JP2009130753A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コーデックの種類に拘わらず、ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことを目的とする。
【解決手段】 本発明の無線通信装置は、無線通信部222と、複数のデコーダ252と、選択スイッチ254と、リニア変換部256と、音声出力部220と、実行している音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かを判定するコーデック判定部258と、16kbpsのADPCMと判定された場合、切換先基地局に割り当てられたデコーダのPCMデータから有音状態を検知する有音検知部260と、有音検知部が有音状態を検知した時点で、選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換える基地局切換部262と、を備えることを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを再生する無線通信装置および無線通信方法に関する。
PHS(Personal Handy phone System)端末等の無線通信装置では、ユーザの音声によるアナログ信号を一旦デジタル信号に変換して他のユーザの無線通信装置に送信し、そこで再びアナログ信号に変換して音声が再生される。しかし、アナログ信号を単純にデジタル信号に変換するだけではその情報量が大きくなり、伝送可能な情報量が制限されている通信経路において全ての音声データを伝達できないことになる。そこで、通信経路を変えずに音声データを伝送するため、音声データの情報量を圧縮する音声コーデックが必要となる。
音声コーデックは、音声デジタルデータの符号化(エンコード)と復号(デコード)からなり、無線通信装置で符号化された音声データが、他の無線通信装置で復号および、再生される。上述したPHS等の無線通信装置で用いられる音声コーデックとしては、例えば、適応差分PCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation、以下、単にADPCMという。)が挙げられる。かかるADPCMは、音声等のアナログデータが連続的に変化する性質を利用し、音声データの差分を符号化する技術である。
無線通信装置では、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)の変調方式において32kbpsのADPCM(ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication sector)勧告G.726)が採用されており、聴覚上違和感のない再生を行うため窓関数を用いた窓掛けが行われ、時間軸上に並んだ現在のフレームデータと前回のフレームデータとの連続性を維持した音声データが生成される。
近年、無線回線の有効利用の観点から上述したQPSK変調方式における32kbpsADPCMに加えてBPSK変調方式における16kbpsADPCMの並行利用が検討されている。16kbpsADPCMは32kbpsADPCMに比べ単位時間に伝送する情報量は少ないものの、基地局からの距離が長い場合等における電波強度が弱いときでも比較的安定して通信することができる利点を有している。
ここで、ADPCMによる動作を簡単に説明すると、図7に示すように、無線通信装置10では、送信すべきPCMデータPCMと前回のPCMデータ予測値PCM'n-1との差分dnを量子化幅Δnで量子化して符号を割り当て、符号化された符号化音声データADPCMnを送信先の無線通信装置12に送信する。無線通信装置10では、さらに符号化音声データADPCMnを逆適応量子化し、逆適応量子化された差分d'nを前回値PCM'n-1に加算して今回の予測値PCM'nを生成する。そして、無線通信装置12では、受信した符号化音声データADPCMnを、量子化幅Δnを用いて逆適応量子化し、逆適応量子化された差分d'nを前回値PCM'n-1に加算してPCMデータPCMを得る。
ADPCMでは、振幅が小さいアナログデータでも再現できるように振幅変化幅に応じて量子化の分解能を変化させ得る特性を有す。これは、図8に示したように、符号化音声データADPCMnに応じて、アナログデータの振幅範囲が大きいところでは量子化幅Δnを大きくし、小さいところでは量子化幅Δnを小さくすることで達成できる。このようなADPCMを用いることで、圧縮された少ない情報量から音声符号装置10のPCMデータPCMnをほぼ完全に復元することができる。
このようなADPCMはコーデックの規格毎に特性が異なる。例えば、BPSK変調方式に使用される16kbpsADPCMでは、32kbpsADPCMに比べ、伝送される符号化音声データの情報量が少ない。32kbpsADPCMにおける符号化音声データが4ビット(8kHzサンプリング)であるのに対して、16kbpsADPCMの符号化音声データは2ビット(8kHzサンプリング)しかない。従って、16kbpsADPCMでは、2ビットの符号化音声データを有効に利用するため、32kbpsADPCMでは存在していたPCMデータの振幅を必ず減少に向かわせるコードが存在しない。
ところで、無線通信装置間の通信を支援する無線通信システムでは、高速移動中であっても無線通信を継続させるため音声受信元となる基地局を切り換える所謂ハンドオーバが行われている。特に回線交換式の無線通信システムにおいて、各無線通信装置は、(1)ハンドオーバ切換先の基地局から無音状態(有効な音声データが無い状態)を示すADPCMデータ以外のデータが複数スロット連続したとき(例えば、特許文献1)、(2)切換元の基地局(切換元基地局)からRT無線チャネル切断信号受信時、(3)ハンドオーバ切換先の基地局(切換先基地局)からのCC応答信号受信時、の3つの切換タイミングのいずれかを適用して実際の音声パスを切り換える。
ここで、RT(Radio Frequency Transmission Management:無線管理)は無線ゾーン選択や無線回線の設定、維持、切換および切断を含む無線資源の管理に関する機能であり、CC(Call Control:呼制御)は呼設定や通信の維持および解放を含む回線接続制御に関する機能であり、位置登録や装置認証を含む無線通信装置の移動性支援に関する機能であるMM(Mobility Management:移動管理)と共にレイヤを構成している。
図8は、RTやCCの詳細なタイミングを示すシーケンス図である。ここでは、無線通信装置と切換元基地局とが無線通信を確立している(S20)。切換元基地局との通信状況が悪化した無線通信装置は切換先基地局に呼を張りたい旨(CC呼設定)を伝達し(S22)、切換先基地局はCC呼設定を受け付けたことを無線通信装置に返信する(S24)。続いて、無線通信装置は切換先基地局に無線チャネル設定に関する要求(RT機能要求)を行い(S26)、切換先基地局はRT機能要求を受け付けたことを無線通信装置に返信する(S28)。ここで、無線通信装置は切換先基地局に秘匿鍵情報を伝達する(S30)。
切換先基地局は、無線通信装置における上述した交信の高速通信(FA)を止めさせ(FA切断)、音声通信のための無線チャネルを確保し(S32)、無線通信装置はFA切断を受け付けたことを切換先基地局に返信する(S34)。こうして、無線通信装置は、切換元基地局に加えて切換先基地局とも無線通信を確立する(S36)。
無線通信装置は、切換先基地局からの音声データで有音状態(有効な音声データが有る状態)が検知されると(S38)、切換元基地局から切換先基地局へのハンドオーバを行う。ハンドオーバが実行されると、切換元基地局は、タイマに応じて無線通信装置に呼を切断する旨(RT無線チャネル切断)を要求し(S40)、無線通信装置は、呼の切断を完了したことを切換元基地局に返信する(S42)。かかる処理とは独立して切換先基地局は、ハンドオーバ処理が完了したこと(CC応答)を無線通信端末に伝達する(S44)。このRT無線チャネル切断要求(S40)とCC応答(S44)とは順番が入れ替わることもある。ここで、上述したハンドオーバ時のパス切換タイミング(1)、(2)、(3)は、S38、S40、S44にそれぞれ相当する。
32kbpsADPCMでは無音状態に相当するコードが準備されているため、(1)切換元基地局の無音検知を行うことでパスを切り換えるべきタイミングを正確に把握することができる。
特開2005−244855号公報
しかし、コーデックとして16kbpsADPCMが選択されている場合、そもそも無音状態を示すコードが無いため無音状態から有音状態への切換時を正確に把握することができず、上記(1)の条件を用いてハンドオーバを遂行することはできなかった。従って、16kbpsADPCMのときには(2)または(3)の条件で音声パスを切り換えざるを得ず、最早音声データを有していない切換元基地局のデータを図8上一点鎖線で示した時間、例えば100msecの間再生し、音声の無音時間となってユーザに違和感を与えていた。
本発明は、このような課題に鑑み、コーデックの種類に拘わらず、ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことが可能な無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる、複数の基地局と無線通信可能かつ複数の基地局間をハンドオーバ可能な無線通信装置の代表的な構成は、ハンドオーバの際、切換元基地局および切換先基地局それぞれから、ADPCM音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを受信する無線通信部と、切換元基地局および切換先基地局からの符号化音声データをそれぞれPCMデータに復号する複数のデコーダと、複数のデコーダのいずれか1つを選択する選択スイッチと、選択されたデコーダからのPCMデータをリニアPCMデータに変換するリニア変換部と、リニアPCMデータを音声出力する音声出力部と、実行している音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かを判定するコーデック判定部と、16kbpsのADPCMと判定された場合、切換先基地局に割り当てられたデコーダのPCMデータから有音状態を検知する有音検知部と、有音検知部が有音状態を検知した時点で、選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換える基地局切換部と、を備えることを特徴とする。
無線通信装置は、かかる有音検知部の構成により、16kbpsADPCMの場合においても切換先基地局の音声が無音状態から有音状態に切り換わるタイミングを正確に把握することができるので、無音時間による違和感をユーザに抱かせることなく、32kbpsADPCM同様ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことが可能となる。
有音検知部は、PCMデータの所定値以上の振幅を所定回数検知することで有音状態と判断してもよい。
このようにPCMデータの振幅の高さおよびサンプル数によって有音状態を判断することで、音声の切換タイミングを確実に把握することができ、本来音声が切り換わったとみなすべきでないノイズ的な有音状態を無視することが可能となる。
本発明にかかる、複数の基地局と無線通信可能かつ複数の基地局間をハンドオーバ可能な無線通信装置の他の構成は、ハンドオーバの際、切換元基地局および切換先基地局それぞれから、ADPCM音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを受信する無線通信部と、切換元基地局および切換先基地局からの符号化音声データをそれぞれPCMデータに復号する複数のデコーダと、複数のデコーダのいずれか1つを選択する選択スイッチと、選択されたデコーダからのPCMデータをリニアPCMデータに変換するリニア変換部と、リニアPCMデータを音声出力する音声出力部と、実行している音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かを判定するコーデック判定部と、16kbpsのADPCMと判定された場合、切換元基地局に割り当てられたデコーダのPCMデータから無音状態を検知する無音検知部と、無音検知部が無音状態を検知した時点で、選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換える基地局切換部と、を備えることを特徴とする。
無線通信装置は、かかる無音検知部の構成により、16kbpsADPCMの場合においても切換元基地局の音声が有音状態から無音状態に切り換わるタイミングを正確に把握することができるので、有音検知部を有する構成同様、無音時間による違和感をユーザに抱かせることなく、32kbpsADPCM同様ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことが可能となる。
無音検知部は、PCMデータの所定値以下の振幅を所定回数検知することで無音状態と判断してもよい。
このようにPCMデータの振幅の高さおよびサンプル数によって無音状態を判断することで、音声の切換タイミングを確実に把握することができ、本来音声が切り換わったとみなすべきでないノイズ的な無音状態や真の無音状態を無視することが可能となる。
また、上述した無線通信装置を用いて、複数の基地局間をハンドオーバする無線通信方法も提供される。上記無線通信装置における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該無線通信方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、コーデックの種類に拘わらず、ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(無線通信システム100)
本実施形態では、選択されたコーデックの種類に拘わらず、ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことを目的としている。ここでは、理解を容易にするため、無線通信システムの構成を用いてハンドオーバの動作を説明し、その後で無線通信装置の具体的な構成を詳述する。
図1は、無線通信システム100の概略的な構成を示したブロック図である。かかる無線通信システム100は、PHS端末110(110A、110B)と、基地局120(120A、120B、120C)と、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線やインターネット、専用回線等の通信網130と、中継サーバ140とを含んで構成される。
上記無線通信システム100においては、ユーザが自己のPHS端末110Aから他のPHS端末110Bへ通話回線接続を試みた場合、ユーザのPHS端末110Aの操作に応じて、無線通信可能領域にある基地局120Aとの無線通信が確立される。基地局120は、図1中(1)に示すように、通信網130を介して中継サーバ140にPHS端末110Bとの通信接続を要求する。
そして、中継サーバ140は、図1中(2)に示すように、PHS端末110Bの無線通信可能領域にある基地局120Bを選定して、通信相手の有するPHS端末110Bとの音声通話を設定する。基地局120Bにおける音声通話の設定が完了すると、中継サーバ140は、その音声通話処理を基地局間に渡し、図1中(3)に示すように、ユーザ側および通信相手側の基地局120A、120B同士が主体となって音声信号の送受信を直接行う。このとき、中継サーバ140は、各PHS端末110A、110Bの通信環境の変化、例えば、PHS端末の移動に応じて適切な基地局を割り当てるための待機状態に移行する。
ここで、通信相手が移動し、PHS端末110Bと基地局120Bとの通信継続が困難になると、PHS端末110Bの無線通信可能範囲にある新たな基地局120Cが中継サーバ140に選択され、切換元基地局である基地局120Bから切換先基地局である基地局120Cへのハンドオーバが遂行される。そして、図1中(4)に示すように、基地局120Aと新たな基地局120Cとの通信が開始される。
PHS端末110Bは、切換対象である2つの基地局120B、120Cのいずれとも通信を確立することができるが、回線交換式の無線通信システム100の下では、両基地局から重複して音声を取得することができない。従って、PHS端末は、両基地局からの受信信号を参照して切換元基地局から切換先基地局への切換を行わなくてはならない。
(PHS端末110)
このようなハンドオーバが行われる際にコーデックとして16kbpsADPCMが選択されている場合、従来では音声の有無に基づいて基地局120を切り換えることができなかった。本実施形態におけるPHS端末110は、コーデックの種類に拘わらずシームレスに基地局の切り換えを行うことができる。ここでは、基地局の切換を行う無線通信装置としてPHS端末110を挙げているが、かかる場合に限らず、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等音声を再生することが可能な様々な電子機器を無線通信装置として用いることもできる。
図2は、PHS端末110のハードウェア構成を示した機能ブロック図であり、図3は、PHS端末110の外観を示した斜視図である。PHS端末110は、端末制御部210と、端末メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声入力部218と、音声出力部220と、無線通信部222とを含んで構成される。
上記端末制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりPHS端末110全体を管理および制御する。端末制御部210は、端末メモリ212のプログラムを用いて、PHS端末110を利用した通話機能やメール配信機能も当然にして遂行する。
上記端末メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、端末制御部210で処理されるプログラムや音声データ等を記憶する。また、後述するADPCMデータを一時的に保持することもできる。
上記表示部214は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成され、端末メモリ212に記憶された、または通信網130を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
上記音声入力部218は、マイク等の音声認識手段で構成され、通話時に入力されたユーザの音声をPHS端末110内で処理可能な電気信号に変換する。
上記音声出力部220は、スピーカで構成され、PHS端末110で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作部216の操作音、アラーム音等も出力できる。
上記無線通信部222は、通信網130における基地局120との無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局120内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれPHS端末110のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式等が採用されている。以下、無線通信部222を介した各基地局120からの音声パスをどのようにして切り換え、音声出力部220で再生するかを説明する。
図4は、音声切換に関するPHS端末110の概略的な機能を示した機能ブロック図である。ここで、端末制御部210は、データ抽出部250と、デコーダ252(252A、252B、252C、252D)と、選択スイッチ254と、リニア変換部256と、コーデック判定部258と、有音検知部260と、基地局切換部262とを含んで構成される。
上記データ抽出部250は、無線通信部222を介して複数の基地局120それぞれから受信したデータを参照し、ADPCMによる音声コーデック、例えば16kbpsADPCMまたは32kbpsADPCMを用いて符号化された符号化音声データ(以下、単にADPCMデータという。)を1フレーム(5msec)毎に抽出し、端末メモリ212に格納する。
ここでは、切換元基地局からのADPCMデータをデコーダ252Aが、切換先基地局からのADPCMデータをデコーダ252Bが復号する。例えば16bpsADPCMの場合、5msec毎に10byte(80bit=40シンボル)分のデータを受信する。本実施形態では、低速データとして16kbpsを、高速データとして32kbpsを挙げて説明しているが、高速データはかかる場合に限られず、24、32、48、64、…kbpsといったように16kbps以外で16kbpsより高速な様々なADPCMを含んでいる。
上記デコーダ252は、時分割多重方式におけるタイムスロットの数分設けられる。時分割多重方式においては、1または複数の基地局から、時分割されたタイムスロットの数分だけ並行してデータを受信できるからである。デコーダ252は、端末メモリ212から自体に割り当てられた基地局120のADPCMデータを取得し、各ADPCMデータをPCMデータに復号する。本実施形態では、デコーダ252として、ソフトウェアデコーダを想定しているが、集積回路によるデコーダや、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のプログラマブル素子で実現することも可能である。
上記選択スイッチ254は、複数のデコーダ252のいずれか1つを選択して、音声出力部220で実際に出力される音声の音声パスを設定する。従って、選択スイッチ254が選択しているデコーダ252(例えばハンドオーバ前はデコーダ252A)に割り当てられた基地局120の音声が再生されることとなる。
上記リニア変換部256は、選択スイッチ254に接続され、デコーダ252によって復号されたPCMデータを、音声出力部220での出力形式であるビット長が拡張されたリニアPCMデータに変換する。かかる変換には、例えば8bitPCMデータを16bitのリニアPCMデータに変換するμ−lawまたはA−law変換が利用されている。μ−lawまたはA−law変換はITU−Tで規格化されている音声符号化における圧縮、解凍方式の1つである。日本のISDN網では主としてμ−lawが利用されている。
上記コーデック判定部258は、デコーダ252において現在実行されている音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かを判定する。そして、判定した結果が16kbpsADPCMであれば、後述する有音検知部260を動作可能な状態に維持させる。
上記有音検知部260は、コーデック判定部258が16kbpsADPCMのコーデックと判定した場合、即ち、ADPCMデータが低速データの場合、切換先基地局に割り当てられたデコーダ252BのPCMデータから有音状態を検知する。16kbpsのADPCMデータは無音状態と有音状態とを判別できないので、そのADPCMデータを復号したPCMデータを判断基準としている。従って、PCMデータのみならず、PCMデータより後段の、例えばリニアPCMデータや音声信号によって無音状態と有音状態とを判別することもできる。
有音検知部260は、例えば、PCMデータの所定値以上の振幅(絶対値)を所定回数検知することで有音状態を判断する。このようにPCMデータの振幅の高さおよびサンプル数によって有音状態を判断することで、音声の切換タイミングを確実に把握することができ、本来音声が切り換わったとみなすべきでないノイズ的な有音状態を無視することが可能となる。
上記基地局切換部262は、有音検知部260が有音状態を検知した時点で、選択スイッチ254を切換元基地局に割り当てられたデコーダ252Aから切換先基地局に割り当てられたデコーダ252Bに切り換える。
以上のようなPHS端末110の構成により、16kbpsADPCMの場合においても切換先基地局の音声が無音状態から有音状態に切り換わるタイミングを正確に把握することができる。
図5は、ハンドオーバ時の音声パス切換を説明するための説明図である。ハンドオーバが実行される前には、既に切換元基地局120Bおよび切換先基地局120Cのいずれとも通信が確立され、PHS端末110BではPCMデータ280B、280Cが生成される。この時点では、図5(a)に示されるように、選択スイッチ254がPCMデータ280Bを選択しているので、音声出力部220ではPCMデータ280Bに基づく音声信号282が出力される。
ここで、切換元基地局120Bから切換先基地局120Cに回線交換されると、切換先基地局120Cのみに音声が生じ、PHS端末110Bの有音検知部260が有音状態284を検知する。そして、基地局切換部262が選択スイッチ254を切換先基地局120Cに切り換えるので、新たに切換先基地局120Cからの音声パスが選択される。以後、図5(b)に示すように、音声出力部220では切換先基地局120CからのPCMデータ280Cに基づく音声信号282が出力される。
こうして、無音時間による違和感をユーザに抱かせることなく、32kbpsADPCM同様ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことが可能となる。
(無線通信方法)
次に、上述した無線通信装置としてのPHS端末110を用いてADPCMデータを再生する無線通信方法について説明する。
図6は、無線通信方法の具体的な流れを示したフローチャートである。かかる無線通信方法においては、Tchを通じてADPCMデータが受信されるとデータ処理の割込が生じる。かかる割込では、まず、ハンドオーバ中であるかどうか、即ち、切換先基地局への音声パス切換が可能な状態にあるかどうかが判定される(S300)。かかる判定でハンドオーバ中ではないと判定された場合、有音検知カウンタおよび有音検知フラグのリセットが行われる(S302)。
続いて、実行している音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かが判定され(S304)、16kbpsのADPCMでない、例えば32kbpsのADPCMであれば、その音声コーデックに基づく切換先基地局の有音検知が為され、有音検知フラグが制御される(S306)。16kbpsのADPCMであれば、本実施形態における16kbpsのADPCMに基づく有音検知が為される(S308)。
16kbpsのADPCMに基づく有音検知(S308)では、まず、切換先基地局からの受信データから1フレーム(80bit)分のADPCMデータ群が読み込まれる(S310)。そして、ADPCMデータ1シンボル(2bit単位)分が順次PCMデータに復号される(S312)。ここで、PCMデータの振幅の絶対値が所定値以上となった場合(S314)、有音検知カウンタがインクリメントされ(S316)、さらに、有音検知カウンタのカウント値が所定回数、例えば5回を超えると(S318)、有音検知フラグが立って(S320)、当該有音検知(S308)が強制的に終了される。カウント値が所定回数を超えていなければ、ADPCMデータの復号が総て完了したかどうか判断され(S322)、完了していなければPCMデータへの復号(S312)からの処理が繰り返される。
16kbpsのADPCMによる有音検知(S308)またはその他のADPCMによる有音検知(S306)において、有音検知フラグが立っていれば(S324)、基地局切換部262は、選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換え、ハンドオーバが実行される(S326)。
以上説明した無線通信方法においても、コーデックの種類に拘わらず、ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことが可能となる。
(無音検知)
また、上述した実施形態では、切換先基地局のPCMデータから有音状態を判断しているが、切換元基地局のPCMデータから無音状態を判断してハンドオーバを遂行することもできる。この場合、有音検知部260の代わりに、切換元基地局に割り当てられたデコーダのPCMデータから無音状態を検知する無音検知部を設け、基地局切換部262は、この無音検知部が無音状態を検知した時点で、選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換える。
ただし、無音検知においては、ハンドオーバによる無音状態と真の無音状態とを区別できるように、無音検知部の無音状態の判断基準である、PCMデータの所定値以下の振幅の検知回数を多くとる必要がある。
切換先基地局のPCMデータが無音状態から有音状態に切り換わるタイミングと、切換元基地局のPCMデータが有音状態から無音状態に切り換わるタイミングは等しいので、かかる無音検知部を設ける構成であっても、有音検知部の場合同様、コーデックの種類に拘わらず、ハンドオーバ時の音声の切換をシームレスに行うことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、PHSのシームレスハンドオーバ時における動作(処理)を説明したが、かかる場合に限られず、通常のハンドオーバにも本実施形態を適用することが可能である。
なお、本明細書の無線通信方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしても良い。
本発明は、音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを再生する無線通信装置および無線通信方法に利用することができる。
本実施形態における無線通信システムの概略的な構成を示したブロック図である。 PHS端末のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 PHS端末の外観を示した斜視図である。 音声切換に関する無線通信装置の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 ハンドオーバ時の音声パス切換を説明するための説明図である。 無線通信方法の具体的な流れを示したフローチャートである。 従来におけるADPCMによる動作を説明するための説明図である。 RTやCCの詳細なタイミングを示すシーケンス図である。
符号の説明
100 …無線通信システム
110 …PHS端末(無線通信装置)
120 …基地局
220 …音声出力部
222 …無線通信部
250 …データ抽出部
252 …デコーダ
254 …選択スイッチ
256 …リニア変換部
258 …コーデック判定部
260 …有音検知部
262 …基地局切換部

Claims (6)

  1. 複数の基地局と無線通信可能かつ該複数の基地局間をハンドオーバ可能な無線通信装置であって、
    ハンドオーバの際、切換元基地局および切換先基地局それぞれから、ADPCM音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを受信する無線通信部と、
    前記切換元基地局および切換先基地局からの符号化音声データをそれぞれPCMデータに復号する複数のデコーダと、
    前記複数のデコーダのいずれか1つを選択する選択スイッチと、
    前記選択されたデコーダからのPCMデータをリニアPCMデータに変換するリニア変換部と、
    前記リニアPCMデータを音声出力する音声出力部と、
    実行している音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かを判定するコーデック判定部と、
    16kbpsのADPCMと判定された場合、前記切換先基地局に割り当てられたデコーダのPCMデータから有音状態を検知する有音検知部と、
    前記有音検知部が有音状態を検知した時点で、前記選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換える基地局切換部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記有音検知部は、前記PCMデータの所定値以上の振幅を所定回数検知することで有音状態と判断することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 複数の基地局と無線通信可能かつ該複数の基地局間をハンドオーバ可能な無線通信装置であって、
    ハンドオーバの際、切換元基地局および切換先基地局それぞれから、ADPCM音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを受信する無線通信部と、
    前記切換元基地局および切換先基地局からの符号化音声データをそれぞれPCMデータに復号する複数のデコーダと、
    前記複数のデコーダのいずれか1つを選択する選択スイッチと、
    前記選択されたデコーダからのPCMデータをリニアPCMデータに変換するリニア変換部と、
    前記リニアPCMデータを音声出力する音声出力部と、
    実行している音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かを判定するコーデック判定部と、
    16kbpsのADPCMと判定された場合、前記切換元基地局に割り当てられたデコーダのPCMデータから無音状態を検知する無音検知部と、
    前記無音検知部が無音状態を検知した時点で、前記選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換える基地局切換部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記無音検知部は、前記PCMデータの所定値以下の振幅を所定回数検知することで無音状態と判断することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. ADPCM音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを複数の基地局から受信する無線通信部と、該複数の基地局からの符号化音声データをそれぞれPCMデータに復号する複数のデコーダと、該複数のデコーダのいずれか1つを選択する選択スイッチと、該選択されたデコーダからのPCMデータをリニアPCMデータに変換するリニア変換部と、該リニアPCMデータを音声出力する音声出力部と、を備える無線通信装置を用いて、該複数の基地局間をハンドオーバする無線通信方法であって、
    実行している音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かを判定し、
    16kbpsのADPCMと判定された場合、切換先基地局に割り当てられたデコーダのPCMデータから有音状態を検知し、
    前記有音状態を検知した時点で、前記選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換えることを特徴とする無線通信方法。
  6. ADPCM音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを複数の基地局から受信する無線通信部と、該複数の基地局からの符号化音声データをそれぞれPCMデータに復号する複数のデコーダと、該複数のデコーダのいずれか1つを選択する選択スイッチと、該選択されたデコーダからのPCMデータをリニアPCMデータに変換するリニア変換部と、該リニアPCMデータを音声出力する音声出力部と、を備える無線通信装置を用いて、該複数の基地局間をハンドオーバする無線通信方法であって、
    実行している音声コーデックが16kbpsのADPCMであるか否かを判定し、
    16kbpsのADPCMと判定された場合、切換元基地局に割り当てられたデコーダのPCMデータから無音状態を検知し、
    前記無音状態を検知した時点で、前記選択スイッチを、切換元基地局に割り当てられたデコーダから切換先基地局に割り当てられたデコーダに切り換えることを特徴とする無線通信方法。
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