JP2009137372A - 作業車のサスペンション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サスペンション機能をロックを解除したときに、アキュームレータ側と油圧シリンダのシリンダヘッド側とで圧力差が生じていても、作業車の姿勢が急激に変化するのを防止できるようにする。
【解決手段】 油圧シリンダのヘッド側に、サスペンションロック用の第1ロック弁を介してヘッド側アキュームレータが接続され、油圧シリンダのロッド側に、サスペンションロック用の第2ロック弁を介してロッド側アキュームレータが接続され、ロック弁によって油圧シリンダとヘッド側アキュームレータとの間の油路及び油圧シリンダとロッド側アキュームレータとの間の油路を閉じることによりサスペンション機能をロックするようにした作業車のサスペンション装置において、
第1ロック弁とヘッド側アキュームレータとの間又は第2ロック弁とロッド側アキュームレータとの間の少なくとも一方に、可変絞りが設けられている。
【選択図】図8

Description

本発明は、作業車のサスペンション装置に関するものである。
作業車のサスペンション装置には、車体フレームと前車軸ケースとの間に油圧シリンダを設けたものがあり(例えば、特許文献1、特許文献2)、この種の従来の作業車のサスペンション装置には、油圧シリンダのヘッド側に、サスペンションロック用の第1ロック弁を介してヘッド側アキュームレータを接続し、油圧シリンダのロッド側に、サスペンションロック用の第2ロック弁を介してロッド側アキュームレータを接続し、ロック弁を通して油圧シリンダとヘッド側アキュームレータとの間の油路及び油圧シリンダとロッド側アキュームレータとの間の油路を開くことにより油圧シリンダ及びアキュームレータにサスペンション機能を具備させると共に、ロック弁によって油圧シリンダとヘッド側アキュームレータとの間の油路及び油圧シリンダとロッド側アキュームレータとの間の油路を閉じることによりサスペンション機能をロックするようにしたものがある(特許文献1)。
特開2004−276625号公報 EP0761481B1号公報
サスペンション機能をロックすると、アキュームレータとロック弁との間の油路の圧力は、ロック時の前輪荷重に応じた圧力で固定される。しかし、従来の場合、ローダ等の作業時には油圧シリンダのシリンダヘッド側の圧力は、前輪荷重に応じて変化しているので、サスペンション機能のロックを解除したときに、アキュームレータとロック弁との間の油路と、油圧シリンダのシリンダヘッド側とで圧力差が生じている可能性があり、このような圧力差があると、油圧シリンダが急に伸長したり縮小したりするため、作業車の姿勢が変化した。特に、フロントローダ等の作業中に前輪荷重の変化が大きく、作業車の姿勢が急激に変化するという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、サスペンション機能をロックを解除したときに、アキュームレータ側と油圧シリンダのシリンダヘッド側とで圧力差が生じていても、作業車の姿勢が急激に変化するのを防止できるようにしたものである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、車体フレームと車軸ケースとの間に油圧シリンダが設けられ、油圧シリンダのヘッド側に、サスペンションロック用の第1ロック弁を介してヘッド側アキュームレータが接続され、油圧シリンダのロッド側に、サスペンションロック用の第2ロック弁を介してロッド側アキュームレータが接続され、ロック弁を通して油圧シリンダとヘッド側アキュームレータとの間の油路及び油圧シリンダとロッド側アキュームレータとの間の油路を開くことによりサスペンション機能を具備すると共に、ロック弁によって油圧シリンダとヘッド側アキュームレータとの間の油路及び油圧シリンダとロッド側アキュームレータとの間の油路を閉じることによりサスペンション機能をロックするようにした作業車のサスペンション装置において、
第1ロック弁とヘッド側アキュームレータとの間又は第2ロック弁とロッド側アキュームレータとの間の少なくとも一方に、可変絞りが設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記サスペンション機能のロックを解除したときに、前記可変絞りを絞りの状態から徐々に開放すべく制御するようにした点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記油圧シリンダに昇降制御弁が接続され、昇降制御弁の操作により油圧シリンダを伸縮動作させて車体フレームを昇降調整するようにした作業車のサスペンション装置であって、
油圧シリンダと昇降制御弁との間の油路に接続されるリリーフ圧の低い第1リリーフ弁とリリーフ圧の高い第2リリーフ弁とが設けられ、油圧シリンダと昇降制御弁との間の油路への接続を、前記第1リリーフ弁と第2リリーフ弁とに択一的に切り換える切換弁が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記油圧シリンダは、車体フレームと前輪用の車軸ケースとの間に設けられており、前輪荷重が大のときに、サスペンションのバネ定数が大になるように油圧シリンダと昇降制御弁との間の油路にリリーフ圧の高い第2リリーフ弁を接続し、前輪荷重が小のときに、サスペンションのバネ定数が小になるように油圧シリンダと昇降制御弁との間の油路にリリーフ圧の低い第1リリーフ弁を接続すべく、切換弁を切り換えるようにした点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、油圧シリンダのシリンダヘッド側の圧力を検出する圧力センサが設けられ、圧力センサによる検出圧力が所定圧以上になれば、油圧シリンダと昇降制御弁との間の油路に第2リリーフ弁を接続し、圧力センサによる検出圧力が所定圧以下になれば、油圧シリンダと昇降制御弁との間の油路に第1リリーフ弁を接続するように切換弁を制御するようにした点にある。
本発明によれば、第1ロック弁とヘッド側アキュームレータとの間又は第2ロック弁とロッド側アキュームレータとの間の少なくとも一方に、可変絞りが設けられているので、サスペンション機能をロックを解除したときに、アキュームレータとロック弁との間の油路と、油圧シリンダのシリンダヘッド側とで大きな圧力差が生じていても、可変絞りを絞りの状態から徐々に開放するにより、油圧シリンダが急に伸長したり縮小したりするのを緩和することができ、作業車の姿勢が急激に変化するのを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はトラクタの全体側面図を示す。図1において、トラクタは、左右一対の操向操作及び駆動自在な前輪1と、左右一対の駆動自在な後輪2とを走行車体3に備えた四輸駆動仕様に構成されている。走行車体3の前部に、エンジン4等が内装されたボンネット5を備え、走行車体3の後部側に、ステアリングハンドル、運転座席等が設けられている。
走行車体3の後部には、リフトアーム9を有する油圧昇降装置8が装備されており、走行車体3の後部三点リンク機構を介して装着したプラウやロータリ等の耕耘装置、その他の作業機を、油圧昇降装置8で昇降できるように構成されている。なお、図示しないが、例えば土をバケットですくって移動させるフロントローダ等、種々の作業機を、走行車体3の前部に装備することもできる。
エンジン4の下部における左右両側部から前方に車体フレーム10が延出され、エンジン4から後方にクラッチハウジング11が延出されており、このクラッチハウジング11に運転座席の下方に位置するミッションケース12が連結されて、エンジン4からの動力が後輪2に伝達されるように構成されている。
図2〜図7に示すように、車体フレーム10は、左右一対の外側板13と左右一対の内側板14と前板15とを有している。対応する外側板13と内側板14とは左右に重合してボルトナット等の固定具や溶接等により連結固定され、左右一対の外側板13及び左右一対の内側板14の前端間に前板15が固定具や溶接等により連結固定されている。
図2〜図4において、前輪サスペンション18は、支持ブラケット20と、左右一対の油圧シリンダ17と、ヘッド側アキュームレータ23とロッド側アキュームレータ24とを備えている。エンジン4の下部両側部から車体フレーム10が前方に延出されており、この車体フレーム10の下部に、左右一対の前輪1を左右両側部に装着した前車軸ケース19を支持する前輪サスペンション18が装備されている。
支持ブラケット20は、前部フレーム21と後部フレーム22とを備え、前部フレーム21の後端部下面側に後部フレーム22の前端部上面側がボルト等の固定具により固着されている。
後部フレーム22の後部に二叉状に形成された左右一対の取付部27が具備されている。左右一対の取付部27が支持部材28により支持されている。支持部材28は、水平板状の支持板30と支持板30の左右方向外端部から下方に突設された左右一対の外板31と、支持板30の左右方向の中途部から下方突設された左右一対の内板32とを備え、支持板30は車体フレーム10に内方突設した取付板33にボルト等の固定具34によって固着され、これにより支持部材28は車体フレーム10に固着されている。
左右一対の取付部27は支持部材28の外板31と内板32との間にそれぞれ挿入嵌合され、支持軸29が外板31と取付部27と内板32とに挿通されて、左右一対の取付部27が外板31と内板32とにそれぞれ支持軸29廻りに回動自在に連結され、これにより支持ブラケット20が車体フレーム10に対して左右方向の支持軸29廻りに揺動自在に支持されている。
前車軸ケース19の左右方向中央部の前端側に支持凸部35が設けられ、この支持凸部35は、支持ブラケット20の前部フレーム21の前端部に、軸受部材等を介して前後軸X廻りに回動自在に支持され、前車軸ケース19の左右方向中央部の後端側に連結部材36が後方突設されており、連結部材36の左右方向中央部の後端側に連結凸部38が設けられ、この連結凸部38は、支持ブラケット20の後部フレーム22の前端部に、軸受部材等を介して前後軸X廻りに回動自在に支持されており、これにより、前車軸ケース19は支持ブラケット20に対して前後軸X廻りに揺動自在に支持されている。
連結部材36は前車軸ケース19の左右方向中央部の後端にボルト等の固定具や溶接等により固着され、連結部材36の左右両側に左右一対の連結片37が左右方向外方に突設されている。
車体フレーム10の前端部の左右一対の内側板14間に、油圧シリンダ等を制御するための油圧ブロック39が設けられ、油圧ブロック39の下端部に、ヘッド側アキュームレータ23とロッド側アキュームレータ24とが下方突出状に設けられている。
前車軸ケース19の左右方向外端に減速装置40を介して左右一対の前輪1が支持されている。前車軸ケース19の左右方向中央部の下端部の後面側に、パワーステアリング用の油圧シリンダ41が取付けられている。
前記左右一対の油圧シリンダ17は、支持ブラケット20の前後方向中央部の左右両側に、シリンダ本体17Aが上側でシリンダロッド17Bが下側になるように上下方向に配置されている。シリンダ本体17Aの上端部に上継手部材43が突設されると共に、シリンダロッド17Bの下端部に下継手部材44が突設されており、上継手部材43は、車体フレーム10の内側板14の上部に左右方向の支持軸45廻りに揺動自在に連結され、下継手部材44は、前車軸ケース19の左右方向中央部と連結部材36の連結片37との間に挿通されて、前車軸ケース19の左右方向中央部後端と連結部材36の連結片37とに前後方向の取付軸46廻りに揺動自在に連結されている。これにより、左右一対の油圧シリンダ17の上端部(シリンダ本体17A側の端部)が車体フレーム10に支持軸45廻りに揺動自在に連結され、左右一対の油圧シリンダ17の下端部(シリンダロッド17B側の端部)が取付軸46廻りに揺動自在に連結されている。
而して、左右一対の油圧シリンダ17を伸長させると、前車軸ケース19が支持ブラケット20と共に支持軸29廻りに下方へ揺動し、油圧シリンダ17を収縮させると、前車軸ケース19が支持ブラケット20と共に支持軸29廻りに上方に揺動する。
また、左右一対の油圧シリンダ17が相互に伸縮動作すると、前後軸X廻りに前車軸ケース19が左右に揺動して、前車軸ケース19の両端部に装着された左右一対の前輪1がローリングするように構成されている。
図3及び図4に示すように、後部フレーム22の左右一対の取付部27間に自在継手48が設けられ、自在継手48の後方にドライブシャフト49が設けられている。前車軸ケース19内で左右の前輪1に連動連結された伝動軸50が、連結部材36に後方突出状に内嵌されて、自在継手48とドライブシャフト49とを介してミッションケース12の出力軸に連動連結されており、ミッションケース12の出力軸の回転動力をドライブシャフト49、自在継手48及び連結部材36内の伝動軸50を通して左右の前輪1に伝達するように構成されている。
図示省略しているが、作業車の走行動力伝達系は、油圧クラッチ式の前後進切り換え機構と、複数段階に変速可能な油圧クラッチ式のパワーシフト変速機構と、他の変速機構とを有しており、これら変速機構の組合せにより作業車の車速を多段階に変速可能に構成されている。パワーシフト変速機構は、変速用油圧アクチュエータを有しており、この変速用油圧アクチュエータは、コントロールボックスからの制御信号により作動されるように構成されている。
前記他の変速機構は図10に示す操作レバー51の操作によって変速操作可能に構成され、操作レバー51の握り部51aに、パワーシフト変速機構を変速操作するための増速用押しボタンスイッチ52と減速用押しボタンスイッチ53とが設けられており、これらボタンスイッチ52,53の押圧操作により、パワーシフト変速機構を変速操作するように構成されている。これら増速用押しボタンスイッチ52と減速用押しボタンスイッチ53の変速操作信号を後述する制御装置60に入力するように構成されている。
また、前後進切り換え機構は、ペダル、ボタン、レバー等の操作によって前後進を切り換えるように構成され、図10に示すように、前後進切り換え機構の切換操作を検出する切換検出センサ54が設けられ、この切換検出センサ54の検出信号を後述する制御装置60に入力するように構成されている。
また、トラクタの後方に、図示省略の三点リンク機構を介して作業機が昇降自在に装着されるようになっている。三点リンク機構は、トップリンクと左右一対のロワーリンクとを有し、ロワーリンクはトラクタの後部に搭載された油圧昇降装置8のリフトアーム9とリフトロッドとを介して連結され、昇降自在になっている。そして、図10に示すように、油圧昇降装置8のリフトアーム9の動き等から作業機の昇降を検出する昇降検出センサ57が設けられ、この昇降検出センサ57の昇降検出信号を後述する制御装置60に入力するように構成されている。
次に、図8及び図9に基づいて油圧シリンダ17の油圧回路について説明する。図8は、油圧シリンダ17の油圧回路図を示し、図9は、図8の可変絞り73の油圧回路図を示している。図8に示すように、左右一対の油圧シリンダ17は複動シリンダで構成されており、左右一対の油圧シリンダ17のシリンダヘッド側の接続ポートからの圧油を合流したヘッド側合流油路65を介して、左右一対の油圧シリンダ17のシリンダヘッド側が、パイロットチェック弁により構成したサスペンションロック用の第1ロック弁67に接続され、左右一対の油圧シリンダ17のロッド側の接続ポートからの圧油を合流したロッド側合流油路66を介して、左右一対の油圧シリンダ17のロッド側が、パイロットチェック弁により構成したサスペンションロック用の第2ロック弁68に接続されている。
第1ロック弁67には、タンクラインに接続されたヘッド側リリーフ弁69が接続されており、このリリーフ弁69の設定圧は、ガス封入式のヘッド側アキュームレータ23による油圧シリンダ17の制御圧の最大値より高く設定されており、このリリーフ弁69により油圧シリンダ17のシリンダヘッド側の油圧回路を保護できる。
第2ロック弁68には、タンクラインに接続されたロッド側リリーフ弁70が接続油路を介して接続されており、このリリーフ弁70の設定圧は、ガス封入式のロッド側アキュームレータ24による油圧シリンダ17の制御圧の最大値より高く設定されており、このリリーフ弁70により油圧シリンダ17のロッド側の油圧回路を保護できる。
第1ロック弁67とリリーフ弁69との間の油路にヘッド側アキュームレータ23が接続油路を介して接続されており、これにより、左右一対の油圧シリンダ17のシリンダヘッド側が第1ロック弁67を介してヘッド側アキュームレータ23に接続される。第2ロック弁68とリリーフ弁70との間の油路にロッド側アキュームレータ24が接続されており、これにより、左右一対の油圧シリンダ17のロッド側が第2ロック弁68を介してロッド側アキュームレータ24に接続される。
従って、ロック弁67,68を通して油圧シリンダ17とヘッド側アキュームレータ23との間の油路及び油圧シリンダ17とロッド側アキュームレータ24との間の油路を開くことにより、左右一対の油圧シリンダ17及びアキュームレータ23,24等で構成される前輪サスペンション18がサスペンション機能を具備すると共に、ロック弁67,68によって油圧シリンダ17とヘッド側アキュームレータ23との間の油路及び油圧シリンダ17とロッド側アキュームレータ24との間の油路を閉じることにより、前記サスペンション機能をロックするように構成されている。
ヘッド側アキュームレータ23が接続された接続油路、即ち第1ロック弁67とヘッド側アキュームレータ23との間に、可変絞り73が設けられており、この可変絞り73を変更調節することで、ヘッド側アキュームレータ23と油圧シリンダ17のシリンダヘッド側との間で行き来する圧油の流量を変更調節して、サスペンションとしての油圧シリンダ17の減衰力を変更調節できるように構成されている。
なお、油圧シリンダ17のロッド側の接続ポートとヘッド側アキュームレータ23との間の異なる油路に可変絞り73を設けてもよく、例えば合流する前の左右一対の油圧シリンダ17のロッド側の接続ポートに接続された油路に、それぞれ個別に可変絞り73を設けることで、左右一対の油圧シリンダ17の減衰力を個別に変更調節できる。
ヘッド側合流油路65には、後述する制御装置60に接続された圧力センサ87が設けられており、この圧力センサ87により、前輪荷重に対応する油圧シリンダ17のシリンダヘッド側の圧力を検出できるように構成されている。
図9に示すように、可変絞り73は、スプールをスライド移動させることにより、第1操作位置Q1、第2操作位置Q2、及び第3操作位置Q3の3つの位置に位置変更可能に構成されている。第1〜第3操作位置Q1,Q2,Q3には、異なる径のオリフィスが設けられており、第1操作位置Q1では1/3絞りになり、第2操作位置Q2では絞りのないフリーの状態になり、第3操作位置Q3では2/3絞りになるように構成されている。パイロット油路を介して接続された制御弁73aを励磁することで可変絞り73を第1操作位置Q1に操作することができ、パイロット油路を介して接続された制御弁73bを励磁することで可変絞り73を第3操作位置Q3に操作することができる。また、制御弁73a,73bの励磁を解除すると中立付勢されて第2操作位置Q2に操作することができる。
なお、可変絞り73に制御弁73a,73bを接続するのではなく、可変絞り73を電磁弁で構成し、可変絞り73のソレノイドを励磁することで直接スプールを操作するように構成してもよい。また、可変絞り73により3つの速度を切り替え操作可能に構成した例を示したが、複数の異なる速度に切り換え操作可能に可変絞り73を構成してもよく、例えば2つの速度を切り替え操作可能に構成してもよく、4つ以上の遠度を切り替え操作可能に構成してもよい。更には、可変絞り73により無段階で速度を変更可能に構成してもよい。
図8に示すように、第1ロック弁67には、パイロット油路を介してヘッド側切換弁75が接続されており、このヘッド側切換弁75を操作することで第1ロック弁67による逆止機能が解除され、左右一対の油圧シリンダ17のシリンダヘッド側からの圧油のヘッド側アキュームレータ23側への流入が許容される。
ヘッド側切換弁75は、ソレノイドを励磁することにより、走行車体3に設けられた油圧ポンプ(図示せず)からの圧油が供給され、ソレノイドの励磁を解除すると、バネ付勢されてタンクポートに接続されるように、2位置切替式の電磁弁で構成されている。これにより、ヘッド側切換弁75を励磁すると、第1ロック弁67が逆止機能の解除された開状態に操作され、ヘッド側切換弁75の励磁を解除すると、第1ロック弁67が逆止機能の作用する閉状態に操作される。
第2ロック弁68には、パイロット油路を介してロッド側切換弁76が接続されており、このロッド側切換弁76を操作することで第2ロック弁68による逆止機能が解除され、左右一対の油圧シリンダ17のロッド側からの圧油のロッド側アキュームレータ24側への流入が許容される。
ロッド側切換弁76は、ソレノイドを励磁することにより、走行車体3に設けられた油圧ポンプ(図示せず)からの圧油が供給され、ソレノイドの励磁を解除すると、バネ付勢されてタンクポートに接続されるように、2位置切替式の電磁弁で構成されている。これにより、ロッド側切換弁76を励磁すると、第2ロック弁68が逆止機能の解除された開状態に操作され、ロッド側切換弁76の励磁を解除すると、第2ロック弁68が逆止機能の作用する閉状態に操作される。
そして、第1ロック弁67及び第2ロック弁68が逆止機能の解除された開状態に操作されると、左右一対の油圧シリンダ17及びアキュームレータ23,24等で構成される前輪サスペンション18がサスペンション機能を具備し、第1ロック弁67及び第2ロック弁68が逆止機能の作用する閉状態に操作されると、左右一対の油圧シリンダ17及びアキュームレータ23,24等で構成される前輪サスペンション18のサスペンション機能がロックされる。
ヘッド側合流油路65には、絞り弁74を介してパイロットチェック弁77が接続されており、ロッド側合流油路66には、パイロットチェック弁78が接続されている。パイロットチェック弁77は、昇降制御弁79に接続されており、パイロットチェック弁78は、絞り弁81及びチェック弁82を介して昇降制御弁79に接続されている。
左右一対の油圧シリンダ17に、パイロットチェック弁77,78、絞り弁81、チェック弁82を介して昇降制御弁79が接続され、昇降制御弁79の操作により左右一対の油圧シリンダ17に作動油を給排し、これにより油圧シリンダ17を伸縮動作させて車体フレーム10を昇降調整するように構成されている。
パイロットチェック弁78とチェック弁82との間の油路には、切換弁80を介して第1リリーフ弁80Aと第2リリーフ弁80Bとが接続されている。第1リリーフ弁80Aの設定圧は例えば5MPaに設定され、第2リリーフ弁80Bの設定圧は例えば3MPaに設定されており、リリーフ弁80A,80Bの設定圧は互いに異なるリリーフ圧に設定されている。リリーフ圧(設定圧)の低い第1リリーフ弁80Aとリリーフ圧(設定圧)の高い第2リリーフ弁80Bとは互いに並列に設けられ、切換弁80は、油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路に設けられ、油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路への接続を第1リリーフ弁80Aと第2リリーフ弁80Bとに択一的に切り換えるように構成されている。なお、リリーフ弁80A,80Bのリリーフ圧は手動で変更調節できるように構成されている。
昇降制御弁79は、油圧シリンダ17のシリンダヘッド側に圧油を供給する上昇位置79Uと、油圧シリンダ17のロッド側に圧油を供給する下降位置79Dと、油圧シリンダ17に圧油を供給しない中立位置79Nとを備えて構成されており、パイロット油路を介して接続された切換弁84を操作することで昇降制御弁79を上昇位置79Uに操作することができ、パイロット油路を介して接続された切換弁83を操作することで昇降制御弁79を下降位置79Dに操作することができる。
切換弁83,84は、ソレノイドを励磁することにより、走行車体3に設けられた油圧ポンプ(図示せず)からの圧油が供給され、ソレノイドの励磁を解除すると、バネ付勢されてタンクポートに接続されるように、2位置切替式の電磁弁で構成されている。これにより、切換弁84を励磁すると、昇降制御弁79が上昇位置79Uに操作され、切換弁83を励磁すると、昇降制御弁79が下降位置79Dに操作される。
シリンダヘッド側のパイロットチェック弁77に接続されたパイロット油路85は、ロッド側の昇降制御弁79への油路に接続され、ロッド側のパイロットチェック弁78に接続されたパイロット油路86は、シリンダヘッド側の昇降制御弁79への油路に接続されている。これにより、自己保持回路が構成される。
昇降制御弁79が上昇位置79Uに操作され、パイロット油路86の圧力が上昇すると、パイロットチェック弁78が逆止機能の解除された開状態に操作され、昇降制御弁79が下降位置79Dに操作され、パイロット油路85の圧力が上昇すると、パイロットチェック弁77が逆止機能の解除された開状態に操作される。これにより、パイロットチェック弁77,78による油圧回路の自己保持が解除される。昇降制御弁79を中立位置Nに操作すると、パイロットチェック弁77,78が逆止機能の作用する閉状態に操作され、パイロットチェック弁77,78による自己保持回路が形成される。
昇降制御弁79を上昇位置79Uに操作すると、絞り弁74により流量制御された圧油が油圧シリンダ17のシリンダヘッド側に供給され、ロッド側のパイロットチェック弁78がパイロット圧により開いて逆止機能が解除されて、チェック弁82により昇降制御弁79側への流入が阻止された油圧シリンダ17のロッド側からの戻り油のリリーフ弁80A又はリリーフ弁80Bへの流入が許容され、油圧シリンダ17のロッド側からの戻り油をリリーフ弁80A又はリリーフ弁80Bにより設定されたリリーフ圧に保ちながら、余剰油をタンクポートに排出する。
一方、昇降制御弁79を下降位置79Dに操作すると、絞り弁81により流量制御された圧油が油圧シリンダ17のロッド側に供給され、シリンダヘッド側のパイロットチェック弁77がパイロット圧により開いて逆止機能が解除されて、シリンダヘッド側からの作動油が絞り弁74により流量制御されてタンクポートに排出される。
次に、図8に基づいて油圧シリンダ17の作動の一例について説明する。図8に示すように、昇降制御弁79が中立位置79Nに操作され、ロック弁67,68が開状態に操作されると、パイロットチェック弁77,78が閉状態に操作された状態で、油圧シリンダ17の油室17aとアキュームレータ23が連通し、油圧シリンダ17の油室17bとアキュームレータ24が連通する。これにより、地面の凹凸に応じて前車軸ケース19及び支持ブラケット20が支持軸29廻りに上下に揺動しようとすると、油圧シリンダ17が伸縮して、油圧シリンダ17の油室17a,17bとアキュームレータ23,24との間で作動油が往復し、油圧シリンダ17がバネ定数K1を備えたサスペンションとして作動する。
この場合、油圧シリンダ17の油室17aの圧力をPH、油圧シリンダ17の油室17bの圧力をMP1、油圧シリンダ17の油室17aのピストンの受圧面積をAH、油圧シリンダ17の油室7bのピストンの受圧面積をAR(ピストンロッドの分だけARはAHよりも小さい)として、走行車体3の前部に掛かる重量(油圧シリンダ17に掛かる重量)をMとし、重力加速度をgとすると、下記の式(1)が成立する。
式(1) M×g=PH×AH−MP1×AR
これにより、油圧シリンダ17の油室17aのピストンの受圧面積AH、油圧シリンダ17の油室7bのピストンの受圧面積ARが一定であるので、油圧シリンダ17の油室17aの圧力PHは、油圧シリンダ17の油室17bの圧力MP1よりも高いものとなっており、走行車体3の前部に掛かる重量(油圧シリンダ17に掛かる重量)Mによって変化する。
油圧シリンダ17のバネ定数K1は、油圧シリンダ17の油室17a,17bの圧力PH,MP1によって決まるものとなっており、例えば油圧シリンダ17の油室17bの圧力MP1が一定である場合には、油圧シリンダ17の油室17aの圧力PHが大きくなるのに伴って大きくなり、油圧シリンダ17の油室17aの圧力PHが小さくなるのに伴って小さくなる。
昇降制御弁79が上昇位置79Uに操作され、ロック弁67,68が閉状態に操作されると、昇降制御弁79からの作動油が油圧シリンダ17の油室17aに供給され、油圧シリンダ17の油室17bからの作動油が、パイロットチェック弁78、及び第1リリーフ弁80A又は第2リリーフ弁80Bを介して排出される。この場合、油圧シリンダ17の油室17b及びロッド側合流油路66の圧力が、第1リリーフ弁80A又は第2リリーフ弁80Bにより所定のリリーフ圧に維持されている。
これにより、油圧シリンダ17が伸長して走行車体3の前部が上昇する。この後、昇降制御弁79が中立位置79Nに操作され、ロック弁67,68が開状態に操作されると、油圧シリンダ17が伸長した状態で、前述のように油圧シリンダ17がサスペンションとして作動する。
昇降制御弁79が下降位置79Dに操作され、ロック弁67,68が閉状態に操作されると、昇降制御弁79からの作動油が油圧シリンダ17の油室17bに供給され、油圧シリンダ17の油室17aからの作動油が、絞り弁74、パイロットチェック弁77、及び昇降制御弁79を介して排出される。この場合、油圧シリンダ17の油室17b及びロッド側合流油路66の圧力が、第1リリーフ弁80A又は第2リリーフ弁80Bにより所定のリリーフ圧に維持されている。これにより、油圧シリンダ17が収縮して走行車体3の前部が下降する。この後、昇降制御弁79が中立位置79Nに操作され、ロック弁67,68が開状態に操作されると、油圧シリンダ17が収縮した状態で、前述のように油圧シリンダ17がサスペンションとして作動する。
なお、上記油圧シリンダ17の作動は、一例として示したものであり、昇降制御弁79等を操作することで、油圧シリンダ17に異なる作動をさせることも可能である。
次に、図10に基づいて油圧シリンダ17の制御について説明する。図10は、制御装置60のブロック図を示している。
図10に示すように、この作業車には、制御装置60が装備されており、この制御装置60に、前輪荷重検出手段である圧力センサ87、油圧シリンダ17の作動位置検出手段としての作動位置検出センサ88、操作レバー51、増速用押しボタンスイッチ52、減速用押しボタンスイッチ53、前後進切り換え機構の切換操作を検出する切換検出センサ54、前輪1の切れ角を検出する切れ角検出センサ89等が接続されている。
また、制御装置60に、制御弁73a、制御弁73b、ヘッド側切換弁75、ロッド側切換弁76、切換弁80、切換弁83、切換弁84とが接続されており、制御装置60はこれら制御弁を次のように制御するように構成されている。
サスペンション機能のロックを解除したときに、制御装置60は、可変絞り73を最絞りの状態から徐々に大きく開放すべく制御する。即ち、ヘッド側切換弁75のソレノイドを励磁すると共に、ロッド側切換弁76のソレノイドを励磁することにより、サスペンション機能のロックを解除するときに、制御弁73aのソレノイドを励磁した後、制御弁73aのソレノイドの励磁を解除する。これにより、制御弁73aを励磁することで可変絞り73を第1操作位置Q1に操作し、その後、制御弁73aの励磁を解除(消磁)することで、可変絞り73が中立付勢されて第2操作位置Q2に操作される。その結果、可変絞り73が第1操作位置Q1の1/3絞りになり、その後第2操作位置Q2では絞りのないフリーの状態になり、可変絞り73を最絞りの状態から徐々に大きく開放すべく制御される。
ここで、サスペンション機能をロック状態にし、そのロックを解除する場合としては、例えば、作業車の前部にフォークリフトを装着して、フォークリフトでパレットと共に荷物を掬って、その荷物を上げ下ろしする際に、サスペンション機能があれば、フォークが上下に振動するため、フォークのツメをパレットの係合孔から抜くことが困難になるので、サスペンション機能をロック状態にすることが考えられ、そして、フォークリフトによる荷物の上げ下ろし作業が終了して、作業車で走行する場合や他の作業を行う場合にサスペンション機能のロックを解除することが考えられる。
なお、可変絞り73を最絞りの状態から徐々に大きく開放するために、上記の如く制御弁73aのソレノイドを励磁した後、制御弁73aのソレノイドの励磁を解除することに代えて、制御弁73aのソレノイドを励磁した後、制御弁73aのソレノイドの励磁を解除すると共に制御弁73bのソレノイドを励磁し、その後制御弁73bのソレノイドの励磁を解除するようにしてもよい。この場合、制御弁73aを励磁することで可変絞り73を第1操作位置Q1に操作し、その後、制御弁73bを励磁することで可変絞り73を第3操作位置Q3に操作し、その後、制御弁73a,73bの励磁を解除(消磁)することで、可変絞り73が中立付勢されて第2操作位置Q2に操作される。その結果、可変絞り73が第1操作位置Q1の1/3絞りになり、その後第3操作位置Q3では2/3絞りになり、さらに第2操作位置Q2では絞りのないフリーの状態になり、可変絞り73が最絞りの状態から徐々に大きく開放すべく制御される。
また、制御装置60は、圧力センサ87による検出圧力が所定圧以上になれば(前輪荷重が大になれば)、切換弁80のソレノイドを励磁し、サスペンションのバネ定数が大になるように、油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路にリリーフ圧の高い第2リリーフ弁80Bを接続する。また、圧力センサ87による検出圧力が所定圧以下になれば(前輪荷重が小のときに)、切換弁80のソレノイドの励磁を解除(消磁)し、サスペンションのバネ定数が小になるように、油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路にリリーフ圧の低い第1リリーフ弁80Aを接続する。これにより、前輪荷重が大のときに、サスペンションのバネ定数が大になるように油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路にリリーフ圧の高い第2リリーフ弁80Bを接続し、前輪荷重が小のときに、サスペンションのバネ定数が小になるように油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路にリリーフ圧の低い第1リリーフ弁80Aを接続すべく、切換弁80を切り換える。
制御装置60は、作業車の変速操作がなされたときに、一時的にサスペンション機能のロックを解除すべくロック弁67,68を制御する。即ち、操作レバー51から変速操作信号を入力したとき、増速用押しボタンスイッチ52から操作信号を入力したとき、減速用押しボタンスイッチ53から操作信号を入力したとき又は切換検出センサ54から切換検出信号を入力したときに、一定時間(数秒間)、ヘッド側切換弁75及びロッド側切換弁76のソレノイドを励磁する。その結果、ヘッド側切換弁75のソレノイドを励磁することにより、第1ロック弁67が逆止機能の解除された開状態に操作され、かつ、ロッド側切換弁76のソレノイドを励磁することにより、第2ロック弁68が逆止機能の解除された開状態に操作され、これにより、第1ロック弁67及び第2ロック弁68が逆止機能の解除された開状態に操作され、サスペンション機能のロックが解除される。
なお、制御装置60は、作業車の変速操作がなされたときに、上記の如く一時的にサスペンション機能のロックを解除すべくロック弁67,68を制御することに代え又はこのような制御と共に、一時的に可変絞り73を大きく開放すべく(流通径を大にする)制御するようにしてもよい。即ち、操作レバー51から変速操作信号を入力したとき、増速用押しボタンスイッチ52から操作信号を入力したとき、減速用押しボタンスイッチ53から操作信号を入力したとき又は切換検出センサ54から切換検出信号を入力したときに、一定時間(数秒間)、制御弁73a及び制御弁73bのソレノイドの励磁を解除するようにしてもよい。これにより、制御弁73a,73bの励磁を解除すると、可変絞り73が中立付勢されて第2操作位置Q2に操作され、第2操作位置Q2では絞りのないフリーの状態になり、可変絞り73が一時的に大きく開放される。
また、制御装置60は、切れ角検出センサ89により検出した前輪1の切れ角が所定以上になったときに、油圧シリンダ17を伸長させて車体フレーム10を上げるべく昇降制御弁79を制御する。即ち、切れ角検出センサ89により検出した切れ角が所定切れ角以上になれば、切換弁84のソレノイドを励磁して、昇降制御弁79を上昇位置79Uに操作し、その後、切換弁84を消磁して、昇降制御弁79を中立位置79Nに操作する。これにより、昇降制御弁79が上昇位置79Uに操作されると、昇降制御弁79からの作動油が油圧シリンダ17の油室17aに供給され、油圧シリンダ17の油室17bからの作動油が、パイロットチェック弁78及び第1リリーフ弁80A又は第2リリーフ弁80Bを介して排出される。この場合、油圧シリンダ17の油室17b及びロッド側合流油路66の圧力が、第1リリーフ弁80A又は第2リリーフ弁80Bにより所定のリリーフ圧に維持されている。これにより、油圧シリンダ17が伸長して走行車体3の前部が上昇する。その後、昇降制御弁79が中立位置79Nに操作され、油圧シリンダ17が伸長した状態で、前述のように油圧シリンダ17がサスペンションとして作動する。
そして、制御装置60は、前輪1の切れ角が所定以下に戻れば、油圧シリンダ17を作動位置検出センサ88で検出した元の伸長位置に戻すように油圧シリンダ17を縮小させて車体フレーム10を下げるべく昇降制御弁79を制御する。即ち、制御装置60は、車体フレーム10を上昇させるように制御する直前の油圧シリンダ17の作動位置を作動位置検出センサ88で検出してその検出した作動位置を記憶しておき、前輪1の切れ角が所定以下に戻ったときに、切換弁83のソレノイドを励磁して、昇降制御弁79を下降位置79Dに操作し、その後、切換弁83を消磁して、昇降制御弁79を中立位置79Nに操作し、これにより、油圧シリンダ17を縮小して走行車体3の前部を下降し、その後、昇降制御弁79が中立位置79Nに操作され、油圧シリンダ17が縮小した元の伸長状態になって、前述のように油圧シリンダ17がサスペンションとして作動する。
制御装置60は、トラクタの後方に三点リンク機構を介して作業機を昇降自在に装着している場合に、作業機が昇降したときに、一時的にサスペンション機能のロックを解除すべくロック弁67,68を制御する。即ち、昇降検出センサ57から昇降検出信号を入力したときに、一定時間(数秒間)、ヘッド側切換弁75及びロッド側切換弁76のソレノイドを励磁する。その結果、ヘッド側切換弁75のソレノイドを励磁することにより、第1ロック弁67が逆止機能の解除された開状態に操作され、かつ、ロッド側切換弁76のソレノイドを励磁することにより、第2ロック弁68が逆止機能の解除された開状態に操作され、これにより、第1ロック弁67及び第2ロック弁68が逆止機能の解除された開状態に操作され、サスペンション機能のロックが解除される。
前記実施の形態によれば、第1ロック弁67とヘッド側アキュームレータ23との間に、可変絞り73が設けられているので、サスペンション機能のロックを解除したときに、アキュームレータ23と第1ロック弁67との間の油路と、油圧シリンダ17のシリンダヘッド側とで大きな圧力差が生じていても、可変絞り73を最絞りの状態から徐々に大きく開放するにより、油圧シリンダ17が急に伸長したり縮小したりするのを緩和することができ、作業車の姿勢が急激に変化するのを防止できる。
また、前記実施の形態によれば、油圧シリンダ17のヘッド側の油路に接続されるリリーフ圧の低い第1リリーフ弁80Aとリリーフ圧の高い第2リリーフ弁80Bとが設けられ、油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路への接続を、第1リリーフ弁80Aと第2リリーフ弁80Bとに択一的に切り換える切換弁80が設けられているので、前輪荷重が大のときに、サスペンションのバネ定数が大になるように油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路にリリーフ圧の高い第2リリーフ弁80Bを接続し、前輪荷重が小のときに、サスペンションのバネ定数が小になるように油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路にリリーフ圧の低い第1リリーフ弁80Aを接続することができ、左右一対の油圧シリンダ17について前輪荷重に応じたより適度なバネ定数を選択することが可能になる。
即ち、トラクタの作業状態に応じてサスペンション特性が変化する。この不都合を防止するために、油圧シリンダ17のロッド側とヘッド側アキュームレータ23との間の油路に設けた可変絞りを調整することによりサスペンションの減衰力を変化させる方法があるが、トラクタの前輪荷重は作業車の作業機の装着に応じて変化し、さらには、作業中にも土砂、荷物等で変化し、サスペンションの硬さや共振周波数に影響する。また、アキュームレータ23,24の関係で前輪荷重に応じて多少バネ定数も変化するが、減衰力を変化させる方法では、多少サスペンション硬さをコントロールできても共振周波数を変化することができず、広い範囲の前輪荷重で最低限をカバーする値をバネ定数として設定することになり、各作業でバネ定数をベストな値に設定することができなくなる。しかし、本実施の形態では、油圧シリンダ17のヘッド側の油路に接続されるリリーフ圧の低い第1リリーフ弁80Aとリリーフ圧の高い第2リリーフ弁80Bとが設けられ、油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路への接続を、第1リリーフ弁80Aと第2リリーフ弁80Bとに択一的に切り換える切換弁80が設けられており、油圧シリンダ17のシリンダヘッド側の圧力を検出する圧力センサ87による検出圧力が所定圧以上になれば、油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路に第2リリーフ弁80Bを接続し、圧力センサ87による検出圧力が所定圧以下になれば、油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路に第1リリーフ弁80Aを接続するように切換弁80を制御するので、前輪荷重が大のときに、サスペンションのバネ定数が大になるように油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路にリリーフ圧の高い第2リリーフ弁80Bを接続し、前輪荷重が小のときに、サスペンションのバネ定数が小になるように油圧シリンダ17と昇降制御弁79との間の油路にリリーフ圧の低い第1リリーフ弁80Aを接続すべく、切換弁80を切り換えることができ、油圧シリンダ17のロッド側の設置圧でバネ定数が決まるため、切換弁80を切り換えてバネ定数を変化させ、前輪荷重に応じたより適度なバネ定数を選択することができる。
また、前記実施の形態によれば、作業車の変速操作がなされたときに、一時的に前記サスペンション機能のロックを解除すべくロック弁67,68を制御するようにしたので、作業車の変速時に油圧シリンダ17とヘッド側アキュームレータ23との間の油路及び油圧シリンダ17とロッド側アキュームレータ24との間の油路が開くことによって、変速によるショックを緩和することができ、車体ピッキングの加速度を前輪サスペンション18で吸収してオペレータにかかる不快な加速度を抑えることができる。
また、前記実施の形態によれば、前輪の左右方向への切れ角を検出する切れ角検出センサ89が設けられ、前輪切れ角が所定以上になったときに、油圧シリンダ17を伸長させて車体フレーム10を上げるべく昇降制御弁79を制御するようにしたので、前輪1の切れ角を大きくしても前輪1の後端部が作業車のボンネットに干渉するおそれがなくなり、前輪1がボンネットと干渉するのを避けるために、作業車のボンネットの一部に凹部を設けたりする必要がなくなり、ボンネット内の冷却機器の配置が面倒になったりする不都合を防止できる。
また、前記実施の形態によれば、トラクタの後方に三点リンク機構を介して作業機を昇降自在に装着している場合に、その作業機を昇降動作させたときに、一時的に前記サスペンション機能のロックを解除すべくロック弁67,68を制御するようにしたので、作業車の変速時に油圧シリンダ17とヘッド側アキュームレータ23との間の油路及び油圧シリンダ17とロッド側アキュームレータ24との間の油路が開くことによって、作業機の昇降動作によるショックを緩和することができ、作業機の昇降動作による作業車のピッキングが続くことによってオペレータが不快になるの未然に防止できる。即ち、作業機がオーバーハングして車体のバランスがよくないので、ピッキングも長く続くと共に、オペレータに不快な加速度が発生するのを防止することができる。
なお、前記実施の形態では、第1ロック弁67とヘッド側アキュームレータ23との間に可変絞り73が設けられているが、これに代え、第2ロック弁68とロッド側アキュームレータ24との間に可変絞り73を設けるようにしてもよいし、また、第1ロック弁67とヘッド側アキュームレータ23との間と、第2ロック弁68とロッド側アキュームレータ24との間の両方に、可変絞り73を設けるようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、制御装置60は、トラクタの後方に三点リンク機構を介して装着した作業機が昇降したときに、一時的にサスペンション機能のロックを解除すべくロック弁67,68を制御するようにしているが、これに代え又はこのような制御と共に、一時的に可変絞り73を大きく開放すべく(流通径を大にする)制御するようにしてもよい。即ち、昇降検出センサ57から昇降検出信号をしたときに、一定時間(数秒間)、制御弁73a及び制御弁73bのソレノイドの励磁を解除するようにしてもよい。これにより、制御弁73a,73bの励磁を解除すると、可変絞り73が中立付勢されて第2操作位置Q2に操作され、第2操作位置Q2では絞りのないフリーの状態になり、可変絞り73が一時的に大きく開放される。
また、前記実施の形態では、制御装置60は、昇降検出センサ57から昇降検出信号を入力したときに、一時的にサスペンション機能のロックを解除すべく制御するようにしているが、これに代え、押しボタン等の昇降操作スイッチの操作により、トラクタの後方に三点リンク機構を介して装着した作業機を昇降するようにしている場合には、昇降操作スイッチから昇降操作信号を制御装置60に入力するようし、制御装置60が昇降操作信号を入力したときに、一時的にサスペンション機能のロックを解除すべくロック弁67,68等を制御するように構成してもよい。
本発明の一実施の形態を示すトラクタの側面図である。 同トラクタの背面図である。 同トラクタの前部の側面図である。 同トラクタの前部の平面図である。 同トラクタの前部のアキュームレータ部分の背面図である。 同トラクタの前部の油圧シリンダ部分の背面図である。 同トラクタの前部の支持部材部分の背面図である。 同油圧シリンダの油圧回路図である。 同可変絞りの油圧回路図である。 同制御系のブロック図である。
符号の説明
1 前輪
3 走行車体
10 車体フレーム
17 油圧シリンダ
18 前輪サスペンション
19 前車軸ケース
23 ヘッド側アキュームレータ
24 ロッド側アキュームレータ
60 制御装置
67 第1ロック弁
68 第2ロック弁
73 可変絞り
79 昇降制御弁
80 切換弁
80A 第1リリーフ弁
80B 第2リリーフ弁
87 圧力センサ
89 切れ角検出センサ

Claims (5)

  1. 車体フレーム(10)と車軸ケース(19)との間に油圧シリンダ(17)が設けられ、油圧シリンダ(17)のヘッド側に、サスペンションロック用の第1ロック弁(67)を介してヘッド側アキュームレータ(23)が接続され、油圧シリンダ(17)のロッド側に、サスペンションロック用の第2ロック弁(68)を介してロッド側アキュームレータ(24)が接続され、ロック弁(67,68)を通して油圧シリンダ(17)とヘッド側アキュームレータ(23)との間の油路及び油圧シリンダ(17)とロッド側アキュームレータ(24)との間の油路を開くことによりサスペンション機能を具備すると共に、ロック弁(67,68)によって油圧シリンダ(17)とヘッド側アキュームレータ(23)との間の油路及び油圧シリンダ(17)とロッド側アキュームレータ(24)との間の油路を閉じることによりサスペンション機能をロックするようにした作業車のサスペンション装置において、
    第1ロック弁(67)とヘッド側アキュームレータ(23)との間又は第2ロック弁(68)とロッド側アキュームレータ(24)との間の少なくとも一方に、可変絞り(73)が設けられていることを特徴とする作業車のサスペンション装置。
  2. 前記サスペンション機能のロックを解除したときに、前記可変絞り(73)を絞りの状態から徐々に開放すべく制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の作業車のサスペンション装置。
  3. 前記油圧シリンダ(17)に昇降制御弁(79)が接続され、昇降制御弁(79)の操作により油圧シリンダ(17)を伸縮動作させて車体フレーム(10)を昇降調整するようにした作業車のサスペンション装置であって、
    油圧シリンダ(17)と昇降制御弁(79)との間の油路に接続されるリリーフ圧の低い第1リリーフ弁(80A)とリリーフ圧の高い第2リリーフ弁(80B)とが設けられ、油圧シリンダ(17)と昇降制御弁(79)との間の油路への接続を、前記第1リリーフ弁(80A)と第2リリーフ弁(80B)とに択一的に切り換える切換弁(80)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車のサスペンション装置。
  4. 前記油圧シリンダ(17)は、車体フレーム(10)と前輪用の車軸ケース(19)との間に設けられており、前輪荷重が大のときに、サスペンションのバネ定数が大になるように油圧シリンダ(17)と昇降制御弁(79)との間の油路にリリーフ圧の高い第2リリーフ弁(80B)を接続し、前輪荷重が小のときに、サスペンションのバネ定数が小になるように油圧シリンダ(17)と昇降制御弁(79)との間の油路にリリーフ圧の低い第1リリーフ弁(80A)を接続すべく、切換弁(80)を切り換えるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の作業車のサスペンション装置。
  5. 油圧シリンダ(17)のシリンダヘッド側の圧力を検出する圧力センサ(87)が設けられ、圧力センサ(87)による検出圧力が所定圧以上になれば、油圧シリンダ(17)と昇降制御弁(79)との間の油路に第2リリーフ弁(80B)を接続し、圧力センサ(87)による検出圧力が所定圧以下になれば、油圧シリンダ(17)と昇降制御弁(79)との間の油路に第1リリーフ弁(80A)を接続するように切換弁(80)を制御するようにしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の作業車のサスペンション装置。
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