JP4804380B2 - 電子機器ならびにその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、各種操作が可能な操作部を搭載した電子機器に関する。
特許文献1に開示されているスイッチは、中央プランジャ及び周辺プランジャの下部に、弾性変形可能なタクトバネを配し、中央プランジャ及び周辺プランジャを常時上方向へ付勢している。
特開2006−164805号公報
しかしながら特許文献1に開示されているスイッチは、タクトバネが必要となるため、部品点数が多く、組立性が悪いという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、部品点数が少なく、組立性が良いスイッチを備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の電子機器は、一部が筐体から露出するように配された第1の操作ユニット及び第2の操作ユニットを備えた電子機器であって、前記第1の操作ユニットは、前記筐体の表面に露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける複数の押圧部を備えた第1の操作部と、前記第1の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記筐体に支持されている一対の第1のフレームと、前記第1の操作部の略中央に形成された開口部とを備え、前記第2の操作ユニットは、前記第1の操作部の前記開口部から露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける第2の操作部と、前記第2の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記第1のフレームに係合することにより前記第1の操作ユニットに支持されている一対の第2のフレームとを備え、一対の前記第1のフレームを結ぶ線分は、前記第1の操作部において使用者に操作されるべき部位の径方向以外の方向に配置され、かつ、一対の前記第2のフレームを結ぶ線分に対して略直交するものである。
本発明によれば、部品点数を少なくすることができる。また、組立性を向上させることができる。
(実施の形態1)
以下の説明では、本発明の電子機器の一例として、デジタルスチルカメラなどの撮像装置を挙げて説明する。
〔1.撮像装置の構成〕
図1は、撮像装置の外観構成を示す斜視図である。図2は、撮像装置の側面図であり、撮像装置において表示部が搭載されている面(以下、背面と記す)を示している。図3は、撮像装置の平面図であり、撮像装置においてレリーズボタンなどが配されている面(以下、上面と記す)を示している。
図1〜図3に示すように、撮像装置1は、撮像部2と、レリーズスイッチ3と、ズームスイッチ4と、電源スイッチ5と、ストロボ6と、表示部7と、カーソルキー8と、ボタン9と、ボタン10と、モードダイヤル11とを備えている。撮像部2とストロボ6は、前面(被写体側の面)に配されている。また、レリーズスイッチ3とズームスイッチ4と電源スイッチ5は、上面に配されている。また、表示部7とカーソルキー8とボタン9及び10とモードダイヤル11は、背面に配されている。
図1に示すように撮像部2は、フォーカスレンズやズームレンズなどから構成されるレンズ部や、レンズ部を通して入射される光学画像を撮像し電気信号(映像信号)を出力する撮像素子などが内蔵されている。
レリーズスイッチ3は、撮影者によって押圧操作されることで、撮像素子で撮像されている電気信号を映像信号として取り込むことができる。
ズームスイッチ4は、レリーズスイッチ3に対して略同軸に配され、レリーズスイッチ3の周方向に回転自在に配されている。ズームスイッチ4を回転操作することで、撮像部2内のズームレンズを光軸方向へ移動させ、撮像素子に結像される光学画像の拡大または縮小を行うことができる。なお、ズーム動作は、ズームレンズを移動させる光学ズームに限らず、映像信号を信号処理で拡大または縮小する電子ズームも存在する。
電源スイッチ5は、スライドスイッチで構成され、一方向へスライドさせると電源ON、他方向へスライドさせると電源OFFになるように操作することができる。
ストロボ6は、レリーズスイッチ3の動作と同時に閃光を発光することができる。ストロボ6の発光は、撮像装置1内における任意の設定によって、発光/非発光を切り換えることができる。
図2に示すように、表示部7(表示素子)は、撮像中の画像(所謂スルー画像)、メニュー画面、電池残量や現在日時や撮影可能枚数などの各種情報などを表示することができる。本実施の形態では、表示部7は、液晶パネルで構成したが、有機EL素子やその他の表示素子で構成してもよい。なお、撮像装置1に対する表示部7の固定方法については、後ほど詳しく説明する。また、表示部7と撮像部2は、撮像装置1において互いに対向した側面に配されている。
カーソルキー8は、上下左右方向に指示操作が可能であり、上・下・左・右の各操作部には、所定の機能が割り当ててある。割り当てられている機能は、例えば、ストロボ6の発光/非発光の切り替え、セルフタイマー機能のON/OFF切り替え、ブラケット撮影の設定などである。また、表示部7にメニュー画面を表示させた時に、メニュー内に表示されているカーソルを所望の方向へ移動させるよう操作することもできる。
ボタン9は、カーソルキー8の中央に配置され、操作することで主に「決定」操作を行うことができる。
ボタン10は、例えば表示部7に表示される前記各種情報の表示/非表示を切り替えることができたり、その他様々な機能を割り当てることができる。なお、本実施の形態では、ボタン10は2個としているが、この個数に限定されない。
モードダイヤル11は、撮像装置1の上面近傍に回転操作可能に配され、撮像装置1のモードを設定することができる。設定できるモードは、静止画を撮影可能な通常撮影モード、動きが速い被写体の撮影に適した高速撮影モード、被写体を近接撮影するのに適した接写モード、情報媒体に記録されている画像を表示部7に表示可能な再生モードなどである。
また、撮像装置1は、主に上面カバー41(第3のカバー)と、前面カバー42(第2のカバー)と、背面カバー43(第1のカバー)と、側面カバー44とでケーシングされている。なお、一対の側面カバー44のうち一方は、撮像装置1の側面とともに底面の一部を覆うような形状に形成されている。また、撮像装置1の底面には、バッテリー収納部を閉蓋するバッテリードア(不図示)が配されている。よって、撮像装置1の底面は、側面カバー44の一部とバッテリードアとで覆われている。各カバーの組み立ての概要は、カメラユニット25と電気回路ユニット26とが結合されたユニットに対して、その上面に上面カバー41を装着し、前面(対物レンズが配されている面)に前面カバー42を装着し、背面(前面に対向する面)に背面カバー43を装着し、左右両側面に側面カバー44を装着する。
〔2.撮像装置1の内部構造〕
〔2−1.全体構成〕
図4は、撮像装置1の概略構造を示す分解斜視図である。なお、図4に示す各部品やユニットは、説明の便宜上、詳細に描画しておらず模式的に示している。
図4において、背面ユニット21は、撮像装置1の背面を覆っており、カーソルキー8やボタン9及び10などが配されている。また、背面ユニット21の主面には、透明板21dによって閉口されている開口部21aが形成されている。開口部21aは、表示部7(または表示ユニット22)の有効表示エリアとほぼ同等の面積を有している。
表示ユニット22は、例えば液晶表示パネルで構成され、主面に表示エリア22aを備えている。また、表示パネルの外周縁には、ある程度の肉厚を有する弾性材22bが固定されている。弾性材22bは、表示ユニット22の外周縁の全周に配されているわけではなく、一部に切り欠き部22cを備えている。
保持枠23は、例えば板金で構成され、少なくとも表示ユニット22を内部に配置可能な収納部23aを備えている。
前面ユニット24(第2のカバー)は、カメラユニット25における対物レンズ側の面を覆うように、カメラユニット25及び電気回路ユニット26に装着される。カメラユニット25は、主に前述した撮像部2を内蔵している。電気回路ユニット26は、内部にバッテリーを着脱可能であるとともに、電源回路を備えている。また、電気回路ユニット26の上面には、スイッチ27が配されている。スイッチ27は、カーソルキー8、ボタン9及び10が使用者によって押圧操作されることにより、カーソルキー8、ボタン9及び10の裏面によって押圧操作されるものである。すなわち、使用者がカーソルキー8、ボタン9及び10を操作することで、各キーなどがスイッチ27を押圧し、内部回路が駆動するような構造になっている。
撮像装置1は、保持枠23に保持された表示ユニット22を、背面ユニット21と前面ユニット24とから構成されるケース内に収容される。収容後、表示ユニット22の表示エリア22aは、背面ユニット21の開口部21aと重なるように配置され、表示エリア22aに表示される映像や情報を、外部から目視することができる。
次に、図4に示す各ユニットの詳細な構成について説明する。
〔2−2.表示ユニット22の構成〕
図5Aは、表示ユニット22の構成を示す平面図である。図5Bは、図5AにおけるZ−Z部分の断面図である。
図5A及び図5Bに示すように、表示パネル22dの主面の略中央には、映像や各種情報を表示可能な表示エリア22aが配されている。表示パネル22dの外周縁には、映像などが表示できない非表示エリアが存在している。その非表示エリアには、弾性材22bが配されている。弾性材22bは、ある程度の肉厚を有し、弾性変形する材質で構成されている。
弾性材22bは、表示ユニット22が撮像装置1内に組み付けられた際に、表示パネル22dと背面ユニット21の内側とで挟持され圧縮される。これにより、表示エリア22aに埃などの異物が侵入するのを低減させている。また、弾性材22bは、両面テープや接着剤などで表示パネル22dに貼着されている。
また、弾性材22bは、表示パネル22dの外周に連続的に配されているものではなく、一部に切り欠き部22cが形成されている。切り欠き部22cを設けることにより、表示ユニット22と背面ユニット21との間の空間と外気とを連通させることができる。
すなわち、弾性材22bを表示エリア22aの全外周に連続的に貼着すると、背面ユニット21と表示ユニット22とを組み付けた際に、透明板21dと表示エリア22aと弾性材22bとによって囲まれた空間が密閉状態になる。当該空間を密閉状態にすると、撮像装置の使用環境における気圧変化によって、外気との気圧差が生じ、透明板21dや表示パネル22dが変形する可能性がある。本実施の形態は、切り欠き部22cを設けることにより、使用環境における気圧変化が生じても、外気との気圧差が発生せず、透明板21dや表示パネル22dの変形を防止することができる。
また、表示パネル22dの側端部には、他の電気回路と電気的に接続されるフレキシブル基板22eが配されている。
また、表示パネル22dの上下面には、それぞれ3カ所ずつダボ22fが配されている。また、表示パネル22dの側面にもダボ22fが配されている。ダボ22fは、後述する保持枠23の孔部23hに嵌合されることによって、表示ユニット22を保持枠23に保持させることができる。
〔2−3.保持枠23の構成〕
図6は、保持枠23の構成を示す斜視図である。図7Aは、保持枠23の上面側の要部斜視図である。図7Bは、図7AにおけるY−Y部分の要部断面図である。図8は、保持枠23における底面側の要部斜視図である。
図6において、収納部23aは、底部を有するとともに、底部の外縁の4方向を縦壁で包囲され、表示ユニット22(図4参照)が収容可能な空間を備えている。縦壁は、収納部23aに収容される表示ユニット22の上面に対向する上部壁23xと、上部壁23xに対向し表示ユニット22の底面に対向する下部壁23yと、表示ユニット22の両側面に対向する一対の側部壁23zとから構成されている。
上部壁23xには、2個の位置決め片23b(第1の弾性片)と、開口部23gと、3カ所の係合孔23hとが形成されている。下部壁23yには、弾性片23c(第2の弾性片)及び23dと、3カ所の係合孔23hとが形成されている。側部壁23zには、開口部23fと、押圧部23eと、係合孔23hとが形成されている。
押圧部23eは、保持枠23を背面ユニット21に保持させた際に、背面ユニット21に配されている操作部(詳しくは後述)の一部を押圧し、操作部を背面ユニット21に保持させている。
開口部23fは、表示ユニット22に配されているフレキシブル基板22e(図5参照)を、保持枠23内から引き出して配するためのものである。
位置決め片23bは、保持枠23が背面ユニット21(図4参照)に設けられた係合孔21bに挿入されて保持されている。
係合孔23hは、上部壁23xにおいて所定の間隔をあけて3個配され、表示ユニット22に配されているダボ22fのうち、表示ユニット22の上部側に配されているダボ22fと係合する。係合孔23hとダボ22fとが係合することで、表示ユニット22を保持枠23へ保持させることができる。
また、位置決め片23bには、それぞれ突起23qが形成されている。突起23qは、保持枠23を背面ユニット21に保持させる際に、背面ユニット21の内面に当接し、保持枠23を背面ユニット21に対して仮固定および位置決めしている。本実施の形態では、突起23qは、プレス成形によって形成されているが、他の工法にて形成してもよい。また、突起23qの形状は、半球体で構成しているが、円錐など他の形状で構成してもよい。
図8に示すように、弾性片23cには、突起23kと孔部23mと凹部23nとが形成されている。また、弾性片23dには、突起23kと凹部23pとが形成されている。
突起23kは、保持枠23を背面ユニット21に保持させる際に、背面ユニット21の内面に当接し、保持枠23を背面ユニット21に対して仮固定および位置決めしている。本実施の形態では、突起23kは、プレス成形によって形成されているが、他の工法にて形成してもよい。また、突起23kの形状は、半球体で構成しているが、円錐など他の形状で構成してもよい。
孔部23mは、保持枠23を背面ユニット21にネジで固定する際に、ネジが挿通される孔である。
凹部23n及び23pは、それぞれ背面ユニット21の内側に設けられた突起が嵌合し、保持枠23を背面ユニット21に対して位置決めしている。
〔2−4.背面ユニット21の構成〕
図9Aは、背面ユニット21の平面図であり、内側の構造を示している。図9Bは、図9AにおけるX−X部分の断面図である。図9Cは、図9Aにおける矢印B方向から見た平面図であり、撮像装置1の上面側から見た図である。図9Dは、図9Aにおける矢印C方向から見た平面図であり、撮像装置1の底面側から見た図である。
図9Aにおいて、背面ユニット21は、内面に表示ユニット22などを配置可能な凹部が形成されている。その凹部の底面には開口部21aが形成されている。また、開口部21aの周囲には、表示ユニット22が凹部内に収納された際に、弾性材22bが当接する当接面21eが配されている。また、凹部の周囲は、上部壁21xと、下部壁21yと、一対の側部壁21zに囲まれている。また、開口部21aを外側から覆うように透明板21d(図9B参照)が固定されている。透明板21dは、アクリル板などで構成され、表示ユニット22の表示エリア22aを傷や衝撃などから保護するために配されている。
また、凹部の横には、カーソルキー8及びボタン9を背面ユニット21の表面側へ露出して配置させるための開口部21pと、ボタン10を背面ユニット21の表面側へ露出して配置させるための開口部21qとが形成されている。
また、開口部21pの周囲には、カーソルキー8を位置決めするためのピン21s及び21tが配されている。
図9B及び図9Cに示すように、上部壁21xには、2個の係合孔21bが形成されている。それぞれの係合孔21bには、保持枠23の位置決め片23bが係合される。また、係合孔21bの内部には、突起21fが形成されている。突起21fは、位置決め片23bが係合孔21bに係合された際に、位置決め片23bの表面に当接して、位置決めを行っている。これにより、保持枠23の上部を、背面ユニット21の上部に対して位置決めすることができる。
図9A及び図9Dに示すように、下部壁21yには、リブ21g及び21hが形成されている。リブ21gには、突起21cと、孔部21m及び21nが形成されている。また、リブ21hには、突起21kが形成されている。
突起21cは、保持枠23の弾性片23cに形成されている凹部23nに嵌合可能に構成されている。突起21kは、弾性片23dに形成されている凹部23pに嵌合可能に構成されている。突起21cが凹部23nに嵌合され、突起21kが凹部23pに嵌合されることで、保持枠23の下部を背面ユニット21に対して位置決めすることができる。
孔部21mは、背面ユニット21がネジで固定される際に、ネジが挿通される孔である。
〔2−5.操作部の構成〕
図10A及び図10Bは、カーソルキー8の構成を示す平面図である。図11は、ボタン9の構成を示す平面図である。なお、図10A及び図11は、表面側(操作面側)から見た図である。また、図10Bは、裏面側(撮像装置側)から見た図である。
図10A及び図10Bに示すように、カーソルキー8(第1の操作ユニット)は、操作部8a(第1の操作部)と、支持部8b及び8hと、開口部8c,8d及び8fと、フレーム8m及び8n(第1のフレーム)と、ボタン10とが、一体化されている。また、カーソルキー8は、ABS樹脂などから構成される基材に、表面がメッキ処理されて構成されている。メッキ処理は、基材の装飾や防食のために、カーソルキー8の表面の少なくとも一部に施工されている。
操作部8aは、背面ユニット21の開口部21pを介して外部に露出される部位であり、その表面(押圧部)には所定の機能を意味する文字やマークが表記されている。本実施の形態では、上下左右の方向を意味する三角形のマークを表記したが、具体的な機能を意味する文字やマーク(セルフタイマーのマークなど)を表記してもよい。また、撮像装置に内蔵されたカーソルキー8は、操作部8aの下部に、スイッチ27(図4参照)が配され、使用者によって操作部8aが操作された際、操作部8aの裏面によってスイッチ27が押圧操作される。
ピン8x及び8yは、図10Bに示すようにカーソルキー8の裏面に立設されている。また、ピン8x及び8yは、ボタン9の長孔9b及び9cが係合されている。また、係合孔8v及び8wは、ボタン9の突起9v及び9wに係合されている。これにより、ボタン9をカーソルキー8に保持させることができる。
開口部8c及び8fは、それぞれ操作部8aを挟んで対向した位置に形成され、背面ユニット21に形成されているピン21s及び21tに係合され、位置が決まる。
開口部8dは、ボタン9を外部に露出させるためのものであり、少なくともボタン9の操作部9aを使用者の指で操作可能な大きさを有している。
フレーム8m及び8nは、操作部8aにおける相対する位置に配され、それぞれ相対する方向へ延設されている。フレーム8mには、支持部8b及び開口部8fが一体的に配されている。フレーム8nには、開口部8cやボタン10などが一体的に配されている。
本実施の形態では、カーソルキー8は、基材のほぼ全ての表面がメッキ処理されているが、フレーム8m及び8nの裏面側にメッキ処理を施していない部分が形成されている。図10Bにおいて、領域ハッチングを付している部分は、メッキ処理されておらず、基材が露出している部分である。メッキ処理が施されていない部分は、メッキ処理が施されている部分に比べて、メッキ皮膜が無いため剛性が低い。このように、カーソルキー8を押圧操作した時に弾性変形するフレーム8m及び8nに、メッキ処理されていない部分を形成することで、フレーム8m及び8nの剛性が低くなるため弾性変形しやすくなり、カーソルキー8の操作性を向上させることができる。また、上記のようにメッキ処理を省略して弾性変形しやすくしたことで、操作性を確保しながらフレーム8m及び8nの全長を短く形成することができる。フレーム8m及び8nを短く形成することで、カーソルキー8を小型化することができるとともに、撮像装置を小型化することができる。
また、フレーム8m及び8nは、操作部8aにおいて使用者によって操作されるべき部位(例えば図10Aにおける三角形マーク)の径方向には配されない。すなわち、フレーム8m及び8nは、図10Aに示す4個の三角形マークのうち、対向する2個の三角形マークを通る直線に重ならない位置に配されていればよい。本実施の形態では、フレーム8mは、操作部8aにおける上方向に操作可能な部位と、右方向に操作可能な部位との間に配されている。また、フレーム8nは、操作部8aにおける左方向に操作可能な部位と、下方向に操作可能な部位との間に配されている。すなわち、操作部8aは、使用者によって押圧操作された際、主にフレーム8m及び8nを軸に変位するので、フレーム8mと8nとを結ぶ線が操作部8aの変位軸である。
ピン8pは、操作部8aの裏面において、上下左右の4カ所に立設されている。また、ピン8pは、スイッチ27(図4参照)を構成している複数のボタンのそれぞれに対向した位置に形成されている。したがって、操作部8aを押圧操作すると、押された部分の裏面に形成されているピン8aが、スイッチ27のうち少なくとも一つのボタンを押圧する。なお、ピン8aを形成しなかった場合であっても、操作部8aの裏面でスイッチ27を押圧することが可能であるため、ピン8pは必須ではない。
上記構成を備えたカーソルキー8は、開口部8c及び8fに、背面ユニット21に形成されているピン21s及び21tが位置決めされることにより、背面ユニット21の裏面に位置決めされる。この時、フレーム8m及びリブ8gの面は、背面ユニット21の裏面に当接し、未使用状態におけるカーソルキー8を略水平に保持している。また、操作部8aは開口部21pを介して外部に露出され、ボタン10は、開口部21qを介して外部に露出されている。
次に、図11に示すように、ボタン9(第2の操作ユニット)は、操作部9a(第2の操作部)と、長孔9b及び9cと、フレーム9d及び9e(第2のフレーム)とを備えている。
操作部9aは、上下方向へストロークが可能で、使用者によって上面が押圧操作されることで、操作部9aの下部に配されているスイッチ27(図4参照)を操作することができる。
フレーム9d及び9eは、操作部9aにおける相対する位置に配され、それぞれ相対する方向へ延設されている。すなわち、操作部9aは、使用者によって押圧操作された際、主にフレーム9d及び9eに支持されて変位する。なお、操作部9aにおける、フレーム9d及び9eが配される位置は、図15に示すようにカーソルキー8とボタン9とを背面ユニット21に組み付けた状態で、操作部8aの変位軸とフレーム9d及び9eを結ぶ線分とが略直交するような位置である。すなわち、図15に示すようにカーソルキー8とボタン9とが組み付けられた状態で、フレーム8m,8n,9d,9eは、ボタン9の中心軸を中心としたほぼ回転方向180°の点対称となる位置に配されている。
長孔9b及び9cは、フレーム9d及び9eの先端近傍に形成されている。長孔9b及び9cは、カーソルキー8に形成されているピン8x及び8yが係合されることで、ボタン9がカーソルキー8に保持(仮固定)される。ボタン9は、カーソルキー8に保持されている時、操作部9aは開口部8d内に配置され、その操作面が外部に露出する。なお、長孔9b及び9cとピン8x及び8yとの結合方法は、本実施の形態のように両者を係合させる方法の他、長孔及びピンの両方あるいは一方を加熱して両者を溶着させる方法、接着剤などにより両者を接着させる方法などがある。
カーソルキー8とボタン9とを結合させる際は、まず、開口部8dを介して操作部9aが露出するように、カーソルキー8の裏面にボタン9を配置する。次に、係合孔8vと突起9vとを係合させ、係合孔8wと突起9wを係合させる。次に、ピン8xを長孔9bに係合させ、ピン8yを長孔9cに係合させる。これにより、操作部のユニットが完成する。
上記構成において、使用者によって、カーソルキー8の操作部8aが押圧操作されると、フレーム8m及び8nに対してねじれ方向に変位する。そして、操作部8aの裏面に形成されているピン8pによって、カーソルキー8の下部に配置されているスイッチ27(図4参照)が押圧される。
また、ボタン9の操作部9aが押圧操作されると、ボタン9はその押圧方向へ変位し、操作部9aの裏面によってスイッチ27(図4参照)が押圧される。
ここで、カーソルキー8とボタン9は、操作部8aの変位軸と操作部9aの変位軸とが互いに略直交するように配されているとともに、操作部8aの三角形マークとは重ならないように配されているため、操作部8aを上下左右のいずれの方向へ操作しても、操作部9aは変位せず誤操作は生じない。また、操作部9aを押圧操作しても、操作部8aは変位せず誤操作は生じない。
また、2個のボタン10は、それぞれ独立してフレーム8nに一体的に配されているため、それぞれ独立して操作することができる。
〔3.撮像装置の組み立て方法〕
本実施の形態の撮像装置は、図4に示すように組み立てられる。まず、表示ユニット22を矢印Bに示すように、保持枠23内に装着する。次に、矢印Aに示すように、背面ユニット21を保持枠23に装着する。次に、矢印Cに示すように、表示ユニット22及び保持枠23が装着された背面ユニット21を、前面ユニット24に装着する。これにより、撮像装置1が完成する。以下、各ユニットの組み付け動作について、詳しく説明する。
〔3−1.表示ユニット22と保持枠23との装着方法〕
表示ユニット22を保持枠23に装着する際は、図5Aに示すように表示ユニット22に形成されているダボ22fを、図6に示す保持枠23に形成されている係合孔23hに係合させて、表示ユニット22を収納部23aに収納させる。
この時、表示ユニット22に配されているフレキシブル基板22eが、開口部23fから保持枠23外へ引き出すことが可能なように配置される。
〔3−2.背面ユニット21と保持枠23との装着方法〕
表示ユニット22が装着された保持枠23を、背面ユニット21に装着する場合は、図12〜図14に示す手順にて装着する。図12は図9AにおけるX−X’部の断面であり、図13及び図14は図9AにおけるV−V’部の断面である。
まず、図12に示すように、保持枠23を矢印E方向へ移動させて、保持枠23の上部に形成されている位置決め片23bを、背面ユニット21に形成されている係合孔21bに係合させる。この時、位置決め片23bは、係合孔21bの内部に形成されている突起21fによって支持されて、係合孔21bに保持される。
次に、図13に示すように、保持枠23を矢印F方向へ移動させて、保持枠23の下部を背面ユニット21内に収納する。この時、図8に示すように、弾性片23c及び23dに形成されている突起23kが、弾性片23cを弾性変形させながら、それぞれ背面ユニット21の内面に当接する。また、背面ユニット21のリブ21gに形成されている突起21cが、保持枠23に形成されている凹部23nに係合される。また、リブ21hに形成されている突起21kが、凹部23pに係合される。
これにより、図14に示すように、保持枠23を背面ユニット21の内面に装着(仮固定)することができる。なお、図15に、保持枠23を背面ユニット21の内面に装着(仮固定)した状態の斜視図を示す。
また、図14に示す状態において、弾性片23cは弾性変形を伴って突起21cに係合しているため、保持枠23を背面ユニット21にガタツキを抑えて装着することができる。また、突起21cと凹部23nとが嵌合しているため、保持枠23を背面ユニット21に対して位置決めすることができる。
また、図15に示すように、カーソルキー8とボタン9とを背面ユニット21の裏面(内側)に装着する際は、カーソルキー8とボタン9とを互いに結合させたユニットを予め用意しておく。そして、そのユニットを背面ユニット21の裏面に装着する。このように、カーソルキー8及びボタン9を予めユニット化しておくことで、組立作業性を向上させることができる。
また、図15に示すように、保持枠23を背面ユニット21に装着した時、図6に示す押圧部23eが、図10Aに示すカーソルキー8のリブ8gを押圧するため、カーソルキー8は背面ユニット21に確実に保持させることができる。
〔3−3.背面ユニット21と前面ユニット24との装着方法〕
図16に示すように、背面ユニット21は矢印Gに示すように前面ユニット24に装着させる。
次に、撮像装置の底面側からネジ46(図15参照)を締結させる。つまり、前面ユニット24の底面には雌ネジ(不図示)が形成されており、この雌ネジにネジ46を螺合させる。この時、図15に示すように、ネジ46は、背面ユニット21及び保持枠23の開口部を挿通して前面ユニット24に螺合されるため、背面ユニット21と保持枠23とは前面ユニット24に共締めされる。
次に、上面カバー41及び側面カバー44を装着し、ネジ45で固定する。
この時、背面ユニット21の上面に形成されている係合孔21bや、係合孔21bに係合している位置決め片23bは、上面カバー41によって覆われるため、外部から目視できない状態になる。
〔4.異物混入時の対応方法〕
上記のような撮像装置の製造工程において、表示ユニット22と背面ユニット21との間に埃などの異物が混入した場合、以下のように異物の除去を行う。
まず、背面ユニット21を前面ユニット24から取り外す。
次に、図14において、保持枠23の弾性片23c及び23dを使用者の指や工具で、矢印K方向へ弾性変形させて、突起21c及び21k(図9D参照)と凹部23n及び23p(図8参照)との嵌合状態を解除する。
次に、図13に示すように、保持枠23を矢印Fの反対方向へ移動させ、保持枠23の下部を背面ユニット21から取り外す。
次に、図12に示すように、保持枠23を矢印Eの反対方向へ移動させ、位置決め片23b(図7A参照)を係合孔21bから離脱させる。これにより、保持枠23を背面ユニット21から、容易に取り外すことができる。
なお、上記離脱作業において、弾性片23cにおける嵌合状態を解除して保持枠23を離脱する構成としたが、弾性片23dの嵌合状態を解除して保持枠23を離脱する構成としてもよい。
そして、表示ユニット22の表示エリア22a、あるいは背面ユニット21の透明板21dに付着した異物を除去する。
再度、保持枠23を背面ユニット21に装着する際は、前述したように図12〜図14に示す手順にて、容易に装着することができる。
〔5.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態によれば、カーソルキー8を背面ユニット21に保持させているフレーム8m及び8nは、操作部8aにおいて使用者によって操作されるべき部位の、径方向以外の部位に配されていることにより、カーソルキー8を2カ所のみで背面ユニット21に支持する構成であるため、構成を簡素化できるとともに、組立性を向上させることができる。
また、ボタン9は、2カ所(フレーム9d及び9e)のみでカーソルキー8に支持されている構成であるため、構成を簡素化できるとともに、組立性を向上させることができる。
また、フレーム8m及び8n、フレーム9d及び9eは、ボタン9の中心軸を中心とした、ほぼ回転方向180°の点対称となる位置に配されている。この構成により、カーソルキー8を上下左右のいずれの方向に操作しても、ボタン9は変位しないため、誤操作を防止することができる。また、ボタン9を押圧操作しても、カーソルキー8は変位しないため、誤操作を防止することができる。
また、カーソルキー8の変位軸は、一対のフレーム9d及び9eを結ぶ線分に対して略直交するように構成されている。この構成により、カーソルキー8を上下左右のいずれの方向に操作しても、ボタン9は変位しないため、誤操作を防止することができる。また、ボタン9を押圧操作しても、カーソルキー8は変位しないため、誤操作を防止することができる。
また、ボタン9は、カーソルキー8に支持されていることにより、カーソルキー8とボタン9とを組み付けてユニット化できる。よって、カーソルキー8とボタン9とを組み付けてユニット化したものを大量に作製しておけば、カーソルキー8とボタン9とを背面ユニット21に装着する作業を簡単にすることができ、組立性を向上させることができる。特に、近年小型化が進んでいるデジタルカメラに搭載されるカーソルキー及びボタンは、カメラ本体の小型化とともに小型化が進んでおり、組立性が悪化しつつある。しかし、本実施の形態のようにカーソルキーとボタンとを予めユニット化しておくことで、背面ユニットへの装着を容易にすることができる。
また、カーソルキー8は、基材の表面をメッキ処理して構成され、フレーム8m及び8nにおいて、少なくともカーソルキー8が押圧操作された際に弾性変形する部分は、基材が露出している構成とすることができる。この構成により、フレーム8m及び8nにおいて弾性変形する部分のみ、剛性を低下させることができるので、カーソルキー8をスムーズに動作させることができ、操作性を向上させることができる。
また、本実施の形態の電子機器の製造方法は、一部が筐体から露出するように配されたカーソルキー8及びボタン9を備えた電子機器の製造方法であって、カーソルキー8とボタン9とを互いに組み付ける第1の工程と、前記第1の工程で組み付けられた操作ユニットを、本機器内に組み付ける第2の工程とを備えたものである。この製造方法により、カーソルキー8とボタン9とを組み付けてユニット化しておいてから、電子機器に組み付ける方法であるため、組立性を向上させることができる。
また、背面ユニット21と保持枠23とを組み付けた際に、押圧部23eでカーソルキー8のリブ8gを押圧保持する構成としたため、カーソルキー8を保持する部品点数を少なくすることができる。また、カーソルキー8を確実に固定することができる。
また、組立の際、ピン8x及び8yと長孔9b及び9cとを嵌合させ、係合孔8v及び8wと突起9v及び9wを係合させることにより、カーソルキー8とボタン9とを仮固定することができるので、組み立てを容易にすることができる。
なお、本実施の形態では、撮像装置を一例に挙げて説明したが、少なくともカーソルキーなどの操作部材を搭載した電子機器であればよい。例えば、デジタルスチルカメラなどの撮像装置の他、携帯電話機、PDA(Personal Digital Asistance)、パームサイズのゲーム機などがある。
〔付記1〕
本発明の電子機器は、一部が筐体から露出するように配された第1の操作ユニットを備えた電子機器であって、前記第1の操作ユニットは、前記筐体の表面に露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける複数の押圧部を備えた第1の操作部と、前記第1の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記筐体に支持されている一対の第1のフレームと、を備え、前記配設位置は、前記押圧部のうちいずれかの押圧部の間に設けられているものである。
この構成により、第1の操作ユニットを2カ所(一対の第1のフレーム)のみで支持する構成であるため、構成を簡素化できるとともに、組立性を向上させることができる。
なお、カーソルキー8は第1の操作ユニットの一例である。操作部8aは第1の操作部の一例である。フレーム8m及び8nは第1のフレームの一例である。
〔付記2〕
本発明の電子機器は、一部が筐体から露出するように配された第1の操作ユニット及び第2の操作ユニットを備えた電子機器であって、前記第1の操作ユニットは、前記筐体の表面に露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける複数の押圧部を備えた第1の操作部と、前記第1の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記筐体に支持されている一対の第1のフレームと、前記第1の操作部の略中央に形成された開口部とを備え、前記第2の操作ユニットは、前記第1の操作部の開口部から露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける第2の操作部と、前記第2の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記第1の操作ユニットに支持されている一対の第2のフレームと、を備えたものである。
この構成により、第1の操作ユニットを2カ所(一対の第1のフレーム)のみで支持する構成であるため、構成を簡素化できるとともに、組立性を向上させることができる。また、第2の操作ユニットを2カ所(一対の第2のフレーム)のみで支持する構成であるため、構成を簡素化できるとともに、組立性を向上させることができる。
なお、カーソルキー8は第1の操作ユニットの一例である。操作部8aは第1の操作部の一例である。フレーム8m及び8nは第1のフレームの一例である。ボタン9は第2の操作ユニットの一例である。操作部9aは第2の操作部の一例である。フレーム9d及び9eは第2のフレームの一例である。
〔付記3〕
本発明の電子機器は、前記第1のフレーム及び前記第2のフレームは、前記第2の操作部の中心軸を中心とした、ほぼ回転方向180°の点対称となる位置に配されている構成とすることができる。
この構成により、第1の操作ユニットを上下左右のいずれの方向に操作しても、第2の操作ユニットは変位しないため、誤操作を防止することができる。また、第2の操作ユニットを押圧操作しても、第1の操作ユニットは変位しないため、誤操作を防止することができる。
〔付記4〕
本発明の電子機器は、前記第1の操作部の変位軸は、一対の前記第2のフレームを結ぶ線分に対して略直交する構成とすることができる。
この構成により、第1の操作ユニットを上下左右のいずれの方向に操作しても、第2の操作ユニットは変位しないため、誤操作を防止することができる。また、第2の操作ユニットを押圧操作しても、第1の操作ユニットは変位しないため、誤操作を防止することができる。
〔付記5〕
本発明の電子機器は、前記第2の操作ユニットは、前記第1の操作ユニットに支持されている構成とすることができる。
この構成により、第1の操作ユニットと第2の操作ユニットとを組み付けてユニット化できるので、組立性を向上させることができる。
〔付記6〕
本発明の電子機器は、前記第1の操作ユニットは、基材の表面のうち少なくとも一部をメッキ処理して構成され、前記第1のフレームにおいて、少なくとも前記第1の操作部が押圧操作された際に弾性変形する部分は、前記基材が露出している構成とすることができる。
この構成により、第1のフレームにおいて弾性変形する部分の剛性を低下させることができるので、第1の操作ユニットをスムーズに動作させることができ、操作性を向上させることができる。
〔付記7〕
本発明の電子機器の製造方法は、一部が筐体から露出するように配された第1の操作ユニット及び第2の操作ユニットを備え、前記第1の操作ユニットは、前記筐体の表面に露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける複数の押圧部を備えた第1の操作部と、前記第1の操作部の略中央に形成された開口部とを備え、前記第2の操作ユニットは、前記第1の操作部の前記開口部から露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける第2の操作部を備えた電子機器の製造方法であって、前記第1の操作ユニットと前記第2の操作ユニットとを互いに組み付ける第1の工程と、前記第1の工程で組み付けられた操作ユニットを、本機器内に組み付ける第2の工程とを備えたものである。
この製造方法により、第1の操作ユニットと第2の操作ユニットとを組み付けてユニット化しておいてから、電子機器に組み付ける方法であるため、組立性を向上させることができる。
本発明の電子機器は、カーソルキー及びボタンなどの操作部を備えた機器に有用である。
実施の形態1の撮像装置の外観を示す斜視図 撮像装置の正面図 撮像装置の平面図 撮像装置の分解斜視図 表示ユニットの平面図 表示ユニットの断面図 保持枠の平面図 保持枠の上面側の要部斜視図 保持枠の要部断面図 保持枠の底面側の要部斜視図 背面ユニットの内部構成を示す正面図 図9AにおけるX−X部の断面図 図9Aにおける矢印B方向から見た平面図 図9Aにおける矢印C方向から見た平面図 カーソルキーの表面側の構成を示す平面図 カーソルキーの裏面側の構成を示す平面図 セットキーの構成を示す平面図 保持枠を背面ユニットに装着する動作を説明するための断面図 保持枠を背面ユニットに装着する動作を説明するための断面図 保持枠を背面ユニットに装着する動作を説明するための断面図 保持枠及び表示ユニットが装着された背面ユニットの斜視図 背面ユニットを前面ユニットに装着する動作を説明するための斜視図 保持枠に保持された表示ユニットの構成を示す斜視図 図17におけるW部の要部斜視図
符号の説明
21 背面ユニット
22 表示ユニット
23 保持枠
24 前面ユニット

Claims (3)

  1. 一部が筐体から露出するように配された第1の操作ユニット及び第2の操作ユニットを備えた電子機器であって、
    前記第1の操作ユニットは、
    前記筐体の表面に露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける複数の押圧部を備えた第1の操作部と、
    前記第1の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記筐体に支持されている一対の第1のフレームと、
    前記第1の操作部の略中央に形成された開口部とを備え、
    前記第2の操作ユニットは、
    前記第1の操作部の前記開口部から露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける第2の操作部と、
    前記第2の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記第1のフレームに係合することにより前記第1の操作ユニットに支持されている一対の第2のフレームとを備え、
    一対の前記第1のフレームを結ぶ線分は、前記第1の操作部において使用者に操作されるべき部位の径方向以外の方向に配置され、かつ、一対の前記第2のフレームを結ぶ線分に対して略直交する、
    電子機器。
  2. 前記第1の操作ユニットは、
    基材の表面のうち少なくとも一部をメッキ処理して構成され、
    前記第1のフレームにおいて、少なくとも前記第1の操作部が押圧操作された際に弾性変形する部分は、前記基材が露出している、
    請求項1記載の電子機器。
  3. 一部が筐体から露出するように配された第1の操作ユニット及び第2の操作ユニットを備え、
    前記第1の操作ユニットは、
    前記筐体の表面に露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける複数の押圧部を備えた第1の操作部と、
    前記第1の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記筐体に支持されている一対の第1のフレームと、
    前記第1の操作部の略中央に形成された開口部とを備え、
    前記第2の操作ユニットは、
    前記第1の操作部の前記開口部から露出するように配され、使用者による押圧操作を受け付ける第2の操作部と、
    前記第2の操作部において互いに対向する位置である配設位置から延在し、前記第1のフレームに係合することにより前記第1の操作ユニットに支持されている一対の第2のフレームとを備え、
    一対の前記第1のフレームを結ぶ線分は、前記第1の操作部において使用者に操作されるべき部位の径方向以外の方向に配置され、かつ、一対の前記第2のフレームを結ぶ線分に対して略直交する電子機器の製造方法であって、
    前記第1の操作ユニットと前記第2の操作ユニットとを互いに組み付ける第1の工程と、
    前記第1の工程で組み付けられた操作ユニットを、本機器内に組み付ける第2の工程とを備えた、
    電子機器の製造方法。
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