JP2009132265A - シートトラックスライド装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】ロアレール6内に設けたガイド溝21にアッパレール5を挿入してロアレール6に対し移動可能に支持されている。アッパレール5の幅方向Yの両側にあるアッパレール5の両端部29a間にわたり複数の重合板31a,31bをアッパレール5の厚み方向へ重ねた重合レール部31をアッパレール5の長手方向へ延設するとともに、その幅方向Yの両側にあるロアレール6の両端部25a間にわたり複数の重合板31a,31bをロアレール6の厚み方向へ重ねた重合レール部31をロアレール6の長手方向へ延設している。
【効果】強度を維持しつつ撓み易いアッパレール5及びロアレール6を提供して、良好な移動フィーリングを得るとともに、転動部材(ボールやローラ)の選択作業による負担を軽減することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車体のフロアに固定されるロアレール内に設けたガイド溝にアッパレールを挿入してロアレールに対しシートとともに移動可能に支持したシートトラックスライド装置において、アッパレールやロアレールの断面構造の改良に関するものである。
従来、例えば下記特許文献1に示すようなシートトラックスライド装置においては、図5に示すように、ロアレール6とアッパレール5との間の左右両側に複数のガイド30がアッパレール5の移動方向に沿って並設され、この各ガイド30の各ボール30a,30bにより、ロアレール6に対するアッパレール5の移動を円滑に行えるようにしている。このようなガイド30を含む一般的なガイドには転動部材としてボールやローラが組み付けられている。このロアレールやアッパレールを製造する際にはそれらに寸法誤差が生じ易いため、サイズの異なる転動部材(ボールやローラ)を組み付けた複数のガイドを用意して使い分けることによりその寸法誤差を吸収し、ロアレールとアッパレールとの間で適正な移動力が生じるようにして良好な移動フィーリングを確保している。
特開2006−82724号公報
このロアレールとアッパレールとの間の組付精度のばらつきについては、ロアレールまたはアッパレールで長手方向の複数箇所における横断面形状が互いに異なるために生じる。このような移動フィーリングを向上させたり、複数のガイドの使い分けをなくしたりするためには、ロアレールやアッパレールの製造精度を向上させることが効果的である。しかし、プレス加工またはロールフォーミング加工などにより鋼板を加工してロアレールやアッパレールを製造することが一般的に行われているため、ロアレールやアッパレールの製造精度を向上させることは技術的またはコスト採算的に困難であり、複数のガイドの使い分けは必至である。
従来のシートトラックスライド装置において複数のガイドを使い分ける場合には、ボールやローラの径が異なるものを段階的に用意し、ロアレールとアッパレールとの間の寸法よりもわずかに大きな径のボールやローラをそれらの間に圧入することにより、ロアレールとアッパレールとの間の組付精度のばらつきが多少あってもそれらの間でがた付きがなく所定の移動力となるように組付作業を行なっている。ロアレールとアッパレールとの間の寸法がボールやローラの径に対して大きければ、ボールやローラを挿入する際の圧入荷重はほとんど必要なく容易に挿入できるが、ロアレールとアッパレールとの間にがた付きが生ずるために良好な移動フィーリングを確保することはできない。逆に、ロアレールとアッパレールとの間の寸法がボールやローラの径に対して小さければ、ボールやローラを挿入する際にロアレールやアッパレールが撓んでそれらの組付けが可能となり、その撓みに対する抵抗力が移動力を発生させる。ロアレールとアッパレールとの間の組付精度のばらつきをできるだけ小さく設定できれば、用意するボールやローラの径の種類を少なくすることはできる。また、ロアレールとアッパレールとの間の組付精度のばらつきが長手方向で生じると、アッパレールの移動位置によって移動力が変動するため、移動フィーリングも変動する。さらには、ロアレールとアッパレールとの間の組付精度のばらつきによりロアレールやアッパレールとボールやローラとの間に隙間が生じると、ロアレールとアッパレールとの間にがた付きが生じ易くなって良好な移動フィーリングが得られない。それを回避するため、ボールやローラを挿入する際にロアレールやアッパレールに撓みを与えれば、それらの撓みにより組付精度のばらつきを吸収できるが、その撓み範囲については制限がある。
このような欠点はロアレールとアッパレールとのうち少なくとも一方を撓み易くすれば回避することができる。ロアレールやアッパレールを撓み易くするにはそれらの板厚や材質などを変更することにより可能である。特に、ロアレールやアッパレールの板厚を薄くすることにより大きな撓みが得られる。しかし、それらの板厚を薄くすると、自動車のシートとして要求される強度、特に、ロアレールとアッパレールとが上下方向へ互いに引き離される際に生じる力に対する強度が大幅に劣る。
この発明は、シートトラックスライド装置において、強度を維持しつつ撓み易いアッパレールやロアレールを提供して、良好な移動フィーリングを得るとともに、転動部材(ボールやローラ)の選択作業による負担を軽減することを目的としている。
後記実施形態の図面(図1,2に示す第1実施形態、図1,3に示す第2実施形態、図1,4に示す第3実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1〜3の発明にかかるシートトラックスライド装置1は、いずれも、車体のフロア2に固定されるロアレール6とシート3に固定されるアッパレール5とを備え、このロアレール6内に設けたガイド溝21にこのアッパレール5を挿入してこのロアレール6に対し例えばボール30a,30bやローラなどの転動部材からなるガイド30を介して移動可能に支持されている。このロアレール6及びアッパレール5はアッパレール5の移動方向Xに沿って延びている。
請求項1の発明(第1実施形態に対応)においては、このアッパレール5の移動方向に沿う長手方向Xに対し直交する幅方向Yの両側にあるアッパレール5の両端部29a間にわたり複数の重合板31a,31bをアッパレール5の厚み方向へ重ねた重合レール部31をアッパレール5の長手方向Xへ延設している。例えば、この重合レール部31の各重合板31a,31bは互いに分離しないように部分的に固着され、その各重合板31a,31bの相対向面で互いに接触している。この場合、接触を広義に解釈し、僅かな隙間がこの相対向面間で生じていてもよい。請求項1の発明では、強度を維持しつつ撓み易いアッパレール5を提供することができる。
請求項2の発明(第3実施形態に対応)においては、このアッパレール5の移動方向に沿う長手方向Xに対し直交する幅方向Yの両側にあるアッパレール5の両端部29a間にわたり複数の重合板31a,31bをアッパレール5の厚み方向へ重ねた重合レール部31をアッパレール5の長手方向Xへ延設するとともに、このアッパレール5の移動方向に沿う長手方向Xに対し直交する幅方向Yの両側にあるロアレール6の両端部25a間にわたり複数の重合板31a,31bをロアレール6の厚み方向へ重ねた重合レール部31をロアレール6の長手方向Xへ延設している。例えば、この重合レール部31の各重合板31a,31bは互いに分離しないように部分的に固着され、その各重合板31a,31bの相対向面で互いに接触している。この場合、接触を広義に解釈し、僅かな隙間がこの相対向面間で生じていてもよい。請求項2の発明では、強度を維持しつつ撓み易いアッパレール5及びロアレール6を提供することができる。
請求項3の発明(第2実施形態に対応)においては、このアッパレール5の移動方向に沿う長手方向Xに対し直交する幅方向Yの両側にあるロアレール6の両端部25a間にわたり複数の重合板31a,31bをロアレール6の厚み方向へ重ねた重合レール部31をロアレール6の長手方向Xへ延設している。例えば、この重合レール部31の各重合板31a,31bは互いに分離しないように部分的に固着され、その各重合板31a,31bの相対向面で互いに接触している。この場合、接触を広義に解釈し、僅かな隙間がこの相対向面間で生じていてもよい。請求項3の発明では、強度を維持しつつ撓み易いロアレール6を提供することができる。
請求項1または請求項2の発明を前提とする請求項4の発明において、前記重合レール部31は前記アッパレール5の移動方向に沿う長手方向Xの両側にあるアッパレール5の両端部5a,5b間にわたりアッパレール5の長手方向Xへ延設されている。請求項4の発明では、アッパレール5の長手方向Xにおける両端部5a,5b間にわたり請求項1または請求項2の発明の効果を発揮させることができる。
請求項2または請求項3の発明を前提とする請求項5の発明において、前記重合レール部31は前記アッパレール5の移動方向に沿う長手方向Xの両側にあるロアレール6の両端部6a,6b間にわたりロアレール6の長手方向Xへ延設されている。請求項5の発明では、ロアレール6の長手方向Xにおける両端部6a,6b間にわたり請求項2または請求項3の発明の効果を発揮させることができる。
請求項1から請求項5のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項6の発明において、前記ロアレール6は、底板部22と、その底板部22の幅方向Yの両端縁部から上方へ延びる側板部23と、その両側板部23の上端縁部から幅方向Yの内側へ折曲された上板部24と、その両上板部24の内端縁部から下方へ折曲された口板部25と、その両口板部25間で前記ガイド溝21を上方へ開放する開口部26とを有し、前記アッパレール5は、天板部27と、その天板部27の幅方向Yの両端縁部から下方へ延びる側板部28と、その両側板部28の下端縁部から幅方向Yの外側へ折曲されて上方へ延びる支持板部29とを有し、このアッパレール5の両側板部28は前記ロアレール6の開口部26で両口板部25間に配置され、このアッパレール5の両支持板部29は前記ロアレール6の上板部24の下方で側板部23と口板部25との間に配置されている。請求項6の発明では、このような形態のアッパレール5及びロアレール6において請求項1から請求項5のうちいずれか一つの請求項の発明の効果を発揮させることができる。
本発明は、シートトラックスライド装置1において、良好な移動フィーリングを得るとともに、転動部材(ボールやローラ)の選択作業による負担を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態について図1〜4を参照して説明する。
図1(a)に示すシートトラックスライド装置1は、車両のフロア2とシート3との間に設置され、図1(b)に示すように左右方向Yの両側に配設されたシートトラック4を備えている。この左右両シートトラック4においては、シート3に固定されるアッパレール5がフロア2に固定されるロアレール6内のガイド溝21に嵌め込まれて前後方向Xへ移動可能に支持されている。この左右両アッパレール5に取着されたロックブラケット7上には図1(c)(d)に示すようにロック部材8が前後方向Xへ延びる回動中心線8aを中心にして回動可能に支持されている。この左右両ロック部材8においては、ロック爪9がアッパレール5の内側に挿入され、U状受皿部10がアッパレール5の外側へ延設されている。このロアレール6の内側にはロック孔11がアッパレール5の移動方向(前後方向X)に沿って複数並設されている。このアッパレール5の内側にはこの各ロック孔11を挟む回避孔12がロック爪9に対応して形成されている。このロックブラケット7の前方で左右両アッパレール5にはハンドルブラケット13が取着されている。連動ハンドル18は、左右両シートトラック4でこのハンドルブラケット13に接続された腕部19と、この両腕部19を互いに連動させる連結部20とを有している。この連動ハンドル18を操作すると、前記ロック部材8のロック爪9は、ロック部材8の回動に伴い、図1(c)に示すロック状態でこのロック孔11及び回避孔12に係入され、図1(d)に示すロック解除状態でこのロック孔11から離脱する。
図2〜4に示すように、前記ロアレール6は、アッパレール5の移動方向(前後方向X)に沿って長手方向へ延び、底板部22と、その底板部22の幅方向(左右方向Y)の両端縁部から上方へ延びる側板部23と、その左右両側板部23の上端縁部から幅方向(左右方向Y)の内側へ折曲された上板部24と、その左右両上板部24の内端縁部から下方へ折曲された口板部25と、その左右両口板部25間で前記ガイド溝21を上方へ開放する開口部26とを有している。
図2〜4に示すように、前記アッパレール5は、その移動方向(前後方向X)に沿って長手方向へ延び、天板部27と、その天板部27の幅方向(左右方向Y)の両端縁部から下方へ延びる側板部28と、その左右両側板部28の下端縁部から幅方向(左右方向Y)の外側へ折曲されて上方へ延びる支持板部29とを有している。このアッパレール5の左右両側板部28は前記ロアレール6の開口部26で左右両口板部25間に配置され、アッパレール5の天板部27はその開口部26の上方外側に配置されている。このアッパレール5の左右両支持板部29は前記ロアレール6の上板部24の下方で側板部23と口板部25との間に配置されている。
このロアレール6とアッパレール5との間の左右両側には複数のガイド30がアッパレール5の移動方向(前後方向X)に沿って並設されている。この左右両ガイド30は、ロアレール6の底板部22と側板部23との間の隅部とアッパレール5の支持板部29との間に配置されてそれらを支持するボール30aと、ロアレール6の上板部24と側板部23との間の隅部とアッパレール5の支持板部29との間に配置されてそれらを支持するボール30bとを有している。
図2に示す第1実施形態では、前記アッパレール5の幅方向(左右方向Y)の両側にある支持板部29の端部29a間の全体にわたり一連に延びる二枚の重合板31a,31bをアッパレール5の厚み方向へ互いに重ねた重合レール部31が、アッパレール5の前後両端部5a,5b間の全体にわたりアッパレール5の長手方向(前後方向X)へ一連に延設されている。このアッパレール5の天板部27においては長手方向(前後方向X)へ並ぶ複数箇所で重合レール部31の両重合板31a,31bが溶接(例えば点溶接)等により互いに固着されている。この天板部27における点溶接部分以外の重合レール部31では両重合板31a,31bがほぼ接触状態で単に重ね合わされているだけである。前記ロアレール6はこのような重合レール部31を有していない。
図3に示す第2実施形態では、前記ロアレール6の幅方向(左右方向Y)の両側にある口板部25の端部25a間の全体にわたり一連に延びる二枚の重合板31a,31bをロアレール6の厚み方向へ互いに重ねた重合レール部31が、ロアレール6の前後両端部6a,6b間の全体にわたりロアレール6の長手方向(前後方向X)へ一連に延設されている。このロアレール6の底板部22においては長手方向(前後方向X)へ並ぶ複数箇所で重合レール部31の両重合板31a,31bが溶接(例えば点溶接)等により互いに固着されている。この底板部22における点溶接部分以外の重合レール部31では両重合板31a,31bがほぼ接触状態で単に重ね合わされているだけである。前記アッパレール5はこのような重合レール部31を有していない。
図4に示す第3実施形態では、前記アッパレール5とロアレール6とが共に前記重合レール部31を有している。
ちなみに、第1〜3実施形態において、重合レール部31の両重合板31a,31bの厚みTa,Tbは互いに同一であって、それらの厚みTa,Tbの和が重合レール部31の厚みTとなる。この両重合板31a,31bの厚みTa,Tbを互いに相違させてもよい。
本実施形態は下記の効果を有する。
力学的に考慮すると、板の材料等が同一条件の場合、板の撓み量は板厚の3乗に比例するため、板厚を半分にすれば、同一荷重を受けた場合に板の撓み量は8倍になり、また、許容せん断力や許容引張力は板厚に比例するため、板厚を半分にすれば、許容される荷重も半分となる。一枚の単板の厚みとその単板の厚みの半分の厚みを有する二枚の板を互いに重ねた重合板の厚みとを同一にした場合、単板の撓み量と比較して撓み量が圧倒的に大きい二枚の板を重ねた重合板は、二枚の板を重ねた状態とはいえ、単板よりも撓み易くなる。その反面、単板と重合板とは同一厚みであるため、せん断力や引張力に対して同等な強度を有する。そのため、強度を維持しつつ撓み易いアッパレール5及びロアレール6を提供することができる。従って、良好な移動フィーリングを得るとともに、転動部材(ボールやローラ)の選択作業による負担を軽減することができる。
前記実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ 第1,3実施形態の重合レール部31において、アッパレール5の両支持板部29の端部29aやアッパレール5の前後両端部5a,5bでは二枚の重合板31a,31bが互いにずれていてもよい。また、第2,3実施形態の重合レール部31において、ロアレール6の両口板部25の端部25aやロアレール6の前後両端部6a,6bでは二枚の重合板31a,31bが互いにずれていてもよい。
・ 第1,3実施形態において、アッパレール5の後端部5bからアッパレール5の前後方向Xの中央部までの後半部にのみ重合レール部31を設けてもよい。また、第2,3実施形態において、ロアレール6の後端部6bからロアレール6の前後方向Xの中央部までの後半部にのみ重合レール部31を設けてもよい。さらに、第1〜3実施形態において、重合レール部31は長手方向(前後方向X)で複数に分断されていてもよい。
・ 第1〜3実施形態の重合レール部31においては、アッパレール5やロアレール6に各種部品を取り付ける孔などを形成するために、両重合板31a,31bが互いに重なっていない空間部分があってもよい。
・ 前記重合レール部の重合板の枚数を三以上にする。その際、重合レール部の厚みを変えないで重合板の厚みを薄くする。
(a)は車体のフロア上にシートをシートトラックスライド装置を介して設置した状態を概略的に示す側面図であり、(b)は本実施形態にかかるシートトラックスライド装置を示す斜視図であり、(c)はこのシートトラックスライド装置においてロック状態を示す部分横断面図であり、(d)はこのシートトラックスライド装置においてロック解除状態を示す部分横断面図である。 上記シートトラックスライド装置において第1実施形態にかかるロアレール及びアッパレールを示す部分横断面図である。 上記シートトラックスライド装置において第2実施形態にかかるロアレール及びアッパレールを示す部分横断面図である。 上記シートトラックスライド装置において第3実施形態にかかるロアレール及びアッパレールを示す部分横断面図である。 従来のシートトラックスライド装置においてロアレール及びアッパレールを示す部分横断面図である。
符号の説明
1…シートトラックスライド装置、2…車体のフロア、3…シート、5…アッパレール、5a,5b…アッパレールの端部、6…ロアレール、6a,6b…ロアレールの端部、21…ロアレールのガイド溝、22…ロアレールの底板部、23…ロアレールの側板部、24…ロアレールの上板部、25…ロアレールの口板部、25a…ロアレールの端部、26…ロアレールの開口部、27…アッパレールの天板部、28…アッパレールの側板部、29…アッパレールの支持板部、29a…アッパレールの端部、31…重合レール部、31a,31b…重合板、X…アッパレールの移動方向並びにアッパレール及びロアレールの長手方向である前後方向、Y…アッパレール及びロアレールの幅方向である左右方向。

Claims (6)

  1. 車体のフロアに固定されるロアレールとシートに固定されるアッパレールとを備え、このロアレール内に設けたガイド溝にこのアッパレールを挿入してこのロアレールに対し移動可能に支持したシートトラックスライド装置において、このロアレール及びアッパレールをアッパレールの移動方向に沿って延設し、このアッパレールの移動方向に沿う長手方向に対し直交する幅方向の両側にあるアッパレールの両端部間にわたり複数の重合板をアッパレールの厚み方向へ重ねた重合レール部をアッパレールの長手方向へ延設したことを特徴とするシートトラックスライド装置。
  2. 車体のフロアに固定されるロアレールとシートに固定されるアッパレールとを備え、このロアレール内に設けたガイド溝にこのアッパレールを挿入してこのロアレールに対し移動可能に支持したシートトラックスライド装置において、このロアレール及びアッパレールをアッパレールの移動方向に沿って延設し、このアッパレールの移動方向に沿う長手方向に対し直交する幅方向の両側にあるアッパレールの両端部間にわたり複数の重合板をアッパレールの厚み方向へ重ねた重合レール部をアッパレールの長手方向へ延設するとともに、このアッパレールの移動方向に沿う長手方向に対し直交する幅方向の両側にあるロアレールの両端部間にわたり複数の重合板をロアレールの厚み方向へ重ねた重合レール部をロアレールの長手方向へ延設したことを特徴とするシートトラックスライド装置。
  3. 車体のフロアに固定されるロアレールとシートに固定されるアッパレールとを備え、このロアレール内に設けたガイド溝にこのアッパレールを挿入してこのロアレールに対し移動可能に支持したシートトラックスライド装置において、このロアレール及びアッパレールをアッパレールの移動方向に沿って延設し、このアッパレールの移動方向に沿う長手方向に対し直交する幅方向の両側にあるロアレールの両端部間にわたり複数の重合板をロアレールの厚み方向へ重ねた重合レール部をロアレールの長手方向へ延設したことを特徴とするシートトラックスライド装置。
  4. 前記重合レール部は前記アッパレールの移動方向に沿う長手方向の両側にあるアッパレールの両端部間にわたりアッパレールの長手方向へ延設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシートトラックスライド装置。
  5. 前記重合レール部は前記アッパレールの移動方向に沿う長手方向の両側にあるロアレールの両端部間にわたりロアレールの長手方向へ延設されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシートトラックスライド装置。
  6. 前記ロアレールは、底板部と、その底板部の幅方向両端縁部から上方へ延びる側板部と、その両側板部の上端縁部から幅方向の内側へ折曲された上板部と、その両上板部の内端縁部から下方へ折曲された口板部と、その両口板部間で前記ガイド溝を上方へ開放する開口部とを有し、
    前記アッパレールは、天板部と、その天板部の幅方向両端縁部から下方へ延びる側板部と、その両側板部の下端縁部から幅方向の外側へ折曲されて上方へ延びる支持板部とを有し、このアッパレールの両側板部は前記ロアレールの開口部で両口板部間に配置され、このアッパレールの両支持板部は前記ロアレールの上板部の下方で側板部と口板部との間に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一つの請求項に記載のシートトラックスライド装置。
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