JP2009137959A - (1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレートの新規な結晶形及びその製造方法 - Google Patents

(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレートの新規な結晶形及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カルバペネム誘導体の中間体として有用な下記化学式の(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレート(MAP)の新規な結晶形及びその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の溶媒を使用する冷却結晶化、又は特定の良溶媒(good-solvent)及び貧溶媒(anti-solvent)を使用するドラウニングアウト(drowning-out)結晶化を行うことによってMAPの新規な結晶形II、結晶形III又は無晶形含有結晶形を得ることができる。
Figure 2009137959

【選択図】図2

Description

本発明は、カルバペネム誘導体の中間体として有用な(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレート(MAP)の新規な結晶形及びその製造方法に関するものである。
下記化学式1の構造を持つMAPは、2−(置換メルカプト)−1β−メチル−カルバペネム系抗生剤の合成中間体として使用される化合物である。
Figure 2009137959
日本特許第3080417号には上記化学式1のMAPの合成方法、MAPの結晶形Iの製造方法及びMAP誘導体を使用してカルバペネム系化合物を合成する方法などが開示されている。上記特許に開示された内容によれば、p−ニトロベンジル−(1R,5R,6S)−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−2−オキソ−カルバペネム−3−カルボキシレートを20〜40℃でメチレン塩化物、アセトニトリル又はジメチルホルムアミドなどの不活性溶媒中でジイソプロピルアミン又はトリエチルアミンのような塩基の存在下に、ジフェニルリン酸クロライド又はジフェニルリン酸ブロマイドのようなジフェニルリン酸ハライドと約30分から24時間のあいだ反応させ、MAPを無晶形の形態で製造する。反応が終了したら、反応液を濃縮した後、精製して目的とするMAPを粉末として得る。又はこのように得られたMAPの無晶形粉末をエチルアセテートに加温溶解した後、室温に冷却したり、又はMAPの無晶形粉末をジクロロメタンに溶解して適量、濃縮した後、ここにノルマルヘキサンを加えることによって、融点136〜137℃を持つ無色針状形態のMAP結晶形Iを得ることができる。このように得られたMAP結晶形IのX線粉末回折スペクトルを図1に示す。
現在、数多くのカルバペネム系化合物の合成研究が行われており、その中でもイミペネムが臨床で使用されている。イミペネムは優秀な抗菌活性を持つが、ヒト腎デヒドロペプチダーゼ(dehydropeptidase-1,DHP−1)に対する抵抗性が弱く、生体内で不活性化されやすいので、DHP−1抵抗剤の一種であるシラスタチン(cilastatin)と併用して、配合処方で使用されている。しかし、この場合にも配合処方で併用するDHP−1抵抗剤が生体内で他の組織に対して副作用を起こす可能性が高いという問題点が依然としてあった。
したがって、最近ではベータメチル基を持つカルバペネム系化合物に対する研究がさらに活発になっており、このような理由でベータメチルカルバペネム誘導体の中心となる中間体であるMAPの結晶形開発がさらに切実に求められている。
これに本発明者たちは安定性、物性又はスペクトル特性が互いに異なる相違した多形体結晶形態のMAPを特定製法によって製造することができることを発見し、本発明を完成することとなった。
特許第3080417号公報
したがって本発明の目的は、カルバペネム誘導体の中間体として有用なMAPの新規な結晶形及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を解決しようとする本発明は、X線粉末回折分析において、5.680,6.980,10.240,10.620,11.160,15.020,15.500,16.720,20.200,20.720,21.260,22.200,22.660,25.060,25.640,26.020,26.380,28.000,29.980,31.060,35.400,36.800,39.420,45.260,45.800,及び49.040の2θ回折角を有する下記化学式1のMAPの結晶形II、5.660,6.920,10.660,13.800,15.500,16.660,20.700,21.240,25.060,26.020,27.560,29.920,31.080,32.000,36.820,37.680,及び41.120の2θ回折角を有するMAPの結晶形III、及び3〜30の範囲内で、5.600,6.860,10.580,13.280,14.040,15.480,15.960,16.640,17.680,17.960,18.320,20.840,21.200,21.820,22.720,24.960,25.640,26.300,及び30.000の2θ回折角を有するMAPの無晶形含有結晶形のそれぞれを提供する。
本発明の方法によれば、過飽和度の誘導を通して、ベータメチルカルバペネム抗生剤の中心中間体であるMAPを新規な結晶形II、結晶形III又は無晶形含有結晶形として得ることができる。
本発明の新規な結晶形II、結晶形III及び無晶形含有結晶形は、特定の溶媒を使用して冷却結晶化を行ったり、又は特定の良溶媒(good solvent)と貧溶媒(anti-solvent、非溶媒)を使用して、ドラウニングアウト結晶化(貧溶媒添加晶析、antisolvent crystallization、drowning-out precipitation)を行うことによって、MAPの結晶形Iから転換されて得られる。
本発明の結晶化に使用されるMAPの結晶形Iは、公知の製造方法、例えば特許第3080417号公報に例示された通常の方法を行って製造された公知の物質であり、本発明は、結晶形Iの製造方法に対しては特別な制限を加えない。
本発明の製造方法において、溶質(MAPの結晶形I):溶媒の比率、冷却速度、冷却温度、撹拌速度などの反応条件は、選択される溶媒にしたがって異なる。
本発明の製造方法に記載された重量比未満で良溶媒を使用する場合、溶質(MAPの結晶形I)の完全な溶解が起こらず、目的とする結晶形に転換される量が減ることで、収率及び純度が減少するようになり、本発明の製造方法に記載された重量比を超えて良溶媒を使用する場合、経済的損失及び結晶生成時間の増加を引き起こすことがあり、好ましくない。
また、本発明の製造方法に記載された重量比未満で、又は重量比を超えて貧溶媒を使用する場合、結晶化条件中の一つである過飽和度に影響を与え、目的とする結晶形が得られない。
本発明の結晶形の製造方法をさらに詳細に説明すると以下の通りである。
(結晶形IIの製造方法)
ある実施形態において、下記化学式1のMAPの結晶形Iを酢酸エチル、アセトン又はイソプロピルアルコールに溶解させた後、この溶液を0.1〜30K/分の速度で冷却させることによって、結晶形IIを得る。この時、溶質(結晶形I):溶媒(酢酸エチル、アセトン又はイソプロピルアルコール)の重量比は1:2〜1:12の範囲で調節することができる。
Figure 2009137959
得られたMAP結晶形IIは、X線粉末回折分析において、5.680,6.980,10.240,10.620,11.160,15.020,15.500,16.720,20.200,20.720,21.260,22.200,22.660,25.060,25.640,26.020,26.380,28.000,29.980,31.060,35.400,36.800,39.420,45.260,45.800,及び49.040の2θ回折角を有し、これに該当するX線粉末回折スペクトルを図2に示す。
溶媒として、酢酸エチルを使用する場合、MAPの溶解温度は、65〜75℃であり、溶液の冷却温度は、5〜35℃であり、冷却時撹拌速度は250〜350rpmであることが好ましい。
溶媒としてアセトンを使用する場合、MAPの溶解温度は、30〜45℃であり、溶液の冷却温度は、0〜−30℃であり、冷却時撹拌速度は400〜500rpmであることが好ましい。
溶媒としてイソプロピルアルコールを使用する場合には、MAPをMAPの5〜10倍重量のイソプロピルアルコールに溶解させた後、この溶液に、溶液の0.3〜1倍重量の水を追加して添加した次に冷却を行うことができる。この時、MAPの溶解温度は、70〜80℃であり、溶液の冷却温度は、−10〜10℃であり、冷却時に撹拌はしないのが好ましい。
(結晶形IIIの製造方法)
またある実施形態において、上記化学式1のMAPの結晶形Iをメチルエチルケトン又は酢酸メチルに溶解させた後、この溶液を0.1〜15K/分の速度で冷却させることによって、結晶形IIIを得る。この時、溶質(結晶形I):溶媒(メチルエチルケトン又は酢酸メチル)の重量比は1:3〜1:7の範囲で調節することができる。
得られたMAP結晶形IIIは、X線粉末回折分析において、5.660,6.920,10.660,13.800,15.500,16.660,20.700,21.240,25.060,26.020,27.560,29.920,31.080,32.000,36.820,37.680,及び41.120の2θ回折角を有し、これに該当するX線粉末回折スペクトルを図3に示す。
溶媒として、メチルエチルケトンを使用する場合、MAPの溶解温度は、40〜55℃であり、溶液の冷却温度は、0〜−30℃であり、冷却時撹拌速度は100〜300rpmであることが好ましい。
溶媒として、酢酸メチルを使用する場合、MAPの溶解温度は、40〜55℃であり、溶液の冷却温度は、0〜−30℃であり、冷却時に撹拌はしないのが好ましい。
(無晶形含有結晶形の製造方法)
またある実施形態において、上記化学式1のMAPの結晶形Iをイソプロピルアルコールに溶解させた後、この溶液とシクロヘキサンを混合して、0.1〜15K/分の速度で冷却させることによって、無晶形を75〜85%の体積で含有する無晶形含有結晶形を得る。
得られた無晶形含有結晶形は、X線粉末回折分析において、3〜30の範囲内において、5.600,6.860,10.580,13.280,14.040,15.480,15.960,16.640,17.680,17.960,18.320,20.840,21.200,21.820,22.720,24.960,25.640,26.300,及び30.000の2θ回折角を有し、これに該当するX線粉末回折スペクトルを図4に示す。図4からわかるように、無晶形含有結晶形は、結晶形I、II及びIIIと比較したとき、全体的にX線回折パターンの2θ値がはっきりせず、強度値も低く、30以上の2θ範囲でははっきりしたピークが存在しなかった。
この時、溶質(結晶形I):良溶媒(イソプロピルアルコール):貧溶媒(シクロヘキサン)の重量比は1:8〜15:8〜15で調節することができる。溶解温度は、70〜80℃であり、溶液の冷却温度は、0〜40℃であり、冷却時撹拌速度は100〜300rpmであることが好ましい。
このように生成された結晶は、濾過して分離した後、例えばメタノールで洗浄した次に40〜60℃で乾燥させて得ることができる。
以下、本発明を下記実施例を通じてより具体的に説明する。しかしこれら実施例は本発明に対する理解を助けるためのものであって、いかなる意味においても本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1)酢酸エチルを使用した結晶形IIの冷却結晶化
(実施例1a)
結晶形IのMAP1.5gと酢酸エチル7.5gを1:5の質量比で混合した後、50mlの大きさの反応器に入れた。冷却器を通じて温度70℃に調節され、20mm直径の羽根4個が付いた撹拌機を持つ上記反応器において、MAPを完全に溶解させた。酢酸エチルにおいてMAPは内部温度約62℃から溶解し始め、内部温度が最高点(70℃)になる時まで撹拌を続けた。完全に溶解された溶液を25℃に調節された冷却器を使用して急冷却させた。冷却速度は、22.5K/分であって、急冷却時の撹拌速度は245〜255rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物は、X線粉末回折分光装置(XRD)で測定した結果、図2に示すように特徴的な回折角を持つ結晶形IIであることが確認された。X線粉末回折スペクトルに表れた特徴的な回折角ピーク中、I/I=5%である場合を表1に示す。
Figure 2009137959
(実施例1b)
結晶形IのMAP1.5gと酢酸エチル9.0gを1:6の質量比で混合した後、50mlの大きさの反応器に入れた。冷却器を通じて温度70℃に調節され、20mm直径の羽根4個が付いた撹拌機を持つ上記反応器において、MAPを完全に溶解させた。内部温度が最高点(70℃)になる時まで撹拌を続けた。完全に溶解された溶液を25℃に調節された冷却器を使用して急冷却させた。冷却速度は、22.5K/分であって、急冷却時の撹拌速度は245〜255rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物は、X線粉末回折分光装置で測定した結果、図2及び上記表1に示した特徴的な回折角ピークを持つ結晶形IIであることが確認された。
(実施例1c)
結晶形IのMAP1.5gと酢酸エチル10.5gを混合した後、50mlの大きさの反応器に入れた。冷却器を通じて温度70℃に調節され、20mm直径の羽根4個が付いた撹拌機を持つ上記反応器において、MAPを完全に溶解させた。内部温度が最高点(70℃)になる時まで撹拌を続けた。完全に溶解された溶液を25℃に調節された冷却器を使用して急冷却させた。冷却速度は、22.5K/分であって、急冷却時の撹拌速度は245〜255rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物は、X線粉末回折分光装置で測定した結果、図2及び上記表1に示したように特徴的な回折角を持つ結晶形IIであることが確認された。
(実施例2)アセトンを使用した結晶形IIの冷却結晶化
(実施例2a)
結晶形IのMAP3.0gとアセトン15.0gを混合した後、50mlの大きさの反応器に入れた。冷却器を通じて温度40℃に調節され、20mm直径の羽根4個が付いた撹拌機を持つ上記反応器において、MAPを完全に溶解させた。内部温度が最高点(40℃)になる時まで撹拌を続けた。完全に溶解された溶液を−10℃に調節された冷却器を使用して急冷却させた。冷却速度は、10K/分であって、急冷却時の撹拌速度は450rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物は、X線粉末回折分光装置で測定した結果、図2及び上記表1に示したように特徴的な回折角を持つ結晶形IIであることが確認された。
(実施例2b)
結晶形IのMAP3.0gとアセトン21gを混合した後、50mlの大きさの反応器に入れた。冷却器を通じて温度40℃に調節され、20mm直径の羽根4個が付いた撹拌機を持つ上記反応器において、MAPを完全に溶解させた。内部温度が最高点(40℃)になる時まで撹拌を続けた。完全に溶解された溶液を−15℃に調節された冷却器を使用して急冷却させた。冷却速度は、10K/分であって、急冷却時の撹拌速度は445〜455rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物は、X線粉末回折分光装置で測定した結果、図2及び上記表1に示したように特徴的な回折角を持つ結晶形IIであることが確認された。
(実施例3)イソプロピルアルコール及び水を使用した結晶形IIのドラウニングアウト結晶化
結晶形IのMAP1.0gとイソプロピルアルコール10.0gを混合した後、50mlの大きさの反応器に入れた。冷却器を通じて温度73℃に調節され、20mm直径の羽根4個が付いた撹拌機を持つ上記反応器において、MAPを完全に溶解させた。内部温度が最高点(73℃)になる時まで撹拌を続けた。完全に溶解された溶液に、溶液の約30重量%である水3.3gを加えた。加えた後、溶液を3℃の温度に調節された冷蔵庫で約26分のあいだ保管した。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物は、X線粉末回折分光装置で測定した結果、図2及び上記表1に示したように特徴的な回折角を持つ結晶形IIであることが確認された。
(実施例4)メチルエチルケトンを使用した結晶形IIIの冷却結晶化
(実施例4a)
結晶形IのMAP1.0gとメチルエチルケトン5.0gを混合した。混合した後、48℃に維持された蒸留水に湯煎して完全に溶解させた。完全に溶解された溶液を−28℃に調節された不凍液を使用して急冷却させた。冷却速度は、10K/分であって、冷却時の撹拌速度は260rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物は、X線粉末回折分光装置で測定した結果、図3に示したように特徴的な回折角を持つ結晶形IIIであることが確認された。X線粉末回折スペクトルに表れた特徴的な回折角ピーク中、I/I=8%である場合を表2に示す。
Figure 2009137959
(実施例4b)
結晶形IのMAP2.0gとメチルエチルケトン10.0gを混合した。混合した後、加熱器を使用して約43℃において完全に溶解させた。完全に溶解された上記溶液を−10℃に調節された冷却器を使用して急冷却させた。冷却速度は、10K/分であって、急冷却時の撹拌速度は250〜270rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物は、X線粉末回折分光装置で測定した結果、図3及び上記表2に示したように特徴的な回折角を持つ結晶形IIIであることが確認された。
(実施例5)酢酸メチルを使用した結晶形IIIの冷却結晶化
結晶形IのMAP1.0gと酢酸メチル5.0gを混合した。混合した後、55℃に維持された蒸留水に湯煎して完全に溶解させた。完全に溶解された溶液を−28℃に調節された不凍液を使用して急冷却させた。冷却速度は、10K/分であった。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。最終的に得られた生成物をX線粉末回折分光装置で測定した結果、図3及び上記表2に示したように特徴的な回折角を持つ結晶形IIIであることが確認された。
(実施例6)イソプロピルアルコール及びシクロヘキサンを使用した80%無晶形含有結晶形のドラウニングアウト結晶化
(実施例6a)
結晶形IのMAP1.0gとイソプロピルアルコール12.0gを混合した後、50mlの大きさの反応器に入れた。冷却器を通じて温度73℃に調節され、20mm直径の羽根4個が付いた撹拌機を持つ上記反応器において、MAPを完全に溶解させた。完全に溶解された上記溶液を25℃に調節されたシクロヘキサン12.0gに加えた。この時、良溶媒と貧溶媒の比は、1:1に調節されており、冷却速度は10K/分であった。撹拌速度は245〜255rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶を50℃で4時間のあいだ乾燥させた。X線粉末回折分光装置で測定した結果、図4に示したように約80%の無晶形を有する結晶形が得られたことがわかる。
MAP1.0gとイソプロピルアルコールの質量比が1:10、1:11、1:13又は1:14である場合、各濃度に対して同じ方法で反応させると、全体の約80%が無晶形である同じ結晶形が得られた。
(実施例6b)
結晶形IのMAP1.0gとイソプロピルアルコール12.0gを混合した後、50mlの大きさの反応器に入れた。冷却器を通じて温度73℃に調節され、20mm直径の羽根4個が付いた撹拌機を持つ上記反応器において、MAPを完全に溶解させた。完全に溶解された上記溶液を30℃に調節されたシクロヘキサン12.0gに加えた。この時、良溶媒と貧溶媒の比は、1:1に調節されており、冷却速度は10K/分であった。撹拌速度は245〜255rpmに調節された。結晶生成後、アスピレータを利用して濾過し結晶を分離した。濾過された生成物をメタノールで洗浄した後、再び濾過した。このような過程を通して得られた結晶は50℃で4時間のあいだ乾燥させた。X線粉末回折分光装置で測定した結果、図4に示したように約80%の無晶形を有する結晶形が得られたことがわかる。
MAP1.0gとイソプロピルアルコールの質量比が1:10、1:11、又は1:13である場合、各濃度に対して同じ方法で反応させると、全体の約80%が無晶形である同じ結晶形が得られた。
MAPの結晶形IについてのX線回折スペクトルの図である。 MAPの結晶形IIについてのX線回折スペクトルの図である。 MAPの結晶形IIIについてのX線回折スペクトルの図である。 MAPの無晶形80%含有結晶形についてのX線回折スペクトルの図である。

Claims (17)

  1. X線粉末回折分析において、5.680,6.980,10.240,10.620,11.160,15.020,15.500,16.720,20.200,20.720,21.260,22.200,22.660,25.060,25.640,26.020,26.380,28.000,29.980,31.060,35.400,36.800,39.420,45.260,45.800,及び49.040の2θ回折角を有する(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレート(MAP)の結晶形II。
  2. 結晶形(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレート(MAP)を酢酸エチル、アセトン又はイソプロピルアルコールに溶解させた後、この溶液を0.1〜30K/分の速度で冷却させることを含む、請求項1に記載のMAPの結晶形IIの製造方法。
  3. 前記酢酸エチル、アセトン又はイソプロピルアルコールをMAPの2〜12倍の重量の量で使用することを特徴とする、請求項2に記載のMAPの結晶形IIの製造方法。
  4. 前記MAPを酢酸エチルに溶解させ、このときMAPの溶解を65〜75℃において、溶液の冷却を5〜35℃において行い、溶液の冷却時、溶液を250〜350rpmの速度で撹拌することを特徴とする請求項2に記載のMAPの結晶形IIの製造方法。
  5. 前記MAPをアセトンに溶解させ、このときMAPの溶解を30〜45℃において、溶液の冷却を0〜−30℃において行い、溶液の冷却時、溶液を400〜500rpmの速度で撹拌することを特徴とする請求項2に記載のMAPの結晶形IIの製造方法。
  6. 前記MAPをイソプロピルアルコールに溶解させた後、溶液の冷却にさきだって、溶液に、溶液の0.3〜1倍の重量の水を加えることを特徴とする請求項2に記載のMAPの結晶形IIの製造方法。
  7. 前記MAPの溶解を70〜80℃において、溶液の冷却を−10〜10℃において行い、溶液の冷却時、溶液を撹拌しないことを特徴とする請求項6に記載のMAPの結晶形IIの製造方法。
  8. X線粉末回折分析において、5.660,6.920,10.660,13.800,15.500,16.660,20.700,21.240,25.060,26.020,27.560,29.920,31.080,32.000,36.820,37.680,及び41.120の2θ回折角を有する(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレート(MAP)の結晶形III。
  9. 結晶形(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレート(MAP)をメチルエチルケトン又は酢酸メチルに溶解させた後、この溶液を0.1〜15K/分の速度で冷却させることを含む、請求項8に記載のMAPの結晶形IIIの製造方法。
  10. 前記メチルエチルケトン又は前記酢酸メチルをMAPの3〜7倍の重量の量で使用することを特徴とする、請求項9に記載のMAPの結晶形IIIの製造方法。
  11. 前記MAPをメチルエチルケトンに溶解させ、このときMAPの溶解を40〜55℃において、溶液の冷却を0〜−30℃において行い、溶液の冷却時、溶液を100〜300rpmの速度で撹拌することを特徴とする請求項9に記載のMAPの結晶形IIIの製造方法。
  12. 前記MAPを酢酸メチルに溶解させ、このときMAPの溶解を40〜55℃において、溶液の冷却を0〜−30℃において行い、溶液の冷却時、溶液を撹拌しないことを特徴とする請求項9に記載のMAPの結晶形IIIの製造方法。
  13. X線粉末回折分析において3〜30の範囲内で、5.600,6.860,10.580,13.280,14.040,15.480,15.960,16.640,17.680,17.960,18.320,20.840,21.200,21.820,22.720,24.960,25.640,26.300,及び30.000の2θ回折角を有する(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレート(MAP)の無晶形含有結晶形。
  14. 前記結晶形が無晶形を75〜85%の体積で含むことを特徴とする請求項13に記載の無晶形含有結晶形。
  15. 結晶形(1R,5R,6S)−p−ニトロベンジル−2−(ジフェニルホスホリルオキシ)−6−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレート(MAP)をイソプロピルアルコールに溶解させた後、この溶液とシクロヘキサンを混合して、0.1〜15K/分の速度で冷却させることを含む、請求項13に記載のMAPの無晶形含有結晶形の製造方法。
  16. 前記MAP、イソプロピルアルコール及びシクロヘキサンを1:8〜15:8〜15の重量比で使用することを特徴とする請求項15に記載のMAPの無晶形含有結晶形の製造方法。
  17. 前記MAPの溶解を70〜80℃において、溶液の冷却を0〜40℃において行い、溶液の冷却時、溶液を100〜300rpmの速度で撹拌することを特徴とする請求項15に記載のMAPの無晶形含有結晶形の製造方法。
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