JP2009136903A - 溶接ロボットの制御装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ウィービング波66は、溶接すべき両母材61、62間の会合面64に沿った形状の曲面67であって、溶接トーチ先端17aから会合面64までの距離dが略一定となる曲面67に描かれる。コントローラ30は、そのようなウィービング波66でウィービングしながら溶接トーチ先端17aが溶接線Lに沿って移動するように、各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10を制御する。
【選択図】 図3
Description
溶接ロボットを用いて、多層盛り溶接や肉盛り溶接などの脚長が大きく広い幅のビードを要する溶接を行う場合には、溶接トーチ先端をウィービング動作させることが一般的である。
特許文献1には、開先の壁面に沿って折れ線状のウィービング軌跡を描くことにより開先の溶接を行うという発明が記載されている。
特開平10−328835号公報
溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように各軸が駆動される溶接ロボットと、入力データに応じて溶接ロボットの各軸を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボットに送り、溶接ロボットを制御するコントローラとを備えた溶接ロボットの制御装置において、
前記コントローラは、
溶接すべき両母材間の前記会合面あるいは前記開先面に沿った形状の曲面であって、溶接トーチ先端から前記会合面あるいは前記開先面までの距離が略一定となる曲面に描かれるウィービング波でウィービングしながら溶接トーチ先端が溶接線に沿って移動するように、各軸の駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボットに送り、溶接ロボットを制御すること
を特徴とする。
溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
互いに直交する2つの振動波を合成した波であること
を特徴とする。
溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
溶接トーチの姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチの姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅とを指定することにより、求められること
を特徴とする。
溶接すべき両母材に関するデータに基づいて、溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチ方向振動波の振幅とが指定されること
を特徴とする。
溶接トーチ垂直方向振動波、溶接トーチ方向振動波は、正弦波であって、
溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
周波数が異なる正弦波を重ね合わせた波であること
を特徴とする。
溶接すべき両母材に関するデータを入力するステップと、
入力された溶接すべき両母材に関するデータに対応するウィービングデータを読み出すステップと、
ウィービングデータに基づき、溶接すべき両母材間の会合面あるいは開先面に沿った形状の曲面であって、溶接トーチ先端から前記開合面あるいは前記開先面までの距離が略一定となる曲面に描かれるウィービング波を求め、このウィービング波上の点であって、溶接ロボットの溶接トーチ先端が移動すべき逐次の目標位置を求めるステップと、
溶接ロボットの溶接トーチ先端の逐次の目標位置を溶接ロボット各軸の角度に変換するステップと、
溶接ロボット各軸を各軸角度に変化させるための駆動指令を生成して、駆動指令を溶接ロボットに出力するステップと
を含んでいることを特徴とする。
ウィービングデータは、溶接トーチの姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチの姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅とを含んでいること
を特徴とする。
となる。
Ezx=0
Ezy=0
Ezz=1
となる。
Exx=Ezy・Exz−Exy・Ezz
Exy=Ezz・Exx−Exz・Ezx
Exz=Ezx・Exy−Exx・Ezy
となる。
[Xw、Yw、Zw] =M[X、Y、Z]
という関係が成立する(ステップ202)。
s=T・f
によって算出される(ステップ203)。
Pt=Ps+count・m …(2)
にて算出される(ステップ206)。
xw=Ax・sin(count・s)
yw=0
zw=Az・sin2(count・s) …(3)
と算出される。
P=Pt+Wt …(5)
のごとく絶対座標系上の座標位置として算出される(ステップ209)。
Claims (7)
- 溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように各軸が駆動される溶接ロボットと、入力データに応じて溶接ロボットの各軸を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボットに送り、溶接ロボットを制御するコントローラとを備えた溶接ロボットの制御装置において、
前記コントローラは、
溶接すべき両母材間の会合面あるいは開先面に沿った形状の曲面であって、溶接トーチ先端から前記会合面あるいは前記開先面までの距離が略一定となる曲面に描かれるウィービング波でウィービングしながら溶接トーチ先端が溶接線に沿って移動するように、各軸の駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボットに送り、溶接ロボットを制御すること
を特徴とする溶接ロボットの制御装置。 - 溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
互いに直交する2つの振動波を合成した波であること
を特徴とする請求項1記載の溶接ロボットの制御装置。 - 溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
溶接トーチの姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチの姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅とを指定することにより、求められること
を特徴とする請求項1または2記載の溶接ロボットの制御装置。 - 溶接すべき両母材に関するデータに基づいて、溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチ方向振動波の振幅とが指定されること
を特徴とする請求項3記載の溶接ロボットの制御装置。 - 溶接トーチ垂直方向振動波、溶接トーチ方向振動波は、正弦波であって、
溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
周波数が異なる正弦波を重ね合わせた波であること
を特徴とする請求項3記載の溶接ロボットの制御装置。 - 溶接すべき両母材に関するデータを入力するステップと、
入力された溶接すべき両母材に関するデータに対応するウィービングデータを読み出すステップと、
ウィービングデータに基づき、溶接すべき両母材間の会合面あるいは開先面に沿った形状の曲面であって、溶接トーチ先端から前記会合面あるいは前記開先面までの距離が略一定となる曲面に描かれるウィービング波を求め、このウィービング波上の点であって、溶接ロボットの溶接トーチ先端が移動すべき逐次の目標位置を求めるステップと、
溶接ロボットの溶接トーチ先端の逐次の目標位置を溶接ロボット各軸の角度に変換するステップと、
溶接ロボット各軸を各軸角度に変化させるための駆動指令を生成して、駆動指令を溶接ロボットに出力するステップと
を含んでいることを特徴とする溶接ロボットの制御方法。 - ウィービングデータは、溶接トーチの姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチの姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅とを含んでいること
を特徴とする請求項6記載の溶接ロボットの制御方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007316976A JP5167537B2 (ja) | 2007-12-07 | 2007-12-07 | 溶接ロボットの制御装置および制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP5167537B2 JP5167537B2 (ja) | 2013-03-21 |
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Family Applications (1)
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JP2007316976A Active JP5167537B2 (ja) | 2007-12-07 | 2007-12-07 | 溶接ロボットの制御装置および制御方法 |
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014524840A (ja) * | 2011-07-08 | 2014-09-25 | エイナヴ,オメル | 溶接中の手動シーム追跡システム及び方法並びに溶接支援システム |
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JPS5333950A (en) * | 1976-09-10 | 1978-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Means for automatically controlling transverse amplitude of welding torch oscillation |
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-
2007
- 2007-12-07 JP JP2007316976A patent/JP5167537B2/ja active Active
Patent Citations (6)
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