JP2009136903A - 溶接ロボットの制御装置および制御方法 - Google Patents

溶接ロボットの制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 溶接ロボットをウィービング動作させて溶接を行なうに際して、高い周波数で溶接線に対して溶接トーチ先端を揺動させて、高速に、かつ安定した溶接を行うようにする。
【解決手段】 ウィービング波66は、溶接すべき両母材61、62間の会合面64に沿った形状の曲面67であって、溶接トーチ先端17aから会合面64までの距離dが略一定となる曲面67に描かれる。コントローラ30は、そのようなウィービング波66でウィービングしながら溶接トーチ先端17aが溶接線Lに沿って移動するように、各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、溶接ロボットの制御装置および制御方法に関するものである。
(従来技術1)
溶接ロボットを用いて、多層盛り溶接や肉盛り溶接などの脚長が大きく広い幅のビードを要する溶接を行う場合には、溶接トーチ先端をウィービング動作させることが一般的である。
ここで、ウィービング動作とは、溶接トーチ先端を母材の溶接線を中心に揺動させる動作のことをいう。
この場合の溶接ロボットの制御装置は、図1に示すように、溶接トーチ17の先端17aが溶接線Lを中心にウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線Lに沿って移動するように各軸11〜16が駆動される溶接ロボット10と、入力データに応じて溶接ロボット10の各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10を制御するコントローラ30とを含んで構成されている。溶接はアーク溶接によって行われる。
図2(a)、(b)は、図1の装置によって、母材となる両板材61、62を水平すみ肉溶接によって接合してT継ぎ手の構造物60を製作する様子を示している。図2(a)は、各母材61、62の断面におけるウィービング波65を示し、図2(b)は、各母材61、62を斜視的にみたときのウィービング波65を示している。ウィービング波65は、水平面に対して所定角度θ傾斜した平面63に描かれる正弦波である。溶接すべき場所は、両母材61、62間の会合面64である。溶接トーチ17の先端17aが水平面に対して所定角度θ傾斜した平面63上に正弦波のウィービング波65を描きながら溶接線Lに沿って移動することにより、会合面64にビードが形成され、すみ肉溶接が行われる。
(従来技術2)
特許文献1には、開先の壁面に沿って折れ線状のウィービング軌跡を描くことにより開先の溶接を行うという発明が記載されている。
(特許文献1)
特開平10−328835号公報
溶接ロボット10をウィービング動作させて溶接を行なうに際して、高い周波数で溶接線に対して溶接トーチ先端17aを揺動させて、高速に、かつ安定した溶接を行いたいとの要請がある。
従来技術1によれば、図2(a)に示すように、溶接線Lに対して垂直方向に溶接トーチ先端17aが動くにつれて、つまり溶接トーチ先端17aが平面63上を溶接線Lの垂直方向に移動するにつれて、溶接トーチ先端17aから会合面64までの距離dがばらつく。最大振幅時の距離d´と溶接線L付近の距離dとでは極端に大きさが異なっている。このため、ウィービング動作時のアークの長さが極端に変化し、アークが安定しなくなり、安定した溶接が行われなくなり、溶接欠陥が発生するおそれがある。
従来技術2によれば、開先の壁面に沿って溶接トーチ先端17aが移動するため、アーク長の変化は少ない。しかし、溶接トーチ先端17aが折れ線状のウィービング軌跡を描くため、折れ点を通過するとき溶接トーチ先端17aの移動速度が急激に変化する。このためウィービングを高速で行おうとすると溶接ロボット10の各軸11〜16が折れ点付近で振動してしまい追従動作できなくなる。このため結果的に速度を低く設定してウィービング動作を行わざるを得ず、溶接を高速で行うことができない。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、溶接ロボットをウィービング動作させて溶接を行なうに際して、高い周波数で溶接線に対して溶接トーチ先端を揺動させて、高速に、かつ安定した溶接を行うようにすることを解決課題とするものである。
第1発明は、
溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように各軸が駆動される溶接ロボットと、入力データに応じて溶接ロボットの各軸を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボットに送り、溶接ロボットを制御するコントローラとを備えた溶接ロボットの制御装置において、
前記コントローラは、
溶接すべき両母材間の前記会合面あるいは前記開先面に沿った形状の曲面であって、溶接トーチ先端から前記会合面あるいは前記開先面までの距離が略一定となる曲面に描かれるウィービング波でウィービングしながら溶接トーチ先端が溶接線に沿って移動するように、各軸の駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボットに送り、溶接ロボットを制御すること
を特徴とする。
第2発明は、第1発明において、
溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
互いに直交する2つの振動波を合成した波であること
を特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明において、
溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
溶接トーチの姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチの姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅とを指定することにより、求められること
を特徴とする。
第4発明は、第3発明において、
溶接すべき両母材に関するデータに基づいて、溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチ方向振動波の振幅とが指定されること
を特徴とする。
第5発明は、第3発明において、
溶接トーチ垂直方向振動波、溶接トーチ方向振動波は、正弦波であって、
溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
周波数が異なる正弦波を重ね合わせた波であること
を特徴とする。
第6発明は、
溶接すべき両母材に関するデータを入力するステップと、
入力された溶接すべき両母材に関するデータに対応するウィービングデータを読み出すステップと、
ウィービングデータに基づき、溶接すべき両母材間の会合面あるいは開先面に沿った形状の曲面であって、溶接トーチ先端から前記開合面あるいは前記開先面までの距離が略一定となる曲面に描かれるウィービング波を求め、このウィービング波上の点であって、溶接ロボットの溶接トーチ先端が移動すべき逐次の目標位置を求めるステップと、
溶接ロボットの溶接トーチ先端の逐次の目標位置を溶接ロボット各軸の角度に変換するステップと、
溶接ロボット各軸を各軸角度に変化させるための駆動指令を生成して、駆動指令を溶接ロボットに出力するステップと
を含んでいることを特徴とする。
第7発明は、第6発明において、
ウィービングデータは、溶接トーチの姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチの姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅とを含んでいること
を特徴とする。
本発明の溶接ロボットの制御装置は、図1に示すように、溶接トーチ17の先端17aが溶接線Lを中心にウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線Lに沿って移動するように各軸11〜16が駆動される溶接ロボット10と、入力データに応じて溶接ロボット10の各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10を制御するコントローラ30とを含んで構成されている。
図3(a)、(b)は、図1の装置によって、たとえば母材となる両板材61、62を水平すみ肉溶接によって接合してT継ぎ手の構造物60を製作する様子を示している。図3(a)は、各母材61、62の断面におけるウィービング波66を示し、図3(b)は、各母材61、62を斜視的にみたときのウィービング波66を示している。
ウィービング波66は、溶接すべき両母材61、62間の会合面64に沿った形状の曲面67であって、溶接トーチ先端17aから会合面64までの距離dが略一定となる曲面67に描かれる。ここで、「距離dが略一定」とは、ウィービング動作時のアークの長さがほぼ一定となり、それによりアークが安定し、溶接欠陥が生じない安定した溶接が行われる程度にばらつきが収まっている距離のことである。
コントローラ30は、そのようなウィービング波66でウィービングしながら溶接トーチ先端17aが溶接線Lに沿って移動するように、各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10を制御する。
第1発明によれば、図3(a)に示すように、溶接トーチ17の姿勢に対して垂直方向に溶接トーチ先端17aが動いたとき、各変位位置で溶接トーチ先端17aから会合面64までの距離dがほぼ一定値となる。このため、ウィービング動作時のアークの長さがほぼ一定となり、それによりアークが安定し、溶接欠陥が生じない安定した溶接が行われるようになる。
また、第1発明によれば、溶接トーチ先端17aが曲面67上でウィービング波66を描きながら移動するため、従来技術2のように折れ点を通過するようなことがなく、滑らかに移動速度が変化して溶接トーチ先端17aが移動する。従来技術2のように折れ点で急激に移動速度が変化するようなことがない。このためウィービングを高周波数に設定して高速で行ったとしても溶接ロボット10の各軸11〜16が十分に追従動作でき、溶接を高速で行うことができるようになる。
このように本第1発明によれば、溶接ロボットをウィービング動作させて溶接を行なうに際して、高い周波数で溶接線に対して溶接トーチ先端を揺動させて、高速に、かつ安定した溶接を行うことができる。
第2発明では、図3(b)に示すように、溶接トーチ先端17aは、ウィービング波66として、互いに直交する2つの振動波を合成した波を描きつつ溶接線Lに沿って移動する。
第3発明では、図4(a)、(b)に示すように、溶接トーチ17の姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅Axと、溶接トーチ17の姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅Azとを指定することにより、溶接トーチ先端17aが描くウィービング波66(図3(b))が求められる。この場合、図5に示すように、溶接すべき両母材に関するデータ(「水平隅肉5スミ」、…)に基づいて、溶接トーチ垂直方向振動波の振幅Axと、溶接トーチ方向振動波の振幅Azとを指定することができる(第4発明)。
よって、第3発明、第4発明によれば、ウィービング波66が描く移動軌跡を容易に変更することができる。これにより継ぎ手の種類、形状の違いや脚長の違いに柔軟に対処することができる。
第5発明では、図4(b)に示すように、たとえば溶接トーチ垂直方向振動波がAx・sinωt、溶接トーチ方向振動波がAz・sinωtという周波数が異なる正弦波を重ね合わせることで、溶接トーチ先端17aが描くウィービング波66が求められる。これにより溶接トーチ先端17aの移動速度の変化が滑らかなウィービング波形を容易に設定することができる。
第6発明は、溶接ロボットの制御方法の発明であり、図5に示すように、溶接すべき両母材に関するデータ(「水平隅肉5スミ」、…)を入力することにより、第1発明と同様にして、ウィービング波66に沿って溶接トーチ先端17aを移動させる制御が行なわれる。
第7発明は、第4発明の装置の発明に対応する方法の発明である。
以下、図面を参照して本発明の実施例の形態について説明する。
なお、実施形態では、溶接ロボットとして、アーク溶接作業を行う溶接ロボットを想定する。
図1は、実施例の溶接ロボットの制御装置を示している。
図1に示すように、溶接ロボットの制御装置は、溶接トーチ17の先端17aが溶接線Lを中心にウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線Lに沿って移動するように各軸11〜16が駆動される溶接ロボット10と、溶接ロボット10に電力を供給して溶接ワイヤ21を送給させるとともに溶接電極間に電圧を印加する溶接電源装置20と、入力データに応じて溶接ロボット10の各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10の各軸を制御するとともに溶接電源装置20を介して溶接ワイヤ21の送給および溶接電極間の電圧を制御するコントローラ30とを備えて構成される。
溶接ロボット10は、アーム10aを有しており、このアーム10aの先端には、溶接トーチ17が取り付けられている。溶接ロボット10には、溶接ワイヤ送給装置18が設けられている。溶接ロボット10の外部には、溶接ワイヤ送り出し部90が備えられている。溶接ワイヤ送り出し部90には、溶接ワイヤ21がリール状に収容されている。溶接ワイヤ送給装置18は、溶接電源装置20から与えられるワイヤ送り速度指令に応じてワイヤ送りモータが駆動されることで、溶接ワイヤ送り出し部90から溶接ワイヤ21を繰り出し、溶接トーチ17の図示しない電極チップに送給する。電極チップと母材は、溶接電極を構成する。溶接電極間には溶接電源装置20から与えられる電圧指令によって電圧が印加される。これにより溶接ワイヤ21の先端、つまり溶接トーチ先端17aと母材との間にアーク放電が発生し、アーク放電により発生する熱によって母材の接合部が加熱、溶融されるとともに溶加材としての溶接ワイヤ21が加熱、溶融され、溶接ワイヤ21が溶接金属となって母材の接合部が接合される。
溶接ロボット10は、たとえば各軸11、12、13、14、15、16を有した6軸作業ロボットであり、駆動部19を備えている。第1軸11、第2軸12、第3軸13が基本3軸であり、第4軸14、第5軸15、第6軸16が手首3軸である。駆動部19は、サーボアンプ、ロボット用モータを含んで構成されている。駆動部19は、コントローラ30から与えられる駆動指令に応じて各軸11、12、13、14、15、16を駆動する。各軸11、12、13、14、15、16が駆動されることにより溶接トーチ17の先端17a(溶接ワイヤ21の先端)の座標位置Pおよびトーチ姿勢角が変化される。
図3(a)、(b)は、図1の装置によって、母材となる両板材61、62を水平すみ肉溶接によって接合してT継ぎ手の構造物60を製作する様子を示している。図3(a)は、各母材61、62の断面におけるウィービング波66を示し、図3(b)は、各母材61、62を斜視的にみたときのウィービング波66を示している。
同様に図3(c)は、図1の装置によって、母材となる両板材61、62を裏当て金69を用いて突合せ溶接によって接合してレ型開先の構造物60を製作する様子を示している。図3(c)は、各母材61、62の断面におけるウィービング波66を示し、図3(b)は、図3(c)の各母材61、62を斜視的にみたときのウィービング波66を示している。
ウィービング波66は、溶接すべき両母材61、62間の会合面又は開先面64に沿った形状の曲面67であって、溶接トーチ先端17aから会合面又は開先面64までの距離dが略一定となる曲面67に描かれる。コントローラ30は、そのようなウィービング波66でウィービングしながら溶接トーチ先端17aが溶接線Lに沿って移動するように、各軸11〜16を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボット10に送り、溶接ロボット10を制御する。
つぎにコントローラ30で行われる制御内容について説明する。以下では、図3(b)に示すように、溶接トーチ先端17aを、ウィービング波66として、互いに直交する2つの振動波を合成した波を描きつつ溶接線Lに沿って移動させる場合を想定する。
「互いに直交する2つの振動波を合成した波」は、溶接トーチ17の姿勢に対して垂直方向Xwに振動する溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtと、溶接トーチ17の姿勢の方向Zwに振動する溶接トーチ方向振動波Az・sinωtとを組み合わせて得られる。これについて図4を用いて説明する。
図4(a)は、ウィービング波66による移動軌跡を示した図で、横軸をXw、縦軸をZwとして示した図である。この図4(a)は図3(a)に対応している。ウィービング波66の垂直方向の振幅をAx、溶接トーチ方向の振幅をAzとする。図4(b)は、溶接トーチ17の姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtの波形と、溶接トーチ17の姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波Az・sinωtの波形を示している。図4(b)は、溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtの波形および溶接トーチ方向振動波Az・sinωtの波形を、横軸を時間、縦軸を変位量として示す。溶接トーチ方向振動波Az・sinωtは溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtの2倍の周波数となっている。
図4(c)に、溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtと、溶接トーチ方向振動波Az・sinωtと、ウィービング座標系Xw−Yw−Zwとの関係を示している。ウィービング座標系Xw−Yw−Zwは、水平面に対してθだけ傾斜した平面163をXw−Yw平面とし、軸Ywがウィービングの基準となる溶接線Lに一致し、軸ZwがXw−Yw平面(平面163)の法線方向軸となっている座標系である。
図5は、溶接すべき両母材に関するデータ「水平隅肉5スミ」、「水平隅肉7スミ」、「下向隅肉9スミ」、「レ型開先45度ギャップ5」、「レ型開先45度ギャップ3」と、溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtの振幅Axと、溶接トーチ方向振動波Az・sinωtの振幅Azと、溶接トーチ垂直方向振動波の振幅Axと、溶接トーチ方向振動波の振幅Azと、ウィービング座標系Xw−Yw−Zwの平面Xw−Yw(平面163)の傾き角θと、ウィービングの周波数f(=ω/2π)(これらを以下、ウィービングデータという)との関係を示している。
「溶接すべき両母材に関するデータ」は、溶接すべき両母材61、62の継ぎ手の種類、継ぎ手の形状、脚長を示すデータであって、これらデータが定まれば、一義的に溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtの振幅Axなどのウィービングデータが定まり、ウィービングデータに応じて一義的にウィービング波66の軌跡が定まる。
以上のことを前提にコントローラ30では、図6に示される手順で制御処理を実行する。
まず、溶接すべき両母材に関するデータがコントローラ30に入力される。具体的には、「水平隅肉5スミ」、「水平隅肉7スミ」、「下向隅肉9スミ」、「レ型開先45度ギャップ5」、「レ型開先45度ギャップ3」…など、溶接すべき両母材61、62の継ぎ手の種類、継ぎ手の形状、脚長を示すデータがコントローラ30に入力される(ステップ101)。
つぎに、図5に示す表から、入力された溶接すべき両母材に関するデータに対応する溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtの振幅Axなどのウィービングデータが読み出される(ステップ102)。
つぎに、ウィービングデータに基づきウィービング波66が求められ、このウィービング波66上の点であって溶接トーチ先端17aが移動すべき逐次の目標位置P(x、y、z)が求められる。ここで逐次の目標位置P(x、y、z)は、絶対座標系X−Y−Z上の座標位置である(ステップ103)。
つぎに溶接ロボット10の溶接トーチ17の先端17a(溶接ワイヤ21の先端)の逐次の目標位置P(x、y、z)が溶接ロボット各軸11、12、13、14、15、16の角度J1、J2、J3、J4、J5、J6にそれぞれ変換される(ステップ104)。
つぎに、溶接ロボット各軸11、12、13、14、15、16をそれぞれ各軸角度J1、J2、J3、J4、J5、J6に変化させるための駆動指令が生成されて、駆動指令が溶接ロボット10の駆動部19に出力される(ステップ105)。
コントローラ30から溶接ロボット10の駆動部19に駆動指令が出力されると、溶接ロボット10の各軸11〜16が駆動される。これにより図3(b)に示すように、溶接トーチ先端17aが、ウィービング波66として互いに直交する2つの振動波を合成した波を描きつつ溶接線Lに沿って移動する。
つぎに図7、図8、図9を併せ参照して、コントローラ30で行われる演算処理の内容について説明する。
図7は、コントローラ30の内部の構成を示す機能ブロック図である。
図8は、コントローラ30で行われる演算処理の手順を示したフローチャートである。
図9は、コントローラ30で行われる演算処理を説明する図である。
コントローラ30は、図7に示すように、入力部31と、記憶部32と、演算部33ととを含んで構成されている。
入力部31は、ティーチング操作盤31aを含んで構成されている。ティーチング操作盤31aがオペレータによって操作されることにより、溶接すべき両母材に関するデータおよび溶接ロボット10の作業プログラムの教示データが入力される。教示データは、溶接ロボット10の溶接トーチ先端17aの移動開始位置Psと移動終了位置Pe(図9参照)を含んでいる。
溶接すべき両母材に関するデータが入力されると、図5に示す表から、入力された溶接すべき両母材に関するデータに対応する溶接トーチ垂直方向振動波Ax・sinωtの振幅Axなどのウィービングデータが読み出される。なお、コントローラ30には、図5の表に示す内容がデータテーブル形式で記憶されている。
記憶部32は、教示データ保存部32aと、ウィービングデータ保存部32bとを含んで構成されている。
教示データ保存部32aには、溶接ロボット10の溶接トーチ先端17aの移動開始位置Psと移動終了位置Peが記憶される。
ウィービングデータ保存部32bには、ウィービングデータとして、溶接トーチ垂直方向振動波の振幅Ax、溶接トーチ方向振動波の振幅Az、傾き角θ、周波数fが記憶される。
演算部33は、軌跡演算部33aと、各軸角度変換部33bとを含んで構成されている。
軌跡演算部33aでは、溶接トーチ先端17aが移動すべき逐次の目標位置P(x、y、z)が演算される。
各軸角度変換部33bでは、溶接ロボット10の溶接トーチ17の先端17a(溶接ワイヤ21の先端)の逐次の目標位置P(x、y、z)が溶接ロボット各軸11、12、13、14、15、16の角度J1、J2、J3、J4、J5、J6にそれぞれ変換される。
演算部33では、図8に示す手順で演算処理が行われる。以下図9と併せ参照しつつ説明する。
まず、移動開始位置Psと移動終了位置Peと補間周期Tとに基づいて、補間周期T毎の溶接線Lの方向の移動量mと、移動開始位置Psから移動終了位置Peまでの補間回数Cが算出される(ステップ201)。
つぎに、ウィービング座標軸[Xw、Yw、Zw]をYw軸回りに傾き角θだけ回転した行列Mを演算する。
すなわち、まずウィービング座標軸[Xw、Yw、Zw]の単位ベクトル[Ex、Ey、Ez]を算出する。
Ywは進行方向をX-Y平面に投影したものである。進行方向Vは、
V=(mx、my、mz)
で表される。よって、
Figure 2009136903
Eyz=0
となる。
ZwはZ方向である。
よって、
Ezx=0
Ezy=0
Ezz=1
となる。
Xw=Yw×Zwのごとく、Xwは、YwとZwの外積で表される。よって、
Exx=Ezy・Exz−Exy・Ezz
Exy=Ezz・Exx−Exz・Ezx
Exz=Ezx・Exy−Exx・Ezy
となる。
[Xw、Yw、Zw]変換行例は、
Figure 2009136903
となる。よって、ウィービング座標軸[Xw、Yw、Zw]をYw軸回りに傾き角θだけ回転した行列Mは、
Figure 2009136903
となる。ここで、
[Xw、Yw、Zw] =M[X、Y、Z]
という関係が成立する(ステップ202)。
つぎに、補間周期T毎のウィービング位相変化量sが、補間周期Tと周波数fを用いて次式、
s=T・f
によって算出される(ステップ203)。
移動開始時には補間カウンタcountが0に設定(count=0)される(ステップ204)。
つぎに、補間周期Tが経過するごとに、補間カウンタcountが+1インクリメント(count=count+1)される(ステップ205)。
溶接線L上の直線移動目標位置Ptは、移動開始位置Psと上記補間カウンタcountと補間周期毎の移動量mを用いて、次式、
Pt=Ps+count・m …(2)
にて算出される(ステップ206)。
一方、ウィービング座標系でのウィービング相対移動量xw、yw、zwは、溶接トーチ垂直方向振動波の式Ax・sinωtと、溶接トーチ方向振動波の式Az・sinωtと、補間カウンタcount、補間周期T毎のウィービング位相変化量sとを用いて、次式、
xw=Ax・sin(count・s)
yw=0
zw=Az・sin(count・s) …(3)
と算出される。
なお、Yw方向にはウィービングしないため、その方向の相対移動量ywは0となる(ステップ207)。
つぎに上記(1)式の変換行列Mと上記(3)式のウィービング座標系でのウィービング相対移動量[xw、yw、zw]とを用いて、次式、
Figure 2009136903
によって、ウィービング座標系でのウィービング相対移動量[xw、yw、zw]が絶対座標系でのウィービング相対移動量Wt(=[x、y、z])に変換される(ステップ208)。
つぎに、上記(2)式で得られた溶接線L上の直線移動目標位置Ptに、上記(4)式で得られたウィービング相対移動量Wtを加算することにより、ウィービング波66上の今回の移動目標位置Pが次式、
P=Pt+Wt …(5)
のごとく絶対座標系上の座標位置として算出される(ステップ209)。
つぎに、上記(5)式のごとく得られた溶接ロボット10の溶接トーチ17の先端17a(溶接ワイヤ21の先端)の今回の目標位置P(x、y、z)が溶接ロボット各軸11、12、13、14、15、16の角度J1、J2、J3、J4、J5、J6にそれぞれ変換される(ステップ210)。
つぎに、溶接ロボット各軸11、12、13、14、15、16をそれぞれ各軸角度J1、J2、J3、J4、J5、J6に変化させるための駆動指令が生成されて、駆動指令が溶接ロボット10の駆動部19に出力される(ステップ211)。
つぎに、上記補間カウンタcountが補間回数Cを超えているか否かが判断され(ステップ212)、上記補間カウンタcountが補間回数Cを超えていないと判断されている限りは(ステップ212の判断NO)、上記ステップ205に戻り以下同様の処理が繰り返される。上記補間カウンタcountが補間回数Cを超えたと判断されると(ステップ212の判断YES)、溶接トーチ先端17aが移動終了位置Peに達したものと判断し処理を終える。
以上のようにして図3(b)に示すように、溶接トーチ先端17aが、ウィービング波66として互いに直交する2つの振動波を合成した波を描きつつ溶接線Lに沿って溶接開始位置Psから溶接終了位置Peまで移動する。
なお、上述した実施例では、ウィービング波66が互いに直交する2つの振動波を合成した波であるとして説明したが、ウィービング波66としては、溶接すべき両母材61、62間の会合面あるいは開先面64に沿った形状の曲面67であって、溶接トーチ先端17aから会合面または開先面64までの距離dが略一定となる曲面67に描かれた波であればよく、たとえば、図3(d)に示すように円柱内面形状の曲面67に描かれた波66であってもよい。
つぎに本実施例の作用効果について説明する。
本実施例によれば、図4(a)、(b)に示すように、溶接トーチ17の姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅Axと、溶接トーチ17の姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅Azとを指定することにより、溶接トーチ先端17aが描くウィービング波66が求められる。この場合、図5に示すような表を予め用意しておければ、溶接すべき両母材に関するデータ(「水平隅肉5スミ」、…)を入力するだけで、溶接トーチ垂直方向振動波の振幅Axと、溶接トーチ方向振動波の振幅Azとが指定される。
よって本実施例によれば、ウィービング波66が描く移動軌跡を容易に変更することができる。これにより継ぎ手の種類、形状の違いや脚長の違いに柔軟に対処することができる。
さらに本実施例によれば、図4(b)に示すように、たとえば溶接トーチ垂直方向振動波がAx・sinωtであり、溶接トーチ方向振動波がAz・sinωtという周波数が異なる正弦波を重ね合わせることで、溶接トーチ先端17aが描くウィービング波66が求められる。これにより溶接トーチ先端17aの移動速度の変化が滑らかなウィービング波形を容易に設定することができる。
図1は、溶接ロボットの制御装置の構成例を示した図である。 図2(a)、(b)は、従来技術を説明する図で、母材となる両板材を水平すみ肉溶接によって接合してT継ぎ手の構造物を製作する様子を示した図である。 図3(a)は、実施例を説明する図で、母材となる両板材を水平すみ肉溶接によって接合してT継ぎ手の構造物を製作する様子を示した図で、図3(b)は、各母材の断面におけるウィービング波としての互いに直交する2つの振動波を合成した波を示した図で、図3(c)は、図1の装置によって、母材となる両板材を裏当て金を用いて突合せ溶接によって接合してレ型開先の構造物を製作する様子を示した図で、図3(d)は、他のウィービング波を例示した図である。 図4(a)は、ウィービング波による移動軌跡を示した図で、図4(b)は、溶接トーチ垂直方向振動波の波形および溶接トーチ方向振動波の形を時間軸で示した図で、図4(c)は、溶接トーチ垂直方向振動波と、溶接トーチ方向振動波と、ウィービング座標系との関係を示した図である。 図5は、溶接すべき両母材に関するデータとウィービングデータとの関係を示した表である。 図6は、コントローラで行われる制御処理の手順を示した図である。 図7は、コントローラの内部の構成を示す機能ブロック図である。 図8は、コントローラで行われる演算処理の手順を示したフローチャートである。 図9は、コントローラで行われる演算処理を説明するための図である。
符号の説明
10 溶接ロボット、17 溶接トーチ、17a 溶接トーチ先端、30 コントローラ、61、62 母材、64 会合面、開先面、66 ウィービング波、67 曲面

Claims (7)

  1. 溶接トーチ先端が母材の溶接線を中心に所定のウィービング波を描いてウィービングしながら溶接線に沿って移動するように各軸が駆動される溶接ロボットと、入力データに応じて溶接ロボットの各軸を駆動するための駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボットに送り、溶接ロボットを制御するコントローラとを備えた溶接ロボットの制御装置において、
    前記コントローラは、
    溶接すべき両母材間の会合面あるいは開先面に沿った形状の曲面であって、溶接トーチ先端から前記会合面あるいは前記開先面までの距離が略一定となる曲面に描かれるウィービング波でウィービングしながら溶接トーチ先端が溶接線に沿って移動するように、各軸の駆動指令を生成して、生成された駆動指令を溶接ロボットに送り、溶接ロボットを制御すること
    を特徴とする溶接ロボットの制御装置。
  2. 溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
    互いに直交する2つの振動波を合成した波であること
    を特徴とする請求項1記載の溶接ロボットの制御装置。
  3. 溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
    溶接トーチの姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチの姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅とを指定することにより、求められること
    を特徴とする請求項1または2記載の溶接ロボットの制御装置。
  4. 溶接すべき両母材に関するデータに基づいて、溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチ方向振動波の振幅とが指定されること
    を特徴とする請求項3記載の溶接ロボットの制御装置。
  5. 溶接トーチ垂直方向振動波、溶接トーチ方向振動波は、正弦波であって、
    溶接トーチ先端が描くウィービング波は、
    周波数が異なる正弦波を重ね合わせた波であること
    を特徴とする請求項3記載の溶接ロボットの制御装置。
  6. 溶接すべき両母材に関するデータを入力するステップと、
    入力された溶接すべき両母材に関するデータに対応するウィービングデータを読み出すステップと、
    ウィービングデータに基づき、溶接すべき両母材間の会合面あるいは開先面に沿った形状の曲面であって、溶接トーチ先端から前記会合面あるいは前記開先面までの距離が略一定となる曲面に描かれるウィービング波を求め、このウィービング波上の点であって、溶接ロボットの溶接トーチ先端が移動すべき逐次の目標位置を求めるステップと、
    溶接ロボットの溶接トーチ先端の逐次の目標位置を溶接ロボット各軸の角度に変換するステップと、
    溶接ロボット各軸を各軸角度に変化させるための駆動指令を生成して、駆動指令を溶接ロボットに出力するステップと
    を含んでいることを特徴とする溶接ロボットの制御方法。
  7. ウィービングデータは、溶接トーチの姿勢に対して垂直方向に振動する溶接トーチ垂直方向振動波の振幅と、溶接トーチの姿勢の方向に振動する溶接トーチ方向振動波の振幅とを含んでいること
    を特徴とする請求項6記載の溶接ロボットの制御方法。
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