims (5)

  1. 対をなす加熱ローラと加圧ローラとの間に生じるニップ部に対して当該両ローラの軸線方向中央位置を基準にシートを通過させることによって当該シート上の未定着現像剤を定着させるための定着装置であって、
    前記加熱ローラの内部にその軸線方向に沿って設けられ、当該加熱ローラの軸線方向中央部がシートに対する第1の加熱領域をなすように熱源を有する第1の加熱手段と、
    前記加熱ローラの内部にその軸線方向に沿って前記第1の加熱手段と並列に設けられ、前記第1の加熱領域を挟んだ当該加熱ローラの軸線方向左右両端部がシートに対する第2の加熱領域をなすように熱源を有する第2の加熱手段と、
    前記第1の加熱領域となる前記加熱ローラの中央部表面に近接して設けられ、当該第1の加熱領域の温度を検知するための第1の温度検知手段と、
    前記第2の加熱領域となる前記加熱ローラの左右両端部の一方表面に近接して設けられ、当該第2の加熱領域の温度を検知するための第2の温度検知手段と、
    前記ニップ部に対するシートの通過領域が前記第1の加熱領域よりも小となる、小サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、前記第2の加熱手段の非通電状態を継続して前記第1の加熱手段に対して通電制御を行ない、前記第1の加熱領域をなす前記加熱ローラの中央部の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを前記第1の温度検知手段が検知したときに定着処理を実行させるための制御手段とを、含むことを特徴とする定着装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記ニップ部に対するシートの通過領域が前記第1の加熱領域よりも大となる、大サイズ幅シートの印刷要求がなされた場合に、前記第1及び第2の加熱手段の両者に対して通電制御を行ない、前記第1の加熱領域をなす前記加熱ローラの中央部の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを前記第1の温度検知手段が検知すると共に前記第2の加熱領域をなす前記加熱ローラの左右両端部の一方の表面温度が定着可能な設定温度に達したことを前記第2の温度検知手段が検知したときに定着処理を実行させるための手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 積載されるシートの向きに応じて、シート搬送状態を、シートの長手方向がシート搬送方向と平行となる第1の搬送状態、又はシートの長手方向がシートと直交する第2の搬送状態とする、複数の給紙カセットをさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 小サイズ幅シートの印刷に関し、前記第2の搬送状態の下での印刷要求がなされた場合に、入力された画像データを90度回転させその画像データを前記制御手段に出力するための画像処理手段をさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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