JP2009133584A - 冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧縮要素302は、圧縮要素303cとさらに冷媒の圧力を高める圧縮要素303dとを有する第1圧縮機構303と、圧縮要素304cとさらに冷媒の圧力を高める圧縮要素304dとを有する第2圧縮機構304とを含んでいる。圧縮要素303cの吐出する冷媒の圧力が圧縮要素304cの吐出側にかからないように、逆止機構84aが設けられている。そして、圧縮要素303cと圧縮要素304cとが吸入側で繋がっている。圧縮要素303dと圧縮要素304dとが吐出側で合流している。
【選択図】図1
Description
制御により、第2圧縮部の停止状態においては第2圧縮部からの冷凍機油の流出を防ぎつつ、第1圧縮部および第2圧縮部の両方が起動させて中間圧を共通化させることができるようになる。
図1は、本発明にかかる冷凍装置の一実施形態としての空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、冷房運転と暖房運転を切り換え可能に構成された冷媒回路10を有し、超臨界域で作動する冷媒(ここでは、二酸化炭素)を使用して二段圧縮式冷凍サイクルを行う装置である。
圧縮機構302は、多段(ここでは、2段)圧縮式の圧縮機構を複数系統(ここでは、2系統)並列に接続した並列多段圧縮式の圧縮機構であり、本実施形態において、圧縮要素303c、303dを有する二段圧縮式の第1圧縮機構303と、圧縮要素304c、304dを有する二段圧縮式の第2圧縮機構304とから構成されている。
切換機構3は、冷媒回路510内における冷媒の流れの方向を切り換えるための機構であり、冷房運転時には、熱源側熱交換器4を圧縮機構302によって圧縮される冷媒の冷却器として、かつ、利用側熱交換器6を熱源側熱交換器4において冷却された冷媒の加熱器として機能させるために、圧縮機構302の吐出側と熱源側熱交換器4の一端とを接続するとともに圧縮機21の吸入側と利用側熱交換器6とを接続し(図1の切換機構3の実線を参照、以下、この切換機構3の状態を「冷却運転状態」とする)、暖房運転時には、利用側熱交換器6を圧縮機構302によって圧縮される冷媒の冷却器として、かつ、熱源側熱交換器4を利用側熱交換器6において冷却された冷媒の加熱器として機能させるために、圧縮機構302の吐出側と利用側熱交換器6とを接続するとともに圧縮機構302の吸入側と熱源側熱交換器4の一端とを接続することが可能である(図1の切換機構3の破線を参照、以下、この切換機構3の状態を「加熱運転状態」とする)。本実施形態において、切換機構3は、圧縮機構302の吸入側、圧縮機構302の吐出側、熱源側熱交換器4及び利用側熱交換器6に接続された四路切換弁である。尚、切換機構3は、四路切換弁に限定されるものではなく、例えば、複数の電磁弁を組み合わせる等によって、上述と同様の冷媒の流れの方向を切り換える機能を有するように構成したものであってもよい。
熱源側熱交換器4は、冷媒の冷却器又は加熱器として機能する熱交換器である。熱源側熱交換器4は、その一端が切換機構3に接続されており、その他端がブリッジ回路17及びエコノマイザ熱交換器20を介してレシーバ入口膨張機構5aに接続されている。尚、ここでは図示しないが、熱源側熱交換器4には、熱源側熱交換器4を流れる冷媒と熱交換を行う冷却源又は加熱源としての水や空気が供給されるようになっている。
ブリッジ回路17は、熱源側熱交換器4と利用側熱交換器6との間に設けられており、レシーバ18の入口に接続されるレシーバ入口管18a、及び、レシーバ18の出口に接続されるレシーバ出口管18bに接続されている。ブリッジ回路17は、本実施形態において、4つの逆止弁17a、17b、17c、17dを有している。そして、入口逆止弁17aは、熱源側熱交換器4からレシーバ入口管18aへの冷媒の流通のみを許容する逆止弁である。入口逆止弁17bは、利用側熱交換器6からレシーバ入口管18aへの冷媒の流通のみを許容する逆止弁である。すなわち、入口逆止弁17a、17bは、熱源側熱交換器4及び利用側熱交換器6の一方からレシーバ入口管18aに冷媒を流通させる機能を有している。出口逆止弁17cは、レシーバ出口管18bから利用側熱交換器6への冷媒の流通のみを許容する逆止弁である。出口逆止弁17dは、レシーバ出口管18bから熱源側熱交換器4への冷媒の流通のみを許容する逆止弁である。すなわち、出口逆止弁17c、17dは、レシーバ出口管18bから熱源側熱交換器4及び利用側熱交換器6の他方に冷媒を流通させる機能を有している。
レシーバ入口膨張機構5aは、レシーバ入口管18aに設けられた冷媒を減圧する機構であり、本実施形態において、電動膨張弁が使用されている。レシーバ入口膨張機構5aは、その一端がエコノマイザ熱交換器20及びブリッジ回路17を介して熱源側熱交換器4に接続され、その他端がレシーバ18に接続されている。また、本実施形態において、レシーバ入口膨張機構5aは、冷房運転時には、熱源側熱交換器4において冷却された高圧の冷媒を利用側熱交換器6に送る前に減圧し、暖房運転時には、利用側熱交換器6において冷却された高圧の冷媒を熱源側熱交換器4に送る前に減圧する。
利用側熱交換器6は、冷媒の加熱器又は冷却器として機能する熱交換器である。利用側熱交換器6は、その一端がブリッジ回路17を介してレシーバ入口膨張機構5aに接続されており、その他端が切換機構3に接続されている。尚、ここでは図示しないが、利用側熱交換器6には、利用側熱交換器6を流れる冷媒と熱交換を行う加熱源又は冷却源としての水や空気が供給されるようになっている。
後段側インジェクション管19は、熱源側熱交換器4又は利用側熱交換器6において冷却された冷媒を分岐して圧縮機構30の後段側の圧縮要素303d、304dに戻す機能を有している。本実施形態において、後段側インジェクション管19は、レシーバ入口管18aを流れる冷媒を分岐して後段側の圧縮要素303d、304dの吸入側に戻すように設けられている。より具体的には、後段側インジェクション管19は、レシーバ入口管18aのレシーバ入口膨張機構5aの上流側の位置(すなわち、切換機構3を冷却運転状態にしている際には、熱源側熱交換器4とレシーバ入口膨張機構5aとの間、また、切換機構3を加熱運転状態にしている際には、利用側熱交換器6とレシーバ入口膨張機構5aとの間)から冷媒を分岐して中間冷媒管8の中間冷却器7の下流側の位置(すなわち、合流点Xと分岐点Yの間)に戻すように設けられている。この後段側インジェクション管19には、開度制御が可能な後段側インジェクション弁19aが設けられている。後段側インジェクション弁19aは、本実施形態において、電動膨張弁である。
エコノマイザ熱交換器20は、熱源側熱交換器4又は利用側熱交換器6において冷却された冷媒と後段側インジェクション管19を流れる冷媒(より具体的には、後段側インジェクション弁19aにおいて中間圧付近まで減圧された後の冷媒)との熱交換を行う熱交換器である。本実施形態において、エコノマイザ熱交換器20は、レシーバ入口管18aのレシーバ入口膨張機構5aの上流側の位置(すなわち、切換機構3を冷却運転状態にしている際には、熱源側熱交換器4とレシーバ入口膨張機構5aとの間、また、切換機構3を加熱運転状態にしている際には、利用側熱交換器6とレシーバ入口膨張機構5aとの間)を流れる冷媒と後段側インジェクション管19を流れる冷媒との熱交換を行うように設けられており、また、両冷媒が対向するように流れる流路を有している。また、本実施形態において、エコノマイザ熱交換器20は、レシーバ入口管18aの後段側インジェクション管19の上流側に設けられている。このため、熱源側熱交換器4又は利用側熱交換器6において冷却された冷媒は、レシーバ入口管18aにおいて、エコノマイザ熱交換器20において熱交換される前に後段側インジェクション管19に分岐され、その後に、エコノマイザ熱交換器20において、後段側インジェクション管19を流れる冷媒と熱交換を行うことになる。
中間冷却器7は、本実施形態において、中間冷媒管8を構成する中間母管82に設けられており、第1圧縮機構303の前段側の圧縮要素303cから吐出された冷媒と第2圧縮機構304の前段側の圧縮要素304cから吐出された冷媒とが合流したものを冷却する熱交換器である。すなわち、中間冷却器7は、2つの圧縮機構303、304に共通の冷却器として機能するものとなっている。尚、ここでは図示しないが、中間冷却器7には、中間冷却器7を流れる冷媒と熱交換を行う冷却源としての水や空気が供給されるようになっている。このように、中間冷却器7は、冷媒回路510を循環する冷媒を用いたものではないという意味で、外部熱源を用いた冷却器ということができる。
また、本実施形態では、第2圧縮機構304の前段側の圧縮要素304cの吐出側と後段側の圧縮要素304dの吸入側との間を接続する起動バイパス管86が設けられている。
次に、本実施形態の空気調和装置1の動作について、図1〜図5を用いて説明する。ここで、図2は、冷房運転時の冷凍サイクルが図示された圧力−エンタルピ線図であり、図3は、冷房運転時の冷凍サイクルが図示された温度−エントロピ線図であり、図4は、暖房運転時の冷凍サイクルが図示された圧力−エンタルピ線図であり、図5は、暖房運転時の冷凍サイクルが図示された温度−エントロピ線図である。尚、以下の冷房運転や暖房運転における運転制御は、上述の制御部(図示せず)によって行われる。また、以下の説明において、「高圧」とは、冷凍サイクルにおける高圧(すなわち、図2、3の点D、E、Hにおける圧力や図4、5の点D、F、Hにおける圧力)を意味し、「低圧」とは、冷凍サイクルにおける低圧(すなわち、図2、3の点A、F、F’における圧力や図4、5の点A、E、E’における圧力)を意味し、「中間圧」とは、冷凍サイクルにおける中間圧(すなわち、図2〜5の点B1、C1、G、J、Kにおける圧力)を意味している。
冷房運転時は、切換機構3が図1の実線で示される冷却運転状態とされる。レシーバ入口膨張機構5a及びレシーバ出口膨張機構5bは、開度調節される。そして、切換機構3が冷却運転状態となるため、冷却器開閉弁12が開けられ、また、中間冷却器バイパス管9の中間冷却器バイパス開閉弁11が閉められることによって、中間冷却器7が冷却器として機能する状態とされる。また、開閉弁85aが開けられ、開閉弁86aが閉められた状態とされる。さらに、後段側インジェクション弁19aも、開度調節される。より具体的には、本実施形態において、後段側インジェクション弁19aは、エコノマイザ熱交換器20の後段側インジェクション管19側の出口における冷媒の過熱度が目標値になるように開度調節される、いわゆる過熱度制御がなされるようになっている。本実施形態において、エコノマイザ熱交換器20の後段側インジェクション管19側の出口における冷媒の過熱度は、中間圧力センサ54により検出される中間圧を飽和温度に換算し、エコノマイザ出口温度センサ55により検出される冷媒温度からこの冷媒の飽和温度値を差し引くことによって得られる。尚、本実施形態では採用していないが、エコノマイザ熱交換器20の後段側インジェクション管19側の入口に温度センサを設けて、この温度センサにより検出される冷媒温度をエコノマイザ出口温度センサ55により検出される冷媒温度から差し引くことによって、エコノマイザ熱交換器20の後段側インジェクション管19側の出口における冷媒の過熱度を得るようにしてもよい。
暖房運転時は、切換機構3が図1の破線で示される加熱運転状態とされる。レシーバ入口膨張機構5a及びレシーバ出口膨張機構5bは、開度調節される。そして、切換機構3が加熱運転状態となるため、冷却器開閉弁12が閉められ、また、中間冷却器バイパス管9の中間冷却器バイパス開閉弁11が開けられることによって、中間冷却器7が冷却器として機能しない状態とされる。また、開閉弁85aが開けられ、開閉弁86aが閉められた状態とされる。さらに、後段側インジェクション弁19aも、冷房運転時と同様の過熱度制御によって開度調節される。
次に、上述のような冷房運転や暖房運転を行う際の圧縮機構302の起動時の動作について説明する。ここで、本実施形態の空気調和装置1は、第1圧縮機構303が第2圧縮機構304よりも優先的に運転される構成となっている。
このような第1圧縮機構303だけが運転中の状態(すなわち、第2圧縮機構304が停止中の状態)において、仮に、第2逆止機構84aが設けられていない場合には、運転中の第1圧縮機構303の前段側の圧縮要素303cから吐出された冷媒が中間冷媒管8を通じて、停止中の第2圧縮機構304の前段側の圧縮要素304cの吐出側に達してしまう。そうすると、運転中の第1圧縮機構303の前段側の圧縮要素303cから吐出された冷媒が、停止中の第2圧縮機構304の前段側の圧縮要素304c内を通じて圧縮機構302の吸入側に抜けるおそれがある。これにより、圧縮機構302の吸入側に抜ける冷媒が冷凍機油を伴うことにより、停止中の第2圧縮機構304の冷凍機油が流出する現象が生じて、停止中の第2圧縮機構304を起動する際の冷凍機油の不足が生じるおそれがある。
また、このような第1圧縮機構303だけが運転中の状態(すなわち、第2圧縮機構304が停止中の状態)において、仮に、停止中の第2圧縮機構304に対応する第2出口側中間枝管85に開閉弁85aが設けられていない場合には、中間冷媒管8が圧縮機構303、304に共通に設けられていることから、運転中の第1圧縮機構303に対応する前段側の圧縮要素303cから吐出された冷媒が中間冷媒管8の第2出口側中間枝管85を通じて、停止中の第2圧縮機構304の後段側の圧縮要素304dの吸入側に達することになる。これにより、運転中の第1圧縮機構303の前段側の圧縮要素303cから吐出された冷媒が、停止中の第2圧縮機構304の後段側の圧縮要素304d内を通じて圧縮機構302の吐出側に抜けるおそれがある。この場合には、圧縮機構302の吐出側に抜ける冷媒が、停止中の第2圧縮機構304の冷凍機油を伴うことで冷凍機油が流出して、停止中の第2圧縮機構304を起動する際の冷凍機油の不足が生じるおそれがある。
次に、第1圧縮機構303が起動された状態から第2圧縮機構304を起動する際には、第2出口側中間枝管85の開閉弁85aを閉めたままで、起動バイパス管86の開閉弁86aを開けることによって、起動バイパス管86内に冷媒を流すことができる状態にする。すると、第2圧縮機構304の前段側の圧縮要素304cから吐出される冷媒が第1圧縮機構303の前段側の圧縮要素304cから吐出される冷媒に合流することなく、起動バイパス管86を通じて後段側の圧縮要素304dに吸入されることになる。もしくは、少なくとも、第2圧縮機構304の前段側の圧縮要素304cから吐出される冷媒のほとんどが第1圧縮機構303の前段側の圧縮要素304cから吐出される冷媒に合流することなく、起動バイパス管86を通じて後段側の圧縮要素304dに吸入される冷媒流れが主な流れになる。
上述の実施形態における冷媒回路510(図1参照)では、1つの利用側熱交換器6が接続された構成となっている場合を例に挙げて説明した。
上述の実施形態における冷媒回路510(図1参照)では、第2圧縮機構304の前段側の圧縮要素304cの吐出側から合流点Xまでの間に、合流点Xに向かう流れのみを許容する逆止機構84aが設けられた場合を例に挙げて説明した。
上述の実施形態における冷媒回路510(図1参照)では、第2圧縮機構304の前段側の圧縮要素304cの吐出側から合流点Xまでの間に、合流点Xに向かう流れのみを許容する逆止機構84aが設けられた場合を例に挙げて説明した。
上述の実施形態における冷媒回路510(図1参照)では、中間冷却器7を機能させないようにする切り換えを可能にするため中間冷却器バイパス管9が設けられた場合を例に挙げて説明した。
上述の実施形態における冷媒回路510(図1参照)では、圧縮要素304dの吐出側に冷凍機油が抜けるのを防止するため、開閉弁85aが設けられた場合を例に挙げて説明した。
上述の実施形態における冷媒回路510(図1参照)では、圧縮要素304dの吐出側に冷凍機油が抜けるのを防止するため、開閉弁85aが設けられた場合を例に挙げて説明した。
上述の実施形態における冷媒回路510(図1参照)では、第1圧縮機構303を起動する際、開閉弁85a及び開閉弁86aが閉められた状態(すなわち、第2出口側中間枝管85及び起動バイパス管86を冷媒が流れない状態)にされる場合を例に挙げて説明した。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態及びその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
2 圧縮機構
3 切換機構
4 熱源側熱交換器
5a、5b、5c、5d 膨張機構
6 利用側熱交換器
7 中間冷却器
8 中間冷媒管
9 中間冷却器バイパス管(中間冷却機能切換手段)
19 後段側インジェクション管(インジェクション管)
20 エコノマイザ熱交換器
36c、37c 回転軸
81 第1入口側中間枝管(合流回路、中間冷却管)
82 中間母管(合流回路、中間冷却管)
83 第1出口側中間枝管(分岐回路)
84 第2入口側中間枝管(合流回路、中間冷却管)
84a 逆止機構(第2低圧吐出遮断機構)
85 第2出口側中間枝管(分岐回路)
85a 開閉弁(中間遮断弁)
86 起動バイパス管(バイパス回路)
86a 開閉弁(バイパス遮断弁)
99 制御部(切換部、起動制御部、開閉起動制御部、制御部)
302 圧縮機構
303 第1圧縮機構(第1圧縮部)
303c 圧縮要素(第1低圧圧縮要素)
303d 圧縮要素(第1高圧圧縮要素)
304 第2圧縮機構(第2圧縮部)
304c 圧縮要素(第2低圧圧縮要素)
304d 圧縮要素(第2高圧圧縮要素)
385a 開閉弁(第2遮断弁)
485a 開閉弁(第3遮断弁)
684a 第2低圧吐出遮断機構(第1遮断弁)
884a バイパス切換機構
X 合流点
Y 分岐点
Z1 第2低圧吐出バイパス点
Z2 第2高圧吸入バイパス点
Claims (16)
- 超臨界状態の過程を含んで作動する冷媒を用いた冷凍装置(1)であって、
冷媒の圧力を高める第1低圧圧縮要素(303c)と前記第1低圧圧縮要素よりもさらに冷媒の圧力を高める第1高圧圧縮要素(303d)と冷凍機油とを有している第1圧縮部(303)と、冷媒の圧力を高める第2低圧圧縮要素(304c)と前記第2低圧圧縮要素よりもさらに冷媒の圧力を高める第2高圧圧縮要素(304d)と冷凍機油とを有している第2圧縮部(304)とを含む圧縮機構(302)と、
冷媒の冷却器又は加熱器として機能する熱源側熱交換器(4)と、
冷媒を減圧する膨張機構(5a,5b,5c,5d)と、
冷媒の加熱器又は冷却器として機能する利用側熱交換器(6)と、
前記第1低圧圧縮要素(303c)から吐出された冷媒と前記第2低圧圧縮要素(304c)から吐出された冷媒とを合流点(X)で合流させる合流回路(81、82、84)と、
前記合流点(X)を通過した冷媒を分岐点(Y)で分岐させて前記第1高圧圧縮要素(303d)と前記第2高圧圧縮要素(304d)とにそれぞれ導く分岐回路(82、83、85)と、
前記第2圧縮部(304)内から前記第2圧縮部(304)外に流れる冷媒流れを遮断する遮断弁(84a、85a)と、
を備え、
前記第2低圧圧縮要素(304c)の吸入側と前記第1圧縮部の第1低圧圧縮要素(303c)の吸入側とが繋がっており、
前記第2高圧圧縮要素(304d)の吐出側と前記第1圧縮部の第1高圧圧縮要素(303d)の吐出側とが合流している、
冷凍装置(1)。 - 前記遮断弁は、前記第2低圧圧縮要素の吐出側の冷媒流れを遮断する第1遮断弁(84a、684a)、前記第2低圧圧縮要素の吸入側の冷媒流れを遮断する第2遮断弁(385a)、前記第2高圧圧縮要素の吐出側の冷媒流れを遮断する第3遮断弁(485a)および前記第2高圧圧縮要素の吸入側の冷媒流れを遮断する第4遮断弁(85a)の少なくともいずれか1つを有している、
請求項1に記載の冷凍装置(1)。 - 前記遮断弁(84a)は、前記第2低圧圧縮要素(304c)の吐出側から前記合流点(X)に向かう冷媒流れのみを許容する第1逆止弁(84a)を有している、
請求項1または2に記載の冷凍装置(1)。 - 前記遮断弁は、前記分岐点(Y)から前記第2高圧圧縮要素(304d)までの間の冷媒流れを遮断する中間遮断弁(85a)を有している、
請求項1から3のいずれか1項に記載の冷凍装置(1)。 - 前記中間遮断弁を閉じたまま前記第2圧縮部を起動させることなく前記第1圧縮部を起動させる状態から、前記中間遮断弁を開いたまま前記第1圧縮部および前記第2圧縮部を起動させる状態へと移行させる開閉起動制御部(99)をさらに備えた、
請求項4に記載の冷凍装置(1)。 - 前記第2圧縮部を起動させることなく前記第1圧縮部を起動させる状態から、前記第1圧縮部および前記第2圧縮部を起動させる状態へと移行させる起動制御部(99)をさらに備えた、
請求項1から4のいずれか1項に記載の冷凍装置(1)。 - 前記第1高圧圧縮要素、前記第1低圧圧縮要素、前記第2高圧圧縮要素および前記第2低圧圧縮要素は、それぞれ回転駆動することで圧縮仕事を行うための回転軸(36c、37c)を有しており、
前記第1高圧圧縮要素の回転軸と前記第1低圧圧縮要素の回転軸とが共通であるか、前記第2高圧圧縮要素の回転軸と前記第2低圧圧縮要素の回転軸とが共通であるか、の少なくともいずれか一方である、
請求項1から6のいずれか1項に記載の冷凍装置(1)。 - 前記熱源側熱交換器又は前記利用側熱交換器から前記膨張機構に送られる冷媒を分岐させて、前記分岐点(Y)と前記合流点(X)との間、もしくは、前記分岐点(Y)と前記第1高圧圧縮要素(303d)との間および前記分岐点(Y)と前記第2高圧圧縮要素(304d)との間に導くためのインジェクション管(19)をさらに備えた、
請求項1から7のいずれか1項に記載の冷凍装置(1)。 - 前記熱源側熱交換器又は前記利用側熱交換器から前記膨張機構(5a、5b、5c、5d)に送られる冷媒と前記インジェクション管を流れる冷媒との熱交換を行うエコノマイザ熱交換器(20)をさらに備えた、
請求項8に記載の冷凍装置(1)。 - 前記エコノマイザ熱交換器(20)は、前記熱源側熱交換器又は前記利用側熱交換器から前記膨張機構に送られる冷媒と前記インジェクション管(19)を流れる冷媒とが対向するように流れる流路を有する熱交換器である、
請求項9に記載の冷凍装置(1)。 - 前記インジェクション管(19)は、前記熱源側熱交換器又は前記利用側熱交換器から前記膨張機構に送られる冷媒が前記エコノマイザ熱交換器(20)において熱交換される前に前記熱源側熱交換器又は前記利用側熱交換器から前記膨張機構(5a、5b、5c、5d)に送られる冷媒を分岐するように設けられている、
請求項9または10に記載の冷凍装置(1)。 - 通過する冷媒の冷却を行い、前記分岐点と前記合流点との間に配置された中間冷却器(7)をさらに備え、
前記インジェクション管(19)は、前記熱源側熱交換器又は前記利用側熱交換器から前記膨張機構に送られる冷媒を分岐させて、前記中間冷却器(7)と前記合流点(X)との間、もしくは、前記中間冷却器(7)と前記第1高圧圧縮要素(303d)との間および前記中間冷却器(7)と前記第2高圧圧縮要素(304d)との間に導くように設けられている、
請求項9から11のいずれか1項に記載の冷凍装置(1)。 - 通過する冷媒の冷却を行い、前記分岐点と前記合流点との間に配置された中間冷却器(7)をさらに備えた、
請求項1から12のいずれか1項に記載の冷凍装置(1)。 - 前記中間冷却器(7)は、前記第1圧縮部と前記第2圧縮部とを有する前記圧縮機構(302)に対して1つだけ設けられている、
請求項13に記載の冷凍装置(1)。 - 前記圧縮機構、前記熱源側熱交換器、前記膨張機構、前記利用側熱交換器の順に冷媒を循環させる冷却運転状態と、前記圧縮機構、前記利用側熱交換器、前記膨張機構、前記熱源側熱交換器の順に冷媒を循環させる加熱運転状態とを切り換える切換機構(3)と、
前記切換機構を前記冷却運転状態にしている際に前記中間冷却器を冷却器として機能させ、前記切換機構を前記加熱運転状態にしている際に前記中間冷却器を冷却器として機能させないようにする中間冷却機能切換手段(9)と、
をさらに備えた請求項1から14のいずれか1項に記載の冷凍装置(1)。 - 前記超臨界状態の過程を含んで作動する冷媒は、二酸化炭素である、
請求項1から15のいずれか1項に記載の冷凍装置(1)。
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