JP2011029713A - 通信制御システム、及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御システム、及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 通信環境の変化に柔軟に対応した最適なコーデックを選択し、通信を行っている間に当該最適なコーデックに切替える。
【解決手段】 通信制御システム10は、あるBTS250によって形成される通信エリアに在圏している通信端末100が、当該通信エリアから、別のBTS250によって形成される通信エリアへと移動するハンドオーバを検出するハンドオーバ検出部220と、ハンドオーバ検出部220がハンドオーバを検出した場合に、コーデック切替に用いる、当該ハンドオーバに基づく情報を取得する情報取得部320と、情報取得部320が取得した情報に基づいて切替後コーデックを選択するコーデック選択部330と、現在行っている通信に対して、コーデック選択部330が選択した切替後コーデックを適用するように制御するコーデック切替部340と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信制御システム、及び通信制御方法に関する。
コーデックの変換をする技術として例えば特許文献1には、通信カードの種別に応じてコーデックを変更する技術が記載されている。
特開2006−12103号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、通信を開始する際に通信カードの種別を判断し、当該判断結果に基づいてコーデックを選択しているため、通信環境の変化に柔軟に対応した最適なコーデックを選択し、通信を行っている間に当該最適なコーデックに切替えることができないという課題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するために、通信環境の変化に柔軟に対応した最適なコーデックを選択し、通信を行っている間に当該最適なコーデックに切替えることを可能とする通信制御システム、及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信制御システムは、1の基地局によって形成される通信エリアに在圏している通信端末が当該通信エリアから、他の基地局によって形成される通信エリアへと移動するハンドオーバを検出するハンドオーバ検出部と、ハンドオーバ検出部がハンドオーバを検出した場合に、通信端末が現在行っている通信に対して適用されているコーデックを切替えるコーデック切替に用いる、当該ハンドオーバに基づく情報を取得する情報取得部と、情報取得部が取得した情報に基づいて切替後コーデックを選択するコーデック選択部と、現在行っている通信に対して、コーデック選択部が選択した切替後コーデックを適用するように制御するコーデック切替部と、を備える。
この構成により、ハンドオーバが生じた場合に、当該ハンドオーバに基づく情報に基づいて切替後のコーデックが選択され、当該切替後のコーデックが適用された通信が行われることとなる。その為、通信環境の変化に柔軟に対応した最適なコーデックを選択し、通信を行っている間に当該最適なコーデックに切替えることが可能となる。
また、通信制御システムの情報取得部は、他の基地局が接続している通信ネットワークにおける負荷状況を検出するネットワーク負荷検出部を更に備えることが好適である。
この構成により、ハンドオーバ先のネットワークにおける負荷状況を検出することで、より適切なコーデックを選択することが可能となる。
また、ネットワーク負荷検出部は、通信ネットワークに設けられた、通信端末が行っている通信を制御するネットワーク機器におけるCPU負荷を検知し、当該検知したCPU負荷に基づいて前記通信ネットワークにおける負荷状況を検出することが好適である。CPU負荷を検知することにより、確実にネットワークにおける負荷状況を検出することが可能となる。
また、コーデック選択部は、ネットワーク負荷検出部が検出した通信ネットワークにおける負荷状況が、所定の閾値より大きな負荷である場合に、適用可能なコーデックの中で最も品質が低いコーデックを前記切替後コーデックとして選択することが好適である。ネットワークへの負荷が大きい場合に最も品質が低いコーデックを選択することでネットワークへの更なる負荷を最小限とすることが可能となる。
また、ネットワーク負荷検出部は、通信ネットワークにおける呼損率を検知し、該検知した呼損率に基づいて通信ネットワークにおける負荷状況を検出することが好適である。これにより、より実際の負荷状況に即したネットワークにおける負荷状況を検出することが可能となる。
また、情報取得部は、通信端末と他の基地局との間で行う通信における1の通信方式を検出する通信方式検出部を更に備えることが好適である。通信方式に応じて切替後のコーデックを選択することが可能となる。
通信方式検出部は、更に、前記通信端末が通信を行っている相手である他の通信端末が行っている他の通信方式を検出し、コーデック選択部は、1の通信方式及び他の通信方式のうち、より低品質である通信方式に基づいて切替後コーデックを選択することが好適である。品質がより低い通信方式に基づくことでより安全にコーデックを切替えることが可能となる。
通信制御システムは、所定のエリアに対して通信の規制が行われていることを表示する規制情報を含んで保持する保持部を更に備え、コーデック選択部は、保持部が保持する規制情報を参照し、通信端末は該規制情報が示すエリアに在圏している場合に、適用可能なコーデックの中で最も品質が低いコーデックを切替後コーデックとして選択することが好適である。
これにより、人が多く集まるイベントなどが行われる場合などに、所定のエリアのみ、通信の品質を制限(通信の制限)することにより、より多くの通信を確保することが可能となる。
前記課題を解決するために、本発明の通信制御方法は、1の基地局によって形成される通信エリアに在圏している通信端末が当該通信エリアから、他の基地局によって形成される通信エリアへと移動するハンドオーバを検出するハンドオーバ検出ステップと、ハンドオーバ検出ステップにおいてハンドオーバが検出された場合に、通信端末が現在行っている通信に対して適用されているコーデックを切替えるコーデック切替に用いる、当該ハンドオーバに基づく情報を取得する情報取得ステップと、情報取得ステップにおいて取得された情報に基づいて切替後コーデックを選択するコーデック選択ステップと、現在行っている通信に対して、コーデック選択ステップにおいて選択された切替後コーデックを適用するように制御するコーデック切替ステップと、を含む。
この構成により、ハンドオーバが生じた場合に、当該ハンドオーバに基づく情報に基づいて切替後のコーデックが選択され、当該切替後のコーデックが適用された通信が行われることとなる。その為、通信環境の変化に柔軟に対応した最適なコーデックを選択し、通信を行っている間に当該最適なコーデックに切替えることが可能となる。
本発明によれば、通信環境の変化に柔軟に対応した最適なコーデックを選択し、通信を行っている間に当該最適なコーデックに切替えることを可能とする通信制御システム、及び通信制御方法を提供することが可能となる。
発明の概略を説明するための図である。 本実施形態における通信制御システムの構成例を示す図である。 本実施形態における通信制御システムの構成例を示す図である。 図2及び3に示す無線制御部及びコアネットワーク部の機能構成を示す図である。 図4に示すコーデック選択部が切替後コーデックを選択する方法を説明するための図である。 図4に示すノード負荷情報保持部が保持する情報の例を示す図である。 図2及び図3に示す各ノードにおけるハードウェア構成の例を示す図である。 本実施形態における通信制御システム10の処理の流れを示す図である。 本実施形態における通信制御システム10の処理の流れを示す図である。 本実施形態における通信制御システム10の処理の流れを示す図である。 本実施形態における通信制御システム10の処理の流れを示す図である。 本実施形態における通信制御システム10の処理の流れを示す図である。 コーデック変更方法の一例を示す図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1を用いて本実施形態の前提について説明する。図1における各構成要素の説明は後述する。本実施形態における通信制御システム10においては、複数の通信方式を利用することが可能である。発明の説明のための通信方式の例としてCDMA(Code Division Multiple Access)方式、及びHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式を用いる。但し、これらは通信方式の一例であり、これらに限定する意図はない。HSDPA方式の方がより高速な通信が可能である。以下、高速な通信が可能であることを「品質が高い」と表現する。
更に、本実施形態における通信制御システム10及び通信端末100は、通信に対して複数種類のコーデックのうちから選択されたものを適用することが可能である。発明を説明するためのコーデックの例として、AMR−NB(adaptive multi−rate Narrowband)、及びAMR−WB(adaptive multi−rate Wideband)を用いる。但し、これらのコーデックは一例でありこれらに限定する意図はない。利用するコーデックは3種類以上でもよい。本実施形態においては、AMR−WBを適用した方がAMR−NBを適用するより送受信データ量が増える。以下、送受信データ量が増えるコーデックのことを「品質が高い」と表現する。通信に対して、所定のコーデックを適用する、とは、該コーデックに従って通信を行うことをいう。
図1に示すように、BTS(基地局)250はCDMA方式が利用可能である通信エリア又はHSDPAが利用可能である通信エリアを構成することができる。
本実施形態における通信端末100は、一台で複数の通信方式を利用可能である。通信端末100は、更に、通信中に通信エリア境界を跨いで移動した場合にハンドオーバを行い、移動先の通信エリアで利用可能である通信方式へ変更してそのまま通信を継続することが可能である。図1の例では通信端末100は、通信エリアAから通信エリアBに移動している。
図2及び3は、通信制御システム10のシステム構成の例を示す図である。図2に示すように、この通信制御システム10は、通信端末100、無線制御部200、コアネットワーク部300を含んで構成されている。図2に示す通信制御システム10は、IMT(International Mobile Telecommunications)網を例にしたシステム構成である。この場合図2に示すように各構成要素が階梯構造をなしている。
通信制御システム10における無線部分を制御する無線制御部200は、通信端末100が在圏する通信エリアを形成するBTS(基地局)250、及び、BTS250を介して通信端末100と通信を行い無線ネットワークの制御を行うRNC(Radio Network Controller:無線ネットワーク制御装置)260、を含んで構成されている。
通信制御システム10における有線ネットワーク部分であり、無線制御部200の制御及び経路制御等を行うコアネットワーク部300は、LMMS(Local Mobile Multimedia Switching System:加入者階梯交換機)350、GMMS(Gateway Multimedia Switching System:関門階梯交換機)351、TMMS(Transit Multimedia Switching System:中継階梯交換機)352、及び、SCP(Service Control Point)360を含んで構成されている。
ここで、MMSとは、回線交換ネットワーク制御を行う論理ノードであるMSC(Mobile Switching Center)/VLR(Visitor Location Register)の機能を持った物理ノードのことを指す。本実施形態においては、LMMS350、GMMS351、TMMS352が階梯状に設けられ、組み合わされて機能することにより回線交換ネットワーク制御を行い、後述の通信制御システム10の各構成要素が備えるそれぞれの機能を実現している。
SCP360は、本実施形態においては、データベースとしての機能を提供するノードである。具体的には着信側通信端末100のロケーションに関する情報等を保持している。
本実施形態のコアネットワーク部300を含む通信制御システム10のシステム構成は上記の例に限られない、例えば、図3に示したようなシステム構成であっても良い。図2の例では、コアネットワーク部300は、階梯構造を有していたが、図3の例では、階梯構造はとらず、IPルータ網によって各ノードがそれぞれフラットな関係である構成となっている。
図3に示すようにこの例のコアネットワーク部300は、SIPを終端させる機能を備えるノードであるCS-GW(Circuit Switch-Gateway)355、CS-GW355を制御するノードであるS−CSCF(Serving Call Session Control Function)365及びAS(Application Sever)375、SCP360、並びに他網(例えばNGN)との間のMGW(MediaGateway)395を含んで構成されている。なお、NGN(Next Generation Network:次世代ネットワーク)とは、IP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)技術を利用する次世代電話網であり、電話、データ通信、及びストリーミング放送を融合したマルチメディアサービスを実現(Triple Play:トリプルプレイ)するネットワークのことをいう。
この場合であっても、CS-GW355、S−CSCF365、AS375、及びSCP360がIPを利用してお互いに通信をすることにより後述の通信制御システム10の各構成要素が備えるそれぞれの機能を実現している。図3に示す場合であっても、無線制御部200のシステム構成は図2を用いて説明した部分と同様である。
図4に、本実施形態における無線制御部200及びコアネットワーク部300の機能構成を示す。図4に示すように、無線制御部200は、具体的には、通信制御部210、ハンドオーバ検出部220、及び通信方式通知部230を含んで構成されている。
通信制御部210は、無線制御部200と通信端末100との間、及び、無線制御部200とコアネットワーク部300との間の通信を制御する機能を備える。これらの機能は、図2及び図3におけるBTS250が物理的に備えた無線通信装置(図示せず)、及びRNC260が物理的に備えたネットワークカード(図示せず)等によって実現されている。例えばBTS250が無線通信装置を介して通信端末100から受信した種々の信号はRNC260へ送られ、RNC260において信号(情報)の取捨選択がなされた上で、RNC260は必要な信号(情報)をネットワークカード等を介してコアネットワーク部300へ送信する。
ハンドオーバ検出部220は、1のBTS250によって形成される通信エリアに在圏している通信端末100が当該通信エリアから、他のBTS250によって形成される通信エリアへと移動したことによりハンドオーバが実行されたことを検出する機能を備える。
ハンドオーバ検出部220は、更に、通信端末100がハンドオーバを行ったことを検出すると、ハンドオーバを検出した旨、及びハンドオーバ先の通信エリアを一意に識別可能であるハンドオーバ先識別子をコアネットワーク部300へ通信制御部210を介して送信する機能を備える。ここで、ハンドオーバ先識別子は、具体的には、同じRNC260の配下にあるBTS250間におけるハンドオーバの場合には、ハンドオーバ先BTS250の装置番号(通し番号)を用いても良い。異なるRNC260の配下にあるBTS250間におけるハンドオーバの場合には、ハンドオーバ先BTS250が接続しているRNC260の装置番号(通し番号)とハンドオーバ先BTS250の装置番号(通し番号)とを組み合わせた符号を用いても良い。
具体的には、通信端末100は、ハンドオーバ時に追加されたブランチ(デバイスの接続ポイント)に関するブランチ追加報告をRNC260に対して送信する送信部(図示せず)を備える。ハンドオーバ検出部220は、この情報を受信することによって通信端末100がハンドオーバをしたことを検出できる。BTS250は、RNC260の制御により通信端末100からブランチ追加報告を受信する。BTS250はブランチ追加報告を受信すると、当該受信したブランチ追加報告をRNC260へ送信する。なお、標準仕様書「Radio Resource Control (RRC) Protocol Specification: 3GPP TS 25.331」によれば、ブランチ追加時には「ACTIVE SET UPDATE COMPLETE」メッセージが通信端末100からRNC260へ送信される旨が規定されており、本実施形態はこれに準拠することによって実施可能となる。但し、標準仕様書に規定された方法に限定するものではない。
通信方式通知部230は、例えばRNC260により実現され、通信端末100が行なっている通信の通信方式を通信制御部210を介してコアネットワーク部300へ通知する機能を備える。本実施形態においては、通信端末100が行なっている通信方式は、当該通信が行われているチャネルの種別から判断している。
すなわち、通信端末100は、CDMA方式にしか対応していないR99端末である場合或いは通信エリアがCDMAのみ利用可能である通信エリアに在圏している場合などで通信端末100とBTS250とがCDMA方式で通信を行っている場合、BTS250との間でCDMAを用いた通信に用いられるチャネルであるDCH(data channel)を用いて通信を行う。一方、BTS250と通信端末100とがHSDPA方式で通信を行っている場合、通信端末100は、BTS250との間でHSDPA専用のチャネルであるHSDSCH(High-Speed Downlink Shared Channel)を用いて通信を行う。従って、通信方式通知部230は、BTS250と通信端末100との間でどのチャネルを用いて通信が行われているかに基づいて通信方式を検知し、当該検知した通信方式の情報をコアネットワーク部300へ送信する。
なお、通信方式通知部230は通信方式の情報をコアネットワーク部300へ通知するのではなく、チャネルの情報をコアネットワーク部300へ送信してもよい。
通信方式通知部230が通信方式或いはチャネルの情報をコアネットワーク部300に送信するタイミングは、後述のコアネットワーク部300における通信方式検出部325から送信要求に関する信号を受信したタイミングであることが好適である。
コアネットワーク部300は、交換機通信制御部310、情報取得部320、コーデック選択部330、コーデック切替部340、及びノード負荷情報保持部(保持部)335を含んで構成される。
交換機通信制御部310は、コアネットワーク部300と無線制御部200との間の通信を制御する機能を備える。RNC260は一つのノードであり、LMMS350と有線回線で接続されている。RNC260とLMMS350との間の通信は物理的にはこれらのノードが備える通信カード等(図示せず)によって制御されている。
以下に説明する本実施形態におけるコアネットワーク部300が備えるそれぞれの機能は、物理的にはコアネットワーク部300内のどのノードによって実現されていてもよい。一つの機能を備える専用のサーバを別に備えてもよい。複数のサーバに分散して一つの機能を備えてもよい。コアネットワーク部300内に存在するこれらの機能を実現するためのノード、或いはサーバの物理的な位置に対して必要な信号を出力するため、LMMS350、GMMS351、TMMS352及びSCP360は、協働して通信を制御している。また、CS-GW355、S−CSCF365、AS375、及びSCP360は、IPを用いて協働して通信を制御している。交換機通信制御部310の機能はこれらによって実現されている。
情報取得部320は、ハンドオーバ検出部220がハンドオーバを検出した旨の情報を交換機通信制御部310を介して受信すると、通信端末100がBTS250との間で行っている通信に対して適用されているコーデックを切替えるコーデック切替に用いる情報を取得し、コーデック選択部330へ出力する機能を備える。
情報取得部320は、具体的には、使用可能コーデック検出部321、ネットワーク負荷検出部323及び通信方式検出部325を含んで構成されている。使用可能コーデック検出部321は、通信端末100に対して交換機通信制御部310を介して通信端末100が使用可能なコーデックを問いあわせることによって、通信端末100が使用可能であるコーデックの種別を検出する機能を備える。使用可能コーデック検出部321は、当該問いあわせに対して通信端末100が返答した信号を交換機通信制御部310を介して受信することで通信端末100が使用可能であるコーデックの種別を検出する。この問いあわせは、例えば、通信端末100が通信網に接続したことを検出し、そのタイミングで行われてもよい。
更に、使用可能コーデック検出部321は、検出したコーデックの種別をコーデック選択部330へ出力する機能を備える。具体的には、使用可能コーデック検出部321は、無線制御部200のハンドオーバ検出部220がハンドオーバを検出して、その旨を情報取得部320に通知した場合に、コーデック選択部330に対して通信端末100が使用可能であるコーデックの種別を通知する。
ネットワーク負荷検出部323は、ハンドオーバ検出部220がハンドオーバを検出した場合に、ハンドオーバ先のネットワークの負荷を検出する機能を備える。具体的には、ネットワーク負荷検出部323は、ハンドオーバ検出部220がハンドオーバを検出した場合に、ハンドオーバ検出部220から交換機通信制御部310を介してハンドオーバ先識別子を入力し、当該入力したハンドオーバ先識別子が表示するハンドオーバ先通信エリアを構成しているBTS250が接続している通信ネットワークにおける負荷状況を検出する機能を備える。
ネットワーク負荷検出部323は、更に、検出したネットワークにおける負荷状況を後述のコーデック選択部330へ出力する機能を備える。
ネットワークにおける負荷状況とは、例えば、通信端末100がハンドオーバした場合に、ハンドオーバ先の通信エリアを形成するBTS250が接続しているネットワークにおけるLMMS350、GMMS351、TMMS352、CS-GW355、S−CSCF365、或いはAS375(通信端末100が行っている通信を制御するネットワーク機器)のCPU負荷である。当該CPU負荷を検知し、検知したCPU負荷から通信ネットワークにおける負荷状況を検出してもよい。CPUの負荷は、処理負担の観点から、例えば一定幅(例えば10%幅)毎に区切って管理することとするのが良い。
更に、呼の数量に対して接続が拒否される確率である呼損率からネットワークの負荷状況を検出してもよい。この場合は、具体的には、呼損率はNOC(ネットワークオペレーションセンタ)から手動で、コアネットワーク部300のノード、例えばLMMS350へ通知してもよい。
以上の説明では、ネットワーク負荷検出部323はハンドオーバ検出部220がハンドオーバを検出した場合にハンドオーバ先のネットワークにおける負荷状況を検出していたが、ネットワーク負荷検出部323は、常時ネットワークにおける負荷状況を検出していてもよい。その場合、ネットワーク負荷検出部323は、検出したネットワークにおける負荷状況をコーデック選択部330へ出力するのではなく、後述するノード負荷情報保持部335へ出力する。
通信方式検出部325は、通信端末100がハンドオーバを行った場合に、ハンドオーバ先の通信エリアを形成するBTS250と該ハンドオーバを行った通信端末100との間で行う通信方式、及び該通信端末100が通信をしている相手の通信端末100が行っている通信の通信方式を検出する機能を備える。
具体的には、通信方式検出部325は、通信方式通知部230に対してハンドオーバを行った通信端末100が行っている通信方式に関する情報を送信することを要求する信号である送信要求に関する信号を送信する。通信方式通知部230が該通信方式に関する情報を送信すると、通信方式検出部325は、交換機通信制御部310を介して当該通信方式に関する情報を受信する。更に、ハンドオーバを行った通信端末100が通信をしている相手の通信端末100が在圏しているエリアを構成しているBTS250を含む無線制御部200に対して当該通信相手の通信端末100が行っている通信の通信方式を交換機通信制御部310を介して問いあわせる。
コーデック選択部330は、使用可能コーデック検出部321、ネットワーク負荷検出部323及び通信方式検出部325からそれぞれ通信端末100が使用可能であるコーデックの種別、ネットワークにおける負荷状況、及び通信方式に関する情報を入力し、該入力した情報からハンドオーバ後の通信に対して適用されるコーデックである切替後コーデックを選択する機能を備える。
具体的には、コーデック選択部330は、ネットワーク負荷検出部323から入力したネットワークにおける負荷状況としての通信端末100が行っている通信を制御するネットワーク機器におけるCPU負荷率が所定の閾値以上であるか確かめる。所定の閾値はシステム管理者によって自由に設定可能としてもよい。
次に、コーデック選択部330は、無線制御部200から交換機通信制御部310を介してハンドオーバ先識別子を受信し、後述のノード負荷情報保持部335を参照することによりハンドオーバ先通信エリアに対して手動の通信規制がかけられていないか確かめる。
コーデック選択部330は、CPU負荷率が所定の閾値以上である場合、或いは、ハンドオーバ先通信エリアに対して手動の通信規制がかけられている場合には、使用可能コーデック検出部321が検出した通信端末100が使用可能であるコーデックの中で最も品質が低いコーデックを切替後コーデックとして選択する。
上記条件のどちらにも該当しない場合には、コーデック選択部330は、通信方式検出部325から入力したハンドオーバを行った通信端末100が行っている通信の通信方式と、該通信端末100が通信を行っている相手の通信端末100における通信方式と、に基づいて切替後コーデックを選択する。
図5を参照して説明する。ノード負荷情報保持部335は、図5に示す情報を予め保持している。図5においては、便宜上通信端末100を発側及び着側に分けて説明するが、ハンドオーバを行う通信端末100は、発側或いは着側のどちらでもよい。コーデック選択部330は、コアネットワーク部300の通信方式検出部325から受信した発側通信端末100がBTS250との間で行っている通信の通信方式と、着側通信端末100がBTS250との間で行っている通信の通信方式と、の組合せから、切替後のコーデックを選択する。切替後コーデック選択方法の一例を図5に示す。
この図に示すように、コーデック選択部330は、発側通信端末100及び着側通信端末100の両方若しくはどちらか一方がCDMA方式で通信を行っている場合は、切替後コーデックとして比較的品質の低いAMR−NBを選択する。コーデック選択部330は、発信側通信端末100及び受信側通信端末100の両方がHSDPA方式で通信を行っている場合は、切替後コーデックとして比較的品質の高いAMR−WBを選択する。すなわち、コーデック選択部330は、発信側通信端末100が行っている通信方式及び受信側通信端末100が行っている通信方式のうち、より低品質である通信方式を基準として(本実施形態において発明を説明するための例においては、発側或いは着側の少なくとも一方がCDMA方式で通信を行っている場合にはCDMA方式、両方がHSDPA方式で通信を行っている場合にはHSDPA方式を基準として)切替後コーデックを選択する。
コーデック切替部340は、コーデック切替が必要であるか否かを判断する機能、及び通信端末100が行う通信に対してコーデック選択部330が選択した切替後コーデックが適用されるように通信を制御する機能を備える。
具体的には、コーデック切替部340は、コーデック選択部330からコーデック選択部330が選択した切替後コーデックを入力し、当該入力した切替後コーデックと現在適用されているコーデックとを比較し、両者が同一である場合にはコーデック切替が不要であると判断する。両者が異なる場合には、コーデック切替が必要であると判断する。コーデック切替が必要であると判断した場合には、コーデック切替部340は、通信を行っている通信端末100に対してコーデック選択部330が選択した切替後コーデックで通信を行うように求める信号を送信する。
コーデック切替部340は、通信を行っている両方の通信端末100に対して同じコーデックを適用することを求めることに限らず、後述するように両方を別々のコーデックとしてもよい。
ノード負荷情報保持部335は、特定のエリアに手動で通信規制がかけられていることを示す情報である「手動規制情報」を保持する機能を備える。
上記説明では、ネットワーク負荷検出部323は、ハンドオーバ検出部220がハンドオーバを検出した時点でネットワークにおける負荷状況を検出している例を説明したが、ネットワーク負荷検出部323は、常にネットワークにおける負荷状況を検出してもよい。その場合、ノード負荷情報保持部335は更に、ネットワークにおける負荷状況を保持する機能を備える。
図6に、その場合のノード負荷情報保持部335が保持する情報の例を示す。この図に示すように、ノード負荷情報保持部335は、ネットワークにおける負荷状況としてのコアネットワーク部300を構成するそれぞれのノードのCPU負荷、及び「手動規制情報」をノードと関連付けて保持している。「手動規制情報」には、例えば花火大会、その他イベント等の開催にともなって通信の品質を制限(通信の制限)しているエリアであることを示す“規制中”との情報が保持されている。なお、ここで「通信の品質を制限する」とは、通信端末100一台あたりに利用可能である通信量を減らすことを意味する。そのような方法で通信を制限することで、品質を落としてでも、通信可能である通信端末100の数を増やすことが可能となる。
ネットワーク負荷検出部323は、ネットワークにおける負荷状況を常に検出している場合、コーデック選択部330は、切替後コーデックを選択する際に、ネットワークにおける負荷状況情報を、その都度通信方式検出部325から入力するのではなく図6に示すノード負荷情報保持部335が保持する情報を参照することで得てもよい。
次に、図7を用いて、図2或いは図3に記載された無線制御部200及びコアネットワーク部300を構成する各ノード(例えばLMMS350等)のハードウェア構成を示す。図7に示すようにLMMS350等の各ノードは、物理的には、CPU(Central Processing Unit)等の制御装置101、RAM(Random Access Memory)といった揮発性半導体等のメモリ102、LAN(Local Area Network)の通信制御カード若しくはボード等の通信を制御する通信装置103、フラッシュメモリー、ハードディスクなどの補助記憶部104を備える。LMMS350等、コアネットワーク部300を構成する各ノードの機能は、制御装置101、メモリ102等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、制御装置101の制御のもとで通信装置103を動作させると共に、メモリ102や補助記憶部104におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。通信端末100のハードウェア構成も以下の一点を除いて同様である、即ち、通信端末100の通信装置103は、アンテナ等であって、無線でBTS250と接続する機能を備える。
次に図8〜13を用いて、本実施形態の通信制御システム10の処理の流れについて説明する。
図8に本実施形態の通信制御システム10における処理の流れを示す。本処理では、予め2つの通信端末100間で通信が行われている。この通信には、2つの通信端末100間でコーデックネゴシエーションが行われて決定されたコーデックが適用されている。無線制御部200のハンドオーバ検出部220は、通信端末100がハンドオーバをしたことを検出する(ステップS101:ハンドオーバ検出ステップ)。
コアネットワーク部300の使用可能コーデック検出部321は、通信端末100に対して通信端末100が使用可能なコーデックを問いあわせることによって、通信端末100が使用可能であるコーデックの種別を検出する(ステップS102:情報取得ステップ)。
通信方式検出部325は、通信端末100がハンドオーバを行った場合に、ハンドオーバ先の通信エリアを形成するBTS250と該ハンドオーバを行った通信端末100との間で行う通信方式、及び該通信端末100が通信をしている相手の通信端末100が行っている通信の通信方式を検出する(ステップS103:情報取得ステップ)。
ネットワーク負荷検出部323は、ハンドオーバ検出部220がハンドオーバを検出した場合に、ハンドオーバ先のネットワークの負荷を検出する(ステップS104:情報取得ステップ)。
コーデック選択部330は、使用可能コーデック検出部321、ネットワーク負荷検出部323、及び通信方式検出部325からそれぞれ通信端末100が使用可能であるコーデックの種別、ネットワークにおける負荷状況、及び通信方式に関する情報を入力し、該入力した情報からハンドオーバ後の通信に対して適用されるコーデックである切替後コーデックを選択する(ステップS105:コーデック選択ステップ)。
コーデック切替部340は、コーデック切替が必要であるか否かを判断し(ステップS106)、コーデック切替の必要があると判断した場合(ステップS106で“YES”)、通信端末100が行う通信に対してコーデック選択部330が選択した切替後コーデックが適用されるように制御する(ステップS107:コーデック切替ステップ)。
コーデック切替部340は、コーデック切替は不要であると判断した場合(ステップS106で“NO”)、処理を終了する。
図9は、本実施形態における通信制御システム10における処理の流れを、通信端末100間の情報の流れを中心に記載した図である。この図では、説明の便宜のため、通信を行っている通信端末100についてハンドオーバを行う通信端末100を端末A、端末Aが通信を行っている相手の通信端末100を端末Bとする。
この図におけるBTS/RNC Aは、端末Aがハンドオーバを行う前に端末Aが在圏していた通信エリア(エリアA)を形成するBTS250及びRNC260を示している。また、BTS/RNC Bは、ハンドオーバ後に端末Aが在圏する通信エリア(エリアB)を形成するBTS250及びRNC260を示している。図9におけるNW装置とは、図2及び図3に示すコアネットワーク部300に含まれる各ノードのことを指す。
図9に示す処理は、端末Aは、BTS/RNC Aによって形成される通信エリアに在圏し、通信方式がCDMA方式、コーデックとしてCODEC_A(例えば、AMR−NB)が適用された通信によって既に通信が行われている状態から始まる。この状態で、端末AがCDMA方式が利用可能である通信エリアAからHSDPAが利用可能である通信エリアBへ移動すると、無線制御部200のハンドオーバ検出部220は、ハンドオーバが行われたことを検出する(図8におけるステップS101に対応)。また、これまで通信に利用されていたCDMA方式が利用できなくなり、無通話状態となる。この状態が一定時間(約8秒)続くと、CDMA方式及びHSDPA方式共に適用可能である共通チャネルがネットワーク側における共通チャネル割当て部(図示せず)から端末Aに対して割当てられる(ステップS200)。
図示しない共通チャネル割当て部から共通チャネルが割当てられると、端末Aの通知部(図示せず)は、自端末はHSDPAが利用可能である旨の情報をエリアBを構成するBTS250を介してRNC260へ通知する(ステップS201)。
当該通知を受けたRNC260のHSDSCH割当て部(図示せず)は、BTS250を介して通信端末100に対してHSDPA方式専用のチャネルであるHSDSCHを割当てる(ステップS202)。無線制御部200の通信方式通知部230は、通信制御部210を介してコアネットワーク部300の通信方式検出部325に対して、通信端末100の通信方式はHSDPA方式である旨の情報を送信する(ステップS203、図8のステップS103に対応)。なお、通信方式通知部230が当該情報を送信するタイミングは、コアネットワーク部300の通信方式検出部325からの送信要求に関する信号を受信した時点であることが好ましい。
図示しないHSDSCH割当て部によって通信端末100に対してHSDPA方式専用のチャネルであるHSDSCHが割当てられると、端末AとBTS/RNC Bとの間で通信が接続される(ステップS204)。端末Aの接続要求部(図示せず)は、BTS/RNC Bを介して端末Bに対する接続要求を行う(ステップS205)。図2に示す通信制御システム10の例では、この要求は無線制御部200におけるRNC260からコアネットワーク部300のLMMS350に送信され、LMMS350、GMMS351、及びTMMS352等を経由して端末Bが在圏している通信エリアを構成しているBTS250を制御しているLMMS350まで送信される。一方図3に示す通信制御システム10の例では、接続要求はRNC260からCS-GW355へ送信される。その後はIPを用いて、端末Bが在圏している通信エリアを構成しているBTS250を制御しているCS-GW355へ送信される。端末Aの接続要求部(図示せず)は、端末Aにおいて使用可能であるコーデック種別に関する情報を接続要求に含める。使用可能コーデック検出部321は、これによって使用可能であるコーデックを検出する(図8のステップS102に対応)。
ネットワーク負荷検出部323は、ハンドオーバ先のネットワークの負荷を検出する(図8のステップS104に対応)。コーデック選択部330は、使用可能コーデック検出部321、ネットワーク負荷検出部323、及び通信方式検出部325からそれぞれ通信端末100が使用可能であるコーデックの種別、ネットワークにおける負荷状況、及び通信方式に関する情報を入力し、該入力した情報からハンドオーバ後の通信に対して適用されるコーデックである切替後コーデックを選択する(図8のステップS105に対応)(ステップS206)。
ここで、説明のための例として、コーデック選択部330は、切替後のコーデックとしてCODEC_B(例えば、AMR−WB)を選択したとする。コーデック切替部340は、コーデック切替が必要か否か判断する(図8におけるステップS106に対応)。図8に示した例では、切替前コーデック(CODEC_A)と、切替後コーデック(CODEC_B)とが異なるため、コーデック切替部340はコーデック切替が必要であると判断する。コーデック切替部340がコーデック切替が必要であると判断した場合、コーデック切替部340は、切替後コーデックであるCODEC_Bを用いた通信を行うよう、交換機通信制御部310及び無線制御部200の通信制御部210を介して、端末A及び端末Bに対して切替後コーデックで通信を行うよう求める信号であるINVITE或いはreINVITEを送信する(ステップS207、図8のステップS107に対応)。
端末A及び端末Bは、INVITE或いはreINVITEを受信すると、responseを送信する(ステップS209)。
端末A及び端末Bがresponseを送信した後に、端末A及び端末Bとの間で切替後コーデック(CODEC_B)が適用された通信が行われることとなる。
コーデック切替部340は、端末Aが行っている通信と端末Bが行っている通信とで異なるコーデックを適用してもよい。その場合の処理の流れを図10に示す。CODEC_Bへのコーデック切替が必要であると判断したコーデック切替部340は、ハンドオーバを行った端末Aにのみコーデック切替の要求としてのINVITE或いはreINVITEを送信する(ステップS207)。これにより、端末Aは、切替後コーデック(CODEC_B)を用いた通信を行う。コーデック切替部340は、コーデック選択部330が選択した切替後コーデック(CODEC_B)を用いた通信を行う要求に関する情報を端末Bに対しては送信しないため、端末Bは、切替前のコーデックであるCODEC_Aが適用された通信を行っている。これはコアネットワーク部300におけるトランスコーデック部(図示せず)が、CODEC_AとCODEC_Bとの間でトランスコーデックを行うことで実現可能である。
本処理では、一方のみコーデックを変更すれば良く、他方の端末との間ではコーデックネゴシエーション等を行う必要がないため、当該他方の端末における負荷が軽減される。
次に、コアネットワーク部300内における処理の流れについて、主に情報の流れを中心に図11を用いて説明する。図11は図9及び図10におけるステップS206以降の処理に対応する。即ち、図11の処理は、既に、ハンドオーバ検出部220はハンドオーバを検出しており、使用可能コーデック検出部321は使用可能であるコーデック種別を検出しており、且つ通信方法検出部325は端末Aが行っている通信の通信種別を検出している状態から処理が始まる。なお、図11のシーケンス図は、図3に示すハードウェア構成によって通信制御システム10が機能している場合の例を示す。図2に示すハードウェア構成によって通信制御システム10が機能している場合であっても、同様である。
端末Aが在圏する通信エリアを形成するBTS250及びRNC260を制御するCS-GW355における交換機通信制御部310は、端末Aが送信する接続要求を受信する(ステップS400、図9及び図10のステップS205に該当)。ネットワーク負荷検出部323は、ハンドオーバ先ネットワークにおけるCPU負荷(例えばCPU負荷)を検出する(図8におけるステップS104に該当)。コーデック選択部330は、当該CPU負荷、端末A及び端末Bが行っている通信の通信方式、及び、使用可能コーデック種別に基づいて切替後コーデック(CODEC_B)を選択する(ステップS401、図8のステップS105に該当)。コーデック切替部340は、コーデック選択部330が選択した切替後コーデック(CODEC_B)と、切替前コーデック(CODEC_A)とを比較することでコーデック切替が必要か否かを判断し(図11においては図示せず、図8におけるステップS106)、必要と判断した場合にはSCP360を参照して、着ユーザプロファイル(端末Bのロケーション情報)を得る(ステップS403)。当該得られたユーザプロファイルに基づいて、判断された端末Bまでの経路に沿って発信側のCS-GW355から着信側のCS-GW355へINVITEが送信される(ステップS404、図8のステップS107、及び図9のステップS207に該当)。
送信されたINVITEには切替後コーデックであるCODEC_Bを示す情報が含まれている。
端末A側のCS-GW355からINVITEを受け取った端末B側のCS-GW355は、OKレスポンスを送信する。(ステップS406、図8のステップS107、及び図9のステップS209)。端末B側のCS-GW355が送信したOKレスポンスは、S−CSCF365及びAS375を介して端末A側のCS-GW355へ送信される。
図11は、同一ネットワーク内の処理の流れであったが、次に、ネットワーク間の処理(すなわち、端末A及び端末Bがネットワークを跨いで通信している場合の処理)を図12を用いて説明する。
図12におけるステップS500、S501、S502、及びS503は、図11におけるステップS400、S401、S402、及びS403とそれぞれ同様である。
コーデック切替部340は、ネットワーク内のゲートウェイに該当するMGW395に対してINVITEを送信する(ステップS504、図8のステップS107に該当)。MGW395は別のネットワーク(説明のための例ではNGN)に対してINVITEを転送する。なお、INVITEには切替後コーデックであるCODEC_Bを示す情報が含まれている。INVITEに対するOKレスポンスはNGNからMGW395に送信される。NGNからMGW395に対して送信されたOKレスポンスは、MGW395によって転送され、交換機通信制御部310が受信する(ステップS506)。
これによって、通信端末100間で、交換機通信制御部310、通信制御部210を介して切替後コーデックが適用された通信が行われることとなる。
図13は、コアネットワーク部300内におけるコーデック切替方法の一例について説明するための図である。本実施形態の通信制御システム10においては、コーデック切替部340は、コーデック選択部330が選択した切替後コーデックを適用した通信が行われるように交換機通信制御部310及び通信制御部210を制御する。この制御の方法(コーデックの切替方法)については、特に限定する意図はない。以下に、図13に示したコーデック切替方法の一例について説明する。
図13は、ハンドオーバを行う端末A側のLMMS350或いはCS-GW355(以後、「オファー側」という)と、端末Aと通信を行なう端末B側のLMMS350或いはCS-GW355(以後、「アンサー側」という)と、の間での処理の流れを示している。当該処理が始まる時点においてはオファー側の端末Aとアンサー側の端末Bとは通信を開始していない。
オファー側は、切替前コーデック(例えば、CODEC_A)を適用した通信をするようアンサー側に提案する(ステップS601)。
アンサー側が切替前コーデック(CODEC_A)を適用した通信をする提案を受けると、可能である場合、切替前コーデック(CODEC_A)による送信及び受信が可能である状態となり、オファー側に対してOKレスポンスを送信する(ステップS602)。ここで、あるコーデックによる受信或いは送信が可能である状態とは、当該コーデックを適用した通信の受信或いは送信がそれぞれ可能である状態を指す。図13において、例えばオファー側において切替前コーデック(CODEC_A)による受信が可能である状態を「オファー側」、「受信」に“四角囲い文字A”を記入することによって表示する。例えば、図13に示すように、アンサー側においては、オファー側からオファーSDPを受信した時点で切替前コーデック(CODEC_A)の受信及び送信が可能である状態となる。
オファー側がOKレスポンスを受信すると、切替前コーデック(CODEC_A)による受信が可能な状態となる。以上の処理(ステップS601及びステップS602)においては、図示しないコアネットワーク部300における判断部によってコーデックAが判断され、当該判断に従って、オファー側及びアンサー側の通信制御部210及び交換機通信制御部310が信号を送受信することによって処理がなされる。
図13には図示していないが、図13におけるステップS602とステップS603との間において、オファー側の通信端末Aは、一の通信エリアから、他の通信エリアに移動したことによりハンドオーバを行った。当該ハンドオーバが行われたことを無線制御部200のハンドオーバ検出部220が検出し(図8におけるステップS101に該当)、コアネットワーク部300のコーデック選択部330は、使用可能コーデック検出部321、ネットワーク負荷検出部323、及び通信方式検出部325からそれぞれ入力した情報、又はノード負荷情報保持部335が保持する情報に基づいて切替後コーデックを選択する(図13においては図示せず。図8におけるステップS102〜S105に該当)。説明のための例としてコーデック選択部330は、切替後コーデックとしてCODEC_B(図13において四角囲いBで示す)を選択したとする。
コーデック切替部340は、交換機通信制御部310及び通信制御部210を制御することによって、アンサー側に対してCODEC_Bを適用した通信の提案としてのオファーSDP(更新)を送信する(ステップS603、図8のステップS107、並びに、図11のステップS402及びS404に該当)。当該オファーSDP(更新)を送信した時点でオファー側は、切替前コーデック(CODEC_A)に加えて切替後コーデック(CODEC_B)による受信も可能である状態となる。
一方、当該オファーSDP(更新)を受信したアンサー側は、切替前コーデック(CODEC_A)に加えて切替後コーデック(CODEC_B)が適用された通信を受信可能である状態となる。同時に、当該オファーSDP(更新)を受信したアンサー側は、切替前コーデック(CODEC_A)による通信の送信を中断し、切替後コーデック(CODEC_B)による送信が可能である状態となる。アンサー側は切替後コーデック(CODEC_B)を用いてオファー側に対してアンサーSDP(更新)を送信する(ステップS604、図8のステップS107、及び図11のステップS406に該当)。アンサーSDP(更新)を受信したオファー側は、切替前コーデック(CODEC_A)による送信及び受信を中断する。同時に、アンサーSDP(更新)を受信したオファー側は、切替後コーデック(CODEC_B)による送信が可能である状態となる。
オファー側は、更新後コーデック(CODEC_B)を用いて更新メディア(即ちデータ)を送信する(ステップS605)。
アンサー側は、更新メディアを受信した時点で切替前コーデック(CODEC_A)による受信を中断する。
以上の処理によって、切替前コーデック(CODEC_A)から切替後コーデック(CODEC_B)へのコーデック切替が可能となる。なお、図13においてはコアネットワーク300内における処理の流れを示しており、ネットワーク内のノードであるオファー側(MMS/CS−GW)と、アンサー側(MMS/CS−GW)と、の間の処理のみ記載されているが、実際は端末Aと端末Bとの間で行われている通信に対してコーデック切替が行われる。図13における「オファー側(MMS/CS−GW)」及び「アンサー側(MMS/CS−GW)」を、「端末A」及び「端末B」へとそれぞれ変更しても処理の内容的には同様である。
次に本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態の通信制御システム10においては、通信端末100がハンドオーバを行った場合に、当該ハンドオーバに基づく情報に基づいて切替後のコーデックが選択され、当該切替後のコーデックが適用された通信が行われることとなる。その為、通信環境の変化に柔軟に対応した最適なコーデックを選択し、通信を行っている間に当該最適なコーデックに切替えることが可能となる。
本実施形態の通信制御システム10は、通信ネットワークにおける輻輳の状態、及び通信方式等の情報に基づいて切替後のコーデックを選択し、当該選択したコーデックが適用された通信を行うため、ハンドオーバ時にハンドオーバ先の通信環境に合致した適切なコーデックを選択し、当該選択したコーデックへと切替えることが可能となる。
また、通信制御システム10の情報取得部320は、BTS250が接続している通信ネットワークにおける負荷状況を検出するネットワーク負荷検出部323を更に備えるため、ハンドオーバ先のネットワークにおける負荷状況を検出することで、より適切なコーデックを選択することが可能となる。
また、ネットワーク負荷検出部323は、通信ネットワークに設けられた、通信端末100が行っている通信を制御するネットワーク機器におけるCPU負荷を検知し、当該検知したCPU負荷に基づいて通信ネットワークにおける負荷状況を検出している。CPU負荷を検知することにより、確実にネットワークにおける負荷状況を検出することが可能となる。
また、コーデック選択部330は、ネットワーク負荷検出部323が検出した通信ネットワークにおける負荷状況が、所定の閾値より大きな負荷である場合に、適用可能なコーデックの中で最も品質が低いコーデックを切替後コーデックとして選択している。ネットワークへの負荷状況が大きい場合に最も品質が低いコーデックを選択することでネットワークへの更なる負荷を最小限とすることが可能となる。
また、ネットワーク負荷検出部323は、通信ネットワークにおける呼損率を検知し、該検知した呼損率に基づいて通信ネットワークにおける負荷状況を検出しているため、より実際の負荷状況に即したネットワークにおける負荷状況を検出することが可能となる。
また、情報取得部320は、通信端末100とBTS250との間で行う通信における通信方式を検出する通信方式検出部325を備えているため、通信方式に応じて切替後のコーデックを選択することが可能となる。
通信方式検出部325は、更に、着側の通信端末100(他の通信端末)が行っている通信方式を検出し、コーデック選択部330は、発側及び着側の通信端末100が行っている通信方式のうち(1の通信方式及び他の通信方式のうち)、より低品質である通信方式に基づいて切替後コーデックを選択している。品質がより低い通信方式に基づくことでより安全にコーデックを切替えることが可能となる。なお、発側及び着側の通信端末100が行っている通信方式が同一である場合には当該通信方式に基づいて切替後コーデックを選択することとなる。
通信制御システム10は、所定のエリアに対して通信の品質を制限していることを表示する規制情報を含んで保持するノード負荷情報保持部335を更に備え、コーデック選択部330は、ノード負荷情報保持部335が保持する規制情報を参照し、通信端末100は該規制情報が示すエリアに在圏している場合に、適用可能なコーデックの中で最も品質が低いコーデックを切替後コーデックとして選択している。そのため、人が多く集まるイベントなどが行われる場合などに、所定のエリアのみ、通信の品質を制限することが可能となる。
なお、端末がエリアを往復する場合、コーデック変更が頻繁に発生することが考えられる。そのような場合を鑑み、一定値以上の品質向上が見込める、又は、今のコーデックだとネットワークが逼迫するなどの場合のみにコーデック変更をするようにしてもよい。
また、コーデック変更がなされると、通信の品質が変わるのでコーデックが変更された場合、その旨の表示(例えば「輻輳エリアに移ったため品質を下げて通信を継続しています」との表示)を行う等、ユーザに通知を行うことが望ましい。
10…通信制御システム、100…通信端末、200…無線制御部、210…通信制御部、220…ハンドオーバ検出部、230…通信方式通知部、250…BTS、260…RNC、300…コアネットワーク部、310…交換機通信制御部、320…情報取得部、321…使用可能コーデック検出部、323…ネットワーク負荷検出部、325…通信方法検出部、330…コーデック選択部、335…ノード負荷情報保持部、340…コーデック切替部、350…LMMS、351…GMMS、352…TMMS、355…CS-GW、360…SCP、365…S−CSCF、375…AS、395…MGW。

Claims (9)

  1. 1の基地局によって形成される通信エリアに在圏している通信端末が当該通信エリアから、他の基地局によって形成される通信エリアへと移動するハンドオーバを検出するハンドオーバ検出部と、
    前記ハンドオーバ検出部がハンドオーバを検出した場合に、前記通信端末が現在行っている通信に対して適用されているコーデックを切替えるコーデック切替に用いる、当該ハンドオーバに基づく情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報に基づいて切替後コーデックを選択するコーデック選択部と、
    前記現在行っている通信に対して、前記コーデック選択部が選択した切替後コーデックを適用するように制御するコーデック切替部と、
    を備える通信制御システム。
  2. 前記情報取得部は、前記他の基地局が接続している通信ネットワークにおける負荷状況を検出するネットワーク負荷検出部を更に備える請求項1に記載の通信制御システム。
  3. 前記ネットワーク負荷検出部は、前記通信ネットワークに設けられた、前記通信端末が行っている通信を制御するネットワーク機器におけるCPU負荷を検知し、当該検知したCPU負荷に基づいて前記通信ネットワークにおける負荷状況を検出する請求項2に記載の通信制御システム。
  4. 前記コーデック選択部は、前記ネットワーク負荷検出部が検出した前記通信ネットワークにおける負荷状況が、所定の閾値より大きな負荷である場合に、適用可能なコーデックの中で最も品質が低いコーデックを前記切替後コーデックとして選択する請求項2に記載の通信制御システム。
  5. 前記ネットワーク負荷検出部は、前記通信ネットワークにおける呼損率を検知し、該検知した呼損率に基づいて前記通信ネットワークにおける負荷状況を検出する請求項2に記載の通信制御システム。
  6. 前記情報取得部は、前記通信端末と前記他の基地局との間で行う通信における1の通信方式を検出する通信方式検出部を更に備える請求項1又は2に記載の通信制御システム。
  7. 前記通信方式検出部は、更に、前記通信端末が通信を行っている相手である他の通信端末が行っている他の通信方式を検出し、
    前記コーデック選択部は、前記1の通信方式及び前記他の通信方式のうち、より低品質である通信方式に基づいて前記切替後コーデックを選択する
    請求項6に記載の通信制御システム
  8. 所定のエリアに対して通信の規制が行われていることを表示する規制情報を含んで保持する保持部を更に備え、
    前記コーデック選択部は、前記保持部が保持する規制情報を参照し、前記通信端末は該規制情報が示すエリアに在圏している場合に、適用可能なコーデックの中で最も品質が低いコーデックを前記切替後コーデックとして選択する
    請求項1〜7の何れか1項に記載の通信制御システム。
  9. 1の基地局によって形成される通信エリアに在圏している通信端末が当該通信エリアから、他の基地局によって形成される通信エリアへと移動するハンドオーバを検出するハンドオーバ検出ステップと、
    前記ハンドオーバ検出ステップにおいてハンドオーバが検出された場合に、前記通信端末が現在行っている通信に対して適用されているコーデックを切替えるコーデック切替に用いる、当該ハンドオーバに基づく情報を取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップにおいて取得された情報に基づいて切替後コーデックを選択するコーデック選択ステップと、
    前記現在行っている通信に対して、前記コーデック選択ステップにおいて選択された切替後コーデックを適用するように制御するコーデック切替ステップと、
    を含む通信制御方法。
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