JP2009130445A - 振動子、および振動子の製造方法 - Google Patents

振動子、および振動子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】振動子の周波数調整において、電極パターンの電気容量の変化を低減し、電極パターンの浮遊容量の発生を抑制することで、振動子の精度を向上させる。
【解決手段】振動部分に加えて固定部分を有する振動子において、振動部分に金属膜を付着することによって周波数調整を行う場合に、金属膜を付着する必要がない固定部分において、周波数調整用の金属膜が不可避的に付着する可能性がある部分に金属膜を予め形成しておく。金属膜を予め形成しておくことによって、周波数調整時に固定部分に調整用の金属膜が付着した場合であっても、電気的特性が変化しないようにすることで、電極パターンの電気容量の変化を低減し、また、電極パターンの浮遊容量の発生を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動子に関し、特に、振動子の周波数調整に関する。
水晶振動子等の振動子を用いた発振器は、電子・通信分野に用いるクロックや基準周波数等の周波数源等の各種電子装置など広い分野で使用されている。例えば、振動子を角速度センサとして用いて、角速度に応じたコリオリ力による振動を検出することによって移動体の角速度を検出する振動ジャイロを構成することができ、航空機、車両等の移動体の姿勢制御やナビゲーション等に用いられる。振動子として、基部から駆動脚と検出脚とを延在させた構成が知られている(特許文献1〜特許文献4参照)。
振動子の周波数調整は、振動脚の先端部分に膜付けされた金属膜をレーザービームでトリミングすることで行われている。周波数調整用の金属膜は、振動子の脚の先端部分全体にスパッタリングによって下地の金属を膜付けし、この金属上に周波数調整用のAg、Au等の比重の重い金属を蒸着によって生成している。周波数調整は、この金属膜にレーザービームを照射して金属膜を加熱し、蒸発させることで重さを軽くし、周波数を高める方法が知られている(特許文献1)。
特許文献1では音叉型圧電振動子の2つの先端部分に金属膜からなる一対の重りを形成し、この金属膜をレーザービームのスキャンによってトリミングしている。
また、特許文献2では、2本の振動アームと1本の検出アームを含む計3本のアームによって振動片を形成し、これら3本のアームの先端に、蒸着やスパッリングによってAu等の金属膜を形成し、この金属膜をレーザーの照射によって溶融、蒸発させて質量調整することで周波数調整を行っている。
特許文献1に示す音叉型圧電振動子、および特許文献2に示す3本のアームを有する振動子は、振動子が有する腕部あるいは脚部の全てに周波数調整用に金属膜を蒸着等によって形成し、この金属膜をレーザーによってトリミングすることで周波数調整を行っている。
また、振動子としては、上記したように腕部あるいは脚部の全てが振動する構成の他に、振動しない固定部を有する構成も知られている(特許文献3,4)。特許文献3,4に示される振動子は、振動する2本の振動アームの間に振動しない中央アームが設けられている。
特開2003−332872号公報(段落0002参照) 特開2006−105614号公報(段落0038,0039参照) 特開2003−163568号公報(段落0021,0027参照) 特開2006−345517号公報(段落0019参照)
上記した特許文献1,2に示される振動子が備える脚部は全て振動脚であり、これら振動脚に金属膜を形成し周波数調整することが開示されているのに対して、上記した特許文献3,4に示される振動子は振動しない固定部分を有する構成であり、この固定部分を有する振動子の周波数調整については開示されていない。
このような振動しない固定脚を有する構成の振動子について周波数調整を行うには、上記した特許文献1,2に開示される手法と同様に、周波数調整用の金属膜を振動脚に蒸着し、この金属膜をレーザーによってトリミングすることが考えられる。しかしながら、このように、振動しない固定脚を有する構成の振動子に対して、周波数調整用の金属膜を振動脚に蒸着し、この金属膜をレーザーによってトリミングすることによって周波数調整を行う場合には、振動脚に加えて固定脚に金属膜が付着することによって、以下に説明するように、振動子として不都合な問題が生じる。
通常、振動子は小型化が求められているため、振動子の幅は細く形成され、また、2本の振動脚と中央の固定脚との間は互いに接近して形成され、振動脚と中央の固定脚との間の隙間は極めて狭いものとなっている。そのため、蒸着によって振動脚に調整膜を形成させるには、マスクの幅を狭くしなければならない。
このように、振動子の幅が狭く、振動脚と固定脚との間の隙間が狭い構成において、付着用のマスクを用いた蒸着によって振動脚に調整膜を形成する場合には、付着用マスクの幅の形成精度や、付着用マスクの位置決め精度の要因により、目的とする振動脚だけでなく蒸着する必要がない固定脚にも金属膜が付着することになる。
図10は、固定脚への金属膜の余剰付着を説明するための図である。図10は、付着用マスク140を用いて振動脚110A,110Bに周波数粗調整用金属膜111A、111Bを付着させる例を示している。付着用マスク140は、振動脚110A,110Bに金属膜を付着させるための開口部141A,141Bが形成され、この開口部141A,141Bを通して真空蒸着やスパッタリングによって金属を付着させて金属膜を形成する。
図10(a),(b)は、付着用マスク140が振動脚110A,110Bに対して位置ずれを起こすことなく正しく位置合わせされている状態を示し、図10(c),(d)は、付着用マスク140が振動脚110A,110Bに対して位置ずれしている状態を示している。なお、図10(a),(c)は平面図を示し、図10(b),(d)は断面図を示している。
図10(a),(b)に示すように付着用マスクの位置合わせが正しく行われ、付着用マスクの漏れが無い場合には、周波数粗調整用金属膜111A,111Bは、振動脚110A,110B上に付着し、固定脚120に誤って付着することはない。
一方、図10(c),(d)に示すように付着用マスクが位置ずれしたり、付着用マスクの漏れがある場合には、周波数粗調整用金属膜111A,111Bは、振動脚110A,110B上に加えて、固定脚120に誤って付着することになる。図中の符号114は、余剰付着部を示している。
通常、固定脚には振動脚を駆動するための電極パターンが形成されている。図10中では、固定脚120の両側面の側面電極122が形成された状態を示している。そのため、固定脚に周波数調整用の金属膜が付着すると、電気的に不都合な問題が生じる。
例えば、固定脚の両側面に同極の電極パターンが形成されている場合には、各電極パターンに付着した金属膜によって電極パターンの電極面積が変化する。この電極面積の変化は、電極の電気容量を変化させることになる。
これは、固定脚上への金属膜の付着は、付着用マスクの成形誤差や位置決め誤差による漏れによって不可避的に生じるものであるため、固定脚上の電極パターンに付着する金属膜の付着分布は不均一なものとなる。そのため、付着面積は一定とならないため、各電極パターンの電極面積にばらつきが生じて電気容量にばらつきが生じる。
また、固定脚の両側面に電気的にオープンな電極パターンが形成された場合には、電極パターンに金属膜が付着することで、浮遊容量が発生する可能性がある。
このように、電極パターンの電気容量がばらついたり、浮遊容量が発生すると、振動子の振動が不安定となって振動精度が低下する問題が生じることになる。
そこで、本発明は従来の問題を解決し、高精度の振動子を形成することを目的とする。より詳細には、振動子の周波数調整において、電極パターンの電気容量の変化を低減することを目的とし、また、振動子の周波数調整において、電極パターンの浮遊容量の発生を抑制することを目的とする。
本発明は、振動部分に加えて固定部分を有する振動子において、振動部分に金属膜を付着することによって周波数調整を行う場合に、金属膜を付着する必要がない固定部分において、周波数調整用の金属膜が不可避的に付着する可能性がある部分に金属膜を予め形成しておくものである。この金属膜を予め形成しておくことによって、調整用の金属膜形成時に固定部分に調整用の金属膜が付着した場合であっても、電気的特性が変化しないようにすることで、電極パターンの電気容量の変化を低減し、また、電極パターンの浮遊容量の発生を抑制する。
本発明は振動子の態様と振動子の製造方法の態様を備える。
本発明の振動子の態様において、固定部と、所定間隔を開けて配置された振動部とを有する振動子である。振動部は、その表面に振動部の振動周波数を調整するための周波数調整用金属膜を有する。一方、固定部は、固定部に設けられた電極の電気特性を安定化させる電気特性安定用金属膜を有する。この電気特性安定用金属膜は、その表面上であって振動部に設けた周波数調整用金属膜と所定間隔を挟んで並列する位置に設ける。
固定部側に、振動部の周波数調整用金属膜と所定間隔を挟んで並列する位置に電気特性安定用金属膜を設けることによって、周波数調整用金属膜を付着する際に、固定部側に付着する金属膜は電気特性安定用金属膜上に付着する。電気特性安定用金属膜上に付着した金属膜は、電気特性安定用金属膜の面積を増加させることはないため、電気容量の変化や浮遊容量の発生等の電気的特性に対する変化を起こさない。
本発明の周波数調整用金属膜は、振動部の表面上に付着用マスクを用いて形成される金属膜である。一方、電気特性安定用金属膜は、固定部の表面上であって、少なくとも付着用マスクの位置ずれ範囲を含む領域に形成される金属膜である。
電気特性安定用金属膜を、少なくとも付着用マスクの位置ずれ範囲を含む領域とすることによって、振動部の表面上に付着用マスクを用いて金属膜を形成する際に、付着用マスクの形成精度や位置決め精度による位置ずれによって、金属膜が固定部に付着したとしても、その付着は電気特性安定用金属膜上に制限することができる。不可避的に固定部側に過多に付着する金属膜を、電気特性安定用金属膜上に制限することで、固定部側に設けた電極の面積の増加を防ぎ、電気的特性を安定化させることができる。
また、電気特性安定用金属膜を、少なくとも付着用マスクの位置ずれ範囲を含む領域とする構成として、周波数調整用金属膜と電気特性安定用金属膜の互いに対向する辺部の長さにおいて、電気特性安定用金属膜側の辺部の長さを、周波数調整用金属膜の辺部の長さよりも等しいか又は長い構成とする。
電気特性安定用金属膜と周波数調整用金属膜とを所定間隔を挟んで並列配置する構成において、周波数調整用金属膜と電気特性安定用金属膜の互いに対向する辺部の長さを上記関係とすることで、電気特性安定用金属膜を、少なくとも付着用マスクの位置ずれ範囲を含む領域とすることができる。
また、電気特性安定用金属膜は、固定部に設けた電極と電気的に接続する構成とすることができる。電気特性安定用金属膜と、固定部側の電極とを電気的に接続することで、電極面積が拡がり、電気的特性を安定化させることができる。例えば、仮に、電気特性安定用金属膜以外の固定部側の電極に金属膜が付着した場合であっても、電極の容量変化は抑制される。
振動子は、固定部を固定脚とし、振動部を振動脚とし、振動脚と固定脚と基部を介して振動部材によって一体に形成する構成とすることができる。振動子を形成する振動部材は、水晶、チタン酸バリウム、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム等の圧電性単結晶の他セラミックス、シリコンの何れかとすることができる。
振動脚と固定脚を有する振動子において、振動脚は、この振動脚の脚材を挟んで対向する2面の内において、一方の面に周波数を粗調整するための周波数粗調整用金属膜を有し、他方の面に周波数を微調整するための周波数微調整用金属膜を有する構成とする。この構成において、周波数粗調整用金属膜は周波数調整用金属膜により形成する。一方、周波数微調整用金属膜は振動脚に設ける電極用膜により形成する。
周波数調整用金属膜の付着において、付着用マスクを用いて振動部に設ける場合、この付着用マスクに用いる材質は、金属、セラミックス、水晶、シリコンから選ぶことができる。使用する材質を金属とする場合にはメタルマスク、材質をセラミックスとする場合にはセラミックスマスク、材質を水晶とする場合には水晶マスク、材質をシリコンとする場合するシリコンマスクを付着用マスクとして用いる。
周波数調整用金属膜は、真空蒸着またはスパッタリングを用いて付着することができ、付着用マスクに形成した開口部を通して所定の金属を付着させる。付着させる金属として、例えば、質量の大きなAu、Ag等を用いることができる。
周波数粗調整用金属膜は、上記した周波数調整用金属膜により形成することができる。一方、周波数微調整用金属膜は、パターンニングを用いたエッチングによって形成することができ、振動脚あるいは固定脚に電極を形成する際に、電極を形成する際に用いるパターンを兼用し、電極と同時に形成することができる。
本発明の、固定脚と、所定間隔を開けて配置された振動脚とを有する振動子の製造方法の態様において、振動脚および固定脚にパターンニングを用いたエッチングによって電極用膜を形成する電極用膜形成工程と、振動脚に付着用マスクによるマスクパターンを用いた付着により周波数調整用の周波数調整用金属膜を形成する膜付着工程とを備える。
上記の電極用膜形成工程において、固定脚の表面上であって、周波数調整用金属膜と所定間隔を挟んで並列する位置に、固定脚に設けられた電極の電気特性を安定化させる電気特性安定用金属膜を形成する。
電極用膜形成工程において、振動脚および固定脚に電極用膜を形成すると共に、固定脚の表面上の少なくとも付着用マスクの位置ずれ範囲を含む領域に電気特性安定用金属膜を形成する。その後、膜付着工程において、付着用マスクによるマスクパターンを用いて周波数調整用の周波数調整用金属膜を付着させる。
これによって、膜付着工程時において、振動脚への周波数調整用金属膜の付着に加えて、固定脚側に金属膜が付着したとしても、その金属膜を予め固定脚側に形成しておいた電気特性安定用金属膜上に付着させることで、固定脚側の電極の電気特性への影響を抑制する。
膜付着工程では、先に電極用膜形成工程によって振動脚に電極用膜を形成し、この電極用膜の上に、付着用マスクによるマスクパターンを用いた付着により周波数調整用の周波数調整用金属膜を形成することができる。
また、本発明の振動子の周波数調整は2つの形態により行うことができる。
周波数調整の第1の形態は、膜付着工程中に周波数調整工程を含ませるものであり、膜付着工程において、周波数調整用金属膜を堆積させ、周波数調整用金属膜の堆積量によって振動脚の振動周波数を調整する。これによれば、周波数調整金属膜を形成した後にトリミングする工程を省くことができる。
周波数調整の第2の形態は、膜付着工程の後に、レーザービームまたはイオンビームにより周波数調整用金属膜をトリミングして振動周波数を調整する周波数調整工程を設ける。
また、振動子に上記した周波数調整用金属膜によって周波数粗調整用金属膜を形成し、振動脚に設ける電極用膜と共に周波数微調整用金属膜を形成し、周波数粗調整用金属膜と周波数微調整用金属膜を個別にトリミングすることで、振動子の周波数調整を周波数粗調整と周波数微調整の2段階で行うことができる。このとき、例えば、周波数調整用金属膜の周波数粗調整用金属膜をレーザービームでトリミングして周波数粗調整を行い、電極用膜の周波数微調整用金属膜をイオンビームでトリミングして周波数微調整を行うことができる。
本発明によれば、振動子の周波数調整において、電極パターンの電気容量の変化を低減することができ、また、電極パターンの浮遊容量の発生を抑制することができる。これによって、振動子の精度を向上させることができる。
以下、図を用いて本発明について詳細に説明する。
図1,図2は、本発明の振動子の一構成例を説明するために概略図および斜視図であり、図3は本発明の振動子の周波数粗調整用金属膜および電気特性安定用金属膜を説明するための概略図である。また、図4は本発明の振動子の電気特性安定用金属膜の作用を説明するための概略図である。なお、図1(a)と図1(b)は、振動子1の表裏面を示している。ここでは、図1(a)が示す面を表面とし、図1(b)が示す面を裏面として説明する。
ここで示す振動子1は、2本の振動脚10(10A,10B)と1本の固定脚20を備える構成例を示しているが、振動脚10および固定脚20の本数はこの例に限定されるものではない。
図1,図2に示す構成例では、中央に配置した固定脚20の両側に2本の振動脚10A,10Bを所定の間隔を開けて配置し、両脚部を基部30と共に振動部材によって一体に形成している。図1に示す構成例では、固定脚20、および2本の振動脚10A,10Bを基部30から同じ側に平行に延出させる構成としているが、本発明は、全ての脚が同方向に向かって平行に延出させる構成に限らず、複数の脚の内で一部の固定脚と振動脚が所定間隔を開けて配列される構成であれば適用することができる。
なお、本発明の振動子を振動ジャイロ等に用いる場合には、支持部25の一部を振動ジャイロのケーシングの内部に固定し、振動子を取り付けた後にケーシングを封印し、このケーシングを検出対象物に取り付けることによって、回転検出を行うことができる。
図1において、振動子1は、中央の固定脚20と、この固定脚20の両側に所定の間隔を開けて2本の振動脚10A,10Bとを備え、これらを基部30によって一体に形成している。
振動脚10A,10Bの表裏面にはパターンニングを用いたエッチングによって電極用膜13が形成される。また、裏面には、周波数微調整用金属膜12が、電極用膜13と同時にパターンニングを用いたエッチングによって形成される。
また、振動脚10A,10Bの表面には、周波数粗調整用金属膜11が付着用マスクによるマスクパターンを用いた付着により形成される。この周波数粗調整用金属膜11は、先にパターンニングを用いたエッチングによって形成しておいた電極用膜13に上に重ねて形成してもよい。
周波数粗調整用金属膜11および周波数微調整用金属膜12は、振動脚10A,10Bの振動周波数を調整するための金属膜であり、この形成した金属膜をトリミングしたり、金属膜の堆積量を調整することによって、振動脚の質量を調整して振動周波数を調整する。
また、図1において、固定脚20には電極用膜が形成される。この電極用膜は、側面部分に形成する側面電極22、表裏面の基部30と反対側の支持部25に形成する電極用膜24、裏面に形成する裏面電極23を含み、必要に応じて設定することができる。
また、固定脚20の表面には、電気特性安定用金属膜21が形成される。電気特性安定用金属膜21は、周波数粗調整用金属膜11を振動脚10A,10Bに付着用マスクを用いて付着させる際に、付着用マスクの形成精度、付着用マスクの位置決め精度による位置ずれ、あるいは付着用マスクからの漏れ等によって、固定脚20側に余剰付着する金属膜による電気的影響を抑制するものであり、周波数粗調整用金属膜11を付着させる付着工程の前の段階において、固定脚20の表面に形成するものである。
図1〜図3において、この電気特性安定用金属膜21は、振動脚10A,10Bに形成された周波数粗調整用金属膜11A,11Bと、固定脚20と振動脚10の隙間を空けて横方向に対向する位置に形成される。この電気特性安定用金属膜21と周波数粗調整用金属膜11A,11Bの対向配置において、電気特性安定用金属膜21と周波数粗調整用金属膜11A,11Bとが対向する互いの辺部の長さを所定関係に設定することによって、付着用マスクから漏れた真空蒸着やスパッタリングの金属粒子が、固定脚20側に形成した電気特性安定用金属膜21上に付着させることで、固定脚20側の電極に影響を与える部分に付着することを防ぐものである。
図3に示すように、この電気特性安定用金属膜21と周波数粗調整用金属膜11A,11Bの対向する辺部の長さの所定関係として、電気特性安定用金属膜21の辺部の長さL2を、周波数粗調整用金属膜11A,11Bの辺部の長さL1よりも長く、あるいは同等の長さに設定する。
この長さ関係とすることで、図4に示すように、付着用マスクの形成寸法の誤差や付着用マスク40の位置決め誤差による誤付着、あるいは付着用マスクからの漏れによる誤付着が生じた場合であっても、固定脚20上において誤付着する金属膜は、電気特性安定用金属膜21上とすることができ、固定脚20側に形成された電極への影響を抑制することができる。
より詳細には、図2に示すように、固定脚20に電気特性安定用金属膜21が形成された状態で、付着用マスクを用いた真空蒸着やスパッタリングによって、振動脚10に金属膜を付着させると、振動脚10A,10Bの電極13A,13B上に周波数粗調整用金属膜11A,11Bが形成される他、付着用マスクから漏れた金属粒子が固定脚20の電気特性安定用金属膜21上および固定脚20の側面の一部分に付着する。この余剰付着部14A,14Bは、固定脚20の電気特性安定用金属膜21上にのみ付着し、固定脚20の他の電極膜の部分には付着しないため、電極の電気特性に影響を与えることはない。
図4は、本発明の構成において、固定脚への金属膜の余剰付着を説明するための図であり、付着用マスクが位置ずれした場合を示している。図4は、前記した図9と同様に、付着用マスク40を用いて振動脚10A,10Bに周波数粗調整用金属膜11A、11Bを付着させる例を示している。付着用マスク40は、振動脚10A,10Bに金属膜を付着させるための開口部41A,41Bが形成され、この開口部41A,41Bを通して真空蒸着やスパッタリングによって金属を付着させて金属膜を形成する。
図4(a),(b)は、付着用マスク40が振動脚10A,10に対して位置ずれを起こすことなく正しく位置合わせされている状態を示し、図4(c),(d)は、付着用マスク40が振動脚10A,10に対して位置ずれしている状態を示している。なお、図4(a),(c)は平面図を示し、図4(b),(d)は断面図を示している。
図4(a),(b)に示すように付着用マスク40の位置合わせが正しく行われ、付着用マスク40の漏れが無い場合には、周波数粗調整用金属膜11A,11Bは、振動脚10A,10B上に付着し、固定脚20に誤って付着することはない。
一方、図4(c),(d)に示すように付着用マスク40が位置ずれした場合には、周波数粗調整用金属膜11A,11Bは、振動脚10A,10B上に加えて、固定脚20に誤って付着することになる。
本発明では、付着用マスク40の開口部から余剰に入射する金属粒子は、固定脚20上に予め形成しておいた電気特性安定用金属膜21に付着して余剰付着部14Aとなるが、この余剰付着部14Aは電気特性安定用金属膜21および固定脚20の側面の一部分に付着して、固定脚20の他の部分に誤って付着することはない。
また、電気特性安定用金属膜21を、固定脚20の両側面に形成した側面電極22に接続させて形成することによって、側面電極22の電極面積を増加させて電気的な安定性を高めることもできる。
次に、本発明の振動子の形成手順について図5のフローチャート、および図6〜図8の手順を説明する図を用いて説明する。ここでは、水晶を振動部材とし、形成した水晶振動子をパッケージ内に真空封止するまでの手順を示す。
はじめに、水晶基材をパターンニングを用いてエッチング加工し、水晶振動子を形成する(図6(a))(S1)。形成した水晶振動子の表面にAu/Crをスパッタリングで成膜し、電極部材の層を形成する(図6(b))(S2)。この電極部材の層の上にレジストを塗布し(図6(c))(S3)、電極パターンを露光して現像する(図6(d))(S4)。露光・現像によりレジストが除去された部分のAu/Crをエッチング処理によって除去する(図7(a))(S5)。エッチング処理の後、残余のレジストを取り除く。これによって、固定脚および振動脚上に電極が形成される。この電極形成において、固定脚上に電気特性安定用金属膜を形成しておく(図7(b))(S6)。
次に、振動脚上に付着用マスクによるマスクパターンを用いて周波数粗調整用金属膜を真空蒸着あるいはスパッタリングで付着させて形成させる(図7(c))(S7)。周波数粗調整用金属膜にレーザー光を照射して周波数粗調整用金属膜の一部を除去し、振動周波数を粗調整する(図7(d))(S8)。
水晶振動子の周波数を粗調整した後、レーザー光を用いて振動子を各片に切断して切り離す(S9)。分離した振動子をパッケージ内に収納して取り付け(図8(a))(S10)、水晶振動子の微調整用の電極にイオンビームを照射して、周波数微調整用金属膜の一部を除去し、振動周波数を微調整する(図8(b))(S11)。周波数の微調整が終了した後、水晶振動子をパッケージ内に真空封止する(図8(c))(S12)。
図9は、本発明の振動子の一構成例を説明するための概略図である。図1に示した構成例では、固定脚20と振動脚10およびこれらの脚部を連結する基部30によって振動子1を構成し、固定脚20の一端に形成した支持部25によってパッケージ等に取り付ける構造である。これに対し、図9に示す構成例は、固定脚20と振動脚10および基部30から成る振動子1の周囲を囲む様に形成すると共に固定脚20と連結してなる枠体15を備え、この枠体15によってパッケージ等への取り付けを行う構造である。
図9に示すように、枠体15は、振動脚10との間、および基部30との間に所定距離を開けると共に、固定脚20の支持部25と連結することによって、振動脚10および固定脚20の外周を囲む構成としている。
この構成の振動子の場合においても、図1に示す構成の振動子と同様に、付着用マスクによるマスクパターンを用いて周波数粗調整用金属膜を真空蒸着あるいはスパッタリングで付着させた際に、固定脚20上において誤って付着する金属膜は、電気特性安定用金属膜21上とすることで、固定脚20側に形成された電極への影響を抑制することができる。
また、枠体15上にも同様に金属膜が誤って付着する場合があるが、枠体15上に電気特性安定用金属膜26を成膜しておくことによって、枠体15側に形成された電極への影響を抑制することができる。この電気特性安定用金属膜26は、固定脚20上に電気特性安定用金属膜21を形成する際に同時に同様にして形成することができる。
なお、枠体15上に電極が形成されていない場合においても、枠体15上に付着した金属膜による容量変化を抑制して、振動子の電気的な影響を抑制することができる。
なお、上記した振動子の振動脚、固定脚の本数や電極配置等一例であって、この構成例に限られるものではない。
本発明の振動子は、角速度センサに搭載して、航空機、車両等の移動体の姿勢制御やナビゲーション等に適用することができる。また、本発明の振動子は、時計等に搭載された基準周波数を発生する発振器に適用することができる。
本発明の振動子の一構成例を説明するための概略図である。 本発明の振動子の一構成例を説明するための斜視図である。 本発明の振動子の周波数粗調整用金属膜および電気特性安定用金属膜を説明するための概略図である。 本発明の振動子の電気特性安定用金属膜の作用を説明するための概略図である。 本発明の振動子の形成手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の振動子の形成手順を説明するための図である。 本発明の振動子の形成手順を説明するための図である。 本発明の振動子の形成手順を説明するための図である。 本発明の振動子の別の構成例を説明するための概略図である。 固定脚への金属膜の余剰付着を説明するための図である。
符号の説明
1…振動子
10,10A,10B…振動脚
11…周波数粗調整用金属膜
12…周波数微調整用金属膜
13…電極用膜
14A,14B…余剰付着部
15…枠体
20…固定脚
21…電気特性安定用金属膜
22…側面電極
23…端部電極
24…裏面電極
25…支持部
30…基部
31…電極
40…付着用マスク
110A,110B…振動脚
111A,111B…周波数調整用金属膜
114…余剰付着部
120…固定脚
122…側面電極
141A,141B…開口部

Claims (17)

  1. 固定部と、所定間隔を開けて配置された振動部とを有する振動子において、
    前記振動部は、その表面に前記振動部の振動周波数を調整するための周波数調整用金属膜を有し、
    前記固定部は、前記固定部に設けられた電極の電気特性を安定化させる電気特性安定用金属膜を、その表面上であって前記周波数調整用金属膜と前記所定間隔を挟んで並列する位置に有することを特徴とする振動子。
  2. 前記周波数調整用金属膜は、前記振動部の表面上に付着用マスクを用いて形成される金属膜であり、
    前記電気特性安定用金属膜は、前記固定部の表面上であって、少なくとも前記付着用マスクの位置ずれ範囲を含む領域に形成される金属膜であることを特徴とする、請求項1に記載の振動子。
  3. 前記周波数調整用金属膜と電気特性安定用金属膜の互いに対向する辺部の長さにおいて、前記電気特性安定用金属膜側の辺部の長さは、前記周波数調整用金属膜の辺部の長さよりも等しいか又は長いことを特徴とする、請求項1又は2に記載の振動子。
  4. 前記電気特性安定用金属膜は、前記固定部に設けた電極と電気的に接続することを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の振動子。
  5. 前記固定部は固定脚であり、前記振動部は振動脚であり、振動脚と固定脚は基部を介して振動部材によって一体に形成されることを特徴とする、請求項1から4の何れか一つに記載の振動子。
  6. 前記振動部材は、水晶、セラミックス、シリコンの何れかであることを特徴とする、請求項5に記載の振動子。
  7. 前記振動脚は、この振動脚の脚材を挟んで対向する2面の内、
    一方の面に周波数を粗調整するための周波数粗調整用金属膜を有し、他方の面に周波数を微調整するための周波数微調整用金属膜を有し、
    前記周波数粗調整用金属膜は前記周波数調整用金属膜により形成し、
    前記周波数微調整用金属膜は振動脚に設ける電極用膜により形成することを特徴とする請求項5又は6に記載の振動子。
  8. 前記付着用マスクは、その材質を金属とするメタルマスク、その材質をセラミックスとするセラミックスマスク、その材質を水晶とする水晶マスク、その材質をシリコンとするシリコンマスクのいずれかであることを特徴とする請求項2から7のいずれか一つに記載の振動子。
  9. 前記周波数調整用金属膜は、真空蒸着またはスパッタリングを用いて形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の振動子。
  10. 前記周波数微調整用金属膜は、パターンニングを用いたエッチングによって形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の振動子。
  11. 固定脚と、所定間隔を開けて配置された振動脚とを有する振動子の製造方法において、
    振動脚および固定脚にパターンニングを用いたエッチングによって電極用膜を形成する電極用膜形成工程と、
    前記振動脚に付着用マスクによるマスクパターンを用いた付着により周波数調整用の周波数調整用金属膜を形成する膜付着工程とを備え、
    前記電極用膜形成工程において、前記固定脚の表面上であって、前記周波数調整用金属膜と所定間隔を挟んで並列する位置に、前記固定脚に設けられた電極の電気特性を安定化させる電気特性安定用金属膜を形成することを特徴とする、振動子の製造方法。
  12. 前記膜付着工程は、前記振動脚の表面上に付着用マスクを用いて前記周波数調整用金属膜を成膜し、
    前記電極用膜形成工程は、前記膜付着工程の前段階において、前記固定脚の表面上の少なくとも前記付着用マスクの位置ずれ範囲を含む領域に前記電気特性安定用金属膜を形成しておくことを特徴とする、請求項11に記載の振動子の製造方法。
  13. 前記膜付着工程において、前記電極用膜形成工程で前記振動脚に形成された前記電極用膜の上に、付着用マスクによるマスクパターンを用いた付着により周波数調整用の周波数調整用金属膜を形成することを特徴とする、請求項11または12に記載の振動子の製造方法。
  14. 前記膜付着工程において、前記周波数調整用金属膜を堆積し、周波数調整用金属膜の堆積量によって前記振動脚の振動周波数を調整する周波数調整工程を有することを特徴とする、請求項11から13のいずれか一つに記載の振動子の製造方法。
  15. 前記膜付着工程の後に、レーザービームまたはイオンビームにより前記周波数調整用金属膜をトリミングして振動周波数を調整する周波数調整工程を有することを特徴とする、請求項11から13のいずれか一つに記載の振動子の製造方法。
  16. 前記付着用マスクは、その材質を金属とするメタルマスク、その材質をセラミックスとするセラミックスマスク、その材質を水晶とする水晶マスク、その材質をシリコンとするシリコンマスクのいずれかであることを特徴とする請求項11から15のいずれか一つに記載の振動子の製造方法。
  17. 前記膜付着工程は、真空蒸着またはスパッタリングで行うことを特徴とする請求項11から16のいずれか一つに記載の振動子の製造方法。
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