JP2009128213A - センサ信号検出回路及びセンサモジュール - Google Patents

センサ信号検出回路及びセンサモジュール Download PDF

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Kumiko Fukai
久美子 深井
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Yasuhiro Kaneda
安弘 金田
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Abstract

【課題】製造コストが安価なセンサ信号検出回路を提供する。
【解決手段】検知結果に応じて2つの電圧信号を出力するセンサ2と接続され、2つの電圧信号の電圧差に応じたセンサ信号を出力するセンサ信号出力部6と、当該センサ信号から直流成分を除去するオフセット除去フィルタ8と、を含むセンサ信号検出回路である。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサから出力される電圧信号に含まれるセンサ信号を検出するセンサ信号検出回路及びセンサモジュールに関する。
例えばホイートストンブリッジ型センサなど、その検知結果に応じて、2つの電圧信号を出力するセンサがある。この場合の2つの電圧信号は、その電圧差によって検知結果を表す差動信号を構成している。ここで、2つの電圧信号の電圧差は、一般的に、オフセット電圧に対してセンサの検知結果を表す信号成分が重畳されたものとなっている。したがって、この差動信号に応じて得られるセンサ信号からオフセット電圧の成分を除去することによって、センサの検知結果を表す信号成分を検出することができる(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上述したオフセット電圧は、通常、製造ばらつきによって個々のセンサごとに異なる値となる。また、このオフセット電圧は、周囲の温度などの使用環境の変化によって、センサの使用中に変化する場合がある。そこで、このようなオフセット電圧の成分を除去するために、図3に示すようなセンサ信号検出回路が用いられる。
図3に例示するセンサ信号検出回路は、ホイートストンブリッジ型のセンサ102の検知結果を表すセンサ信号からオフセット電圧の成分を除去して、信号成分を増幅する回路である。このセンサ信号検出回路において、差動増幅器104は、センサ102が出力する2つの電圧信号の電圧差に応じたシングルエンドの信号を出力する。一方、制御回路110は、不揮発性メモリ106に記録されている情報と、温度センサ108の検知結果と、に基づいて、差動増幅器104から出力される電圧信号のオフセット電圧に対応するデジタル値を算出する。具体的に、不揮発性メモリ106には、センサ102の製造時に測定されたオフセット電圧に対応するデジタル値と、このオフセット電圧の温度依存性に関するパラメタと、が記憶されている。これらの値と、温度センサ108によって測定された周囲の温度と、に基づいて、制御回路110は現時点において差動増幅器104から出力される電圧信号のオフセット電圧を推定し、その電圧に対応するデジタル値をD/Aコンバータ112に対して出力する。出力されたデジタル値は、D/Aコンバータ112によってオフセット電圧に応じた電圧信号に変換され、増幅器114に入力される。
増幅器114は、差動増幅器104が出力する電圧信号を増幅する。このとき、増幅器114は、D/Aコンバータ112が出力する電圧信号に応じて、信号増幅の基準となる基準電圧(バイアス点)を変化させる。これにより、センサ信号検出回路は、差動増幅器104が出力する電圧信号からオフセット電圧の成分を除去するとともに、センサ102による検知結果を示す信号成分を増幅した信号を出力する。
特開2006‐174122号公報
上記従来例の技術においては、センサ信号からオフセット電圧の成分を除去するために、不揮発性メモリやD/Aコンバータなどの部品が必要となる。また、センサの製造時などに、個々のセンサごとにオフセット電圧を予め測定し、その測定値に応じた値を不揮発性メモリに記録する作業が必要となる。そのため、センサ信号検出回路の製造コストが高くなってしまうという問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、製造コストが安価なセンサ信号検出回路及びセンサモジュールを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係るセンサ信号検出回路は、所定の高周波数域で変化する量を検知し、検知結果に応じて2つの電圧信号を出力するセンサと接続され、前記2つの電圧信号の電圧差に応じたセンサ信号を出力するセンサ信号出力部と、前記センサ信号から直流成分を除去するオフセット除去フィルタと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、不揮発性メモリやD/Aコンバータなどを用いなくとも、センサの検知結果を表すセンサ信号に含まれるオフセット電圧を除去することができ、センサ信号検出回路の製造コストを低減できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態に係るセンサモジュールは、図1に示すように、センサ2と、センサ2に接続され、その検知結果を示すセンサ信号を検出して出力するセンサ信号検出回路4と、を含んで構成される。また、センサ信号検出回路4は、図1に示すように、センサ信号出力部6と、オフセット除去フィルタ8と、増幅器10と、を含んで構成されている。
センサ2は、ホイートストンブリッジ型のセンサであって、所定の高周波数域で変化する量を検知する。例えばセンサ2は、ひずみゲージの抵抗値の変化によりセンサ2に対して生じる加速度を検知する加速度センサなどのモーションセンサであってよい。このようにセンサの動きに関する量を検知するモーションセンサなどにおいては、その検知対象となる加速度などの量は、例えばセンサの周囲の温度などの環境の変化と比較して、短い周期で変化することとなる。
センサ2は、その検知結果に応じて、ホイートストンブリッジの2つの端子の電圧を示す2つの電圧信号V及びVを出力する。2つの電圧信号V及びVは差動信号を構成しており、その電圧差(V−V)が、センサ2の検知結果に応じて変化する。
センサ信号出力部6は、例えばオペアンプ等により構成される差動増幅器であって、センサ2及びオフセット除去フィルタ8と接続されている。センサ信号出力部6は、センサ2から2つの電圧信号V及びVの入力を受け付けて、この電圧信号V及びVの電圧差に応じた電圧信号(センサ信号)VS1を、オフセット除去フィルタ8に対して出力する。具体的に、例えばセンサ信号出力部6は、2つの電圧信号V及びVの電圧差を所定の増幅率gで増幅して得られるシングルエンドの電圧信号を、センサ信号VS1として出力する。この場合のセンサ信号VS1は、
S1=g・(V−V
で表される。
センサ信号VS1は、オフセット電圧の成分に対して、センサ2の検知結果を表す信号成分が重畳された電圧信号となっている。すなわち、オフセット電圧の成分をVoff、センサ2の検知結果を表す信号成分をVsigと表記すると、センサ信号VS1は、
S1=Voff+Vsig
と表される。ここで、オフセット電圧は、センサ2の製造ばらつきなどによって個々のセンサ2ごとに異なる値をとる。また、オフセット電圧は、センサ使用中の周囲の温度変化などによって時間とともに比較的長い周期で変動する。
オフセット除去フィルタ8は、センサ信号出力部6及び増幅器10と接続されており、センサ信号出力部6が出力するセンサ信号VS1から、その直流成分を除去する。なお、以下では、オフセット除去フィルタ8によるフィルタリング後のセンサ信号を、センサ信号VS2と表記する。
具体例として、オフセット除去フィルタ8は、図1に示すように抵抗及びコンデンサによって構成され、センサ信号VS1から所定の低周波数成分を除去して高周波数成分を通過させるハイパスフィルタとして機能する。前述したように、センサ信号VS1は、オフセット電圧の成分Voffに対して信号成分Vsigが重畳された電圧となっている。オフセット除去フィルタ8は、センサ信号VS1から直流成分を除去することによって、センサ信号VS1のオフセット電圧の成分Voffを取り除いて、センサ2の検知結果を示す信号成分Vsigを通過させることができる。
また、オフセット除去フィルタ8は、センサ信号VS1から、さらに温度変化によるオフセット電圧の変動に応じた周波数成分を除去してもよい。センサ信号VS1のオフセット電圧が時間とともに変化しない場合は、直流成分を除去することでオフセット電圧の成分Voffを全て取り除くことができる。しかしながら、前述したように、回路周辺の温度変化によって、オフセット電圧の値は変動する。そこで、このようなオフセット電圧の変動に応じた周波数成分を除去することにより、オフセット除去フィルタ8はセンサ信号VS1に含まれるオフセット電圧の成分Voffを全て取り除くことができる。
ここで、前述したようにセンサ2は所定の高周波数域で変化する量を検知しており、その検知結果を表す信号成分Vsigは、当該所定の高周波数域の成分となっている。そのため、オフセット除去フィルタ8がセンサ信号VS1から温度変化によるオフセット電圧の変動に応じた周波数成分を含む所定の低周波数成分を除去しても、本来のセンサ2の検知結果を表す信号成分Vsigは、オフセット除去フィルタ8により除去されずに通過することとなる。具体的に、例えばオフセット除去フィルタ8は、1Hz〜0.1Hz以下の周波数成分を除去し、それを超える周波数成分を通過させるハイパスフィルタであってよい。
増幅器10は、オフセット除去フィルタ8と接続されており、オフセット除去フィルタ8が出力するセンサ信号VS2を増幅する。このとき、センサ信号VS2はセンサ信号VS1からオフセット電圧の成分Voffが除かれた信号になっているので、増幅器10による信号増幅の基準となる基準電圧は、グラウンド電圧(電圧値0)であってよい。すなわち、増幅器10の増幅率をgとすると、増幅器10が出力する電圧信号VS3は、
S3=g・VS2
となる。この電圧信号VS3は、センサ信号VS1からオフセット電圧の成分Voffが除去され、信号成分Vsigが増幅された信号となっている。
なお、オフセット除去フィルタ8によりオフセット電圧の成分Voffを取り除いた後に、増幅器10による信号増幅を行うことにより、増幅器10の増幅率を増やすことができる。すなわち、オフセット電圧の成分Voffを除去する前にセンサ信号の増幅を行うこととすると、特にオフセット電圧の成分Voffが信号成分Vsigに比較して大きい場合、増幅された信号が回路の電源電圧で飽和してしまい、十分な増幅率で増幅することができなくなってしまう。しかし、本実施形態においては、オフセット電圧の成分Voffが予め除去されるので、センサ2の検知結果を表す信号成分Vsigだけを増幅することができる。そのため、より大きな増幅率で信号の増幅を行うことが可能となる。
以上説明した本実施の形態によれば、不揮発性メモリやD/Aコンバータ等を使用することなく、センサ信号からオフセット電圧の成分Voffを除去することができ、センサ信号検出回路の製造コストを安価にすることができる。また、個々のセンサ2ごとに異なるオフセット電圧に関する値をセンサ信号検出回路4が記憶する必要がなくなるため、センサ2とセンサ信号検出回路4を常に1対1で組み合わせて使用せずともよくなる。
なお、本発明の実施の形態は、以上説明したものに限られない。例えばセンサ信号検出回路4は、図1に示す回路構成のオフセット除去フィルタ8に代えて、図2に例示するように、オペアンプなどを用いて構成されたハイパスフィルタを備えてもよい。あるいは、センサ信号検出回路4は、センサ信号出力部6が出力するセンサ信号から直流成分を除去すると同時に、その信号成分Vsigを増幅する増幅回路を含んで構成されてもよい。
本発明の実施の形態に係るセンサ信号検出回路の概略の構成例を表す回路図である。 オフセット除去フィルタの別の例を表す回路図である。 従来のセンサ信号検出回路の一例を示す回路図である。
符号の説明
2 センサ、4 センサ信号検出回路、6 センサ信号出力部、8 オフセット除去フィルタ、10 増幅器。

Claims (4)

  1. 所定の高周波数域で変化する量を検知し、検知結果に応じて2つの電圧信号を出力するセンサと接続され、
    前記2つの電圧信号の電圧差に応じたセンサ信号を出力するセンサ信号出力部と、
    前記センサ信号から直流成分を除去するオフセット除去フィルタと、
    を含むことを特徴とするセンサ信号検出回路。
  2. 請求項1記載のセンサ信号検出回路において、
    前記オフセット除去フィルタは、前記センサ信号から、温度変化によるオフセット電圧の変動に応じた周波数成分を除去する
    ことを特徴とするセンサ信号検出回路。
  3. 請求項1又は2記載のセンサ信号検出回路において、
    前記オフセット除去フィルタにより直流成分が除去されたセンサ信号を増幅する増幅器をさらに含む
    ことを特徴とするセンサ信号検出回路。
  4. 所定の高周波数域で変化する量を検知し、検知結果に応じて2つの電圧信号を出力するセンサと、
    前記2つの電圧信号の電圧差に応じたセンサ信号を出力するセンサ信号出力部と、
    前記センサ信号から直流成分を除去するオフセット除去フィルタと、
    を含むことを特徴とするセンサモジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015190861A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社明電舎 車両の運動性能解析方法

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