JP2009139473A - 画像形成装置 - Google Patents

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武志 前後
Hiroaki Sato
博昭 佐藤
Susumu Kobayashi
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Toru Nishida
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Abstract

【課題】無端ベルトの変形、特に伸長を抑制しつつ、無端ベルトの回転速度の変動を抑制又は防止する。
【解決手段】転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向している間は、中間転写ベルト104を回転させる駆動力が低下するので、ドライブロール120と中間転写ベルト104とがスリップしやすくなり、中間転写ベルト104の回転速度の変動が発生する。しかし、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向している間は、中間転写ベルト104に付与する張力を上げているので、ドライブロール120と中間転写ベルト104との摩擦力が上がりスリップが抑止又は防止される。つまり、中間転写ベルト104の回転速度の変動が抑制又は防止される。
【選択図】図1

Description

画像形成装置に関する。
複数の張架ロールで張架された無端ベルトの外周面に形成されたトナー像を記録用紙に転写する構成の画像形成装置において、経時変化に伴う無端ベルトの変形(伸長)による無端ベルトと駆動ロールとのスリップを、張力付与手段によって無端ベルトに付与される張力の強さを経時的に増加させるように制御することで抑制し、無端ベルトの回転速度の変動を抑制させた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、シート(枚葉紙)を円柱形の圧胴の外周面に沿って搬送しながら、ブランケット胴からインキがシートに転移されて印刷が施される枚葉印刷機において、圧胴に形成された凹溝にシートの前端を咥えて(挟持して)搬送する紙咥え装置を備える枚葉印刷機が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2000−105507号公報 特開平10−264470号公報
無端ベルトの変形、特に伸長を抑制しつつ、無端ベルトの回転速度の変動を抑制又は防止することが望まれている。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、無端ベルトの変形、特に伸長を抑制しつつ、無端ベルトの回転速度の変動を抑制又は防止することが目的である。
請求項1の画像形成装置は、複数の張架ロールによって張架され、像形成手段によって外周面に像が形成される無端ベルトと、前記無端ベルトの内周面に接するバックアップロールと前記外周面に接し回転駆動される前記転写ロールとで前記無端ベルトを挟み前記無端ベルトを回転させると共に、前記無端ベルトの前記外周面と前記転写ロールとに挟まれて搬送される記録媒体に前記外周面に形成された像を転写する第一駆動部と、前記第一駆動部の前記転写ロールの外周面に形成され回転軸方向を溝方向とする凹溝と、前記転写ロールの前記凹溝に設けられ前記記録媒体の先端部を挟み前記転写ロールに前記記録媒体を捲きつけて搬送する挟持機構と、前記第一駆動部と共に前記無端ベルトを回転させる第二駆動部と、前記無端ベルトに張力を付与すると共に、張力が調整可能とされた張力付与手段と、を有し、前記転写ロールの前記凹溝が前記バックアップロールに対向する間は、前記張力付与手段によって前記無端ベルトに付与される張力が高くなることを特徴としている。
請求項2の画像形成装置は、複数の張架ロールによって張架され、像形成手段によって外周面に像が形成される無端ベルトと、前記無端ベルトの内周面に接するバックアップロールと前記外周面に接し回転駆動される前記転写ロールとで前記無端ベルトを挟み前記無端ベルトを回転させると共に、前記無端ベルトの前記外周面と前記転写ロールとに挟まれて搬送される記録媒体に前記外周面に形成された像を転写する第一駆動部と、前記第一駆動部と共に前記無端ベルトを回転させる第二駆動部と、前記無端ベルトに張力を付与すると共に、張力が調整可能とされた張力付与手段と、を有し、前記転写ロールは前記無端ベルトから離接可能とされ、前記転写ロールが前記無端ベルトから離接されている間は、前記張力付与手段により前記無端ベルトに付与される張力が高くなることを特徴としている。
請求項3の画像形成装置は、前記第一駆動部の前記転写ロールの外周面に形成され回転軸方向を溝方向とする凹溝と、前記転写ロールの前記凹溝に設けられ、前記記録媒体の先端部を挟み前記転写ロールに前記記録媒体を捲きつけて搬送する挟持機構と、を有し、前記転写ロールが前記無端ベルトの前記外周面に接していても、前記転写ロールの前記凹溝が前記バックアップロールに対向する間は、前記張力付与手段によって前記無端ベルトに付与される張力が高くなることを特徴としている。
請求項4の画像形成装置は、前記張力付与手段は、前記中間転写ベルトの内周面を外側方向に押圧することで張力を付与するテンションロールを有すると共に、前記テンションロールの押圧力が調整されることで、前記中間転写ベルトに付与する張力が調整されることを特徴としている。
請求項5の画像形成装置は、前記張力付与手段の前記テンションロールが、前記無端ベルトを張架する複数の前記張架ロールのいずれか一つを兼ねることを特徴としている。
請求項6の画像形成装置は、前記第二駆動部は、前記前記無端ベルトを張架すると共に回転駆動させるドライブロールを有し、前記張力付与手段の前記テンションロールが、前記駆動ロールを兼ねることを特徴としている。
以上説明したように請求項1に記載の画像形成装置によれば、転写ロールの凹溝がバックアップロールに対向し無端ベルトを回転させる駆動力が低下しても、無端ベルトの変形、特に伸長を抑制しつつ、無端ベルトの回転速度の変動を抑制又は防止することができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の画像形成装置によれば、転写ロールが無端ベルトから離接し無端ベルトを回転させる駆動力が低下しても、無端ベルトの変形、特に伸長を抑制しつつ、無端ベルトの回転速度の変動を抑制又は防止することができる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、転写ロールの凹溝がバックアップロールに対向し無端ベルトを回転させる駆動力が低下しても、無端ベルトの回転速度の変動を抑制又は防止することができる、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の画像形成装置によれば、簡単な機構で無端ベルトに付与する張力を調整することができる、という優れた効果を有する。
請求項5に記載の画像形成装置によれば、部品点数を削減することができる、という優れた効果を有する。
請求項6に記載の画像形成装置によれば、部品点数を削減することができる、という優れた効果を有する。
[第一実施形態]
まず、図1〜図7を参照し、本発明の第一実施形態の画像形成装置について説明する。なお、各図における矢印は各部材の回転方向や移動方向を示している。
図1には、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置100が示されている。画像形成装置100は、像形成部102と複数のロールにより張架された無端状の中間転写ベルト104と、を備えている。画像形成装置100は、所謂転写方式を用いたカラープリンタであり、像形成部102が一旦中間転写ベルト104の外周面104Aに形成したカラー像(本実施形態では後述するようにカラーインク像)を駆動部130(詳細は後述する)で記録用紙Pに転写し、記録用紙Pにカラー画像を形成する。なお、中間転写ベルト104の外周面104Aに形成されるカラー像は、記録用紙Pに転写した際に正しい像となるように鏡像が形成される。
本実施形態では、像形成部102はインクジェット記録方式によって中間転写ベルト104の外周面104Aにカラーインク像を形成する。像形成部102は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(S)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド110Y、110M,110C,110Kを備え、各インクジェット記録ヘッド110Y,110M,110C,110Kのノズル(図示略)から中間転写ベルト104の外周面104Aに向けて各色インク滴を吐出させてカラーインク像を形成する。
インクジェット記録ヘッド110Y、110M、110C、110Kは、本実施形態では、有効像形成領域(インク吐出領域)が中間転写ベルト104のベルト幅(周方向と直交する方向の長さ)よりも若干短い長尺状とされている(像形成部102の有効像形成領域は記録用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上の長尺状とされている)。
なお、図示は省略しているが、像形成部102には、インクジェット記録ヘッド110Y、110M、110C、110Kに対して所定のメンテナンス動作(例えば、バキューム、ダミージェット、ワイピング、キャッピング等)を行うメンテナンス装置が備えられている。
中間転写ベルト104は、撥インク性の高い樹脂やゴム等からなるフィルム状のベルトとされている。具体的には、PET、ポリイミド、ポリアミドイミドなどのベルト基材の表面にシリコーン樹脂やフッ素樹脂などがコートされている。なお、中間転写ベルト104の進行(回転)方向を周方向(矢印S)、周方向と直交する方向を幅方向とする。また、各ロールの回転軸方向と幅方向とは一致する。
中間転写ベルト104は略水平に配設されたドライブロール120と従動ロール122により張架された平坦部分104Hを有し、この中間転写ベルト104の平坦部分104Hの内周面104Bに沿って平板状のプラテン106が設けられている。なお、プラテン106の上面は中間転写ベルト104の内周面104Bと接している。そして、この平坦部104Hに像形成部102のインクジェット記録ヘッド110Y、110M、110C、110Kのノズル面(図示略)が対向するように配置されている。
中間転写ベルト104を張架する複数のロールの中で最下部に配設されたバックアップロール132は、中間転写ベルト104を挟んで対向する位置に配設されている転写ロール134とで、駆動部130を構成している。駆動部130の記録用紙Pの搬送方向上流側には、レジストロール対105が配設され、駆動部130の記録用紙Pの搬送方向下流側には、定着器(図示略)が配設されている。駆動部130の転写ロール134及びバックアップロール132は、本実施形態においては、Al、SUS、Fe等の一般的な金属製のドラムが使用されている。なお、金属製のドラムの表面にシリコーンゴム等の弾性材料層を設けてもよい。
駆動部130の転写ロール134の外周面134Aには、回転軸方向を溝方向とする凹溝136が形成され、この凹溝136には記録用紙Pの先端部PAを挟む挟持機構140が設けられている。なお、図1及び後述する図3、図4は側面視した図であるので、転写ロール134の凹溝136や挟持機構140は、厳密には隠れ線(点線)で図示すべきであるが、判りやすくするため(見やすくするため)実線で図示している。
図2と図3とに示すように、挟持機構140は、転写ロール134の凹溝136内の全幅に亘って設けられ、溝方向を軸方向とする爪軸142を有している。この爪軸142には、複数のグリッパ(爪)144が回転可能に取り付けられている。なお、グリッパ144は爪軸142の軸方向に並んで配置されている。また、各グリッパ144と対をなすように、凹溝136の回転方向上流側の側壁137に、複数の台座部(爪座部)146が設けられている。なお、図3示すように、挟持機構140は、凹溝136内に収まっており、グリッパ144及び台座部146は、転写ロール134の外周面134Aから突出していない。
そして、図4の(A)〜(D)へと順番に示すように、レジストロール対105(図1参照)によって搬送されてきた記録用紙Pの先端部PAを、グリッパ144と台座部146とで挟み、転写ロール134の外周面134Aに捲きつけて搬送する(図1も参照)。
図1に示すように、転写ロール134の外周面134Aに捲きつけられて搬送される記録用紙Pは、転写ロール134とバックアップロール132とのニップ部(記録用紙Pにカラーインク像が転写される転写領域)において、記録用紙Pと中間転写ベルト104とが加圧され、中間転写ベルト104上のカラーインク画像が、記録用紙Pに転写される。なお、転写ロール134内に熱源(例えば、ハロゲンランプ)が備えられ、加熱よってもカラーインク画像が記録用紙Pに転写されるようにしてもよい。そして、カラーインク画像が転写された記録用紙Pは、定着器(図示略)に搬送されて定着されたのち、装置外へ排出される。
図3に示すように、転写ロール134の軸方向外側の端面134Cにおける凹溝136の回転方向上流側には、マーク150が設けられている。また、転写ロール134の端面134Cの軸方向外側には、転写ロール134とバックアップロール132のニップ部の回転方向上流側に第一センサー152(図3も参照)が、下流側に第二センサー154が、それぞれ設置されている。そして、転写ロール134の回転に伴い、前述したマーク150を検知することで、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向する(凹溝136がバックアップロール132とのニップ部を通過する)直前と直後とを検知し、制御部18に検知信号を送る。なお、第一センサー152、第二センサー154は一般に市販されている反射型の受光センサー等を用いることができる。
図1に示すように、中間転写ベルト104の回転駆動は、駆動部130(の転写ロール134とバックアップロール132とのニップ部)で行なわれる。更に、駆動部130と共にドライブロール120(図2も参照)によっても駆動される。よって、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104に対向しても(バックアップロール132とのニップ部に移動しても)、ドライブロール120によって中間転写ベルト104は駆動される。
図2に示すように、転写ロール134、バックアップロール132、ドライブロール120には、モータ160からギア等を介して駆動力が同期伝達されている。バックアップロール132とドライブロール120にはワンウェイベアリングが取り付けられており、中間転写ベルト104の回転速度は転写ロール134によって支配されている。なお、転写ロール134、バックアップロール132、ドライブロール120が同期して回転される構成であれば、どのような駆動手段であってもよい。例えば、個々にサーボモータを持ち同速度で回転される構成であってもよい。また、転写ロール134とドライブロール120には、駆動力が伝達される必要があるが、バックアップロール132は従動回転する構成であってもよい。
図1に示すように、転写ベルト104の駆動部130の回転方向下流側には、記録用紙Pに転写されずに中間転写ベルト104に残留したインクやゴミ(例えば、紙粉)を除去するクリーニング機構170が設けられている。クリーニング機構170は、中間転写ベルト104と張架する対向ロール126と対向ロール126の中間転写ベルト104を挟んで対向するブレード172とを有している(対向ロール126とブレード172とで中間転写ベルト104を挟んでいる)。そして、残留したインクやゴミ(例えば、紙粉)をブレード172が掻き取って除去する。ブレード172によって掻き取られたインクやゴミ等は回収ボックス(図示略)に回収される。
中間転写ベルト104のクリーニング機構170の回転方向下流側には、中間転写ベルト104の内周面に接するテンションロール182を備える張力付与機構180が設けられている。張力付与機構180の回転方向下流側には、中間転写ベルト104の外周面104に接する従動ロール124が設けられている。そして、中間転写ベルト104の対向ロール126と従動ロール124との間を、張力付与機構180のテンションロール182が外側に向かって押すことで、中間転写ベルト104全体に所定の張力が付与される。
図5に示すように、張力付与機構180は、前述したように中間転写ベルト104を外側に押すテンションロール182を有している。なお、テンションロール182は、本実施形態においては、AlやSUS等の一般金属製のローラとされ、表面にはウレタン、発泡ウレタン、シリコーンゴム等などでコートされている。
テンションロール182の両端はベアリング184、185によって支持され、このベアリング184、185は図示しない筐体フレーム等にスライド可能に取り付けられた第一アーム186、187に取り付けられている。第一アーム186、187の端部には円盤部188、189が設けられている。第一アーム186、187の延長線上には、図示しない筐体フレーム等にスライド可能に取り付けられた第二アーム190、191が設けられている。第二アーム190、191の端部には円盤部192、193が設けられている。第二アーム190、191の端部の円盤部192、193には、カム196、197に接している。そして、第一アーム186、187の円盤部188、189と第二アーム190、192の円盤部192、193との間に圧縮コイルバネ194、195が取り付けられている。よって、テンションロール182は、圧縮コイルバネ194、195の押圧力によって中間転写ベルト104を押し、中間転写ベルト104に所定の張力が付与される(図6も参照)。カム196、197はシャフト198に取り付けられており、このシャフト198は、制御部108によって回転量(回転角度)が制御されるテンションモータ199で回転される。
そして、テンションモータ199によって、図6に示すように、カム196、197が回転し、第二アーム190、191の円盤部192、193が、第一位置(図6(A))と第二位置(図6(B))とに移動する。これにより、第二アーム190、191の円盤部192、193と第一アーム186、187の円盤部188、189との距離が変化し、圧縮コイルバネ194、195の全長が調整される。つまり、圧縮コイルバネ194、195の押圧力が調整され、その結果、テンションロール182によって中間転写ベルト104に付与される張力が調整される(図5参照)。なお、制御部108は、テンションモータ199の回転量(回転角度)を制御することでカム196、197の回転角度を制御し、第二アーム190、191の円盤部192、193の位置が第一位置(図6(A))と第二位置(図6(B))との位置になるように制御する。なお、厳密には、第一アーム186、187も軸方向に移動するが、非常に僅かであるので図示していない。
つぎに制御部108による張力付与機構180(テンションロール182)による中間転写ベルト104に付与する張力の制御(以降、張力制御と記す)について説明する。
張力制御は駆動部130に設けた2個の第一センサー152、第二センサー154からの検知信号に同期して行なわれる。具体的には、通常は、第二アーム190、191の円盤部192、193は、第一位置(図6(A))に位置する。しかし、図7のタイミングチャートに示すように、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向する(バックアップロール132とのニップ部を通過する)直前となり、第一センサー152がマーク150を検知すると、制御部108は、テンションモータ199を制御し、カム196、197を所定角度回転させて第二アーム190、191の円盤部192、193を第二位置(図6(B))に移動させて圧縮コイルバネ194、195を圧縮し、中間転写ベルト104に付与される張力を上げる。
そして、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向した状態から外れた(バックアップロール132とのニップ部を通過した)直後となり、第二センサー154がマーク150を検知すると、制御部108はカム196、197を所定角度回転させて第二アーム190、191の円盤部192、193を第一位置(図6(A))に移動させて(元の第一位置に戻して)、中間転写ベルト104に付与される張力を下げる(上げていた張力を元に戻す)。
なお、上記張力制御では、第二センサー154がマーク150を検知することで、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向した状態から外れた直後と判断(検知)したが、これに限定されない。第二センサー154を設けずに、第一センサー152がマーク150を検知した後、所定時間経過すると、中間転写ベルト104に付与される張力を下げる(上げていた張力を元に戻す)制御としてもよい。
つぎに本実施形態の作用について説明する。
転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向している間は、接触面積が極端に少なくなり、摩擦力が低下するので、ドライブロール120と中間転写ベルト104とがスリップしやすくなる。つまり、中間転写ベルト104の回転速度の変動が発生しやすい。しかし、本実施形態では、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向している間は、中間転写ベルト104に付与する張力を上げることで、ドライブロール120と中間転写ベルト104との摩擦力を上げているので、スリップが抑止又は防止される。つまり、中間転写ベルト104の回転速度の変動が抑制又は防止される。
そして、このように、中間転写ベルト104の回転変動が抑制又は防止されるので(スリップが抑制又は防止されるので)、像形成部102によって中間転写ベルト104の外周面104Aに形成されるカラーインク像の乱れ等が抑制又は防止される。
なお、必要な時(中間転写ベルト104を回転させる駆動力が低下している時)以外は、中間転写ベルト104に付与する張力を上げないので、長期に亘って中間転写ベルト104の変形(特に伸長)が抑制又は防止される。
また、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104(バックアップロール132)に対向している間であってもベルト表面への像形成が可能なので、生産性が向上される。
また、張力調整するため移動するテンションロール182は、カラーインク像が形成される平坦部分104Hを張架するドライブロール120と従動ロール122とは別に設けられ、又平坦部分104Hから離れているので、平坦部分104Hの平坦性を確保しやすい。よって、中間転写ベルト104に形成されるカラーインク像の品質が向上する。
[第二実施形態]
つぎに、図8を用いて、本発明の第二実施形態について説明する。なお、第一実施形態と同一の部材は同一の符号とし、重複する説明は省略する。
図8に示すように第二実施形態の画像形成装置200は、第一実施形態の画像形成装置100の従動ロール124(図1参照)とテンションロール182(図1参照)とが省略され、従動ロール122に張力付与機構280が適用されている。よって、従動ロール122が中間転写ベルト104に張力を付与すると共に、付与する張力を調整する。換言すると、従動ロール122が第一実施形態のテンションロール182(図1参照)を兼用した構成とされている。なお、張力付与機構280は、第一実施形態の張力付与機構180と構成は同じであるので、説明を省略する。また、その他の構成及び、張力制御は第一実施形態の画像形成装置100と同様であるので、説明を省略する。
つぎに本実施形態の作用について説明する。
従動ロール122が中間転写ベルト104に張力を付与するテンションロールを兼ねるので、その分部品点数が削減され、その結果コストが低減される。
また、カラーインク像が形成される中間転写ベルト104の外周面104Aに接触する従動ロール124(図1参照)が省略されているので、外周面104Aの劣化速度が低下する(より長期間に亘って劣化が抑制される)。よって、中間転写ベルト104の外周面104Aに形成されるカラーインク像の品質が、より長期間に亘って維持される。
[第三実施形態]
つぎに、図9を用いて、本発明の第三実施形態について説明する。なお、第一実施形態と同一の部材は同一の符号とし、重複する説明は省略する。
図9に示すように第三実施形態の画像形成装置300は、第一実施形態の画像形成装置100の従動ロール124(図1参照)とテンションロール182(図1参照)とが省略され、ドライブロール120に張力付与機構380が適用されている。よって、ドライブロール120が中間転写ベルト104に張力を付与すると共に、付与する張力を調整する。換言すると、ドライブロール120が第一実施形態のテンションロール182(図1参照)を兼用した構成とされている。なお、張力付与機構380は、第一実施形態の張力付与機構180と構成は同じであるので、説明を省略する。また、その他の構成及び、張力制御は第一実施形態の画像形成装置100と同様であるので、説明を省略する。
つぎに本実施形態の作用について説明する。
ドライブロール120が中間転写ベルト104に張力を付与するテンションロールを兼ねるので、部品点数が削減され、その結果コストが低減される。
また、カラーインク像が形成される中間転写ベルト104の外周面104Aに接触する従動ロール124(図1参照)が省略されているので、外周面104Aの劣化速度が低下する(より長期間に亘って劣化が抑制される)。よって、中間転写ベルト104の外周面104Aに形成されるカラーインク像の品質が、より長期間に亘って維持される。
[第四実施形態]
つぎに、図10〜図12を用いて、本発明の第四実施形態について説明する。なお、第一実施形態と同一の部材は同一の符号とし、重複する説明は省略する。
図10に示すように、駆動部440の転写ロール434の外周面434Aには凹溝136(図1〜図3を参照)と挟持機構140(図1〜図3を参照)とが設けられていないロール形状とされている。なお、第一実施形態の画像形成装置100(図2参照)と同様に、転写ロール434、バックアップロール132、ドライブロール120には、モータ160からギア等を介して駆動力を同期伝達されている。バックアップロール132とドライブロール120にはワンウェイベアリングが取り付けられており、中間転写ベルト104の回転速度は転写ロール434によって支配されている。なお、転写ロール434、バックアップロール132、ドライブロール120が同期して回転される構成であれば、どのような駆動手段であってもよい。例えば、個々にサーボモータを持ち同速度で回転される構成であってもよい。また、転写ロール434とドライブロール120には、駆動力が伝達される必要があるが、バックアップロール132は従動回転する構成であってもよい。
図11に示すように、制御部108によって制御されるニップ解除モータ402によって、転写ロール434は、中間転写ベルト104に接する当接位置(図11(A))と、中間転写ベルト104から離れた離接位置(図11(B))とに移動可能とされている。なお、転写ロール434が中間転写ベルト104から離れても(図11(B)の離接位置に移動しても)、ドライブロール120には駆動力が伝達される構成とされている。
転写ロール434は、通常は図11(A)に示す中間転写ベルト104に接する当接位置とされている。しかし、中間転写ベルト104の外周面104Aに記録用紙Pに転写されないテストパターンを形成し、図示しない読取部でテストパターンを読取りキャリブレーションを行なう際、制御部108は、転写ロール434が汚れないように、図11(B)に示す離接位置に移動させる。或いは、ミス印字などで、中間転写ベルト104が汚れた場合なども制御部108は、転写ロール434が汚れないように、離接位置に移動させる。
つぎに、張力制御について説明する。
図12のタイミングチャートに示すように、駆動部440の転写ロール434が当接位置(図11(A))の位置する場合は、第二アーム190、191の円盤部192、193は第一位置(図6(A))とされている。しかし、制御部108(図11参照)がニップ解除信号をニップ解除モータ402(図10参照)に送り、転写ロール434を離接位置(図11(B))に移動させる直前に、制御部108は、テンションモータ199を制御し、カム196、197を所定角度回転させて第二アーム190、191の円盤部192、193を第二位置(図6(B))に移動させて圧縮コイルバネ194、195を圧縮し、中間転写ベルト104に付与される張力を上げる。
そして、転写ロール434を当接位置(図11(A))に戻した直後に、制御部108はカム196、197を所定角度回転させて第二アーム190、191の円盤部192、193を第一位置(図6(A))に移動させて(元に戻して)、中間転写ベルト104に付与される張力を下げる(元に戻す)。
なお、本実施形態では、駆動部440の転写ロール434が離接位置(図11(B))に移動することで、転写ロール434が中間転写ベルト104から離れる構成であったがこれに限定されない。バックアップロール132が転写ロール434から離れる方向に移動することで、転写ロール434を中間転写ベルト104から離れさせる構成であってもよい。或いは、転写ロール434とバックアップロール132の両方が互いに離れる方向に移動してもよい。
つぎに本実施形態の作用について説明する。
転写ロール434が中間転写ベルト104(バックアップロール132)から離れた離接位置(図11(B))に移動している間は、中間転写ベルト104を回転させる駆動力が低下する。しかし、転写ロール434が離接位置(図11(B))に移動している間は、中間転写ベルト104に付与する張力を上げているので、ドライブロール120と中間転写ベルト104との摩擦力が上がりスリップが抑止又は防止される。つまり、中間転写ベルト104の回転速度の変動が抑制又は防止される。
そして、このように、中間転写ベルト104の回転変動が抑制又は防止されるので(スリップが抑制又は防止されるので)、像形成部102が中間転写ベルト104の外周面104Aに形成するカラーインク像の乱れ等が抑制又は防止される。
なお、必要な時以外は、中間転写ベルト104に付与する張力を上げないので、中間転写ベルト104の変形(特に伸長)を抑えることができる。
また、転写ロール434が中間転写ベルト104(バックアップロール132)から離れた離接位置(図11(B))に移動している間であっても像形成が可能なので、生産性が向上される。
また、本実施形態においては、転写ロール434の外周面434Aには凹溝136(図1〜図3を参照)と挟持機構140(図1〜図3を参照)とが設けられていないロール形状とされていたが、これに限定されない。第一実施形態の画像形成装置100と同様に、凹溝136(図1〜図3を参照)と挟持機構140(図1〜図3を参照)とが設けられた転写ロール134(図1〜図3を参照)であってもよい。なお、この場合には、第一実施形態の画像形成装置100と同様に、転写ロール134が中間転写ベルト104の外周面104に接する当接位置であっても、転写ロール134の凹溝136が中間転写ベルト104に対向している間は、中間転写ベルト104に付与される張力を高くする張力制御を行う。
また、第二実施形態の画像形成装置200(図8参照)のように、従動ロール124とテンションロール182とが省略され、従動ロール122に張力付与機構が適用され、従動ロール122が中間転写ベルト104に張力を付与する構成あってもよい。或いは第三実施形態の画像形成装置300(図9参照)のように、ドライブロール120に張力付与機構が適用され、ドライブロール120が中間転写ベルト104に張力を付与する構成あってもよい。
[第五実施形態]
上記実施形態では、像形成部102のインクジェット記録ヘッド110Y,110M,100C,100Kによって中間転写ベルト104にカラーインク像を形成したが、これに限定されない。他の像形成方式の像形成手段(像形成部)によって中間転写ベルト104(無端ベルト)に像を形成してもよい。
よって、つぎに他の像形成手段として、電子写真方式を用いた像形成部を備える第五実施形態について説明する。なお、第一実施形態と同一の部材は同一の符号とし、重複する説明は省略する。
図13には、本発明の第五実施形態に係る画像形成装置500が示されている。画像形成装置500は、像形成部502と複数のロールにより張架された無端状の中間転写ベルト504と、を備えている。画像形成装置500は、所謂オフセット印刷方式を用いたカラープリンタであり、像形成部502が一旦中間転写ベルト504に形成したカラー像(本実施形態では後述するようにカラートナー像)を記録用紙Pに転写し、記録用紙Pにカラー画像を形成する。なお、中間転写ベルト504の外周面504Aに形成されるカラー像は、記録用紙Pに転写した際に正しい像となるように鏡像が形成される。
像形成部502は、電子写真方式によって中間転写ベルト504にカラートナー像を形成する。像形成部502は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(S)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つの像形成ユニット510Y,510M,510C,510Kを備え、各像形成ユニット510Y,510M,510C,510Kによって、中間転写ベルト504の外周面504Aにカラートナー像を形成する。
つぎに、像形成部502の像形成ユニット510Y,510M,510C,510Kについて説明する。
ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色に対応する感光体512Y,512M,512C,512Kが中間転写ベルト504に接触するように配設されている。感光体512Y,512M,512C,512Kは回転され、それぞれ帯電器514Y,514M,514C,514Kによって一様に帯電された後、光走査装置530から出射された各色に対応した光ビームLY,LM,LC,LKによって露光され、静電潜像が形成される。各感光体ドラム512Y,512M,512C,512Kに形成された静電潜像は、それぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのトナーが収納されている現像器516Y,516M,516C,516Kにより現像され各色のトナー像が各感光体512Y,512M,512C,512Kに形成される。これらの各色のトナー像は、順次、中間転写ベルト504を挟んで各感光体512Y,512M,512C,512Kに対向する位置に配置された転写器518Y,518M,518C,518Kによって中間転写ベルト504の外周面504Aに転写されることで、中間転写ベルト504の外周面504Aに上記4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
そして、カラートナー像を転写ロール134によって記録用紙Pに転写する。なお、転写ロール134の構造は、第一実施形態の転写ロール134と同様であるが、カラートナー像を転写させる為の転写電圧が印加される。カラートナー像が転写された記録用紙Pは、定着器(図示略)に搬送され定着されたのち、装置外へ排出される。
なお、その他の構造及び張力制御は第一実施形態と同様であるので説明を省略する。また、第二実施形態〜第四実施形態の同様の構造の画像形成装置に、電子写真方式を用いた像形成部502を備える構成とすることができる。
なお、上記実施形態では、像形成部102、502は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(S)、及びブラック(K)の4色の像を中間転写ベルト104、504に重ね合わせてカラー像を形成していたが、これに限定されない。5色以上、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(S)、及びブラック(K)に加え、ライトイエロー、ライトマゼンタ、ライトシアンの合計7色の像を中間転写ベルト(無端ベルト)に重ね合わせてカラー像を形成する構成であってもよい。或いは、3色以下、例えがブラック(或いはそのたの色)のみのモノクロ画像(単色画像)を中間転写ベルト(無端ベルト)に形成する構成であってもよい。
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す側面図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の駆動部を模式的に示す側面図である。 転写ロールの凹溝に設けられた挟持機構によって記録用紙の先端を挟んで転写ロールに捲きつけて搬送する様子を、(A)〜(D)へ順番に図示した説明図ある。 張力付与機構を模式的に示す図である。 (A)は張力付与機構の第二アームの円盤部が第一位置にある状態を示し、(B)第二位置にある状態を示す説明図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の張力制御を示すタイミングチャートである。 本発明の第二実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す側面図である。 本発明の第三実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す側面図である。 本発明の第四実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す側面図である。 本発明の第四実施形態に係る画像形成装置の駆動部を模式的に示し、(A)は転写ロールが当接位置にある状態を示す図であり、(B)は転写ロールが離接位置にある状態を示す図である。 本発明の第四実施形態に係る画像形成装置の張力制御を示すタイミングチャートである。 本発明の第五実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す側面図である。
符号の説明
100 画像形成装置
102 像形成部(像形成手段)
104 中間転写ベルト(無端ベルト)
104A 外周面
120 ドライブロール(第二駆動部)
130 駆動部(第一駆動部)
132 バックアップロール
134 転写ロール
136 凹溝
140 挟持機構
180 張力付与機構(張力付与手段)
280 張力付与機構(張力付与手段)
380 張力付与機構(張力付与手段)
200 画像形成装置
300 画像形成装置
400 画像形成装置
434 転写ロール
440 駆動部(第一駆動部)
500 画像形成装置
502 像形成部(像形成手段)
504 中間転写ベルト(無端ベルト)
504A 外周面
P 記録用紙(記録媒体)

Claims (6)

  1. 複数の張架ロールによって張架され、像形成手段によって外周面に像が形成される無端ベルトと、
    前記無端ベルトの内周面に接するバックアップロールと前記外周面に接し回転駆動される前記転写ロールとで前記無端ベルトを挟み前記無端ベルトを回転させると共に、前記無端ベルトの前記外周面と前記転写ロールとに挟まれて搬送される記録媒体に前記外周面に形成された像を転写する第一駆動部と、
    前記第一駆動部の前記転写ロールの外周面に形成され、回転軸方向を溝方向とする凹溝と、
    前記転写ロールの前記凹溝に設けられ前記記録媒体の先端部を挟み前記転写ロールに前記記録媒体を捲きつけて搬送する挟持機構と、
    前記第一駆動部と共に前記無端ベルトを回転させる第二駆動部と、
    前記無端ベルトに張力を付与すると共に、張力が調整可能とされた張力付与手段と、
    を有し、
    前記転写ロールの前記凹溝が前記バックアップロールに対向する間は、前記張力付与手段によって前記無端ベルトに付与される張力が高くなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の張架ロールによって張架され、像形成手段によって外周面に像が形成される無端ベルトと、
    前記無端ベルトの内周面に接するバックアップロールと前記外周面に接し回転駆動される前記転写ロールとで前記無端ベルトを挟み前記無端ベルトを回転させると共に、前記無端ベルトの前記外周面と前記転写ロールとに挟まれて搬送される記録媒体に前記外周面に形成された像を転写する第一駆動部と、
    前記第一駆動部と共に前記無端ベルトを回転させる第二駆動部と、
    前記無端ベルトに張力を付与すると共に、張力が調整可能とされた張力付与手段と、
    を有し、
    前記転写ロールは前記無端ベルトから離接可能とされ、前記転写ロールが前記無端ベルトから離接されている間は、前記張力付与手段により前記無端ベルトに付与される張力が高くなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記第一駆動部の前記転写ロールの外周面に形成され、回転軸方向を溝方向とする凹溝と、
    前記転写ロールの前記凹溝に設けられ、前記記録媒体の先端部を挟み前記転写ロールに前記記録媒体を捲きつけて搬送する挟持機構と、
    を有し、
    前記転写ロールが前記無端ベルトの前記外周面に接していても、前記転写ロールの前記凹溝が前記バックアップロールに対向する間は、前記張力付与手段によって前記無端ベルトに付与される張力が高くなることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記張力付与手段は、前記中間転写ベルトの内周面を外側方向に押圧することで張力を付与するテンションロールを有すると共に、前記テンションロールの押圧力が調整されることで、前記中間転写ベルトに付与する張力が調整されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記張力付与手段の前記テンションロールが、前記無端ベルトを張架する複数の前記張架ロールのいずれか一つを兼ねることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第二駆動部は、前記前記無端ベルトを張架すると共に回転駆動させるドライブロールを有し、
    前記張力付与手段の前記テンションロールが、前記駆動ロールを兼ねることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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