JP2009127916A - 燃焼装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃焼状態が異常であることを判別するに伴ってバーナ3の燃焼を停止する非常停止制御、及び、非常停止制御を実行した回数が燃焼禁止判定用回数以上になると燃焼開始の指令にかかわらずバーナ3の燃焼を禁止する燃焼禁止制御を実行し、燃焼禁止制御の実行中にリセット指令が指令されると燃焼禁止制御の実行を停止しかつ非常停止制御を実行した回数を初期化するように構成され、燃焼禁止制御を実行した履歴がない状態で燃焼制御を実行している場合には燃焼禁止判定用回数を初期設定回数に設定し、燃焼禁止制御の実行中にリセット指令が指令されて燃焼禁止制御の実行を停止したのちに燃焼制御を実行している場合には燃焼禁止判定用回数を初期設定回数よりも少ない補正設定回数に設定する。
【選択図】図1
Description
以下、本発明にかかる燃焼装置の第1実施形態を給湯装置に適用した場合について図面に基づいて説明する。
先ず、図1に基づいて、給湯装置の全体構成について説明する。
筒胴1の内部の上端部にフィンチューブ型の水加熱用の熱交換器2を設け、筒胴1の下方に給湯用の熱交換器2を加熱するバーナ3を設け、筒胴1の内部にバーナ3の燃焼室Rを形成してある。熱交換器2への給水路Wiには、止水弁4、水圧変化に応動して給水量を調整する水ガバナ5、及び、分流弁6を介装してあり、熱交換器2からの出湯路Woは、フレキシブル管7を介して出湯具8に接続してある。
具体的な構成について説明を加えると、使用者が押しボタン式の出湯操作具13を押すと、操作マイクロスイッチ14がオンし、同時に、出湯操作具13の押し操作に連動して止水弁4が開弁され、水が水ガバナ5に入り、水圧により連動杆10aが水圧応動弁10を開弁する方向に応動して水圧マイクロスイッチ15がオンする。操作マイクロスイッチ14及び水圧マイクロスイッチ15がオンすると、コントローラCは、点火プラグ16をスパークさせるともに、遮断弁9のコイル9aに吸着電流を流すので、遮断弁9が開弁される。
バーナ3の燃焼炎の温度に応じた起電力を出力する燃焼炎温度検出手段としての上述の第1熱電対17、燃焼室Rの温度に応じて第1熱電対17とは逆極性となるような起電力を出力する燃焼室温度検出手段としての第2熱電対21、ガスノズル18の近傍の温度が異常高温になることに基づいて溶断するノズル近傍用温度ヒューズ19、及び、筒胴1の外周近傍の温度が異常高温になることに基づいて溶断する筒胴用温度ヒューズ20を設けてあり、第1熱電対17及び第2熱電対21が前記異常状態検出手段Kに対応する。
従って、第1熱電対17と前記第2熱電対21とを、それらが互いに逆方向の起電力を発生する状態で直列接続して、それらの両端部がコントローラCに電気的に接続されて各熱電対における起電力の出力の合計値が、前記各入力端子a,b間に入力されるように構成している。又、第1熱電対17の起電力の出力値がコントローラCの入力端子cに入力されるように構成している。
つまり、コントローラCは、前記各入力端子a,b間に入力される前記合計値と、入力端子cに入力される第1熱電対17の起電力の出力値とに基づいて、第2熱電対21の起電力の出力値を演算にて求めるようになっており、各別に求められる第1熱電対17による起電力及び第2熱電対21による起電力に基づいて動作異常であると判断すると、遮断弁9のコイル9aへ吸着電流を流すのを停止して、遮断弁9を閉弁してバーナ3の燃焼を停止させるように構成してある。
後述するような燃焼禁止フラグが「1」にセットされていない状態であり、後述するようにリセットスイッチ31の操作により燃焼禁止制御を停止したのちに作動するタイマーのカウントが実行されていない状態であって、且つ、バーナ3が燃焼中でないときに、前記出湯操作具13の押し操作に伴って操作マイクロスイッチ14及び水圧マイクロスイッチ15が共にオンして燃焼開始指令が指令されると、バーナ3の燃焼を開始させる(ステップ1〜7)。つまり、バーナ3への点火処理と遮断弁9の開弁維持処理とを実行することによりバーナ3を燃焼させる。バーナ3の燃焼を開始した後、後述する燃焼状態の異常を判別しない状態で燃焼停止指令が指令されると遮断弁9を閉弁させてバーナ3の燃焼を停止させる(ステップ8、9、1〜5、17、18)。尚、ステップ18にて遮断弁9を閉弁させてバーナ3の燃焼を停止させた後は、燃焼開始指令が指令されるまで運転を待機することになる(ステップ1〜6)。
以下、本発明にかかる燃焼装置の第2実施形態を図面に基づいて説明する。この第2実施形態は、コントローラCによる前記所定の解除条件が満たされているか否かを判別するための解除条件判別用情報及びその判別のための処理内容が異なる他は第1実施形態の構成と同じであるから、異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明は省略する。
以下、本発明にかかる燃焼装置の第3実施形態を図面に基づいて説明する。この第3実施形態は、コントローラによる前記所定の解除条件が満たされているか否かを判別するための解除条件判別用情報及びその判別のための処理内容が異なる他は第1実施形態の構成と同じであるから、異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明は省略する。
(1)上記各実施形態では、前記燃焼禁止制御の実行を停止したのちに所定の解除条件が満たされるか否かを判別するようにしたが、このような構成に代えて、所定の解除条件が満たされるか否かの判断を行わず、燃焼禁止制御の履歴がなければ前記燃焼禁止判定用回数を初期設定回数に設定し、燃焼禁止制御の履歴がある場合には前記燃焼禁止判定用回数を前記初期設定回数よりも少ない補正設定回数に設定する構成としてもよい。
又、上記実施形態に記載したような、前記非常停止制御を実行した回数、前記非常停止制御を実行した履歴、及び、前記解除条件判別用情報等を記憶する不揮発性メモリを備えていない構成であり且つ電源として乾電池を有する構成の燃焼装置であれば、前記リセット指令手段として、コントローラに電力を供給する乾電池を一旦取り外したのち再度装着するといった電源供給の断続によりリセットが行われる構成としてもよい。
3 バーナ
14,15 燃焼指令手段
17 燃焼炎温度検出手段
21 燃焼室温度検出手段
30 記憶手段
31 リセット指令手段
C 制御手段
K 異常状態検出手段
Claims (7)
- バーナの燃焼開始及び燃焼停止を指令する燃焼指令手段と、前記バーナの燃焼を制御する制御手段と、燃焼状態の異常を検出する異常状態検出手段とが備えられ、
前記制御手段が、
前記燃焼指令手段による燃焼開始の指令に基づいて前記バーナの燃焼を開始し且つ前記燃焼指令手段による燃焼停止の指令に基づいて前記バーナの燃焼を停止する燃焼制御、前記異常状態検出手段の検出情報に基づいて燃焼状態が異常であることを判別するに伴って前記バーナの燃焼を停止する非常停止制御、及び、前記非常停止制御を実行した回数が燃焼禁止判定用回数以上になると前記燃焼指令手段による燃焼開始の指令にかかわらず前記バーナの燃焼を禁止する燃焼禁止制御を実行するように構成され、且つ、前記燃焼禁止制御の実行中にリセット指令手段によりリセット指令が指令されると前記燃焼禁止制御の実行を停止しかつ前記非常停止制御を実行した回数を初期化するように構成されている燃焼装置であって、
前記制御手段が、
前記燃焼禁止制御を実行した履歴がない状態で前記燃焼制御を実行している場合には前記燃焼禁止判定用回数を初期設定回数に設定し、前記燃焼禁止制御の実行中にリセット指令が指令されて前記燃焼禁止制御の実行を停止したのちに前記燃焼制御を実行している場合には前記燃焼禁止判定用回数を前記初期設定回数よりも少ない補正設定回数に設定するように構成されている燃焼装置。 - 前記制御手段が、
前記燃焼禁止制御の実行中にリセット指令が指令されて前記燃焼禁止制御の実行を停止したのちに前記燃焼制御を実行している場合であって且つ前記燃焼禁止制御の実行を停止してから所定の解除条件が満たされるまでの間は、前記燃焼禁止判定用回数を前記補正設定回数に設定し、
前記燃焼禁止制御を実行した履歴がない状態で前記燃焼制御を実行している場合、及び、前記燃焼禁止制御の実行中にリセット指令が指令されて前記燃焼禁止制御の実行を停止したのちに前記燃焼制御を実行している場合で且つ前記所定の解除条件が満たされた場合には、前記燃焼禁止判定用回数を前記初期設定回数に設定するように構成されている請求項1記載の燃焼装置。 - 前記制御手段が、前記所定の解除条件が満たされているか否かを判別するための解除条件判別用情報として、前記燃焼禁止制御の実行を停止して前記バーナの燃焼を実行可能な状態になってからの経過時間を求め、その経過時間が解除判定用設定時間に達すると前記所定の解除条件が満たされたと判別するように構成されている請求項2記載の燃焼装置。
- 前記制御手段が、前記所定の解除条件が満たされているか否かを判別するための解除条件判別用情報として、前記燃焼禁止制御の実行を停止して前記バーナの燃焼を実行可能な状態になった後の前記バーナが燃焼する燃焼時間の累積値を求め、その燃焼時間の累積値が解除判定用累積時間に達すると前記所定の解除条件が満たされたと判別するように構成されている請求項2記載の燃焼装置。
- 前記制御手段が、前記所定の解除条件が満たされているか否かを判別するための解除条件判別用情報として、前記燃焼禁止制御の実行を停止して前記バーナの燃焼を実行可能な状態になった後の前記バーナの燃焼開始及び燃焼停止を実行する燃焼使用回数を求め、その燃焼使用回数が解除判定用設定回数に達すると前記所定の解除条件が満たされたと判別するように構成されている請求項2記載の燃焼装置。
- 電源供給が遮断されても記憶情報を保持する不揮発性の記憶手段が備えられ、
前記制御手段が、前記非常停止制御を実行した回数、前記非常停止制御を実行した履歴、及び、前記解除条件判別用情報を前記記憶手段に記憶するように構成されている請求項3〜5のいずれか1項に記載の燃焼装置。 - 前記バーナの燃焼室を形成する筒胴内の上部に給湯用熱交換器が設けられ、
前記異常状態検出手段が、前記バーナの燃焼炎の温度を検出する燃焼炎温度検出手段と、前記燃焼室内の周囲温度を検出する燃焼室温度検出手段とを備えて構成され、
前記制御手段が、前記燃焼炎温度検出手段及び前記燃焼室温度検出手段の検出情報に基づいて前記非常停止制御を実行するように構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃焼装置。
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JPH10103671A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-21 | Paloma Ind Ltd | 燃焼制御装置 |
JPH11248154A (ja) * | 1998-03-05 | 1999-09-14 | Takagi Ind Co Ltd | 燃焼装置 |
JP2000257858A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-22 | Paloma Ind Ltd | 開放型ガス燃焼器具 |
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