JP2009132054A - キャリブレーションシステム、キャリブレーションプログラム - Google Patents

キャリブレーションシステム、キャリブレーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効率性の高いキャリブレーションシステム等を提供する。
【解決手段】ネットワークに接続されている複数のプリンタを、所定の条件(環境)に基いてグループ化する。グループごとに濃度補正パラメータを取得するパラメータを決定し、決定されたプリンタで濃度補正パラメータを取得する。上記グループ化されたプリンタは、上記取得した濃度補正パラメータを用いて印刷データを作成するため、プリンタごとにキャリブレーションを行わなくてもよい。
【選択図】図8

Description

本発明は、効率性が高い濃度補正のためのキャリブレーションシステム、キャリブレーションプログラム等に関する。
従来、プリンタ等の印刷装置の濃度補正を行なうために、キャリブレーション処理を行う手法が種々提案されている。また、ネットワークに接続されたプリンタに対するキャリブレーション処理についても種々提案されている。
濃度補正のためのキャリブレーションは、トナー及び時間の消費を伴うものである。したがって、複数のプリンタが接続されているシステムにおいては、個々のプリンタでキャリブレーションを行うのではなく、特定のプリンタでのキャリブレーションによって得られたキャリブレーションデータを他のプリンタとの間で共有することが望ましい。この点について、例えば、下記特許文献1においては、所定のプリンタが有するキャリブレーションデータを、ユーザが設定したプリンタに対し送信するものが記載されている。
特開2005−119011号公報
上記特許文献1においては、キャリブレーションデータを送信すべきプリンタを、ユーザ自身が決定しなければならないため、そのための作業が煩雑となるおそれがある。また、上記特許文献1においては、どのような基準でキャリブレーションデータを送信するプリンタを決定するのか何ら開示されていない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、所定の条件でグループ化されたプリンタ間でキャリブレーションデータを共有化し、キャリブレーションに係る効率性を高めることができるキャリブレーションシステム、キャリブレーションプログラム等の提供を目的とする。
本発明は、上述した課題を解決することができるキャリブレーションシステム、キャリブレーションプログラム等である。
本発明の一側面である請求項1に係る発明は、キャリブレーションシステムであって、ネットワークで接続されている複数のプリンタを、所定の条件に基いてグループ化するグループ化手段と、グループ毎に、該グループに属するプリンタの中からパラメータを取得するためのプリンタを決定するプリンタ決定手段と、グループ毎に取得したパラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、印刷を行なうプリンタが属するグループを特定し、該特定したグループに対応する前記パラメータ記憶手段のパラメータを用いて印刷データを生成する印刷データ生成手段と備えることを特徴とする。
上記キャリブレーションシステムによれば、ネットワークで接続されている複数のプリンタを所定の条件に基いてグループ化し、グループ毎に、該グループに属するプリンタの中からパラメータを取得するためのプリンタを決定し、取得したパラメータをグループ毎に記憶し、印刷時には、印刷を行なうプリンタが属するパラメータを用いて印刷データを作成するので、ネットワークで接続されているプリンタ毎にキャリブレーションを行なう必要がなく、キャリブレーションデータを共通化できるので、キャリブレーションに係る効率性を高めることができる。
また、本発明の一側面である請求項2に係る発明は、請求項1のキャリブレーションシステムであって、前記所定の条件は、前記プリンタが設置される環境であり、前記プリンタ決定手段は、該環境に基いてグループ化することを特徴とする。
上記キャリブレーションシステムによれば、さらに、プリンタが設置される環境(温度、湿度等)に基いてグループ化を行なうので、該プリンタが設置される環境が似ているプリンタにおいてキャリブレーションデータを共通化することができる。これにより、キャリブレーションに係る効率性を高め、かつ、共通化されたパラメータ(キャリブレーションデータ)を用いるプリンタでの印刷データの誤差を小さくすることができる。
また、本発明の一側面である請求項3に係る発明は、請求項1または2のキャリブレーションシステムであって、前記プリンタ決定手段は、ラウンドロビン方式でパラメータを取得するためのプリンタを決定することを特徴とする。
上記キャリブレーションシステムによれば、パラメータ(キャリブレーションデータ)を取得するためプリンタを順に変更することにより、パラメータを取得するプリンタが毎回同じになることを避けることができる。これにより、同じグループに属するプリンタにおける印刷データの誤差を拡散させることができる。
また、本発明の一側面である請求項4に係る発明は、請求項1または2のキャリブレーションシステムであって、前記プリンタ決定手段は、該プリンタの設置日時が最も新しいプリンタを、前記パラメータを取得するためのプリンタとして決定することを特徴とする。
上記キャリブレーションシステムによれば、設置日時が最も新しいプリンタを、パラメータを取得するためのプリンタとして決定するので、経年変化による影響が少ないプリンタを選ぶことができる。これにより、同じグループに属するプリンタにおける印刷データの誤差を小さくすることができる。
本発明の一側面である請求項5に係る発明は、コンピュータと複数のプリンタから構成されるキャリブレーションシステムであって、前記プリンタは、濃度補正を行うキャリブレーション手段と、トナーの使用状況に関する情報、該プリンタの構成要素に関する情報、環境に関する情報、前記キャリブレーションによって生成される濃度補正パラメータを記憶する記憶手段と、前記コンピュータとの間でデータを送受信するデータ送受信手段と、印刷データに基いて印刷を行う手段と、を備え、前記コンピュータは、プリンタとの間でデータを送受信するデータ送受信手段と、前記プリンタの環境に関する情報に基いてプリンタをグループ化するグループ化手段と、グループ毎に、該グループに属するプリンタの中から濃度補正パラメータを取得するためのプリンタを決定するプリンタ決定手段と、印刷を指示するプリンタのトナーの使用状況に関する情報、メカ的要因に関する情報、該プリンタに対応する濃度補正パラメータに基いて、印刷データを作成する印刷データ作成手段と、前記作成された印刷データを、印刷を指示するプリンタに送信する印刷指示手段とを備えることを特徴とする。
上記キャリブレーションシステムによれば、ネットワークで接続されている複数のプリンタを所定の条件に基いてグループ化し、グループ毎に、該グループに属するプリンタの中からパラメータを取得するためのプリンタを決定し、取得したパラメータをグループ毎に記憶し、印刷時には、印刷を行なうプリンタが属するパラメータを用いて印刷データを作成するので、ネットワークで接続されているプリンタ毎にキャリブレーションを行なう必要がなく、キャリブレーションデータを共通化できるので、キャリブレーションに係る効率性を高めることができる。また、共通化されたパラメータ(キャリブレーションデータ)を用いるプリンタでの印刷データの誤差を小さくすることができる。
本発明の一側面である請求項6に係る発明は、請求項5のキャリブレーションシステムであって、前記プリンタは、さらに、前記トナーの使用状況に関する情報に基いて印刷濃度を補正するトナー使用状況補正手段と、前記プリンタの構成要素に関する情報に基いて印刷濃度を補正するメカ的要因補正手段と、を有し、前記キャリブレーション手段は、前記トナー使用状況補正手段及び前記メカ的要因補正手段によって補正された印刷濃度に基いて、前記濃度補正パラメータを生成することを特徴とする。
上記キャリブレーションシステムによれば、トナーの使用状況及びメカ的要因に基く印刷濃度の変動を補正した印刷濃度に基いて濃度補正パラメータを生成するので、生成される濃度補正パラメータは、主に環境要因に基く印刷濃度の変動を補正するために用いられることになる。これにより、キャリブレーションによって求められた濃度補正パラメータを、印刷濃度の誤差を低減させつつ他のプリンタと共有化することができる。
本発明の一側面である請求項7に係る発明は、キャリブレーションプログラムであって、コンピュータに、ネットワークで接続されている複数のプリンタを、所定の条件に基いてグループ化するグループ化ステップと、グループ毎に、該グループに属するプリンタの中からパラメータを取得するためのプリンタを決定するプリンタ決定ステップと、グループ毎に、取得したパラメータを記憶手段に記憶するパラメータ記憶ステップと、印刷を行なうプリンタが属するグループを特定し、該特定したグループに対応する前記記憶手段上のパラメータを用いて印刷データを生成する印刷データ生成ステップとを実行させることを特徴とする。
上記キャリブレーションプログラムによれば、ネットワークで接続されている複数のプリンタを所定の条件に基いてグループ化し、グループ毎に、該グループに属するプリンタの中からパラメータを取得するためのプリンタを決定し、取得したパラメータをグループ毎に記憶し、印刷時には、印刷を行なうプリンタが属するパラメータを用いて印刷データを作成するので、ネットワークで接続されているプリンタ毎にキャリブレーションを行なう必要がなく、キャリブレーションデータを共通化できるので、キャリブレーションに係る効率性を高めることができる。
また、本発明の一側面である請求項8に係る発明は、請求項7のキャリブレーションプログラムであって、前記所定の条件は、前記プリンタが設置される環境であり、前記プリンタ決定ステップは、該環境に基いてグループ化することを特徴とする。
上記キャリブレーションプログラムによれば、さらに、プリンタが設置される環境(温度、湿度等)に基いてグループ化を行なうので、該プリンタが設置される環境が似ているプリンタにおいてキャリブレーションデータを共通化することができる。これにより、キャリブレーションに係る効率性を高め、かつ、共通化されたパラメータ(キャリブレーションデータ)を用いるプリンタでの印刷データの誤差を小さくすることができる。
また、本発明の一側面である請求項9に係る発明は、請求項7または8のキャリブレーションプログラムであって、前記プリンタ決定ステップは、ラウンドロビン方式でパラメータを取得するためのプリンタを決定することを特徴とする。
上記キャリブレーションプログラムによれば、パラメータ(キャリブレーションデータ)を取得するためのプリンタを順に変更することにより、パラメータを取得するプリンタが毎回同じになることを避けることができる。これにより、同じグループに属するプリンタにおける印刷データの誤差を拡散させることができる。
また、本発明の一側面である請求項10に係る発明は、請求項7または8のキャリブレーションプログラムであって、前記プリンタ決定ステップは、設置日時が最も新しいプリンタを、前記パラメータを取得するためのプリンタとして決定することを特徴とする。
上記キャリブレーションプログラムによれば、設置日時が最も新しいプリンタを、パラメータを取得するためのプリンタとして決定するので、経年変化による影響が少ないプリンタを選ぶことができる。これにより、同じグループに属するプリンタにおける印刷データの誤差を小さくすることができる。
本発明によれば、ネットワークで接続された複数のプリンタに対して、効率性の高いキャリブレーションを行うことができる。
本発明の一実施形態であるキャリブレーションシステムについて以下説明する。図1は、本実施形態のキャリブレーションシステムの構成の一例である。図1に示すように、本実施形態のキャリブレーションシステムは、コンピュータ1、複数のプリンタ2、中継装置3とから構成される。
コンピュータ1とプリンタ2とは、中継装置3を介して接続される。コンピュータ1とプリンタ2とは、種々の情報の送受信を行う。送受信される情報については後述する。プリンタ2は、コンピュータ1からの指示に応じて印刷を行う。コンピュータ1及びプリンタ2は、識別情報(例えば、IPアドレス)を有している。コンピュータ1は、後述する種々のプログラムを実行する。
図1に示す例においては、コンピュータ1は1台であるが、複数のコンピュータ1を備える構成であってもよいことはもちろんである。また、コンピュータ1が実行する種々の処理の一部または全部を、プリンタ2が行ってもよい。すなわち、所定のプログラムを実行可能なプロセッサ及び種々の情報を一時的、恒久的に記憶できる記憶手段を有するものであれば、本実施形態におけるコンピュータとして代用可能であることはもちろんである。また、以下に説明する種々の処理の一部または全部を、ネットワークで接続された外部の機器において実行するように構成してもよい。
また、複数のコンピュータによる分散処理によって本実施形態を実現してもよいことはもちろんである。また、本実施形態を実行するために特化されたプロセッサ及び/またはメモリを用いてもよい。
まず、コンピュータ1が実行する基本処理について説明する。図2は、基本処理のフローチャートである。図2に示すように、基本処理は、プリンタリストを作成するための処理(S1、S2)、濃度補正パラメータリストを更新するための処理(S3、S4)、印刷を行うための処理(S5、S6)、の3つに分けられる。
図2のフローチャートに示される処理が、所定間隔で繰り返し(例えば、20ms)実行される。
まず、S1において、プリンタリスト作成処理を開始するための条件を満たしているか否かを判断する。所定のプロセスからプリンタリスト作成処理の開始を指示する命令が(所定のタイミングで)出力された場合、または、ユーザよりプリンタリスト作成を指示する操作が行われた場合に、S1における条件判定は「YES」となる。
S1において、プリンタリスト作成処理の開始指示があると判断した場合は(S1:YES)、S2に移行する。
一方、プリンタリスト作成処理の開始指示がないと判断した場合は(S1:NO)、S3に移行する。
S2において、プリンタリスト作成処理を実行する。プリンタリスト作成処理の詳細については後述する。
S3において、濃度補正パラメータリスト更新処理を開始するための条件を満たしているか否かを判断する。所定のプロセスから濃度補正パラメータリスト更新処理の開始を指示する命令が(所定のタイミングで)出力された場合、または、ユーザより濃度補正パラメータリスト更新を指示する操作が行われた場合に、S3における条件判定は「YES」となる。
S3において、濃度補正パラメータリスト更新処理の開始指示があると判断した場合は(S3:YES)、S4に移行する。
一方、濃度補正パラメータリスト更新処理の開始指示がないと判断した場合は(S3:NO)、S5に移行する。
S4において、濃度補正パラメータリスト更新処理を実行する。濃度補正パラメータリスト更新処理の詳細については後述する。
S5では、印刷処理を開始するための条件を満たしているか否かを判断する。所定のプロセスから印刷処理を開始する命令が(所定のタイミングで)出力された場合、または、ユーザより印刷を指示する操作が行われた場合に、S5における条件判定は「YES」となる。
S5において、印刷処理の開始指示があると判断した場合は(S5:YES)、S6に移行する。
一方、印刷処理の開始指示がないと判断した場合は(S5:NO)、基本処理を終了する。
S6において、印刷処理を実行する。印刷処理の詳細については後述する。
(プリンタリスト作成処理)
次に、プリンタリスト作成処理(図2のS2)の詳細について説明する。
図3は、プリンタリスト作成処理における、コンピュータ1とプリンタ2との間で送受信される情報について示したものである。なお、図3に示す例においては、コンピュータ1に、プリンタA及びプリンタBの2台が接続されているものとする。
コンピュータ1は、プリンタA及びプリンタBそれぞれに対し、自機(プリンタ)が有するグルーピング用データを要求するための要求信号を出力する(図3の(1)及び(4))。なお、接続されているプリンタ2の全てに対し、上記要求信号を一括送信するよう構成してもよい。この点は、後述するプリンタリスト作成処理のフローチャートにおいても同様である。
プリンタA及びプリンタBは、上記要求信号を受信すると、自機の所定の記憶手段(例えば、RAM)に記憶しているグルーピング用データを、コンピュータ1に送信する(図3の(2)及び(5))。
図4は、それぞれのプリンタ2が有するグルーピング用データのデータ構造の一例である。図4に示すように、過去1週間の平均機内温度及び平均機内湿度を記憶している。これらの数値は、プリンタ2が備える温度計や湿度計を用いて計測されるものである。プリンタ機内の温度及び湿度は、所定間隔(例えば、1日に1回、数時間毎など)で計測されるよう構成されている。なお、図4に示す内容は単なる一例であり、複数期間の温度及び湿度を記憶しておいてもよい。また、温度、湿度以外のパラメータを記憶するよう構成してもよい。
次に、コンピュータ1は、プリンタAまたはプリンタBからグルーピング用データを受信すると、プリンタグルーピングデータを更新する(図3の(3)及び(6))。
図5は、プリンタグルーピングデータのデータ構造の一例である。図5に示すように、それぞれのプリンタ2から受信したグルーピング用データをリスト形式で記憶する。なお、図5に示す内容は単なる一例であり、プリンタ毎に、種々の情報を記憶するように構成してもよい。
コンピュータ1に接続されるプリンタ2よりグルーピング用データを受信し、プリンタグルーピングデータを作成した後、コンピュータ1は、プリンタリストを作成する(図3の(7))。プリンタリストの詳細については後述する。
図6は、プリンタリスト作成処理のフローチャートである。
まず、S11において、コンピュータ1に接続されているプリンタ2を認識する。なお、図6に示すフローチャートにおいては、プリンタリスト作成処理の開始時に、接続されるプリンタ2を認識するように構成されているが、コンピュータ1の起動時に認識したり、また、常に接続されているプリンタ2を監視するように構成してもよい。また、所定の記憶手段に接続しているプリンタ2をリスト形式で記憶しておき、プリンタリスト作成処理開始時に、該リストを参照するように構成してもよい。
S12において、所定のプリンタ2にグルーピング用データを要求するための要求信号を送信する。この要求信号を受けたプリンタ2は、コンピュータ1に対し自機のグルーピング用データ(図4参照)を送信する。
S13において、上記プリンタ2から送信されたグルーピング用データを受信する。
S14において、受信したグルーピング用データに基いてプリンタグルーピングデータを更新する(図5参照)。例えば、プリンタAからグルーピング用データを受信した場合は、プリンタグルーピングデータ中の、プリンタAに対応する温度及び湿度のデータを更新する。
S15において、グルーピング用データの要求対象となる全てのプリンタ2にグルーピング用データを要求したか否かを判断する。
対象となる全てのプリンタにグルーピング用データを要求していないと判断した場合は(S15:NO)、グルーピング用データを要求するプリンタを決定した後、S12に戻る。
一方、対象となる全てのプリンタにグルーピング用データを要求したと判断した場合は(S15:YES)、S16に移行する。
S16において、プリンタリストを作成する。図7は、作成されたプリンタリストのデータ構造の一例である。プリンタリストは、S14で更新(作成)されたプリンタグルーピングデータに基いて作成される。
図7に示すように、コンピュータに接続されるプリンタそれぞれに対し、所定の番号が付されている(番号1〜番号6)。また、それぞれのプリンタに対し、プリンタ名及び設置年月日がプリンタ情報として記憶されている。この設置年月日は、プリンタ2が使用可能となった日を示すものである。設置年月日は、それぞれのプリンタ2が有しており、所定のタイミングで、プリンタ2からコンピュータ1に送信されているものとする。
また、温度及び湿度が一定範囲内にあるプリンタが1つのグループとして定義され、同一の環境IDが付されている。図7に示す例では、プリンタA、プリンタB、プリンタFが同じ環境に設置されていると判断され、同じ環境ID「A」が付されている。
また、プリンタC、プリンタD、プリンタEが同じ環境に設置されていると判断され、同じ環境ID「B」が付されている。
さらに、それぞれのプリンタ2に対し、環境内プリンタ番号が付されている。
なお、同じ環境であると判断するための数値範囲をどの程度にするかは適宜設定可能である。また、プリンタグルーピングデータに、プリンタ2ごとの型番、及び/または、プリンタ2を構成するそれぞれの要素の型番等を有しておき、それらの情報に基いて、プリンタ2をより詳細にグループ化してもよい。
本実施形態においては、上述したように、プリンタ2が設置される環境に基いてグループ化が行われる。一般的に、印刷濃度は、トナーの使用状況(印刷枚数)、メカ的要因(トナー、感光体、定着器等の要素ごとの型番、品番等)、環境要因(温度、湿度等)に基いて変動する。
ここで、トナーの使用状況及びメカ的要因については、印刷濃度の変動に関する定式化が可能であるが、環境要因(温度、湿度等)については、定式化が困難である。そのため、濃度補正のためのキャリブレーションが必要となる。
本実施形態においては、環境要因のパラメータ(温度、湿度)をグループ化の基準とするため、グループ化したプリンタ同士で濃度補正パラメータを共有化することができる。
(濃度補正パラメータリスト作成処理・第1の方法)
次に、濃度補正パラメータリスト作成処理(図2のS4)の第1の方法の詳細について説明する。
図8は、濃度補正パラメータリスト作成処理における、コンピュータ1とプリンタ2との間で送受信される情報について示したものである。なお、図3に示す例においては、コンピュータ1に、プリンタA及びプリンタBが接続されているものとする。
以下に説明する第1の方法では、プリンタ2ごとに有している濃度補正パラメータを取得し、取得した濃度補正パラメータに基いて、コンピュータ1が有する濃度補正パラメータリストを更新する。
ユーザは、プリンタAまたはプリンタBに対し、所定のタイミングでキャリブレーション実行を指示する。このとき、ユーザは、コンピュータ1の所定の入力手段(不図示)を操作する。コンピュータ1は、該ユーザの指示に基いて、プリンタAまたはプリンタBに対して、キャリブレーションの実行を指示するための指示信号を出力する(図8の(1)及び(3))。
また、プリンタA及びプリンタBそれぞれが備える所定の入力手段を直接操作することによってキャリブレーションの実行を指示してもよい。
キャリブレーション実行を指示されたプリンタ2は、キャリブレーションを実行し、キャリブレーションによって得られた濃度補正パラメータを自機の所定の記憶手段(例えば、RAM)に記憶する(図8の(2)及び(4))。なお、キャリブレーション処理の詳細については後述する。
図9は、プリンタ2で記憶される濃度補正パラメータのデータ構造の一例である。図9に示すように、濃度補正パラメータのデータと該濃度補正パラメータの作成日時とが対になって記憶されている。濃度補正パラメータの詳細については後述する。
コンピュータ1は、プリンタA及びプリンタBそれぞれに対し、自機(プリンタ2)が有する濃度補正パラメータを要求するための要求信号を出力する(図8の(5)及び(8))。
プリンタA及びプリンタBは、上記要求信号を受信すると、自機に記憶されている濃度補正パラメータを、コンピュータ1に送信する(図8の(6)及び(9))。このとき、該濃度補正パラメータの作成日時についても送信される。
コンピュータ1は、プリンタAまたはプリンタBから濃度補正パラメータを受信すると、濃度補正パラメータリストの更新に関する処理を行う(図8の(7)及び(10))。濃度補正パラメータリストの更新に関する処理の詳細については後述する。
図10は、プリンタ2で実行されるキャリブレーション処理のフローチャートである。
まず、S21において、濃度パッチを作成する。濃度パッチは適宜選択可能であり、例えば、一様の濃度の矩形パターンを用いることができる。濃度パッチは、感光体(または、中間転写体、搬送ベルト)上に形成される。
図11は、濃度パッチの一例を示したものである。図11に示す濃度パッチは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の濃度を20%刻みで変化させたものである。
S22において、形成された濃度パッチを測定する。このとき、プリンタ内部に備えられる濃度センサが用いられる。また、測定される濃度パッチは、トナーの使用状況に基く印刷濃度の変動及びメカ特性に基く印刷濃度の変動は、事前に補償(補正)されているものとする。
図12は、搬送ベルト上に形成された濃度パッチを濃度センサによって計測する様子を示したものである。
S23において、濃度補正パラメータを求める。このとき、センサで読み取られた濃度(実測値)と期待される濃度(目標値)との差を補償するためのパラメータを作成する。作成されたパラメータは、主にプリンタ2が設置される環境要因に基く印刷濃度の変動を補償するためのものである。
作成される濃度補正パラメータについて以下詳細に説明する。
図13は、入力濃度と濃度値との関係を示したグラフである。図13のグラフでは、中心より右側に、実測値における入力濃度と濃度値との関係を示している。また、中心より左側に、目標値における入力濃度と濃度値との関係を示している。
測定された実測値を補間(例えば、スプライン補間)することにより、入力濃度が0〜100%の全ての数値に対する濃度値を決定する。
そして、同一の入力濃度における目標値と実測値を比較し、比較結果に基いて、ルックテーブルを作成する。このとき作成されるルックアップテーブルが、濃度補正パラメータとなる。また、ルックアップテーブルは、トナーの各色に対して作成される。
入力濃度が40(%)のときに、濃度値の目標値を0.64としている場合を例として説明する。図13に示すように、実測値では、入力濃度が60(%)のときに、濃度値が0.64となっている。したがって、入力濃度として40(%)が設定された場合は、60(%)に変換して、プリンタに対し指示するようにルックアップテーブルを構成する。
なお、図13においては、説明を簡素化するために、入力濃度を0〜100%の数値として説明を行ったが、一般的なパーソナルコンピュータでは、濃度は、RGB各色で0〜255の数値として表現される。また、一般的なプリンタでは、濃度は、CMYKで各色で0〜255の数値として表現される。
図14は、濃度値変換のためのルックアップテーブルの一例である。図14では、入力濃度に対し、1(%)刻みで変換後の濃度(%)が定義されている。
なお、入力濃度を0〜255の数値で表現した場合も同様に定義することができる。また、刻み幅は適宜設定可能である。また、ルックアップテーブルに定義されていない入力濃度の変換後の濃度については、補間処理によって算出される。
S24において、S23で作成された濃度補正パラメータを所定の記憶手段(例えば、RAM)に記憶する。記憶された濃度補正パラメータは、コンピュータ1からの要求信号を受信した場合に、該コンピュータ1に送信される。
次に、コンピュータ1で実行される濃度補正パラメータリスト更新処理について説明する。図15は、濃度補正パラメータリスト更新処理のフローチャートである。この処理を実行することにより、ユーザの指示によって実行されたキャリブレーションにおける濃度補正パラメータのうち、グループ内で最も作成日時が新しい濃度補正パラメータが、そのグループ(環境)における濃度補正パラメータとなる。
S31において、濃度補正パラメータリスト更新の対象とする環境ID(グループ)を決定する。このとき、上述したプリンタリストが参照される。図7に示したプリンタリストの例においては、環境ID「A」または「B」が選択される。
S32において、S31で決定した環境(グループ)に属するプリンタの中から、処理の対象とするプリンタを特定する。図7に示したプリンタリストの例においては、プリンタ番号に基いてプリンタを特定する。例えば、プリンタ番号に基いて、「プリンタA」→「プリンタB」→「プリンタC」→…→「プリンタF」の順に処理の対象とするプリンタ2を特定することができる。
S33において、S32で特定したプリンタの環境IDと、S31で決定した環境IDとが同じであるか否かを判断する。
同じ環境IDであると判断した場合は(S33:YES)、S34に移行する。一方、同じ環境IDではないと判断した場合は(S33:NO)、S39に移行する。
S34において、S32で特定したプリンタ2に対して、濃度補正パラメータを要求するための要求信号を送信する。該要求信号を受信したプリンタ2は、コンピュータ1に対し、自機に記憶している濃度補正パラメータを送信する。
S35において、S32で特定したプリンタより送信された濃度補正パラメータを受信する。
S36において、受信した濃度補正パラメータの作成日時と、コンピュータ1が記憶している濃度補正パラメータリスト中の作成日時とを比較する。
図16は、濃度補正パラメータリストのデータ構造の一例である。図16に示すように、環境IDごとに、濃度補正パラメータの送信元であるプリンタ名、その濃度補正パラメータの作成日時、濃度補正パラメータデータを記憶している。また、送信元であるプリンタの環境内プリンタ番号についても記憶している。
S37において、受信した濃度補正パラメータの作成日時の方が新しいと判断した場合は(S37:YES)、S38に移行する。一方、受信した濃度補正パラメータの作成日時の方が新しくないと判断した場合は(S37:NO)、S39に移行する。
S38において、濃度補正パラメータリストを更新する。具体的には、受信した濃度補正パラメータに基いて、濃度補正パラメータリスト中、送信元のプリンタが属している環境IDに対応するプリンタ名、作成日時、パラメータ、環境内プリンタ番号を更新する。
S39において、プリンタリスト(図7参照)中の全てのプリンタが処理対象となったか否かを判断する。
全てのプリンタが処理対象になったと判断した場合は(S39:YES)、S40に移行する。一方、全てのプリンタは処理対象になっていないと判断した場合は(S39:NO)、次の処理対象のプリンタを決定した後に、S33に戻る。
S40において、全ての環境を処理対象としたか否かを判断する。
全ての環境を処理対象としたと判断した場合は(S40:YES)、濃度補正パラメータリスト更新処理を終了する。一方、全ての環境を処理対象としていないと判断した場合は(S40:NO)、S31に戻る。
上述した濃度補正パラメータリスト処理によれば、新たにキャリブレーションを行うことなく、それぞれのプリンタ2が有している濃度補正パラメータに基いて、環境(グループ)ごとに用いられる濃度補正パラメータを決定することができる。
これにより、自機でキャリブレーションを行わない場合であっても、同じ環境にある他のプリンタの濃度補正パラメータを用いることによって、画質を向上させることができる。
(濃度補正パラメータリスト更新処理・第2の方法)
上述した第1の方法においては、コンピュータ1からプリンタ2に対し新たなキャリブレーションの実行を指示するための指示信号を出力するものではない。以下に説明する濃度補正パラメータリスト更新処理は、コンピュータ1から所定のプリンタ2に対し、新たなキャリブレーション実行の指示を出力するものである。
図17は、濃度補正パラメータリスト更新処理の第2の方法における、コンピュータ1とプリンタ2との間で送受信される情報について示したものである。なお、図17に示す例においては、コンピュータ1に、プリンタA及びプリンタBが接続されているものとする。また、プリンタA及びプリンタBは、同一環境下に設置されているものとする。
コンピュータ1は、キャリブレーションを実行させるプリンタ2を決定する。キャリブレーションを実行されるプリンタ2を決定する方法としては、後述するように、例えば、ラウンドロビン方式で決定する方法、設定年月日を用いる方法がある。プリンタ2を決定するための具体的な処理については後述する。
図17における例においては、プリンタAを、キャリブレーションを実行するプリンタとして決定したものとする(図17の(1))。
コンピュータ1は、プリンタAに対し、キャリブレーションの実行を指示するための指示信号を送信する(図17の(2))。該指示信号を受信したプリンタAは、キャリブレーションを実行する(図17の(3))。
プリンタAは、キャリブレーションの実行が終了すると、その旨を示す通知信号をコンピュータ1に送信する(図17の(4))。
コンピュータ1は、上記通知信号を受信すると、プリンタAに対し、濃度補正パラメータを要求するための要求信号を送信する(図17の(5))。
上記要求信号を受信したプリンタAは、濃度補正パラメータをコンピュータ1に対し送信する(図17の(6))。このとき、該濃度補正パラメータの作成日時についても送信される。
コンピュータ1は、濃度補正パラメータを受信すると、受信した濃度補正パラメータを用いて、濃度補正パラメータリストを更新する(図17の(7))。
なお、図17に示す例においては、プリンタAは、キャリブレーションの終了を通知するための通知信号送信した後に、要求信号に応じて濃度補正パラメータを送信するが、キャリブレーションの終了を通知するための通知信号と共に濃度補正パラメータを送信するよう構成してもよい。また、上記通知信号を送信することなく、濃度補正パラメータのみを送信するよう構成してもよい。この点は、後述する濃度補正パラメータ更新リスト処理のフローチャートにおいても同様である。
(ラウンドロビン方式によってキャリブレーション対象のプリンタを決定する手法)
図18は、ラウンドロビン方式によってキャリブレーションを実行するプリンタを決定する濃度補正パラメータリスト作成処理のフローチャートである。
まず、S41において、処理対象とする環境を設定する。このとき、濃度補正パラメータリスト(図16参照)の環境IDが用いられる。図16に示した例においては、環境ID「A」または「B」が選択される。
S42において、S41で特定した環境(グループ)において、前回キャリブレーションを行ったプリンタを特定する。プリンタの特定は、濃度補正パラメータリストの環境内プリンタ番号を参照することによって、実現することができる。
S43において、キャリブレーション実行の対象となるプリンタ2を特定する。例えば、S42で取得した環境内プリンタ番号を1加算し、加算した環境内プリンタ番号を有するプリンタを、キャリブレーション実行の対象となるプリンタ2として特定することができる。なお、加算した環境内プリンタ番号が該環境におけるプリンタ番号の最大値を超えた場合は、その環境内プリンタ番号を「1」とし、環境内プリンタ番号「1」のプリンタを、キャリブレーション実行の対象となるプリンタとして特定することができる。
S44において、S43で特定したプリンタ2に対しキャリブレーションの実行を指示するための指示信号を送信する。
この指示信号を受信したプリンタ2は、キャリブレーションを実行する。
キャリブレーションが終了するまで、処理はS45で待機することになる。すなわち、キャリブレーションが終了したと判断した場合は(S45:YES)、S46に移行する。
ここで、キャリブレーションが終了したか否かの判断は、キャリブレーションを実行しているプリンタ2からキャリブレーションが終了したことを通知するための通知信号をしたか否かに基いて行われる。また、プリンタ2は、キャリブレーションが終了すると、その旨を示す通知信号を送信するとともに、キャリブレーションによって算出した濃度補正パラメータを、自機の所定の記憶手段(例えば、RAM)に記憶する。
S46において、キャリブレーションの実行を指示したプリンタ2に対して、濃度補正パラメータを要求するための要求信号を送信する。この要求信号を受信したプリンタ2は、自機に記憶されている濃度補正パラメータをコンピュータ1に対し送信する。このとき、該濃度補正パラメータの作成日時についても送信される。
S47において、上記プリンタ2より送信された濃度補正パラメータを受信する。
S48において、受信した濃度補正パラメータに基いて、濃度補正パラメータリストを更新する。
S49において、すべての環境に対して濃度補正パラメータリストの更新のため処理を実行したか否かを判断する。すべての環境について処理を実行したと判断した場合は(S49:YES)、濃度補正パラメータリスト更新処理を終了する。一方、すべての環境に対しては処理を実行していないと判断した場合は(S49:NO)、次の処理対象となる環境を設定し、S42に戻る。
図18のフローチャートに示す処理は、所定の条件を満たした場合に行ってもよい。例えば、図16の濃度補正パラメータリストを参照し、作成日時と現在日時との差が所定時間より大きい環境IDに限って、上述した処理を実行するように構成してもよい。
また、毎回全ての環境について濃度補正パラメータリスト更新の処理を行なう必要はなく、例えば、ユーザから指定があった環境に対してのみ行ってもよい。
上述した処理によれば、グループ内のプリンタが順にキャリブレーションを実行するプリンタとなるので、同一のプリンタにキャリブレーション指示が集中することがない。これにより、他の濃度補正パラメータを使用し続けるプリンタが存在しないため、他のプリンタの濃度補正パラメータを利用する際の印刷濃度の誤差を、グループ化されたプリンタ2において分散させることができる。
(設置年月日に基いてキャリブレーション対象のプリンタを決定する手法)
図19は、設置年月日に基いてキャリブレーション対象のプリンタを決定する濃度補正パラメータリスト作成処理のフローチャートである。
まず、S51において、処理対象環境を設定する。このとき、濃度補正パラメータリスト(図16参照)の環境IDが用いられる。図16に示した例においては、環境ID「A」または「B」が選択される。
S52において、S51で特定した環境(グループ)において、処理対象のプリンタを特定する。このとき、例えば、濃度補正パラメータリスト(図7参照)の環境内プリンタ番号を利用することができる。以下の説明においては、処理の対象となるプリンタの環境内プリンタ番号を「a」とする。なお、環境内プリンタ番号が「1」のプリンタを、処理対象のプリンタとすることができる。
S53において、S52で特定したプリンタの設置年月日「d」を、濃度補正パラメータリストを参照して取得する。
S54において、一時的に記憶している設置年月日「t」と、S53で取得した設置年月日「d」とを比較する。なお、設置年月日「t」は、濃度補正パラメータリスト更新処理の開始時には、初期値として、想定される年月日よりも古い年月日(例えば、1980年1月1日)が代入されているものとする。
S55において、設置年月日「d」の方が新しいか否かを判断する。設置年月日「d」の方が新しいと判断した場合は(S55:YES)、S56に移行する。一方、設置年月日「d」の方が新しくないと判断した場合は(S55:NO)、S57に移行する。
S56において、設置年月日「t」に、設置年月日「d」を代入する。これにより、設置年月日「t」は、処理対象の環境(グループ)に属し、処理対象となったプリンタの設置年月日のうち、最も新しい年月日が代入されていることになる。また、そのプリンタの環境内プリンタ番号「a」を、変数「x」に代入する。
S57において、対象環境内のすべてのプリンタに対し処理を実行したか否かを判断する。
対象環境内のすべてのプリンタに対し処理を実行したと判断した場合は(S57:YES)、S58に移行する。一方、対象環境内のすべてのプリンタに対し処理を実行していないと判断した場合は(S57:NO)、次に処理の対象となるプリンタを特定した後、S53に戻る。例えば、現在処理の対象となっているプリンタの環境内プリンタ番号「a」を1加算することにより、次に処理の対象となるプリンタを特定することができる。
S58において、環境内プリンタ番号が「x」であるプリンタに対し、キャリブレーションの実行を指示するための指示信号を送信する。
キャリブレーションが終了するまで、処理はS59で待機することになる。すなわち、キャリブレーションが終了したと判断した場合は(S59:YES)、S60に移行する。
ここで、キャリブレーションが終了したか否かの判断は、キャリブレーションを実行しているプリンタからキャリブレーションが終了したことを通知するための通知信号をしたか否かに基いて行われる。また、プリンタ2は、キャリブレーションが終了すると、その旨を示す通知信号を送信するとともに、キャリブレーションによって算出した濃度補正パラメータを、自機の所定の記憶手段(例えば、RAM)に記憶する。
S60において、キャリブレーションの実行を指示したプリンタ2に対して、濃度補正パラメータを要求するための要求信号を送信する。この要求信号を受信したプリンタ2は、自機に記憶されている濃度補正パラメータをコンピュータ1に対し送信する。このとき、該濃度補正パラメータの作成日時についても送信される。
S61において、上記要求信号を送信したプリンタ2より送信された濃度補正パラメータを受信する。
S62において、受信した濃度補正パラメータに基いて、濃度補正パラメータリストを更新する。
S63において、全ての環境に対して濃度補正パラメータリストの更新のため処理を実行したか否かを判断する。全ての環境について処理を実行したと判断した場合は(S63:YES)、濃度補正パラメータリスト更新処理を終了する。一方、全ての環境に対しては処理を実行していないと判断した場合は(S63:NO)、次の処理対象となる環境を設定し、S52に戻る。
上述した処理によれば、設置年月日が最も新しいプリンタをキャリブレーション実行の対象とするため、経年変化に伴う影響を受けている可能性が低いプリンタによる濃度補正パラメータをグループの濃度補正パラメータとすることができる。これにより、他のプリンタの濃度補正パラメータを利用する際の印刷濃度の誤差の総和を低減させることができる。
(印刷処理)
図20は、印刷処理における、コンピュータ1とプリンタ2との間で送受信される情報について示したものである。なお、図20に示す例においては、コンピュータ1に、プリンタA及びプリンタBが接続されているものとする。また、プリンタAにて印刷を行うものとする。
コンピュータ1は、プリンタAに対し、トナーデータを要求するための要求信号を送信する(図20の(1))。プリンタAは、上記要求信号を受信すると、トナーデータをコンピュータ1に対し送信する(図20の(2))。
図21は、トナーデータのデータ構造の一例である。図21に示すとおり、トナーデータは、トナーごとの印刷枚数が記憶されている。また、トナーデータは、プリンタ2の所定の記憶手段(例えば、RAM)に記憶されている。また、トナーデータは、印刷処理が実行されるたびに更新される。
コンピュータ1は、プリンタAよりトナーデータを受信すると、該トナーデータを所定の記憶手段に記憶する(図20の(3))。記憶されたトナーデータは、後述する印刷データの補正処理において用いられる。
コンピュータ1は、プリンタAに対し、メカ特性データを要求するための要求信号を送信する(図20の(4))。プリンタAは、上記要求信号を受信すると、メカ特性データをコンピュータ1に対し送信する(図20の(5))。
図22は、メカ特性データのデータ構造の一例である。図22に示すとおり、プリンタ2を構成する要素(トナー、感光体、定着器)ごとのバージョンが記憶されている。メカ特性データは、各プリンタの所定の記憶手段(例えば、RAM)に記憶されている。また、図22に示したプリンタ2を構成する要素は単なる一例であり、その他の構成要素のバージョンについて記憶してもよい。また、バージョンの代わりに、型番、品番等についても記憶してもよい。
コンピュータ1は、プリンタAよりメカ特性データを受信すると、該メカ特性データを所定の記憶手段に記憶する(図20の(6))。記憶されたメカ特性データは、後述する印刷データの補正処理において用いられる。
トナーデータ及びメカ特性データを取得した後、トナーデータ、メカ特性データ、濃度補正パラメータを用いて、プリンタAに送信する二値化データを生成する(図20の(7))。二値化データの生成処理の詳細については後述する。
コンピュータ1は、プリンタAに対し、生成した二値化データを送信する(図20の(8))。
プリンタAは、受信した二値化データに基いて印刷を実行する(図20の(9))。
図23は、印刷処理のフローチャートである。
S71において、印刷を指示するプリンタ2に対し、トナーデータを要求するための要求信号を送信する。該要求信号を受信したプリンタ2は、トナーデータをコンピュータ1に対し送信する。
S72において、上記プリンタ2より送信されたトナーデータを受信する。受信したトナーデータは、所定の記憶手段に記憶される。
S73において、印刷を指示するプリンタ2に対し、メカ特性データを要求するための要求信号を送信する。該要求信号を受信したプリンタ2は、メカ特性データをコンピュータ1に対し送信する。
S74において、上記プリンタより送信されたメカ特性データを受信する。受信したメカ特性データは、所定の記憶手段に記憶される。
S75において、色変換処理を行う。色変換処理では、印刷データが生成される。このとき、カラープロファイルを用いてコンピュータ1上の色空間とプリンタの色空間との対応関係を決定する。また、例えば、RGB値をCMYK値に変換する(例えば、RGB=(255,0,0)の画素値は、CMYK=(0,220,133,0)に変換される)。
S76において、トナーデータに基いて印刷データの補正処理を行う。この補正処理について以下説明する。
印刷枚数が「x」のときの印刷濃度D’が、以下の式で定式化できるものと仮定する。
D’=D+(ax+b) ただし、Dは所望の印刷濃度
上記印刷濃度の変動を補償して所望の印刷濃度に変換するために、以下の式に基いて、S75で算出した印刷データを補正する。
Dh=D’−(ax+b)
なお、上述した変換式は単なる一例である。
S77において、メカ特性データに基いて印刷データの補正処理を行う。この補正処理について以下説明する。
メカ特性に基く印刷濃度の変動と印刷枚数に基く印刷濃度の変動とは、互い独立したものとする。
印刷濃度が、メカ特性データに基く関数「f」によって、以下の式で定式化できるものと仮定する。
D’= f(D) ただし、Dは所望の印刷濃度
上記印刷濃度の変動を補償して所望の印刷濃度に変換するために、以下の式に基いて、S76で補正した印刷データを事前補正する。
Dh=f−1(D)
なお、上述した変換式は単なる一例である。
S76及びS77の補正処理によって、例えば、CMYK=(0,220,133,0)の画素値は、CMYK=(0,230,140,0)の画素値に補正される。
S78において、印刷を指示するプリンタに対応する濃度補正パラメータを、濃度補正パラメータリストを参照して特定する。
S79において、S78で特定した濃度補正パラメータに基いて、S77で補正した印刷データを補正する。S79における補正処理は、主に環境要因に基く印刷濃度の変動を補償(補正)するためのものである。また、S79で用いられる濃度補正パラメータは、上述したとおり、トナーの使用状況に基く印刷濃度の変動及びメカ特性に基く印刷濃度は事前に補償(補正)されている。
S80において、補正された印刷データに基いて二値化処理を行う。二値化処理では、印刷データに基いて二値化データを生成する。二値化処理では、各色の階調値を面積階調の二値化データに変換する。すなわち、濃度値が高い領域においてドットの密度を高く、また、濃度値が低い領域においてドットの密度を低くしたデータを生成する。
図24は、濃度値と二値化データとの関係を示した図である。図24では、(A)→(B)→(C)の順に濃度値が低い。このとき、ドットの密度は、(A)→(B)→(C)の順に小さくなっている。
S81において、S80で生成された二値化データを、プリンタに送信する。二値化データを受信したプリンタは、該二値化データに基いて印刷を行う。
以上説明したとおり、本発明によれば、プリンタが設置される環境に基いてキャリブレーションデータ(濃度補正パラメータ)を共有化することにより、すべてのプリンタでキャリブレーションを実行する必要がないため、キャリブレーションに係るコストを低減させることができる。
また、上述した各フローチャートは単なる一例であり、上記各処理と同等の結果を得ることできるものであれば、他のフローチャートによって処理を実現してもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。また、上述したキャリブレーションプログラムを記録された記録媒体、上述したキャリブレーションプログラムに係るキャリブレーション方法としても本発明は実現可能である。
キャリブレーションシステムの構成の一例を示した図である。 基本処理のフローチャートである。 プリンタリスト作成処理における、コンピュータとプリンタとの間で送受信される情報を示した図である。 グルーピング用データのデータ構造の一例を示した図である。 プリンタグルーピングデータのデータ構造の一例を示した図である。 プリンタリスト作成処理のフローチャートである。 プリンタリストのデータ構造の一例を示した図である。 濃度補正パラメータリスト更新処理における、コンピュータとプリンタとの間で送受信される情報を示した図である。 濃度補正パラメータのデータ構造の一例を示した図である。 キャリブレーション処理のフローチャートである。 濃度パッチの一例を示した図である。 搬送ベルト上に形成された濃度パッチを濃度センサによって計測する様子を示した図である。 入力濃度と濃度値との関係を示したグラフである。 濃度値変換のためのルックアップテーブルの一例を示した図である。 濃度補正パラメータリスト更新処理のフローチャートである。 濃度補正パラメータリストのデータ構造の一例である。 濃度補正パラメータリスト更新処理における、コンピュータとプリンタとの間で送受信される情報を示した図である。 濃度補正パラメータリスト更新処理のフローチャートである。 濃度補正パラメータリスト更新処理のフローチャートである。 印刷処理における、コンピュータとプリンタとの間で送受信される情報を示した図である。 トナーデータのデータ構造の一例である。 メカ特性データのデータ構造の一例である。 印刷処理のフローチャートである。 濃度値と二値化データとの関係を示した図である。
符号の説明
1 コンピュータ
2 プリンタ

Claims (10)

  1. ネットワークで接続されている複数のプリンタを、所定の条件に基いてグループ化するグループ化手段と、
    グループ毎に、該グループに属するプリンタの中からパラメータを取得するためのプリンタを決定するプリンタ決定手段と、
    グループ毎に取得したパラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、
    印刷を行なうプリンタが属するグループを特定し、該特定したグループに対応する前記パラメータ記憶手段のパラメータを用いて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    を備えるキャリブレーションシステム。
  2. 前記所定の条件は、前記プリンタが設置される環境であり、
    前記プリンタ決定手段は、該環境に基いてグループ化する、
    ことを特徴とする請求項1記載のキャリブレーションシステム。
  3. 前記プリンタ決定手段は、ラウンドロビン方式でパラメータを取得するためのプリンタを決定する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のキャリブレーションシステム。
  4. 前記プリンタ決定手段は、該プリンタの設置日時が最も新しいプリンタを、前記パラメータを取得するためのプリンタとして決定する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のキャリブレーションシステム。
  5. コンピュータと複数のプリンタから構成されるキャリブレーションシステムにおいて、
    前記プリンタは、
    濃度補正パラメータを生成するキャリブレーション手段と、
    トナーの使用状況に関する情報、該プリンタの構成要素に関する情報、環境に関する情報、前記キャリブレーションによって生成される濃度補正パラメータを記憶する記憶手段と、
    前記コンピュータとの間でデータを送受信するデータ送受信手段と、
    印刷データに基いて印刷を行う手段と、
    を備え、
    前記コンピュータは、
    前記プリンタとの間でデータを送受信するデータ送受信手段と、
    前記プリンタの環境に関する情報に基いてプリンタをグループ化するグループ化手段と、
    グループ毎に、該グループに属するプリンタの中から濃度補正パラメータを取得するためのプリンタを決定するプリンタ決定手段と
    印刷を指示するプリンタのトナーの使用状況に関する情報、メカ的要因に関する情報、該プリンタに対応する濃度補正パラメータに基いて、印刷データを作成する印刷データ作成手段と、
    前記作成された印刷データを、印刷を指示するプリンタに送信する印刷指示手段と、
    を備えることを特徴とする。
  6. 前記プリンタは、さらに、
    前記トナーの使用状況に関する情報に基いて印刷濃度を補正するトナー使用状況補正手段と、
    前記プリンタの構成要素に関する情報に基いて印刷濃度を補正するメカ的要因補正手段と、
    を有し、
    前記キャリブレーション手段は、前記トナー使用状況補正手段及び前記メカ的要因補正手段によって補正された印刷濃度に基いて、前記濃度補正パラメータを生成する、
    ことを特徴とする請求項5記載のキャリブレーションシステム。
  7. コンピュータに、
    ネットワークで接続されている複数のプリンタを、所定の条件に基いてグループ化するグループ化ステップと、
    グループ毎に、該グループに属するプリンタの中からパラメータを取得するためのプリンタを決定するプリンタ決定ステップと、
    グループ毎に、取得したパラメータを記憶手段に記憶するパラメータ記憶ステップと、
    印刷を行なうプリンタが属するグループを特定し、該特定したグループに対応する前記記憶手段上のパラメータを用いて印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、
    を実行させるためのキャリブレーションプログラム。
  8. 前記所定の条件は、前記プリンタが設置される環境であり、
    前記プリンタ決定ステップは、該環境に基いてグループ化する、
    ことを特徴とする請求項7記載のキャリブレーションプログラム。
  9. 前記プリンタ決定ステップは、ラウンドロビン方式でパラメータを取得するためのプリンタを決定する、
    ことを特徴とする請求項7または8記載のキャリブレーションプログラム。
  10. 前記プリンタ決定ステップは、設置日時が最も新しいプリンタを、前記パラメータを取得するためのプリンタとして決定する、
    ことを特徴とする請求項7または8記載のキャリブレーションプログラム。
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