JP2003189490A - 蓄電装置の残容量均等化装置 - Google Patents

蓄電装置の残容量均等化装置

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JP2003189490A
JP2003189490A JP2001382202A JP2001382202A JP2003189490A JP 2003189490 A JP2003189490 A JP 2003189490A JP 2001382202 A JP2001382202 A JP 2001382202A JP 2001382202 A JP2001382202 A JP 2001382202A JP 2003189490 A JP2003189490 A JP 2003189490A
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battery
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Naoki Kinoshita
直樹 木下
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Honda Motor Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリのセルの残容量均等化処理を12V
バッテリの残容量を良好な範囲に保ちつつ行うことによ
り、エンジン始動や実車制御システムの始動を円滑に行
う。 【解決手段】 複数のセル11,12を直列に接続され
てなり、走行用モータの駆動電源として用いられるバッ
テリ1と、バッテリ1の各セルに並列に設けられた電流
バイパス回路20,30と、各セルの電圧を検出する電
圧センサ13a,13bと、補機用電源として用いられ
る12Vバッテリ50の電圧を検出する電圧センサ51
とを備え、バイパス回路制御部10が、車両が停止した
場合に、12Vバッテリ50からの電力供給により起動
し、各セルの電圧に応じて電流バイパス回路を作動させ
るとともに、12Vバッテリ50の電圧又は残容量が所
定値以下の場合には、全てのバイパス回路の作動を停止
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルが複数個直列
又は直並列に接続された蓄電装置において、各セルの残
容量(SOC;State Of Charge)のバラツキを均等化
する蓄電装置の残容量均等化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】EV(Electrical Vehicle:電気自動
車)又はHEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブ
リッド車)においては、エネルギーストレージとして、
複数の電池セル(以下、単にセルという)を直列につな
いで高電圧バッテリとして搭載する必要がある。このよ
うなバッテリにおいて、充放電を繰り返して長期間使用
したり放置しておくと、バッテリを構成するセル単体の
充放電効率のバラツキや、セルの置かれる環境温度のバ
ラツキによりバッテリ内で各セルの残容量のバラツキ
(以下、SOCバラツキという)が発生する。
【0003】また、バッテリの充放電にあたっては、各
セルの耐久性や安全確保の観点より、SOC値(又はセ
ル電圧)の最も高いセルが設定上限SOC値(又は上限
セル電圧値)に到達した時点で充電を禁止し、SOC値
(又はセル電圧)の最も低いセルが設定下限SOC値
(又は下限セル電圧値)に到達した時点で放電を禁止す
る必要がある。従って、各セルにSOCのバラツキが生
じると、実質上、バッテリの使用可能容量が減少するこ
とになる。このため、HEVにおいては、登坂時にガソ
リンに対してバッテリエネルギーを補充したり、降坂時
にバッテリにエネルギーを回生したりする、いわゆるア
シスト・回生が不十分となり、実車動力性能や燃費を低
下させることになる。
【0004】この対応として、各セルのSOCバラツキ
を均等化して、バッテリの使用可能容量を確保する手段
が必要となる。特に、リチウムイオン電池や電気二重層
キャパシタ等のように、過充電領域まで充放電効率が変
化しないようなエネルギーストレージにとっては、均等
化処理を行うための付加システムが必須となる。このよ
うな均等化処理の手法としては、セル毎に、電圧センサ
やバイパス抵抗及びバイパススイッチ(制御トランジス
タ)を備えるバイパス回路などを設定し、バイパススイ
ッチをコントロールする手法(いわゆるバイパス回路方
法)が提案されており、HEVなどに搭戴され実用化に
至っている。
【0005】上述したリチウムイオン電池や電気二重層
キャパシタのような大容量のバッテリにおいては、均等
化処理を長時間に渡って確保できる期間、即ち車両のイ
グニッションオフ時にセルの残容量均等化処理を実施す
ることにより、バイパス電流値を小さく設定することが
可能となり、バイパス抵抗発熱を低減させることが可能
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常、上記均等化処理
を実施する際に作動する装置、例えば、上述したバイパ
ス回路や、バイパス回路の作動を制御するような車載の
制御装置等への電力供給は、補機用電源である12Vバ
ッテリから供給されている。しかし、12Vバッテリの
残容量を考慮せずに、車両のイグニッションオフ時のよ
うに12Vバッテリの充電が行われない期間において、
上述したような均等化処理を長期間にわたって行ってし
まうと、12Vバッテリが過放電状態となり、ハイブリ
ッド車両における次のエンジンの始動や、実車制御シス
テム(例えば、電気自動車やハイブリッド車両における
12Vバッテリで作動するコンピュータ、他の作動等)
の始動等に支障を来す可能性がある。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、バッテリのセルの残容量均等化処理を12Vバ
ッテリの残容量を良好な範囲に保ちつつ行うことによ
り、エンジン始動や実車制御システムの始動を円滑に行
うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、複数のセル(セル11、
12)を直列に接続されてなり、走行用モータ(走行用
モータ4)の駆動電源として用いられる第1の蓄電装置
(バッテリ1)と、第1の蓄電装置の各セルに並列に設
けられた電流バイパス回路(電流バイパス回路20、3
0)と、各セルの電圧を検出する第1の電圧検出手段
(電圧センサ13a、13b)と、補機用電源として用
いられる第2の蓄電装置(12Vバッテリ50)の電圧
を検出する第2の電圧検出手段(電圧センサ51)と、
車両が停止した場合に、前記第2の蓄電装置からの電力
供給により起動し、各セルの電圧に応じて前記電流バイ
パス回路を作動させるとともに、前記第2の蓄電装置の
電圧又は残容量が所定値以下の場合には、全ての電流バ
イパス回路の作動を停止させるバイパス回路制御手段
(バイパス回路制御部10)とを具備する蓄電装置の残
容量均等化装置を提供する。
【0009】このように、セルの残容量均等化処理が終
了したか否かに拘わらず、12Vバッテリの電圧又は残
容量が所定値以下になった場合には、全ての電流バイパ
ス回路の作動を停止させることにより、12Vバッテリ
の電圧又は残容量を一定値以上に確保することができ、
次の車両の始動時に係る種々の制御を円滑に行うことが
可能となる。また、全ての電流バイパス回路の作動を停
止させた後には、バイパス回路制御手段自らも作動を停
止することにより、12Vバッテリからの電力流出を防
止することが可能となり、より正確に12Vバッテリの
電圧又は残容量を一定値以上に確保することが可能とな
る。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、複数のセ
ル(セル11,12)を直列に接続されてなり、走行用
モータ(走行用モータ4)の駆動電源として用いられる
第1の蓄電装置(バッテリ1)と、第1の蓄電装置の各
セルに並列に設けられた電流バイパス回路(電流バイパ
ス回路20,30)と、各セルの電圧を検出する第1の
電圧検出手段(電圧センサ13a,13b)と、補機用
電源として用いられる第2の蓄電装置(12Vバッテリ
50)の電圧を検出する第2の電圧検出手段(電圧セン
サ51)と、車両が停止した場合(イグニッションがオ
フした場合)に、前記第2の蓄電装置からの電力供給に
より起動し、各セルの電圧に応じて前記電流バイパス回
路を作動させるとともに、車両停止から所定時間経過後
に、全ての電流バイパス回路の作動を停止させるバイパ
ス回路制御手段(バイパス回路制御部10)とを具備す
る蓄電装置の残容量均等化装置を提供する。
【0011】このように、セルの残容量均等化処理が終
了したか否かに拘わらず、車両停止時(イグニッション
オフ時)から所定時間経過後には、強制的に全ての電流
バイパス回路の作動を停止させるため、12Vバッテリ
の電圧又は残容量を一定値以上に確保することができ
る。これにより、車両のシステム始動や、ハイブリッド
車両等のエンジンを搭載している車両においては、イグ
ニッションオン時のエンジン始動を円滑に行うことが可
能となる。また、全ての電流バイパス回路の作動を停止
させた後には、バイパス回路制御手段自らも作動を停止
することにより、以降、12Vバッテリからの電力流出
を防止することが可能となり、より正確に12Vバッテ
リの電圧又は残容量を一定値以上に保つことが可能とな
る。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の蓄電装置の残容量均等化装置において、前記所
定時間は、車両停止時(イグニッションオフ時)におけ
る前記第2の蓄電装置の電圧に基づいて設定されること
を特徴とする。このように、車両停止時(イグニッショ
ンオフ時)における12Vバッテリの電圧又は残容量に
基づいて、電流バイパス回路を作動させる時間、又はバ
イパス回路制御手段が駆動する時間を制限することによ
り、12Vバッテリの電圧又は残容量を、より正確に管
理することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。ここでは、本発明の一実施
形態として本発明の蓄電装置の残容量均等化装置を電気
自動車に適用した場合について説明する。
【0014】以下、図6を用いて、電気自動車について
概略説明する。図6は、電気自動車の制御系のブロック
を示した図である。同図において、高圧系のバッテリ1
は、複数のセルを直列に接続したモジュールを1単位と
して、更に複数個のモジュールを直列に接続して構成さ
れている。なお、上記セルとしては、リチウムイオン電
池やキャパシタ等が挙げられる。バッテリ1を構成する
各セルには、セル間の残容量を均等化するための電流バ
イパス回路や、各セル電圧を検出するための電圧検出回
路13が設けられている。電圧検出回路13によって検
出された各セルの電圧は、バッテリECU5へ出力さ
れ、バッテリECU5は、これらの電圧値に基づいてセ
ルの残容量を検出し、この検出値に基づいてバッテリ1
の充放電を制御するとともに、このバッテリ1の残容量
を実車ECU6へ出力する。
【0015】走行用モータ4は、三相交流モータであ
り、この走行用モータ4の駆動力は、オートマチックト
ランスミッションあるいはマニュアルトランスミッショ
ンよりなるトランスミッション(図示せず)を介して駆
動輪(図示せず)に伝達される。また、電気自動車の減
速時には、駆動輪から走行用モータ4に駆動力が伝達さ
れ、走行用モータ4は発電機として機能していわゆる回
生制動力を発生し、バッテリ1の充電を行う。なお、走
行用モータ4とは別に、バッテリ1の充電用の発電機を
備える構成としてもよい。
【0016】走行用モータ4の駆動及び回生は、実車E
CU6からの制御指令を受けてインバータ2により行わ
れる。具体的には、インバータ2は、スイッチング素子
が2つ直列接続されたものが3つ並列接続されて構成さ
れており、各スイッチング素子のオンオフ制御信号が実
車ECUにより出力されることにより、走行モータの駆
動時にはバッテリ1の直流電力を三相交流電力に変換し
て走行用モータ4に供給し、走行用モータ4の回生時に
は、走行用モータ4が発電した三相交流電力を直流電力
に変換してバッテリ1へ供給する。
【0017】更に、バッテリ1には、降圧器としてのD
C/DCコンバータ40を介して補機用電源として用い
られる12Vバッテリ50が接続されており、車両の走
行時等には、DC/DCコンバータ40が作動すること
により、12Vバッテリ50がバッテリ1の電力により
充電される。また、12Vバッテリ50には、バイパス
回路制御部10や実車ECU6、図示しない補機類(例
えば、車載のエアコンやワイパー等)、オーディオ等の
電気負荷が接続されており、これら各部は、12Vバッ
テリ50からの電力供給により作動する。
【0018】次に、本発明の一実施形態に係る蓄電装置
の残容量均等化装置について説明する。図1は、本発明
の一実施形態に係る蓄電装置の残容量均等化装置の内部
構成を示す図である。同図において、符号1は、上述し
たように複数のセルが直列に接続されてなるバッテリで
あり、ここでは、説明の便宜上、2つのセル11,12
により構成した例を示している。符号20,30はバッ
テリ1を構成するセル11,12の各々に並列にそれぞ
れ設けられた電流バイパス回路である。電流バイパス回
路20,30は、それぞれスイッチング素子21,31
とバイパス抵抗22,32とを備えており、スイッチン
グ素子22,32がバイパス回路制御部10によって制
御されることにより、その作動が制御される。
【0019】バイパス回路制御部10は、セル電圧が基
準電圧以上となったセルの電流バイパス回路を作動させ
るとともに、所定の条件に基づいて、電流バイパス回路
の作動を停止させる。また、符号13a,13bは所定
のタイミングで、それぞれセル11,セル12のセル電
圧を検出し、検出結果をバイパス回路制御部10へ出力
する電圧センサである。なお、この電圧センサは、図6
に示した電圧検出回路13に相当するものである。ま
た、符号41は、バイパス回路制御部10により、その
作動が制御されるタイマである。
【0020】また、バッテリ1にはDC/DCコンバー
タ40を介して12Vバッテリ50が接続されている。
12Vバッテリ50は、バイパス回路制御部10や図示
しない補機類(例えば、車載のエアコンやワイパー
等)、オーディオ等の電気負荷へ電力を供給する。ま
た、符号51は12Vバッテリ50の電圧を検出し、バ
イパス回路制御部10へ通知する電圧センサである。
【0021】なお、上記バイパス回路制御部10、タイ
マ41、並びに12Vバッテリ50の電圧を検出する電
圧センサ51は、図6におけるバッテリECU5内に設
けられている。
【0022】次に、上記構成からなる蓄電装置の残容量
均等化装置の動作について図2及び図5を参照して説明
する。
【0023】図2は、本発明の第1の実施形態に係るバ
イパス回路制御部10の動作を示すフローチャートであ
る。
【0024】まず、バイパス回路制御部10は、イグニ
ッションオフの信号を受信すると、バッテリ1の各セル
の電圧が安定するまでの一定期間、作動を停止し(ステ
ップSP1)、その後、12Vバッテリ50の電力供給
を受けて起動する(ステップSP2)。続いて、バイパ
ス回路制御部10は、バッテリ1を構成する各セル1
1,12に対応して設けられている電流バイパス回路2
0,30に対してバイパススイッチ21,31をオフす
る旨の制御信号を出力する(ステップSP3)。これに
より、電流バイパス回路20,30の作動が停止状態と
なる。
【0025】続いて、バイパス回路制御部10は電圧セ
ンサ51から通知される12Vバッテリ50の電圧を確
認し(ステップSP4)、この電圧値が予め設定されて
いる所定値以上であるか否かを判断する(ステップSP
5)。この結果、バッテリ電圧が所定値以上であれば、
続いて、バイパス回路制御部10は、電圧センサ13
a,13bから通知されるセル電圧を確認し(ステップ
SP6)、セル電圧のバラツキが設定値(Vs)以上で
あるか否かを判断する(ステップSP7)。例えば、セ
ル電圧のバラツキは、セル電圧の最大値とセル電圧の最
小値との差が設定値Vs以上であるか否かによって判断
する。
【0026】この結果、セル電圧のバラツキが設定値V
s以上であった場合には、続いて、バイパススイッチを
オンさせるセルを選定する(ステップSP8)。具体的
には、セル電圧とセル電圧の最小値Vminとの差が設定
値Vsよりも大きいセルを、バイパススイッチをオンさ
せるセルとして選定する。なお、本実施形態では、最も
低いセル電圧Vminを均等化目標電圧に設定し、この均
等化目標電圧に他のセル電圧が収束するように、残容量
の均等化を行うため、上記ステップSP8において、セ
ル電圧の最小値Vminとの差が設定値Vsよりも大きい
セルを均等化対象のセルとして選定している。
【0027】続いて、ステップSP8において選定した
セルに対応する電流バイパス回路に対して、バイパスス
イッチをオンさせる旨の制御信号を出力する(ステップ
SP9)。これにより、係る制御信号を受信した電流バ
イパス回路のバイパススイッチがオンすることにより、
バイパス抵抗を介したセルの放電が開始され、セルの均
等化が開始される。
【0028】続いて、バイパス回路制御部10は、作動
停止時間Stの算出を行う(ステップSP10)。な
お、この作動停止時間算出処理については後述する。続
いて、ステップSP10において作動停止時間Stを算
出すると、バイパス回路制御部10は、作動を停止する
(ステップSP11)。また、この作動停止とともに、
バイパス回路制御部10はタイマ41を作動させ、上記
作動停止時間Stの計時を開始させる。なお、バイパス
回路制御部10が作動を停止しても、電流バイパス回路
は現時点での状態を維持する。即ち、ステップSP9に
おいて、バイパススイッチがオン操作された電流バイパ
ス回路は、そのまま作動状態を維持する。
【0029】続いて、作動停止時間が経過した旨を通知
する信号がタイマ41から出力されることにより、所定
時間Stが経過したことが通知されると(ステップSP
12において「YES」)、バイパス回路制御部10は、
上述したステップSP2に再び戻り、再び起動し、上述
した処理を繰り返し行う。
【0030】一方、ステップSP5において、12Vバ
ッテリ50の電圧が所定値未満であった場合(ステップ
SP5において「NO」)、又はステップSP7において
セル電圧のバラツキが設定値Vs未満であった場合(ス
テップSP7において「NO」)には、バイパス回路制御
部10は、全ての電流バイパス回路に対してバイパスス
イッチをオフする旨の制御信号を出力する(ステップS
P13)。これにより、全ての電流バイパス回路の作動
が停止する。そして、全ての電流バイパス回路の作動を
停止させた後に、バイパス回路制御部10は作動を停止
し(ステップSP14)、当該セルの残容量均等化処理
を終了する。
【0031】なお、上記フローチャートでは、ステップ
SP5において、12Vバッテリの電圧値が設定値以上
か否かを判断するようにしたが、電圧に代わって残容量
を判断の対象にしてもよい。即ち、ステップSP5にお
いて残容量が設定値以上であるか否かを判断し、残容量
が設定値以上であればステップSP6へ、残容量が設定
値未満であればステップSP13へ進むようにしてもよ
い。
【0032】続いて、上記ステップSP7において行う
作動停止時間Stの算出処理について説明する。まず、
バイパス回路制御部10は、電圧センサ13a,13b
によって検出された各セル電圧の内、均等化目標電圧
(本実施形態では、最も低いセル電圧)に最も近いセル
電圧(即ち、2番目に低いセル電圧)を特定し、この特
定したセル電圧が上記均等化目標電圧に到達するまでの
時間を作動停止時間Stとして算出する。
【0033】具体的には、作動停止時間Stは、以下の
(1)式により与えられる。 St=F(Vn−Vmin)(Ah)/(Vn(V)/R(Ω)) (1) 上記(1)式において、Vminは均等化目標電圧、Vnは
均等化目標電圧に最も近いセル電圧、F(Vn−Vmi
n)はセル間の電圧差に基づいて算出されるセル間の残
容量の差、RはVnを示したセルに対応するバイパス抵
抗値であり、(Vn(V)/R(Ω))は、電流バイパ
ス回路を流れる電流値(A)である。上記F(Vn−V
min)は、図3に示したセル電圧−残容量テーブルに基
づいて求めることが可能である。なお、該テーブルを用
いる他、近似式を用いても求めることが可能である。
【0034】以上説明してきたように、第1の実施形態
に係る残容量均等化処理においては、セルの残容量均等
化処理が終了したか否かに拘わらず、12Vバッテリの
電圧又は残容量が所定値以下になった場合には、全ての
電流バイパス回路の作動を停止させた後に、自己の作動
も停止する。これにより、12Vバッテリの電圧又は残
容量を一定以上に確保することができ、次の車両の始動
時に係る種々の制御を良好に行うことが可能となる。
【0035】また、バイパス回路制御部10は、ステッ
プSP7において算出した作動停止時間Stの間隔で断
続的に起動し、電流バイパス回路の作動/停止の制御を
行うことにより、12Vバッテリの電力消耗を抑え、1
2Vバッテリの電力を有効に利用することができる。更
に、作動停止時間Stをいずれかのセル電圧が均等化目
標電圧に到達するまでの時間に設定するため、作動中の
電流バイパス回路が停止されるタイミングでバイパス回
路制御部10が起動することとなる。これにより、12
Vバッテリの電力を極めて有効に使用することが可能と
なる。
【0036】なお、上記作動停止時間Stの設定につい
ては、任意に行うようにしても良い。即ち、上述した
(1)式に基づいて作動停止時間Stを設定する代わり
に、例えば、Stを固定にして、一定期間おきにバイパ
ス回路制御部10の作動を行うようにしてもよいし、ま
た、断続的にバイパス回路制御部10を起動させるので
はなく、常に12Vバッテリ50からの電力を受けて作
動状態を維持するようにしてもよい。
【0037】次に、図4を参照して、上述した第1の実
施形態に係るバイパス回路制御部10の制御について簡
単に説明する。図4は、作動停止時間Stを固定にし、
一定期間おきにバイパス回路制御部10を作動させるよ
うにした場合の各部のタイミングチャートを示してい
る。同図において、図4(a)はイグニッション信号
を、(b)はバイパス回路制御部10の作動状態を、
(c)は12Vバッテリの電圧の推移を、(d)はバッ
テリ1を構成する3つのセルA,B,Cにそれぞれ対応
して設けられている電流バイアス回路のバイアススイッ
チのオンオフ作動を、それぞれ示している。
【0038】時刻t0においてイグニッションがオフに
されると、そこから所定期間後にバイパス回路制御部1
0がオンし、セル電圧のバラツキが判断され、その後、
均等化の対象となるセルを選定する。この結果、均等化
目標電圧Vmin(セルCのセル電圧)との電圧差が設定
値Vs以上のセルである、AセルとBセルとが均等化対
象セルとして選定され、電流バイパス回路のバイパスス
イッチがオンされることにより、セルの放電が開始され
る。
【0039】続いて、時刻t2において、Bセルのセル
電圧と均等化目標電圧Vminとの電圧差が設定値Vsで
あると判断すると、Bセルの均等化を停止させるべく、
Bセルに対応するバイアススイッチをオフさせる信号を
出力する。これにより、時刻t2において、Bセルの均
等化が終了する。
【0040】続いて、時刻t3において、12Vバッテ
リの電圧が所定値以下となると、次のバイパス回路制御
部10の作動タイミングにおいて、バイパス回路制御部
10は12Vバッテリの電圧が所定値以下であると判断
する。これにより、バイパス回路制御部10は、全セル
に対応する電流バイパス回路のバイパス回路をオフにす
る信号を出力し、その後、自己の作動を停止する。これ
により、時刻t4において、Aセルの均等化が終了され
るとともに、バイパス回路制御部10の作動が停止し、
以降、イグニッションがオンされるまで作動停止状態と
なる。
【0041】次に、本発明の第2の実施形態に係る残容
量均等化処理について、図5を参照して説明する。ま
ず、第2の実施形態に係る残容量均等化処理において
は、図2に示した第1の実施形態に係る残容量均等化処
理とほぼ同じであり、図2に示したステップSP5にお
ける判断処理の内容のみが異なる。即ち、第1の実施形
態では、12Vバッテリの電圧に基づいて、電流バイパ
ス回路の作動停止及びバイパス回路制御部10の作動停
止を判断していたが、本実施形態においては、バイパス
回路制御部10の累計作動時間が許容駆動時間を超えた
か否かによって判断する。
【0042】具体的には、バイパス回路制御部10が断
続的に起動するような場合、バイパス回路制御部10は
起動時にはタイマ41を作動させ、また、自己が作動を
停止する際には、タイマ41を停止させる。これによ
り、バイパス回路制御部10の累計駆動時間がタイマ4
1によって計時される。更に、バイパス回路制御部10
は自己の起動時には、タイマ41によって計時されてい
る自己の累計駆動時間が許容駆動時間を超えているかを
判断し、許容駆動時間を超えていた場合には、全てのバ
イパススイッチをオフにする制御信号を出力することに
より、全ての電流バイパス回路の作動を停止させ、その
後、自己の作動も停止する。
【0043】なお、上記累計作動時間は、イグニッショ
ンオフ以降におけるバイパス回路制御部10の累積作動
時間であり、バイパス回路制御部10が断続的に起動す
るのではなく常に起動状態を維持している場合には、イ
グニッションオフ以降からの経過時間がそのまま累計作
動時間となる。また、許容駆動時間は、12Vバッテリ
50の電圧又は残容量に応じて設定される。即ち、12
Vバッテリ50の電圧又は残容量が高い程、バイパス回
路制御部10に対して電力供給を長い時間行うことが可
能であるため、上記許容駆動時間は長く設定される。
【0044】なお、この許容駆動時間の設定において
は、例えば、バイパス回路制御部10が、所定期間にお
いて残容量均等化に係る各部(例えば、バイパススイッ
チやバイパス回路制御部10)が消費する電力量を予め
情報として有していれば、これらの情報とイグニッショ
ンオフ時における12Vバッテリの電圧又は残容量とか
ら、簡単に導出することが可能となる。また、バイパス
回路制御部10が、12Vバッテリ50の電圧に対応し
て許容駆動時間がそれぞれ設定されている許容駆動時間
テーブルを予め有しており、イグニッションオフ時にお
ける12Vバッテリの電圧と、許容駆動時間テーブルと
に基づいて、許容駆動時間を設定するようにしてもよ
い。また、許容駆動時間を算出する式を有しており、こ
の式に基づいて許容駆動時間を算出するようにしてもよ
い。
【0045】また、上記許容駆動時間に代わって、電流
バイパス回路の作動時間を制限する許容作動時間を設定
し、電流バイパス回路の作動時間が上記許容作動時間を
超えた場合に、全ての電流バイパス回路の作動、及びバ
イパス回路制御部10の作動を停止するようにしてもよ
い。
【0046】以上述べたように、本実施形態では、イグ
ニッションオフ時における12Vバッテリの残容量に基
づいて許容駆動時間を設定し、バイパス回路制御部10
の累計駆動時間が許容駆動時間に達した時点で、全ての
バイパス回路の作動を停止させ、その後、バイパス回路
制御部10自らも作動を停止することにより、以降、1
2Vバッテリの放電を防止する。これにより、12Vバ
ッテリの電圧又は残容量を一定値以上に保つことがで
き、次のエンジン始動や実車制御システムの始動等を円
滑に行うことが可能となる。
【0047】なお、図1に示した本実施形態におけるバ
イパス回路制御部は、それぞれ専用のハードウェアによ
り実現されるものであってもよく、また、メモリおよび
CPU(中央演算装置)により構成され、上記の各部の
機能を実現するためのプログラムをメモリに記録して、
このメモリに記録されたプログラムをCPUがロードし
て実行することによりその機能を実現させるものであっ
てもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一
部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述
した機能を蓄電装置の残容量均等化装置を構成するメモ
リに既に記録されている種々のプログラムとの組み合わ
せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プロ
グラム)であっても良い。
【0048】また、本発明の蓄電装置の残容量均等化装
置は、上述した電気自動車の他、ハイブリッド車両等の
高圧バッテリを備える車両に適用可能であり、その場合
においても、上述した電気自動車と同様の効果を奏す
る。
【0049】以上、図面を参照して本発明の一実施形態
について詳述してきたが、具体的な構成は上記実施形態
に限られるものではなく、この発明の要旨の範囲で種々
の変形が可能である。例えば、上記の実施形態では、バ
ッテリが、2つのセルを直列接続してなる構成の場合に
ついて述べたが、これには限られない。
【0050】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
蓄電装置の残容量均等化装置によれば、セルの残容量均
等化処理が終了したか否かに拘わらず、12Vバッテリ
の電圧又は残容量が所定値以下になった場合には、全て
の電流バイパス回路の作動を停止させることにより、1
2Vバッテリの電圧又は残容量を一定値以上に確保する
ことができ、次の車両の始動時に係る種々の制御を円滑
に行うことが可能となる。
【0052】また、請求項2に記載の蓄電装置の残容量
均等化装置によれば、セルの残容量均等化処理が終了し
たか否かに拘わらず、車両停止時(イグニッションオフ
時)から所定時間経過後には、強制的に全ての電流バイ
パス回路の作動を停止させるため、12Vバッテリの電
圧又は残容量を一定値以上に確保することができる。こ
れにより、車両のシステム始動や、ハイブリッド車両等
のエンジンを搭載している車両においては、イグニッシ
ョンオン時のエンジン始動を円滑に行うことが可能とな
る。
【0053】また、請求項3に記載の蓄電装置の残容量
均等化装置によれば、車両停止時(イグニッションオフ
時)における第2の蓄電装置の電圧又は残容量に基づい
て、バイパス回路を作動させる時間、又はバイパス回路
制御手段が駆動する時間を制限することにより、第2の
蓄電装置の電圧又は残容量を正確に管理することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る蓄電装置の残容量
均等化装置の内部構成を示す図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係るバイパス回路
制御部10の動作を示すフローチャートである。
【図3】 セル電圧−残容量テーブルの一例を示した図
である。
【図4】 作動停止時間Stを固定にし、一定期間おき
にバイパス回路制御部10を作動させるようにした場合
の各部のタイミングチャートを示した図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係るバイパス回路
制御部10の動作を示すフローチャートである。
【図6】 電気自動車の制御系のブロックを示した図で
ある。
【符号の説明】
1 バッテリ(第1の蓄電装置) 2 インバータ 4 走行用モータ 5 バッテリECU 6 実車ECU 10 バイパス回路制御部 11,12 セル 13 電圧検出回路 13a,13b 電圧センサ(第1の電圧検出手段) 20,30 電流バイパス回路 21,31 バイパススイッチ 22,32 バイパス抵抗 40 DC/DCコンバータ 41 タイマ 50 12Vバッテリ 51 電圧センサ(第2の電圧検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G003 AA04 AA07 BA03 DA13 EA05 EA06 FA06 GB03 GB06 GC05 5H030 AA00 AS08 BB08 BB10 FF41 FF43 FF44 5H115 PA12 PA15 PC06 PG04 PI16 PU01 PU21 PV02 PV09 SE06 TI02 TI05 TO13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルを直列に接続されてなり、走
    行用モータの駆動電源として用いられる第1の蓄電装置
    と、第1の蓄電装置の各セルに並列に設けられた電流バ
    イパス回路と、各セルの電圧を検出する第1の電圧検出
    手段と、補機用電源として用いられる第2の蓄電装置の
    電圧を検出する第2の電圧検出手段と、車両が停止した
    場合に、前記第2の蓄電装置からの電力供給により起動
    し、各セルの電圧に応じて前記電流バイパス回路を作動
    させるとともに、前記第2の蓄電装置の電圧又は残容量
    が所定値以下の場合には、全ての電流バイパス回路の作
    動を停止させるバイパス回路制御手段とを具備する蓄電
    装置の残容量均等化装置。
  2. 【請求項2】 複数のセルを直列に接続されてなり、走
    行用モータの駆動電源として用いられる第1の蓄電装置
    と、第1の蓄電装置の各セルに並列に設けられた電流バ
    イパス回路と、各セルの電圧を検出する第1の電圧検出
    手段と、補機用電源として用いられる第2の蓄電装置の
    電圧を検出する第2の電圧検出手段と、車両が停止した
    場合に、前記第2の蓄電装置からの電力供給により起動
    し、各セルの電圧に応じて前記電流バイパス回路を作動
    させるとともに、車両停止から所定時間経過後に、全て
    の電流バイパス回路の作動を停止させるバイパス回路制
    御手段とを具備する蓄電装置の残容量均等化装置。
  3. 【請求項3】 前記所定時間は、車両停止時における前
    記第2の蓄電装置の電圧又は残容量に基づいて設定され
    ることを特徴とする請求項2に記載の蓄電装置の残容量
    均等化装置。
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