JP2009133427A - 軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連結ピンが軸方向にがたつくのを抑え、簡単な構成で連結ピンを抜止めする。
【解決手段】 バケットシリンダ10のシリンダボス22と、第1のバケットリンク11の各リンクボス23と、第2のバケットリンク12,13のブラケット24,25とを連結ピン26によって連結する。そして、連結ピン26の鍔部26Bを一方のブラケット24に当接させた状態で、連結ピン26の環状溝部27にリング体28を嵌合し、リング体28を他方のブラケット25に当接させることにより、連結ピン26を軸方向に抜止めする。この場合、鍔部26Bと環状溝部27との間の軸方向寸法L1′を、各ブラケット24,25の外側面24B,25B間の軸方向寸法L1とほぼ等しく設定することにより、リング体28をブラケット25に隙間なく当接させ、連結ピン26が軸方向にがたつくのを抑えることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば油圧ショベルに装備される作業装置のピン結合部等に用いて好適な軸受装置に関する。
一般に、建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより大略構成されている。そして、油圧ショベルの作業装置は、ブーム、アーム、バケットによって大略構成され、上部旋回体とブームとの間、ブームとアームとの間、アームとバケットとの間は、それぞれ軸受装置を用いて互いに回動可能に連結されている。
ここで、油圧ショベルの作業装置等に用いられる軸受装置は、通常、中空な筒状のボス部材と、該ボス部材の軸方向両側に配置された一対のブラケットと、該各ブラケットとボス部材とを回動可能に連結する連結ピンとを備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−56751号公報
ここで、特許文献1による軸受装置は、通常、ブラケットの外側面に連結ピンを外周側から覆う筒状のカラーを固定して設け、このカラーと連結ピンとに径方向に貫通する貫通孔を形成し、当該貫通孔に抜止め用ボルトを挿通することにより、この抜止め用ボルトによって連結ピンの軸方向の抜止めと、廻止めとを行う構成となっている。
ところで、従来技術による軸受装置においては、連結ピンとカラーとに径方向に貫通する貫通孔をそれぞれ形成し、これら連結ピンの貫通孔とカラーの貫通孔とに抜止め用ボルトを挿通する構成となっているため、各貫通孔の孔径は、抜止め用ボルトの外径よりも大きく形成されている。
また、連結ピンは、通常、旋盤等を用いた旋削加工により、外径寸法、軸方向寸法(長さ寸法)が高い精度をもって形成されるのに対し、貫通孔を形成する作業は、例えばボール盤等を用いた別工程での作業となる。このため、連結ピンに形成した貫通孔とカラーに形成した貫通孔との間に位置ずれが生じ易く、これら連結ピンの貫通孔とカラーの貫通孔とに抜止め用ボルトを確実に挿通するために、各貫通孔の孔径を大きく形成する必要がある。
これにより、連結ピンの貫通孔とカラーの貫通孔とに抜止め用ボルトを挿通した状態で、各貫通孔と抜止め用ボルトとの間には大きな隙間が形成され、油圧ショベルの作動時において、連結ピンは軸方向へのがたつきを生じるようになる。この結果、薄肉なカラーに形成した貫通孔が抜止め用ボルトとの摩耗によって拡径し、連結ピンの軸方向へのがたつきがさらに増大してしまうという問題がある。また、連結ピンの貫通孔とカラーの貫通孔との間で抜止め用ボルトががたつきを生じることにより、この抜止め用ボルトに螺着したナットが緩みを生じてしまうという問題がある。
これに対し、特許文献1の軸受装置では、ボス部材とブラケットとの間にシムを介在させて、これらボス部材とブラケットとの間の隙間を埋めることにより、連結ピンの軸方向へのがたつきを抑えることができる。しかし、シムを用いて連結ピンの軸方向へのがたつきを抑える場合には、軸受装置全体の構成が複雑化してしまうという不具合がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、連結ピンが軸方向にがたつくのを抑え、簡単な構成で連結ピンを軸方向に抜止めすることができるようにした軸受装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、中空な筒状のボス部材と、該ボス部材の軸方向両側に配置された一対のブラケットと、該各ブラケットと前記ボス部材とを回動可能に連結する連結ピンとを備えてなる軸受装置に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記連結ピンを前記各ブラケットのうち一方のブラケットに対して軸方向に抜止めするために前記連結ピンの軸方向の一端側に設けられた抜止め手段と、前記連結ピンの軸方向の他端側のうち他方のブラケットから突出した部位に環状に凹陥して形成された環状溝部と、前記連結ピンを前記他方のブラケットに対して軸方向に抜止めするために前記環状溝部に嵌合して設けられたリング体と、該リング体を前記環状溝部に嵌合した状態に固定するリング体固定手段とを備えたことにある。
請求項2の発明は、前記連結ピンの一端側に設けられた前記抜止め手段と前記連結ピンの他端側に設けられた前記環状溝部との間の軸方向寸法は、前記各ブラケットの外側面間の軸方向寸法とほぼ等しく設定したことにある。
請求項3の発明は、前記リング体固定手段は、前記連結ピンの環状溝部に径方向に設けられたピン貫通孔と、該ピン貫通孔に対応して前記リング体に径方向に設けられたリング貫通孔と、前記ピン貫通孔とリング貫通孔とに挿通され前記リング体を前記環状溝部に締結する締結部材とにより構成したことにある。
請求項4の発明は、前記リング体固定手段は、前記他方のブラケットに軸方向に設けられた雌ねじ孔と、該雌ねじ孔に対応して前記リング体に軸方向に設けられたボルト挿通孔と、該ボルト挿通孔を通じて前記雌ねじ孔に螺着されるボルトとにより構成したことにある。
請求項5の発明は、前記抜止め手段は、前記連結ピンの一端側を前記一方のブラケットに廻止め状態に固定することにより廻止め手段を兼ねる構成としたことにある。
請求項6の発明は、前記リング体固定手段には前記連結ピンの廻止めを行う廻止め手段を一体的に設け、該廻止め手段は、前記連結ピンの他端側のうち前記環状溝部とは異なる位置に径方向に設けられたピン貫通孔と、前記リング体に前記連結ピンに沿って軸方向に突出して設けられた突起部と、前記ピン貫通孔に対応して該突起部に径方向に設けられた突起部貫通孔と、前記ピン貫通孔と突起部貫通孔とに挿通して設けられたボルトとにより構成したことにある。
請求項1の発明によれば、一対のブラケットとボス部材とを連結ピンによって連結した状態で、連結ピンの他端側に設けられた環状溝部が他方のブラケットから突出するので、この環状溝部に外周側からリング体を嵌合し、該リング体を他方のブラケットに当接させることができる。これにより、連結ピンの一端側に設けられた抜止め手段と、連結ピンの他端側に嵌合して設けられたリング体とによって連結ピンを軸方向に抜止めすることができる。この場合、連結ピンの環状溝部は、例えば連結ピンを旋削加工するときに当該連結ピンに一体形成することができるので、連結ピンの抜止め手段から環状溝部までの軸方向寸法の精度を高めることができる。従って、連結ピンの環状溝部にリング体を嵌合した状態で、リング体と他方のブラケットとの間の隙間を可及的に小さくすることができ、連結ピンの軸方向へのがたつきを抑えることができるので、軸受装置の寿命を延ばすことができ、信頼性を高めることができる。
請求項2の発明によれば、連結ピンの一端側に設けられた抜止め手段を一方のブラケットの外側面に当接させた状態で、連結ピンの環状溝部にリング体を嵌合することにより、このリング体を他方のブラケットの外側面に隙間なく当接させることができる。この結果、リング体と他方のブラケットとの間にシム等を介在させることなく、簡単な構成によって連結ピンの軸方向へのがたつきを抑えることができる。
請求項3の発明によれば、連結ピンの環状溝部にリング体を嵌合した状態で、リング体に設けたリング貫通孔と連結ピンの環状溝部に設けたピン貫通孔とに締結部材を挿通し、この締結部材によってリング体を環状溝部に締結することができる。これにより、リング体を環状溝部に嵌合した状態に固定することができ、連結ピンの一端側に設けられた抜止め手段と連結ピンの他端側に設けられたリング体とによって、連結ピンの軸方向へのがたつきを確実に抑えることができる。
請求項4の発明によれば、リング体を環状溝部に嵌合した状態で、他方のブラケットに設けられた雌ねじ孔に、リング体に設けられたボルト挿通孔を通じてボルトを螺着することにより、リング体を環状溝部に嵌合した状態で他方のブラケットに固定することができ、連結ピンの一端側に設けられた抜止め手段と連結ピンの他端側に設けられたリング体とによって連結ピンの軸方向へのがたつきを確実に抑えることができる。
請求項5の発明によれば、連結ピンの一端側を一方のブラケットに廻止め状態に固定することにより、連結ピンを一方のブラケットに対して軸方向に抜止めすると共に、各ブラケットに対して廻止めすることができる。
請求項6の発明によれば、連結ピンの環状溝部にリング体を嵌合し、このリング体をボルトを用いて他方のブラケットに固定した状態で、リング体に設けた突起部の突起部貫通孔と、連結ピンの他端側に設けたピン貫通孔とにボルトを挿通することにより、他方のブラケットに固定されたリング体に対して連結ピンを廻止めすることができる。これにより、各ブラケットに対する連結ピンの抜止めと、廻止めとを同時に行うことができる。
以下、本発明に係る軸受装置の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1ないし図6は本発明の第1の実施の形態を示している。図中、1は油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置4とにより大略構成されている。
そして、作業装置4は、上部旋回体3の前部側に回動可能にピン結合されたブーム5と、該ブーム5の先端側に回動可能にピン結合されたアーム6と、該アーム6の先端側に回動可能にピン結合されたバケット7と、ブームシリンダ8、アームシリンダ9、バケットシリンダ10、第1のバケットリンク11、第2のバケットリンク12,13とにより大略構成されている。
ここで、ブームシリンダ8は、上部旋回体3とブーム5とに連結され、アームシリンダ9は、ブーム5とアーム6とに連結されている。また、バケットシリンダ10は、チューブ10Aのボトム側がアーム6に連結され、ロッド10Bの先端側は、第1のバケットリンク11を介してバケット7に連結されると共に、第2のバケットリンク12,13を介してアーム6の先端側に連結されている。
11はバケット7とバケットシリンダ10(ロッド10B)との間に設けられた第1のバケットリンクで、該第1のバケットリンク11は、図5に示すように、バケット7に回動可能にピン結合されるリンクボス11Aと、後述する一対のリンクボス23,23とを有している。そして、この一対のリンクボス23は、バケットシリンダ10のロッド10Bと後述する第2のバケットリンク12,13とにピン結合される構成となっている。
12,13はバケットシリンダ10及び第1のバケットリンク11とアーム6との間に設けられた一対の第2のバケットリンクで、該各第2のバケットリンク12,13は、厚肉な鋼板等を用いて平板状に形成され、アーム6及び第1のバケットリンク11を挟んで左,右方向で対をなすものである。ここで、図5に示すように、一方の第2のバケットリンク12の両端側には後述のブラケット24が設けられ、他方の第2のバケットリンク13の両端側には後述のブラケット25が設けられている。
そして、第1のバケットリンク11とバケットシリンダ10と第2のバケットリンク12,13とのピン結合部、及び、アーム6のアームボス6Aと第2のバケットリンク12,13とのピン結合部には、本実施の形態による軸受装置21が用いられており、以下、第1のバケットリンク11とバケットシリンダ10と第2のバケットリンク12,13とのピン結合部に用いられる軸受装置21について説明する。
21はバケットシリンダ10と第1のバケットリンク11と第2のバケットリンク12,13とのピン結合部に用いられた軸受装置で、該軸受装置21は、後述のシリンダボス22、各リンクボス23、一対のブラケット24,25、連結ピン26、環状溝部27、リング体28、リング体固定手段30等により構成されている。
22はバケットシリンダ10のロッド10B先端部に設けられたボス部材としてのシリンダボスで、該シリンダボス22は、図4及び図5に示すように、中空な円筒体として形成されている。そして、シリンダボス22の内周側には、薄肉円筒状のブッシュ22Aが嵌合して設けられ、シリンダボス22の軸方向の両端側には、後述の各リンクボス23が配置される構成となっている。
23,23は第1のバケットリンク11に設けられた他のボス部材としての一対のリンクボスで、これら各リンクボス23は、シリンダボス22を挟んで左,右方向で対をなすものである。そして、各リンクボス23は、それぞれ中空な円筒体として形成され、その内周側には薄肉円筒状のブッシュ23Aが嵌合して設けられている。
24は一方の第2のバケットリンク12の両端側に設けられた一方のブラケット、25は他方の第2のバケットリンク13の両端側に設けられた他方のブラケットで、これら各ブラケット24,25は、バケットシリンダ10のシリンダボス22と第1のバケットリンク11の各リンクボス23とを挟んで左,右方向で対をなすものである。そして、各ブラケット24,25の中心部には、ピン挿嵌孔24A,25Aがそれぞれ穿設され、これらピン挿嵌孔24A,25A内には、後述の連結ピン26が摺動可能に挿嵌される構成となっている。
26はシリンダボス22、各リンクボス23、各ブラケット24,25を互いに回動可能に連結する連結ピンで、該連結ピン26は、図4に示すように、ブラケット24,25のピン挿嵌孔24A,25Aと、各リンクボス23のブッシュ23Aと、シリンダボス22のブッシュ22Aとに摺動可能に挿嵌されるものである。
ここで、連結ピン26は、ブラケット24,25のピン挿嵌孔24A,25A、リンクボス23のブッシュ23A、シリンダボス22のブッシュ22Aに挿嵌される中間軸部26Aと、該中間軸部26Aの一端側に設けられた抜止め手段としての鍔部26Bと、中間軸部26Aの他端側に設けられ他方のブラケット25の外側面25Bから軸方向に突出した突出端部26Cとにより大略構成されている。
この場合、図4に示すように、連結ピン26の鍔部26Bは、中間軸部26Aの直径D1よりも大径な円板状に形成され、一方のブラケット24の外側面24Bに当接することにより、連結ピン26を一方のブラケット24に対して軸方向に抜止めしている。そして、連結ピン26の中間軸部26Aを、各ブラケット24,25のピン挿嵌孔24A,25A、各リンクボス23のブッシュ23A、シリンダボス22のブッシュ22Aに挿嵌し、鍔部26Bを一方のブラケット24の外側面24Bに当接させた状態で、連結ピン26の突出端部26Cは、他方のブラケット25の外側面25Bから軸方向に突出する構成となっている。そして、この連結ピン26の突出端部26Cには、後述の環状溝部27が形成されている。
27は連結ピン26の他端側のうち他方のブラケット25から突出した部位(突出端部26C)に設けられた環状溝部で、該環状溝部27は、連結ピン26の外周面を径方向内側に凹陥させるように切欠くことにより、連結ピン26と同心状の全周溝として形成されている。
ここで、図4に示すように、一方のブラケット24の外側面24Bと他方のブラケット25の外側面25Bとの間の軸方向寸法をL1とし、連結ピン26の鍔部26Bと環状溝部27との間の軸方向寸法をL1′とすると、これら軸方向寸法L1とL1′とは、下記数1の関係に設定されている。
Figure 2009133427
この場合、環状溝部27は、例えば旋盤等を用いた旋削加工によって連結ピン26を形成するときに、当該連結ピン26に一体形成されるものである。このため、連結ピン26の鍔部26Bと環状溝部27との間の軸方向寸法L1′は、高い寸法精度に設定することができ、環状溝部27は、各ブラケット24,25の外側面24B,25B間の軸方向寸法L1とほぼ等しい位置に形成することができる。
そして、環状溝部27は、溝底27Aの直径d1が連結ピン26(中間軸部26A)の直径D1よりも小径となり、その内部には後述のリング体28が嵌合する構成となっている。また、環状溝部27には、後述のピン貫通孔30Aが径方向に貫通して設けられている。
28は連結ピン26の環状溝部27内に嵌合する第1の実施の形態に用いるリング体で、該リング体28は、図3ないし図6に示すように、例えば半円弧状をなす2個の分割片29,29によって構成されている。
ここで、各分割片29は、連結ピン26の直径D1よりも大きな外径寸法を有し、環状溝部27の溝底27Aの直径d1とほぼ等しい内径寸法を有し、かつ、環状溝部27の溝幅とほぼ等しい幅寸法をもった半円弧状の湾曲板によって形成されている。そして、リング体28の各分割片29は、連結ピン26の環状溝部27を径方向から挟むようにその外周側から嵌合し、この状態で他方のブラケット25の外側面25Bに当接することにより、連結ピン26を他方のブラケット25に対して軸方向に抜止めするものである。
この場合、連結ピン26の環状溝部27は、連結ピン26を旋削加工するときに当該連結ピン26に一体形成されるので、連結ピン26の鍔部26Bから環状溝部27までの軸方向寸法L1′の寸法精度を高めることができる。これにより、環状溝部27内にリング体28の各分割片29を嵌合させたときに、各分割片29は、他方のブラケット25の外側面25Bに隙間なく当接することができる。従って、一方のブラケット24の外側面24Bに当接した連結ピン26の鍔部26Bと、他方のブラケット25の外側面25Bに当接したリング体28とによって連結ピン26を軸方向に拘束することにより、当該連結ピン26の軸方向へのがたつきを抑えることができる構成となっている。
30は連結ピン26の環状溝部27とリング体28とに設けられたリング体固定手段で、該リング体固定手段30は、リング体28の各分割片29を連結ピン26の環状溝部27に嵌合した状態に固定するものである。ここで、リング体固定手段30は、図4及び図6に示すように、連結ピン26の環状溝部27に径方向に貫通して設けられたピン貫通孔30Aと、該ピン貫通孔30Aに対応して各分割片29に径方向に貫通して設けられたリング貫通孔30Bと、これらピン貫通孔30Aとリング貫通孔30Bとに挿通された締結部材としてのボルト30Cと、2個のナット30D,30Dとにより構成されている。
そして、環状溝部27に設けたピン貫通孔30Aと各分割片29に設けたリング貫通孔30Bとにボルト30Cを挿通し、該ボルト30Cの先端部に2個のナット30Dを螺着することにより、2個の分割片29を環状溝部27に締結することができ、リング体固定手段30によって、リング体28を環状溝部27に嵌合した状態に固定することができる構成となっている。
第1の実施の形態による軸受装置21は上述の如き構成を有するもので、この軸受装置21によってバケットシリンダ10、第1のバケットリンク11、第2のバケットリンク12,13を連結するときには、図4及び図5に示すように、第2のバケットリンク12に設けられた一方のブラケット24のピン挿嵌孔24Aに連結ピン26を挿嵌し、この連結ピン26の鍔部26Bを、ブラケット24の外側面24Bに当接させた状態で溶接によって固定する。これにより、連結ピン26は、一方のブラケット24に対して軸方向に抜止めされると共に、各ブラケット24,25に対して廻止めされる。
この状態で、図5に示すように、一方の連結ピン26を、第1のバケットリンク11の各リンクボス23内に設けたブッシュ23A、バケットシリンダ10のシリンダボス22内に設けたブッシュ22Aに挿嵌すると共に、他方の連結ピン26をアームボス6Aに挿嵌する。
そして、第1のバケットリンク11のリンクボス23から突出した一方の連結ピン26と、アームボス6Aから突出した他方の連結ピン26とを、第2のバケットリンク13に設けた他方のブラケット25のピン挿嵌孔25Aに挿嵌する。これにより、図4に示すように、連結ピン26の突出端部26Cが、他方のブラケット25の外側面25Bから突出し、この突出端部26Cに設けられた環状溝部27がブラケット25の外部に露出する。
この状態で、リング体28の各分割片29を環状溝部27に外周側から嵌合し、各分割片29を他方のブラケット25の外側面25Bに当接させる。これにより、一方のブラケット24の外側面24Bに当接した連結ピン26の鍔部26Bと、他方のブラケット25の外側面25Bに当接したリング体28とによって連結ピン26を軸方向に拘束し、当該連結ピン26を軸方向に抜止めすることができる。
そして、連結ピン26の環状溝部27に設けたピン貫通孔30Aと、リング体28の各分割片29に設けたリング貫通孔30Bとにボルト30Cを挿通し、このボルト30Cの先端部に2個のナット30Dを螺着することにより、2個の分割片29を環状溝部27に締結する。これにより、リング体固定手段30によって、リング体28を環状溝部27に嵌合した状態に固定することができるので、連結ピン26の鍔部26Bとリング体28とによって連結ピン26を軸方向に抜止めすると共に、廻止めすることができる。
かくして、第1の実施の形態によれば、バケットシリンダ10のシリンダボス22と、第1のバケットリンク11の各リンクボス23と、第2のバケットリンク12,13のブラケット24,25とに連結ピン26を挿嵌し、該連結ピン26の鍔部26Bを一方のブラケット24に当接させた状態で、他方のブラケット25の外側面25Bから突出した連結ピン26の環状溝部27にリング体28の各分割片29を嵌合させ、該各分割片29を他方のブラケット25の外側面25Bに当接させることにより、連結ピン26を軸方向に抜止めする構成としている。
この場合、一方のブラケット24の外側面24Bと他方のブラケット25の外側面25Bとの間の軸方向寸法をL1とし、連結ピン26の鍔部26Bと環状溝部27との間の軸方向寸法をL1′とすると、これら軸方向寸法L1とL1′とは、上記数1のように、ほぼ等しく設定されている。そして、環状溝部27は、例えば旋盤等を用いた旋削加工によって連結ピン26に一体形成することができるため、連結ピン26の鍔部26Bと環状溝部27との間の軸方向寸法L1′を、高い寸法精度をもって形成することができる。
このため、環状溝部27内にリング体28を嵌合させた状態で、リング体28と他方のブラケット25の外側面25Bとの間の隙間を可及的に小さくすることができ、リング体28は、ブラケット25の外側面25Bに隙間なく当接する。この結果、鍔部26Bとリング体28とによって連結ピン26を軸方向に拘束し、該連結ピン26が軸方向にがたつくのを確実に抑えることができるので、軸受装置21の寿命を延ばし、その信頼性を高めることができる。
しかも、第1の実施の形態による軸受装置21によれば、他方のブラケット25とリング体28との間にシム等の隙間調整機構を設ける必要がなく、簡単な構成によって連結ピン26の軸方向のがたつきを抑えることができるので、軸受装置21の部品点数を削減することができ、製造コストの低減にも寄与することができる。
次に、図7ないし図10は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、リング体を、連結ピンの環状溝部に嵌合した状態で他方のブラケットにボルトを用いて固定する構成としたことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、31は第2の実施の形態による軸受装置で、該軸受装置31は、バケットシリンダ10、第1のバケットリンク11、第2のバケットリンク12,13を互いに回動可能にピン結合するものである。ここで、軸受装置31は、上述した第1の実施の形態による軸受装置21とほぼ同様に、シリンダボス22、各リンクボス23、一対のブラケット24,25、後述の連結ピン32、環状溝部33、リング体34、リング体固定手段36等により構成されるものの、リング体34、リング体固定手段36の構成が、第1の実施の形態による軸受装置21とは異なるものである。
32はシリンダボス22、各リンクボス23、一対のブラケット24,25を互いに回動可能に連結する連結ピンで、該連結ピン32は、ブラケット24,25のピン挿嵌孔24A,25Aと、各リンクボス23のブッシュ23Aと、シリンダボス22のブッシュ22Aとに摺動可能に挿嵌されるものである。
ここで、連結ピン32は、図8に示すように、ブラケット24,25のピン挿嵌孔24A,25A、リンクボス23のブッシュ23A、シリンダボス22のブッシュ22Aに挿嵌される中間軸部32Aと、該中間軸部32Aの一端側に設けられた抜止め手段としての鍔部32Bと、中間軸部32Aの他端側に設けられ他方のブラケット25の外側面25Bから軸方向に突出した突出端部32Cとにより大略構成されている。
この場合、図8に示すように、連結ピン32の鍔部32Bは、中間軸部32Aの直径D2よりも大径な円板状に形成され、一方のブラケット24の外側面24Bに当接することにより、連結ピン32を一方のブラケット24に対して軸方向に抜止めしている。そして、鍔部32Bを一方のブラケット24の外側面24Bに当接させた状態で、連結ピン32の突出端部32Cは、他方のブラケット25の外側面25Bから軸方向に突出し、この突出端部32Cには、後述の環状溝部33が形成されている。
33は連結ピン32の他端側のうち他方のブラケット25から突出した部位に設けられた環状溝部で、該環状溝部33は、連結ピン32の外周面を径方向内側に凹陥させるように切欠くことにより、連結ピン32と同心状の全周溝として形成されている。
ここで、図8に示すように、一方のブラケット24の外側面24Bと他方のブラケット25の外側面25Bとの間の軸方向寸法をL2とし、連結ピン32の鍔部32Bと環状溝部33との間の軸方向寸法をL2′とすると、これら軸方向寸法L2とL2′とは、ほぼ等しく設定されている(L2≒L2′)。
そして、環状溝部33は、溝底33Aの直径d2が連結ピン32(中間軸部32A)の直径D2よりも小径となり、その内部には後述のリング体34が嵌合する構成となっている。また、環状溝部33は、例えば旋盤等を用いた旋削加工によって連結ピン32に一体形成されるものであり、連結ピン32の鍔部32Bから環状溝部33までの軸方向寸法L2′は、高い寸法精度をもって形成されている。
34は連結ピン32の環状溝部33内に嵌合するリング体で、該リング体34は、例えば半円弧状をなす2個の分割片35,35によって構成されている。ここで、各分割片35は、連結ピン32の直径D2よりも大きな外径寸法を有し、環状溝部33の溝底33Aの直径d2とほぼ等しい内径寸法を有し、かつ、環状溝部33の溝幅とほぼ等しい幅寸法をもった半円弧状の平板によって形成されている。そして、リング体34の各分割片35は、連結ピン32の環状溝部33を径方向から挟むようにその外周側から嵌合し、この状態で他方のブラケット25の外側面25Bに当接することにより、連結ピン32を他方のブラケット25に対して軸方向に抜止めするものである。
この場合、連結ピン32の環状溝部33は、連結ピン32を旋削加工するときに当該連結ピン32に一体形成されるので、連結ピン32の鍔部32Bと環状溝部33との間の軸方向寸法L2′の寸法精度を高めることができる。これにより、環状溝部33内にリング体34の各分割片35を嵌合させたときに、各分割片35は、他方のブラケット25の外側面25Bに隙間なく当接することができる。従って、一方のブラケット24の外側面24Bに当接した連結ピン32の鍔部32Bと、他方のブラケット25の外側面25Bに当接したリング体34とによって連結ピン32を軸方向に拘束することにより、当該連結ピン32の軸方向へのがたつきを抑えることができる構成となっている。
36は他方のブラケッと25とリング体34とに設けられたリング体固定手段で、該リング体固定手段36は、リング体34の各分割片35を連結ピン32の環状溝部33に嵌合した状態に固定するものである。
ここで、リング体固定手段36は、図8及び図10に示すように、他方のブラケット25の外側面25Bに軸方向に設けられた複数(例えば4個)の雌ねじ孔36A,36A,…と、該各雌ねじ孔36Aに対応してリング体34の各分割片35に軸方向に貫通して設けられた複数(それぞれ2個)のボルト挿通孔36B,36Bと、該各ボルト挿通孔36Bを通じて他方のブラケット25の雌ねじ孔36Aに螺着される複数のボルト36C,36C,…とにより構成されている。
そして、リング体34の各分割片35に設けたボルト挿通孔36Bにボルト36Cを挿通し、このボルト36Cを他方のブラケット25の雌ねじ孔36Aに螺着することにより、2個の分割片35を他方のブラケット25に固定することができ、リング体固定手段36によって、リング体34を環状溝部33に嵌合した状態に固定することができる構成となっている。
第2の実施の形態による軸受装置31は上述の如き構成を有するもので、この軸受装置31によって、バケットシリンダ10のシリンダボス22、第1のバケットリンク11の各リンクボス23、第2のバケットリンク12,13のブラケット24,25を連結するときには、まず、一方のブラケット24のピン挿嵌孔24Aに連結ピン32を挿嵌し、この連結ピン32の鍔部32Bを、ブラケット24の外側面24Bに当接させた状態で溶接によって固定する。これにより、連結ピン32は、一方のブラケット24に対して軸方向に抜止めされると共に、各ブラケット24,25に対して廻止めされる。
この状態で、図9に示すように、一方の連結ピン32を、第1のバケットリンク11の各リンクボス23内に設けたブッシュ23A、バケットシリンダ10のシリンダボス22内に設けたブッシュ22Aに挿嵌すると共に、他方の連結ピン32をアームボス6Aに挿嵌する。
そして、第1のバケットリンク11のリンクボス23から突出した一方の連結ピン32と、アームボス6Aから突出した他方の連結ピン32とを、第2のバケットリンク13に設けた他方のブラケット25のピン挿嵌孔25Aに挿嵌する。これにより、図8に示すように、連結ピン32の突出端部32Cが、他方のブラケット25の外側面25Bから突出し、この突出端部32Cに設けられた環状溝部33がブラケット25の外部に露出する。
この状態で、リング体34の各分割片35を環状溝部33に外周側から嵌合し、各分割片35を他方のブラケット25の外側面25Bに当接させる。これにより、一方のブラケット24の外側面24Bに当接した連結ピン32の鍔部32Bと、他方のブラケット25の外側面25Bに当接したリング体34とによって連結ピン32を軸方向に拘束し、当該連結ピン32を軸方向に抜止めすることができる。
そして、連結ピン32の環状溝部33にリング体34の各分割片35を嵌合させた状態で、該分割片35のボルト挿通孔36Bにボルト36Cを挿通し、このボルト36Cをブラケット25の雌ねじ孔36Aに螺着するとにより、リング体固定手段36によって、リング体34を環状溝部33に嵌合した状態に固定することができる。
かくして、第2の実施の形態においても、連結ピン32の環状溝部33は、連結ピン32を旋削加工するときに当該連結ピン32に一体形成されるので、連結ピン32の鍔部32Bと環状溝部33との間の軸方向寸法L2′の精度を高めることができる。この結果、環状溝部33内にリング体34を嵌合させた状態で、リング体34と他方のブラケット25との間の隙間を可及的に小さくすることができるので、連結ピン32が軸方向にがたつくのを確実に抑えることができ、軸受装置31の寿命を延ばし、その信頼性を高めることができる。
次に、図11ないし図14は本発明の第3の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、リング体を固定するリング体固定手段に、連結ピンを廻止めする廻止め部材を一体的に設ける構成としたことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、41は第3の実施の形態による軸受装置で、該軸受装置41は、バケットシリンダ10、第1のバケットリンク11、第2のバケットリンク12,13を互いに回動可能にピン結合するものである。ここで、軸受装置41は、上述した第1の実施の形態による軸受装置21とほぼ同様に、シリンダボス22、各リンクボス23、一対のブラケット24,25、後述の連結ピン42、環状溝部43、リング体44、リング体固定手段46、廻止め手段47等により構成されるものの、リング体44、リング体固定手段46、廻止め手段47の構成が、第1の実施の形態による軸受装置21とは異なるものである。
42はシリンダボス22、各リンクボス23、一対のブラケット24,25を互いに回動可能に連結する連結ピンで、該連結ピン42は、ブラケット24,25のピン挿嵌孔24A,25A、各リンクボス23のブッシュ23A、シリンダボス22のブッシュ22Aに挿嵌される中間軸部42Aと、該中間軸部42Aの一端側に設けられた抜止め手段としての鍔部42Bと、他方のブラケット25の外側面25Bから軸方向に突出した突出端部42Cとにより大略構成されている。
この場合、図12に示すように、連結ピン42の鍔部42Bは、中間軸部42Aの直径D3よりも大径な円板状に形成され、一方のブラケット24の外側面24Bに当接することにより、連結ピン42を一方のブラケット24に対して軸方向に抜止めしている。そして、鍔部42Bを一方のブラケット24の外側面24Bに当接させた状態で、連結ピン42の突出端部42Cは、他方のブラケット25の外側面25Bから軸方向に突出し、この突出端部42Cには、後述の環状溝部43と、後述のピン貫通孔47Aとが軸方向に離間して設けられている。
43は連結ピン42の他端側のうち他方のブラケット25から突出した部位に設けられた環状溝部で、該環状溝部43は、連結ピン42の外周面を径方向内側に凹陥させるように切欠くことにより、連結ピン42と同心状の全周溝として形成されている。
ここで、図12に示すように、一方のブラケット24の外側面24Bと他方のブラケット25の外側面25Bとの間の軸方向寸法をL3とし、連結ピン42の鍔部42Bと環状溝部43との間の軸方向寸法をL3′とすると、これら軸方向寸法L3とL3′とは、ほぼ等しく設定されている(L3≒L3′)。
そして、環状溝部43は、溝底43Aの直径d3が連結ピン42(中間軸部42A)の直径D3よりも小径となり、その内部には後述のリング体44が嵌合する構成となっている。また、環状溝部43は、例えば旋盤等を用いた旋削加工によって連結ピン42に一体形成されるものであり、連結ピン42の鍔部42Bから環状溝部43までの軸方向寸法L3′は、高い寸法精度をもって形成されている。
44は連結ピン42の環状溝部43内に嵌合するリング体で、該リング体44は、例えば半円弧状をなす2個の分割片45,45によって構成されている。ここで、各分割片45は、連結ピン42の直径D3よりも大きな外径寸法を有し、環状溝部43の溝底43Aの直径d3とほぼ等しい内径寸法を有し、かつ、環状溝部43の溝幅とほぼ等しい幅寸法をもった半円弧状の平板によって形成されている。そして、リング体44の各分割片45は、連結ピン42の環状溝部43を径方向から挟むようにその外周側から嵌合し、この状態で他方のブラケット25の外側面25Bに当接することにより、連結ピン42を他方のブラケット25に対して軸方向に抜止めするものである。
この場合、連結ピン42の環状溝部43は、連結ピン42を旋削加工するときに当該連結ピン42に一体形成されるので、連結ピン42の鍔部42Bから環状溝部43までの軸方向寸法L3′の寸法精度を高めることができ、環状溝部43内にリング体44の各分割片45を嵌合させたときに、各分割片45は、他方のブラケット25の外側面25Bに隙間なく当接することができる構成となっている。
46は他方のブラケッと25とリング体44とに設けられたリング体固定手段で、該リング体固定手段46は、図14に示すように、他方のブラケット25の外側面25Bに軸方向に設けられた複数(例えば4個)の雌ねじ孔46A,46A,…と、該各雌ねじ孔46Aに対応してリング体44の各分割片45に軸方向に貫通して設けられた複数(それぞれ2個)のボルト挿通孔46B,46Bと、該各ボルト挿通孔46Bを通じて他方のブラケット25の雌ねじ孔46Aに螺着される複数のボルト46C,46C,…とにより構成されている。
そして、各分割片45のボルト挿通孔46Bにボルト46Cを挿通し、このボルト46Cを他方のブラケット25の雌ねじ孔46Aに螺着することにより、2個の分割片45を他方のブラケット25に固定することができ、リング体固定手段46によって、リング体44を環状溝部43に嵌合した状態に固定することができる構成となっている。
47はリング体固定手段46に一体的に設けられた廻止め手段で、該廻止め手段47は、各ブラケット24,25に対して連結ピン42を廻止めするものである。ここで、廻止め手段47は、図12及び図14に示すように、他方のブラケット25から突出した連結ピン42の突出端部42Cのうち環状溝部43とは異なる位置に径方向に設けられたピン貫通孔47Aと、リング体44の各分割片45に一体に設けられ、連結ピン42に沿って軸方向に突出した円弧状の突起部47Bと、ピン貫通孔47Aに対応して該突起部47Bに径方向に設けられた突起部貫通孔47Cと、ピン貫通孔47Aと突起部貫通孔47Cとに挿通して設けられたボルト47Dと、該ボルト47Dの先端部に螺着された2個のナット47E,47Eとにより構成されている。
そして、連結ピン42のピン貫通孔47Aと、リング体44の各分割片45に設けた突起部47Bの突起部貫通孔47Cとにボルト47Dを挿通し、該ボルト47Dの先端部にナット47Eを螺着する。これにより、他方のブラケット25に固定されたリング体44に対して連結ピン42を廻止めすることができ、各ブラケット24,25に対する連結ピン42の抜止めと、廻止めとを同時に行うことができる構成となっている。
第3の実施の形態による軸受装置41は上述の如き構成を有するもので、この軸受装置41によって、バケットシリンダ10のシリンダボス22、第1のバケットリンク11の各リンクボス23、第2のバケットリンク12,13のブラケット24,25を連結するときには、図13に示すように、一方の連結ピン42を、第2のバケットリンク12に設けた一方のブラケット24、第1のバケットリンク11の各リンクボス23内に設けたブッシュ23A、バケットシリンダ10のシリンダボス22内に設けたブッシュ22Aに挿嵌すると共に、他方の連結ピン42を、第2のバケットリンク12に設けた一方のブラケット24、アームボス6Aに挿嵌する。
そして、第1のバケットリンク11のリンクボス23から突出した一方の連結ピン42と、アームボス6Aから突出した他方の連結ピン42とを、第2のバケットリンク13に設けた他方のブラケット25のピン挿嵌孔25Aに挿嵌する。これにより、図12に示すように、連結ピン42の突出端部42Cが、他方のブラケット25の外側面25Bから突出し、環状溝部43がブラケット25の外部に露出する。
この状態で、リング体44の各分割片45を環状溝部43に外周側から嵌合し、各分割片45を他方のブラケット25の外側面25Bに当接させる。これにより、一方のブラケット24の外側面24Bに当接した連結ピン42の鍔部42Bと、他方のブラケット25の外側面25Bに当接したリング体44とによって連結ピン42を軸方向に拘束し、当該連結ピン42を軸方向に抜止めすることができる。
そして、連結ピン42の環状溝部43にリング体44の各分割片45を嵌合させた状態で、該分割片45のボルト挿通孔46Bにボルト46Cを挿通し、このボルト46Cをブラケット25の雌ねじ孔46Aに螺着するとにより、リング体固定手段46によって、リング体44を環状溝部43に嵌合した状態に固定することができる。
この状態で、連結ピン42の突出端部42Cに設けられたピン貫通孔47Aと、リング体44の各分割片45に設けた突起部47Bの突起部貫通孔47Cとにボルト47Dを挿通し、該ボルト47Dの先端部にナット47Eを螺着する。これにより、他方のブラケット25に固定されたリング体44に対して連結ピン42を廻止めすることができ、各ブラケット24,25に対する連結ピン42の抜止めと、廻止めとを同時に行うことができる。
このように、第3の実施の形態によれば、連結ピン42を廻止めするために鍔部42Bを一方のブラケット24に溶接する必要がないので、リング体44の各分割片45から廻止め手段47のボルト47Dを取外し、各分割片45を連結ピン42の環状溝部43から取外すことにより、連結ピン42を、シリンダボス22、各リンクボス23、左,右のブラケット24,25から容易に抜取ることができる。従って、連結ピン42に対する保守、点検作業を容易に行うことができる。
なお、上述した第1の実施の形態では、リング体28を、それぞれ独立した2個の分割片29,29によって構成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図15に示す第1の変形例によるリング体48を用いる構成としてもよい。即ち、半円弧状をなす2個の分割片49,49をヒンジ機構50を介して一体化し、このヒンジ機構50を中心として各分割片49を開,閉させることにより、連結ピン26の環状溝部27に対して嵌合、離脱させる構成としてもよい。
また、上述した第1の実施の形態では、連結ピン26の一端側に抜止め手段としての大径な鍔部26Bを設け、この鍔部26Bを一方のブラケット24に当接させた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図16に示す第2の変形例のように、連結ピン26の一端側に大径な鍔部を設けることなく、連結ピン26の一端部26B′の外周縁部をブラケット24に溶接する構成としてもよい。このことは、第2の実施の形態による連結ピン32についても同様である。
また、上述した第1の実施の形態では、半円弧状をなす2個の分割片29,29によってリング体28を構成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図17に示す第3の変形例のように、半円弧状をなす1個の分割片からなるリング体51を連結ピン26の環状溝部27に嵌合することにより、該連結ピン26を軸方向に抜止めする構成としてもよい。このことは、第2,第3の実施の形態についても同様である。
また、上述した第1の実施の形態では、半円弧状をなす2個の分割片29,29によってリング体28を構成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、3個以上の分割片によってリング体28を構成してもよい。このことは、第2の実施の形態によるリング体34、第3の実施の形態によるリング体44についても同様である。
さらに、上述した実施の形態では、バケットシリンダ10のシリンダボス22と、第1のバケットリンク11のリンクボス23と、第2のバケットリンク12,13のブラケット24,25との間のピン結合部に用いた場合を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば上部旋回体3とブーム5との間のピン結合部、ブーム5とアーム6との間のピン結合部等、2つの部材間を回動可能に連結するピン結合部に広く適用することができるものである。
本発明の第1の実施の形態による軸受装置が適用された油圧ショベルを示す正面図である。 アーム、バケット、第1,第2のバケットリンク、軸受装置等を拡大した正面図である。 図2中の軸受装置を拡大した要部拡大図である。 軸受装置の連結ピン、環状溝部、リング体、リング体固定手段等を図3中の矢示IV―IV方向からみた断面図である。 第1の実施の形態による軸受装置等を示す分解斜視図である。 連結ピンの環状溝部、ブラケット、リング体、リング体固定手段等を拡大して示す分解斜視図である。 第2の実施の形態による軸受装置を示す図3と同様な要部拡大図である。 軸受装置の連結ピン、環状溝部、リング体、リング体固定手段等を図7中の矢示VIII―VIII方向からみた断面図である。 第2の実施の形態による軸受装置等を示す図5と同様な分解斜視図である。 連結ピンの環状溝部、ブラケット、リング体、リング体固定手段等を拡大して示す図6と同様な分解斜視図である。 第3の実施の形態による軸受装置を示す図3と同様な要部拡大図である。 軸受装置の連結ピン、環状溝部、リング体、廻止め手段等を図11中の矢示XII―XII方向からみた断面図である。 第3の実施の形態による軸受装置等を示す図5と同様な分解斜視図である。 連結ピンの環状溝部、ブラケット、リング体、リング体固定手段、廻止め手段等を拡大して示す図6と同様な分解斜視図である。 第1の変形例によるリング体を示す図6と同様な分解斜視図である。 第2の変形例による抜止め手段を示す図4と同様な断面図である。 第3の変形例によるリング体を示す図3と同様な要部拡大図である。
符号の説明
21,31,41 軸受装置
22 シリンダボス(ボス部材)
23 リンクボス(ボス部材)
24,25 ブラケット
24B,25B 外側面
26,32,42 連結ピン
26B,32B,42B 鍔部(抜止め手段)
27,33,43 環状溝部
28,34,44,48,51 リング体
29,35,45,49 分割片
30,36,46 リング体固定手段
30A ピン貫通孔
30B リング貫通孔
30C ボルト(締結部材)
30D ナット(締結部材)
36A,46A 雌ねじ孔
36B,46B ボルト挿通孔
36C,46C ボルト
47 廻止め手段
47A ピン貫通孔
47B 突起部
47C 突起部貫通孔
47D ボルト

Claims (6)

  1. 中空な筒状のボス部材と、該ボス部材の軸方向両側に配置された一対のブラケットと、該各ブラケットと前記ボス部材とを回動可能に連結する連結ピンとを備えてなる軸受装置において、
    前記連結ピンを前記各ブラケットのうち一方のブラケットに対して軸方向に抜止めするために前記連結ピンの軸方向の一端側に設けられた抜止め手段と、
    前記連結ピンの軸方向の他端側のうち他方のブラケットから突出した部位に環状に凹陥して形成された環状溝部と、
    前記連結ピンを前記他方のブラケットに対して軸方向に抜止めするために前記環状溝部に嵌合して設けられたリング体と、
    該リング体を前記環状溝部に嵌合した状態に固定するリング体固定手段とを備える構成としたことを特徴とする軸受装置。
  2. 前記連結ピンの一端側に設けられた前記抜止め手段と前記連結ピンの他端側に設けられた前記環状溝部との間の軸方向寸法は、前記各ブラケットの外側面間の軸方向寸法とほぼ等しく設定してなる請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記リング体固定手段は、前記連結ピンの環状溝部に径方向に設けられたピン貫通孔と、該ピン貫通孔に対応して前記リング体に径方向に設けられたリング貫通孔と、前記ピン貫通孔とリング貫通孔とに挿通され前記リング体を前記環状溝部に締結する締結部材とにより構成してなる請求項1または2に記載の軸受装置。
  4. 前記リング体固定手段は、前記他方のブラケットに軸方向に設けられた雌ねじ孔と、該雌ねじ孔に対応して前記リング体に軸方向に設けられたボルト挿通孔と、該ボルト挿通孔を通じて前記雌ねじ孔に螺着されるボルトとにより構成してなる請求項1または2に記載の軸受装置。
  5. 前記抜止め手段は、前記連結ピンの一端側を前記一方のブラケットに廻止め状態に固定することにより廻止め手段を兼ねる構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の軸受装置。
  6. 前記リング体固定手段には前記連結ピンの廻止めを行う廻止め手段を一体的に設け、該廻止め手段は、前記連結ピンの他端側のうち前記環状溝部とは異なる位置に径方向に設けられたピン貫通孔と、前記リング体に前記連結ピンに沿って軸方向に突出して設けられた突起部と、前記ピン貫通孔に対応して該突起部に径方向に設けられた突起部貫通孔と、前記ピン貫通孔と突起部貫通孔とに挿通して設けられたボルトとにより構成してなる請求項4に記載の軸受装置。
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