JP2010103825A - 撮像装置 - Google Patents

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輝 田上
Tsuneji Shimizu
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Abstract

【課題】 音声用孔からの音声の良好な入出力状態を確保すると共に外筐の内部に配置された回路基板への静電気の印加を抑制する。
【解決手段】 被写体を撮影するための撮影レンズ6と、樹脂材料によって形成され孔形成部3aを有する外筐2と、外筐の孔形成部の内面に取り付けられる取付部を有しグラウンドに接続された導電板16と、外筐の孔形成部の内面側に配置されたマイクロフォン20とを設け、外筐の孔形成部に音声の入力又は出力が行われる複数の音声用孔7、7、7を形成し、導電板に複数の音声用孔に対向して位置される逃げ孔18aを形成し、導電板に複数の音声用孔の間に位置され該複数の音声用孔の並び方向に直交する方向へ突出された突部19、19を形成した。
【選択図】 図7

Description

本発明は撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、音声の入力又は出力が行われる複数の音声用孔の間に導電板の突部を設けて音声用孔からの音声の良好な入出力状態を確保すると共に外筐の内部に配置された回路基板への静電気の印加を抑制する技術分野に関する。
撮像装置には、外筐の一部に孔形成部が設けられ、該孔形成部に音声の入力又は出力が行われる複数の音声用孔が形成され、該音声用孔を介してマイクロフォンに音声が入力され又はスピーカーから音声が出力されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような撮像装置においては、音声用孔から外筐の内部に静電気が侵入して外筐の内部に配置された回路基板に静電気が印加されるおそれがある。回路基板に静電気が印加されてしまうと、回路基板上の電子部品の故障や回路の不良を生じるおそれがあり、このような不具合の発生を防止するための静電気対策を施す必要がある。
静電気対策としては、例えば、図12に示すように、外筐aの孔形成部bの内面に導電板cを音声用孔d、d、dを周囲から囲む位置に取り付け、導電板cを介してグラウンドに静電気を導いて放電する方法がある。このように導電板cを音声用孔d、d、dを周囲から囲む位置に取り付けることにより、音声用孔d、d、dからの音声の入出力を妨げないようにして静電気対策を施すことが可能となる。
特開2005−98097号公報
ところが、上記のような導電板cを音声用孔d、d、dを周囲から囲む位置に取り付ける静電気対策にあっては、隣り合う音声用孔d、d、d間には導電板cが存在しない。従って、音声用孔d、d、dの導電板cが存在する付近から侵入する静電気は導電板cに帯電し易く回路基板に印加され難いが、音声用孔d、d、d間から侵入する静電気は導電板cに帯電しない可能性があり、回路基板に印加されるおそれがある。
一方、音声用孔d、d、dからの音声の良好な入出力状態を確保するためには、音声用孔d、d、dを大きくすることが望ましい。しかしながら、音声用孔d、d、dを大きくすると、音声用孔d、d、d間における導電板cが存在しない部分の面積が大きくなり、回路基板への静電気の印加の可能性が高くなってしまう。
そこで、本発明撮像装置は、上記した問題点を克服し、音声用孔からの音声の良好な入出力状態を確保すると共に外筐の内部に配置された回路基板への静電気の印加を抑制することを課題とする。
撮像装置は、上記した課題を解決するために、被写体を撮影するための撮影レンズと、樹脂材料によって形成され孔形成部を有する外筐と、前記外筐の孔形成部の内面に取り付けられる取付部を有しグラウンドに接続された導電板と、前記外筐の孔形成部の内面側に配置されたマイクロフォン又はスピーカーとを設け、前記外筐の孔形成部に音声の入力又は出力が行われる複数の音声用孔が形成され、前記導電板に前記複数の音声用孔に対向して位置される逃げ孔が形成され、前記導電板に前記複数の音声用孔の間に位置され該複数の音声用孔の並び方向に直交する方向へ突出された突部を形成したものである。
従って、撮像装置にあっては、音声用孔間に導電板の一部が存在する。
上記した撮像装置において、前記突部の先端部を尖った形状に形成することが望ましい。
突部の先端部を尖った形状に形成することにより、先端部から静電気が導電板に帯電し易くなる。
上記した撮像装置において、前記音声用孔の並び方向に直交する方向に離隔して一対の前記突部を設けることが望ましい。
音声用孔の並び方向に直交する方向に離隔して一対の突部を設けることにより、音声用孔間における突部の占有面積が大きくなる。
上記した撮像装置において、前記突部の外縁と前記音声用孔の開口縁を近接して位置させるようにすることが望ましい。
突部の外縁と音声用孔の開口縁を近接して位置させるようにすることにより、突部の外縁と音声用孔の開口縁との距離が小さくなる。
上記した撮像装置において、前記外筐の内面に孔形成部を周囲から覆い前記導電板の位置決めを行う位置決め壁を設けることが望ましい。
外筐の内面に孔形成部を周囲から覆い導電板の位置決めを行う位置決め壁を設けることにより、導電板の逃げ孔と孔形成部に形成された音声用孔との位置決めが行われる。
本発明撮像装置は、被写体を撮影するための撮影レンズと、樹脂材料によって形成され孔形成部を有する外筐と、前記外筐の孔形成部の内面に取り付けられる取付部を有しグラウンドに接続された導電板と、前記外筐の孔形成部の内面側に配置されたマイクロフォン又はスピーカーとを備え、前記外筐の孔形成部に音声の入力又は出力が行われる複数の音声用孔が形成され、前記導電板に前記複数の音声用孔に対向して位置される逃げ孔が形成され、前記導電板に前記複数の音声用孔の間に位置され該複数の音声用孔の並び方向に直交する方向へ突出された突部を形成している。
従って、隣り合う音声用孔間に導電板の一部が存在し、音声用孔から侵入する静電気が導電板に帯電してグラウンドから放電され易くなるため、外筐の内部に配置された回路基板への静電気の印加を抑制することができる。
また、音声用孔の大きさを大きくして音声の良好な入力状態を確保した上で、外筐の内部に配置された回路基板への静電気の印加を抑制することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記突部の先端部を尖った形状に形成したので、突部を介して静電気が導電板に帯電し易くなり、回路基板への静電気の印加を防止することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記音声用孔の並び方向に直交する方向に離隔して一対の前記突部を設けたので、導電板が音声用孔の近傍に位置し、回路基板への静電気の印加の防止効果を高めることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記突部の外縁と前記音声用孔の開口縁を近接して位置させるようにしたので、回路基板への静電気の印加の防止効果を一層高めることができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記外筐の内面に孔形成部を周囲から覆い前記導電板の位置決めを行う位置決め壁を設けたので、音声用孔に対する導電板の位置ずれが防止され、該導電板を音声用孔に対して適正な位置に確実に配置することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本発明をスチルカメラに適用したものである。尚、本発明の適用範囲はスチルカメラに限られることはなく、例えば、ビデオカメラや他の機器に組み込まれた各種の撮像装置に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、スチルカメラ(撮像装置)の撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、被写体側が前方となり、撮影者側が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
[全体構成]
撮像装置(スチルカメラ)1は所要の各部を配置するための樹脂材料によって形成された外筐2を有し、該外筐2は、例えば、横長の扁平な略矩形状に形成されている(図1及び図2参照)。従って、外筐2の外面は、前面2a、後面2b、上面2c、下面2d、左側面2e及び右側面2fによって構成されている。
外筐2は後方に開口された箱状に形成されたフロントパネル3と前方に開口された箱状に形成されたリアパネル4とが前後で結合されて成る。
外筐2には、図1に示すように、レンズ鏡筒5が組み込まれ、該レンズ鏡筒5は、例えば、前後方向に伸縮自在とされた所謂沈胴式のタイプが用いられている。レンズ鏡筒5の前端部には被写体を撮影するための撮影レンズ6が取り付けられている。
レンズ鏡筒5には、ズームレンズを構成する複数のレンズやこれらのレンズを光軸方向へ移動するためのレンズ移動機構等の所要の各部が配置されている。レンズ鏡筒5は、フォーカシング動作時や撮影者のズーミング操作に応じて前後方向へ伸縮される。
フロントパネル3のレンズ鏡筒5に隣接した部分には孔形成部3aが設けられている。孔形成部3aは、例えば、前面2aの左右方向における略中央部の上端寄りの位置に設けられている。孔形成部3aには前後に貫通された音声用孔7、7、7が直線状に並んだ状態で形成されている。音声用孔7、7、7は、外部の音声を入力するためのマイクロフォン用の音声入力孔として機能する。
上面2bには複数の操作部8、8、・・・、例えば、シャッター、モード切替ダイヤル、ズーム釦等が設けられている(図1及び図2参照)。
後面2bには右端部を除く部分に表示パネル9が配置されている(図2参照)。後面2bの右端部には複数の操作部10、10、・・・、例えば、モード切替摘子、機能実行釦等が設けられている。
リアパネル4の右端部における上端側の位置には、取付凹部11が形成されている(図3参照)。取付凹部11は後方に開口された浅い凹状に形成されている。
取付凹部11の上端部は他の部分より深い凹状に形成され、この部分が孔形成部11aとして形成されている。孔形成部11aには前後に貫通された音声用孔12、12、12が直線状に並んだ状態で形成されている。音声用孔12、12、12は、音声を外部へ出力するためのスピーカー用の音声出力孔として機能する。
[グリップ]
取付凹部11にはグリップ13が、例えば、接着によって取り付けられる。グリップ13は、摩擦係数の大きな材料、例えば、エラストマー、ゴム材料、樹脂材料等によって形成されている。
取付凹部11にグリップ13が取り付けられた状態においては、孔形成部11aが取付凹部11における他の部分より深い凹状に形成されているため、孔形成部11aとグリップ13の間に隙間14が形成される(図4参照)。従って、グリップ13が取付凹部11に取り付けられた状態において、隙間14を介して音声用孔12、12、12から外部に音声が出力される。
撮影者は、撮影時等に両手又は片手で撮像装置1を把持するが、図5に示すように、このとき右手100の親指101をグリップ13に宛って所要の操作を行うことができる。グリップ13は、上記したように、摩擦係数の大きな材料によって形成されているため、親指101をグリップ13に宛ったときに撮像装置1の把持状態が安定し、良好な把持性及び操作性を確保することができる。
また、グリップ13に親指101を宛った状態において、図5に示すように、親指101をグリップ13のみに宛うことにより隙間14が親指101によって閉塞されず、音声用孔12、12、12からの音声の出力が行われた状態で各種の操作を行うことが可能である。
一方、グリップ13に親指101を宛った状態において、図6に示すように、親指101をグリップ13と外筐2の後面2bに跨って宛うことにより隙間14が親指101によって閉塞され、音声用孔12、12、12からの音声の出力が行われない状態で各種の操作を行うことが可能である。
従って、撮影者は音声の出力を望む場合と望まない場合に応じてグリップ13に宛う親指101の位置を変更すればよく、使い勝手の向上及び撮像装置1の機能性の向上を簡単な操作によって行うことができる。
[前面側の孔形成部に関する構造等]
フロントパネル3には、孔形成部3aにおける内面に周方向に離隔して位置決め壁15、15、15が設けられている(図7参照)。位置決め壁15は後方へ突出された円弧状に形成されている。
フロントパネル3の内面には第1の導電板16が取り付けられている。第1の導電板16は延設部17と該延設部17から突出され外形が円形状に形成された取付部18とを有している。第1の導電板16は延設部17が図示しない回路基板のグラウンドに接続されている。
取付部18には一方向に長い逃げ孔18aが形成されている。取付部18には逃げ孔18aの長手方向に対して直交する方向へ突出された三角形状の突部19、19が設けられている。突部19、19は突出方向へ行くに従って先細りとなる三角形状に形成され、各先端部19a、19aが尖った形状に形成されている。
第1の導電板16は、取付部18が位置決め壁15、15、15に位置決めされ、該位置決め壁15、15、15の内側に配置されて孔形成部3aの内面に取り付けられる。
取付部18が位置決め壁15、15、15の内側に配置されて孔形成部3aの内面に取り付けられた状態においては、逃げ孔18aの開口縁が音声用孔7、7、7の開口縁に近接して位置され突部19、19がそれぞれ音声用孔7、7、7間に位置される。
第1の導電板16の取付部18の背面側にはマイクロフォン20が配置される(図8参照)。マイクロフォン20はゴムキャップ21に保持された状態で取付部18の背面側に配置される。
ゴムキャップ21の背面側にはホルダー22が配置される。ホルダー22は押さえ部22aと該押さえ部22aの背面から後方へ突出された被押さえ部22bとから成る。ホルダー22は、被押さえ部22bが外筐2の内部に配置された基板23の一部によって後方から押さえられ、押さえ部22aによってゴムキャップ21を後方から押さえる。従って、マイクロフォン20はゴムキャップ21を介してホルダー22の押さえ部22aによって押さえられて取付部18の背面側に保持される。
上記したように、撮像装置1にあっては、音声用孔7、7、7が形成された外筐2の孔形成部3aの内面に第1の導電板16の取付部18を取り付け、該取付部18に音声用孔7、7、7間に位置された突部19、19を設けている。
従って、隣り合う音声用孔7、7、7間に第1の導電板16の一部が存在し、音声用孔7、7、7から侵入する静電気が第1の導電板16に帯電してグラウンドから放電され易くなるため、外筐2の内部に配置された回路基板への静電気の印加を抑制することができる。
また、音声用孔7、7、7の大きさを大きくすると音声用孔7、7、7間に存在する部分の面積が大きくなるが、音声用孔7、7、7間に存在する部分の面積に応じた大きさに突部19、19を形成することにより突部19、19を音声用孔7、7、7に近付けることができる。従って、音声用孔7、7、7の大きさを大きくして音声の良好な入力状態を確保した上で、外筐2の内部に配置された回路基板への静電気の印加を抑制することができる。
さらに、突部19、19の先端部19a、19aを尖った形状に形成しているため、突部19、19を介して静電気が第1の導電板16に帯電し易くなり、回路基板への静電気の印加を防止することができる。
尚、上記には、突部19、19を音声用孔7、7、7間に一つずつ設けた例を示したが、図9に示すように、突部19、19、・・・を音声用孔7、7、7の並び方向に直交する方向に離隔して各一対設けるようにすることも可能である。
このように突部19、19、・・・を音声用孔7、7、7の並び方向に直交する方向に離隔して各一対設けることにより、音声用孔7、7、7の全周に亘って第1の導電板16が音声用孔7、7、7の近傍に位置し、回路基板への静電気の印加の防止効果を高めることができる。
また、突部19、19の外縁と音声用孔7、7、7の開口縁を近接して位置させることにより、回路基板への静電気の印加の防止効果を一層高めることができる。
さらに、フロントパネル3の内面に第1の導電板16の位置決めを行う位置決め壁15、15、15を設けているいため、音声用孔7、7、7に対する取付部18の位置ずれが防止され、該取付部18を音声用孔7、7、7に対して適正な位置に確実に配置することができる。
[後面側の孔形成部に関する構造等]
リアパネル4には、孔形成部11aにおける内面に位置決め壁24が設けられている(図10参照)。位置決め壁24は後方へ突出された円弧状に形成されている。
リアパネル4の内面には第2の導電板25が取り付けられている。第2の導電板25は延設部26と該延設部26から突出され外形が円形状に形成された取付部27とを有している。第2の導電板25は延設部26が図示しない回路基板のグラウンドに接続されている。
取付部27には一方向に長い逃げ孔27aが形成されている。取付部27には逃げ孔27aの長手方向に対して直交する方向へ突出された三角形状の二対の突部28、28、・・・が設けられている。各一対の突部28、28は突出方向に行くに従って先細りとなる三角形状に形成され、各先端部28a、28aが尖った形状に形成され各頂点が近接して位置されている。
第2の導電板25は、取付部27が位置決め壁24に位置決めされ、該位置決め壁24の内側に配置されて孔形成部11aの内面に取り付けられる。
取付部27が位置決め壁24の内側に配置されて孔形成部11aの内面に取り付けられた状態においては、逃げ孔27aの開口縁が音声用孔12、12、12の開口縁に近接して位置され突部28、28、・・・がそれぞれ音声用孔12、12、12間に位置される。
第2の導電板25の取付部27の背面側にはスピーカー29が配置される(図11参照)。スピーカー29は、外筐2の内部に配置されたフレーム30の一部によって後方から押さえられ、取付部27の背面側に保持される。
上記したように、撮像装置1にあっては、音声用孔12、12、12が形成された外筐2の孔形成部11aの内面に第2の導電板25の取付部27を取り付け、該取付部27に音声用孔12、12、12間に位置された突部28、28、・・・を設けている。
従って、隣り合う音声用孔12、12、12間に第2の導電板25の一部が存在し、音声用孔12、12、12から侵入する静電気が第2の導電板25に帯電してグラウンドから放電され易くなるため、外筐2の内部に配置された回路基板へ静電気の印加を抑制することができる。
また、音声用孔12、12、12の大きさを大きくすると音声用孔12、12、12間に存在する部分の面積が大きくなるが、音声用孔12、12、12間に存在する部分の面積に応じた大きさに突部28、28、・・・を形成することにより突部28、28、・・・を音声用孔12、12、12に近付けることができる。従って、音声用孔12、12、12の大きさを大きくして音声の良好な出力状態を確保した上で、外筐2の内部に配置された回路基板への静電気の印加を抑制することができる。
さらに、突部28、28、・・・の先端部28a、28a、・・・を尖った形状に形成しているため、突部28、28、・・・を介して静電気が第2の導電板25に帯電し易くなり、回路基板への静電気の印加を防止することができる。
加えて、突部28、28、・・・を音声用孔12、12、12の並び方向に直交する方向に離隔して各一対設けているため、音声用孔12、12、12の全周に亘って第2の導電板25が音声用孔12、12、12の近傍に位置し、回路基板への静電気の印加の防止効果を高めることができる。
尚、上記には、突部28、28、・・・を音声用孔12、12、12の並び方向に直交する方向に離隔して各一対設けた例を示したが、突部28、28、・・・を音声用孔12、12、12間にそれぞれ一つずつ設けるようにすることも可能である。
また、突部28、28、・・・の外縁と音声用孔12、12、12の開口縁を近接して位置させることにより、回路基板への静電気の印加の防止効果を一層高めることができる。
さらに、リアパネル4の内面に第2の導電板25の位置決めを行う位置決め壁24を設けているため、音声用孔12、12、12に対する取付部27の位置ずれが防止され、該取付部27を音声用孔12、12、12に対して適正な位置に確実に配置することができる。
上記には、三つの音声用孔7、7、7及び三つの音声用孔12、12、12が形成された例を示したが、音声用孔7、12の数は三つに限られることはなく、それぞれ複数であれば任意である。
この場合には、音声用孔7、12の数に応じて該音声用孔7、7間及び音声用孔12、12間にそれぞれ突部19、19と突部28、28が位置されるように突部19と突部28の数を決定すればよい。また、この場合にも、音声用孔7、7間及び音声用孔12、12間にそれぞれ一つずつの突部19と突部28が位置されるようにしてもよい。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図11と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、撮像装置を示す斜視図である。 撮像装置を図1とは異なる方向から見た状態で示す背面側の斜視図である。 取付凹部とグリップを示す拡大斜視図である。 リアパネルの取付凹部が形成された部分を一部を省略して示す拡大断面図である。 親指をグリップのみに宛って隙間を閉塞していない状態を示す斜視図である。 親指をグリップとリアパネルに跨って宛い親指で隙間を閉塞した状態を示す斜視図である。 フロントパネルの内面側の部分を一部を省略して示す拡大背面図である。 前面側の孔形成部において、マイクロフォンの保持状態を示す拡大断面図である。 二対の突部が設けられた例を示す拡大背面図である。 リアパネルの内面側の一部を示す拡大斜視図である。 後面側の孔形成部において、スピーカーの保持状態を示す拡大断面図である。 従来の導電板の形状等を示す拡大図である。
符号の説明
1…撮像装置、2…外筐、3a…孔形成部、6…撮影レンズ、7…音声用孔、11a…孔形成部、12…音声用孔、15…位置決め壁、16…第1の導電板、18…取付部、18a…逃げ孔、19…突部、19a…先端部、20…マイクロフォン、24…位置決め壁、25…第2の導電板、27…取付部、27a…逃げ孔、28…突部、28a…先端部、29…スピーカー

Claims (5)

  1. 被写体を撮影するための撮影レンズと、
    樹脂材料によって形成され孔形成部を有する外筐と、
    前記外筐の孔形成部の内面に取り付けられる取付部を有しグラウンドに接続された導電板と、
    前記外筐の孔形成部の内面側に配置されたマイクロフォン又はスピーカーとを備え、
    前記外筐の孔形成部に音声の入力又は出力が行われる複数の音声用孔が形成され、
    前記導電板に前記複数の音声用孔に対向して位置される逃げ孔が形成され、
    前記導電板に前記複数の音声用孔の間に位置され該複数の音声用孔の並び方向に直交する方向へ突出された突部を形成した
    撮像装置。
  2. 前記突部の先端部を尖った形状に形成した
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記音声用孔の並び方向に直交する方向に離隔して一対の前記突部を設けた
    請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記突部の外縁と前記音声用孔の開口縁を近接して位置させるようにした
    請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記外筐の内面に孔形成部を周囲から覆い前記導電板の位置決めを行う位置決め壁を設けた
    請求項1に記載の撮像装置。
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