JP2009131614A - 医用画像管理装置および医用画像システム - Google Patents

医用画像管理装置および医用画像システム Download PDF

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Abstract

【課題】過去検査における1つ以上のシリーズ画像から、撮影により取得された画像と、この撮影の際に参照された画像との関連性を管理可能とする。
【解決手段】関連付け処理部24は、過去画像に対応した検査である過去検査のうちの1つをモダリティ1により撮影された医用画像に関する検査である今回検査に対して関連付けるものであって、この関連付ける過去検査を、複数のビューア3のうちで今回検査に使用されたモダリティ1に対して所定の関係にあるものにより参照された過去画像であって、かつ撮影対象となっている患者が同一である過去画像に関する検査とする。また関連付け処理部24は、上記のように関連付けた今回検査と過去検査のそれぞれ含まれるシリーズどうしを、各シリーズの撮影に係る条件の照合によって関連付ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、それぞれ医用画像を撮影するX線コンピュータ断層撮影(X線CT)装置や磁気共鳴イメージング(MRI)装置などの1台以上の撮影装置で撮影された医用画像を保管する画像保管装置と、それぞれ画像保管装置により保管された医用画像をユーザに参照させる1台以上の画像参照装置とがネットワーク接続された医用画像システムと、この医用画像システムにて使用可能な医用画像管理装置に関する。
撮影装置(以下、モダリティと称する)、画像保管装置(以下、サーバと称する)、ならびに画像参照装置(以下、ビューアと称する)からなる医用画像システムがある。この医用画像システムにおいて、モダリティでの今回検査の画像撮影時に参照された過去画像をシリーズ単位で特定し、比較読影しやすい環境を提供する技術がある(特許文献1を参照)。
経過観察を目的とした診断では、当該患者の今回検査に際し、撮影プラン、撮影範囲、撮影方向、あるいは撮影条件の判断のために、過去(前回)検査により得られた画像(以下、過去画像と称する)や過去(前回)検査に関する読影レポートなどが参照されることがある。例えば、過去画像と同様な画像が得られるように撮影範囲、撮影方向、および撮影条件を設定して検査が実施されることがある。取得された画像は、検査(スタディ)、シリーズ(一回のスキャン処理や画像再構成処理を区別するための指標など)、ならびに画像という階層に分けて、サーバで管理される。取得した画像を元に、読影医によって読影レポートが作成される。この際、診断に重要と思われる画像は、キー画像として保存される。
従来の技術では、過去検査に関する各種撮影条件や読影情報を再現することができる共有情報として、検査時または読影レポート作成時にオブジェクトを生成・管理し、当該オブジェクトを有効に利用することができる医用画像診断システムを提供している。
特開2007−167634
上記の従来技術においては、過去検査に関する各種撮影条件や読影情報を再現することができる共有情報であるオブジェクトを生成・管理する手段を具備した装置またはシステムがネットワーク接続されて連携することが必須になる。よって当該オブジェクトを生成・管理する手段を具備せず、連携できない装置またはシステムにおいては、今回検査時に参考とする過去検査およびシリーズが特定されない。このため、読影時には、読影医が主観判断によって比較すべき過去画像を特定してサーバから呼び出し、今回検査で得られた画像とシリーズ単位で対応付けて読影する困難が残る。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、過去検査における1つ以上のシリーズ画像から、撮影により取得された画像と、この撮影の際に参照された画像との関連性を管理可能とすることにある。
本発明の第1の態様による医用画像管理装置は、撮影装置で撮影された医用画像を検査およびシリーズを特定可能なように過去画像として保管する画像保管装置と、それぞれ前記画像保管装置により保管された前記過去画像をユーザに参照させる1台以上の画像参照装置とがネットワーク接続された医用画像システムにて使用可能なものであって、過去検査のうちの1つを今回検査に対して関連付けるものであって、この関連付ける過去検査を、(1)前記1台以上の画像参照装置のうちで前記撮影装置に予め対応付けられた画像参照装置により参照された、(2)撮影対象となっている患者が同一、なる2つの要件を満たす過去画像に関する検査とする検査関連付け手段と、前記検査関連付け手段により関連付けられた今回検査と過去検査とのそれぞれに含まれるシリーズどうしを、各シリーズの撮影に係る条件の照合によって関連付けるシリーズ関連付け手段とを備える。
本発明の第2の態様による医用画像システムは、それぞれ医用画像を撮影する1台以上の撮影装置と、前記撮影装置で撮影された医用画像を検査およびシリーズを特定可能なように過去画像として保管する画像保管装置と、それぞれ前記画像保管装置により保管された前記過去画像をユーザに参照させる1台以上の画像参照装置と、医用画像管理装置とを含み、前記撮影装置は、当該撮影装置を識別するための撮影装置識別情報、前記患者を識別するための患者識別情報、ならびに各シリーズの撮影に係る条件を表す条件情報とを含んだ付帯情報を1検査毎に生成する付帯情報生成手段を備え、前記画像参照装置は、当該画像参照装置を識別するための参照装置識別情報と、前記ユーザに参照させた前記過去画像を識別するための画像識別情報とを含んだ参照情報を1検査毎に生成する参照情報生成手段を備え、前記医用画像管理装置は、前記付帯情報および前記参照情報を取得する取得手段と、(1)前記取得手段により取得された前記付帯情報および前記参照情報に基づいて特定される撮影装置および画像参照装置が予め対応付けられている、(2)前記取得手段により取得された前記付帯情報に基づいて特定される患者と前記取得手段により取得された前記参照情報に基づいて特定される画像に関する患者とが同一である、なる2つの要件を満たす場合に、当該付帯情報および前記参照情報のそれぞれに関する検査を互いに関連付ける検査関連付け手段と、前記取得手段により取得された前記付帯情報に基づいて特定される撮影条件と前記取得手段により取得された前記参照情報に基づいて特定される画像の撮影条件との照合によって関連付けるシリーズ関連付け手段とを備える。
本発明によれば、過去検査における1つ以上のシリーズ画像から、撮影により取得された画像と、この撮影の際に参照された画像との関連性を管理可能となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る医用画像システム100の構成を示すブロック図である。
医用画像システム100は、1台以上のモダリティ1、1台以上のサーバ2、1台以上のビューア3および1台以上のビューア4をLAN(local area network)5を介してネットワーク接続して構成される。各装置間での医用画像通信は、その標準規格であるDICOM(digital imaging and communications in medicine)に準拠することが望ましいが、適宜、既成の別の標準規格を適用してもよい。なお、情報通信は例えば、業界標準規格のTCP/IP(transmission control protocol/internet protocol)通信で、データはネットワークを介してパケットでやり取りされる。
モダリティ1は、被検体を撮影して医用画像を得る。具体的にはモダリティ1は、被検体をスキャンして得られたデータから被検体に関する医用画像(以下、単に画像と称する)を再構成する。モダリティ1としては、X線CT装置やMRI装置などの様々な種類のものを適宜に使用できる。モダリティ1は、1室以上の検査室のいずれかに設置される。
サーバ2は、モダリティ1により撮影された画像を保管する。なお、本実施形態においてサーバ2は、後述する医用画像管理装置としての機能を兼ね備える。
ビューア3は、検査室6のいずれかに設置されている。ビューア3は、新たに行おうとする今回検査での撮影のために技師などのユーザが過去の検査で撮影された過去画像を参照することを可能とするために、サーバ2に保管された画像を取得し、表示する。
ビューア4は、通常は検査室6とは異なる部屋(例えば読影室)に設置される。ビューア4は、読影医などのユーザが読影のために画像を参照することを可能とするために、サーバ2に保管された画像を取得し、表示する。
図2はモダリティ1の構成を示すブロック図である。
モダリティ1は、スキャン部11、再構成部12、付帯情報収集部13、データ送受信部14、制御部15、表示部16および操作部17を含む。
スキャン部11は、被検体をスキャンして画像再構成のためのデータを収集する。再構成部12は、スキャン部11により収集されたデータに基づいて被検体に関する画像データを再構成する。付帯情報収集部13は、患者ID、撮影プラン(撮影プロトコル)、撮影情報(撮影条件、撮影方向、再構成条件)などのDICOMの付帯情報に一般的に含まれる情報の他に、撮影日時や撮影順序などといった撮影タイミングを表す情報を含む各種の情報を収集し、これらの情報からなる付帯情報を生成する。データ送受信部14は、LANボード(Ethernet(登録商標)アダプタ)を含む。データ送受信部14は、画像データや付帯情報などの各種データをLAN5へと送出する。またデータ送受信部14は、LAN5を介して伝送された各種のデータを受信する。制御部15は、モダリティ1の各部を制御して、被検体の撮影などの周知のモダリティが備える各種の機能を実現する。表示部16は、ユーザに対して提示するべき各種の情報を表示する。操作部17は、ユーザによりモダリティ1の各種の機能を操作するための各種の指示や情報をユーザの操作に応じて入力する。
図3はサーバ2の構成を示すブロック図である。
サーバ2は、記憶部21、データ送受信部22、制御部23および関連付け処理部24を含む。
記憶部21は、サーバ2で保管しておく画像データを記憶する。データ送受信部22は、LANボード(Ethernet(登録商標)アダプタ)を含む。データ送受信部22は、ビューア3,4へと配信するべき画像データをLAN5へと送出したり、モダリティ1から送出されてLAN5を介して到来した画像データを受信する。またデータ送受信部22は、LAN5を介して到来する参照情報および読影情報などの各種情報を受信する。なお参照情報および読影情報は、ビューア3およびビューア4からそれぞれ送出される。記憶部21は、これら参照情報および読影情報や、その他の情報を記憶するためにも利用される。記憶部21に記憶される情報には、関連付け処理部24での関連付け処理に必要な後述する各種の情報も含まれる。制御部23は、サーバ2の各部を制御して、画像データの収集・管理・配信などの周知のサーバが備える各種の機能を実現する。関連付け処理部24は、記憶部21に記憶された各種の情報に基づいて、モダリティ1での新たな撮影により得られた画像とビューア3,4で参照された画像とを関連付ける。
図4はビューア3の構成を示すブロック図である。
ビューア3は、データ送受信部31、制御部32、表示部33、操作部34および参照情報収集部35を含む。
データ送受信部31は、LANボード(Ethernet(登録商標)アダプタ)を含む。データ送受信部31は、モダリティ1やサーバ2から送出されてLAN5を介して到来する画像データを受信する。制御部32は、ビューア3の各部を制御して、サーバ2からの画像データの取得や、この取得した画像データに基づく画像の表示などの周知のビューアが備える各種の機能を実現する。表示部33は、サーバ2から取得した画像データに基づく画像やユーザに対して提示するべき各種の情報を表示する。操作部34は、ユーザによりビューア3の各種の機能を操作するための各種の指示や情報をユーザの操作に応じて入力する。参照情報収集部35は、参照日時や参照順序などといった参照タイミングを表す情報を少なくとも含む各種の情報を収集し、これらの情報からなる参照情報を生成する。なおデータ送受信部31は、参照情報などの各種データをLAN5へと送出する。
図5はビューア4の構成を示すブロック図である。
ビューア4は、データ送受信部41、制御部42、表示部43、操作部44および読影情報収集部45を含む。
データ送受信部41は、LANボード(Ethernet(登録商標)アダプタ)を含む。データ送受信部41は、モダリティ1やサーバ2から送出されてLAN5を介して到来する画像データを受信する。制御部42は、ビューア4の各部を制御して、サーバ2からの画像データの取得や、この取得した画像データに基づく画像の表示などの周知のビューアが備える各種の機能を実現する。表示部43は、サーバ2から取得した画像データに基づく画像やユーザに対して提示するべき各種の情報を表示する。操作部44は、ユーザによりビューア4の各種の機能を操作するための各種の指示や情報をユーザの操作に応じて入力する。読影情報収集部45は、読影日時や読影順序などといった読影タイミングを表す情報を少なくとも含む各種の情報を収集し、これらの情報からなる読影情報を生成する。なおデータ送受信部41は、読影情報などの各種データをLAN5へと送出する。
なお、LAN5を介してはTCP/IP規格に則った通信がなされるので、データ送受信部14,22,31,41は、送信すべき情報をTCP/IPのアプリケーション層から順に各階層を通過し、各データ送受信部に装備されているLANボードのMAC(media access control)アドレス(またはアダブタアドレス)をヘッダとして付加してカプセル化し、パケット単位でLAN5へと送信する。
図6は今回画像と過去画像との関連付けのための各装置の連携の様子を示した図である。なお、各装置間での情報の授受は、データ送受信部14,22,31,41によりLAN5を介して行われるが、図6においてはデータ送受信部14,22,31,41およびLAN5の図示は省略し、情報の流れを示している。
モダリティ1、サーバ2およびビューア3,4にそれぞれ設けられた制御部15,23,32,42は、いずれもコンピュータなどを用いて実現される。そしてこれら制御部15,23,32,42は、モダリティ1で新たに撮影された画像(以下、今回画像と称する)と、この今回画像の撮像に際してビューア3にて参照された過去(過去画像)との関連付けを実現するための各種の処理部として機能する。
モダリティ1の制御部15は、画像データ送信制御部15aとして機能する。画像データ送信制御部15aは、データ送受信部14を制御し、再構成部12により再構成された画像データを付帯情報収集部13で生成された付帯情報とともにサーバ2やビューア3,4へと送信する。
サーバ2の制御部23は、画像データ受信制御部23a、画像データ配信部23bおよび情報受信制御部23cとして機能する。またサーバ2の記憶部21の記憶領域の一部をそれぞれ使用して、画像データベース(画像DB)21a、情報保管部21b、関連付け情報データベース(関連付け情報DB)21cおよび関連付けデータ保管部21dが設定される。画像データ受信制御部23aは、モダリティ1から送信された画像データおよび付帯情報をデータ送受信部22を制御して受信し、この画像データおよび付帯情報を画像データベース21aに格納する。また画像データ受信制御部23aは、付帯情報を関連付け処理部24に与える。画像データ配信部23bは、画像データベース21aに記憶された画像データや、関連付けデータ保管部21dに保管された関連付けデータを、データ送受信部22を制御してビューア3,4へと送信する。情報受信制御部23cは、ビューア3およびビューア4から送信された参照情報および読影情報をデータ送受信部22を制御して受信し、この参照情報および読影情報を関連付け処理部24に与える。
ビューア3の制御部32は、データ取得部32a、画像データ表示制御部32bおよび参照情報送信制御部32cとして機能する。データ取得部32aは、データ送受信部31を制御し、サーバ2から配信された画像データを取得する。画像データ表示制御部32bは、表示部33を制御し、データ取得部32aにより取得された画像データに基づく画像を表示する。参照情報送信制御部32cは、データ送受信部31を制御し、参照情報収集部35で生成された参照情報をサーバ2へと送信する。なお参照情報収集部35は、画像データ表示制御部32bでの処理および操作部34での入力情報に基づいて参照情報を生成する。
ビューア4の制御部42は、データ取得部42a、画像データ表示制御部42bおよび読影情報送信制御部42cとして機能する。データ取得部42aは、データ送受信部41を制御し、サーバ2から配信された画像データを取得する。画像データ表示制御部42bは、表示部43を制御し、データ取得部42aにより取得された画像データに基づく画像を表示する。読影情報送信制御部42cは、データ送受信部41を制御し、読影情報収集部45で生成された読影情報をサーバ2へと送信する。なお読影情報収集部45は、画像データ表示制御部42bでの処理および操作部44での入力情報に基づいて読影情報を生成する。
さて、サーバ2の関連付け処理部24は、コンピュータなどを用いて実現される。そして関連付け処理部24は、情報管理部24aおよび関連付け部24bとして機能する。情報管理部24aには、画像データ受信制御部23aおよび情報受信制御部23cから与えられる付帯情報、参照情報および読影情報を情報保管部21bに記憶させて管理する。そして情報管理部24aは、これら管理している情報を関連付け部24bへと適宜に与える。関連付け部24bは、情報管理部24aから与えられる情報と関連付け情報データベース21cに記憶された関連付け情報とに基づいて今回画像と過去画像とを関連付け、その結果を表した関連付けデータを生成する。関連付け部24bは、生成した関連付けデータを関連付けデータ保管部21dに記憶させる。
次に以上のように構成された医用画像システム100の動作について説明する。
まず関連付け情報データベース21cには、医用画像システム100の実際の構成やその運用形態、医用画像システム100の運用者における情報管理方針などを考慮した各種のデータベースが予め設定される。これらのデータベースの1つは、モダリティ1とビューア3,4との関係を記述する。また上記のデータベースの1つは、画像の関連付けのために使用する情報の項目を記述する。また上記のデータベースの1つは、検査室毎の検査枠(検査の時間帯)を記述する。
図7はモダリティ1とビューア3,4との関係を記述したデータベースの一例を示す図である。
本実施形態では、同一の検査室に設置されているモダリティ1およびビューア3,4を互いに対応付けることとする。このため図7に示すデータベースにおいては、検査室のNo.に対応付けて、その検査室に設置されているモダリティ1およびビューア3,4の情報が記述されている。なお本実施形態においては、モダリティ1に関しては、装置種類およびAE(application entity)タイトルが記述される。装置種類としては、X線CT装置やMRI装置といった種類の違いが記述される。AEタイトルは、DICOM通信における装置の識別子であり、医用画像システム100に属する1台以上のモダリティ1の個々を識別可能なように各モダリティ1に付与されている。また、ビューア3,4に関しては、装置名称およびMACアドレスが記述される。装置名称としては、医用画像システム100に属する複数のビューア3,4の個々を識別可能なように各ビューア3,4に付与された名称が記述される。MACアドレスとしては、各ビューア3,4をLAN5上にて識別するために各ビューア3,4に付与されたアドレスが記述される。
例えば図1における上側に示された検査室6の番号がNo.1であるとすると、図7に示したデータベースではこの検査室6に設置されたモダリティ1がX線CT装置であり、このモダリティ1に付与されたAEタイトルが「TO_CT_CLIN_A」であることを記述している。また図7に示したデータベースでは、当該検査室6に設置された2つのビューア3にそれぞれ「ビューア1」および「ビューア2」なる名称が付与されているとともに、それぞれ「12_34_AB_CD」および「56_78_EF_GH」なるMACアドレスが付与されていることを記述している。
図8は画像の関連付けのために使用する情報の項目を記述するデータベースの一例を示す図である。
本実施形態において当該データベースは、モダリティ1の装置種類毎に、そのモダリティ1で撮影された画像の関連付けのために使用する情報の項目を記述している。例えば、X線CT装置で撮像された画像の関連付けのためには、造影有無、撮影部位、撮影方向、再構成関数、スライス厚、ヘリカルピッチ、管電流および管電圧の各項目に関する情報を使用することを記述している。さらに当該データベースでは、画像の関連付けのためにこれらの項目の情報を使用する優先順位が上記の記述順の通りであることを記述している。
図9は検査室毎の検査枠を記述したデータベースの一例を示す図である。
本実施形態において当該データベースは、検査室6毎に、その検査室6において1つの検査を行うために割り当てられた時間帯を検査枠として記述している。
さて、モダリティ1での撮影により得られた画像データは、画像データ送信制御部15aの制御の下に必要に応じてサーバ2へと送信される。この画像データは、画像データ受信制御部23aの制御の下に、受信されると共に画像データベース21aに保管される。一般には、1シリーズにおいて1枚以上の画像が撮像される。また、1スタディにおいて複数シリーズ分の撮像が行われることも少なくない。そこで画像データベース21aにおいては、画像データを検査(スタディ)、シリーズ、画像の階層で管理している。つまり画像データベース21aに保管された画像データは、検査をユニークに表す検査ユニーク識別情報(検査UID)、検査内での各シリーズにおいてユニークなシリーズユニーク識別情報(シリーズUID)およびシリーズ内での撮影順序を表すシリーズ番号によって個々に特定が可能である。
検査依頼がネットワークに接続されている図示しない放射線情報システムなどからいずれかのモダリティ1に入力されると、ユーザ(検査技師や医師)は、そのモダリティ1と同じ検査室に設置されたビューア3の表示部33による表示を見ながら操作部34を操作して、当該検査の患者情報(患者ID)に基づいて当該患者の過去の検査で撮影された画像(過去画像)をビューア3に検索・表示させる。そしてユーザは、この過去画像を基にして撮影条件を決定する。
このような作業がなされるのに際して、ユーザに使用されているビューア3の参照情報收集部35は、どの過去画像がどのようなタイミングで参照されたかを特定し、それを表す参照情報を生成する。参照情報には、過去画像情報(検査UID、シリーズUIDおよびシリーズ番号)、患者ID、参照日時、ならびに参照順序の他に、過去画像に基づいて今回検査に関して決定された画像生成条件や撮影プランの情報が含まれる。
図10は過去画像を参照しながら今回検査の撮影条件などを決定するためのビューワ3での表示画面の一例を示す図である。
この表示画面には、参照された過去画像71のそれぞれに対応付けて、その過去画像に基づいて決定された条件での今回検査での撮影順序を入力するための入力欄72が設けられている。この入力欄72への撮影順序の入力は、操作部34を操作することによってユーザにより行われる。参照情報収集部35は、入力欄72に入力された撮影順序を、過去画像71の参照順序としても採用する。これにより、参照順序は、今回検査のシリーズの撮影順序(シリーズ番号に相当)やモダリティ1からサーバ2への今回画像のシリーズ転送順序と一致させる。
参照日時としては、過去画像が参照対象として選択された日時を利用できる。ただし、参照対象とする1つ以上の過去画像を選択したのちに、これらの過去画像が参照されることがあり得るので、過去画像が選択された時刻と実際に参照された時刻とは異なる場合がある。そこで、参照したことを通知する操作を操作部34にてユーザに行わせて、その操作が行われた時刻を参照時刻とすることが望ましい。
なお図10に示した表示画面では、今回検査の撮影プラン(撮影プロトコル)や撮影情報(撮影条件、撮影方向、再構成条件)を入力または選択できるように枠を設けてあり、これらの情報を参照情報の一部として撮影順序を指定せずに収集することもできるようになっている。
モダリティ1における撮影順序やシリーズ転送順序をユーザに入力させる場合、ビューア3の参照情報収集部35は、モダリティ1に対して今回検査の撮影順序やシリーズ転送順序の問い合わせを行ってその情報を取得し、撮影順序の初期値として欄72に自動的に設定しておいても良い。このようにすれば、ユーザの作業を簡略化することができる。シリーズ転送順序がモダリティ1毎に固定されている場合は、サーバ2の関連付け情報データベース21cに例えば図11に示すようなデータベースを用意しておいて、ビューア3はサーバ2からその情報を取得しても良い。
ユーザが今回検査における撮影プランや撮影情報を入力する場合には、ビューア3は撮影に使用されるモダリティに関連する撮影プランや撮影情報の選択肢を表示し、この選択肢からユーザに撮影プランや撮影情報の選択を行わせると良い。この場合、例えば図12および図13に示すように、複数のモダリティ1のそれぞれに関して、そのモダリティ1に関連する撮影プランや撮影情報の関係を記述したデータベースを関連付け情報データベース21cに用意しておき、このデータベースの情報をビューア3がサーバ2から取得する。ただし、今回検査と過去検査とにおいて検査室が異なるために、今回検査と過去検査とにおいてモダリティのバージョン、モダリティのベンダー、あるいはそれらによる撮影情報や撮影プランの表記が異なる場合もある。そこで、ビューア3において今回検査における撮影プランや撮影情報を表示する前に適宜、表示情報(具体的には操作部に表示する文字列)を変換する。変換に際しては、同種のモダリティ間のバージョンやベンダー間における撮影プランや撮影条件の対応を記述した例えば図14および図15に示すようなデータベースを関連付け情報データベース21cに用意しておき、このデータベースの情報をビューア3がサーバ2から取得する。
参照情報送信制御部32cは、このようにして収集した情報を含んだ参照情報を生成する。なお参照情報送信制御部32cは、撮影順序の情報を参照順序として参照情報に含める。そしてこの参照情報は、参照情報送信制御部32cの制御の下にサーバ2へ送信される。サーバ2では、この参照情報が情報受信制御部23cの制御の下に受信されて情報管理部24aへと与えられる。このときにサーバ2のデータ送受信部22では、参照情報を含んだパケットから逆カプセル化によって参照情報が再構築され、送信元のビューア3のMACアドレスも取り出される。このMACアドレスも情報管理部24aへと与えられる。情報管理部24aは、参照情報をMACアドレスに対応付けて情報保管部21bに保管する。図16は情報保管部21bにおける参照情報の保管状況の一例を示す図である。
今回検査におけるモダリティ1での撮影は、上記のようにして過去画像を参照して決定された撮影プランや撮影条件で実行される。撮影プランや撮影条件は、ユーザによりモダリティ1に入力されても良いし、ビューア3に入力された撮影プランや撮影条件をビューア3からモダリティ1にLAN5を介して通知することによって入力されても良い。撮影プランや撮影条件をビューア3からモダリティ1に通知するために、参照情報をビューア3またはサーバ2からモダリティ1に送っても良い。
さてモダリティ1から送信された今回画像に関する画像データがサーバ2において受信されると、関連付け処理部24が制御部23からの要求に応じて関連付け処理を開始する。図17は関連付け処理における関連付け処理部24の処理手順を示すフローチャートである。
この関連付け処理は、上記の受信された今回画像と参照された過去画像とを関連付ける処理である。
ステップSa1において関連付け処理部24は、検査レベルでの関連付けを行う。すなわち、今回検査に関連付けるべき過去検査を特定する。このために関連付け処理部24はまず、今回検査のための過去画像の参照に関わる参照情報が情報保管部21bに保管されているか否かを確認する。具体的には関連付け処理部24はまず、次の第1および第2の要件を満たす過去画像に関する参照情報が情報保管部21bに保管されているか否かを確認する。
第1の要件:今回画像と同じ患者に関する過去画像である。これは、今回画像の付帯情報に含まれた患者IDと同一の患者IDを含んだ参照情報が保管されているか否かにより判別される。
第2の要件:今回画像を撮像したモダリティ1と同一の検査室6に設置されたビューア3を使用して参照された過去画像である。これは、今回画像の送信元であるモダリティ1のAEタイトルをキーとして図7に示したデータベースにて対応付けられているMACアドレスを検索し、このMACアドレスに対応付けて参照情報が保管されているか否かにより判別される。
この2つの要件を満たす過去画像が複数存在する場合には、さらに次の第3の要件を満たす過去画像に関する参照情報が情報保管部21bに保管されているか否かを確認する。
第3の要件:今回画像が撮影された検査枠内に参照された過去画像である。これは、今回画像の撮影日時を含む検査枠を図9に示したデータベースから判定し、この検査枠内の参照日時を含んだ参照情報が保管されているか否かにより判別される。ただし、この第3の要件は、今回検査のための過去画像の参照を今回検査に割り当てられた検査枠内に行うことを運用上のルールとして定めておく。このようなルールを適用しないならば、この第3の要件は適用しないことが望ましい。なお、上記のルールを厳格に適用するのならば、第1および第2の要件を満たす過去画像が1つのみである場合にも第3の要件を適用しても良い。
そして該当する参照情報が保管されていたならば、関連付け処理部24はその参照情報に関連する過去検査と今回検査とを関連付ける。この検査関連付けの具体的な情報は、患者IDと、今回検査および過去検査のそれぞれの検査UIDとなる。
ステップSa2において関連付け処理部24は、上記の検査レベルでの関連付けが完了したか否かを確認する。もし、今回検査に関連付けるべき過去検査を特定できなかったならば、関連付け処理部24は「検査関連付け情報なし」として処理を終了する。しかしながら、検査レベルでの関連付けが完了したならば、関連付け処理部24はステップSa2からステップSa3へ進む。
ステップSa3において関連付け処理部24は、シリーズレベルでの関連付けを行う。すなわち関連付け処理部24は、ステップSa1において関連付けた今回検査および過去検査にそれぞれ含まれるシリーズどうしを関連付ける。具体的には、過去および今回のシリーズ画像の付帯情報中の画像生成条件(WW/WL、スライス厚および再構成関数)と撮影条件(例えばモダリティ1がX線CT装置ならば、管電流および管電圧)の照合を行う。この照合は、図8に示したデータベースに記述された優先順位に因って行われる。そして関連付け処理部24は、画像生成条件および撮影条件が一致するシリーズどうしを関連付ける。なお、画像生成条件および撮影条件が同じシリーズが1検査内に複数含まれることはあり得る。そこで、このような状況下において関連付け処理部24は、今回検査における各シリーズの撮影順序と、参照情報に記述された参照順序との照合をさらに行う。そして、撮影順序と参照順序が一致するシリーズどうしを関連付ける。なお、モダリティ1によっては、シリーズ転送順序が撮影順序と異なる場合がある。そこで、図11に示したデータベースを参照して、今回シリーズの撮影順序を判定する。また1つ以上の情報を照合した段階で、過去画像と関連付けられるべき今回検査のシリーズが特定された場合は、残りの情報を照合せずに、関連付け処理を終えても良い。シリーズ関連付け情報は、今回検査および過去検査のそれぞれのシリーズUIDとなる。
関連付けるべき検査およびシリーズ特定の具体例について以下説明する。ここでは、今回画像および過去画像における画像付帯情報と参照情報との組み合わせが図18に示すようなものである場合を例示する。まず患者IDの照合を行うが、この例では患者IDはいずれも同一であるので、患者IDからでは関連付けるべき検査が特定できない。次に図7に示したデータベースを使って検査室を特定するが、この例では検査室がいずれも同一であるので、検査室からでは関連付けるべき検査が特定できない。次に撮影日時および参照日時と、図9に示したデータベースとを使って検査時間帯を照合する。これによると、図18において同一検査枠内に入っている今回検査Aと過去検査Cとが、今回検査Bと過去検査Dとが、それぞれ検査レベルで特定できる。ここまでで関連付けるべき検査を特定できた。
次に関連付けるべきシリーズの特定を行う。今回検査Aと過去検査Cとにおいて、今回検査の画像生成条件と過去画像の参照時に入力された画像生成条件とが、それぞれNo.1〜3のシリーズで一致している。よって今回検査Aと過去検査Cとにおけるシリーズ特定は、今回検査AのNo.1のシリーズと過去検査CのNo.1のシリーズ、今回検査AのNo.2のシリーズと過去検査CのNo.2のシリーズ、今回検査AのNo.3のシリーズと過去検査CのNo.3のシリーズとなる。
一方、今回検査Bと過去検査Dとにおいては、過去検査参照時に(今回検査の)画像生成条件が入力されていないので、先述のようにシリーズを特定できない。よって図8に示したデータベースに従ってシリーズ特定を行う。過去画像の画像付帯情報を見ると、図8に示したデータベースにおいて優先順位が1位である造影有無(造影剤)に関する情報が付帯されておらず、また優先順位が2位である撮影部位の情報はいずれも今回検査Bと同一であるので、これらの項目の情報からはシリーズが特定できない。次に優先順位が3位である再構成関数でシリーズ特定を試みる。今回検査Bにおいては画像生成条件があるので、図12に示したデータベースより装置種類(モダリティ)・撮影部位・画像生成条件から撮影方向・再構成関数の関係を求める。今回検査Bと過去検査Dとの撮影方向を照合すると、今回検査BのNo.2のシリーズと過去検査DのNo.3のシリーズとが一致する。今回検査BのNo.1およびNo.3のシリーズと過去検査DのNo.1およびNo.2のシリーズとは撮影方向が一致しているが、シリーズが特定できない。次に再構成関数を照合する。これによると、今回検査BのNo.1のシリーズと過去検査DのNo.2のシリーズ、今回検査BのNo.3のシリーズと過去検査DのNo.1のシリーズとがそれぞれ関連付けられるべきシリーズとして特定される。
ステップSa4において関連付け処理部24は、上記のシリーズレベルでの関連付けが完了したか否かを確認する。もし、今回検査と過去検査とで関連付けるべきシリーズを特定できなかったならば、関連付け処理部24は「検査関連付け情報なし」として処理を終了する。しかしながら、シリーズレベルでの関連付けが完了したならば、関連付け処理部24はステップSa4からステップSa5へ進む。
ステップSa5において関連付け処理部24は、これまでに行った関連付けの妥当性についてのチェック処理を実行する。
図19はチェック処理における関連付け処理部24の処理手順を示すフローチャートである。
ステップSb1において関連付け処理部24は、今回画像と過去画像とのシリーズ組み合わせにおいて、今回画像の撮影範囲および過去画像の撮影範囲のいずれか一方が他方に包含されているか否かを確認する。この確認には、例えばモダリティ1がX線CT装置ならばスキャノ画像中に記されている撮影範囲を用いることができる。ただしスキャノ画像が検査画像中にない場合は、各シリーズ画像をCAD(computer aided detection)により解析し、スキャノ用画像を再構成して撮影範囲を求めたり、単にボリューム(volume)を再構成してコロナル(coronal)画像(スキャノ画像に相当)を生成すれば良い。そして包含されているならば、関連付け処理部24は関連付けが適合であると判定してこのチェック処理を終了する。しかしながらそうではない場合には、関連付け処理部24はステップSb1からステップSb2へ進む。
ステップSb2において関連付け処理部24は、今回画像と過去画像とのシリーズ組み合わせにおいて、今回画像の撮影範囲と過去画像の撮影範囲とが一部で一致するか否かを確認する。そして全く一致しないならば、関連付け処理部24は関連付けが不適合であると判定してこのチェック処理を終了する。しかしながら、撮影範囲が一部で一致するならば、関連付け処理部24はステップSb2からステップSb3へ進む。
ステップSb3において関連付け処理部24は、アノテーションが付加されている過去画像の撮影位置が今回画像の撮影範囲に含まれているか否かを確認する。なお、過去画像にアノテーションが付加されているか否かは、画像付帯情報から必然的に知り得る。そしてアノテーションが付加されている過去画像の撮影位置が今回画像の撮影範囲に含まれているならば、関連付け処理部24は関連付けが適合であると判定してこのチェック処理を終了する。しかしながらそうではない場合には、関連付け処理部24はステップSb3からステップSb4へ進む。
ステップSb4において関連付け処理部24は、今回の撮影範囲を重視するように設定されているか否かを確認する。今回検査シリーズの撮影範囲および過去検査シリーズの撮影範囲のいずれを重視するかの設定は、検査開始前にユーザによってなされる。そして今回検査シリーズの撮影範囲を過去検査シリーズの撮影範囲より重視するように設定されているのであれば、関連付け処理部24は関連付けが適合であると判定してこのチェック処理を終了する。しかしながらそうではない場合には、関連付け処理部24は関連付けが不適合であると判定してこのチェック処理を終了する。
以上のチェック処理の具体例について以下に説明する。
図20に示す例では、過去検査シリーズの撮影範囲が今回検査シリーズの撮影範囲を包含しているので、ステップSb1における判断により適合と判定される。反対に今回検査シリーズの撮影範囲が過去検査シリーズの撮影範囲を包含していても適合となる。
図21に示す例では、過去検査シリーズおよび今回検査シリーズの撮影範囲は包含関係にない(撮影範囲がすべてどちらかに含まれない関係)が、撮影範囲の一部が一致している。図21に示す例ではさらに、過去検査シリーズのアノテーション画像の撮影位置が今回検査シリーズの撮影範囲内に含まれているので、ステップSb3における判断により適合と判定される。
今回検査シリーズの撮影範囲が図21に示すより下方にあって過去検査シリーズのアノテーション画像の撮影位置が含まれない状態では、今回検査シリーズの撮影範囲を過去検査シリーズの撮影範囲より重視するように設定されているのであれば適合と判定されるし、そうでない場合は不適合と判定される。
このようなチェック処理によって不適合と判定した場合に関連付け処理部24は、ステップSa3におけるシリーズレベルの関連付けを再度試みるか、あるいはそれまでの処理の結果を破棄し、今回検査シリーズと過去検査シリーズの関連付けを行わない。
関連付け処理部24は、適合と判定した関連付けがあるならば、患者ID、今回検査および過去検査のそれぞれの検査UIDおよびシリーズUIDの関連付け情報を、図22に示すようなデータベースに保管する。この図22に示すデータベースは、関連付けデータ保管部21dに設定される。また関連付けできなかった今回画像および過去画像については、その情報(関連付けなし)を関連付けデータ保管部21dに保管する。
同一患者に関して複数回の検査が行われた場合は、それらの検査で撮影された画像のそれぞれについて同様の処理を繰り返し、それぞれに過去画像が関連付けられる。例えば、3回の検査が行われ、これらを時系列順に検査A1、検査A2、検査A3とした場合は、検査A2には検査A1が、検査A3には検査A2が関連付けされることとなり、検査A3と検査A1とが間接的に関連付けられることになる。
ビューア3,4から今回検査の画像の表示要求があったとき、画像データ配信部23bは、今回画像の画像データと、この今回画像に関した関連付け情報と、この関連付け情報に示された過去画像の画像データとを上記のビューア3,4に対して配信する。ビューア3,4では、上記のように配信された画像データおよび関連付け情報に基づいて、互いに関連付けられた今回画像および過去画像を画面上に並列に表示する。また関連付け処理で、今回画像に関する関連付け情報が一部または全部欠落している場合は、シリーズ単位で今回画像と過去画像とを表示(サムネイル表示)する。
ビューア4の読影情報収集部45は、今回画像を読影する際の比較画像が関連付け情報に記述されたのとは異なる過去画像に読影医によって変更された場合に、その過去画像の検査およびシリーズの情報などを収集し、これを含んだ変更情報を生成する。この変更情報は、読影情報送信制御部42cの制御の下にサーバ2に送信される。サーバ2においては、この変更情報が情報受信制御部23cの制御の下に、受信されるとともに関連付け処理部24に与えられる。関連付け処理部24は、この変更情報に基づいて関連付けデータ保管部21dに保管されている関連付けデータを更新する。
かくして本実施形態によれば、モダリティ1での撮影により得られた画像と、この画像の撮像のためにビューア3で参照された画像との関連付けがサーバ2にて自動的に行われ、その関連付けの結果を表す関連付け情報がサーバ2の記憶部21に保管される。そしてサーバ2は、関連付け情報に基づいて、他の画像が関連付けられている画像が要求された場合には、この要求された画像とそれに関連付けられた画像とを併せて配信することにより、ビューア4などにおいてこれら関連付けられた画像どうしを比較しながら確認することを可能とすることができる。このため、経過観察を目的とした診断において、今回検査の画像と比較するのに適する過去画像を読影医が選び出す必要がなくなるので、読影の効率を向上できる。
また本実施形態によれば、読影に際して関連付け情報に基づいて比較表示されている画像の一方が変更された場合には、変更後の画像どうしを関連付けた内容に関連付け情報を更新するので、読影結果をも反映した適切な関連付け情報を管理しておくことができる。このため、頻回の画像参照においても、より大きな関連性を持つ画像どうしを参照可能とすることができる。
ところで、例えばCT装置を用いた過去検査で得られた過去画像では鑑別診断が困難であった場合、次の検査(今回検査)では精密検査としてMRI装置により撮影する場合がある。このとき、ビューア3で参照される過去画像を撮影したのとは異なる種類のモダリティ1によって今回画像が撮影されることになるが、このときの過去画像と今回画像とは互いに関連付けられるべきである。しかしながら本実施形態によれば、図7に示すようなモダリティ1とビューア3との対応に応じて検査の関連付けを行っているから、それぞれ異なる種類のモダリティ1により得られた過去画像と今回画像との関連付けも行える。ただしこの場合、画像生成条件および撮影条件は、過去画像と今回画像とで異なってしまう。そこで、これら画像生成条件および撮影条件の照合は省き、参照情報に記述された参照情報と今回画像の各シリーズの撮影順序との照合によってシリーズどうしを関連付ける。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
(1) モダリティ1は、ビューア3で入力された撮影順序、撮影プラン(撮影プロトコル)、あるいは撮影情報(撮影条件、撮影方向、再構成条件)などを表す情報をビューア3から取得し、この情報に基づいて撮影または画像生成(画像再構成)を行っても良い。例えば今回検査のシリーズ画像のシリーズ番号を、ビューア3で設定された撮影順序の通りに付加する。再構成条件についても、ビューア3で設定された撮影順序、つまりシリーズ番号に対応するように画像生成時に用いるようにすることが望ましい。
(2) 上記の実施形態では、AEタイトルおよびMACアドレスを検査室6とモダリティ1とビューア3との関係特定に用いている。しかし、検査室6とモダリティ1とビューア3との物理的な位置関係を特定できれば良く、AEタイトルやMACアドレスに代えてIPアドレスを用いても良い。このときIPアドレスは、固定された静的IPアドレスが好ましい。しかし、DHCP(dynamic host configuration protocol)サーバが管理している動的IPアドレスでも装置関係は特定することが可能であり、適用が可能である。またホスト名(ホストID)がモダリティ1、サーバ2およびビューア3で割り当てられている場合は、ホスト名(ホストID)を用いることができる。
(4) 関連付け処理を開始するタイミングは、任意であって良い。例えば、毎正時などのような一定時間間隔毎のタイミング、夜間の一定時刻、あるいはサーバ2の処理負荷が小さくなっている時などを開始タイミングとして設定可能である。
(5) シリーズレベルでの関連付けにおいては、参照日時に応じて定まる参照順序をシリーズ転送順序と照合しても良い。このようにすれば、ユーザがビューア3にて撮影順序を指定しなくても良くなる。参照日時および参照順序のいずれか一方が何らかの原因で収集できなかった場合に、収集できた情報から定まる順序をシリーズ転送順序と照合することとしても良い。なお、参照日時および参照順序は、その検出方法によっては画像参照の実際の順序に合致しなくなることがある。そこで、シリーズ転送順序と照合するための参照順序は、画像参照の実際の順序をより正確に現す情報に応じて定めることが望ましい。
(6) 画像データを保管・管理する機能と関連付け処理の機能とをサーバ2に持たせているが、これらの機能を個別に備えた別々の装置をそれぞれ設けるようにしても良い。
(7) 多くの種類のモダリティ1は、複数シリーズの撮影を、各シリーズについての画像生成条件および撮影条件が設定された順序と同じ順序で行う。そして過去画像の参照順序通りにその参照に基づく画像生成条件および撮影条件の設定が行われるのであれば、撮影順序と参照順序とは常に一致する。そこで医用画像システム100に含まれる全てのモダリティ1がこの種類であり、画像生成条件および撮影条件の設定を過去画像の参照順序通りの順序で行うことを医用画像システム100の運用上のルールとして取り決めるならば、シリーズレベルでの関連付け処理を撮影順序と参照順序との照合のみで行うことが可能である。
(8) モダリティ1は、今回検査における少なくとも1つのシリーズの撮影に係る条件を表す情報をビューア3,4へ通知しても良い。この場合にビューア3,4では、モダリティ1から通知された情報に基づいて今回検査における少なくとも1つのシリーズの撮影に係る条件をユーザに参照させることができる。
(9) 連続する2つの検査枠のうちの先行検査枠で患者Aの過去検査の第1乃至第3シリーズが参照され、後続検査枠で患者Bの過去検査の第1乃至第3シリーズが参照されたとする。また先行検査枠で患者Aの今回検査が行われ第1乃至第3シリーズの画像が得られ、後続検査枠で患者Bの今回検査が行われ第1乃至第3シリーズの画像が得られたとする。ここでユーザがモダリティ1にて患者IDを再入力せずに患者Bの今回検査を行ったために、患者Bの今回検査で得られた画像が第4乃至第6シリーズの画像として患者Aの今回検査に含まれてしまうことが起こり得る。このようなケースでは、従来、ユーザがシリーズを切るように編集して、別検査として画像管理装置に再登録していた。
しかしながら本実施形態では、後続検査枠に関しては、過去検査と今回検査とで患者が不一致となるために、それらの検査は関連付けられない。そこでこのような関連付けの結果に基づいて、シリーズを分けて別検査の今回画像にする編集作業をユーザに促したり、あるいは自動的に分割することができる。このとき、検査枠の照合により、第4乃至第6シリーズが患者Bの今回検査の第1乃至第3シリーズに相当することを推定可能で、この推定結果をユーザに提示したり、あるいはその推定結果に基づいて自動的に分割、関連付けを行うこともできる。
(10) 連続する2つの検査枠のうちの先行検査枠で患者Aの過去検査の第1乃至第4シリーズが参照され、後続検査枠で患者Bの過去検査の第1乃至第3シリーズが参照されたとする。また先行検査枠から先行検査枠と後続検査枠との検査間隔にまで及んで患者Aの今回検査が行われ第1乃至第4シリーズの画像が得られ、後続検査枠で患者Bの今回検査が行われ第1乃至第3シリーズの画像が得られたとする。ここでユーザがモダリティ1にて患者IDを再入力せずに患者Bの今回検査を行ったために、患者Bの今回検査で得られた画像が第5乃至第7シリーズの画像として患者Aの今回検査に含まれてしまったとする。ただし、第4シリーズの画像は先行検査枠と後続検査枠との検査間隔の中で得られたとする。
このケースでは、第4乃至第7シリーズの画像については患者IDおよび検査枠に基づいて検査レベルの関連付けを行うことができない。そこで、最長検査時間を、1検査枠の時間よりも長い時間として定義しておく。そして、関連付けできないシリーズが有った場合、最長検査時間内に撮影されたシリーズに関しては先行検査枠で撮影されたものとして関連付けを行う。このようにすれば、本来の検査枠からはみ出して撮影された画像の関連付けを行うことが可能となる。例えば上記のケースでは、最長検査時間を検査枠の時間+検査間隔に定義すれば、第4シリーズについては先行検査枠で実施された今回検査のシリーズの1つとして扱われ、過去検査のシリーズとの関連付けを行うことが可能である。なお、第5乃至第7シリーズに関しては、前述した(9)の技術により適切に処置できる。
(11) 過去検査の第1乃至第4のシリーズの参照情報がサーバ2に保管されており、今回検査のシリーズ(患者ID、撮影時間などの情報がすべて含まれているとする)が、モダリティ1からサーバ2に転送される際に、今回検査の第1および第2シリーズだけが正常に転送され、何らかの通信障害のために第3および第4シリーズの転送に失敗したとする。
このケースでは、関連付け処理部24は、参照情報と、参照情報にある患者IDを有する今回検査の画像とがあるので関連付け処理を開始するが、この状態で関連付け処理を行うことは好ましくない。そこで最小検査時間を定義しておき、この最小検査時間に満たない検査時間で終了している今回検査に関しては関連付け処理を行わないこととする。例えば最小検査時間が20分とし、第1および第2シリーズの撮影に関する検査時間が10分となる場合は、今回検査の検査時間は最小検査時間に至っていない。そこで関連付け処理部24は、今回検査に関する関連付け処理を行わない。モダリティ1から第3および第4シリーズの画像が転送されてきたことにより検査時間が20分を超えていることが判明した時点で、関連付け処理部24は今回検査に関する関連付け処理を開始することができる。
(12) 同一検査枠で、患者Aと患者Bの過去検査の第1および第2シリーズがそれぞれ参照されたとする。また今回検査として、ユーザが患者IDの入力を忘れるか、または患者Aの患者IDが設定された状態のままで患者Bの撮影を行い、第1乃至第4シリーズが撮影されたとする。
このケースでは、最小検査時間を仮に2シリーズ分の撮影に要する時間として定義すると、今回検査の第1乃至第4シリーズには2検査分のシリーズが含まれていることになる。このことから、第2シリーズと第3シリーズとの間に検査の境界があることが推定できるので、シリーズを分けて別検査の今回画像にする編集作業をユーザに促したり、あるいは自動的に分割することができる。
(13) 上記の実施形態における第2の要件は、同じ検査室6に設置されたモダリティ1とビューア3とを対応付ける場合の例であるが、これとは異なる関係にあるモダリティ1とビューア3とを対応付けるように第2の要件を定めても良い。例えば、ある日の朝などにある1台のビューア3で当該日に実施予定の複数の検査を計画する場合がある。この場合は、上記のビューア3に複数のモダリティ1が関係を持ち、当該ビューア3で参照された過去画像は、上記の複数のモダリティ1でそれぞれ撮影された今回画像との関連付け対象となる。そこで、上記の複数の検査に用いられる複数のモダリティ1のそれぞれを上記のビューア3に対応付けるように第2の要件を定めておく。
(14) 関連付けした結果は、図22に示すデータベースにより管理するのに代えて、特許文献1に開示されているような共有オブジェクト(真の共有オブジェクトと称する)を模擬したオブジェクト(模擬共有オブジェクトと称する)を作成して保存しても良い。
図23は模擬オブジェクトの一例を示す図である。
この模擬共有オブジェクトは、今回検査のシリーズのそれぞれに対して生成される。そしてこの模擬共有オブジェクトは、画像情報、オブジェクト固有情報、撮影条件、画像生成条件およびキー画像情報を含む。
画像情報は、該当シリーズを含む今回検査で得られた1つ以上の位置決め画像(例えば、CTにおけるスキャノグラム、あるいはMRにおけるパイロットスキャンによるコロナル像など)を表す。キー画像ラインは、今回検査が読影医によって読影されたときに、読影のキーとなる画像(重要な所見が映っている、当該検査の特徴を示す画像など)と指定された画像がスキャノ画像内のどこに位置しているかを示す。
オブジェクト固有情報は、オブジェクトUID、親オブジェクトUID、親シリーズUID、関連シリーズUID、シリーズ情報およびオブジェクトフラグを含む。
オブジェクトUIDは、該当シリーズに対して固有の番号を表す。
親オブジェクトUIDは、該当シリーズに関連付けられたシリーズに対するオブジェクトのオブジェクトUIDを表す。過去検査のシリーズに関して共有オブジェクトが存在しない場合には、親オブジェクトUIDはブランクとされる。
親シリーズUIDは、該当シリーズに関連付けられたシリーズのシリーズUIDを表す。
関連シリーズUIDは、今回検査のシリーズに関連付けられるべきシリーズが複数存在した場合に、その対象となるシリーズのシリーズUIDを表す。当該対象となるシリーズが無い場合には、関連シリーズUIDはブランクとされる。
シリーズ情報は、該当シリーズについての日付、時刻およびシリーズUIDを表す。
オブジェクトフラグは、当該共有オブジェクトが、真の共有オブジェクトおよび模擬共有オブジェクトのいずれであるかを表す。ここでは、真の共有オブジェクトに「0」を、かつ模擬共有オブジェクトに「1」をそれぞれ割り付けている。
撮影条件は、該当シリーズでの撮影条件を表す。
画像生成条件は、該当シリーズでの画像生成条件を表す。
キー画像情報は、該当シリーズの画像の読影時または該当シリーズの画像に対するレポート作成時にキー画像として指定された画像の情報を表す。前述した実施形態において、過去検査と今回検査の検査レベルおよびシリーズレベルでの関連付け処理を行っているため、この段階ではキー画像は指定されていない。このため、キー画像情報はブランクとされる。当該検査シリーズが読影医によって読影され、キー画像と指定された画像が存在するか否かを読影情報収集部45が収集することによって、模擬共有オブジェクトのキー画像情報を関連付け処理部24にて更新することが可能である。真の共有オブジェクトを利用できるレポート作成装置においては、読み込んだ模擬共有オブジェクトに対してキー画像情報の設定が可能となる。
以上のような模擬共有オブジェクトを作成すれば、上記実施形態の技術による関連付けの結果を、特許文献1の技術に適合した装置において利用することが可能となる。
ただし、特許文献1の技術により作成された真の共有オブジェクトは検査やシリーズの関連を正しく表すのに対し、模擬共有オブジェクトが表す検査やシリーズの関連は推定されたものに過ぎない。しかしながら、上記のようにオブジェクトフラグにて真の共有オブジェクトおよび模擬共有オブジェクトを区別可能としているので、真の共有オブジェクトおよび模擬共有オブジェクトのいずれであるかを考慮しながら共有オブジェクトを活用することが可能である。
なお、オブジェクトUIDの発番体系(発番規則)を真の共有オブジェクトと模擬共有オブジェクトとで異なるものとすることで、オブジェクトUIDに基づいて真の共有オブジェクトおよび模擬共有オブジェクトを区別可能としても良く、この場合にはオブジェクトフラグを削除できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係る医用画像システム100の構成を示すブロック図。 図1中のモダリティ1の構成を示すブロック図。 図1中のサーバ2の構成を示すブロック図。 図1中のビューア3の構成を示すブロック図。 図1中のビューア4の構成を示すブロック図。 今回画像と過去画像との関連付けのための各装置の連携の様子を示した図。 図1中のモダリティ1とビューア3,4との関係を記述したデータベースの一例を示す図。 画像の関連付けのために使用する情報の項目を記述するデータベースの一例を示す図。 検査室毎の検査枠を記述したデータベースの一例を示す図。 過去画像を参照しながら今回検査の撮影条件などを決定するための図1中のビューワ3での表示画面の一例を示す図。 図1中のモダリティ1毎のシリーズ転送順序を記述したデータベースの一例を示す図。 図1中のモダリティ1のそれぞれに関連する撮影プランや撮影情報の関係を記述したデータベースの一例を示す図。 図1中のモダリティ1のそれぞれに関連する撮影プランや撮影情報の関係を記述したデータベースの一例を示す図。 同種のモダリティ1間のバージョンやベンダー間における撮影プランや撮影条件の対応を記述したデータベースの一例を示す図。 同種のモダリティ1間のバージョンやベンダー間における撮影プランや撮影条件の対応を記述したデータベースの一例を示す図。 図6中の情報保管部21bにおける参照情報の保管状況の一例を示す図。 関連付け処理における関連付け処理部24の処理手順を示すフローチャート。 今回画像および過去画像における画像付帯情報と参照情報との組み合わせの一例を示す図。 チェック処理における関連付け処理部24の処理手順を示すフローチャート。 過去検査シリーズおよび今回検査シリーズの撮影範囲の関係の一例を示す図。 過去検査シリーズおよび今回検査シリーズの撮影範囲の関係の一例を示す図。 関連付け情報の一例を示す図。 模擬オブジェクトの一例を示す図。
符号の説明
1…モダリティ、2…サーバ、3,4…ビューア、11…スキャン部、12…再構成部、13…付帯情報収集部、14,22,31,41…データ送受信部、15,23,32,42…制御部、15a…画像データ送信制御部、16…表示部、17…操作部、21…記憶部、21a…画像データベース、21b…情報保管部、21c…情報データベース、21d…データ保管部、23a…画像データ受信制御部、23b…画像データ配信部、23d…参照情報受信制御部、23c…情報受信制御部、24…関連付け処理部、24a…情報管理部、24b…関連付け部、32a…データ取得部、32b…画像データ表示制御部、32c…参照情報送信制御部、33…表示部、34…操作部、35…参照情報収集部、41…データ送受信部、42a…データ取得部、42b…画像データ表示制御部、42c…読影情報送信制御部、43…表示部、44…操作部、45…読影情報収集部、100…医用画像システム。

Claims (25)

  1. 撮影装置で撮影された医用画像を検査およびシリーズを特定可能なように過去画像として保管する画像保管装置と、
    それぞれ前記画像保管装置により保管された前記過去画像をユーザに参照させる1台以上の画像参照装置とがネットワーク接続された医用画像システムにて使用可能な医用画像管理装置において、
    過去検査のうちの1つを今回検査に対して関連付けるものであって、この関連付ける過去検査を、(1)前記1台以上の画像参照装置のうちで前記撮影装置に予め対応付けられた画像参照装置により参照された、(2)撮影対象となっている患者が同一、なる2つの要件を満たす過去画像に関する検査とする検査関連付け手段と、
    前記検査関連付け手段により関連付けられた今回検査と過去検査とのそれぞれに含まれるシリーズどうしを、各シリーズの撮影に係る条件の照合によって関連付けるシリーズ関連付け手段とを具備したことを特徴とする医用画像管理装置。
  2. 前記検査関連付け手段は、前記2つの要件を満たす過去画像に関する検査が1つ以上存在する場合に、前記今回検査が行われたのと同じ時間帯に前記画像参照装置で参照された過去画像に関する検査を前記今回検査に関連付けることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  3. 前記検査関連付け手段は、異なる検査の時間帯に実施された今回検査と過去検査とは関連付けないことを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  4. 前記検査関連付け手段は、1つの検査を行うために割り当てられた時間帯外であって撮影最長時間内に得られたシリーズに関しては直前の検査の時間帯に実施された今回検査にて得られたものとして扱うことを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  5. 前記検査関連付け手段は、最小検査時間に満たない検査時間で終了している今回検査に関しては関連付け処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  6. 前記シリーズ関連付け手段は、画像生成条件および撮影条件の少なくともいずれか一方の照合によって前記シリーズどうしを関連付けることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  7. 前記シリーズ関連付け手段は、画像生成条件および撮影条件の少なくともいずれか一方が一致するシリーズが複数組存在する場合には、前記撮影装置での前記シリーズ毎の撮影順序と前記画像参照装置での前記シリーズ毎の参照順序との照合によって前記シリーズどうしを関連付けることを特徴とする請求項6に記載の医用画像管理装置。
  8. 前記シリーズ関連付け手段は、前記撮影装置での前記シリーズ毎の撮影順序と、前記画像参照装置での前記シリーズ毎の参照順序との照合によって前記シリーズどうしを関連付けることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  9. 前記シリーズ関連付け手段は、撮影に係る複数の条件を予め定められた順序で照合することを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  10. 前記検査関連付け手段および前記シリーズ関連付け手段による関連付けの結果を表した関連付け情報を生成する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  11. 前記今回検査に関する医用画像が過去画像として前記画像保管装置に保管されたのちに、当該検査に関するいずれかのシリーズの医用画像の配信が要求されたことに応じて、当該配信すべき医用画像とともに、当該検査に関する前記関連付け情報に基づいて当該配信すべき医用画像のシリーズと関連付けられたシリーズの過去画像を配信するように前記画像保管装置に要求する要求手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  12. 前記要求手段による要求に応じて前記画像保管装置により配信された各シリーズの一方に関する画像の変更配信が前記画像保管装置に対して要求されたことに応じて、前記要求手段による要求に応じて前記画像保管装置により配信された各シリーズの他方と前記変更配信の対象となる画像に関するシリーズとを関連付けるように前記関連付け情報を更新する手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の医用画像管理装置。
  13. 前記シリーズ関連付け手段により関連付けられたシリーズの一方の撮影範囲が他方の撮影範囲に包含される場合に前記シリーズ関連付け手段による関連付けが適合と判定するチェック手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  14. 前記シリーズ関連付け手段により関連付けられたシリーズの一方の撮影範囲と他方の撮影範囲とが一部のみ一致するときに、アノテーションが付加されている過去画像の撮影位置が今回検査のシリーズに関する撮影範囲に含まれている場合に前記シリーズ関連付け手段による関連付けが適合と判定するチェック手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  15. 前記シリーズ関連付け手段により今回検査の一部のシリーズのみについて過去検査のシリーズとの関連付けがなされなかった場合に、当該今回検査に含まれるシリーズが適正ではない疑いがあると判定するチェック手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  16. 前記チェック手段は、1つの今回検査で得られた複数のシリーズの撮影に要した時間が最小検査時間よりも大きい場合に、当該複数のシリーズは複数の検査で得られた疑いがあると判定するチェック手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  17. 前記チェック手段での判定結果をユーザに報知する手段をさらに備えることを特徴とする請求項13乃至請求項16のいずれか1項に記載の医用画像管理装置。
  18. 前記シリーズ関連付け手段による関連付けの結果を表した情報オブジェクトを作成する作成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像管理装置。
  19. 前記作成手段は、前記関連付けの結果が推測に基づくことを識別可能とする情報を前記情報オブジェクトに含めることを特徴とする請求項18に記載の医用画像管理装置。
  20. それぞれ医用画像を撮影する1台以上の撮影装置と、
    前記撮影装置で撮影された医用画像を検査およびシリーズを特定可能なように過去画像として保管する画像保管装置と、
    それぞれ前記画像保管装置により保管された前記過去画像をユーザに参照させる1台以上画像参照装置と、
    医用画像管理装置とを含んだ医用画像システムであって、
    前記撮影装置は、当該撮影装置を識別するための撮影装置識別情報、前記患者を識別するための患者識別情報、ならびに各シリーズの撮影に係る条件を表す条件情報とを含んだ付帯情報を1検査毎に生成する付帯情報生成手段を備え、
    前記画像参照装置は、当該画像参照装置を識別するための参照装置識別情報と、前記ユーザに参照させた前記過去画像を識別するための画像識別情報とを含んだ参照情報を1検査毎に生成する参照情報生成手段を備え、
    前記医用画像管理装置は、
    前記付帯情報および前記参照情報を取得する取得手段と、
    (1)前記取得手段により取得された前記付帯情報および前記参照情報に基づいて特定される撮影装置および画像参照装置が予め対応付けられている、(2)前記取得手段により取得された前記付帯情報に基づいて特定される患者と前記取得手段により取得された前記参照情報に基づいて特定される画像に関する患者とが同一である、なる2つの要件を満たす場合に、当該付帯情報および前記参照情報のそれぞれに関する検査を互いに関連付ける検査関連付け手段と、
    前記取得手段により取得された前記付帯情報に基づいて特定される撮影条件と前記取得手段により取得された前記参照情報に基づいて特定される画像の撮影条件との照合によって関連付けるシリーズ関連付け手段とを具備することを特徴とする医用画像システム。
  21. 前記画像参照装置に備えられ、前記ユーザに前記過去画像を参照させているときに前記撮影装置での今回検査に係る撮影に係る条件を前記ユーザからの指示に応じて設定する設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項20に記載の医用画像システム。
  22. 前記設定手段により設定された条件を前記撮影装置に通知する手段をさらに具備することを特徴とする請求項20に記載の医用画像システム。
  23. 前記撮影装置における撮影に係る条件を少なくとも1つ記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記記憶手段に記憶された条件のうちで前記ユーザにより指定された条件を今回検査に係る撮影に関する条件として設定することを特徴とする請求項20に記載の医用画像システム。
  24. 前記撮影装置に備えられ、今回検査における少なくとも1つのシリーズの撮影に係る条件を表す情報を前記画像参照装置へ通知する手段をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の医用画像システム。
  25. 前記画像参照装置に備えられ、前記撮影装置から通知された前記情報に基づいて今回検査における少なくとも1つのシリーズの撮影に係る条件を前記ユーザに参照させる手段をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の医用画像システム。
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