JP2000174696A - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電池残量が少なくなった場合に、通話断となる
までの時間を延ばすことのできる無線電話装置を提供す
る。 【構成】マイクロプロセッサ17が電池11の電圧を監
視し、電池電圧が所定値以下となった場合に、ボコーダ
21に音声符号化レートを低く変更するよう指示を出
す。
までの時間を延ばすことのできる無線電話装置を提供す
る。 【構成】マイクロプロセッサ17が電池11の電圧を監
視し、電池電圧が所定値以下となった場合に、ボコーダ
21に音声符号化レートを低く変更するよう指示を出
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線電話装置に関
し、特に、音声符号レートの変更が可能な無線電話装置
に関する。
し、特に、音声符号レートの変更が可能な無線電話装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】CMDA(Code Division
Multiple Access)方式の無線電話装
置では、ボコーダ(音声符号化/復号化器)により音声
の符号化を行うが、符号化の際の音声符号化レートは、
音声通話に対応するレートセット1では最大9600b
ps、データ通信に対応するレートセット2では最大1
4400bpsに規定されている。また、音声符号化レ
ートは、通信するデータ量などに応じて夫々1/2、1
/4、1/8のレートに変化させることが可能である。
Multiple Access)方式の無線電話装
置では、ボコーダ(音声符号化/復号化器)により音声
の符号化を行うが、符号化の際の音声符号化レートは、
音声通話に対応するレートセット1では最大9600b
ps、データ通信に対応するレートセット2では最大1
4400bpsに規定されている。また、音声符号化レ
ートは、通信するデータ量などに応じて夫々1/2、1
/4、1/8のレートに変化させることが可能である。
【0003】音声符号化レートを低くすると、データ量
が小さく(同一時間の音声を符号化した場合の比較)な
るため、音声の品質、つまり、通話品質が劣化する。ま
た、音声符号化レートが低い場合には、送信するデータ
の量が小さいため、データを送信する時間が短くなり、
送信に必要な電力が小さくなる。
が小さく(同一時間の音声を符号化した場合の比較)な
るため、音声の品質、つまり、通話品質が劣化する。ま
た、音声符号化レートが低い場合には、送信するデータ
の量が小さいため、データを送信する時間が短くなり、
送信に必要な電力が小さくなる。
【0004】したがって、音声符号化レートを低くした
場合には、通話品質は劣化するが消費電力は小さくなる
といった特徴があるが、従来の無線電話装置では通話品
質を優先するために最大符号レートを使用して通信を行
っていた。
場合には、通話品質は劣化するが消費電力は小さくなる
といった特徴があるが、従来の無線電話装置では通話品
質を優先するために最大符号レートを使用して通信を行
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無線電話装
置では、通話中に電池の残量が少なくなった場合に警告
音を鳴動させる等の方法によって、ユーザに電池の残量
が少なくなったことを通知することが多い。しかし、上
述のように従来の無線電話装置では、通話品質を優先し
ているために、電池残量が少なくなったことの通知から
電池の残量切れによる通話断となるまでの時間は短く、
通話相手に用件を伝えきれないこともある。
置では、通話中に電池の残量が少なくなった場合に警告
音を鳴動させる等の方法によって、ユーザに電池の残量
が少なくなったことを通知することが多い。しかし、上
述のように従来の無線電話装置では、通話品質を優先し
ているために、電池残量が少なくなったことの通知から
電池の残量切れによる通話断となるまでの時間は短く、
通話相手に用件を伝えきれないこともある。
【0006】このような状況では、通話品質を劣化させ
てでも通話時間を長くしたいといった要望も生じるが、
従来の無線電話装置ではこのような要望に対処すること
ができない。
てでも通話時間を長くしたいといった要望も生じるが、
従来の無線電話装置ではこのような要望に対処すること
ができない。
【0007】そこで、この発明は、電池残量が少なくな
った場合に、通話断となるまでの時間を延ばすことので
きる無線電話装置を提供することを目的とする。
った場合に、通話断となるまでの時間を延ばすことので
きる無線電話装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明では、可変音声符号レート機能を
有するボコーダを具備する無線電話装置において、電源
として使用する電池の残量を検出する電池残量検出手段
と、前記電池残量検出手段により検出された電池残量と
所定の値とを比較する比較手段と、前記比較手段により
前記電池残量が所定の値よりも低いと判定された場合
に、前記ボコーダに対して音声符号レートを下げるよう
指示する音声符号レート指示手段とを具備することを特
徴とする。
ため、請求項1の発明では、可変音声符号レート機能を
有するボコーダを具備する無線電話装置において、電源
として使用する電池の残量を検出する電池残量検出手段
と、前記電池残量検出手段により検出された電池残量と
所定の値とを比較する比較手段と、前記比較手段により
前記電池残量が所定の値よりも低いと判定された場合
に、前記ボコーダに対して音声符号レートを下げるよう
指示する音声符号レート指示手段とを具備することを特
徴とする。
【0009】また、請求項2の発明では、請求項1の発
明において、前記比較手段および前記音声符号レート指
示手段は、ソフトウェアによりプロセッサ内に構成され
ることを特徴とする。
明において、前記比較手段および前記音声符号レート指
示手段は、ソフトウェアによりプロセッサ内に構成され
ることを特徴とする。
【0010】また、請求項3の発明では、請求項1の発
明において、前記音声符号レート指示手段が動作する際
に、警告音を鳴動させる警告音鳴動手段をさらに具備す
ることを特徴とする。
明において、前記音声符号レート指示手段が動作する際
に、警告音を鳴動させる警告音鳴動手段をさらに具備す
ることを特徴とする。
【0011】また、請求項4の発明では、請求項1の発
明において、通話時間と通話品質とのいずれか一方を選
択して優先させる選択手段をさらに具備し、前記選択手
段により前記通話時間が選択された場合には、前記音声
符号レート指示手段を動作させ、前記選択手段により前
記通話品質が選択された場合には、前記音声符号レート
指示手段を動作させないことを特徴とする。
明において、通話時間と通話品質とのいずれか一方を選
択して優先させる選択手段をさらに具備し、前記選択手
段により前記通話時間が選択された場合には、前記音声
符号レート指示手段を動作させ、前記選択手段により前
記通話品質が選択された場合には、前記音声符号レート
指示手段を動作させないことを特徴とする。
【0012】また、請求項5の発明では、請求項4の発
明において、前記選択手段は、通話を行う前に、前記音
声符号レート指示手段を動作させるか否かを選択するこ
とを特徴とする。
明において、前記選択手段は、通話を行う前に、前記音
声符号レート指示手段を動作させるか否かを選択するこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項6の発明では、請求項4の発
明において、前記選択手段は、通話中に、前記音声符号
レート指示手段を動作させるか否かを選択することを特
徴とする。
明において、前記選択手段は、通話中に、前記音声符号
レート指示手段を動作させるか否かを選択することを特
徴とする。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係る無線電話装置の一実施
例を添付図面を参照して詳細に説明する。
例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明に係る無線電話装置の構
成を示すブロック図である。同図に示すように、無線電
話装置1は、電池11と電源回路12、A−D変換器1
3、メモリ14、LCD15、KEY16、マイクロプ
ロセッサ17、CDMA信号処理回路18、無線機1
9、アンテナ20、ボコーダ21、A−D変換器22、
マイク23、D−A変換器24、スピーカ25、サウン
ダ26を具備して構成される。
成を示すブロック図である。同図に示すように、無線電
話装置1は、電池11と電源回路12、A−D変換器1
3、メモリ14、LCD15、KEY16、マイクロプ
ロセッサ17、CDMA信号処理回路18、無線機1
9、アンテナ20、ボコーダ21、A−D変換器22、
マイク23、D−A変換器24、スピーカ25、サウン
ダ26を具備して構成される。
【0016】電源回路12は、電池11が発生する電力
を所定の電圧で各部へ供給する回路であり、A−D変換
器13は電池11の電圧(アナログ値)をディジタル信
号に変換してマイクロプロセッサ17に入力する。メモ
リ14は、マイクロプロセッサ17を動作させるための
ソフトウェアや各種情報を格納するほか、マイクロプロ
セッサ17が動作する際の一時記憶装置として使用され
る。LCD15は、ユーザに対する情報を表示し、KE
Y16はユーザが各種設定や電話番号を入力する際に使
用される。
を所定の電圧で各部へ供給する回路であり、A−D変換
器13は電池11の電圧(アナログ値)をディジタル信
号に変換してマイクロプロセッサ17に入力する。メモ
リ14は、マイクロプロセッサ17を動作させるための
ソフトウェアや各種情報を格納するほか、マイクロプロ
セッサ17が動作する際の一時記憶装置として使用され
る。LCD15は、ユーザに対する情報を表示し、KE
Y16はユーザが各種設定や電話番号を入力する際に使
用される。
【0017】また、マイクロプロセッサ17は、ソフト
ウェアにより各部を制御するように動作し、CDMA信
号処理回路18は、送信する信号をCDMA方式に対応
する信号に変換するとともに、受信したCDMA方式に
対応した信号を無線電話装置1内部で処理する信号に変
換する。無線機19は、CDMA信号処理回路18が出
力する信号を電波としてアンテナ20から送信するとと
もに、アンテナ20を介して受信した電波を信号に変換
してCDMA信号処理回路18へ出力する。
ウェアにより各部を制御するように動作し、CDMA信
号処理回路18は、送信する信号をCDMA方式に対応
する信号に変換するとともに、受信したCDMA方式に
対応した信号を無線電話装置1内部で処理する信号に変
換する。無線機19は、CDMA信号処理回路18が出
力する信号を電波としてアンテナ20から送信するとと
もに、アンテナ20を介して受信した電波を信号に変換
してCDMA信号処理回路18へ出力する。
【0018】ボコーダ21は、音声の符号化および復号
化を行い、マイク23から入力されA−D変換器22で
ディジタル信号に変換された音声を符号化するととも
に、符号化された音声データを復号化し、D−A変換器
24でアナログの音声信号に変換してスピーカ25から
出力する。サウンダ26は、着信音や警告音等の各種サ
ウンドを鳴動させる。
化を行い、マイク23から入力されA−D変換器22で
ディジタル信号に変換された音声を符号化するととも
に、符号化された音声データを復号化し、D−A変換器
24でアナログの音声信号に変換してスピーカ25から
出力する。サウンダ26は、着信音や警告音等の各種サ
ウンドを鳴動させる。
【0019】この無線電話装置1は、通話時には、マイ
ク23から入力された音声はA−D変換器22でディジ
タル信号に変換され、ボコーダ21で音声符号化されて
マイクロプロセッサ17、CDMA信号処理回路18、
無線機19、アンテナ20を介して基地局(不図示)に
送信され、アンテナ20で受信した基地局からの電波を
無線機19、CDMA信号処理回路18、マイクロプロ
セッサ17を介してボコーダ21で音声信号に復号化
し、D−A変換器24でアナログ信号に変換してスピー
カ25から出力する。このとき、ボコーダ21は、音声
符号化レートを最大9600bpsとして音声の符号化
を行っている。
ク23から入力された音声はA−D変換器22でディジ
タル信号に変換され、ボコーダ21で音声符号化されて
マイクロプロセッサ17、CDMA信号処理回路18、
無線機19、アンテナ20を介して基地局(不図示)に
送信され、アンテナ20で受信した基地局からの電波を
無線機19、CDMA信号処理回路18、マイクロプロ
セッサ17を介してボコーダ21で音声信号に復号化
し、D−A変換器24でアナログ信号に変換してスピー
カ25から出力する。このとき、ボコーダ21は、音声
符号化レートを最大9600bpsとして音声の符号化
を行っている。
【0020】また、マイクロプロセッサ17は、定期的
に電池11の電圧をA−D変換器13を介して取得し、
電池11の電圧が所定値よりも小さくなった場合、つま
り、電池11の残り容量が小さくなった場合には、サウ
ンダ26から警告音を鳴動させるとともに、ボコーダ2
1に対して音声符号化レートの変更を指示する。
に電池11の電圧をA−D変換器13を介して取得し、
電池11の電圧が所定値よりも小さくなった場合、つま
り、電池11の残り容量が小さくなった場合には、サウ
ンダ26から警告音を鳴動させるとともに、ボコーダ2
1に対して音声符号化レートの変更を指示する。
【0021】ここで、図2を参照して音声符号化レート
を変更した場合のデータ量について説明する。図2は、
音声符号化したデータを模式的に示した図である。音声
符号化したデータは、同図(a)に示すように、音声デ
ータ部とヘッダから構成される。ヘッダには、音声符号
化レート等の情報が記述され、復号化する際には、この
ヘッダの情報により適正なレートで復号される。このヘ
ッダのデータ量は音声符号化レートが異なっても、ほぼ
同様であるが、音声データ部は、音声符号化レートを9
600bpsの1/2の4800bpsに変更すれば、
およそ1/2のデータ量になる。
を変更した場合のデータ量について説明する。図2は、
音声符号化したデータを模式的に示した図である。音声
符号化したデータは、同図(a)に示すように、音声デ
ータ部とヘッダから構成される。ヘッダには、音声符号
化レート等の情報が記述され、復号化する際には、この
ヘッダの情報により適正なレートで復号される。このヘ
ッダのデータ量は音声符号化レートが異なっても、ほぼ
同様であるが、音声データ部は、音声符号化レートを9
600bpsの1/2の4800bpsに変更すれば、
およそ1/2のデータ量になる。
【0022】したがって、同図(b)に示すように同一
内容の音声を音声符号化レート9600bpsと480
0bpsで符号化して送信する場合の時間は、それぞれ
t1、t2となり、ヘッダ部分を無視すればt1=t2
×2となる。
内容の音声を音声符号化レート9600bpsと480
0bpsで符号化して送信する場合の時間は、それぞれ
t1、t2となり、ヘッダ部分を無視すればt1=t2
×2となる。
【0023】送信時間が短くなると無線機19の動作時
間が短くなり、無線機19は無線電話装置1を構成する
各部のうち、最も消費電力の大きい部分であるので結果
として無線電話装置1の消費電力が小さくなり、電池残
量の低下による通信断までの時間が長くなる。
間が短くなり、無線機19は無線電話装置1を構成する
各部のうち、最も消費電力の大きい部分であるので結果
として無線電話装置1の消費電力が小さくなり、電池残
量の低下による通信断までの時間が長くなる。
【0024】次に、音声符号化レート変更時のマイクロ
プロセッサ17の動作について説明する。図3は、マイ
クロプロセッサ17の構成を示す概念ブロック図であ
る。同図に示すように、マイクロプロセッサ17は、比
較部171と設定値記憶部172、レート変更指示部1
73を具備して構成される。ただし、マイクロプロセッ
サ17は、ソフトウェアにより動作するプロセッサであ
り、実際には図に示したような各構成部を有しているわ
けではない。
プロセッサ17の動作について説明する。図3は、マイ
クロプロセッサ17の構成を示す概念ブロック図であ
る。同図に示すように、マイクロプロセッサ17は、比
較部171と設定値記憶部172、レート変更指示部1
73を具備して構成される。ただし、マイクロプロセッ
サ17は、ソフトウェアにより動作するプロセッサであ
り、実際には図に示したような各構成部を有しているわ
けではない。
【0025】比較部171は、A−D変換器13から出
力される電池11の電圧を示すディジタル信号と設定値
記憶部172に記憶されている設定値を比較し、電池1
1の電圧が設定値以下となった場合にレート変更指示部
173を動作させる。レート変更指示部173は、比較
部171の出力に基づき、電池11の電圧が設定値以下
となった場合に、最大9600bpsであった音声符号
化レートを1/2の4800bpsに変更するようにボ
コーダ21を制御する。
力される電池11の電圧を示すディジタル信号と設定値
記憶部172に記憶されている設定値を比較し、電池1
1の電圧が設定値以下となった場合にレート変更指示部
173を動作させる。レート変更指示部173は、比較
部171の出力に基づき、電池11の電圧が設定値以下
となった場合に、最大9600bpsであった音声符号
化レートを1/2の4800bpsに変更するようにボ
コーダ21を制御する。
【0026】図4は、マイクロプロセッサ17の音声符
号化レート変更処理の流れを示すフローチャートであ
る。マイクロプロセッサ17が処理を開始した際には、
ボコーダ21は音声符号化レートを9600bpsとし
て動作しており(ステップ201)、マイクロプロセッ
サ17は、所定時間の経過を待ち(ステップ202でN
O)、所定時間が経過すると(ステップ202でYE
S)、A−D変換器13を動作させ(ステップ20
3)、電池11の電圧を示すディジタル信号を取得する
(ステップ204)。
号化レート変更処理の流れを示すフローチャートであ
る。マイクロプロセッサ17が処理を開始した際には、
ボコーダ21は音声符号化レートを9600bpsとし
て動作しており(ステップ201)、マイクロプロセッ
サ17は、所定時間の経過を待ち(ステップ202でN
O)、所定時間が経過すると(ステップ202でYE
S)、A−D変換器13を動作させ(ステップ20
3)、電池11の電圧を示すディジタル信号を取得する
(ステップ204)。
【0027】次に、比較部171が、取得した電池11
の電圧と設定値記憶部172に記憶されている設定値を
比較し(ステップ205)、比較の結果、電池11の電
圧が設定値よりも大きければ(ステップ205でN
O)、ステップ202に戻り、再び所定時間の経過を待
って(ステップ202でNO)、所定時間の経過後に
(ステップ202でYES)、電池11の電圧を取得す
る(ステップ203、204)。つまり、マイクロプロ
セッサ17は、電池11の電圧が設定値よりも大きい間
は定期的に電池11の電圧を監視している。
の電圧と設定値記憶部172に記憶されている設定値を
比較し(ステップ205)、比較の結果、電池11の電
圧が設定値よりも大きければ(ステップ205でN
O)、ステップ202に戻り、再び所定時間の経過を待
って(ステップ202でNO)、所定時間の経過後に
(ステップ202でYES)、電池11の電圧を取得す
る(ステップ203、204)。つまり、マイクロプロ
セッサ17は、電池11の電圧が設定値よりも大きい間
は定期的に電池11の電圧を監視している。
【0028】一方、比較部171の比較の結果、電池1
1の電圧が設定値以下となると(ステップ205でYE
S)、レート変更指示部173がボコーダ21に対して
音声符号化レートを4800bpsに変更するよう指示
を出し(ステップ206)、音声符号化レート変更処理
を終了する(ステップ207)。したがって、音声符号
化レート変更処理を終了した時点では、ボコーダ21の
音声符号化レートは4800bpsとなっている。
1の電圧が設定値以下となると(ステップ205でYE
S)、レート変更指示部173がボコーダ21に対して
音声符号化レートを4800bpsに変更するよう指示
を出し(ステップ206)、音声符号化レート変更処理
を終了する(ステップ207)。したがって、音声符号
化レート変更処理を終了した時点では、ボコーダ21の
音声符号化レートは4800bpsとなっている。
【0029】なお、マイクロプロセッサ17は、ステッ
プ205での音声符号化レートの変更指示を行う際に、
サウンダ26から警告音を発するようにしてもよい。
プ205での音声符号化レートの変更指示を行う際に、
サウンダ26から警告音を発するようにしてもよい。
【0030】以上説明したように、無線電話装置1で
は、電池11の残り容量が低下した場合に、音声符号化
レートを変更することで通話断までの時間を延ばすよう
に構成しているが、音声符号化レートを変更(低く)す
ると通話品質が劣化するため、ユーザによっては音声符
号化レートの変更を望まない場合がある。このため、音
声符号化レートを変更するか否かを予め設定しておくこ
とができる。
は、電池11の残り容量が低下した場合に、音声符号化
レートを変更することで通話断までの時間を延ばすよう
に構成しているが、音声符号化レートを変更(低く)す
ると通話品質が劣化するため、ユーザによっては音声符
号化レートの変更を望まない場合がある。このため、音
声符号化レートを変更するか否かを予め設定しておくこ
とができる。
【0031】また、音声符号化レートを変更するか否か
の設定は、通話中に行うことも可能であり、電池11の
残り容量低下の警告音が鳴動した後で、その時の通話内
容に応じて設定を行うことも可能である。この場合のマ
イクロプロセッサ17の処理の流れを図5に示す。
の設定は、通話中に行うことも可能であり、電池11の
残り容量低下の警告音が鳴動した後で、その時の通話内
容に応じて設定を行うことも可能である。この場合のマ
イクロプロセッサ17の処理の流れを図5に示す。
【0032】図5は、通話中に音声符号化レート変更の
設定を行う場合のマイクロプロセッサ17の音声符号化
レート変更処理の流れを示すフローチャートである。マ
イクロプロセッサ17が処理を開始した際には、ボコー
ダ21は音声符号化レートを9600bpsとして動作
しており(ステップ301)、マイクロプロセッサ17
は、所定時間の経過を待ち(ステップ302でNO)、
所定時間が経過すると(ステップ302でYES)、A
−D変換器13を動作させ(ステップ303)、電池1
1の電圧を示すディジタル信号を取得する(ステップ3
04)。
設定を行う場合のマイクロプロセッサ17の音声符号化
レート変更処理の流れを示すフローチャートである。マ
イクロプロセッサ17が処理を開始した際には、ボコー
ダ21は音声符号化レートを9600bpsとして動作
しており(ステップ301)、マイクロプロセッサ17
は、所定時間の経過を待ち(ステップ302でNO)、
所定時間が経過すると(ステップ302でYES)、A
−D変換器13を動作させ(ステップ303)、電池1
1の電圧を示すディジタル信号を取得する(ステップ3
04)。
【0033】次に、比較部171が、取得した電池11
の電圧と設定値記憶部172に記憶されている設定値を
比較し(ステップ305)、比較の結果、電池11の電
圧が設定値よりも大きければ(ステップ305でN
O)、ステップ302に戻り、再び所定時間の経過を待
って(ステップ302でNO)、所定時間の経過後に
(ステップ302でYES)、電池11の電圧を取得す
る(ステップ303、304)。
の電圧と設定値記憶部172に記憶されている設定値を
比較し(ステップ305)、比較の結果、電池11の電
圧が設定値よりも大きければ(ステップ305でN
O)、ステップ302に戻り、再び所定時間の経過を待
って(ステップ302でNO)、所定時間の経過後に
(ステップ302でYES)、電池11の電圧を取得す
る(ステップ303、304)。
【0034】一方、比較部171の比較の結果、電池1
1の電圧が設定値以下となると(ステップ305でYE
S)、サウンダ26から警告音を鳴動さる(ステップ3
06)。この後、ユーザがKEY16から音声符号化レ
ート変更(通話時間延長)の設定を行うと(ステップ3
07でYES)、レート変更指示部173がボコーダ2
1に対して音声符号化レートを4800bpsに変更す
るよう指示を出し(ステップ308)、音声符号化レー
ト変更処理を終了する(ステップ309)。したがっ
て、音声符号化レート変更処理を終了した時点では、ボ
コーダ21の音声符号化レートは4800bpsとなっ
ている。
1の電圧が設定値以下となると(ステップ305でYE
S)、サウンダ26から警告音を鳴動さる(ステップ3
06)。この後、ユーザがKEY16から音声符号化レ
ート変更(通話時間延長)の設定を行うと(ステップ3
07でYES)、レート変更指示部173がボコーダ2
1に対して音声符号化レートを4800bpsに変更す
るよう指示を出し(ステップ308)、音声符号化レー
ト変更処理を終了する(ステップ309)。したがっ
て、音声符号化レート変更処理を終了した時点では、ボ
コーダ21の音声符号化レートは4800bpsとなっ
ている。
【0035】また、ステップ306の警告音の鳴動後、
ユーザの音声符号化レート変更(通話時間延長)の設定
がなければ(ステップ307)、音声符号化レートを9
600bpsから変更することなく処理を終了する(ス
テップ310)。
ユーザの音声符号化レート変更(通話時間延長)の設定
がなければ(ステップ307)、音声符号化レートを9
600bpsから変更することなく処理を終了する(ス
テップ310)。
【0036】なお、この実施例では、音声符号化レート
を9600bpsから4800bpsへ変更している
が、2400bpsや1200bpsへ変更してもよい
ことを付記しておく。
を9600bpsから4800bpsへ変更している
が、2400bpsや1200bpsへ変更してもよい
ことを付記しておく。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電池電圧を監視し、電池電圧が所定値以下となった
場合に、音声符号化レートを低く変更するように構成し
たので、電池の残り容量が低下した場合の通話時間を延
長することができ、通話相手に伝える用件を多くするこ
とができる。
ば、電池電圧を監視し、電池電圧が所定値以下となった
場合に、音声符号化レートを低く変更するように構成し
たので、電池の残り容量が低下した場合の通話時間を延
長することができ、通話相手に伝える用件を多くするこ
とができる。
【図1】この発明に係る無線電話装置の構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図2】音声符号化したデータを模式的に示した図。
【図3】マイクロプロセッサ17の構成を示す概念ブロ
ック図。
ック図。
【図4】マイクロプロセッサ17の音声符号化レート変
更処理の流れを示すフローチャート。
更処理の流れを示すフローチャート。
【図5】通話中に音声符号化レート変更の設定を行う場
合のマイクロプロセッサ17の音声符号化レート変更処
理の流れを示すフローチャート。
合のマイクロプロセッサ17の音声符号化レート変更処
理の流れを示すフローチャート。
1 無線電話装置 11 電池 12 電源回路 13 A−D変換器 14 メモリ 15 LCD 16 KEY 17 マイクロプロセッサ 18 CDMA信号処理回路 19 無線機 20 アンテナ 21 ボコーダ 22 A−D変換器 23 マイク 24 D−A変換器 25 スピーカ 26 サウンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古澤 雅昭 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の21 東 芝コミュニケーションテクノロジ株式会社 内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB17 CC08 FF25 5K041 AA08 BB08 CC01 DD02 EE54 FF01 FF32 HH21 5K067 AA14 AA27 BB02 CC10 DD27 EE67 FF18 FF19 FF27 GG01 HH23 KK05 KK13 KK15
Claims (6)
- 【請求項1】 可変音声符号レート機能を有するボコー
ダを具備する無線電話装置において、 電源として使用する電池の残量を検出する電池残量検出
手段と、 前記電池残量検出手段により検出された電池残量と所定
の値とを比較する比較手段と、 前記比較手段により前記電池残量が所定の値よりも低い
と判定された場合に、前記ボコーダに対して音声符号レ
ートを下げるよう指示する音声符号レート指示手段とを
具備することを特徴とする無線電話装置。 - 【請求項2】 前記比較手段および前記音声符号レート
指示手段は、 ソフトウェアによりプロセッサ内に構成されることを特
徴とする請求項1記載の無線電話装置。 - 【請求項3】 前記音声符号レート指示手段が動作する
際に、 警告音を鳴動させる警告音鳴動手段をさらに具備するこ
とを特徴とする請求項1記載の無線電話装置。 - 【請求項4】 通話時間と通話品質とのいずれか一方を
選択して優先させる選択手段をさらに具備し、 前記選択手段により前記通話時間が選択された場合に
は、前記音声符号レート指示手段を動作させ、 前記選択手段により前記通話品質が選択された場合に
は、前記音声符号レート指示手段を動作させないことを
特徴とする請求項1記載の無線電話装置。 - 【請求項5】 前記選択手段は、 通話を行う前に、前記音声符号レート指示手段を動作さ
せるか否かを選択することを特徴とする請求項4記載の
無線電話装置。 - 【請求項6】 前記選択手段は、 通話中に、前記音声符号レート指示手段を動作させるか
否かを選択することを特徴とする請求項4記載の無線電
話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348577A JP2000174696A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348577A JP2000174696A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 無線電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000174696A true JP2000174696A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18397958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10348577A Pending JP2000174696A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000174696A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN1310453C (zh) * | 2001-09-26 | 2007-04-11 | 中兴通讯股份有限公司 | 码分多址声码器时间片资源的分配方法和装置 |
US7925136B2 (en) | 2006-05-25 | 2011-04-12 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for recording information in battery operated devices |
JP2011514749A (ja) * | 2008-02-20 | 2011-05-06 | リサーチ イン モーション リミテッド | スピーチ符号器の動作レートを選択する装置および関連する方法 |
US7962182B2 (en) | 2006-08-25 | 2011-06-14 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for content delivery to devices |
CN106383572A (zh) * | 2016-09-29 | 2017-02-08 | 深圳天珑无线科技有限公司 | 一种信息输出方法和装置 |
CN107300865A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-10-27 | 欣旺达电动汽车电池有限公司 | 一种采集板自动编码方法 |
-
1998
- 1998-12-08 JP JP10348577A patent/JP2000174696A/ja active Pending
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