JP2009137773A - 突起形成方法 - Google Patents

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良樹 西林
Akihiko Ueda
暁彦 植田
Takahiro Imai
貴浩 今井
Arata Yokoyama
新 横山
Kensaku Okura
健作 大倉
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Abstract

【課題】ダイヤモンド等の基材に比較的精度良く突起を形成可能な突起形成方法を提供する。
【解決手段】例えばタングステン等の金属を含む雰囲気中において収束イオンビームをダイヤモンド等の基材2aの加工面21に照射することにより、この金属を含む金属マスク4を加工面21上に形成するステップと、金属マスク4を用いて、基材2aをRIE法(Reactive Ion Etching)によるエッチングを施すことにより、基材に突起22(金属マスク4が無くなるまでエッチングした場合、突起24)を形成するステップとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基材に突起を形成する突起形成方法に関する。
特許文献1には、フォトリソグラフィーによって形成したマスクを用いて基材をエッチングする技術が開示されている。特許文献1に記載のエッチング方法は、フォトリソグラフィーを用いて基材上にレジスト層を形成し、このレジスト層をマスクとして用いて基材の厚さ方向の少なくとも一部をドライエッチングにより除去してマスクを形成する。この場合、レジスト層を残してなる薄膜部が、基材のうち除去が予定されている部分に形成される。特許文献1の記載によれば、この薄膜部によってオーバーエッチングが防止できるとされている。
特開2005−64917号公報
このようなレジストは、基材の加工面に薄く均一に塗布されるのが望ましい。しかし、加工面の大きさや形状によっては、加工面にレジストを薄く均一に塗布するのがレジストの流動性により困難な場合がある。このような加工面にレジストが塗布された場合、レジストの厚みにむらが生じている可能性が高く、よって、正確なエッチング加工が困難となる。故に、電子源やプローブ等に用いられる微細な突起を比較的精度良く基材に形成するのが困難となる。そこで本発明の目的は、比較的精度良く基材に突起を形成可能な突起形成方法を提供することである。
本発明は、所定の金属を含む雰囲気中において収束イオンビームを基材の表面に照射することにより、該金属を含む金属マスクを該表面上に形成するステップと、前記金属マスクを用いて前記基材をエッチングすることにより、該基材に突起を形成するステップとを有する、ことを特徴とする。
このように、本発明では、収束イオンビームによって基材の表面に形成される金属マスクがエッチング用のマスクとして用いられるので、流動性のレジストを表面に塗布して形成されたマスクに比較して、マスクの形成位置や形状がより正確になると共に、マスクの厚みもより均一となる。従って、このようなマスクを用いれば、比較的精度良く突起を基材に形成できる。
本発明は、所定の金属を含む雰囲気中において収束イオンビームを基材の表面に照射することにより、該金属を含む金属マスクを該表面上に形成するステップと、前記金属マスクを形成した後に、該金属マスクよりも低融点の材料から成る金属膜を前記表面上に形成するステップと、前記金属マスクを融解させずに前記金属膜を融解させ、前記材料を前記金属マスク上に集めることにより、該材料から成る金属体を該金属マスク上に形成するステップと、前記金属マスク及び前記金属体を用いて前記基材をエッチングすることにより、該基材に突起を形成するステップとを有する、ことを特徴とする。
このように、本発明では、収束イオンビームによって基材の表面に形成される金属マスクがエッチング用のマスクとして用いられるので、流動性のレジストを表面に塗布して形成されたマスクに比較して、マスクの形成位置や形状がより正確になると共に、マスクの厚みもより均一となる。従って、このようなマスクを用いれば、比較的精度良く突起を基材に形成できる。更に、金属マスクとこの金属マスク上に形成した金属体とをマスクとして用いてエッチングするので、金属体を設けない場合に比較して、マスクの厚みが金属体の厚み分だけ厚くなる。従って、比較的長時間のエッチングが可能となるので、比較的長い突起が精度良く基材に形成できる。
また、本発明では、前記基材は、前記表面と反対側の裏面を有する柱状体であり、前記表面と前記裏面との間隔Dは1mmより長く、且つ前記基材の断面の径Rは1mm以下であり、前記間隔Dを前記径Rで割ったアスペクト比(D/R)は2以上であってもよく、更に、前記間隔Dは0.5mmより長く且つ前記径Rは0.5mm以下であってもよい。そして、本発明では、前記基材の材料はダイヤモンドであり、前記金属マスクを形成するステップでは、タングステンを含む雰囲気中において収束イオンビームを前記基材の表面に照射することにより、タングステンを含む金属マスクを該表面上に形成してもよい。
本発明によれば、比較的精度良く基材に突起が形成できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、可能な場合には、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1を参照して、実施形態に係る突起形成方法を説明する。まず、図1(A)に示すように、柱状の基材2aを用意する。基材2aの材料は、例えばダイヤモンドである。その他、LaB6、CeBxなどでもよい。基材2aは、表面(加工面21)と、この表面の反対側にある裏面とを有する。基材2aは、断面、表面及び裏面の形状が円又は多角形等の円柱又は角柱等のような柱状を成す。基材2aの表面と裏面との間隔Dは0.5mmより長く、また、1mmより長いのが好ましい。基材2aの断面の径R(最大径)は1mm以下であり、また、0.5mm以下が好ましい。間隔Dを径Rで割った基材2aのアスペクト比(D/R)は2以上である。
次に、図1(B)に示すように、加工面21の略中央の予め指定された領域に対しFIB法(FIB:Focused Ion Beam)における収束イオンビーム(例えばGaイオンビーム)を、例えばタングステン(W)や白金(Pt)を含む雰囲気中において照射し、この領域に金属マスク4を形成する。金属マスク4は、タングステンや白金等の金属である。その他、Niやガス状にできる有機金属でも可能である。金属マスク4は、円形が好ましく、中央が膨らんでいるのが好ましい。金属マスク4は、1〜2マイクロメートルの厚みを有しており、円形の場合には、例えば、1〜10マイクロメートル程度の径が実現可能である。図中符号A1に示す図は、金属マスク4の形成された加工面21の拡大図である。
次に、図1(C)に示すように、加工面21を含む基材2aの端部を、RIE法(RIE:Reactive Ion Etching)を用いて加工面21の上方からエッチングする。このRIE法によるエッチングの実施により、基材2aが基材2bに加工(変形)される。基材2bは、表面23を有する。表面23は、加工面21を含む基材2aの端部に対するエッチングによって形成される。表面23上には突起22が形成されており、突起22は表面23から突出している。
突起22は、金属マスク4を用いて加工面21を含む基材2aの端部をエッチングすることよって形成される。突起22の材料は、基材2aと同じである。金属マスク4は1〜2マイクロメートル程度の厚みを有しているので、金属マスク4に対する基材2aのエッチング選択比が例えば10程度の場合には、突起22の長さが10〜20マイクロメートルとなる。図中符号A2に示す図は、突起22の拡大図である。
次に、図1(D)に示すように、RIE法を用いて表面23の上方から表面23を含む基材2bの端部を、金属マスク4が無くなるまでエッチングする。このRIE法によるエッチングの実施により、基材2bが基材2cに変形される。基材2cは、表面25を有する。表面25は、表面23を含む基材2bの端部がエッチングされることにより形成される。表面25上には突起24が形成されており、突起24は表面25から突出している。突起24の長さは、例えば、5〜10マイクロメートル程度が実現可能である。
突起24は、表面23を含む基材2bの端部と突起22とがエッチングされることによって形成される。突起24の材料は、基材2aと同じである。突起24は、円錐又は角錐等の先鋭な形状を有する。このため、突起24は、電子源や、AFMに用いる原子プローブへの適用に好適である。図中符号A3に示す図は、突起24の拡大図である。
以上説明したように、金属マスク4は、FIBによって基材2aの加工面21に形成されるので、流動性のレジストを加工面に塗布して形成されたマスクに比較して、マスクの形成位置や形状がより正確になると共に、マスクの厚みもより均一となる。従って、このような金属マスク4をマスクとして用いれば、比較的精度良く基材に突起が形成できる。
次に、図2を参照して、実施形態に係る他の突起形成方法を説明する。図2に示す突起形成方法を用いれば、図1に示す突起形成方法により形成される突起よりも長い突起が形成できる。まず、図2(A)に示すように、基材2aを用意し、次に、図1(B)に示すように、加工面21の略中央の予め指定された領域に対しFIB法におけるイオンビームを、例えばタングステンや白金を含む雰囲気中において照射し、この領域に金属マスク4を形成する(以上、図1に示す突起形成方法と同様)。
金属マスク4を形成した後、図2(C)に示すように、金属マスク4を含む基材2aの表面(加工面21)上に、金属マスク4よりも低融点の材料を有する金属膜6を、金属マスク4を覆うように形成する。金属膜6は、SnやInなどの単体、或いは、それらの合金が非常に好ましいが、金属マスクがW、Ptと高融点であるので、Al,Cu、Auなどの金属であってもよい。なお、前者の金属は、ダイヤモンドの酸化温度(摂氏600度)よりも低融点であり大気中で後処理できるのでより好ましい。後者の金属は真空中でその後処理する必要がある。図中符号A4に示す図は、加工面21上に形成された金属膜6の拡大図である。
次に、図2(D)に示すように、雰囲気温度を上昇させる等して金属膜6を過熱する。金属膜6の温度を、金属膜6の融点以上であり金属マスク4及び基材2aの融点よりも低くすることにより、金属マスク4を融解させずに金属膜6を融解させる。金属膜6は、SnやInなどの単体、或いは、それらの合金が非常に好ましいが、金属マスクがW、Ptと高融点であるので、Al,Cu、Auなどの金属であってもよい。なお、前者の金属は、ダイヤモンドの酸化温度(摂氏600度)よりも低融点であり大気中で後処理できるのでより好ましい。後者の金属は真空中でその後処理する必要がある。金属膜6が融解すると、金属膜6の凝集力により金属膜6を構成していた金属材料は金属マスク4上に集中し、金属体6aが形成される。金属膜6の材料と加工面21を成す基材2aの材料(例えばダイヤモンド)との濡れ性は、金属膜6の材料と金属マスク4の材料との濡れ性よりも低い。このため、融解された金属膜6の金属材料は、金属マスク4上に集中する。そして、加工面21は金属マスク4を除いて露出する。
なお、金属マスク4上に形成される金属体6a以外にも、金属マスク4を除く加工面21上に金属マスク4の材料から他の金属体が形成される可能性があるが、このような金属体は、酸性の液体による洗浄や超音波洗浄を用いれば容易に除去が可能である。金属体6aは、このような洗浄によっては除去されない。例えば、金属体6aとしてPtを用いた場合、Ptはほとんどどのような酸を用いても除去されない。従って、金属マスク4をSn,Inとした場合、このような金属マスク4はフッ酸で簡単に除去されるが、Ptである金属体6aは除去されない状況を作れる。また、金属マスク4をAuやMoとした場合、このような金属マスク4は王水で除去できるが、Ptである金属体6aは除去されない。
このようにして形成される金属体6aは、球状体を成しており、金属マスク4上に形成される。金属体6aは、加工面21の上方から見て金属マスク4を覆う。図中符号A5に示す図は、金属マスク4上に形成される金属体6aの拡大図である。
次に、図2(E)に示すように、加工面21を含む基材2aの端部を、RIE法を用いて加工面21の上方からエッチングする。このRIE法によるエッチングの実施により、基材2aが基材2dに加工(変形)される。基材2dは、表面27を有する。表面27は、加工面21を含む基材2aの端部に対するエッチングによって形成される。表面27上には突起26が形成され、突起26は、表面27から突出している。突起26の長さは、例えば、10〜70マイクロメートル程度が可能である。突起26は、金属体6a及び金属マスク4を用いて加工面21を含む基材2aの端部をエッチングすることによって形成される。突起26の材料は、基材2aと同じである。突起26の端面には金属マスク4が設けられている。図中符号A6に示す図は、突起26の拡大図である。
次に、図2(F)に示すように、RIE法を用いて表面27の上方から表面27を含む基材2dの端部を、金属マスク4が無くなるまでエッチングする。このRIE法によるエッチングの実施により、基材2dが基材2eに加工(変形)される。基材2eは、表面30を有する。表面30は、表面27を含む基材2dの端部がエッチングされることにより形成される。表面30上には突起28が形成されており、突起28は表面30から突出している。突起28の長さは、例えば、10〜70マイクロメートル程度が可能である。突起28の端面上には突起29が形成されており、突起29は突起28の端面から突出している。突起29の長さは、例えば、5〜10マイクロメートル程度が可能である。
突起28は、突起26をマスクに用いて表面27を含む基材2dの端部をエッチングすることによって形成される。突起28の材料は、基材2aと同じである。突起29は、金属マスク4を用いて突起26をエッチングすることによって形成される。突起29の材料は、基材2aと同じである。突起29は、円錐又は角錐等の先鋭な形状なので、電子源やプローブへの適用に好適である。また、突起28と突起29とは一の突起28aを構成する。よって、突起28aの長さは、突起28及び突起29の長さの合計であり、少なくとも100マイクロメートル程度である。図中符号A7に示す図は、突起28及び突起29の拡大図である。
以上説明したように、金属マスク4は、FIBによって基材2aの加工面21に形成されるので、流動性のレジストを加工面に塗布して形成されたマスクに比較して、マスクの形成位置や形状がより正確になると共に、マスクの厚みもより均一となる。従って、このような金属マスク4をマスクとして用いれば、比較的精度良く基材に突起が形成できる。更に、金属マスク4とこの金属マスク4上に形成された金属体6aとをマスクとして用いてエッチングするので、金属体6aを設けない場合に比較して、マスクの厚みが金属体6aの厚み分だけ厚くなる。従って、比較的長時間のエッチングが可能となるので、比較的長い突起28aが基材の表面に精度良く形成できる。
次に、図3及び図4を参照して、本実施形態に係る突起形成方法の実施例を説明する。図3(A)は、本実施例に係る基材の外形を示す写真であり、図3(B)は、図3(A)の図中符号A8に示す領域を拡大した写真であり、図3(C)は、図3(B)の図中符号A9に示す領域を拡大した写真である。図4(A)は、本実施例に係る他の基材の加工面に形成された金属マスクの写真であり、図4(B)は、図4(A)に示す金属マスクを用いて形成された突起の写真である。まず、基材2fを用意した。基材2fは、0.6mm×0.6mm×2mmの角柱のダイヤモンドである。基材2fは、表面(加工面31)と、この表面の反対側にある裏面とを有する。基材2fの表面、裏面及び断面は、何れも0.6mm×0.6mmの矩形である。基材2fの表面と裏面との間隔Dは2mmであり、基材2fの断面の径Rは1mm以下である。間隔Dを径Rで割った基材2fのアスペクト比(D/R)は2以上である。
そこで、FIB装置内において固体のW(CO)結晶を、摂氏58度程度に過熱して昇華させた。この昇華により生成されたガス(タングステンを含むガス)を含む雰囲気中において、基材2fの加工面31の所定領域にFIB法におけるGaイオンビーム(収束イオンビーム)を照射した。加工面31のうちGaイオンビームが照射された領域は気相化学反応が起こり、タングステンを含む金属マスク41がこの領域に形成された(図3(C)及び図1(B)を参照)。金属マスク41の形は、一辺の長さが25マイクロメートル程度であり、幅が4マイクロメートル程度の矩形である。また、金属マスク41は、図3(C)に示すように矩形状であるが、円等の他の形状の金属マスクも基材2aの加工面31に形成できた。
また、基材2fの場合と同様にして、金属マスク42及び金属マスク43を、基材2fと同様の形状の基材2gの加工面32(基材2fの加工面31に対応)にFIB法を用いて形成した(図4(A)及び図1(B)を参照)。そして、金属マスク42及び金属マスク43が無くなるまで、RIE法によるエッチングを加工面32の上方から基材2gに対して行った(図1(C)及び図1(D)を参照)。このエッチングは、酸素中にCFガスを2パーセント混在させたガスを含む雰囲気中において、全圧が10Paであり及びRFパワーが200Wという条件のもとで行われた。この結果、突起33a及び突起33bが形成された。突起33a及び突起33bの材料は、基材2gの材料と同じである。突起33a及び突起33bは何れも先鋭な円錐形状を有していた(図4(B)を参照)。突起33a及び突起33bの長さは、それぞれ2.3マイクロメートル程度及び1.5マイクロメートル程度である。以上のように、タングステンを有する金属マスクを用いることにより、ダイヤモンドの基材2gからダイヤモンドの突起33a及び突起33bが形成できた。
以上、好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
実施形態に係る突起形成方法の一例を説明するための工程図である。 実施形態に係る突起形成方法の他の例を説明するための工程図である。 実施例に係る突起形成方法を説明するための図である。 他の実施例に係る突起形成方法を説明するための図である。
符号の説明
2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g…基材、21,31,32…加工面、22,24,26,28,28a,29,33a,33b…突起、23,25,27,30…表面、4,41,42,43…金属マスク、6…金属膜、6a…金属体

Claims (5)

  1. 所定の金属を含む雰囲気中において収束イオンビームを基材の表面に照射することにより、該金属を含む金属マスクを該表面上に形成するステップと、
    前記金属マスクを用いて前記基材をエッチングすることにより、該基材に突起を形成するステップと
    を有する、ことを特徴とする突起形成方法。
  2. 所定の金属を含む雰囲気中において収束イオンビームを基材の表面に照射することにより、該金属を含む金属マスクを該表面上に形成するステップと、
    前記金属マスクを形成した後に、該金属マスクよりも低融点の材料から成る金属膜を前記表面上に形成するステップと、
    前記金属マスクを融解させずに前記金属膜を融解させ、前記材料を前記金属マスク上に集めることにより、該材料から成る金属体を該金属マスク上に形成するステップと、
    前記金属マスク及び前記金属体を用いて前記基材をエッチングすることにより、該基材に突起を形成するステップと
    を有する、ことを特徴とする突起形成方法。
  3. 前記基材は、前記表面と反対側の裏面を有する柱状体であり、
    前記表面と前記裏面との間隔Dは1mmより長く、且つ前記基材の断面の径Rは1mm以下であり、
    前記間隔Dを前記径Rで割ったアスペクト比(D/R)は2以上である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の突起形成方法。
  4. 前記間隔Dは0.5mmより長く且つ前記径Rは0.5mm以下である、ことを特徴とする請求項3に記載の突起形成方法。
  5. 前記基材の材料はダイヤモンドであり、
    前記金属マスクを形成するステップでは、タングステンを含む雰囲気中において収束イオンビームを前記基材の表面に照射することにより、タングステンを含む金属マスクを該表面上に形成する、ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の突起形成方法。
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