JP5569160B2 - サービス提供システム、サービス提供方法、サービス提供継続判定装置、及び、プログラム - Google Patents

サービス提供システム、サービス提供方法、サービス提供継続判定装置、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するサービス提供システムに関する。
移動体通信システムの国際標準化機関である3GPP(Third Generation Partnership Project)においては、IP(Internet Protocol)基盤上でマルチメディア・サービスを提供する技術として、IMS(IP Multimedia Subsystem)の標準化が進められている。
IMSを導入することにより、音声通信、インスタント・メッセンジャー(IM;Instant Messenger)、及び、コンテンツのダウンロード等の、複数のアプリケーション・サービスを、同一の移動局装置(ユーザ端末)へ同時に提供することが可能となる。
IMSにおいては、これらのアプリケーション・サービスに係るセッションを管理するための技術として、SIP(Session Initiation Protocol)が用いられている。セッションは、アプリケーション・サービスを提供するための情報の送受信を行うために確立される。例えば、IMSを用いたサービス提供システムとして、特許文献1に記載のサービス提供システムが知られている。
特開2009−225217号公報
ところで、移動体通信システムは、セル方式を用いて、移動局装置と基地局装置との間で通信を行うことが多い。従って、移動体通信システムは、互いに隣接する基地局装置間でハンドオーバ処理を実行する。これにより、移動局装置の通信相手となる基地局装置は変化する。
また、移動局装置と基地局装置との間の通信網である無線アクセスネットワーク(RAN;Radio Access Network)は、3G(Third Generation)から、3.5G、3.9G、及び、4Gへ、順次、通信方式が移行される。また、無線アクセスネットワークとしてWLAN(Wireless Local Area Network)が用いられることもある。即ち、基地局装置毎に、利用可能な通信方式が異なる場合がある。
また、アプリケーション・サービス毎に、当該アプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信可能な通信方式が異なる場合がある。例えば、音声通信を行うためのアプリケーション・サービスが、3G、3.5G、又は、WLANを用いて提供可能であり、且つ、IMを実現するためのアプリケーション・サービスが、3Gを用いて提供可能である、という状況が想定される。
従って、上記サービス提供システムを移動体通信システムに適用した場合において、ハンドオーバ処理が実行された場合、ハンドオーバ元の基地局装置にて利用可能な通信方式と、ハンドオーバ先の基地局装置にて利用可能な通信方式と、が異なることがある。
このような場合、上記サービス提供システムは、ハンドオーバ処理を実行した後に、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続することができない虞がある。即ち、上記サービス提供システムにおいては、移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供が中断される場合が生じるという問題があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供が中断される場合が生じること」を解決することが可能なサービス提供システムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるサービス提供システムは、
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成され、
上記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する提供可能サービス識別情報記憶手段と、
上記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を上記基地局装置から受け付けた場合、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている上記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定するサービス提供継続判定手段と、
上記ハンドオーバ先の基地局装置を介した上記移動局装置への上記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定された場合に上記ハンドオーバ処理の実行を許可し、一方、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定された場合に当該ハンドオーバ処理の実行を禁止するハンドオーバ処理実行制御手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるサービス提供方法は、
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成されたサービス提供システムに適用され、
上記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を上記基地局装置から受け付けた場合、上記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶装置に、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている上記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定し、
上記ハンドオーバ先の基地局装置を介した上記移動局装置への上記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定された場合に上記ハンドオーバ処理の実行を許可し、一方、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定された場合に当該ハンドオーバ処理の実行を禁止する方法である。
また、本発明の他の形態であるサービス提供継続判定装置は、
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成され、
上記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を上記基地局装置から受け付けた場合、上記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶装置に、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている上記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定するように構成される。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成された情報処理装置に、
上記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を上記基地局装置から受け付けた場合、上記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶装置に、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている上記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定するサービス提供継続判定手段を実現させるためのプログラムである。
本発明は、以上のように構成されることにより、移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供が中断されることを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る移動体通信システムの概略構成を表す図である。 本発明の第1実施形態に係るサービス提供システムの機能の概略を表すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るアプリケーション・サーバが記憶する、基地局識別情報と通信方式識別情報とを対応付けたテーブルを示した図である。 本発明の第1実施形態に係るアプリケーション・サーバが記憶する、サービス識別情報と通信方式識別情報とを対応付けたテーブルを示した図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係るアプリケーション・サーバが記憶する、基地局識別情報と提供可能サービス識別情報とを対応付けたテーブルを示した図である。 本発明の第1実施形態に係るアプリケーション・サーバが記憶する、移動局識別情報とサービス識別情報とを対応付けたテーブルを示した図である。 本発明の第1実施形態に係るサービス提供システムの作動を示したシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係るサービス提供システムの作動を示したシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係るサービス提供システムの作動を示したシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係るアプリケーション・サーバが記憶する、移動局識別情報と基地局識別情報とを対応付けたテーブルを示した図である。 本発明の第3実施形態に係るサービス提供システムの機能の概略を表すブロック図である。
以下、本発明に係る、サービス提供システム、サービス提供方法、サービス提供継続判定装置、及び、プログラム、の各実施形態について図1〜図11を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
(構成)
図1に示したように、第1実施形態に係る移動体通信システム1は、複数の移動局装置10,…と、アプリケーション・サーバ20と、IMS(Internet Protocol Multimedia Subsystem)コアシステム30と、コアネットワークシステム40と、複数の基地局装置51,52,…と、を含む。なお、アプリケーション・サーバ20、IMSコアシステム30及びコアネットワークシステム40は、サービス提供システムを構成している。
各移動局装置10,…は、携帯電話機である。各移動局装置10,…は、ユーザ端末(3GPPにおけるUE(User Equipment)に相当する)とも呼ばれる。なお、各移動局装置10,…は、パーソナル・コンピュータ、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance、Personal Digital Assistant)、カーナビゲーション端末、又は、ゲーム端末等であってもよい。
各基地局装置51,52,…は、セル方式を用いて移動局装置10,…との間で無線通信可能に接続される。本例では、基地局装置51は、通信方式としての3.9G(LTE;Long Term Evolution)における、E−UTRAN(Evolved UMTS(Universal Mobile Telecommunications System) Terrestrial Radio Access Network)を構成している。また、基地局装置52は、通信方式としての3Gにおける、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)を構成している。
各移動局装置10,…は、基地局装置51,52,…と無線通信可能に接続されている場合、当該移動局装置10,…と当該基地局装置51,52,…との間の通信の品質(通信品質)を表す通信品質値を、予め設定された検出周期が経過する毎に、当該基地局装置51,52,…へ送信する。
各基地局装置51,52,…は、通信品質値を受信した場合、当該受信された通信品質値が、予め設定された閾値以下であるか否かを判定する。各基地局装置51,52,…は、受信された通信品質値が、上記閾値以下であると判定した場合、当該通信品質値を送信してきた移動局装置10,…をハンドオーバ処理の対象としたハンドオーバ処理要求をコアネットワークシステム40へ送信する。
即ち、各基地局装置51,52,…は、無線通信可能に接続されている移動局装置10,…との間の通信品質を表す通信品質値が、予め設定された閾値以下となった場合、ハンドオーバ処理要求をコアネットワークシステム40へ送信する。
ハンドオーバ処理要求は、移動局装置10,…に対するハンドオーバ処理の実行を要求する旨を表す情報である。本例では、ハンドオーバ処理要求は、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報を含む。ハンドオーバ処理は、移動局装置10,…と無線通信可能に接続されている基地局装置51,52,…を切り替える(変更する)処理である。
各基地局装置51,52,…は、ハンドオーバ処理要求に応じてハンドオーバ処理許可情報を受信した場合、ハンドオーバ処理を実行する。ハンドオーバ処理許可情報は、ハンドオーバ処理の実行を許可する旨を表す情報である。一方、各基地局装置51,52,…は、ハンドオーバ処理要求に応じてハンドオーバ処理禁止情報を受信した場合、ハンドオーバ処理を実行しない。ハンドオーバ処理禁止情報は、ハンドオーバ処理の実行を禁止する旨を表す情報である。
コアネットワークシステム40は、通信回線NWを介して、複数の基地局装置51,52,…のそれぞれと通信可能に接続されている。
コアネットワークシステム40は、3Gにおける、MSC(Mobile Services Switching Center)、SGSN(Serving GPRS(General Packet Radio Service) Support Node)、GGSN(Gateway GPRS Support Node)、及び、HLR(Home Location Register)等を含む。
更に、コアネットワークシステム40は、3.9GとしてのLTEにおける、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving Gateway)、P−GW(Packet Data Node Gateway)、HSS(Home Subscriber Server)、及び、PCRF(Policy and Charging Rules Function)等を含む。
IMSコアシステム30は、IMSにおける、セッション制御を行う機能部である。IMSコアシステム30は、P−CSCF(Proxy Call Session Control Function)、及び、S−CSCF(Serving Call Session Control Function)等を含む。
アプリケーション・サーバ20は、IMS−AS(IMSにおけるアプリケーション・サーバに相当する)とも呼ばれる。アプリケーション・サーバ20と、コアネットワークシステム40と、は、IMSコアシステム30を介して通信可能に接続されている。
このような構成により、サービス提供システムは、基地局装置51,52,…と無線通信可能に接続された移動局装置10,…との間で、当該移動局装置10,…へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信する。
また、アプリケーション・サーバ20、IMSコアシステム30、及び、コアネットワークシステム40のそれぞれは、中央処理装置(CPU;Central Processing Unit)、及び、記憶装置(メモリ及びハードディスク駆動装置(HDD;Hard Disk Drive))を備える情報処理装置を含む。
アプリケーション・サーバ20、IMSコアシステム30、及び、コアネットワークシステム40のそれぞれは、情報処理装置が備える記憶装置に記憶されているプログラムを、当該情報処理装置が備えるCPUが実行することにより、後述する機能を実現するように構成されている。
(機能)
図2は、上記のように構成されたサービス提供システムの機能を表すブロック図である。
アプリケーション・サーバ20の機能は、提供可能サービス識別情報記憶部(提供可能サービス識別情報記憶手段)21と、アプリケーション・サービス情報処理部(記憶処理手段)22と、を含む。
IMSコアシステム30の機能は、セッション確立部(セッション確立手段)31を含む。
コアネットワークシステム40の機能は、ベアラ確立部41と、サービス提供継続判定部(サービス提供継続判定手段)42と、ハンドオーバ処理実行制御部(ハンドオーバ処理実行制御手段)43と、を含む。なお、サービス提供継続判定部42の機能を有する情報処理装置は、サービス提供継続判定装置を構成している。
提供可能サービス識別情報記憶部21は、基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する。
本例では、提供可能サービス識別情報記憶部21は、図3に示したように、基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置と移動局装置との間の通信方式を識別するための通信方式識別情報と、を対応付けたテーブルを記憶する。
更に、提供可能サービス識別情報記憶部21は、図4に示したように、基地局装置と移動局装置との間の通信方式を識別するための通信方式識別情報と、当該通信方式を用いて提供可能なアプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報と、を対応付けたテーブルを記憶する。
即ち、図3に示したテーブルにて、基地局識別情報と対応付けられた通信方式識別情報と、図4に示したテーブルにて対応付けられているサービス識別情報は、当該基地局識別情報により識別される基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報に対応している。
提供可能サービス識別情報記憶部21は、図3及び図4に示した情報として、ユーザにより入力された情報を記憶するように構成されていてもよいし、ユーザにより入力された情報を他の装置から受信し、当該受信した情報を記憶するように構成されていてもよい。
なお、提供可能サービス識別情報記憶部21は、図3及び図4に示したテーブルに代えて、図5に示したように、基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けたテーブルを記憶するように構成されていてもよい。
アプリケーション・サービス情報処理部22は、PoC(Push To Talk Over Cellar)、IM(Instant Messaging、又は、Instant Messager)、会議サービス、及び、ビデオ配信等のアプリケーション・サービス(マルチメディア・サービス)を提供するための情報を送受信する。
アプリケーション・サービス情報処理部22は、サービス開始要求を受け付ける。サービス開始要求は、アプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報を含み、当該アプリケーション・サービスの開始を要求する旨を表す情報である。
アプリケーション・サービス情報処理部22は、移動局装置10,…からサービス開始要求を受信し、受信したサービス開始要求を受け付けるように構成されていてもよい。また、アプリケーション・サービス情報処理部22は、他の装置(例えば、IMSの外部からアプリケーション・サーバ20を利用するシステム等)からサービス開始要求を受信し、受信したサービス開始要求を受け付けるように構成されていてもよい。
アプリケーション・サービス情報処理部22は、サービス開始要求を受け付けると、セッション確立要求をIMSコアシステム30へ送信する。セッション確立要求は、アプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するために用いられる通信路としてのセッションの確立を要求する旨を表す情報である。
アプリケーション・サービス情報処理部22は、セッション確立要求に基づいて、アプリケーション・サーバ20と移動局装置10,…との間のセッションが確立された場合、移動局識別情報と、サービス識別情報と、を対応付けて記憶する。これにより、アプリケーション・サービス情報処理部22は、図6に示したように、移動局識別情報とサービス識別情報とを対応付けたテーブルを記憶する。
ここで、移動局識別情報は、当該セッションに係る(即ち、当該セッションを介してアプリケーション・サーバ20と接続された)移動局装置10,…を識別するための情報である。また、サービス識別情報は、当該セッションに係るアプリケーション・サービスを識別するための情報(即ち、当該セッション確立要求を送信する基となったサービス開始要求に含まれるサービス識別情報)である。
アプリケーション・サービス情報処理部22は、予め設定された送信周期が経過する毎に、又は、提供可能サービス識別情報記憶部21及びアプリケーション・サービス情報処理部22に記憶されている情報が変化する毎に、図3、図4、及び、図6に示したテーブルをIMSコアシステム30を介してコアネットワークシステム40へ送信する。
セッション確立部31は、アプリケーション・サーバ20からセッション確立要求を受信すると、ベアラ確立要求をコアネットワークシステム40へ送信する。ベアラ確立要求は、移動局装置10,…とIMSコアシステム30との間のベアラの確立を要求する旨を表す情報である。ベアラは、仮想的な通信コネクションである。
セッション確立部31は、ベアラが確立された場合、セッションを確立するための処理(セッション確立処理)を行う。セッション確立部31は、予め設定された通信プロトコル(本例では、SIP(Session Initiation Protocol))に従ったメッセージを中継することにより、アプリケーション・サーバ20と移動局装置10,…との間のセッションを確立する。
ベアラ確立部41は、IMSコアシステム30からベアラ確立要求を受信すると、ベアラ確立要求に基づいて、IMSコアシステム30と移動局装置10,…との間のベアラを確立するための処理(ベアラ確立処理)を行う。
サービス提供継続判定部42は、基地局装置51,52,…からハンドオーバ処理要求を受信する(受け付ける)。サービス提供継続判定部42は、ハンドオーバ処理要求を受け付けた場合、ハンドオーバ処理要求に含まれる基地局識別情報により識別される基地局装置(即ち、ハンドオーバ先の基地局装置)51,52,…を介した移動局装置(即ち、ハンドオーバ処理要求の対象となる移動局装置)10,…へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定する。
具体的には、サービス提供継続判定部42は、アプリケーション・サーバ20から受信した、図3、図4、及び、図6に示したテーブルに基づいて上記判定を行う。
即ち、サービス提供継続判定部42は、図6に示したテーブルにて、ハンドオーバ処理の対象となる移動局装置10,…を識別するための移動局識別情報と対応付けて記憶されているサービス識別情報を、当該移動局装置10,…へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報として取得する。
更に、サービス提供継続判定部42は、図3に示したテーブルにて、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている通信方式識別情報を取得する。次いで、サービス提供継続判定部42は、図4に示したテーブルにて、上記取得された通信方式識別情報と対応付けて記憶されているサービス識別情報を、ハンドオーバ先の基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報として取得する。
そして、サービス提供継続判定部42は、上記取得された提供可能サービス識別情報が、上記取得された提供中サービス識別情報を含むか否かを判定する。
サービス提供継続判定部42は、提供可能サービス識別情報が提供中サービス識別情報を含むと判定することにより、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定する。一方、サービス提供継続判定部42は、提供可能サービス識別情報が提供中サービス識別情報を含まないと判定することにより、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定する。
ハンドオーバ処理実行制御部43は、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であるとサービス提供継続判定部42により判定された場合、ハンドオーバ処理許可情報を、ハンドオーバ処理要求を送信してきた基地局装置51,52,…へ送信する。
一方、ハンドオーバ処理実行制御部43は、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続不能であるとサービス提供継続判定部42により判定された場合、ハンドオーバ処理禁止情報を、ハンドオーバ処理要求を送信してきた基地局装置51,52,…へ送信する。
(作動)
次に、上述した移動体通信システム1の作動について図7〜図9を参照しながら説明する。なお、上述したように、アプリケーション・サーバ20は、予め設定された送信周期が経過する毎に、又は、提供可能サービス識別情報記憶部21及びアプリケーション・サービス情報処理部22に記憶されている情報が変化する毎に、図3、図4、及び、図6に示したテーブルをIMSコアシステム30を介してコアネットワークシステム40へ送信する。
ここでは、移動局装置10と基地局装置51とが無線通信可能に接続されている場合において、移動局装置10がアプリケーション・サーバ20へサービス識別情報を含むサービス開始要求を送信した場合を想定して説明を続ける。
アプリケーション・サーバ20は、サービス開始要求を受信することにより当該サービス開始要求を受け付ける(図7のステップS101)。次いで、アプリケーション・サーバ20は、セッション確立要求をIMSコアシステム30へ送信する(図7のステップS102)。
これにより、IMSコアシステム30は、セッション確立要求を受信する。そして、IMSコアシステム30は、ベアラ確立要求をコアネットワークシステム40へ送信する(図7のステップS103)。
これにより、コアネットワークシステム40は、ベアラ確立要求を受信する。そして、コアネットワークシステム40は、ベアラ確立処理を実行する(図7のステップS104)。これにより、移動局装置10とIMSコアシステム30との間でベアラが確立される(図7のステップS105)。
そして、IMSコアシステム30は、ベアラが確立されると、セッション確立処理を実行する(図7のステップS106)。これにより、移動局装置10とアプリケーション・サーバ20との間でセッションが確立される(図7のステップS107)。
次いで、アプリケーション・サーバ20は、セッションが確立されると、移動局装置10を識別するための移動局識別情報と、サービス開始要求に含まれるサービス識別情報と、を対応付けて記憶装置に記憶する(図7のステップS108)。これにより、アプリケーション・サーバ20は、新たに記憶した情報を含む、図6に示したテーブルをIMSコアシステム30を介してコアネットワークシステム40へ送信する。
また、上述したように、移動局装置10は、移動局装置10と基地局装置51との間の通信品質を表す通信品質値を、予め設定された検出周期が経過する毎に基地局装置51へ送信する。そして、基地局装置51は、通信品質値を受信した場合、当該受信された通信品質値が、予め設定された閾値以下であるか否かを判定する。
いま、移動局装置10が移動したことにより、移動局装置10と基地局装置51との間の通信品質が低下した場合を想定して説明を続ける。この場合、移動局装置10が通信品質値を基地局装置51へ送信する(図8のステップS201)と、基地局装置51は、受信された通信品質値が上記閾値以下であると判定する。
従って、基地局装置51は、移動局装置10をハンドオーバ処理の対象としたハンドオーバ処理要求をコアネットワークシステム40へ送信する。
これにより、コアネットワークシステム40は、ハンドオーバ処理要求を受信する。そして、コアネットワークシステム40は、ハンドオーバ処理要求に含まれる基地局識別情報により識別される基地局装置(ここでは、ハンドオーバ先の基地局装置52)を介した移動局装置(即ち、ハンドオーバ処理要求の対象となる移動局装置)10へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定する。
いま、提供可能サービス識別情報が提供中サービス識別情報を含む場合を想定する。この場合、コアネットワークシステム40は、ハンドオーバ先の基地局装置52を介した移動局装置10へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定する。
従って、コアネットワークシステム40は、ハンドオーバ処理許可情報を、ハンドオーバ処理要求を送信してきた基地局装置51へ送信する(図8のステップS203)。これにより、基地局装置51は、ハンドオーバ処理を実行する(図8のステップS204)。その結果、移動局装置10と無線通信可能に接続されている基地局装置は、基地局装置51から基地局装置52へ切り替わる。
一方、提供可能サービス識別情報が提供中サービス識別情報のすべてを含まない場合を想定する。この場合、コアネットワークシステム40は、ハンドオーバ先の基地局装置52を介した移動局装置10へのアプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定する。
従って、コアネットワークシステム40は、ハンドオーバ処理禁止情報を、ハンドオーバ処理要求を送信してきた基地局装置51へ送信する(図9のステップS204)。この場合、基地局装置51は、ハンドオーバ処理を実行しない。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態に係るサービス提供システムによれば、サービス提供システムは、ハンドオーバ先の基地局装置52を介した移動局装置10へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能な場合にのみ、ハンドオーバ処理の実行を許可する。これにより、移動局装置10へのアプリケーション・サービスの提供が中断されることを確実に防止することができる。
なお、第1実施形態に係るサービス提供システムは、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かの判定を、コアネットワークシステム40が行うように構成されていたが、アプリケーション・サーバ20又はIMSコアシステム30が行うように構成されていてもよい。
また、第1実施形態に係るサービス提供システムは、図3に示したテーブル、及び、図4に示したテーブル、の両方をアプリケーション・サーバ20が記憶するように構成されていたが、図3に示したテーブルをコアネットワークシステム40が記憶するとともに、図4に示したテーブルをアプリケーション・サーバ20又はIMSコアシステム30が記憶するように構成されていてもよい。
また、第1実施形態の変形例に係る移動体通信システム1において、各基地局装置51,52,…は、通信品質値が、上記閾値よりも小さい下限閾値以下である場合、制御不要情報を含むハンドオーバ処理要求をコアネットワークシステム40へ送信するように構成される。制御不要情報は、アプリケーション・サービスの提供の継続の可否に基づく制御が不要である旨を表す情報である。
更に、この場合、コアネットワークシステム40は、ハンドオーバ処理要求が制御不要情報を含む場合、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かにかかわらず、ハンドオーバ処理許可情報を基地局装置へ送信する。
これによれば、移動局装置10,…と基地局装置51,52,…との間の通信品質が過度に低下することを防止することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るサービス提供システムについて説明する。第2実施形態に係るサービス提供システムは、上記第1実施形態に係るサービス提供システムに対して、移動局装置と、当該移動局装置へ提供中のアプリケーション・サービスを継続して提供可能な基地局装置と、を対応付けた情報を記憶するように構成されている点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
第2実施形態に係るアプリケーション・サービス情報処理部22は、セッション確立要求に基づいて、アプリケーション・サーバ20と移動局装置10,…との間のセッションが確立された場合、移動局識別情報と、基地局識別情報と、を対応付けて記憶する。これにより、アプリケーション・サービス情報処理部22は、図10に示したように、移動局識別情報と基地局識別情報とを対応付けたテーブルを図6に示したテーブルに代えて記憶する。
ここで、移動局識別情報は、当該セッションに係る(即ち、当該セッションを介してアプリケーション・サーバ20と接続された)移動局装置10,…を識別するための情報である。また、上記基地局識別情報は、当該セッションに係るアプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報と同一の提供可能サービス識別情報と対応付けて提供可能サービス識別情報記憶部21に記憶されている基地局識別情報である。
第2実施形態に係るアプリケーション・サービス情報処理部22は、予め設定された送信周期が経過する毎に、又は、アプリケーション・サービス情報処理部22に記憶されている情報が変化する毎に、図10に示したテーブルをIMSコアシステム30を介してコアネットワークシステム40へ送信する。
第2実施形態に係るサービス提供継続判定部42は、アプリケーション・サーバ20から受信した、図10に示したテーブルに基づいて、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かの判定を行う。
即ち、サービス提供継続判定部42は、図10に示したテーブルにて、ハンドオーバ処理の対象となる移動局装置10,…を識別するための移動局識別情報と対応付けて記憶されている基地局識別情報により識別される基地局装置が、ハンドオーバ先の基地局装置を含む場合、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定する。
このように構成された、第2実施形態に係るサービス提供システムによっても、第1実施形態に係るサービス提供システムと同様の作用及び効果を奏することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係るサービス提供システムについて図11を参照しながら説明する。
第3実施形態に係るサービス提供システム100は、
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成される。
更に、サービス提供システム100は、
上記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する提供可能サービス識別情報記憶部(提供可能サービス識別情報記憶手段)101と、
上記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を上記基地局装置から受け付けた場合、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている上記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定するサービス提供継続判定部(サービス提供継続判定手段)102と、
上記ハンドオーバ先の基地局装置を介した上記移動局装置への上記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定された場合に上記ハンドオーバ処理の実行を許可し、一方、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定された場合に当該ハンドオーバ処理の実行を禁止するハンドオーバ処理実行制御部(ハンドオーバ処理実行制御手段)103と、
を備える。
これによれば、サービス提供システム100は、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能な場合にのみ、ハンドオーバ処理の実行を許可する。これにより、移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供が中断されることを確実に防止することができる。
以上、上記実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細に、本願発明の範囲内において当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、上記各実施形態において移動体通信システム1の各機能は、CPUがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現されていたが、回路等のハードウェアにより実現されていてもよい。
また、上記各実施形態においてプログラムは、記憶装置に記憶されていたが、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成され、
前記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する提供可能サービス識別情報記憶手段と、
前記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を前記基地局装置から受け付けた場合、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている前記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定するサービス提供継続判定手段と、
前記ハンドオーバ先の基地局装置を介した前記移動局装置への前記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定された場合に前記ハンドオーバ処理の実行を許可し、一方、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定された場合に当該ハンドオーバ処理の実行を禁止するハンドオーバ処理実行制御手段と、
を備えるサービス提供システム。
これによれば、サービス提供システムは、ハンドオーバ先の基地局装置を介した移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供を継続可能な場合にのみ、ハンドオーバ処理の実行を許可する。これにより、移動局装置へのアプリケーション・サービスの提供が中断されることを確実に防止することができる。
(付記2)
付記1に記載のサービス提供システムであって、
前記ハンドオーバ処理実行制御手段は、前記ハンドオーバ処理要求が、前記アプリケーション・サービスの提供の継続の可否に基づく制御が不要である旨を表す制御不要情報を含む場合、前記ハンドオーバ処理の実行を許可するように構成されたサービス提供システム。
これによれば、例えば、移動局装置と基地局装置との間の通信品質がかなり低下した場合に、基地局装置が制御不要情報を含むハンドオーバ処理要求をサービス提供システムへ送信することにより、移動局装置と基地局装置との間の通信品質が過度に低下することを防止することができる。
(付記3)
付記1又は付記2に記載のサービス提供システムであって、
前記提供可能サービス識別情報記憶手段は、
前記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置と前記移動局装置との間の通信方式を識別するための通信方式識別情報と、を対応付けて記憶するとともに、
前記基地局装置と前記移動局装置との間の通信方式を識別するための通信方式識別情報と、当該通信方式を用いて提供可能なアプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報と、を対応付けて記憶するように構成されたサービス提供システム。
(付記4)
付記1乃至付記3のいずれか一項に記載のサービス提供システムであって、
前記アプリケーション・サービスの提供の開始を要求するサービス開始要求が受け付けられた場合、前記移動局装置との間で通信を行うためのセッションを確立するセッション確立手段と、
前記セッションが確立された場合、当該セッションに係る前記移動局装置を識別するための移動局識別情報と、当該セッションに係る前記アプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶処理手段と、
を備え、
前記サービス提供継続判定手段は、前記ハンドオーバ処理要求の対象となる前記移動局装置を識別するための移動局識別情報と対応付けて記憶されているサービス識別情報を、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための前記提供中サービス識別情報として、取得するように構成されたサービス提供システム。
(付記5)
付記1乃至付記3のいずれか一項に記載のサービス提供システムであって、
前記アプリケーション・サービスの提供の開始を要求するサービス開始要求が受け付けられた場合、前記移動局装置との間で通信を行うためのセッションを確立するセッション確立手段と、
前記セッションが確立された場合、当該セッションに係る前記移動局装置を識別するための移動局識別情報と、当該セッションに係る前記アプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報と同一の前記提供可能サービス識別情報と対応付けて記憶されている前記基地局識別情報と、を対応付けて記憶する記憶処理手段と、
を備え、
前記サービス提供継続判定手段は、前記ハンドオーバ処理要求の対象となる前記移動局装置を識別するための移動局識別情報と対応付けて記憶されている基地局識別情報により識別される基地局装置が、前記ハンドオーバ先の基地局装置を含む場合、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への前記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定するように構成されたサービス提供システム。
(付記6)
付記4又は付記5に記載のサービス提供システムであって、
前記セッション確立手段は、SIP(Session Initiation Protocol)を用いて前記セッションを確立するように構成されたサービス提供システム。
(付記7)
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成されたサービス提供システムに適用され、
前記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を前記基地局装置から受け付けた場合、前記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶装置に、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている前記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定し、
前記ハンドオーバ先の基地局装置を介した前記移動局装置への前記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定された場合に前記ハンドオーバ処理の実行を許可し、一方、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定された場合に当該ハンドオーバ処理の実行を禁止する、サービス提供方法。
(付記8)
付記7に記載のサービス提供方法であって、
前記ハンドオーバ処理要求が、前記アプリケーション・サービスの提供の継続の可否に基づく制御が不要である旨を表す制御不要情報を含む場合、前記ハンドオーバ処理の実行を許可するように構成されたサービス提供方法。
(付記9)
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成され、
前記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を前記基地局装置から受け付けた場合、前記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶装置に、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている前記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定するように構成されたサービス提供継続判定装置。
(付記10)
複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成された情報処理装置に、
前記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を前記基地局装置から受け付けた場合、前記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶装置に、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている前記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定するサービス提供継続判定手段を実現させるためのプログラム。
本発明は、移動局装置へアプリケーション・サービスを提供する移動体通信システム等に適用可能である。
1 移動体通信システム
10,… 移動局装置
20 アプリケーション・サーバ
21 提供可能サービス識別情報記憶部
22 アプリケーション・サービス情報処理部
30 IMSコアシステム
31 セッション確立部
40 コアネットワークシステム
41 ベアラ確立部
42 サービス提供継続判定部
43 ハンドオーバ処理実行制御部
51,52,… 基地局装置
100 サービス提供システム
101 提供可能サービス識別情報記憶部
102 サービス提供継続判定部
103 ハンドオーバ処理実行制御部
NW 通信回線

Claims (6)

  1. 複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成され、
    前記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する提供可能サービス識別情報記憶手段と、
    前記移動局装置と前記基地局装置との間の通信品質を表す通信品質値が予め設定された閾値以下であるときに当該基地局装置から送信された前記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を受け付けた場合、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている前記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定するサービス提供継続判定手段と、
    前記ハンドオーバ先の基地局装置を介した前記移動局装置への前記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定された場合に前記ハンドオーバ処理の実行を許可し、一方、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定された場合に当該ハンドオーバ処理の実行を禁止するハンドオーバ処理実行制御手段と、
    を備え、
    前記ハンドオーバ処理実行制御手段は、前記ハンドオーバ処理要求が、前記移動局装置と前記基地局装置との間の通信品質を表す通信品質値が前記予め設定された閾値よりも小さい下限閾値以下であるときに含められる前記アプリケーション・サービスの提供の継続の可否に基づく制御が不要である旨を表す制御不要情報を含む場合、前記ハンドオーバ処理の実行を許可する、
    サービス提供システム。
  2. 請求項1に記載のサービス提供システムであって、
    前記提供可能サービス識別情報記憶手段は、
    前記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置と前記移動局装置との間の通信方式を識別するための通信方式識別情報と、を対応付けて記憶するとともに、
    前記基地局装置と前記移動局装置との間の通信方式を識別するための通信方式識別情報と、当該通信方式を用いて提供可能なアプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報と、を対応付けて記憶するように構成されたサービス提供システム。
  3. 請求項1又は2に記載のサービス提供システムであって、
    前記アプリケーション・サービスの提供の開始を要求するサービス開始要求が受け付けられた場合、前記移動局装置との間で通信を行うためのセッションを確立するセッション確立手段と、
    前記セッションが確立された場合、当該セッションに係る前記移動局装置を識別するための移動局識別情報と、当該セッションに係る前記アプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶処理手段と、
    を備え、
    前記サービス提供継続判定手段は、前記ハンドオーバ処理要求の対象となる前記移動局装置を識別するための移動局識別情報と対応付けて記憶されているサービス識別情報を、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための前記提供中サービス識別情報として、取得するように構成されたサービス提供システム。
  4. 請求項1又は2に記載のサービス提供システムであって、
    前記アプリケーション・サービスの提供の開始を要求するサービス開始要求が受け付けられた場合、前記移動局装置との間で通信を行うためのセッションを確立するセッション確立手段と、
    前記セッションが確立された場合、当該セッションに係る前記移動局装置を識別するための移動局識別情報と、当該セッションに係る前記アプリケーション・サービスを識別するためのサービス識別情報と同一の前記提供可能サービス識別情報と対応付けて記憶されている前記基地局識別情報と、を対応付けて記憶する記憶処理手段と、
    を備え、
    前記サービス提供継続判定手段は、前記ハンドオーバ処理要求の対象となる前記移動局装置を識別するための移動局識別情報と対応付けて記憶されている基地局識別情報により識別される基地局装置が、前記ハンドオーバ先の基地局装置を含む場合、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への前記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定するように構成されたサービス提供システム。
  5. 請求項3又は4に記載のサービス提供システムであって、
    前記セッション確立手段は、SIP(Session Initiation Protocol)を用いて前記セッションを確立するように構成されたサービス提供システム。
  6. 複数の基地局装置と通信可能に接続されるとともに、セル方式を用いて当該基地局装置と無線通信可能に接続された移動局装置との間で当該移動局装置へアプリケーション・サービスを提供するための情報を送受信するように構成されたサービス提供システムに適用され、
    前記移動局装置と前記基地局装置との間の通信品質を表す通信品質値が予め設定された閾値以下であるときに当該基地局装置から送信された前記移動局装置に対するハンドオーバ処理の実行を要求するハンドオーバ処理要求を受け付けた場合、前記基地局装置を識別するための基地局識別情報と、当該基地局装置を介して提供可能なアプリケーション・サービスを識別するための提供可能サービス識別情報と、を対応付けて記憶する記憶装置に、ハンドオーバ先の基地局装置を識別するための基地局識別情報と対応付けて記憶されている前記提供可能サービス識別情報が、当該移動局装置へ現時点にて提供されているアプリケーション・サービスを識別するための提供中サービス識別情報を含むか否かを判定することにより、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続可能であるか否かを判定し、
    前記ハンドオーバ先の基地局装置を介した前記移動局装置への前記アプリケーション・サービスの提供を継続可能であると判定された場合に前記ハンドオーバ処理の実行を許可し、一方、当該ハンドオーバ先の基地局装置を介した当該移動局装置への当該アプリケーション・サービスの提供を継続不能であると判定された場合に当該ハンドオーバ処理の実行を禁止すると共に、前記ハンドオーバ処理要求が、前記移動局装置と前記基地局装置との間の通信品質を表す通信品質値が前記予め設定された閾値よりも小さい下限閾値以下であるときに含められる前記アプリケーション・サービスの提供の継続の可否に基づく制御が不要である旨を表す制御不要情報を含む場合、前記ハンドオーバ処理の実行を許可する、
    サービス提供方法。
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