JP2005210407A - 携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成により表示パネルを保持することで、小型化、及び、コストの削減を可能とする携帯機器を提供する。
【解決手段】 液晶パネル34は、枠部62に嵌め込まれるようにして、表示窓36の背後に配置される。液晶パネル34の背後には、基板38が配置される。後カバー14には、ネジ受け部56が形成されており、基板38は、ネジ受け部56にネジ止めされる。このように、基板38が後カバー14に固定されることによって、液晶パネル34は、基板38と後カバー14とによって前後から挟み込まれて保持される。これにより、液晶パネルの保持を行う専用の部材を設ける必要がなく、小型化及びコストの削減が可能となる。
【選択図】 図3
【解決手段】 液晶パネル34は、枠部62に嵌め込まれるようにして、表示窓36の背後に配置される。液晶パネル34の背後には、基板38が配置される。後カバー14には、ネジ受け部56が形成されており、基板38は、ネジ受け部56にネジ止めされる。このように、基板38が後カバー14に固定されることによって、液晶パネル34は、基板38と後カバー14とによって前後から挟み込まれて保持される。これにより、液晶パネルの保持を行う専用の部材を設ける必要がなく、小型化及びコストの削減が可能となる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像を表示する表示パネルと、電子部品が取り付けられた基板とが筺体内に納められ、前記筺体に形成された表示窓から前記表示パネルを観察する携帯機器に関するものである。
LCDパネル(液晶パネル)や有機ELパネルなどの表示パネルを備えた各種の携帯機器が知られている。例えば、デジタルカメラでは、多くの機種が液晶パネルを備えており、いわゆるスルー画を表示したり、記録した画像データを再生表示したりするためなどに用いられている。
下記特許文献1には、カメラの筺体に取り付けられる保持枠を備え、この保持枠内に液晶パネルを嵌め込んで固定するようにしたデジタルカメラが記載されている。このデジタルカメラによれば、組み立て時の作業性を向上させるといったことが可能となる。
しかしながら、上記特許文献記載のデジタルカメラは、保持枠を設ける分大型化したり、コストが高くなってしまうといった問題がある。
本発明は、上記問題を解決するために、簡単な構成により表示パネルを保持することで、小型化、及び、コストの削減を可能とする携帯機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の携帯機器は、表示パネルを、表示窓と基板との間に配置するとともに、基板を筺体に固定することによって、表示パネルを基板と筺体との間で挟み込んで保持する保持手段を設けたことを特徴としている。
前記基板と前記筺体との間に、押下されることで前記基板上に取り付けられたスイッチを作動させる操作ボタンを配置して、前記保持手段は、前記基板を前記筺体に固定することによって、前記表示パネル、及び、前記操作ボタンを、前記基板と前記筺体との間で挟み込んで保持するものでもよい。また、前記表示パネルの背面側に、前記基板に当接する脚部を形成してもよい。さらに、前記表示パネルと、前記基板との間にスペーサを配置してもよい。
本発明のデジタルカメラは、表示パネルを基板と筺体とによって挟み込むように保持するので、表示パネルを保持するための構成部材を減らすことができ、小型化、及び、コストを削減することができる。
また、表示パネルとともに、基板上に配置されたスイッチを作動させるための操作ボタンを、基板と筺体とによって挟み込むように保持することで、より構成部材を減らし、小型化、及び、コストを削減することができる。さらに、表示パネルの背面側に基板に当接する脚部を設けたり、表示パネルと基板との間にスペーサを配置することにより、基板が表示パネルを傷つけることを防止できるとともに、表示パネルを確実に保持できる。
本発明をデジタルカメラに適用した場合について、以下説明を行う。図1および図2において、デジタルカメラ10の外装は、前面と上下左右の一部を覆う略箱状の前カバー12と、背面と上下左右の一部を覆う略箱状の後カバー14とからなる。デジタルカメラ10の前面には、撮影レンズ16を保持するレンズ鏡胴18が組み込まれている他、ストロボ発光部20などが露呈している。デジタルカメラ10の側面には、メモリカードが着脱自在に装填されるメモリカードスロットを覆う蓋22が設けられている。
デジタルカメラ10の上面には、シャッタボタン24が設けられている。シャッタボタン24は、2段階押しのスイッチとなっており、撮影モード中に、シャッタボタン24を軽く押圧(半押し)すると、被写体照度に応じてストロボ充電がなされたり、自動露光調整(AE)、自動焦点調整(AF)などの各種撮影準備処理が行われる。この状態でシャッタボタン24をもう1度強く押圧(全押し)すると、本撮影が行われて、1画面分の撮像信号が画像データに変換された後、各種画像処理および圧縮処理が施され、メモリカードに記録される。
デジタルカメラ10の背面からは、操作ボタン30(図3参照)の操作部30aが露呈している。この操作部30aを押下すると、背後に配置されたスイッチ32(図3参照)が作動して、ズーム倍率の変更や、撮影モード、再生モード、各種設定を行うメニューモードの各モードの切り替え、電源のオンオフの切り換えなどの各種操作を行うことができる。
また、デジタルカメラ10の背面には、液晶表示部が設けられ、後カバー14に形成された表示窓36から、液晶パネル34の画像表示面が露呈している。液晶パネル34には、撮影モードにおいてはいわゆるスルー画像が表示され、再生モードにおいてはメモリカードに記録済みの画像が表示され、メニューモードにおいては各種メニュー画面が表示される。
図3に示すように、操作ボタン30、液晶パネル34は、後カバー14の内部に配置される。また、後カバー14の内部には、基板38が配置されている。操作ボタン30は複数設けられており、これらはランナー40によって連結され、ボタンユニット42として一体に形成されている。ランナー40には、ボタンユニット42を後カバー14に取り付ける際に用いられる位置決め穴44が設けられている。
液晶パネル34は、周知のように、液晶素子が封入された液晶板と、表示画像に応じて液晶素子を駆動する液晶駆動部と、液晶板を背後から照明するバックライト装置などからなり、これらがユニット化されている。また、液晶パネル34の下部には配線46が設けられており、液晶パネル34は、配線46を介して入力される駆動信号によって駆動される。
基板38の背面には、液晶パネル34からの配線46が接続されるコネクタ48と、図示しないメイン基板からの配線が接続されるコネクタ50が取り付けられている。メイン基板は、デジタルカメラ10を統括的な駆動制御を行うCPUを備え、液晶パネル34を駆動する駆動信号は、メイン基板から送信される。基板38は、コネクタ48、50を介して、この駆動信号の中継を行う。また、基板38の前面には、各操作ボタン30に対応する位置に押圧検知式のスイッチ32が配置され、操作ボタン30の押下が検知されるようになっている。そして、操作ボタン30の押下が検知された際には、スイッチ32からの信号がコネクタ50を介してメイン基板へ向けて送信される。
基板38としては、例えば、グラスファイバーなどを織り込んだリジット型のものや、厚手のFPC(フレキシブルプリント配線板)などが用いられ、ボタンユニット42、及び、液晶パネル34の背後に配置される。基板38は、ボタンユニット42、及び、液晶パネル34の背面側を覆うように十分に大きく形成され、4角には後カバー14に取り付ける際にネジ52が挿通される開口54が設けられている。一方、後カバー14には、開口54に対応する位置に、円筒形状のネジ受け部56が形成されており、基板38は、ネジ受け部56にネジ止めされる。
基板38が後カバー14に取り付けられることにより、ボタンユニット42は、基板38と後カバー14との間に挟み込まれる。後カバー14には、位置決め穴44に対応する位置に位置決め突起58が、操作ボタン30の操作部30aに対応する位置にボタン開口60がそれぞれ設けられている。ボタンユニット42は、位置決め穴44を位置決め用突起58に挿通させるように配置され位置決めされる。このとき、各操作ボタン30の操作部30aがボタン開口60から露呈する。そして、図4に示すように、ボタンユニット42は、この状態で基板38と後カバー14とによって前後から挟み込まれて保持される。
また、基板38が後カバー14に取り付けられることにより、液晶パネル34が基板38と後カバー14との間に挟み込まれる。後カバー14には表示窓36、枠部62が設けられており、液晶パネル34は、枠部62に嵌め込まれるようにして、表示窓36の背後に配置される。表示窓36は、液晶パネル34の画像表示面を露呈させるとともに、液晶パネル34よりも一回り小さく形成され、液晶パネル34が後カバー14の外部へ脱落しないようにしている。枠部62は、後カバー14の背面よりも一段低い段付き形状に形成され、液晶パネル34の上下左右への移動を規制する。そして、図5に示すように、後カバー14に配置された液晶パネル34は、基板38と後カバー14とによって前後から挟み込まれて保持される。
このように、デジタルカメラ10は、電子機器において広く用いられる基板と、装置の外観を形成する後カバーとで挟み込むことによって液晶パネルを保持する。このため、液晶パネルの保持を行う専用の部材を設ける必要がなく、小型化及びコストの削減が可能となる。また、基板と後カバーとの間で液晶パネルに加えてスイッチを作動させる操作ボタンも保持するようにしたので、より小型化やコスト削減が可能である。
上記実施形態では、基板にコネクタとスイッチを取り付けた例で説明をしたが、基板に取り付ける電子部品はこれに限定されるものではない。基板には、コネクタやスイッチ以外にも任意の電子部品を取り付けることができる。
また、上記実施形態では、メイン基板とは別に、液晶パネルを背面側から抑える基板を設ける例で説明をしたが、これらを一体に設けるといったことも可能である。さらに、1枚の基板によって、液晶パネルとボタンユニットとを背面側から抑えるようにしたが、複数枚の基板によってこれらを背面側から抑えるようにしてもよい。
この場合、例えば、図6に示すように、配線によって接続された基板66、67、68を設ける。そして、ボタンユニット72を基板66、67、によって抑え、液晶パネル34を基板68によって抑えるといったことが考えられる。なお、図6以降の図面においては、前述した実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略する。
また、上記実施形態では、液晶パネルの背面、及び、液晶パネルの背面と対面する基板の前面が両方とも平面となっている例で説明をしたが、例えば、基板の背面側に取り付けられた電子部品のいわゆる足が基板の前面側に突出し、基板の前面側が平面でなくなってしまう場合がある。このような基板によって液晶パネルを押さえつけると、液晶パネルを傷つけてしまうだけでなく、液晶パネルの保持も不安定なものとなってしまう。
このような場合には、図7に示すように、基板38の平面部分と当接するように、背面側に脚部73を形成した液晶パネル74を用いる。こうすることによって、液晶パネルを保護するとともに、確実に保持することができる。また、このような脚部を基板側に設けるといったことも考えられる。さらに、図8に示すように、液晶パネル34と基板38との間に、スポンジやゴムなどから形成したスペーサ76を配置することによっても同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施形態では、液晶パネルよりも一回り小さく形成した開口により表示窓を構成する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、後カバー14に開口を設けて、この開口に透明プレート84を取り付けることにより表示窓86を構成してもよい。この場合は、透明プレート84が液晶パネル34の画像表示面を抑える。
また、上記実施形態では、基板を後カバーにネジ止めして保持する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。基板の保持方法としては、例えば、図10に示すように、基板38が嵌め込まれることで、これを係止する係止爪90を後カバー14に設け、この係止爪90にによって基板38を保持するといったことが考えられる。
なお、上記実施形態では、本発明をデジタルカメラに適用する例で説明をしたが、例えば、携帯電話など、デジタルカメラ以外の携帯機器に本発明を適用することも可能である。また、表示パネルとして、液晶パネルを用いる例に説明をしたが、有機ELパネルなど、その他の種類の表示パネルを用いることもできる。
10 デジタルカメラ
12 前カバー
14 後カバー
30 操作ボタン
30a 操作部
32 スイッチ
34、74 液晶パネル
36、86 表示窓
38、66、67、68 基板
42、72 ボタンユニット
52 ネジ
54 開口
56 ネジ受け部
76 スペーサ
12 前カバー
14 後カバー
30 操作ボタン
30a 操作部
32 スイッチ
34、74 液晶パネル
36、86 表示窓
38、66、67、68 基板
42、72 ボタンユニット
52 ネジ
54 開口
56 ネジ受け部
76 スペーサ
Claims (4)
- 画像を表示する表示パネルと、電子部品が取り付けられた基板とが筺体内に納められ、前記筺体に形成された表示窓から前記表示パネルを観察する携帯機器において、
前記表示パネルを、前記表示窓と前記基板との間に配置するとともに、
前記基板を前記筺体に固定することによって、前記表示パネルを前記基板と前記筺体との間で挟み込んで保持する保持手段を設けたことを特徴とする携帯機器。 - 前記基板と前記筺体との間に、押下されることで前記基板上に取り付けられたスイッチを作動させる操作ボタンを配置して、
前記保持手段は、前記基板を前記筺体に固定することによって、前記表示パネル、及び、前記操作ボタンを、前記基板と前記筺体との間で挟み込んで保持することを特徴とする請求項1記載の携帯機器。 - 前記表示パネルの背面側に、前記基板に当接する脚部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置。
- 前記表示パネルと、前記基板との間にスペーサを配置したことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004014698A JP2005210407A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 携帯機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004014698A JP2005210407A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 携帯機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005210407A true JP2005210407A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34900411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004014698A Pending JP2005210407A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 携帯機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005210407A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173083A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Canon Inc | 発光装置 |
JP2007232802A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Hitachi Displays Ltd | 有機el表示装置 |
JP2010066424A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Nikon Corp | 電子機器 |
US7889276B2 (en) | 2007-07-27 | 2011-02-15 | Hoya Corporation | Mounting device |
JP2012186851A (ja) * | 2006-02-28 | 2012-09-27 | Panasonic Corp | 電子機器 |
-
2004
- 2004-01-22 JP JP2004014698A patent/JP2005210407A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173083A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Canon Inc | 発光装置 |
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US8405308B2 (en) | 2006-02-27 | 2013-03-26 | Hitachi Displays, Ltd | Organic electroluminescence display device |
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JP2010066424A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Nikon Corp | 電子機器 |
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