JP2009139424A - 携帯電子機器及びその組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない部品点数で容易に組み立てることができ、かつ、優れた外観にすることができる携帯電子機器及びその組立方法を提供する。
【解決手段】筒状に形成された外装ケース本体40の上面には、シャッタボタン開口部50が形成され、シャッタボタン部材130が取り付けられる。外装ケース本体42に収容される内部フレーム60には、スイッチ基板94が位置決めして取り付けられ、そのスイッチ基板94上に押下板104が位置決めして取り付けられる。スイッチ基板94に取り付けられた押下板104は、その押し子部110がスイッチ96の上に配置される。この内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入すると、シャッタボタン部材130の下に押し子部110が配置され、この押し子部110によってシャッタボタン部材130が保持される。
【選択図】 図8
【解決手段】筒状に形成された外装ケース本体40の上面には、シャッタボタン開口部50が形成され、シャッタボタン部材130が取り付けられる。外装ケース本体42に収容される内部フレーム60には、スイッチ基板94が位置決めして取り付けられ、そのスイッチ基板94上に押下板104が位置決めして取り付けられる。スイッチ基板94に取り付けられた押下板104は、その押し子部110がスイッチ96の上に配置される。この内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入すると、シャッタボタン部材130の下に押し子部110が配置され、この押し子部110によってシャッタボタン部材130が保持される。
【選択図】 図8
Description
本発明は携帯電子機器に係り、特に外装ケース本体が筒状に形成された携帯電子機器及びその組立方法に関する。
デジタルカメラや携帯電話、携帯音楽プレイヤ等の携帯電子機器の外装ケースは、その組み立ての容易性等を考慮して、前ケース、後ケースというように、前後に分割できるように構成される。このように外装ケースが分割できるように構成された携帯電子機器では、通常、その操作ボタンは、内部構造体に組み付けられる。そして、その上から外装ケースが被せられることにより、外装ケースに形成されたボタン穴を通して、外装面上に露出して配置される。(たとえば、特許文献1〜3参照)。
一方、特許文献4、5では、機器の外装ケースを筒状に形成することが提案されている。このような筒状の外装ケースは、周囲に継ぎ目が生じないことから、優れた外観を提供することができるとともに、外装ケースの剛性も確保することができるという利点がある。
しかし、筒状に形成された外装ケースの場合、操作ボタンを内部構造体に取り付けた後、その上から外装ケースを被せて取り付けるということができない。このため、筒状に形成された外装ケースで操作ボタンを取り付ける場合は、操作ボタンのユニットを別ピースで構成し、この操作ボタンのユニットを外装ケースの表面に取り付けて配置しなければならない(たとえば、特許文献6参照)。
特開2006−58807号公報
特開平07−220573号公報
特開2000−215754号公報
特開2006−185969号公報
特開平11−112160号公報
特開平10−154442号公報
しかしながら、操作ボタンのユニットを別ピースで構成し、別途外装ケースの表面に取り付ける構成では、部品点数が増すという欠点がある。また、継ぎ目がないという筒状に形成された外装ケースのデザインの優位性も損なわれるという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、少ない部品点数で容易に組み立てることができ、かつ、優れた外観にすることができる携帯電子機器及びその組立方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、外装面上に操作ボタンが設けられる携帯電子機器において、筒状に形成された外装ケース本体と、前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けられるカバー部材と、外周形状が前記外装ケース本体の内周形状にほぼ合致して形成され、前記開口部から前記外装ケース本体内に挿入されて、前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けられる内部フレームと、前記外装ケース本体の操作ボタン設置位置に形成されたボタン穴と、前記内部フレームに設けられ、該内部フレームが前記外装ケース本体に取り付けられると、前記ボタン穴の下部に配置されるスイッチ基板取付部と、押下式のスイッチが実装され、前記スイッチ基板取付部に位置決めして取り付けられるスイッチ基板と、前記スイッチ基板に位置決めして取り付けられ、押下されることにより弾性変形して前記スイッチを押下する押下部材と、外周部に抜け止め部が突出して形成され、前記外装ケース本体の内側から前記ボタン穴に嵌め込まれて、前記外装ケース本体に取り付けられるボタン部材と、を備え、前記スイッチ基板と前記押下部材が取り付けられた内部フレームを前記ボタン部材が取り付けられた外装ケース本体に挿入して所定位置に取り付けると、前記押下部材の上に前記ボタン部材が配置され、該押下部材を介して前記ボタン部材で前記スイッチを押下可能になることを特徴とする携帯電子機器を提供する。
請求項1に係る発明によれば、機器の外装は、筒状に形成された外装ケース本体と、その両端の開口部に取り付けられるカバー部材とによって構成される。操作ボタンの組み付けは、まず、内部フレームに設けられたスイッチ基板取付部にスイッチ基板を位置決めして取り付け、そのスイッチ基板に押下部材を位置決めして取り付ける。また、外装ケース本体に形成されたボタン穴に外装ケース本体の内側からボタン部材を嵌め込んで取り付ける。そして、そのボタン部材が取り付けられた外装ケース本体の内側にスイッチ基板と押下部材が取り付けられた内部フレームを挿入する。これにより、押下部材の上にボタン部材が配置され、押下部材を介してボタン部材でスイッチが押下できるように、各部材が取り付けられる。そして、このように組み付けられた操作ボタンは、別ピースとして、操作ボタンを外装ケース本体に取り付ける必要がないので、外装ケース本体の外観を損なうことがない(継ぎ目のない外観のデザイン(シームレスデザイン)とすることができる。)。また、別ピースで操作ボタンを外装ケース本体に取り付ける場合に比べて、少ない部品点数で組み付けることができる。さらに、ボタン部材が取り付けられた外装ケース本体の内側にスイッチ基板と押下部材が取り付けられた内部フレームを挿入して固定するだけなので、簡単に組み立てることができる。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、外装面上に操作ボタンが設けられる携帯電子機器において、筒状に形成された外装ケース本体と、前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けられるカバー部材と、外周形状が前記外装ケース本体の内周形状にほぼ合致して形成され、前記開口部から前記外装ケース本体内に挿入されて、前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けられる内部フレームと、前記外装ケース本体の操作ボタン設置位置に形成されたボタン穴と、前記内部フレームに設けられ、該内部フレームが前記外装ケース本体に取り付けられると、前記ボタン穴の下部に配置されるスイッチ基板取付部と、押下式のスイッチが実装され、前記スイッチ基板取付部に位置決めして取り付けられるスイッチ基板と、前記スイッチ基板に位置決めして取り付けられ、押下されることにより弾性変形して前記スイッチを押下する押下部材と、前記スイッチ基板と前記押下部材が取り付けられた内部フレームを前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けた後、前記ボタン穴に嵌め込まれて、前記押下部材に固定されるボタン部材と、を備えたことを特徴とする携帯電子機器を提供する。
請求項2に係る発明によれば、機器の外装は、筒状に形成された外装ケース本体と、その両端の開口部に取り付けられるカバー部材とによって構成される。操作ボタンの組み付けは、まず、内部フレームに設けられたスイッチ基板取付部にスイッチ基板を位置決めして取り付け、そのスイッチ基板に押下部材を位置決めして取り付ける。そして、そのスイッチ基板と押下部材が取り付けられた内部フレームを外装ケース本体の内側に挿入する。これにより、ボタン穴の下に押下部材が配置される。この後、ボタン穴にボタン部材を嵌め込み、押下部材に固定することにより、押下部材を介してボタン部材でスイッチが押下できるように、各部材が取り付けられる。このように組み付けられた操作ボタンは、別ピースとして、操作ボタンを外装ケース本体に取り付ける必要がないので、外装ケース本体の外観を損なうことがない。また、別ピースで操作ボタンを外装ケース本体に取り付ける場合に比べて、少ない部品点数で組み付けることができる。さらに、外装ケース本体の内側にスイッチ基板と押下部材が取り付けられた内部フレームを挿入して固定し、ボタン部材を取り付けるだけなので、簡単に組み立てることができる。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、外装面上に操作ボタンが設けられる携帯電子機器において、筒状に形成された外装ケース本体と、前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けられるカバー部材と、外周形状が前記外装ケース本体の内周形状にほぼ合致して形成され、前記開口部から前記外装ケース本体内に挿入されて、前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けられる内部フレームと、前記外装ケース本体の操作ボタン設置位置に形成されたボタン穴と、前記内部フレームに設けられ、該内部フレームが前記外装ケース本体に取り付けられると、前記ボタン穴の下部に配置されるスイッチ基板取付部と、押下式のスイッチが実装され、前記スイッチ基板取付部に位置決めして取り付けられるスイッチ基板と、外周部に抜け止め部が突出して形成され、前記外装ケース本体の内側から前記ボタン穴に嵌め込まれて、前記外装ケース本体に取り付けられるボタン部材と、を備え、前記スイッチ基板が取り付けられた内部フレームを前記ボタン部材が取り付けられた外装ケース本体に挿入して所定位置に取り付けると、前記スイッチの上に前記ボタン部材が配置されることを特徴とする携帯電子機器を提供する。
請求項3に係る発明によれば、機器の外装は、筒状に形成された外装ケース本体と、その両端の開口部に取り付けられるカバー部材とによって構成される。操作ボタンの組み付けは、まず、内部フレームに設けられたスイッチ基板取付部にスイッチ基板を位置決めして取り付ける。また、外装ケース本体に形成されたボタン穴に外装ケース本体の内側からボタン部材を嵌め込んで取り付ける。そして、そのボタン部材が取り付けられた外装ケース本体の内側にスイッチ基板が取り付けられた内部フレームを挿入する。これにより、スイッチの上にボタン部材が配置され、ボタン部材でスイッチが押下できるように取り付けられる。このように組み付けられた操作ボタンは、別ピースとして、操作ボタンを外装ケース本体に取り付ける必要がないので、外装ケース本体の外観を損なうことがない(継ぎ目のないデザインを維持することができる。)。また、別ピースで操作ボタンを外装ケース本体に取り付ける場合に比べて、少ない部品点数で組み付けることができる。さらに、ボタン部材が取り付けられた外装ケース本体の内側にスイッチ基板が取り付けられた内部フレームを挿入して固定するだけなので、簡単に組み立てることができる。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記押下部材は、前記スイッチ基板に位置決めして取り付けられる位置決め固定部と、基端部が前記位置決め固定部に固定されて弾性変形可能なバネ部と、前記バネ部の先端に取り付けられ、前記スイッチを押下する押し子部と、からなり、前記位置決め固定部を前記スイッチ基板に取り付けると、前記押し子部が前記スイッチの上に配置され、前記バネ部が弾性変形して、前記押し子部で前記スイッチを押下可能になることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器を提供する。
請求項4に係る発明によれば、押下部材が、位置決め固定部とバネ部と押し子部とで構成され、位置決め固定部をスイッチ基板に取り付けると、押し子部がスイッチの上に配置される。そして、バネ部が弾性変形して、押し子部でスイッチを押下可能に取り付けられる。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、前記内部フレームの挿入方向に沿って前記バネ部、前記押し子部の順で配置されることを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器を提供する。
請求項5に係る発明によれば、内部フレームの外装ケース本体への挿入方向に沿ってバネ部、押し子部の順で配置されて、押下部材が構成される。これにより、内部フレームの挿入時に押し子部が外装ケース本体の縁部等に引っ掛かることがなく、スムーズに内部フレームを外装ケース本体に挿入することができる。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、前記外装ケース本体内に挿入された内部フレームは、ネジによって前記外装ケース本体内の所定位置に固定され、前記外装ケース本体には、前記ネジが通される通し穴が形成される一方、前記内部フレームのスイッチ基板取付部には、前記通し穴に通されたネジが螺合されるネジ穴が形成され、前記通し穴に通されたネジは、筒状に形成されたスペーサ部材を通して前記ネジ穴に螺合されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の携帯電子機器を提供する。
請求項6に係る発明によれば、外装ケース本体内に挿入された内部フレームが、ネジによって外装ケース本体に固定される。この際、スペーサ部材を介してネジが、内部フレームに形成されたネジ穴に螺合される。これにより、ネジの引き込みによる、内部フレームの変形を防止することができる。
請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、前記スペーサ部材が、前記押下部材に一体的に設けられることを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器を提供する。
請求項7に係る発明によれば、スペーサ部材が押下部材に一体的に設けられる。これにより、部品点数を削減することができるとともに、組み付けも容易になる。
請求項8に係る発明は、前記目的を達成するために、前記スペーサ部材が、可撓部材を介して前記押下部材に一体的に設けられることを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器を提供する。
請求項8に係る発明によれば、スペーサ部材が可撓部材を介して押下部材に一体的に設けられる。これにより、外装ケース本体の内側に障害物がある場合であっても、これを回避してスペーサ部材を内部フレームとともに挿入することができる。たとえば、ネジ穴と通し穴とを内部フレームの挿入方向に沿って同一直線上に配置した場合、ボタン穴に挿入されたボタン部材が、スペーサ部材の進行の障害物となるが、可撓部材を介してスペーサ部材が押下部材に取り付けられることにより、障害物を回避してスペーサ部材を挿入することができる。
請求項9に係る発明は、前記目的を達成するために、前記スペーサ部材が、前記カバー部材に一体的に設けられることを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器を提供する。
請求項9に係る発明によれば、スペーサ部材が、カバー部材に一体的に設けられる。これにより、部品点数を削減することができるとともに、組み付けも容易になる。
請求項10に係る発明は、前記目的を達成するために、筒状に形成された外装ケース本体と、前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けられるカバー部材と、外周形状が前記外装ケース本体の内周形状にほぼ合致して形成され、前記開口部から前記外装ケース本体内に挿入されて、前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けられる内部フレームと、前記外装ケース本体の操作ボタン設置位置に形成されたボタン穴と、前記内部フレームに設けられ、該内部フレームが前記外装ケース本体に取り付けられると、前記ボタン穴の下部に配置されるスイッチ基板取付部と、押下式のスイッチが実装され、前記スイッチ基板取付部に位置決めして取り付けられるスイッチ基板と、前記スイッチ基板に位置決めして取り付けられ、押下されることにより弾性変形して前記スイッチを押下する押下部材と、外周部に抜け止め部が突出して形成され、前記外装ケース本体の内側から前記ボタン穴に嵌め込まれて、前記外装ケース本体に取り付けられるボタン部材と、を備えた携帯電子機器の組立方法であって、前記内部フレームに前記スイッチ基板と前記押下部材を取り付ける一方、前記ボタン穴が設けられた面を下側にして、前記外装ケース本体の内側から前記ボタン穴に前記ボタン部材を嵌め込み、前記ボタン穴が設けられた面を下側にした状態で前記内部フレームを前記外装ケース本体内に挿入して所定位置に取り付けた後、前記カバー部材を前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けることを特徴とする携帯電子機器の組立方法を提供する。
請求項10に係る発明では、ボタン部材を取り付ける際、外装ケース本体のボタン穴が設けられた面を下側にして、ボタン穴にボタン部材を嵌め込む。そして、そのボタン穴が設けられた面を下側にした状態で内部フレームを外装ケース本体に挿入する。これにより、作業性よく操作ボタンを簡単に組み付けることができる。
本発明によれば、少ない部品点数で容易に組み立てることができ、かつ、優れた外観にすることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る携帯電子機器及びその組立方法の好ましい実施の形態について説明する。
図1、2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルカメラの一実施形態の外観構成を示す正面斜視図と背面斜視図である。
同図に示すように、このデジタルカメラ10の外装ケース12は、薄い矩形の箱状に形成されており、その前面には、撮影レンズ14とフラッシュ16が設けられている。また、その上面には、シャッタボタン18が設けられており、背面には、ディスプレイ20と背面操作部22が設けられている。
撮影レンズ14は、いわゆる屈曲光学系によるズームレンズで構成されており、そのレンズ鏡筒の後端部にCCDが組み付けられたレンズユニットとして、外装ケース12の内部に収容配置されている。そして、その前玉レンズが外装ケース12の前面右上端に配置されている。
フラッシュ16は、キセノン管を光源として構成されており、メインコンデンサ等を含むフラッシュユニットとして、外装ケース12の内部に収容配置されている。そして、その発光部が撮影レンズ14に並列して配置されている。
シャッタボタン18は、いわゆる半押しと全押しが可能な二段式の押下ボタンで構成されており、外装ケース12の上面左端(正面から見て)に配置されている。デジタルカメラ10は、このシャッタボタン18が半押しされることにより、AE、AF処理を行い、全押しされることにより、本撮影の処理を行う。
ディスプレイ20は、カラー液晶で構成されており、所定の駆動回路やバックライト等を含むディスプレイユニットとして、外装ケース12に組み付けられている。このディスプレイ20は、再生モード時に撮影済み画像の表示画面として使用されるほか、カメラの各種設定時にGUIとして利用される。また、撮影時にはCCDで撮像された画像がスルー表示されて、電子ファインダとして使用される。
背面操作部22は、デジタルカメラ10の各種操作を行うための操作部であり、テレ/ワイド方向へのズームを指示するズームボタン24と、デジタルカメラ10の電源をON/OFFする電源ボタン26と、再生モードへの切り替えを指示する再生ボタン28と、十字ボタン30と、メニュー画面の呼び出し及び処理実行を指示するMENU/OKボタン32と、処理のキャンセルを指示するキャンセルボタン34とを備えて構成される。
図3は、本実施の形態のデジタルカメラ10におけるシャッタボタン18の取付構造を示す組立展開図である。
同図に示すように、外装ケース12は、矩形の筒状に形成された外装ケース本体40と、その左右両端の開口部に取り付けられる右カバー42、左カバー44とで構成されている。
外装ケース本体40は、金属(たとえば、アルミ合金やマグネシウム合金、ステンレス等)を押出加工することによって、左右の両端面が開口した矩形の筒状に形成されている。なお、押出加工によって形成されることから、その両端の開口面に平行な断面の形状(投影形状)は、どの位置においても同じ形状に形成される。そして、その外周は継ぎ目のない形状に形成される。
この外装ケース本体40には、その前面に撮影レンズ14の前玉が配置されるレンズ開口部46と、フラッシュ16が配置されるフラッシュ開口部48が形成され、上面にシャッタボタン18が配置されるシャッタボタン開口部50が形成される。また、図示されていないが、背面には、ディスプレイ20が配置されるディスプレイ開口部と、背面操作部22が配置される背面操作部開口部が形成される。
右カバー42と左カバー44は、樹脂材によって、それぞれ矩形の板状に形成されており、その外周形状は、外装ケース本体40の外周形状と同じ形状に形成されている。この右カバー42と左カバー44の内側面(外装ケース本体40への取付面)には、それぞれ外装ケース本体40の内周形状に対応した形状の嵌合部42A、44Aが突出して形成されている。右カバー42と左カバー44は、それぞれその嵌合部42A、44Aを外装ケース本体40の両端の開口部に嵌めることにより、外装ケース本体40に取り付けられる。
外装ケース12の内側には、内部フレーム60が収容される。図示されていないが、デジタルカメラ10を構成する各種回路基板やレンズユニット、ディスプレイユニット、フラッシュユニット、バッテリ装着部、メモリカードスロット等の内部構成部品は、この内部フレーム60に取り付けられて、外装ケース12に収容される。
この内部フレーム60は、ステンレス等の金属製のプレートを曲げ加工して形成されており、その外周形状は、外装ケース本体40の内周部の形状にほぼ合致して形成されている。すなわち、ほぼ矩形の箱型の空間として形成された外装ケース本体40の内周部の形状に対応して、背面側が開口した、ほぼ矩形の箱型に形成されている。したがって、外装ケース本体40に収容すると、内部フレーム60は、その外装ケース本体40の内部でガタつくことなく収容される。
デジタルカメラ10の内部構成部品は、この内部フレーム60に取り付けられて、内部フレーム60ごと外装ケース本体40に収容される。この際、内部フレーム60は、外装ケース本体40の右側の開口部(シャッタボタン開口部50が形成されていない方の開口部)から外装ケース本体40内に挿入される。
外装ケース本体40内に挿入された内部フレーム60は、所定位置で外装ケース本体40に上面二カ所と下面二カ所を内部フレーム固定ネジ62R、62L、64R、64Lでネジ止めされて固定される。外装ケース本体40の上面二カ所と下面二カ所には、それぞれこの内部フレーム固定ネジ62R、62L、64R、64Lを通すための通し穴66R、66L、68R、68Lが形成されている。また、内部フレーム60には、各通し穴66R、66L、68R、68Lに通された内部フレーム固定ネジ62R、62L、64R、64Lが螺合されるネジ穴70R、70L、72R、72Lが、各通し穴66R、66L、68R、68Lに対応して形成されている。
ここで、外装ケース本体40の上面二カ所に形成される通し穴66R、66Lは、それぞれ、外装ケース本体40の上面の左右両端部近傍に形成され、幅方向のほぼ中央位置に形成される。そして、図4に示すように、外装ケース本体40の上面に形成されるシャッタボタン開口部50は、この一対の通し穴66R、66Lを通る直線上に形成される。すなわち、シャッタボタン開口部50と一対の通し穴66R、66Lは、同一直線上に形成される。これにより、デジタルカメラ10を組み立てた際、シャッタボタン18と内部フレーム固定ネジ62R、62Lとが同一直線上に配置され、見た目に優れた外観にすることができる。
外装ケース本体40の下面二カ所に形成される通し穴68R、68Lも、同様に外装ケース本体40の下面の左右両端部近傍に形成され、幅方向のほぼ中央位置に形成される。
なお、各通し穴66R、66L、68R、68Lは、それぞれ挿入された内部フレーム固定ネジ62R、62L、64R、64Lの頭部が、外装ケース本体40の表面から突出しないように座繰りが施される。
外装ケース本体40の内部に挿入された内部フレーム60は、まず、各ネジ穴70R、70L、72R、72Lの位置が、外装ケース本体40に形成された通し穴66R、66L、68R、68Lの位置に合わせられる。そして、各ネジ穴70R、70L、72R、72Lの位置が各通し穴66R、66L、68R、68Lの位置に合ったところで、各通し穴66R、66L、68R、68Lに内部フレーム固定ネジ62R、62L、64R、64Lが通され、各ネジ穴70R、70L、72R、72Lに螺合される。これにより、内部フレーム60が、外装ケース本体40の内周部の所定位置に位置決めされて固定される。
また、内部フレーム60の右側面と左側面には、それぞれ外装ケース本体40に取り付けられた右カバー42と左カバー44をカバー固定ネジ74、76で固定するための一対のネジ穴78、80が形成されている。右カバー42と左カバー44には、それぞれこの一対のネジ穴78、80に対応して一対の通し穴82、84が形成されている。外装ケース本体40の開口部に取り付けられた右カバー24と左カバー44は、それぞれその通し穴82、84にカバー固定ネジ74、76が通され、そのカバー固定ネジ74、76が内部フレーム60に形成されたネジ穴78、80に螺合されることにより、外装ケース本体40に一体的に固定される。
内部フレーム60の上面には、段部が形成されており、フラッシュ16の取付部よりも左側の部分が右側の部分よりも一段下がって形成されている。この一段下げて形成された部分は、後述するように、シャッタボタン用のスイッチ基板94の取付部として機能する(以下、この段部90をスイッチ基板取付部90という)。
内部フレーム60は、外装ケース本体40に取り付けられると、このスイッチ基板取付部90が、外装ケース本体40に形成されたシャッタボタン開口部50の下方に位置する。そして、このスイッチ基板取付部90が、外装ケース本体40の内周部の天井面に対して所定の隙間(クリアランス)をもって平行に配置される(外装ケース本体40の上面に対しても平行に配置される。)。
なお、内部フレーム60を外装ケース本体40に固定するための4つのネジ穴70R、70L、72R、72Lのうち内部フレーム60の上面左隅に形成されるネジ穴70Lは、このスイッチ基板取付部90に形成される。
上記のように、このスイッチ基板取付部90は、シャッタボタン用のスイッチ基板94が取り付けられる。
スイッチ基板94は、図5に示すように、スイッチ96が実装されたFPC(Flexible Printed Circuits:フレキシブルプリント基板)を板金98に固定して構成されている(便宜上FPCは図示せず)。
スイッチ96は、二段式の押下スイッチで構成されており、半押し/全押しが可能に構成されている。
板金98は、スイッチ基板取付部90の形状に対応して形成されており、ほぼ矩形の薄板状に形成されている。この板金98の裏面には、スイッチ基板94をスイッチ基板取付部90に位置決めして取り付けるための一対のスイッチ基板位置決めピン100が突出して設けられている。図8及び図9に示すように、スイッチ基板取付部90には、この一対のスイッチ基板位置決めピン100に対応して一対のスイッチ基板位置決め穴102が形成されている。スイッチ基板94は、この一対のスイッチ基板位置決めピン100をスイッチ基板位置決め穴102に嵌め込んで、スイッチ基板取付部90に取り付けることにより、スイッチ基板取付部90上の所定位置に位置決めして取り付けられる。
スイッチ基板94には、押下板104が取り付けられる。この押下板104は、図6に示すように、スイッチ基板94に取り付けるための取付部106と、その取付部106の先端から延びるバネ部108と、バネ部108の先端に設けられた押し子部110とで構成されており、樹脂材で一体成形されている。
取付部106は、板状に形成されており、その裏面に一対の押下板位置決めピン112が突出して形成されている。スイッチ基板94の板金98には、この押下板位置決めピン112に対応して、一対の押下板位置決め穴114が形成されている(図5参照)。押下板104は、この取付部106に形成された一対の押下板位置決めピン112を一対の押下板位置決め穴114に嵌め込んで、スイッチ基板94に取り付けることにより、スイッチ基板94上の所定位置に位置決めされて取り付けられる。
また、この取付部106の左端面には、半円状の凹部116が形成されている。この凹部116は、後述するスペーサ140の保持部として機能する。
さらに、この取付部106には、押下板104とスイッチ基板94を内部フレーム60に押下板固定ネジ118で固定するための通し穴120が形成されている。図8及び図9に示すように、スイッチ基板94の対応する位置にも同様に通し穴122が形成されており、スイッチ基板取付部90には、この通し穴120、122に通された押下板固定ネジ118が螺合するネジ穴124が形成されている。スイッチ基板94上に取り付けられた押下板104は、この通し穴120、122に押下板固定ネジ118を通し、ネジ穴124に螺合させることにより、スイッチ基板94とともに内部フレーム60に固定される。
バネ部108は、取付部106の右端部に垂直に立設された支柱部108Aと、その支柱部108Aから水平に延びる一対の腕部108Bとで構成されている。この腕部108Bは、押下板104を内部フレーム60に取り付けた際、内部フレーム60の上面の長手方向(左右方向)と平行に配設される。したがって、内部フレーム60の外装ケース本体40への挿入方向と平行に配設される。
押し子部110は、後述するシャッタボタン部材の外径とほぼ同径の円盤状に形成されており、バネ部108と平行に設けられている。この押し子部110の下面中央には、円柱状に形成された押し子126が突出して設けられており、押し子部110は、押下板104をスイッチ基板94に取り付けると、そのスイッチ基板94に設けられたスイッチ96の押下点(本例の場合、スイッチ96の中央)の上に配置される。
スイッチ基板94と共に内部フレーム60に取り付けられた押下板104は、その押し子部110を鉛直下方に押下すると、バネ部108が撓んで下方に変位する。この結果、スイッチ基板94に設けられたスイッチ96が押し子部110に設けられた押し子126に押下される。そして、押し子部110を押下する力を開放すると、バネ部108が弾性復帰して、押し子126によるスイッチ96の押下が解除される。この押し子部110の押下は、シャッタボタン部材130によって行われる。
シャッタボタン部材130は、図7に示すように、円柱状に形成されたボタン部材本体130Aと、そのボタン部材本体130Aの下端部に外周に突出して形成されたフランジ部130Bとで形成されている。
ボタン部材本体130Aは、外装ケース本体40に形成されたシャッタボタン開口部50の内周形状に対応して形成されており、その外径はシャッタボタン開口部50の内径とほぼ同径に形成されている(図8参照)。したがって、ボタン部材本体130Aを外装ケース本体40の内側からシャッタボタン開口部50に嵌めると、シャッタボタン部材130は、そのフランジ部130Bが、抜け止めとして作用して、外装ケース本体40から抜けることなく取り付けられる。
以上のように構成された本実施の形態のデジタルカメラ10における操作ボタンの組立方法は、次のとおりである。
図9に示すように、まず、内部フレーム60のスイッチ基板取付部90にスイッチ基板94を取り付ける。この際、スイッチ基板94は、その板金98に形成された一対のスイッチ基板位置決めピン100をスイッチ基板取付部90に形成された一対のスイッチ基板位置決め穴102に嵌めて取り付ける。これにより、スイッチ基板94が、スイッチ基板取付部90上の所定位置に位置決めされて取り付けられる。
次に、スイッチ基板取付部90に取り付けられたスイッチ基板94の上に押下板104を取り付ける。この際、押下板104は、その取付部106に形成された一対の押下板位置決めピン112をスイッチ基板94の板金98に形成された一対の押下板位置決め穴114に嵌め込んで、スイッチ基板94に取り付ける。これにより、押下板104が、スイッチ基板94上の所定位置に位置決めされて取り付けられる。
次に、スイッチ基板取付部90に取り付けられたスイッチ基板94と押下板104を押下板固定ネジ118でネジ止めして内部フレーム60に固定する。すなわち、押下板固定ネジ118を押下板104に形成された通し穴120に通すとともに、スイッチ基板94に形成された通し穴122に通し、スイッチ基板取付部90に形成されたネジ穴124に螺合させる。これにより、押下板104が、スイッチ基板94とともに内部フレーム60に固定される。
以上により、押下板104とスイッチ基板94の取り付けが完了する。この後、内部フレーム60には、他の内部構成部品が取り付けられる(押下板104とスイッチ基板94を取り付ける前に他の内部構成部品を取り付けておくこともできる。)。
なお、上記の例では、スイッチ基板取付部90にスイッチ基板94を取り付けた後、押下板104をスイッチ基板94に取り付けて、押下板固定ネジ118で内部フレーム60にネジ止めして取り付けているが、押下板104をスイッチ基板94に位置決めして取り付けた後、この押下板104とスイッチ基板94の一体物をスイッチ基板取付部90に位置決めして取り付け、押下板固定ネジ118で内部フレーム60にネジ止めして取り付けることもできる。
次に、外装ケース本体40にシャッタボタン部材130を取り付ける。この際、外装ケース本体40を上下逆さまにして、シャッタボタン部材130を外装ケース本体40に取り付ける。すなわち、図10に示すように、シャッタボタン開口部50を下側にして、外装ケース本体40の内部にシャッタボタン部材130を入れ、シャッタボタン開口部50に嵌める。
このようにして嵌められたシャッタボタン部材130は、そのボタン部材本体130Aの下端部外周に突出して形成されたフランジ部130Bが、シャッタボタン開口部50の内周縁に係止され、シャッタボタン開口部50から抜け落ちることなく外装ケース本体40に取り付けられる。
シャッタボタン部材130が取り付けられたら、外装ケース本体40を逆さまにしたまま、押下板104とスイッチ基板94とが取り付けられた内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入する。この際、図10に示すように、内部フレーム60は、外装ケース本体40と同様に上下を反転し、スイッチ基板取付部90が形成された方の端部から外装ケース本体40に挿入する。
このように挿入することにより、押下板104に設けられた押し子部110が、外装ケース本体40の開口部の縁やシャッタボタン部材130等に引っ掛かることなくスムーズに挿入することができる。すなわち、押し子部110は、バネ部108に片持ち支持されているので、バネ部108の先端側から挿入すると、外装ケース本体40の開口部の縁やシャッタボタン部材130等に接触した際、引っ掛かりが生じるが、バネ部108の基端部側から挿入することにより、外装ケース本体40の開口部の縁やシャッタボタン部材130等に接触した場合であっても、バネ部108の変形によって引っ掛かりを回避することができ、スムーズに挿入することができるようになる。
したがって、押圧板104は、内部フレーム60の挿入方向に沿ってバネ部108、押し子部110の順に配置されるように構成することが好ましい。
なお、このような引っ掛かりを回避してよりスムーズに挿入することができるようにするためにも、押し子部110は、その頭部(バネ部108よりも上方に突出した部分)の外周をテーパ状に形成することが好ましい。
以上のようにして、内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入したのち、内部フレーム60に形成されたネジ穴70R、70L、72R、72Lと外装ケース本体40に形成された通し穴66R、66L、68R、68Lの位置とを合わせて、内部フレーム固定ネジ62R、62L、64R、64Lでネジ止めする。すなわち、外装ケース本体40に形成された各通し穴66R、66L、68R、68Lに内部フレーム固定ネジ62R、62L、64R、64Lを通し、各ネジ穴70R、70L、72R、72Lに螺合させる。
ここで、外装ケース本体40の上面の左端部に取り付けられる内部フレーム固定ネジ62Lに関しては、図8に示すように、外装ケース本体40の内周部天井面と内部フレーム60のスイッチ基板取付部90との間にスペーサ140を介して取り付けられる。
このスペーサ140は、ステンレス等の金属によって円筒状に形成され、その高さは、外装ケース本体40の内周部天井面と内部フレーム60のスイッチ基板取付部90との間に形成される隙間の高さhと同じに形成される。
外装ケース本体40の通し穴66Lに通された内部フレーム固定ネジ62Lは、このスペーサ140に通されて内部フレーム60に形成されたネジ穴70Lに螺合される。これにより、内部フレーム固定ネジ62Lの引き込み過ぎによる内部フレーム60の変形を防止することができる。
すなわち、この内部フレーム固定ネジ62Lが螺合されるネジ穴70Lは、スイッチ基板取付部90に形成され、スイッチ基板取付部90は、外装ケース本体40の内周部天井面から離間して配置されることから、内部フレーム固定ネジ62Lを必要以上にねじ込むと、内部フレーム60が変形してしまう。
一方、上記のように、スペーサ140を介して内部フレーム固定ネジ62Lを取り付けると、スペーサ140が支えとなって、内部フレーム60の変形が防止される。
なお、スペーサ140は、内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入した後、押下板104に形成された半円状の凹部116に嵌めて取り付けられる。これにより、スペーサ140がネジ穴70L及び通し穴66Lの同軸上に配置される。
以上のようにして、内部フレーム60が外装ケース本体40に取り付けられると、図8に示すように、シャッタボタン部材130の真下に押下板104の押し子部110が配置される。そして、この押し子部110によってシャッタボタン部材130が保持される。すなわち、この押し子部110が支えとなって、シャッタボタン部材130が、外装ケース本体40の上面から所定量突出して保持される。
なお、このように押し子部110がシャッタボタン部材130を保持することから、押し子部110は、内部フレーム60が外装ケース本体40に取り付けられた際、その上面が、ボタン開口部50に取り付けられたシャッタボタン部材130の下面と同じ高さか、あるいは、若干高い位置に位置するように形成される。これにより、シャッタボタン部材130が、ガタツクことなく保持される。
この後、外装ケース本体40の両端の開口部に右カバー42と左カバー44を取り付け、それぞれカバー固定ネジ74、76でネジ止めして固定する。
以上により、シャッタボタン18を含むデジタルカメラ全体の組み立てが完了する。
このように組み立てられたデジタルカメラ10は、そのシャッタボタン部材130を押下すると、押し子部110を介してシャッタボタン用のスイッチ96が押下される。この押し子部110は、スイッチ96に対して正確に位置決めされて取り付けられているため、スイッチ96を正確かつ確実に押下して作動させることができる。
また、このように押し子部110がスイッチ96に対して正確に位置決めされて取り付けられるため、押し子部110に対するシャッタボタン部材130の取り付けはラフで済み、加工や組み付けが容易になる。
また、押し子部110は、バネ部108を介して縦方向に変位可能に支持されているため、シャッタボタン部材130を押下した際、ユーザに対して良好な操作感を与えることができる。すなわち、確実にシャッタを押下したという感触を与えることができる。
そして、このように組み付けられたシャッタボタン18は、そのシャッタボタン部材130のキートップのみが表面に露出するため、筒状に形成された外装ケース本体40の外観を損なうことがなく、優れたデザインにすることができる。
特に本実施の形態のデジタルカメラ10では、内部フレーム60を外装ケース本体40に固定するための内部フレーム固定ネジ62R、62Lが、シャッタボタン部材130と同一直線上に配置されるため、見た目に優れた外観にすることができる。
なお、上記実施の形態では、押下板104を介してスイッチ96を押下する構成としているが、図11に示すように、押下板104を省いた構成にすることもできる。
この場合、シャッタボタン部材130の下端下面中央に押し子部130Cを形成し、この押し子部130Cでスイッチ96を押下する構成となる。
また、この場合もシャッタボタン部材130の取り付けは、外装ケース本体40を上下逆さまにした状態で行い、この状態で外装ケース本体40に内部フレーム60を挿入して組み立てる。
また、上記実施の形態では、スペーサ140を単体で構成しているが、左カバーや押下板に一体的に形成するようにしてもよい。
図12は、スペーサが一体成形された左カバーの構成を示す平面図である。また、図13は、この左カバーを用いたシャッタボタンの取付部の構成を示す要部断面図である。
同図に示すように、スペーサ142は、左カバー44に一体成形される。具体的には、左カバー44の嵌合部44Aの上端に突起部として形成され、その突起部に縦方向に貫通する穴142Aが形成されて、左カバー44に一体的に形成される。
このスペーサ142は、左カバー44を外装ケース本体40に取り付けると、外装ケース本体40の内周部天井面と内部フレーム60のスイッチ基板取付部90との間に差し込まれる。そして、その穴142Aが、外装ケース本体40に形成された通し穴66Lと内部フレーム60に形成されたネジ穴70Lとの同軸上に位置する。
この結果、外装ケース本体40に形成された通し穴66Lに内部フレーム固定ネジ62Lを通すと、内部フレーム固定ネジ62Lはスペーサ142の穴142Aを通って内部フレーム60のネジ穴70Lに螺合される。
このように、スペーサ142を左カバー44に一体的に形成することにより、スペーサ142を別途取り付ける手間が省け、組み立てがより簡単になる。また、部品点数を削減することができ、製造コストを抑えることができる。
図14(a)、(b)は、それぞれスペーサが一体成形された押下板の構成を示す平面図と側面図である。また、図15は、この押下板を用いたシャッタボタンの取付部の構成を示す要部断面図である。
同図に示すように、スペーサ144は、押下板104に一体成形される。具体的には、押下板104の取付部106の左端部中央に突起部として形成され、その突起部に縦方向に貫通する穴144Aが形成されて、押下板104に一体的に形成される。
このスペーサ144は、押下板104を内部フレーム60に取り付けると、スイッチ基板取付部90上に載置され、その穴144Aが内部フレーム60に形成されたネジ穴70Lの同軸上に位置する。また、この押下板104が取り付けられた内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入すると、外装ケース本体40の内周部天井面とスイッチ基板取付部90との間に配置される。
この結果、外装ケース本体40に形成された通し穴66Lに内部フレーム固定ネジ62Lを通すと、内部フレーム固定ネジ62Lはスペーサ144の穴144Aを通って内部フレーム60のネジ穴70Lに螺合される。
このように、スペーサ144を押下板104に一体的に形成することにより、スペーサ144を別途取り付ける手間が省け、組み立てがより簡単になる。また、部品点数を削減することができ、製造コストを抑えることができる。
なお、このようにスペーサ144を押下板104に一体的に形成すると、シャッタボタン部材130と内部フレーム固定ネジ62R、62Lを同一直線上に配置することができなくなる。すなわち、先にシャッタボタン開口部50にシャッタボタン部材130を取り付けた状態で内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入すると、スペーサ144がシャッタボタン部材130に当接し、内部フレーム60の挿入を阻害する。
そこで、このようにスペーサ144を押下板104に一体的に形成する場合は、図15に示すように、内部フレーム60を外装ケース本体40に組み付けたあと、シャッタボタン開口部50にシャッタボタン部材130を嵌め込んで、押し子部110の上面に接着あるいはネジ止め等して取り付ける。
これにより、シャッタボタン部材130と内部フレーム固定ネジ62R、62Lを同一直線上に配置することができる。
この場合、シャッタボタン部材130にフランジ部が形成されていると、シャッタボタン開口部50に嵌め込むことができないので、シャッタボタン部材130は、円筒状に形成する。
なお、本構成の場合、内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入する際、上下を反転させる必要はない。
また、上記構成以外にも、図16に示すように、可撓部148を介してスペーサ146を押下板104に一体的に形成することによっても、シャッタボタン部材130と内部フレーム固定ネジ62R、62Lを同一直線上に配置することができる。
この場合、可撓部148は、弾性変形可能な薄い板状に形成され、押下板104の取付部106の一端から延びて、円筒状に形成されたスペーサ146に連結される。
このように構成された可撓部148は、無負荷状態において、スペーサ146を所定位置(押下板104をスイッチ基板取付部90に取り付けた際、ネジ穴70Lの同軸上に配置される位置)に保持する。そして、撓ませることにより、その取付部106との連結部を支点として、首振り自在に保持する。
なお、以上の構成によるシャッタボタン部材の取り付けは、次のように行われる。
まず、内部フレーム60のスイッチ基板取付部90にスイッチ基板94と押下板104を取り付ける。この状態でスペーサ146は、スイッチ基板取付部90に形成されたネジ穴70Lの同軸上に位置する。
次に、外装ケース本体40を上下反転し、シャッタボタン開口部50にシャッタボタン部材130を嵌め込んで、シャッタボタン部材130を取り付ける。
次に、外装ケース本体40を上下反転したまま、押下板104とスイッチ基板94とが取り付けられた内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入する。この際、内部フレーム60は、外装ケース本体40と同様に上下を反転し、スイッチ基板取付部90が形成された方の端部から外装ケース本体40に挿入する。
外装ケース本体40内に挿入された内部フレーム60は、所定位置でスペーサ146がシャッタボタン部材130のフランジ部130Bに当接するので、図17に示すように、可撓部148を撓ませることにより、スペーサ146を移動させ、シャッタボタン部材130との当接を回避させる。そして、スペーサ146がシャッタボタン部材130を通過したところで、撓ませていた可撓部148を開放する。これにより、可撓部148の復元力により、スペーサ146が元の位置に復帰する。
この後、内部フレーム60に形成されたネジ穴70R、70L、72R、72Lと外装ケース本体40に形成された通し穴66R、66L、68R、68Lの位置とを合わせて、内部フレーム固定ネジ62R、62L、64R、64Lでネジ止めする。
この際、外装ケース本体40の上面の左端部に取り付けられる内部フレーム固定ネジ62Lは、スペーサ146を介してネジ穴70Lにネジ止めされる。これにより、内部フレーム固定ネジ62Lの引き込み過ぎによる内部フレーム60の変形を防止することができる。
以上説明したように、本構成によっても、内部フレーム固定ネジ62R、62Lとシャッタボタン部材130とを同一直線上に配置することができる。
なお、内部フレーム固定ネジ62R、62Lとシャッタボタン部材130とを同一直線上に配置することにより、優れた外観にすることができるが、内部フレーム固定ネジ62R、62Lとシャッタボタン部材130とは、必ずしも同一直線上に配置する必要はない。
この場合、たとえば、図18に示すように、押下板104に一体成形されたスペーサ144が、内部フレーム60の挿入時にシャッタボタン部材130に接触しない位置に通し穴66L及びネジ穴70Lを配置することが好ましい。すなわち、内部フレーム60を外装ケース本体40に挿入する際に、外装ケース本体40に取り付けられたシャッタボタン部材130のフランジ部130Bにスペーサ144が接触しないように、図19に示すように、スペーサ144を中心から上下いずれか一方側の端部にずらして設置し、これに対応して通し穴66Lとネジ穴70Lを形成する。これにより、部品点数の削減を図ることができ、かつ、組み立ても容易にすることができる。
なお、上記実施の形態のデジタルカメラでは、スペーサを介して内部フレーム固定ネジ62Rを内部フレーム60にネジ止めしているが、内部フレーム60の強度が十分に確保されているような場合には、スペーサは用いる必要はない。すなわち、ネジの引き込みによる内部フレーム60の変形等を考慮する必要がない場合には、スペーサは必ずしも用いる必要はない。
また、上記実施の形態では、外装ケース本体40の上面にシャッタボタン18のみが配置された場合について説明したが、外装ケース本体40の上面には、他のボタンを配置することもできる。たとえば、図20に示すように、シャッタボタン18と共に電源ボタン26を外装ケース本体40の上面に配置することもできる。
なお、この場合も各ボタンは、内部フレーム固定ネジ62R、62Lを結ぶ直線上に並列して配置することが好ましい。これにより、より優れた外観にすることができる。
また、この場合、電源ボタン用の押圧板とシャッタボタン用の押圧板は、図21に示すように、一体的に形成することが好ましい。同図に示す例では、共通の取付部106に対してシャッタボタン用のバネ部108と、電源ボタン用のバネ部150(当該バネ部150は、取付部106の右端部に垂直に立設された支柱部150A、その支柱部150Aから水平に延びる一対の腕部150Bとで構成される。)が設けられ、各バネ部108、150の先端に押し子部110、152(押し子部152は、その下面中央に電源ボタン用のスイッチを押下する押し子154が一体成形される。)が設けられている。
この押下板をスイッチ基板取付部90に位置決めして取り付けると、シャッタボタン用の押し子部110が、シャッタボタン用のスイッチの上に位置決めされて配置され、電源ボタン用の押し子部152が、電源ボタン用のスイッチの上に位置決めされて配置される。
このように、電源ボタン用の押圧板とシャッタボタン用の押圧板を一体的に形成することにより、部品点数を削減してコストを低減することができる。また、組み付けもより容易に行うことができる。
また、上記実施の形態では、外装ケース本体の上面に配置されるボタン(シャッタボタン)の取付構造として、本発明を適用した場合を例に説明したが、他の箇所に配置されるボタンの取付構造としても同様に適用することができる。
なお、デジタルカメラの場合は、外装ケース本体の上面に配置されるボタンに適用し、こられのボタンを左端部(右利き用のカメラの場合)に配置することにより、フラッシュの設置部の脇に形成される空間を有効に利用することができる。
また、上記実施の形態のデジタルカメラの外装ケース本体は、左右の両端部が開口して形成されているが、上下の両端部を開口して形成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、押下板を樹脂成形しているが、バネ部が弾性変形可能に形成されていれば、金属等で形成することもできる。
さらに、本発明は携帯電話や携帯音楽プレイヤ、PDA等のカメラ以外の携帯電子機器にも同様に本発明を適用することができる。
10…デジタルカメラ、12…外装ケース、18…シャッタボタン、40…外装ケース本体、42…右カバー、44…左カバー、50…シャッタボタン開口部、60…内部フレーム、62R、62L、64R、64L…内部フレーム固定ネジ、66R、66L、68R、68L…通し穴、70R、70L、72R、72L…ネジ穴、74、76…カバー固定ネジ、78、80…ネジ穴、82、84…通し穴、90…スイッチ基板取付部、94…スイッチ基板、96…スイッチ、98…板金、100…スイッチ基板位置決めピン、102…スイッチ基板位置決め穴、104…押下板、106…取付部、108…バネ部、110…押し子部、112…押下板位置決めピン、114…押下板位置決め穴、116…凹部、118…押下板固定ネジ、120、122…通し穴、126…押し子、130…シャッタボタン部材、130A…ボタン部材本体、130B…フランジ部、140、142、144、146…スペーサ
Claims (10)
- 外装面上に操作ボタンが設けられる携帯電子機器において、
筒状に形成された外装ケース本体と、
前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けられるカバー部材と、
外周形状が前記外装ケース本体の内周形状にほぼ合致して形成され、前記開口部から前記外装ケース本体内に挿入されて、前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けられる内部フレームと、
前記外装ケース本体の操作ボタン設置位置に形成されたボタン穴と、
前記内部フレームに設けられ、該内部フレームが前記外装ケース本体に取り付けられると、前記ボタン穴の下部に配置されるスイッチ基板取付部と、
押下式のスイッチが実装され、前記スイッチ基板取付部に位置決めして取り付けられるスイッチ基板と、
前記スイッチ基板に位置決めして取り付けられ、押下されることにより弾性変形して前記スイッチを押下する押下部材と、
外周部に抜け止め部が突出して形成され、前記外装ケース本体の内側から前記ボタン穴に嵌め込まれて、前記外装ケース本体に取り付けられるボタン部材と、
を備え、前記スイッチ基板と前記押下部材が取り付けられた内部フレームを前記ボタン部材が取り付けられた外装ケース本体に挿入して所定位置に取り付けると、前記押下部材の上に前記ボタン部材が配置され、該押下部材を介して前記ボタン部材で前記スイッチを押下可能になることを特徴とする携帯電子機器。 - 外装面上に操作ボタンが設けられる携帯電子機器において、
筒状に形成された外装ケース本体と、
前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けられるカバー部材と、
外周形状が前記外装ケース本体の内周形状にほぼ合致して形成され、前記開口部から前記外装ケース本体内に挿入されて、前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けられる内部フレームと、
前記外装ケース本体の操作ボタン設置位置に形成されたボタン穴と、
前記内部フレームに設けられ、該内部フレームが前記外装ケース本体に取り付けられると、前記ボタン穴の下部に配置されるスイッチ基板取付部と、
押下式のスイッチが実装され、前記スイッチ基板取付部に位置決めして取り付けられるスイッチ基板と、
前記スイッチ基板に位置決めして取り付けられ、押下されることにより弾性変形して前記スイッチを押下する押下部材と、
前記スイッチ基板と前記押下部材が取り付けられた内部フレームを前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けた後、前記ボタン穴に嵌め込まれて、前記押下部材に固定されるボタン部材と、
を備えたことを特徴とする携帯電子機器。 - 外装面上に操作ボタンが設けられる携帯電子機器において、
筒状に形成された外装ケース本体と、
前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けられるカバー部材と、
外周形状が前記外装ケース本体の内周形状にほぼ合致して形成され、前記開口部から前記外装ケース本体内に挿入されて、前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けられる内部フレームと、
前記外装ケース本体の操作ボタン設置位置に形成されたボタン穴と、
前記内部フレームに設けられ、該内部フレームが前記外装ケース本体に取り付けられると、前記ボタン穴の下部に配置されるスイッチ基板取付部と、
押下式のスイッチが実装され、前記スイッチ基板取付部に位置決めして取り付けられるスイッチ基板と、
外周部に抜け止め部が突出して形成され、前記外装ケース本体の内側から前記ボタン穴に嵌め込まれて、前記外装ケース本体に取り付けられるボタン部材と、
を備え、前記スイッチ基板が取り付けられた内部フレームを前記ボタン部材が取り付けられた外装ケース本体に挿入して所定位置に取り付けると、前記スイッチの上に前記ボタン部材が配置されることを特徴とする携帯電子機器。 - 前記押下部材は、
前記スイッチ基板に位置決めして取り付けられる位置決め固定部と、
基端部が前記位置決め固定部に固定されて弾性変形可能なバネ部と、
前記バネ部の先端に取り付けられ、前記スイッチを押下する押し子部と、
からなり、前記位置決め固定部を前記スイッチ基板に取り付けると、前記押し子部が前記スイッチの上に配置され、前記バネ部が弾性変形して、前記押し子部で前記スイッチを押下可能になることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。 - 前記内部フレームの挿入方向に沿って前記バネ部、前記押し子部の順で配置されることを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器。
- 前記外装ケース本体内に挿入された内部フレームは、ネジによって前記外装ケース本体内の所定位置に固定され、前記外装ケース本体には、前記ネジが通される通し穴が形成される一方、前記内部フレームのスイッチ基板取付部には、前記通し穴に通されたネジが螺合されるネジ穴が形成され、前記通し穴に通されたネジは、筒状に形成されたスペーサ部材を通して前記ネジ穴に螺合されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の携帯電子機器。
- 前記スペーサ部材が、前記押下部材に一体的に設けられることを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器。
- 前記スペーサ部材が、可撓部材を介して前記押下部材に一体的に設けられることを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器。
- 前記スペーサ部材が、前記カバー部材に一体的に設けられることを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器。
- 筒状に形成された外装ケース本体と、前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けられるカバー部材と、外周形状が前記外装ケース本体の内周形状にほぼ合致して形成され、前記開口部から前記外装ケース本体内に挿入されて、前記外装ケース本体内の所定位置に取り付けられる内部フレームと、前記外装ケース本体の操作ボタン設置位置に形成されたボタン穴と、前記内部フレームに設けられ、該内部フレームが前記外装ケース本体に取り付けられると、前記ボタン穴の下部に配置されるスイッチ基板取付部と、押下式のスイッチが実装され、前記スイッチ基板取付部に位置決めして取り付けられるスイッチ基板と、前記スイッチ基板に位置決めして取り付けられ、押下されることにより弾性変形して前記スイッチを押下する押下部材と、外周部に抜け止め部が突出して形成され、前記外装ケース本体の内側から前記ボタン穴に嵌め込まれて、前記外装ケース本体に取り付けられるボタン部材と、を備えた携帯電子機器の組立方法であって、
前記内部フレームに前記スイッチ基板と前記押下部材を取り付ける一方、前記ボタン穴が設けられた面を下側にして、前記外装ケース本体の内側から前記ボタン穴に前記ボタン部材を嵌め込み、前記ボタン穴が設けられた面を下側にした状態で前記内部フレームを前記外装ケース本体内に挿入して所定位置に取り付けた後、前記カバー部材を前記外装ケース本体の両端の開口部に取り付けることを特徴とする携帯電子機器の組立方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007312598A JP2009139424A (ja) | 2007-12-03 | 2007-12-03 | 携帯電子機器及びその組立方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11506956B1 (en) * | 2021-05-28 | 2022-11-22 | Dell Products L.P. | Cylindrical camera with integrated tilt stand |
-
2007
- 2007-12-03 JP JP2007312598A patent/JP2009139424A/ja not_active Withdrawn
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US11506956B1 (en) * | 2021-05-28 | 2022-11-22 | Dell Products L.P. | Cylindrical camera with integrated tilt stand |
US20220382133A1 (en) * | 2021-05-28 | 2022-12-01 | Dell Products L.P. | Cylyindrical camera with integrated tilt stand |
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