JP2009132497A - 頭付棒状部品供給装置、及び時計の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 頭付棒状部品Xが収容されたホッパと、ホッパ内の頭付棒状部品Xをかき上げる上下揺動可能なかき上げ部材4と、かき上げ部材4から移送された頭付棒状部品Xを搬送するシュートと、を備える頭付棒状部品供給装置において、かき上げ部材4には、直線的に延在する断面視略L字形の切欠部43が形成されており、かき上げ部材4を上方へ揺動させることで、ホッパ内の頭付棒状部品Xの棒部が切欠部43に嵌め込まれるとともに頭付棒状部品Xの頭部が切欠部43の上端に引っ掛けられ、頭付棒状部品Xが切欠部43に沿って整列した状態でかき上げられる。
【選択図】 図2
Description
このような特徴により、切欠部に不整列な状態で引っ掛けられた頭付棒状部品は不安定になるため落下し易い。したがって、かき上げ部材で頭付棒状部品をかき上げる際、不整列の頭付棒状部品が切欠部から落下して排除され、切欠部には良姿勢(棒部が切欠部に嵌め込まれるとともに頭部が切欠部の上端に引っ掛けられた状態)の頭付棒状部品が切欠部に残ってかき上げられる。
これにより、かき上げ部材で頭付棒状部品をかき上げる際、良姿勢の頭付棒状部品が一層落下しにくくなり、より多くの頭付棒状部品が切欠部に整列した状態でかき上げられる。
これにより、かき上げ部材で頭付棒状部品をかき上げた際、振動手段によってかき上げ部材を振動させることにより、かき上げ部材の切欠部に不整列な状態で引っ掛かった頭付棒状部品は、かき上げ部材から外れてホッパ内に落下する。すなわち、不整列の頭付棒状部品が切欠部から効率良く落下し、不整列の頭付棒状部品が切欠部に更に残りにくくなる。
これにより、振動手段によってかき上げ部材を振動させる際、一時停止された状態でかき上げ部材に振動が与えられる。
これにより、振動手段によってかき上げ部材を振動させる際、切欠部が水平に延在する状態でかき上げ部材に振動が与えられる。
このような特徴により、頭付棒状部品が整列された状態で搬送され、頭付棒状部品の供給時における詰まりが防止される。
また、本発明に係る時計の製造方法によれば、頭付棒状部品供給装置における頭付棒状部品の詰まりが防止されるので、時計の生産性を向上させることができる。
まず、本発明に係る頭付棒状部品供給装置の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態における頭付棒状部品供給装置1を模式的に表した断面図であり、図2及び図3は、後述するかき上げ板4の上端部の断面図であり、図4及び図5は頭付棒状部品供給装置1の動作を表した模式的な断面図である。
なお、図2は後述する切欠部43に良姿勢(整列状態)の頭付棒状部品Xが引っ掛けられた状態を示しており、図3(a)〜図3(d)は後述する切欠部43に不整列の頭付棒状部品Xが引っ掛けられた状態を示している。
次に、本発明に係る時計の製造方法の実施の形態について説明する。
図6は本実施の形態における時計組立機100を模式的に表した平面図である。
具体的に説明すると、供給ロボット111のチャック111aを供給トレーT1の位置まで移動させ、このチャック111aによって供給トレーT1内の地板X1を保持する。続いて、地板X1を保持したチャック111aをパレットコンベア101の位置まで移動させ、パレットコンベア101の上に載って搬送されてきたパレットY内に地板X1を搬送する。この地板X1は、パレットYとともにパレットコンベア101によって組立ブロック103の方へ搬送される。
具体的に説明すると、まず、組立ロボット124のチャック124aを第一歯車供給装置120の供給口(シュート5)の位置まで移動させ、第一歯車供給装置120から供給された図示せぬ歯車を上記チャック124aによって保持する。続いて、この歯車を保持したチャック124aをパレットコンベア101の位置まで移動させ、パレットコンベア101の上に載って搬送されてきたパレットY内の地板X1に対して取り付ける。次に、第二歯車供給装置121により供給された図示せぬ歯車を、上述した第一歯車供給装置120により供給された歯車と同様に、チャック124aを用いてパレットY内の地板X1に対して取り付ける。このようにして、全ての歯車の取り付けが完成した後、歯車受供給装置122により供給された図示せぬ歯車受を、上述した第一歯車供給装置120により供給された歯車等と同様に、チャック124aを用いてパレットY内の地板X1に対して取り付ける。その後、ネジ供給装置123により供給された図示せぬネジを、上述した第一歯車供給装置120により供給された歯車等と同様に、チャック124aを用いてパレットY内の歯車受のネジ穴に差し込み、組立ロボット124のドライバ124bによって締め付ける。以上により、時計部品が組み立てられ、時計X2が完成する。
また、完成した時計X2はパレットYとともにパレットコンベア101によって回収ブロック104の方へ搬送される。
例えば、上記した実施の形態では、切欠部43が仮想鉛直面Sに対して傾けて形成されているが、本発明は、切欠部43が傾けられてなく、仮想鉛直面Sに沿って形成されていてもよい。すなわち、切欠部43の側面43bが仮想鉛直面Sと平行に形成されるとともに切欠部43の底面43aが仮想鉛直面Sに対して垂直に形成されていてもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
3 ホッパ
4 かき上げ板(かき上げ部材)
43 切欠部
43a 底面
43b 側面
43c 入隅部
43d 出隅部
5 シュート
6 振動体(振動手段)
X 頭付棒状部品
Claims (6)
- 頭付棒状部品が収容されたホッパと、該ホッパ内の前記頭付棒状部品をかき上げる上下揺動可能なかき上げ部材と、該かき上げ部材から移送された前記頭付棒状部品を搬送するシュートと、を備える頭付棒状部品供給装置において、
前記かき上げ部材には、直線的に延在する断面視略L字形の切欠部が形成されており、
前記かき上げ部材を上方へ揺動させることで、前記ホッパ内の前記頭付棒状部品の棒部が前記切欠部に嵌め込まれるとともに前記頭付棒状部品の頭部が前記切欠部の上端に引っ掛けられ、前記頭付棒状部品が前記切欠部に沿って整列した状態でかき上げられる、ことを特徴とする頭付棒状部品供給装置。 - 前記切欠部は、仮想鉛直面に対して傾けて形成されており、
前記棒部の先端面が載置される前記切欠部の底面は、該切欠部の入隅部から該切欠部の下側の出隅部側に向かうに従い上向きに傾斜され、
前記棒部の外周面が当接される前記切欠部の側面は、前記底面に対して垂直に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の頭付棒状部品供給装置。 - 少なくとも前記かき上げ部材を振動させる振動手段が備えられている、ことを特徴とする請求項1又は2の何れか一項に記載の頭付棒状部品供給装置。
- 前記かき上げ部材の揺動を一時停止させることが可能であり、該かき上げ部材が一時停止している間に該かき上げ部材に振動が与えられる、ことを特徴とする請求項3に記載の頭付棒状部品供給装置。
- 前記かき上げ部材は、前記切欠部が水平に延在する位置で一時停止される、ことを特徴とする請求項4に記載の頭付棒状部品供給装置。
- 請求項1から5の何れかに記載された頭付棒状部品供給装置を用いて時計部品を供給して該時計部品の組み立てを行って時計を製造する、ことを特徴とする時計の製造方法。
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