JP2024052182A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部に熱が加わることを抑制することにより、ニップ部の局所的な温度上昇を抑制することが可能となる技術を提供する。【解決手段】CPU101は、加熱ローラ61の温度が定着温度となるためのヒータ63の制御を開始し、メインモータ108を制御して定着器6のいずれかの回転体と排出ローラ85,86とを回転させ、搬送経路201に沿ってシートPの搬送を開始させる搬送処理と、シートPの後端がニップNを通過後、温度センサ64が検出する加熱ローラ61の温度が定着温度より低い待機温度になるためのヒータ63に対する温度制御処理と、シートPの切断位置がカッター位置Bに到達するようにメインモータ108を停止させる停止処理と、停止処理の後、カッター10を用いてシートPを切断方向に切断する切断処理と、を実行する。【選択図】 図5

Description

本願は、印刷したシートをカッターで切断する画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、印刷したシートをカッターで裁断する画像形成装置が記載されている。
特開2018-186448号公報
ところで、メインモータ1つで定着駆動とシートを排出する排出ローラの駆動の両方の駆動を行うようにした画像形成装置がある。このような画像形成装置でシートを切断する場合、一旦、メインモータの駆動を停止させ、シートの搬送を停止させる必要があるが、シートの搬送の停止に伴い、定着駆動も停止することになるため、加熱ローラと加圧ローラとの間のニップ部に熱が加わり、ニップ部の温度が局所的に上昇することにより、定着部の劣化が早まってしまう虞がある。
本願は、加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部に熱が加わることを抑制することにより、ニップ部の局所的な温度上昇を抑制することが可能となる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、加熱回転体と、加熱回転体を加熱するヒータと、加熱回転体との間でニップ部を形成する加圧回転体と、加熱回転体の温度を検出するための温度センサと、を有し、画像をシートに定着させる定着部と、搬送経路を有する装置本体と、搬送経路に沿った搬送方向にシートを搬送する搬送部であって、定着部よりも下流側に位置し、シートを装置本体の外部に排出する排出ローラと、定着部のいずれかの回転体と排出ローラとに対して、それぞれ駆動力を伝達するメインモータと、を有する搬送部と、搬送方向における定着部の下流であるカッター位置に位置し、搬送方向と交差する切断方向にシートを切断可能なカッターと、制御部と、を備え、制御部は、加熱回転体の温度が定着温度となるためのヒータの制御を開始し、メインモータを制御して定着部のいずれかの回転体と排出ローラとを回転させ、搬送経路に沿ってシートの搬送を開始させる搬送処理と、シートの後端がニップ部を通過後、温度センサが検出する加熱回転体の温度が定着温度より低い待機温度になるためのヒータに対する温度制御処理と、シートの切断位置がカッター位置に到達するようにメインモータを停止させる停止処理と、停止処理の後、カッターを用いてシートを切断方向に切断する切断処理と、を実行する、ことを特徴とする。
このように本願の画像形成装置は、加熱回転体と加圧回転体とのニップ部をシートの後端が通過後、ヒータを制御して定着温度より低い待機温度になるように制御を実行する。そして、本願の画像形成装置は、シートの切断位置がカッター位置に到達した段階で、メインモータを停止させると、加圧回転体及び排出ローラの回転も停止するので、加圧回転体が停止した状態で、カッターによりシートを切断する。本願の画像形成装置では、シートを切断する際において、加熱回転体の温度が待機温度まで下がっている状態となるため
、加圧回転体の回転が停止した状態であっても、加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部分に熱が加わるのを抑制することができ、ニップ部分の局所的な温度上昇を防ぐことができる。
また、装置本体はさらに、定着部を通過したシートを再び、画像形成部に向けて案内する再搬送経路を有し、制御部は、搬送処理において、搬送部を制御して、再搬送経路を経由して、画像形成部を用いてシートの両面に対して画像が形成されるようにシートを搬送し、温度制御処理において、シートの両面に対して画像が形成されたシートの後端がニップ部を通過後、加熱回転体の温度が待機温度になるための温度制御をヒータに対して実行する、ことを特徴とする。
これにより、両面印刷後のシートを切断する場合は、シートの両面に対して画像が形成された後のシートの後端がニップ部を通過後、ヒータの温度を制御して加熱回転体の温度を定着温度より低い待機温度にするので、両面印刷後のシートを切断する場合でも、加熱回転体と加圧回転体との間のニップ部分に熱が加わるのを抑制することができ、ニップ部分の局所的な温度上昇を防ぐことができる。
また、装置本体はさらに、シートが載置される供給トレイを有し、搬送部は、供給トレイからシートをピックアップするピックアップローラと、メインモータからの駆動力をピックアップローラへ伝達する伝達状態及び伝達しない非伝達状態のうちのいずれかに切換可能である電磁クラッチとを有し、ピックアップローラは、メインモータからの駆動力が伝達された伝達状態で供給トレイに載置されたシートをピックアップして、搬送経路に沿って画像形成部に向けて搬送を開始させ、制御部は、切断処理の後、画像形成部による次のシートの印刷が必要である場合、メインモータの駆動を再開し、加熱回転体の温度が待機温度より高い所定温度に到達した段階で、電磁クラッチを用いてメインモータからの駆動力を伝達する、ことを特徴とする。
これにより、メインモータの駆動が再開されることで、切断されたシートが排出ローラの回転によって排出されるとともに、加熱回転体の温度が待機温度より高い所定温度に到達した段階で、ピックアップローラが次のシートの搬送を開始することができる。
また、所定温度は、定着温度より低い給紙可能温度である、ことを特徴とする。
これにより、加熱回転体の温度が待機温度より高く、かつ定着温度より低い給紙可能温度に到達した段階で、ピックアップローラが次のシートの搬送を開始することができる。
また、制御部は、所定温度に到達した後、所定時間待機してから、電磁クラッチを用いてメインモータからの駆動力を伝達する、ことを特徴とする。
これにより、加熱回転体の実温度と温度センサの検出温度とのズレを無くすことができ、加熱回転体の実温度が制御目標温度からオーバーシュートしたり、アンダーシュートしたりすることを無くすことができる。
また、所定温度は、定着温度より低い給紙可能温度である、ことを特徴とする。
これにより、加熱回転体の温度が待機温度より高く、かつ定着温度より低い給紙可能温度に到達した後、所定時間待機してから、ピックアップローラが次のシートの搬送を開始することができる。
また、制御部は、切断処理の後、画像形成部による次のシートの印刷が必要である場合
、メインモータの駆動を再開し、加熱回転体の温度が所定温度以下になった段階で、加熱回転体の温度が定着温度になるようにヒータに対する温度制御を行い、電磁クラッチを用いてメインモータからの駆動力を伝達する、ことを特徴とする。
これにより、加熱回転体の実温度が十分下がった段階で、設定温度を定着温度に設定するので、加熱回転体の実温度が制御目標温度からオーバーシュートすることを無くすことができる。
また、制御部は、切断処理の後、画像形成部による次のシートの印刷が必要である場合、メインモータの駆動を再開し、加熱回転体の温度が所定温度以下になった段階で、加熱回転体の温度が定着温度になるようにヒータに対する温度制御を行い、加熱回転体の温度が待機温度より高い温度であって、かつ、定着温度より低い給紙可能温度に到達後、所定時間待機してから、電磁クラッチを用いてメインモータからの駆動力を伝達する、ことを特徴とする。
これにより、加熱回転体の実温度が十分下がった段階で、設定温度を定着温度に設定し、さらに加熱回転体の温度が待機温度より高い温度であって、かつ、定着温度より低い給紙可能温度に到達後、所定時間待機してから、ピックアップローラが次のシートの搬送を開始するので、加熱回転体の実温度が制御目標温度からオーバーシュートすることをさらに的確に無くすことができる。
また、画像形成部は、感光体ドラムと、感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラと、搬送経路における感光体ドラムとの間に転写ニップを形成する転写部材であって、感光体ドラムに形成されたトナー像を、転写ニップを通過するシートに転写する転写部材と、を有し、感光体ドラムと現像ローラとは、メインモータからの駆動力によって回転する、ことを特徴とする。
これにより、感光体ドラムは、メインモータからの駆動力によって、転写部材が従動回転しつつ、シートを搬送方向に搬送するように回転し、現像ローラは、メインモータからの駆動力によって感光体ドラムにトナーを供給することができる。
また、排出ローラは、駆動ローラと従動ローラとからなるローラ対であって、ローラ対がカッター位置を挟んで上流位置と下流位置とにそれぞれ位置し、駆動ローラは、メインモータからの駆動力が伝達されて回転する、ことを特徴とする。
これにより、カッター位置を挟んで上流位置と下流位置とにそれぞれ位置する排出ローラによりシートを挟んだ状態で、そのシートをカッターで切断することができる。
本願の第1実施形態に係るモノクロレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。 図1のモノクロレーザプリンタに含まれるカッターの概略構成を示す斜視図である。 図1のモノクロレーザプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 図1のモノクロレーザプリンタにおける印刷・切断処理の手順を示すフローチャートである。 図4の印刷・切断処理に含まれるSX処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図4の印刷・切断処理に含まれるDX処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図6のDX処理に含まれるDX印刷処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図1のモノクロレーザプリンタがシートに連続印字を行うときの動作の一例を示すタイムチャートである。 図1のモノクロレーザプリンタに含まれる排紙センサがシートを検出してからシートを切断位置に搬送するまでの動作を説明するための図である。 本願の第2実施形態に係るモノクロレーザプリンタにおけるSX処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 本願の第3実施形態に係るモノクロレーザプリンタにおけるSX処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
以下、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本願の第1実施形態にかかるモノクロレーザプリンタ1の概略構成を示す断面図である。モノクロレーザプリンタ1は、画像形成装置の一例である。以下、モノクロレーザプリンタ1をプリンタ1と略して言う。プリンタ1は、装置本体2と、搬送部3と、画像形成部4と、定着器6と、カッター10と、操作パネルPAとを備えている。以下、説明の便宜上、図1の矢印で示されるように、プリンタ1の上下方向、及び前後方向を定義する。
装置本体2は、フロントカバー21と、供給トレイ31と、排出トレイ22と、搬送経路201と、再搬送経路202とを有している。フロントカバー21は、装置本体2の前面に開閉可能な状態で取り付けられている。供給トレイ31は、装置本体2の下部に着脱可能な状態で取り付けられている。供給トレイ31には、シートPが載置される。シートPは、A4サイズ等の定型シートである。シートPは、例えば、普通紙、厚紙等の紙媒体であるが、これに限らず、OHPフィルムであってもよい。排出トレイ22は、装置本体2の上部に設けられ、排出トレイ22には、画像が形成されたシートPが載置される。
搬送経路201は、供給トレイ31に載置されたシートPを、画像形成部4を経由して排出トレイ22へ向けて搬送するための経路である。再搬送経路202は、一方の面に画像が形成されたシートPを、搬送方向とは逆方向に搬送して、再び画像形成部4に向けて搬送するための経路である。再搬送経路202は、合流位置Cにおいて搬送経路201から分岐し、レジ前センサSE1の付近で搬送経路201に合流している。
搬送部3は、ピックアップローラ33、分離ローラ34、レジストレーションローラ35、搬送ローラ36、上流側排出ローラ86、下流側排出ローラ85、再搬送ローラ38,39、及びメインモータ108(図3参照)を有している。
ピックアップローラ33は、シート押圧板32により上方に押し上げられた供給トレイ31内のシートPをピックアップして、搬送経路201に向けて搬送する。分離ローラ34は、ピックアップローラ33がピックアップしたシートPを1枚ずつ分離する。
レジストレーションローラ35は、搬送経路201において画像形成部4よりも上流側に配置されている。レジストレーションローラ35は、シートPの前端の方向を揃えた後、シートPを画像形成部4へ向けて搬送する。搬送ローラ36は、定着器6を通過後のシートPを、上流側排出ローラ86へ搬送する。
上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85は、搬送経路201において合流位置
Cよりも下流側に配置されている。上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85は、駆動ローラと従動ローラとからなるローラ対である。そして、上流側排出ローラ86は、カッター10が配置されたカッター位置Bよりも上流の位置に配置され、下流側排出ローラ85は、カッター位置Bよりも下流の位置に配置されている。
上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85は、正転することで、シートPを排出トレイ22に排出する。正転は、シートPを搬送方向に搬送する回転であり、装置本体2の左右方向を軸として反時計方向の回転に相当する。
また、上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85は、正転とは逆方向の回転である反転することで、シートPを再搬送経路202へ搬送する。反転は、シートPを搬送方向とは逆方向に搬送する回転であり、装置本体2の左右方向を軸として時計方向の回転に相当する。
再搬送経路202には、再搬送ローラ38,39が配置されている。再搬送ローラ38,39は、再搬送経路202に搬送されたシートPを、画像形成部4に向けて搬送する。再搬送ローラ38,39によって、一方の面に画像形成が行われたシートPを、再搬送経路202を経由して画像形成部4へ向けて再搬送することで、シートPの両面に画像形成を行うことが可能となっている。
画像形成部4は、シートPに画像を形成するものであり、装置本体2内に収容されている。画像形成部4は、ドラムカートリッジ5及びレーザユニット7を有している。ドラムカートリッジ5は、感光体ドラム51と、トナー収容部57と、供給ローラ56と、現像ローラ55と、帯電器52と、転写ローラ53と、ピンチローラ54とを有している。ドラムカートリッジ5は、フロントカバー21を開けることにより、装置本体2から取り外すことが可能となっている。ドラムカートリッジ5のピンチローラ54は、レジストレーションローラ35と対向している。ピンチローラ54は、レジストレーションローラ35の回転に従動して回転し、レジストレーションローラ35とともにシートPを搬送する。
感光体ドラム51は、メインモータ108(図3参照)から伝達される駆動力により、時計方向に回転することで、シートPを搬送方向に搬送する。感光体ドラム51では、シートPを搬送方向に搬送する回転である正転は、時計方向である。トナー収容部57には、トナーが収容されている。供給ローラ56は、トナー収容部57内のトナーを現像ローラ55に供給する。帯電器52は、スコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム51の表面を一様に帯電させる。なお、帯電器52は、帯電ローラであってもよい。
感光体ドラム51に対向する位置には、転写ローラ53が配置されている。転写ローラ53は、転写部材の一例であり、搬送経路201における感光体ドラム51との間に転写ニップTNを形成する。なお、転写ローラ53の代わりに、転写ベルトを用いてもよい。
装置本体2は、その内部における上部に、レーザユニット7を有している。レーザユニット7は、ポリゴンミラー131(図3参照)、レーザ発光部132(図3参照)、図示しないレンズ及び反射鏡等を有している。レーザユニット7は、レーザ発光部132から出射される画像データに基づくレーザ光(図1の二点鎖線参照)が、感光体ドラム51の表面で高速走査されることで、感光体ドラム51の表面を露光する。
感光体ドラム51の表面は、レーザユニット7により露光されることで、画像データに基づく静電潜像が形成される。現像ローラ55は、感光体ドラム51の表面に形成された静電潜像にトナーを供給することで、感光体ドラム51の表面にトナー像を形成する。
転写ローラ53には、図示しない電圧印加部により転写電圧が印加される。転写ローラ53は、感光体ドラム51との間でシートPを搬送することで、感光体ドラム51の表面に形成されたトナー像を、転写ニップTNを通過するシートPに転写する。このようにして、シートPへの画像形成が行われる。
搬送経路201において画像形成部4よりも下流側には、定着器6が配置されている。定着器6は、定着部の一例である。定着器6は、加熱ローラ61と、加圧ローラ62と、ヒータ63と、温度センサ64(図3参照)とを有している。加熱ローラ61は、加熱回転体の一例であり、シートPを加熱する。加圧ローラ62は、加圧回転体の一例であり、加熱ローラ61との間でニップNを形成し、シートPを加圧する。加圧ローラ62は、メインモータ108の駆動力により、反時計方向に回転する。加圧ローラ62では、シートPを搬送方向に搬送する回転である正転は、反時計方向である。
ヒータ63は、例えばハロゲンヒータであり、加熱ローラ61を加熱する。温度センサ64は、加熱ローラ61の近傍に設けられ、加熱ローラ61の温度を検出する。温度センサ64は、検出した温度に応じた信号を、CPU101へ出力する。
定着器6は、加熱ローラ61によりシートPを加熱して、加圧ローラ62を回転させることにより、加熱ローラ61及び加圧ローラ62によりシートPを加圧しながら搬送することで、画像形成部4によりシートPに形成された画像をシートPに定着させる。
なお、定着器6は、加熱ローラ61と、加圧ローラ62と、ヒータ63とを有する構成としたが、これに限定されない。例えば、定着器6は、ヒータと、ヒータからの輻射熱を受けるニップ板と、ニップ板の周りを回転する加熱ベルトと、加圧ローラとを有する構成であってもよい。
また、定着器6は、発熱パターンが形成された基板と、基板の周りを回転するベルトと、加圧ローラとを有し、基板及びベルトが接触する構成であってもよい。また、定着器6は、加熱ローラと、ヒータと、加圧ベルトとを有する構成であってもよい。
搬送経路201において定着器6及び合流位置Cよりも下流側にあるカッター位置Bには、カッター10が配置されている。
図2は、カッター10の概略構成を示している。図2に示すように、カッター10は、カッターフレーム11と、スライドレール12と、固定刃13と、シート通過部14と、移動刃15と、スライドホルダ16と、切断モータ106と、を有している。カッターフレーム11は、軸方向に延びている。スライドレール12は、カッターフレーム11に形成された軸方向に延びるレールである。固定刃13は、カッターフレーム11に固定された軸方向に延びる平板状の刃である。シート通過部14は、カッターフレーム11に形成されたシートPが通過する空間である。本実施形態では、シート通過部14は、スライドレール12と固定刃13との間に形成されている。移動刃15は、円板状の刃であり、スライドホルダ16に回転可能に固定されている。
スライドホルダ16は、スライドレール12と係合し、スライドレール12に沿って、スライド移動可能にカッターフレーム11に取り付けられている。切断モータ106を正転させると、スライドホルダ16が軸方向の一方側から他方側に向けてスライド移動し、切断モータ106を逆転させると、スライドホルダ16が軸方向の他方側から一方側に向けてスライド移動するようになっている。スライドホルダ16は、図2に実線で示す初期位置から破線で示す切断完了位置まで移動可能である。シートPがカッター位置Bにあるときに、スライドホルダ16がスライドレール12に沿って切断完了位置まで移動すると
、1枚のシートPが固定刃13と移動刃15と挟まれて2枚に切断される。スライドホルダ16は、次のシートPの切断を開始する前までの切断完了位置から初期位置に戻される。
なお、カッター10により、少なくともレターサイズのシートPを搬送方向におけるシート中央で切断可能である。すなわち、図1におけるニップNからカッター位置Bまでの搬送経路201の長さが、レターサイズのシートの搬送方向における寸法(279.4m
m)の半分(139.7mm)より大きい。シートPをカッター位置Bで切断する際に、
定着器6のニップNでシートPを挟んだ状態であると、加圧ローラ62の回転が停止した状態で、加熱ローラ61からシートPに熱が加えられるため、シートPの後端が定着器6のニップNを通過している必要がある。
次に、プリンタ1の電気的構成について、図3を参照して説明する。図3に示すように、プリンタ1は、ASIC105、ROM102と、RAM103と、NVRAM104と、レジ後センサSE2と、排出センサSE3と、通信インターフェース(I/F)130とを更に備えている。
ASIC105には、CPU101が搭載されている。CPU101は、制御部の一例であり、プリンタ1の各部に対する全般的な制御を行う。ASIC105は、ROM102、RAM103、NVRAM104、切断モータ106、電磁クラッチ107、メインモータ108、レジ前センサSE1、レジ後センサSE2、排出センサSE3、操作パネルPA、通信I/F130、ドラムカートリッジ5、定着器6、及びレーザユニット7と電気的に接続されている。
ROM102には、プリンタ1を制御するための各種制御プログラムや各種設定等が記憶されている。なお、図4を用いて後述する印刷・切断処理は、制御プログラムに含まれる。
RAM103は、各種制御プログラムが読み出される作業領域、及びジョブに含まれる画像データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。CPU101は、ROM102から読み出した制御プログラムや、各種センサから出力される信号に従って、その処理結果をRAM103またはNVRAM104に記憶させながら、プリンタ1の各部を制御する。
CPU101は、切断モータ106を駆動させて、スライドホルダ16を移動させることにより、移動刃15をシートPの幅方向に移動させて、シートPを切断する。
メインモータ108は、搬送部3、加圧ローラ62、及びドラムカートリッジ5に駆動力を伝達する。CPU101がメインモータ108を正転駆動させると、加圧ローラ62、感光体ドラム51、現像ローラ55、ピックアップローラ33、及びレジストレーションローラ35に第1駆動力が伝達される。そして、加圧ローラ62、感光体ドラム51、現像ローラ55、ピックアップローラ33、及びレジストレーションローラ35は、シートPを搬送方向に搬送する向きに回転する。
具体的には、加圧ローラ62は、反時計方向に回転する。感光体ドラム51は、時計方向に回転する。現像ローラ55は、反時計方向に回転する。ピックアップローラ33は、反時計方向に回転する。レジストレーションローラ35は、反時計方向に回転する。
一方、CPU101が、メインモータ108を逆転駆動させても、加圧ローラ62、ドラムカートリッジ5、ピックアップローラ33及びレジストレーションローラ35には、
第2駆動力が伝達されない構成となっている。
また、CPU101は、メインモータ108を正転駆動させることで、上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85に第1駆動力を伝達して、上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85を反時計方向に回転させる。一方、CPU101は、メインモータ108を逆転駆動させることで、上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85に第2駆動力を伝達し、上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85を時計方向に回転させる。
また、CPU101は、メインモータ108を正転駆動させることで、再搬送ローラ38及び再搬送ローラ39に第1駆動力を伝達し、時計方向に回転させる。一方、CPU101は、メインモータ108を逆転駆動させることで、再搬送ローラ38及び再搬送ローラ39に第2駆動力が伝達し、再搬送ローラ38及び再搬送ローラ39を時計方向に回転させる。
電磁クラッチ107は、CPU101により制御される。CPU101は、電磁クラッチ107をオンすることにより、メインモータ108の駆動力がピックアップローラ33に伝達される状態にする一方、電磁クラッチ107をオフすることにより、メインモータ108の駆動力がピックアップローラ33に伝達されない状態にする。
レジ前センサSE1は、搬送経路201においてレジストレーションローラ35よりも上流側に配置され、シートPが通過することを検知するセンサである。レジ前センサSE1としては、シートPが当接することで揺動するアクチュエータを有するセンサや、光センサ等を用いることができる。レジ前センサSE1は、シートPが通過している状態でオン信号を出力し、シートPが通過していない状態でオフ信号を出力する。レジ前センサSE1による検知信号は、CPU101へ出力される。
レジ後センサSE2は、搬送経路201において定着器6よりも上流側、具体的には、レジストレーションローラ35と転写ローラ53との間に配置され、シートPが通過することを検知するセンサである。レジ後センサSE2は、レジ前センサSE1と同様の構成である。レジ後センサSE2による検知信号は、CPU101へ出力される。
排出センサSE3は、搬送経路201において定着器6と搬送ローラ36との間に配置され、シートPが通過することを検知する。排出センサSE3は、レジ前センサSE1と同様の構成である。排出センサSE3による検知信号は、CPU101へ出力される。
操作パネルPAは、装置本体2の上面に配置されている。操作パネルPAは、例えば、タッチパッド及びディスプレイが一体として形成されたタッチパネルと、キーボタン部とを有している。操作パネルPAは、ユーザの操作を受け付け、受け付けた情報をCPU101へ出力する。ユーザは、例えば、操作パネルPAを操作することにより、シートPを切断するか否かを設定することが可能である。
通信I/F130は、LAN等のネットワークに接続され、プリンタ1用のドライバが組み込まれたPC等の外部装置との接続を可能にしている。CPU101は、通信I/F130を介して、印刷ジョブを受信可能である。印刷ジョブには、画像形成するための画像データ、画像形成に用いるシートPのサイズ及び種類等、シートPに画像を形成するために必要な各種情報や、シートPを切断するか否かの情報が含まれている。
以下、以上のように構成されたプリンタ1が実行する制御処理を、図4~図9を参照して詳細に説明する。
図4は、ASIC100、特にCPU101が実行する印刷・切断処理の手順を示している。この印刷・切断処理は、プリンタ1が印刷ジョブや印刷命令を受信可能なとき、例えば、プリンタ1の電源がオンされたときやプリンタ1がスタンバイ状態のときなどに起動される。以降、各処理の説明において、ステップを「S」と表記する。
図4において、まずCPU101は、上記通信I/F130を介して印刷ジョブを受信するまであるいは上記操作パネルPAを介して印刷命令を受け付けるまで待機し(S10及びS12のいずれも:NO)、印刷ジョブを受信するかあるいは印刷命令を受け付けると(S10及びS12のいずれか一方:YES)、CPU101は、処理をS14に進める。
S14では、CPU101は、印刷対象のシートPの切断が必要か否かを判断する。この判断は、本実施形態では、印刷ジョブあるいは印刷命令に含まれるシートPを切断するか否かの情報に基づいてなされる。この判断において、シートPの切断が必要である場合(S14:YES)、CPU101は、処理をS16に進める。一方、シートPの切断が必要でない場合(S14:NO)、CPU101は、通常印刷を行った(S32)後、印刷・切断処理を終了する。通常印刷は、本実施形態では、印刷ジョブあるいは印刷命令に基づいてシートPへ画像を印刷した後、シートPの切断を行わずに排出トレイ22へ排出することを意味する。
S16では、CPU101は、シートPの切断位置を決定する。本実施形態では、切断位置はシートPの搬送方向の中央とするので、シートPの搬送方向の寸法が決まれば、その中央位置である切断位置は一意的に決定できる。なお、S16で決定したシートPの切断位置は、後述するSX処理(S28)及びDX印刷(S30)の中で使用される。
次にCPU101は、設定温度を定着温度に設定する(S18)。定着温度は、定着器6がシートPに画像を定着する際の温度であり、は、例えば190℃である。そして、CPU101は、上記ヒータ63をオンする(S20)とともに、上記メインモータ108を正転駆動する(S22)。
次にCPU101は、上記温度センサ64による検出温度が給紙可能温度に到達するまで待機し(S24:NO)、給紙可能温度に到達すると(S24:YES)、CPU101は、処理をS26に進める。ここで、給紙可能温度とは、上記電磁クラッチ107をオンにする温度であり、例えば170℃である。ただし、給紙可能温度は、定着温度より低い温度である。このように、定着温度より低い給紙可能温度で電磁クラッチ107をオンにして、シートPを供給トレイ31から搬送経路201へ搬送するようにしたのは、給紙可能温度でピックアップされたシートPが定着器6に到達する時点では、ヒータ63の温度は定着温度に達していると予測されるからである。
S26では、CPU101は、SX印刷が指示されたか否かを判断する。SXは、Simplexの略語であり、SX印刷は、片面印刷を意味する。この判断において、SX印刷が指
示された場合(S26:YES)、CPU101は、SX処理を実行した(S28)後、印刷・切断処理を終了する。一方、この判断において、SX印刷が指示されなかった場合(S26:NO)、つまりDX印刷が指示された場合、CPU101は、DX処理を実行した(S30)後、印刷・切断処理を終了する。なお、DXは、Duplexの略語であり、DX印刷は、両面印刷を意味する。
図5は、S28のSX処理の詳細な手順を示している。図5において、まずCPU101は、ピックアップ命令を実行する(S40)。これにより、CPU101は、電磁クラ
ッチ107をオンにする。図8において、時刻t0は、メインモータ108がオンされた時刻を示し、時刻t1は、電磁クラッチ107がオンされた時刻を示している。
次にCPU101は、上記レジ後センサSE2がオフからオンに切り替わるまで待機する(S42:NO)。レジ後センサSE2は、上述のように、搬送経路201においてレジストレーションローラ35と転写ローラ53との間に配置され、シートPが通過している状態でオン信号を出力し、シートPが通過していない状態でオフ信号を出力する。したがって、S42では、CPU101は、レジ後センサSE2がシートPの前端を検出するまで待機する。そして、レジ後センサSE2がシートPの前端を検出すると(S42:YES)、CPU101は、シートPへの画像形成を開始させる(S44)。
次にCPU101は、上記排出センサSE3がオンからオフに切り替わるまで待機する(S46:NO)。排出センサSE3は、上述のように、搬送経路201において定着器6と搬送ローラ36との間に配置され、シートPが通過している状態でオン信号を出力し、シートPが通過していない状態でオフ信号を出力する。したがって、S46では、CPU101は、排出センサSE3がシートPの後端を検出するまで待機する。そして、排出センサSE3がシートPの後端を検出すると(S46:YES)、CPU101は、設定温度を待機温度に設定する(S48)。待機温度とは、上記定着器6に含まれる加熱ローラ61及び加圧ローラ62が回転していないときに、上記ニップNに熱が加わることにより、ニップNの局所的な温度上昇が起きないようにする温度であり、本実施形態では、例えば130℃であるが、これに限られる訳ではない。ただし、待機温度は、定着温度より低い温度である。図8において、時刻t3は、排出センサSE3がシートPの後端を検出して、CPU101が設定温度を待機温度に設定した時刻を示している。
次にCPU101は、シートPの切断位置が上記カッター10のカッター位置Bに到達するまで待機し(S50:NO)、シートPの切断位置がカッター位置Bに到達すると(S50:YES)、CPU101は、処理をS52に進める。ここで、シートPの切断位置は、上記S16(図4参照)で決定した位置である。図9において、位置Bがカッター位置Bであり、位置P1が排出センサSE3の設置位置である。そして、位置P1から位置Bまでの搬送経路201における長さD1は既知であり、排出センサSE3がシートPの前端を検出してからシートPの中央の位置P2がカッター位置Bに到達したときに、シートPが搬送される長さD3は、位置P1から位置Bまでの長さD1にシートPの前端から中央の位置P2までの長さD2を加算した長さである。排出センサSE3がシートPの前端を検出してから、シートPが長さD3を搬送されるのに要する時間TDは、搬送経路201におけるシートPの搬送速度が既知であるため容易に算出される。したがって、上記S50では、CPU101は、排出センサSE3がシートPの前端を検出してから時間TDだけ待機している。
上記S52では、CPU101は、メインモータ108を停止させ、続くS54では、CPU101は、切断モータ106を正転駆動させて、カッター10によりシートPを切断する。図8において、時刻t4は、メインモータ108が停止し、切断モータ106が駆動した時刻を示している。
カッター10がシートPを切断すると、下流側排出ローラ85のローラ対によって切断後の下流側のシートPがニップされ、上流側排出ローラ86のローラ対によって切断後の上流側のシートPがニップされる。CPU101は、メインモータ108を正転駆動させる(S56)と、上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85が回転を開始し、切断後の下流側のシートPが下流側排出ローラ85のローラ対によって排出トレイ22に排出される。そして、切断後の上流側のシートPが上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85によって、排出トレイ22に排出される。
次にCPU101は、メインモータ108を正転駆動させた(S56)後、実行中のジョブに次シートの印刷があるか否かを判断する(S58)。この判断において、次シートの印刷がある場合(S58:YES)、CPU101は、上記S18(図4参照)と同様にして設定温度を定着温度に設定する(S60)。そして、CPU101は、上記S24(図4参照)と同様にして温度センサ64による検出温度が給紙可能温度に到達するまで待機し(S62:NO)、給紙可能温度に到達すると(S62:YES)、CPU101は、処理を上記S40に戻して、S40以降の処理を続ける。図8において、時刻t5は、メインモータ108を正転駆動させるとともに、設定温度を定着温度に設定した時刻を示している。そして、時刻t6は、温度センサ64による検出温度が給紙可能温度に到達した時刻を示している。
一方、上記S58の判断において、次シートの印刷がない場合(S58:NO)、CPU101は、所定時間経過後メインモータ108を停止させた(S64)後、SX処理を終了する。なお、S64における「所定時間」は、装置本体2内を搬送中のシートPが排出トレイ22に排出されるまでの時間である。つまり、メインモータ108は、シートPが排出トレイ22に排出されてから停止させる必要があるからである。
図6は、上記S30(図4参照)のDX処理の詳細な手順を示している。DX処理は、SX処理中のS44の処理をDX印刷処理(S100)に変更して構成されている。したがって、DX印刷中、SX処理と同様の処理には同一符号を付して、その説明は適宜省略する。
図7は、S100(図6参照)のDX印刷処理の詳細な手順を示している。図7において、まずCPU101は、シートPの裏面の画像形成を開始させる(S102)。そして、CPU101は、シートP(の後端)が反転切替位置Rに到達するまで待機し(S104:NO)、シートP(の後端)が反転切替位置Rに到達すると(S104:YES)、CPU101は、処理をS106に進める。反転切替位置Rは、図1に示すように、搬送経路201において合流位置Cより下流に位置している。シートPが反転切替位置Rに到達したか否かの判断は、例えば、排出センサSE3がシートPの後端を検出してから所定時間経過したか否かを判断することにより行えばよい。
上記S106では、CPU101は、メインモータ108を停止させ、続くS108では、CPU101は、メインモータ108を逆転駆動させる。そして、CPU101は、シートP(の前端)が正転切替位置SWに到達するまで待機し(S110:NO)、シートP(の前端)が正転切替位置SWに到達すると(S110:YES)、CPU101は、処理をS112に進める。正転切替位置SWは、図1に示すように、再搬送経路202において再搬送ローラ39より下流に位置している。シートP(の前端)が正転切替位置SWに到達したか否かの判断は、例えば、メインモータ108を逆転駆動して(S108)から所定時間経過したか否かを判断することにより行えばよい。
上記S112では、CPU101は、メインモータ108を停止させ、続くS114では、CPU101は、メインモータ108を正転駆動させる。そして、CPU101は、上記S42(図5参照)と同様にして、レジ後センサSE2がオフからオンに切り替わるまで待機し(S116:NO)、レジ後センサSE2がオフからオンに切り替わると(S116:YES)、CPU101は、シートPの表面の画像形成を開始させた(S118)後、DX印刷処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のプリンタ1は、シートPに画像を形成する画像形成部4と、加熱ローラ61と、加熱ローラ61を加熱するヒータ63と、加熱ローラ61と
の間でニップNを形成する加圧ローラ62と、加熱ローラ61の温度を検出するための温度センサ64と、を有し、画像をシートPに定着させる定着器6と、搬送経路201を有する装置本体2と、搬送経路201に沿った搬送方向にシートPを搬送する搬送部3であって、定着器6よりも下流側に位置し、シートPを装置本体2の外部に排出する排出ローラと、定着器6のいずれかの回転体と上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85とに対して、それぞれ駆動力を伝達するメインモータ108と、を有する搬送部3と、搬送方向における定着器6の下流であるカッター位置Bに位置し、搬送方向と交差する切断方向にシートPを切断可能なカッター10と、CPU101と、を備えている。
そして、CPU101は、加熱ローラ61の温度が定着温度となるためのヒータ63の制御を開始し(S18,S20)、メインモータ108を制御して定着器6のいずれかの回転体と上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85とを回転させ(S22)、搬送経路201に沿ってシートPの搬送を開始させる搬送処理(S40)と、シートPの後端がニップNを通過後(S46)、温度センサ64が検出する加熱ローラ61の温度が定着温度より低い待機温度になるためのヒータ63に対する温度制御処理(S48)と、シートPの切断位置がカッター位置Bに到達するようにメインモータ108を停止させる停止処理(S50,S52)と、停止処理の後、カッター10を用いてシートPを切断方向に切断する切断処理(S54)と、を実行する。
このように本実施形態のプリンタ1は、加熱ローラ61と加圧ローラ62とのニップNをシートPの後端が通過後、ヒータ63を制御して定着温度より低い待機温度になるように制御を実行する。そして、プリンタ1は、シートPの切断位置がカッター位置Bに到達した段階で、メインモータ108を停止させると、加圧ローラ62及び上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85の回転も停止するので、加圧ローラ62が停止した状態で、カッター10によりシートPを切断する。プリンタ1では、シートPを切断する際において、加熱ローラ61の温度が待機温度まで下がっている状態となるため、加圧ローラ62の回転が停止した状態であっても、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間のニップN部分に熱が加わるのを抑制することができ、ニップN部分の局所的な温度上昇を防ぐことができる。
ちなみに、本実施形態において、プリンタ1は、「画像形成装置」の一例である。加熱ローラ61は、「加熱回転体」一例である。加圧ローラ62は、「加圧回転体」の一例である。ニップNは、「ニップ部」の一例である。定着器6は、「定着部」の一例である。定着器6は、加熱ローラ61と、加圧ローラ62と、ヒータ63とを有する構成としたが、これに限定されない。例えば、定着器6は、ヒータと、ヒータからの輻射熱を受けるニップ板と、ニップ板の周りを回転する加熱ベルトと、加圧ローラとを有する構成であってもよい。
また、定着器6は、発熱パターンが形成された基板と、基板の周りを回転するベルトと、加圧ローラとを有し、基板及びベルトが接触する構成であってもよい。また、定着器6は、加熱ローラと、ヒータと、加圧ベルトとを有する構成であってもよい。
上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85は、「排出ローラ」の一例である。下流側排出ローラ85だけであってもよい。
CPU101は、「制御部」の一例である。上述の実施例では、1つのCPU101を用いているが、これに限らず、複数のCPUからなるものを用いてもよいし、複数のコアからなるCPUを含むものでもよい。
また、装置本体2はさらに、定着器6を通過したシートPを再び、画像形成部4に向け
て案内する再搬送経路202を有し、CPU101は、搬送処理において、搬送部3を制御して、再搬送経路202を経由して、画像形成部4を用いてシートPの両面に対して画像が形成されるようにシートPを搬送し(S104~S108)、温度制御処理において、シートPの両面に対して画像が形成されたシートPの後端がニップNを通過後(S46)、加熱ローラ61の温度が待機温度になるための温度制御をヒータ63に対して実行する(S48)。
これにより、両面印刷後のシートPを切断する場合は、シートPの両面に対して画像が形成された後のシートPの後端がニップNを通過後、ヒータ63の温度を制御して加熱ローラ61の温度を定着温度より低い待機温度にするので、メインモータの駆動を停止に伴う加圧ローラ62の回転が停止した状態で両面印刷後のシートPを切断する場合でも、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間のニップN部分に熱が加わるのを抑制することができ、ニップN部分の局所的な温度上昇を防ぐことができる。
また、装置本体2はさらに、シートPが載置される供給トレイ31を有し、搬送部3は、供給トレイ31からシートPをピックアップするピックアップローラ33と、メインモータ108からの駆動力をピックアップローラ33へ伝達する伝達状態及び伝達しない非伝達状態のうちのいずれかに切換可能である電磁クラッチ107とを有し、ピックアップローラ33は、メインモータ108からの駆動力が伝達された伝達状態で供給トレイ31に載置されたシートPをピックアップして、搬送経路201に沿って画像形成部4に向けて搬送を開始させ、CPU101は、切断処理の後、画像形成部4による次のシートの印刷が必要である場合、メインモータ108の駆動を再開し、加熱ローラ61の温度が待機温度より高い給紙可能温度に到達した段階で(S62)、電磁クラッチ107を用いてメインモータ108からの駆動力を伝達する(S40)。ちなみに、給紙可能温度は、「所定温度」の一例である。
これにより、メインモータ108の駆動が再開されることで、切断されたシートPが上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85の回転によって排出されるとともに、加熱ローラ61の温度が待機温度より高い給紙可能温度に到達した段階で、ピックアップローラ33が次のシートPの搬送を開始することができる。
また、画像形成部4は、感光体ドラム51と、感光体ドラム51にトナーを供給する現像ローラ55と、搬送経路201における感光体ドラム51との間に転写ニップTNを形成する転写ローラ53であって、感光体ドラム51に形成されたトナー像を、転写ニップTNを通過するシートに転写する転写ローラ53と、を有し、感光体ドラム51と現像ローラ55とは、メインモータ108からの駆動力によって回転する。ちなみに、転写ローラ53は、「転写部材」の一例である。上述の実施例では、転写ローラ53を用いているが、転写ベルトであってもよい。
これにより、感光体ドラム51は、メインモータ108からの駆動力によって、転写ローラ53が従動回転しつつ、シートPを搬送方向に搬送するように回転し、現像ローラ55は、メインモータ108からの駆動力によって感光体ドラム51にトナーを供給することができる。
また、上流側排出ローラ86及び下流側排出ローラ85は、駆動ローラと従動ローラとからなるローラ対であって、ローラ対がカッター位置Bを挟んで上流位置と下流位置とにそれぞれ位置し、駆動ローラは、メインモータ108からの駆動力が伝達されて回転する。
これにより、カッター位置Bを挟んで上流位置と下流位置とにそれぞれ位置する上流側
排出ローラ86と下流側排出ローラ85とによりシートPを挟んだ状態で、そのシートPをカッター10で切断することができる。
(第2実施形態)
次に、本願の第2実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態で説明したSX処理(図5参照)の一部を変更して構成しているので、変更する部分を中心に説明し、それ以外の部分の説明は適宜省略する。また、本実施形態のハードウェアは、上記図1~図3に記載のハードウェアをそのまま用いるものとする。
図10は、本実施形態のプリンタ1のASIC100、特にCPU101が実行するSX処理の手順を示している。図10のSX処理は、図5のSX処理にS70の処理を追加した点のみが異なっている。したがって、図10中、図5と同様の処理には同一符号を付して、その説明は適宜省略する。
CPU101は、実行中のジョブに次シートの印刷がある場合(S58:YES)、設定温度を定着温度に設定し(S60)、温度センサ64による検出温度が給紙可能温度に到達するまで待機する(S62:NO)。そして、給紙可能温度に到達すると(S62:YES)、CPU101はさらに、所定時間経過するまで待機し(S70:NO)、所定時間経過すると(S70:YES)、CPU101は、処理をS40に戻している。
このように、温度センサ64が給紙可能温度を検出してからも(S62:YES)、所定時間が経過するまで待機するのは、温度センサ64の検出温度と加熱ローラ61の実温度との間にずれが生じていることがあるので、そのずれを無くすためである。これにより、加熱ローラ61の実温度が制御目標温度からオーバーシュートしたり、アンダーシュートしたりすることを無くすことができる。
(第3実施形態)
次に、本願の第3実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態で説明したSX処理(図5参照)の一部を変更して構成しているので、変更する部分を中心に説明し、それ以外の部分の説明は適宜省略する。また、本実施形態のハードウェアは、上記図1~図3に記載のハードウェアをそのまま用いるものとする。
図11は、本実施形態のプリンタ1のASIC100、特にCPU101が実行するSX処理の手順を示している。図11のSX処理は、図5のSX処理にS80の処理を追加した点のみが異なっている。したがって、図11中、図5と同様の処理には同一符号を付して、その説明は適宜省略する。
CPU101は、実行中のジョブに次シートの印刷がある場合(S58:YES)、温度センサ64による検出温度が150℃以下になるまで待機し(S80:NO)、温度センサ64による検出温度が150℃以下になると(S80:YES)、CPU101は、設定温度を定着温度に設定する(S60)。
このように、CPU101は、温度センサ64による検出温度が150℃以下になるまで待ってから(S80:YES)、設定温度を定着温度に設定するようにしたのは、加熱ローラ61の実温度が十分下がっていない状態で、設定温度を定着温度に設定すると、加熱ローラ61の実温度が定着温度を超えてしまう虞、つまりオーバーシュートが発生する虞が生ずるからである。
さらに、図11のS62の待機処理の後に、図10のS70の待機処理を追加するようにしてもよい。これにより、オーバーシュートが発生する虞をさらに抑制することができ
る。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
(1)上記各実施形態では、画像形成装置の一例として、モノクロレーザプリンタ1を挙げて説明したが、これに限らず、カラーレーザプリンタであってもよい。
(2)上記各実施形態では、シートPを2等分に切断する場合について説明したが、これに限らず、シートPを、例えば3等分に切断してもよい。
(3)上記各実施形態では、印刷ジョブをプリンタ1の外部から受信する場合、通信I/F130を介して受信することとしたが、これに限らず、例えば、USBインターフェースを介して印刷ジョブを受信するようにしてもよい。
1…プリンタ、3…搬送部、4…画像形成部、5…ドラムカートリッジ、6…定着器、7…レーザユニット、10…カッター、22…排出トレイ、31…供給トレイ、33…ピックアップローラ、35…レジストレーションローラ、36…搬送ローラ、38,39…再搬送ローラ、51…感光体ドラム、53…転写ローラ、55…現像ローラ、61…加熱ローラ、62…加圧ローラ、63…ヒータ、64…温度センサ、85…下流側排出ローラ、86…上流側排出ローラ、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…NVRAM、105…ASIC、106…切断モータ、107…電磁クラッチ、108…メインモータ、130…通信I/F、201…搬送経路、202…再搬送経路、B…カッター位置、C…合流位置、N…ニップ、P…シート、PA…操作パネル、R…反転切替位置、SE1…レジ前センサ、SE2…レジ後センサ、SE3…排出センサ、SW…正転切替位置、TN…転写ニップ。

Claims (10)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    加熱回転体と、前記加熱回転体を加熱するヒータと、前記加熱回転体との間でニップ部を形成する加圧回転体と、前記加熱回転体の温度を検出するための温度センサと、を有し、前記画像を前記シートに定着させる定着部と、
    搬送経路を有する装置本体と、
    前記搬送経路に沿った搬送方向に前記シートを搬送する搬送部であって、前記定着部よりも下流側に位置し、前記シートを前記装置本体の外部に排出する排出ローラと、前記定着部のいずれかの回転体と前記排出ローラとに対して、それぞれ駆動力を伝達するメインモータと、を有する搬送部と、
    前記搬送方向における前記定着部の下流であるカッター位置に位置し、前記搬送方向と交差する切断方向に前記シートを切断可能なカッターと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記加熱回転体の温度が定着温度となるための前記ヒータの制御を開始し、前記メインモータを制御して前記定着部のいずれかの回転体と前記排出ローラとを回転させ、前記搬送経路に沿って前記シートの搬送を開始させる搬送処理と、
    前記シートの後端が前記ニップ部を通過後、前記温度センサが検出する前記加熱回転体の温度が前記定着温度より低い待機温度になるための前記ヒータに対する温度制御処理と、
    前記シートの切断位置が前記カッター位置に到達するように前記メインモータを停止させる停止処理と、
    前記停止処理の後、前記カッターを用いて前記シートを前記切断方向に切断する切断処理と、
    を実行する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記装置本体はさらに、
    前記定着部を通過した前記シートを再び、前記画像形成部に向けて案内する再搬送経路を有し、
    前記制御部は、
    前記搬送処理において、前記搬送部を制御して、前記再搬送経路を経由して、前記画像形成部を用いて前記シートの両面に対して画像が形成されるように前記シートを搬送し、
    前記温度制御処理において、前記シートの両面に対して画像が形成された前記シートの後端が前記ニップ部を通過後、前記加熱回転体の温度が前記待機温度になるための温度制御を前記ヒータに対して実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体はさらに、
    前記シートが載置される供給トレイを有し、
    前記搬送部は、
    前記供給トレイから前記シートをピックアップするピックアップローラと、前記メインモータからの駆動力を前記ピックアップローラへ伝達する伝達状態及び伝達しない非伝達状態のうちのいずれかに切換可能である電磁クラッチとを有し、
    前記ピックアップローラは、前記メインモータからの駆動力が伝達された前記伝達状態で前記供給トレイに載置された前記シートをピックアップして、前記搬送経路に沿って前記画像形成部に向けて搬送を開始させ、
    前記制御部は、
    前記切断処理の後、前記画像形成部による次のシートの印刷が必要である場合、前記メインモータの駆動を再開し、前記加熱回転体の温度が前記待機温度より高い所定温度に到達した段階で、前記電磁クラッチを用いて前記メインモータからの駆動力を伝達する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定温度は、前記定着温度より低い給紙可能温度である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記所定温度に到達した後、所定時間待機してから、前記電磁クラッチを用いて前記メインモータからの駆動力を伝達する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記所定温度は、前記定着温度より低い給紙可能温度である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記切断処理の後、前記画像形成部による次のシートの印刷が必要である場合、前記メインモータの駆動を再開し、前記加熱回転体の温度が前記所定温度以下になった段階で、前記加熱回転体の温度が前記定着温度になるように前記ヒータに対する温度制御を行い、前記電磁クラッチを用いて前記メインモータからの駆動力を伝達する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    前記切断処理の後、前記画像形成部による次のシートの印刷が必要である場合、前記メインモータの駆動を再開し、前記加熱回転体の温度が前記所定温度以下になった段階で、前記加熱回転体の温度が前記定着温度になるように前記ヒータに対する温度制御を行い、
    前記加熱回転体の温度が前記待機温度より高い温度であって、かつ、前記定着温度より低い給紙可能温度に到達後、所定時間待機してから、前記電磁クラッチを用いて前記メインモータからの駆動力を伝達する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成部は、
    感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラと、
    前記搬送経路における前記感光体ドラムとの間に転写ニップを形成する転写部材であって、前記感光体ドラムに形成されたトナー像を、前記転写ニップを通過するシートに転写する転写部材と、
    を有し、
    前記感光体ドラムと前記現像ローラとは、前記メインモータからの駆動力によって回転する、
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記排出ローラは、駆動ローラと従動ローラとからなるローラ対であって、前記ローラ対が前記カッター位置を挟んで上流位置と下流位置とにそれぞれ位置し、
    前記駆動ローラは、前記メインモータからの駆動力が伝達されて回転する、
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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