JP2009131060A - 充放電回路の制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールの充電量バラツキを解消しつつ充電を行う。
【解決手段】1つ以上のセルからなる電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMd毎に、充電状態量を検出する複数の充電状態量検出手段SCと、電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMd毎に放電する複数の部分放電回路CDと、すべての電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdを充電する組電池充電回路CGとを有し、充電器CGにすべての電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの充電を行わせ、少なくとも充電状態量が最大の電池モジュールが充電上限値(満充電)に到達した状態において、充電器CGの動作を停止させ、最大の電池モジュールが部分放電回路CDにより充電状態量が所定値減じられた後に、充電器CGによる充電を再開させる電池監視手段DDを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、組電池を充電する充放電回路の制御システムに関する。
ハイブリッド自動車を含めた電気自動車は、組電池が搭載される車両と車両外部の電源装置とが接続され、起動SWが押下されること等により、充放電回路が充電を開始し、組電池を構成する電池モジュールの何れかが満充電に達した時点で充電を停止するように構成されている。
特許文献1には、電池の充電量を監視する電池監視装置が充電操作の開始に伴って起動し、装置自身への電源供給手段を保持し、充電操作の終了に伴って電源供給手段を開放して装置への供給電力を絶ち休止状態に入る技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、電池モジュールの充電量バラツキが発生するため、組電池としての寿命が低下することがある。また、充電に要する時間は比較的長時間(概ね数時間)にわたることが通常である。
したがって、その時間を利用して電池監視装置が電池に選択的に微量の電流を通電し、電池間の充電量バラツキを解消することが好ましい。例えば、特許文献2,3には、各蓄電セルに電流バイパス回路を設けてバラツキを解消する回路が開示されている。
特開平9−163616号公報 特開2003−189490号公報 特開平8−019188号公報
特許文献2,3の技術であっても、電池間の充電量バラツキが大きく、外部からの充電操作中にバラツキが解消できなかった場合には、組電池を構成する電池の何れかが満充電に達した時点で充電操作を終了し休止状態に入ってしまう。すなわち、電池間の充電量バラツキが解消されないまま、休止状態に入ってしまう。
また、一部の電池が突出して充電量が多いようなバラツキ方をしていた場合は、他の多数の電池が満充電に到達していないため、実際に使用できる電池の容量が目減りする。
逆に、一部の電池が突出して充電量が少なくなるようなバラツキ方をしていると、充電完了後の運転中に、他の多数の電池に充分な充電量が残っているにもかかわらず、一部の電池が放電限界に早期到達するため、同じく実際に使用できる電池の容量は目減りする。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、電池モジュールの充電量バラツキを解消しつつ、組電池の充電を行うことができる充放電回路の制御システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、充電器からの全体充電と電池モジュールのバラツキ解消を行うための部分放電とを組み合わせて動作させる。
具体的に、本発明の一の手段は、1つ以上のセルからなる電池モジュールが複数直列に接続されて組電池が構成され、前記電池モジュールの充電状態量に応じて充放電を行う充放電回路の制御システムであって、前記電池モジュール毎に充電状態量を検出する複数の充電状態量検出手段と、前記電池モジュール毎に放電する複数の部分放電手段と、すべての前記電池モジュールを充電する組電池充電手段と、を有し、すべての前記電池モジュールの充電を前記組電池充電手段に行わせ、少なくとも充電状態量が最大の電池モジュールが充電上限値に到達した状態において、前記組電池充電手段の動作を停止させ、前記最大の電池モジュールが前記部分放電手段により充電状態量が所定値減じられた後に、前記組電池充電手段による充電を再開させる電池監視手段を備えたことを特徴とする。
これによれば、少なくとも充電状態量(充電量)が最大の電池モジュールが充電上限値(満充電)に到達したときに、組電池充電手段による全体充電が停止し、充電状態量が最大の電池モジュールが部分放電手段による部分放電により充電状態量が所定値減じられ、全体充電が再開する。このときに、充電状態量が最大の電池モジュールが部分放電されるので、充電量バラツキが低減する。
前記電池監視手段は、前記充電上限値に到達した他の電池モジュールの部分放電を、前記複数の部分放電手段を用いて実行させることが好ましい。これによれば、充電状態量が最大の電池モジュール以外の電池モジュールも充電上限値に到達するまで部分放電と全体充電とが繰り返される。
前記電池監視手段は、前記最大の電池モジュールが充電上限値に到達する以前においても、前記最大の電池モジュールを前記部分放電手段を用いて放電させることが好ましい。これによれば、充電状態量が最大の電池モジュールが充電上限値に到達する速度が遅くなるので、充電量バラツキが低減する。
前記電池モジュール毎に部分充電手段をさらに有し、前記電池監視手段は、前記組電池充電手段を停止した状態においても、少なくとも充電状態量が最小の電池モジュールを前記部分充電手段により充電を継続させることができる。これによれば、充電状態量が最小の電池モジュールが部分充電されるので、充電量バラツキがより低減する。
前記電池監視手段は、前記最大の電池モジュールが充電上限値に到達する以前においても、前記最小の電池モジュールを前記部分充電手段を用いて充電させることが好ましい。
これによれば、充電状態量が最小の電池モジュールがより早く部分充電され、充電量バラツキがさらに低減する。
本発明の他の手段は、1つ以上のセルからなる電池モジュールが複数直列に接続されて組電池が構成され、前記電池モジュールの充電状態量に応じて充放電を行う充放電回路の制御システムであって、前記電池モジュール毎に充電状態量を検出する複数の充電状態量検出手段と、すべての前記電池モジュールを充電する組電池充電手段と、を有し、前記組電池充電手段によりすべての前記電池モジュールを充電すると同時に、少なくとも充電状態量が最大の電池モジュールが充電上限値に到達した状態において、前記組電池充電手段を停止し、充電上限値に到達していないその他の電池モジュールについて部分充電手段による充電を継続させる電池監視手段を備えたことを特徴とする。
これによれば、少なくとも充電状態量が最大の電池モジュールが充電上限値に到達したときに、組電池充電手段による全体充電が停止し、充電上限値に到達していないその他の電池モジュールの部分充電が継続する。
本発明によれば、電池モジュールの充電量バラツキを解消しつつ充電を行うことができる。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態である充放電回路の制御システムの構成を図1を参照して説明する。
充放電回路の制御システム100は、外部電源ECと、起動手段WUとが車両Wに接続されており、車両Wは、充電器CGと、組電池BBと、部分放電手段である部分放電回路CDと、部分充電手段である部分充電回路CCと、電流センサAと、電圧センサVと、温度センサと、電池監視装置DDと、インバータINVと、モータMOTとを備え、組電池BBに充電された直流電力を用いてモータMOTを駆動するように構成されている。
組電池BB(Battery Block)は、複数(例えば、4個)の電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdが直列接続されて構成され、電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの各々は、複数の蓄電セルが直列接続されて構成されている。各電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdが直列接続された接続点は、組電池BBの外部に引き出され、各電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの両端が部分放電回路CDと、部分充電回路CCと、電圧センサVとに接続されている。すなわち、部分放電回路CDと、部分充電回路CCと、電圧センサVとは、電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdと同数備えられ、並列接続されている。
充電器CGは、AC100Vの商用電源等の外部電源ECを用いて組電池BBを充電するものであり、過充電にならないように出力電流を定電流制御している。また、充電器CGは、外部電源ECと充電器CGとの接続が完了すると、起動手段WUからの起動信号SIGにより、起動制御されるようになっている。なお、充電器CGが組電池BBに充電する電流は、組電池電流として電流センサAを用いて検出されている。
インバータINVは、三相のモータMOTを駆動する駆動回路であり、組電池BBに充電された充電電力を三相交流電力に変換する。また、インバータINVは、双方向の電力変換器であり、車両の制動時等に、モータMOTの回生電力を組電池BBに供給し、回生電流が電流センサAにより検出されるようになっている。なお、組電池BBの直流電圧が高いので、モータMOTを駆動する電流値が小さくなり、組電池BB、インバータINV、及びモータMOTの間を結線する電線の重量が軽減される。
電池監視装置DDは、電流センサAの電流信号Iと、電圧センサVの電圧信号Va,Vb,Vc,Vdと、組電池BBの温度を測定する温度センサの温度信号Tとを監視して電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの充電量(充電状態量)を検出する充電状態量検出手段SCを備え、この充電量に基づいて部分放電回路CDと部分充電回路CCと充電器CGとを制御するものである。ここで、充電量は、例えば、使用時の無負荷電圧と最大充電時の無負荷電圧との比から算出され、充電量が大きいほど組電池BBの劣化が大きくなり、組電池BBの内部抵抗値が大きくなる。また、組電池BBは、温度が高いほど劣化が早くなる性質を有しているので、ファン等により適宜冷却される。なお、電池監視装置DDは、CPU、ROM、RAM及びプログラムによって機能が実現される。
また、電池監視装置DDは、起動手段WUからの起動信号IGによって起動され、充電信号SCHARGEを充電器CGに送信し、組電池BBの充電電流を制御する。電池監視装置DDは、電池モジュール毎の充電量にバラツキが少ない状態では、各電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの充電完了とともに、必要に応じて電路の遮断などを行い、休止状態になるように制御する。電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの何れかで突出して充電量が多くバラツキの解消が必要な場合においては、電池監視装置DDは、部分放電回路CDが、充電量が多い電池モジュールBMの部分放電を行う。部分放電回路CDは、抵抗器及びスイッチを用いてバイパス回路を構成している。
なお、部分放電操作を行うと、電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの内部抵抗成分や放電電路の抵抗成分などにより、電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの電圧が、充電量に対し低めに検出され、検出電圧差異分が生じる場合がある。このため、電池モジュールBMの充電量の満充電の到達判定(図7のS16,図8のS38)は、上記の検出電圧差異分を考慮することが好適である。また、電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの何れかで突出して充電量が少なくバラツキの解消が必要な場合においては、部分充電回路CCが充電量が少ない電池モジュールに充電する。部分充電回路CCは、DC/DC変換器などを用いて構成されている。
図2に、4つの電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdについて全体充電と部分放電と部分充電とを組み合わせた場合の電池モジュールごとの充電量の時間推移を示す。
説明を簡単にするため、充電器CGによる充電速度は一定とし、充電開始の時刻t0の初期状態において、電池モジュールBMaが突出して充電量が多く、電池モジュールBMdが突出して充電量が少ないものとする。すなわち、電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの順番は、任意であり、最上段を電池モジュールBMdとし、最下段を電池モジュールBMaとすることもできる。
充電開始と共に、電池モジュールBMaには部分放電を行い、電池モジュールBMdには部分充電を行いながら組電池BBを全体充電する。
電池モジュールBMaについては、充電器CGが充電する組電池電流から部分放電分が減算されるため充電量の増加速度は他の電池モジュールBMb,BMc,BMdよりも遅い。同様に、電池モジュールBMdについては、充電器CGによる充電電流に部分充電分が加算されるため充電量の増加速度は他の電池モジュールBMa,BMb,BMcよりも速い。
言い換えれば、電池監視装置DD(図1)は、すべての電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの充電を、充電器CGに行わせ、充電量が最大の電池モジュールBMaが満充電(充電上限値)に到達する以前において、充電量が最大の電池モジュールBMaを部分放電回路CDを用いて放電させ、充電量が最小の電池モジュールBMdを部分充電回路CCを用いて充電させる。そして、電池監視装置DDは、充電量が最大の電池モジュールBMaが満充電(充電上限値)に到達したとき(満充電到達時刻t1)に、充電器CGによる全体充電を停止させ、部分放電回路CD、及び部分充電回路CCの動作を停止させる。
これによれば、電池モジュールBMaの充電速度が遅くなり、電池モジュールBMdの充電速度が速くなり、充電バラツキが小さくなる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、充電が進行し,電池モジュールBMaの充電量が満充電に到達した時点では、電池モジュールBMb,BMc,BMdについては満充電には到達していない。そこで、図3に示すように、電池監視装置DD(図1)は、電池モジュールBMaに対する部分放電と、電池モジュールBMdに対する部分充電とを継続したまま、時刻t1で全体充電を停止させる。
これにより、電池モジュールBMb,BMcの充電量は維持されたまま、電池モジュールBMaの充電量が減少し、電池モジュールBMdの充電量が増加する。そして、電池モジュールBMaの充電量が満充電から所定の量まで減少した時点(時刻t2)で、電池監視装置DDは、全体充電を再開する。
このように、全体充電の停止と再開とを繰り返す間欠動作を行うことで、電池モジュール間の充電量のバラツキが収束し、各電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdを満遍なく充電することができる。
言い換えれば、充電器CGにより、すべての電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの充電を行い、少なくとも充電量が最大の電池モジュールBMaが満充電(充電上限値)に到達したときに、充電器CGを停止し、充電量が最大の電池モジュールBMaが部分放電回路CDにより、充電量が所定値減じられた後に充電器CGによる充電を再開させる。
また、間欠動作による全体充電の平均電流量が、部分放電の電流量を上回ることがなければ電池モジュールBMaが過充電状態となることはない。また、充電器CGを間欠動作させずに、部分放電の電流量と等しくなるように、全体充電の充電電流を絞っても同様の効果を得ることができる
(第3実施形態)
前記各実施形態では、部分放電と部分充電とを併用したが、部分放電のみを用いても充電量バラツキを収束させることができる。
図4において、充電開始時刻t0から電池モジュールBMaが満充電に到達する時刻t1まで、電池監視装置DD(図1)は、全体充電及び電池モジュールBMaの部分放電を行う。そして、電池モジュールBMaが満充電に到達した時刻t1から、電池監視装置DDは、一時的に全体充電を停止させ、電池モジュールBMaに対する部分放電を継続する。そして、電池モジュールBMaが満充電から所定の量まで減少した時刻(時刻t2)で、電池監視装置DD(図1)は、全体充電を再開させ、間欠的な全体充電を実行する。
さらに、電池モジュールBMbが満充電に到達する時刻t3から、電池監視装置DD(図1)は、間欠的な全体充電を実行しつつ電池モジュールBMbの部分放電を開始し、電池モジュールBMcが満充電に到達する時刻t4から電池モジュールBMcの部分放電を開始する。これによれば、電池モジュールBMdに対する部分充電を併用した場合に比べて収束に要する時間は長くなるが,電池モジュール間の充電量バラツキを収束させることができる。
(第4実施形態)
第3実施形態では電池モジュールBMaが満充電に到達した後、間欠的な全体充電と部分放電とを併用していたが、間欠的な全体充電を行わずに部分充電のみで充電量バラツキを収束させることができる。
図5において、電池監視装置DDは、最小充電量の電池モジュールBMdに対し部分充電を行いながら全体充電を行う。これにより、電池モジュールBMa,BMb,BMcの充電量の増加速度が各々等しく、これらの増加速度よりも電池モジュールBMdの充電量の増加速度の方が大きい。
最大充電量の電池モジュールBMaが満充電に到達する時刻t1になると、電池監視装置DDは、全体充電を停止し、電池モジュールBMb,BMcの部分充電を開始する。すなわち、時刻t1から電池モジュールBMbが満充電に到達する時刻t2aまで、電池監視装置DDは、電池モジュールBMb,BMc,BMdの部分充電を行う。
そして、時刻t2aから電池モジュールBMcが満充電に到達する時刻t3aまでは、電池監視装置DDは、電池モジュールBMc,BMdの部分充電を行う。
さらに、時刻t3aから電池モジュールBMdが満充電に到達する時刻t4aまでは、電池モジュールBMdの部分充電を行う。
すなわち、電池監視装置DDは、すべての電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdを充電器CGに充電させ、少なくとも充電量が最大の電池モジュールBMaが満充電(充電上限値)に到達したときに、充電器CGを停止させ、満充電に到達していないその他の電池モジュールBMb,BMc,BMdについて、部分充電回路CCによる充電を継続させる。
(第5実施形態)
図6おいて、時刻t0から時刻t1までは、電池監視装置DDは、全体充電及び電池モジュールBMb,BMc,BMdの部分充電を行う。これにより、充電量が多い電池モジュールBMaの充電量の増加速度が電池モジュールBMb,BMc,BMdの充電量の増加速度よりも遅くなる。電池モジュールBMaが満充電に到達する時刻t1において、電池監視装置DDは、全体充電を停止する。これにより、電池モジュールBMaは、満充電を維持するが、電池モジュールBMb,BMc,BMdの充電量の増加速度が遅くなる。
電池モジュールBMbが満充電に到達する時刻t2bにおいて、電池監視装置DDは、電池モジュールBMbの部分充電を停止する。これにより、電池モジュールBMa,BMbの満充電が維持され、電池モジュールBMc,BMdの充電が継続される。電池モジュールBMcが満充電に到達する時刻t3bにおいて、電池監視装置DDは、電池モジュールBMcの部分充電を停止する。これにより、電池モジュールBMa,BMb,BMcの満充電が維持され、電池モジュールBMdの充電が継続する。そして、電池モジュールBMdが満充電に到達する時刻t4bにおいて、電池監視装置DDは、すべての電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの充電を停止する。
(電池監視装置DDの動作)
代表的に、第2実施形態及び第4実施形態の電池監視装置DDの動作を図7、図8のフローチャートを参照して、具体的に説明する。
図7のフローは、図3の充電量変化を実現するためのものであり、起動手段WU(図1)が生成するIG信号が電池監視装置DDに入力されることによって起動する。電池監視装置DDの充電状態量検出手段SCは、充電量最大の電池モジュールBMaを決定する(S10)。そして、電池監視装置DDは、電池モジュールBMaの部分放電を部分放電回路CDに指令する(S12)。そして、電池監視装置DDは、充電器CGに全体充電を指令する(S14)。そして、電池監視装置DDは、充電状態量検出手段SCを用いて、S10で決定した充電量最大の電池モジュールBMaが満充電になったか否かを判定する(S16)。
満充電に到達していないと判定されたら(No)、処理はS12に戻り。部分放電及び全体放電を繰り返す。一方、満充電に到達していたら(Yes)、処理はS18に進み、電池監視装置DDは、電池モジュールBMaの部分放電を部分放電回路CDに実行させる。そして、電池監視装置DDは、電池モジュールBMaの充電量が所定量減少したか否かを判定する(S20)。充電量が所定量減少していなければ(No)、処理はS18に戻り、電池モジュールBMaの部分放電を繰り返す。このとき、全体充電は行われない。一方、充電量が所定量減少していたら(Yes)、処理はS22に進み、電池モジュールBMa以外の他の電池モジュールBMb,BMc,BMdの何れかが満充電であるか否かが判定される。
満充電の電池モジュールが存在していなければ(No)、処理はS14に戻り、再び、満充電になるまで全体充電を行う(S14,S16,S12)。一方、満充電の電池モジュールが存在していたら(Yes)、電池監視装置DDは、満充電の電池モジュールに対応する部分放電回路CDに対して、部分放電を実行させ(S24)、処理はS14に戻る。
図8のフローは、図5の充電量変化を実現するためのものであり、起動手段WU(図1)が生成するIG信号が電池監視装置DDに入力されることによって起動する。図において、電池監視装置DDは、すべての電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdの中から充電量最小の電池モジュールBMdを決定すると共に(S30)、充電量最大の電池モジュールBMaを決定する(S32)。そして、電池監視装置DDは、電池モジュールBMdの部分充電を部分充電回路CCに行わせ(S34)、全体充電を充電器CGに行わせる(S36)。そして、電池監視装置DDは、電池モジュールBMaが満充電であるか否かを判定する。満充電でなければ(No)、処理はS34に戻り、電池モジュールBMdの部分充電と、全体充電(S36)とを繰り返す。
一方、電池モジュールBMaが満充電であれば(Yes)、満充電に到達していない電池モジュールBMx(ここでは、電池モジュールBMb,BMc,BMd)の部分充電を実行させる(S40)。そして、電池監視装置DDは、電池モジュールBMa以外の電池モジュールBMxが満充電であるか否かを判定する。もし、満充電でない電池モジュールBMxが存在していたら(No)、処理はS40に戻り、満充電に到達していない電池モジュールBMxに対して部分充電を繰り返す。一方、すべての電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdが満充電に到達していたら、電池監視装置DDは、処理を終了する。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のようなの変形が可能である。
前記各実施形態の部分充電及び部分放電は、各電池モジュールBMa,BMb,BMc,BMdに同量の電流で充電或いは放電を行うことを前提としていたが、充電量のバラツキによって、充電電流あるいは放電電流を変更・修正することもできる。この充電電流あるいは放電電流の変更・修正は、充電電流の値、放電電流の値だけでなく、充電時間、放電時間を変更・修正することによっても行うことができる。
本発明の一実施形態である充放電回路の制御システムである。 満充電に到達するまで部分放電、部分充電及び全体充電を行う場合の充電量変化を示す図である。 満充電の前後にわたって、充電量最大の電池モジュールに部分放電を継続し、充電量最小の電池モジュールに部分充電を継続する場合の充電量変化を示す図である。 満充電前は、部分放電及び全体充電を行い、満充電後に、部分放電を行い、全体充電を繰り返す場合の充電量変化を示す図である。 満充電前は、部分充電及び全体充電を行い、満充電後に部分充電のみを行う場合の充電量変化を示す図である。 満充電前は、部分充電及び全体充電を行い、満充電後に部分充電のみを行う場合の充電量変化を示す図である。 第2実施形態のフローチャートを示す図である。 第4実施形態のフローチャートを示す図である。
符号の説明
100 充放電回路の制御システム
BM,BMa,BMb,BMc,BMd,BMx 電池モジュール
CD 部分放電回路(部分放電手段)
CC 部分充電回路(部分充電手段)
DD 電池監視装置(電池監視手段)
EC 外部電源
CG 充電器(組電池充電手段)
WU 起動手段
SC 充電状態量検出手段
INV インバータ
MOT モータ
A 電流センサ
V 電圧センサ
W 車両

Claims (6)

  1. 1つ以上のセルからなる電池モジュールが複数直列に接続されて組電池が構成され、前記電池モジュールの充電状態量に応じて充放電を行う充放電回路の制御システムであって、
    前記電池モジュール毎に充電状態量を検出する複数の充電状態量検出手段と、前記電池モジュール毎に放電する複数の部分放電手段と、すべての前記電池モジュールを充電する組電池充電手段と、を有し、
    すべての前記電池モジュールの充電を前記組電池充電手段に行わせ、少なくとも充電状態量が最大の電池モジュールが充電上限値に到達した状態において、前記組電池充電手段の動作を停止させ、前記最大の電池モジュールが前記部分放電手段により充電状態量が所定値減じられた後に、前記組電池充電手段による充電を再開させる電池監視手段を備えたことを特徴とする充放電回路の制御システム。
  2. 前記電池監視手段は、前記充電上限値に到達した他の電池モジュールの部分放電を、前記複数の部分放電手段を用いて実行させることを特徴とする請求項1に記載の充放電回路の制御システム。
  3. 前記電池監視手段は、前記最大の電池モジュールが充電上限値に到達する以前においても、前記最大の電池モジュールを前記部分放電手段を用いて放電させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充放電回路の制御システム。
  4. 前記電池モジュール毎に部分充電手段をさらに有し、
    前記電池監視手段は、前記組電池充電手段を停止した状態においても、少なくとも充電状態量が最小の電池モジュールを前記部分充電手段により充電を継続させることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の充放電回路の制御システム。
  5. 前記電池監視手段は、前記最大の電池モジュールが充電上限値に到達する以前においても、前記最小の電池モジュールを前記部分充電手段を用いて充電させることを特徴とする請求項4に記載の充放電回路の制御システム。
  6. 1つ以上のセルからなる電池モジュールが複数直列に接続されて組電池が構成され、前記電池モジュールの充電状態量に応じて充放電を行う充放電回路の制御システムであって、
    前記電池モジュール毎に充電状態量を検出する複数の充電状態量検出手段と、
    すべての前記電池モジュールを充電する組電池充電手段と、を有し、
    前記組電池充電手段によりすべての前記電池モジュールを充電すると同時に、少なくとも充電状態量が最大の電池モジュールが充電上限値に到達した状態において、前記組電池充電手段を停止し、充電上限値に到達していないその他の電池モジュールについて部分充電手段による充電を継続させる電池監視手段を備えたことを特徴とする充放電回路の制御システム。
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