JP2009135401A - 光学デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体基板の受光部または発光部に透光性板材を直接に貼着した直貼り構造を有しながら、透光性接着剤の電極部側へのはみ出しや半導体基板・透光性板材間のボイドを抑えることができる光学デバイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】受光部12(または発光部)と電極部13とが形成された半導体基板11と、前記受光部12上に透光性接着剤5により貼着された透光性板材2とを有する光学デバイスにおいて、半導体基板11に、複数の凸部31を、受光部12と電極部13との間を仕切るように且つ互いの間に適当間隙32を設けて形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学デバイス及びその製造方法に関する。
一般的な光学デバイスの中で、たとえば固体撮像素子で構成される固体撮像装置には、不必要な高周波成分を遮断する光学的水晶板による光学的ローパスフィルタが用いられている。装置の小型軽量化のためには、回折格子を用いた光学的ローパスフィルタが用いられている(例えば、特許文献1)。
しかし、かかる光学的ローパスフィルタは固体撮像素子の撮像面に対して正確に位置決めすることが必要であるのに、μmのオーダで正確に位置決めすることは決して容易でないため、回折格子像が画面上に発生するのを十分に防止することができず、生産性も向上し難い。その対策として、図10に示すように、固体撮像素子1と光学的ローパスフィルタ2とをギャップ規制体3を介して固定することにより、互いの間のギャップを規制して、μmのオーダで正確に位置決めすることが提案されている(例えば、特許文献2)。
一方、固体撮像装置のパッケージ構造については、従来の中空構造(図10参照)に代えて、直貼り構造が提案されている(例えば、特許文献3)。直貼り構造とは、半導体基板の受光部(または発光部)に透光性板材を透光性接着剤で直接に貼り付ける構造をいう。直貼り構造のメリットは、透光性板材と透光性接着剤と半導体基板の平坦膜との屈折率を揃えることによって、固体撮像装置の高感度化を図ることができる点である。直貼りであるため、パッケージの小型化、薄型化は容易であり、受光部への工程ダストや移動ダストの混入を防ぐこともできる。
特開昭53−119063号公報 特開平6−334159号公報 特開平3−151666号公報
ここで、固体撮像装置(受光デバイス)やLED装置(発光デバイス)等の光学デバイスを構成する際に、受光部または発光部に透光性板材を透光性接着剤で直接貼り付ける特許文献3の直貼り構造を採用し、かつ特許文献2のギャップ規制体を、受光部または発光部と透光性板材とを正確に位置決めするために、また透光性接着剤を流れ止めするために採用することが考えられる。
しかし、たとえば図11に示すように固体撮像装置を構成する場合、半導体基板11の受光部12a上に透光性接着剤5を一点塗布方式で塗布すると、光学的ローパスフィルタなどの透光性板材2を搭載する際に、図12(a)に示すように、透光性接着剤5が直線状の凸部3の外側、特に凸部3の中央部の外側に大きくはみ出し、半導体基板11の周縁部に配置された電極部13に付着する。図12(b)に示すように透光性接着剤6を受光部12a上に二点塗布すると、凸部3の外側へのはみ出しは抑えられるが、二点の透光性接着剤5間の空気を巻き込んで内部にボイドが発生する。かかるボイドの対策としては、アンダーフィル方式、つまり透光性板材2を凸部3上にセットした状態で毛細管現象を利用して透光性接着剤5を流入させることが有効であるが、図13に示すように、透光性板材2(および凸部3)の外周側へ透光性接着剤5が回り込むはみ出しが起こる。
本発明は上記問題を解決するもので、半導体基板の受光部または発光部に透光性板材を直接に貼着した直貼り構造を有しながら、透光性接着剤の電極部側へのはみ出しや半導体基板・透光性板材間のボイドを抑えることができる光学デバイスおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光学デバイスは、受光部または発光部と電極部とが形成された半導体基板と、前記受光部または発光部上に透光性接着剤により貼着された透光性板材とを有しており、前記半導体基板に複数の凸部が、前記受光部または発光部と前記電極部との間を仕切るように且つ互いの間に適当間隙を設けて形成されていることを特徴とする。
また本発明の光学デバイスの製造方法は、受光部または発光部と電極部とが形成される半導体基板に、複数の凸部を、前記受光部または発光部と前記電極部との間を仕切るように且つ互いの間に適当間隙を設けて形成する工程と、前記複数の凸部を有する半導体基板の受光部または発光部上に液状の透光性接着剤を供給する工程と、前記複数の凸部を有する半導体基板の受光部または発光部上に透光性板材を配置する工程と、前記半導体基板と透光性板材との間の透光性接着剤を硬化させて前記受光部または発光部上に透光性板材を貼着する工程と、を有することを特徴とする。
上記構成により、半導体基板の受光部または発光部に透光性板材を直接に貼着する直貼り構造によって、高感度化、パッケージの小型化、薄型化、受光部または発光部へのダスト混入の防止などが可能となる。また凸部によって、透光性接着剤の電極部側への流れを堰き止めることなどが可能となる。凸部どうしの間にも間隙を有することにより、二点塗布方式、毛細管現象を利用するアンダーフィル方式のいずれを採用する場合も、透光性接着剤に巻き込まれる空気を間隙を通じて逃して内部ボイドを抑えることができ、前記間隙を適当幅にしておけば透光性接着剤が入り込んでも表面張力が働くため流れ出ることはない。
複数の凸部は、電極部が半導体基板のどの位置に配置されているのかに応じて、電極部と受光部または発光部との間を仕切る方向に配列すればよい。たとえば、複数の凸部は受光部または発光部の外周に沿う方向に配列することができる。複数の凸部を、受光部または発光部の少なくとも2辺に沿って配列し且つ均一な高さとし、透光性板材を前記複数の凸部を介して前記受光部または発光部上に配置するのが都合よい。凸部によって、受光部または発光部と透光性板材との間の間隙を規制して正確に位置決めできるからである。
凸部の配列の両端は当該凸部の配列方向と交わる方向の透光性板材の端辺よりも内側に位置するのが好ましい。このようにすると、アンダーフィル方式を採用する場合に、透光性接着剤の表面張力によって、透光性板材を支持している凸部の列の外周に回り込むことなく受光部または発光部上に流れ込むため、凸部外側へのはみ出しを防止できる。
凸部は、平面視して、受光部または発光部に対向する側が背反する側よりも短いのが好ましい。凸部どうしの間の間隙は、内端が外端よりも広がったテーパ状となるので、透光性接着剤に巻き込まれる空気を確実に逃がすことができるからである。二点塗布方式の場合に特に好ましい形状である。凸部の上面の形状は、丸みを帯びるのが好ましい。
本発明の光学デバイスは、透光性板材を透光性接着剤によって直接貼着する半導体基板に予め複数の凸部を間隙を設けて形成するので、二点塗布方式、アンダーフィル方式のいずれで透光性接着剤を供給する場合も、透光性接着剤に巻き込まれる空気を逃して内部ボイドを抑えることができる。前記間隙を適当幅にしておけば透光性接着剤が入り込んでも表面張力が働くため流れ出ることはない。
凸部の配列の両端を当該凸部の配列方向と交わる方向の透光性板材の端辺よりも内側に位置させることで、アンダーフィル方式を採用する場合に透光性接着剤が凸部外側へ回り込んではみ出すことを防止できる。凸部によって、受光部または発光部と透光性板材との間の間隙を規制することも可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。光学デバイスとして固体撮像装置とLED装置を挙げるがこれに限定されるものではない。
図1から図3に示す固体撮像装置は、固体撮像素子1aと、透光性板材2と、凹状の基板4とを有している。固体撮像素子1aは、半導体基板11の中央に受光部12aが形成され、基板周縁部に複数の電極部13が形成されている。透光性板材2は、受光部12a上に透光性接着剤5により貼着されている。固体撮像素子1aの電極部13と基板4に設けられたリード41とはワイヤ42により接続されている。透光性板材2の上面を除く基板4内は遮光樹脂43で埋められている。なお図2、図3においては理解を容易にするために一部部材の図示を省略している。
半導体基板11上における電極部13の形成領域よりも内側には、複数の凸部31が受光部12aの外周に沿って適当な間隙32を設けて配列されている。凸部31は平面視して長方形であり、受光部12aの1組の対辺の各々に沿って配列されている。凸部31の配列長さは、受光部12aの対応する辺よりも長く、かつ透光性板材2の対応する辺よりも短くて、配列の両端は凸部31の配列方向と交わる方向の透光性板材2の辺よりも内側に位置している。
凸部31の高さは、受光部12a上に液状で供給される透光性接着剤5を堰き止めるために必要な高さで且つ均一な高さである。凸部31間の間隙32は透光性接着剤5が実質上流れ出さない寸法である。凸部31の高さ、間隙とも、予想されるボイドの径より大きい。たとえば透光性板材2が長さ5mm〜12mm、幅4mm〜11mm、厚み0.3mm〜1mmであって、透光性接着剤5としてUV硬化型アクリル系接着剤を0.3mg〜2mg塗布する場合、凸部31の高さ8μm〜1mm、間隙32の幅1μm〜10mmとされる。
上記固体撮像装置の製造方法を図4をも参照して説明する。
図4(a)に示すように、固体撮像素子1aと透光性板材2とを一体に形成する。そのためには、ウェーハ状態で、固体撮像素子1aを複数個形成する。また固体撮像素子1aごとの半導体基板11上に上述の複数の凸部31を形成する。凸部31の形成は、たとえば、アクリレイトなどの感光性材料を塗布し、アクリレイトマスクを形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いて、凸部31となる部分のみを硬化させ、それ以外の部分を有機剤で除去することによる。その後に、固体撮像素子1aごとの受光部12a上に液状の透光性接着剤5を塗布し、凸部31に載るように透光性板材2を配置し、透光性接着剤5を硬化させて透光性板材2を受光部12a上に接着する。最後に固体撮像素子1aごとにダイシングする。
透光性板材2が貼着された固体撮像素子1aを、図4(b)から図4(d)に示すように、基板4にダイボンディングし、基板4のリード41にワイヤ42によりボンディングし、透光性板材2の上面を除く基板4内を遮光樹脂43を塗布して埋める。
以上の固体撮像装置では、半導体基板11の受光部12aに透光性板材2を直接に貼着する直貼り構造であることから、高感度化、パッケージの小型化、薄型化、受光部12aへのダスト混入の防止などが可能である。また凸部31によって、受光部12aと透光性板材2との間の間隙を規制して正確に位置決めし、透光性接着剤5の電極部13側への流れを堰き止めることができる。凸部31間の間隙32は適当幅にしているため、透光性接着剤5が流れ出ることはなく、その一方で、透光性接着剤5に巻き込まれる空気を逃して内部ボイドを抑えることができる。
透光性接着剤5を供給する方式について詳述する。上述の固体撮像装置では、透光性板材2を半導体基板11の凸部31上に載せるに先立って、受光部12a上に液状の透光性接着剤5を塗布する、という塗布方式をとっている。このときに、図5に仮想線で示したような二点に透光性接着剤5を塗布する二点塗布方式をとると、各点の透光性接着剤5が透光性板材2によって押されて濡れ広がる領域は一点塗布方式に比べて小さいため、透光性接着剤5は凸部31の列の内側に保持される。二点の透光性接着剤5間の空気は凸部31間の間隙32から逃がされる。図示したように、透光性接着剤5に巻き込まれてボイド6が生じた場合も、透光性接着剤5自体が間隙32に入り込むに伴って逃がされることになり、受光部12a上に残ることがない。間隙32に入り込んだ透光性接着剤5は、間隙32が上述のように設定されているため表面張力がはたらき、凸部31の外側に流れ出ることはない。よって凸部31外側への透光性接着剤5のはみ出しを防止できる。
図6は、アンダーフィル方式で透光性接着剤5を供給した状態を示す。透光性板材2を半導体基板11の凸部31上に載せた後に、半導体基板11と透光性板材2との間に毛細管現象を利用して透光性接着剤5を流入させた状態である。上述のように、凸部31の配列長さは透光性板材2の対応する辺よりも短く、その配列の両端は凸部31の配列方向と交わる方向の透光性板材2の辺よりも内側に位置している。そのため、透光性接着剤5は、その表面張力によって、透光性板材2の外周に回り込むことなく受光部12a上に流れ込む。ボイドが生じた場合に間隙32から逃がされ受光部12a上に残らないこと、透光性接着剤5が間隙32を通じて凸部31の外側に流れ出ないことは、二点塗布方式と同様である。
図7に示す固体撮像装置では、凸部33は、平面視して、受光部12aに対向する側が背反する側よりも短い台形である。凸部33間の間隙32がテーパ状になることから、透光性接着剤5を二点塗布方式で供給する場合も、アンダーフィル方式で供給する場合も、半導体基板11と透光性板材2との間の空気を隙間32に多く集めて、凸部33の外側へ逃がすことができる。このため受光部12a上のボイドをより確実に防止することができる。その他は図1の固体撮像装置と同じ構成であり、同様の効果が得られる。
図8に示す固体撮像装置では、凸部34は、図1の凸部31よりも小さく、かつ、多く形成されている。凸部34の上面の形状は丸みを帯びている。このため凸部34間の間隙32でのボイドの移動スピードが速くなり、凸部34の外側へ逃がしやすい。その他は図1の固体撮像装置と同じ構成であり、同様の効果が得られる。
図9に示すLED装置は、LED素子1bと透光性板材2と基板4とを有している。LED素子1bにおいては、半導体基板11の一端寄りに発光部12bが形成され、他端寄りに電極部13が形成されている。発光部12bと電極部13との間には、平面視して長方形の凸部31が、発光部12bの1辺に沿って配列されている。透光性板材2は、凸部31に載ることなく、発光部12b上に透光性接着剤5により貼着されている。
凸部31の配列長さは、発光部12bの対応する辺よりも長く、かつ透光性板材2の対応する辺よりも短い。凸部31の配列の両端はその配列方向と交わる方向の透光性板材2の辺よりも内側に位置している。凸部31の高さは、発光部12b上に液状で供給される透光性接着剤5を堰き止めるために必要な高さで且つ均一な高さである。凸部31間の間隙32は透光性接着剤5が実質上流れ出さない寸法である。凸部31の高さ、間隙とも、予想されるボイドの径より大きい。44a,44bは基板4に設けられた外部端子である。
このLED装置でも、図1の固体撮像装置と同様に、発光部12bへの透光性板材2の直貼り構造による効果が得られる。凸部31が存在することで、ボイドが生じた場合に間隙32から逃がされ発光部12b上に残らないこと、透光性接着剤5が間隙32を通じて凸部31の外側に流れ出ないことも、図1の固体撮像装置と同様である。
上述の直貼り構造および凸部31の配列を適用して同様の効果が得られる光学デバイスは、固体撮像素子(CCDなど)、発光素子(LED、半導体レーザー)、受光素子(フォトダイオード、フォトトランジスタ)などである。
固体撮像素子は、デジタルカメラ、携帯電話、車載用カメラに搭載するカメラモジュールなどに利用される。LEDは、携帯電話の発光表示、照明モジュールなどに利用される。半導体レーザーは、BD、DVD、CD−ROMドライブなどに利用される。
本発明は、デジタルカメラ、携帯電話、車載用カメラに搭載するカメラモジュール、携帯電話の発光表示、照明モジュール、BD、DVD、CD−ROMドライブなどを構成するのに有用である。
本発明の固体撮像装置の構成を示す断面図 図1の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図 図1の固体撮像装置の一部の平面図および断面図 図1の固体撮像装置の製造方法を説明する工程断面図 図1の固体撮像装置を製造する際に透光性接着剤を二点塗布方式で供給した場合の広がりを示す模式図 図1の固体撮像装置を製造する際に透光性接着剤をアンダーフィル方式で供給した場合の広がりを示す模式図 本発明の他の固体撮像装置の概略構成を示す平面図 本発明の他の固体撮像装置の概略構成を示す平面図 本発明のLED装置の構成を示す平面図および断面図 従来の固体撮像装置の断面図 従来の他の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図 図11の固体撮像装置を製造する際に透光性接着剤を塗布方式で供給した場合の広がりを示す模式図 図11の固体撮像装置を製造する際に透光性接着剤をアンダーフィル方式で供給した場合の広がりを示す模式図
符号の説明
1a 固体撮像素子
1b LED素子
2 透光性板材
4 基板
5 透光性接着剤
6 ボイド
11 半導体基板
12a 受光部
12b 発光部
13 電極部
31 凸部
32 間隙
33 凸部
34 凸部

Claims (11)

  1. 受光部または発光部と電極部とが形成された半導体基板と、前記受光部または発光部上に透光性接着剤により貼着された透光性板材とを有する光学デバイスであって、前記半導体基板に複数の凸部が、前記受光部または発光部と前記電極部との間を仕切るように且つ互いの間に適当間隙を設けて形成されていることを特徴とする光学デバイス。
  2. 凸部の配列の両端は当該凸部の配列方向と交わる方向の透光性板材の端辺よりも内側に位置することを特徴とする請求項1記載の光学デバイス。
  3. 凸部は、平面視して、受光部または発光部に対向する側が背反する側よりも短いことを特徴とする請求項1記載の光学デバイス。
  4. 凸部の上面は丸みを帯びていることを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  5. 複数の凸部は受光部または発光部の外周に沿う方向に配列されていることを特徴とする請求項1記載の光学デバイス。
  6. 複数の凸部は受光部または発光部の少なくとも2辺に沿って配列され且つ均一な高さで形成されており、透光性板材は前記複数の凸部を介して前記受光部または発光部上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の光学デバイス。
  7. 受光部または発光部と電極部とが形成される半導体基板に、複数の凸部を、前記受光部または発光部と前記電極部との間を仕切るように且つ互いの間に適当間隙を設けて形成する工程と、前記複数の凸部を有する半導体基板の受光部または発光部上に液状の透光性接着剤を供給する工程と、前記複数の凸部を有する半導体基板の受光部または発光部上に透光性板材を配置する工程と、前記半導体基板と透光性板材との間の透光性接着剤を硬化させて前記受光部または発光部上に透光性板材を貼着する工程と、を有することを特徴とする光学デバイスの製造方法。
  8. 凸部の配列の両端は当該凸部の配列方向と交わる方向の透光性板材の端辺よりも内側に位置することを特徴とする請求項7記載の光学デバイスの製造方法。
  9. 凸部は、平面視して、受光部または発光部に対向する側が背反する側よりも短いことを特徴とする請求項7記載の光学デバイスの製造方法。
  10. 凸部の上面は丸みを帯びていることを特徴とする請求項7記載の光学デバイスの製造方法。
  11. 複数の凸部は受光部または発光部の少なくとも2辺に沿って配列するとともに均一な高さで形成し、透光性板材は前記複数の凸部を介して前記受光部または発光部上に配置することを特徴とする請求項7記載の光学デバイスの製造方法。
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