JP2009126780A - スクライブ装置並びに方法、及びこれを利用した基板切断装置 - Google Patents

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【課題】本発明は、スクライブ装置を提供する。
【解決手段】スクライブ装置は、母基板に互いに平行である複数のスクライブラインを同時に生成できるように、互いに並列に配置されるスクライブユニットを有する。また、同時に生成される互いに平行である複数のスクライブライン間の間隔を変化させることができるように、スクライブユニット間の間隔を調節する間隔調節ユニットを提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、平板ディスプレイパネルの製造に用いられる装置及び方法に関し、さらに詳細には、複数の単位基板の形成された母基板にスクライブラインを形成するスクライブ装置並びに方法、及びこれを利用して母基板を切断する装置に関する。
最近になって、情報処理機器は、多様な形態の機能とより速くなった情報処理速度を有するように急速に発展しつつある。このような情報処理機器は、稼働した情報を表示するディスプレイを有する。従来では、ディスプレイとして主にブラウン管(Cathode Ray Tube)モニターが使用されたが、最近では、軽くかつ空間を小さく占める薄膜トランジスタ−液晶ディスプレイ(Thin Film Transistor−Liquid Crystal Display Panel)又は誘起ダイオードディスプレイ(Organic Light Emitting Diodes display)のような平板ディスプレイの使用が増大している。
一般に、平板ディスプレイなどに用いられるパネルは、通常脆性基板を利用して製作され、パネルは、一枚で構成された単板基板と2枚の基板が接合された接合基板とに大別される。
接合基板は、携帯電話の液晶表示器用のパネルのように小型なものから、テレビやディスプレイなどのパネルのような大型の多様な大きさに加工されて使用されるため、大型の母基板から所定の大きさの単位基板に切断されて各々のパネルとして利用される。
母基板を切断する方法には、微細なダイアモンドが刺されているスクライブホイール(Scribe Wheel)を利用して切断する方法が主に使用される。スクライブホイールを利用して母基板を切断する方法は、スクライブホイールを母基板の切断予定線に接触させた後、切断予定線に沿って所定の深さのスクライブライン(Scribe Line)を形成するスクライブ工程と、母基板に物理的な衝撃を加えてスクライブラインに沿ってクラック(Crack)が伝播するようにすることによって、母基板を単位基板に切断するブレイク工程(Breaking Process)からなる。
本発明の目的は、1回のスクライブ工程で複数のスクライブラインを同時に形成できるスクライブ装置並びに方法、及びこれを利用した基板切断装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、ここに制限されず、言及されないさらに他の目的は、以下の記載から当業者が明確に理解できるはずであろう。
本発明は、複数の単位基板の形成された母基板を各々の単位基板に分離するスクライブ工程を行う装置を提供する。前記スクライブ装置は、前記母基板が置かれ、直線移動可能な支持部材と、前記母基板に同時に互いに平行である複数のスクライブラインを生成できるように、互いに並列に配置されるスクライブユニットと、同時に生成される前記互いに平行である複数のスクライブライン間の間隔を変化させることができるように、前記スクライブユニット間の間隔を調節する間隔調節ユニットと、を備える。
一例によれば、前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に沿って並列に配置されうる。
前記スクライブユニットを前記第1方向に垂直な第2方向に移動させる移動ユニットをさらに備え、各々の前記移動ユニットは、前記スクライブユニットを前記第2方向に沿って直線移動させる駆動部材と、前記第2方向に沿って直線上に配置され、前記スクライブユニットの直線移動を案内するガイド部材と、前記ガイド部材の両端に各々配置され、前記ガイド部材を支持する支持台とを備えることができる。
前記間隔調節ユニットは、前記第1方向に沿って配置され、前記移動ユニットの支持台と結合するリードスクリューと、前記リードスクリューを支持する支持台と、前記リードスクリューを回転させる駆動器と、を備えることができる。
前記スクライブユニットは、2個が提供され、前記スクライブユニットのうちの一つである第1スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台は、ベースに固設され、前記スクライブユニットのうち、残りである第2スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台は、前記ベースに前記第1方向に移動可能に設置され、前記間隔調節ユニットは、前記第2スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台を前記第1方向に沿って移動させる駆動器を備えることができる。
前記スクライブユニットは、3個が提供され、前記スクライブユニットのうち、中央に配置された第1スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台は、ベースに固設され、前記スクライブユニットのうち、残りである第2スクライブユニットと第3スクライブユニットとを移動させる前記移動ユニットの支持台は、前記ベースに前記第1方向にそれぞれ移動可能に設置され、前記間隔調節ユニットは、前記第2スクライブユニットと前記第3スクライブユニットとを移動させる前記移動ユニットの支持台を前記第1方向に沿って移動させる駆動器を備えることができる。
他の例によれば、前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に垂直な第2方向に沿って並列に配置されうる。
前記間隔調節ユニットは、前記スクライブユニットの各々を前記第2方向に直線移動させる駆動部材と、前記第2方向に沿って直線上に配置され、前記スクライブユニットの直線移動を案内するガイド部材と、を備えることができる。
前記駆動部材は、前記スクライブユニットに各々連結したブラケットと、
前記ブラケットのすべてに挿入され、前記ガイド部材と平行をなすように配置されるリードスクリューと、前記リードスクリューを各々回転させる駆動器と、を備え、前記ブラケットには、前記リードスクリューのうちの何れか一つのリードスクリューとネジ結合されるように雌ネジ部が形成されることができる。
前記支持部材は、前記母基板を支持するテーブルを備え、前記テーブルは、前記第1方向に直線移動可能な下部板と、前記母基板が置かれ、かつ前記下部板の上部に結合される上部板と、を備えることができる。
前記支持部材は、前記下部板上にて前記上部板を回転させる回転駆動部材をさらに備えることができる。
前記複数のスクライブユニットの各々は、互いに並列に配置された2個のスクライバーを備え、前記スクライバーは、互いに反対方向にスクライブラインを形成することができる。
また、本発明は、母基板を複数の単位基板に切断する装置を提供する。前記切断装置は、複数の単位基板の形成された母基板がロードされるロード部と、前記ロード部から移送された前記母基板に、前記単位基板の配列方向に沿ってスクライブラインを生成するスクライブ部と、前記母基板に生成されたスクライブラインに沿って、前記母基板を単位基板に分離するブレイク部と、分離された前記単位基板をアンロードするアンロード部と、を備え、前記スクライブ部は、前記母基板が置かれ、直線移動可能な支持部材と、前記母基板に同時に互いに平行である複数のスクライブラインを生成できるように、互いに並列に配置されるスクライブユニットと、同時に生成される前記互いに平行である複数のスクライブライン間の間隔を変化させることができるように、前記スクライブユニット間の間隔を調節する間隔調節ユニットと、を備える。
また、本発明は、母基板を複数の単位基板に分離するためのスクライブ工程を行う方法を提供する。本発明によれば、互いに並列に配置された複数のスクライブユニットを利用して、母基板に同時に互いに平行である複数のスクライブラインを形成するものの、前記母基板に形成しようとするスクライブラインの方向が変わる場合、前記複数のスクライブユニット間の間隔を調節することができる。
前記母基板に生成しようとするスクライブラインの方向を変えることは、前記母基板を支持する支持部材を90度回転させることによってなされることができる。
一例によれば、前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に沿って並列に配置され、前記スクライブラインは、前記母基板を固定し、前記複数のスクライブユニットを前記第1方向に垂直な第2方向に沿って直線移動させつつ形成されうる。
他の例によれば、前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に垂直な第2方向に沿って並列に配置され、前記スクライブラインは、前記複数のスクライブユニットを固定し、前記母基板を前記第1方向に沿って直線移動させつつ形成されうる。
本発明によれば、複数のスクライブユニットを使用して同時に母基板にスクライブラインを形成するので、スクライブ工程にかかる時間を短縮することができる。
また、本発明によれば、スクライブユニットの間に間隔調節が可能なので、母基板に提供された単位基板の配列方向に応じて、生成しようとするスクライブライン間の間隔が異なる場合にも、すべての配列方向に対してスクライブラインを同時に複数生成できる。
以下、本発明の実施の形態を添付された図1〜図18Eを参照して、さらに詳細に説明する。本発明の実施の形態は、多様な形態に変形され、本発明の範囲が後述する実施の形態に限定されると解釈されてはならない。本実施の形態は、当業者に本発明をさらに完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面での要素の形状などは、さらに明確な説明を強調するために誇張された。
(実施の形態)
図1は、母基板の一例を示す図である。
図1に示すように、母基板1は、薄膜トランジスタ−液晶ディスプレイ(Thin Film Transistor−Liquid Crystal Display、TFT−LCD)用パネルでありうる。母基板1は、概して四角形の板状を有する第1母基板2と第2母基板3とからなる。第1母基板2と第2母基板3とは、上下に積層される。第1母基板2は、薄膜トランジスタ基板の形成された基板であり、第2母基板3は、カラーフィルター基板の形成された基板でありうる。
第1及び第2母基板2、3には、複数の単位基板2a、3aが形成され、単位基板2a、3aは、第1及び第2母基板2、3の平面上に格子状に配列されうる。一般に、単位基板2a、3aの横辺長と縦辺長は、互いに異なるように提供されることができ、単位基板2a、3aの配列方向に応じて、生成しようとするスクライブライン間の距離も互いに異なりうる。
一方、母基板1は、薄膜トランジスタ−液晶ディスプレイ(TFT−LCD)用パネルの他にも、平板ディスプレイ用パネルの一種である有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diodes、OLED)ディスプレイ用パネルでありうる。
図2は、本発明による基板切断装置10の構成を概略的に示す図である。
図2に示すように、基板切断装置10は、母基板(図1の図面符号1)を複数の単位基板に切断するためのものであって、ロード部11、スクライブ部12、ブレイク部13、及びアンロード部14を備える。ロード部11、スクライブ部12、ブレイク部13、及びアンロード部14は、一列に順次配置されうる。母基板1は、ロード部11を介して基板切断装置10に流入し、スクライブ部12とブレイク部13とを順次経て、複数の単位基板に分離され、以後アンロード部14を介して基板切断装置10の外部に流出する。
スクライブ部12は、後述するスクライブ装置12aを利用して、第1母基板2又は第2母基板3に単位基板の配列方向に沿ってスクライブライン(Scribe Line)を形成する。ブレイク部13は、ブレイクバー(Break Bar)(図示せず)を利用して、母基板1に形成されたスクライブライン部位に力を加えて、母基板1から単位基板を切断する。
スクライブ部12の一側には、反転部15が配置されうる。反転部15は、スクライブラインの形成された一面の位置とスクライブラインの形成されない他面の位置を互いに変える。すなわち、第1及び第2母基板2、3のうち、まず第1母基板2にスクライブラインを形成し、後に第2母基板3にスクライブラインを形成する場合、母基板1を反転させて第1母基板2と第2母基板3の上下位置を互いに変える。
図3は、図2のスクライブ部12に提供されるスクライブ装置12aの一例を示す斜視図であり、図4及び図5は、図3のスクライブ装置12aの平面図及び側面図である。
説明の便宜上、後述する支持部材100の直線移動方向を第1方向22と言い、水平面上において第1方向22に垂直な方向を第2方向24と言い、第1及び第2方向22、24に垂直な上下方向を第3方向26という。第1方向22と第2方向24とは、母基板1に格子状に配列された単位基板2の辺のうちの何れか一つにそれぞれ対応する。
図3〜図5に示すように、スクライブ装置12aは、支持部材100、スクライブユニット200、移動ユニット300、及び間隔調節ユニット400を備える。支持部材100は、スクライブ工程時に母基板1を支持する。支持部材100は、母基板1を第1方向22に直線移動させ、第3方向26に向かう支持部材100の中心軸を基準に母基板1を回転させる。スクライブユニット200は、支持部材100に置かれた母基板1に接触して、母基板1上にスクライブラインを形成する。移動ユニット300は、スクライブユニット200を、第2方向24に沿って直線移動させる。間隔調節ユニット400は、スクライブユニット200間の第1方向22の間隔を調節する。
支持部材100は、テーブル120、直線駆動部材140、及び回転駆動部材160を備える。テーブル120は、上部板122と下部板124とを有する。上部板122と下部板124とは、上部から見る時に概して長方形の形状を有する。上部板122と下部板124とは、互いに平行に配置され、上部板122が下部板124の上側に位置する。上部板122には、母基板1が置かれる。上部板122は、母基板1と似ているか、又はこれより大きな面積を有する。上部板122の上面には、真空ライン(図示せず)と連結する複数のホール(図示せず)が形成されることができ、母基板1は、真空圧により上部板122に固定される。選択的に上部板122又は下部板124には、付加的に母基板1を上部板122に固定させるクランプ(図示せず)が設置されうる。
直線駆動部材140は、テーブル120を第1方向22に直線移動させる。直線駆動部材140は、ガイド部材142、ブラケット144、及び駆動器(図示せず)を備える。ガイド部材142は、第1方向22に沿って長く提供され、ベース30上の中央に配置される。ガイド部材142は、その長さ方向に沿って同じ幅を有する。ガイド部材142の上面は、平らに提供され、ガイド部材142の両側面の各々には、第1方向22に長く溝141が形成される。
テーブル120は、ブラケット144によりガイド部材142に連結される。ブラケット144は、底板145、支持板147、及び結合板149を有する。底板145は、平らな長方形の板状を有し、ガイド部材142上に位置する。支持板147は、底板145の上面に垂直に固設され、テーブル120を支持するようにテーブル120の下部板124に固定結合される。支持板147は、2つが提供され、底板145の上面の両側に並列に配置される。結合板149は、底板145の底面に垂直に結合される側板149aと、側板149aの下端から内側に垂直に延びる挿入板149bとを有する。挿入板149bは、ガイド部材142の側面に形成された溝141に挿入される。結合板149は、互いに対向するように2つが提供される。
駆動器は、テーブル120がガイド部材142により案内されて第1方向22に直線移動するように駆動力を提供する。モータとスクリューとを含むアセンブリーが駆動器として用いられうる。選択的に、モータ、ベルト、及びプーリーの組み合せから構成されるアセンブリー又はリニアモータ(Linear Motor)を含むアセンブリーが駆動器として用いられうる。上述した多様な駆動アセンブリーの具体的な構成は、関連技術分野の当業者にとって周知であるので、これについての詳細な説明は省略する。
回転駆動部材160は、テーブル120を回転させる。テーブル120の回転は、母基板1にスクライブラインが生成される方向を変化させる。母基板1に形成された単位基板2a、3aの配列方向のうち、何れか一つの方向に沿ってスクライブラインの生成が完了すれば、回転駆動部材160は、母基板1を90度回転させて、単位基板2a、3aの配列方向のうち、いずれか一つの方向に沿ってスクライブラインが生成されるようにする。
図5に示すように、回転駆動部材160は、モータ162と回転軸164とを有する。モータ162は、ブラケット144の底板145の中心部に設置される。モータ162の出力端に連結した回転軸164は、テーブル120の下部板124を貫通して上部板122に結合される。下部板124には、回転軸164を回転可能に支持するベアリング部材(図示せず)が設置されることができる。このような構成により、母基板1が置かれるテーブル120の上部板122が回転されることができ、上部板122の回転角度は90度である。
図3及び図4に示すように、本発明によれば、複数のスクライブユニット200が提供される。本実施の形態では、2個のスクライブユニット200a、200bが配置された場合を例に挙げて説明する。しかしながら、これとは異なり、スクライブユニットは、三個以上が提供されうる。第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとは、支持部材100が移動する経路上に第1方向22に互いに離隔するように配置される。
図6に示すように、第1スクライブユニット200aは、第2方向24に並列に配置された2個のスクライバー220a、240aを有し、第2スクライブユニット200bは、第2方向24に並列に配置された2個のスクライバー220b、240bを有する。スクライバー220a、240a、220b、240bは、同じ構成を有し、以下では、これらのうち、スクライバー220aを例に挙げて説明する。
図7は、図6におけるスクライバー220aの斜視図であり、図8は、図7におけるスクライバー220aの下端部の部分断面図であり、図9は、図8におけるスクライブホイールの平面図である。
図7〜図9に示すように、スクライバー220aは、スクライブホイール222、支持体224、押さえ部材226、及び振動子228を有する。スクライブホイール222は、スクライブ工程時に母基板1に接触されて、母基板1の表面に沿ってローリングしつつ母基板1にスクライブラインを形成する。スクライブホイール222としては、ダイアモンド材質のホイール(wheel)が用いられうる。スクライブホイール222の中央には、円状の通孔222bが形成され、スクライブホイール222のエッジ222aは、鋭く提供される。スクライブホイール222は、支持体224に支持される。支持体224は、本体224aと軸ピン224bとを有する。本体224aの下面には、一方向に本体224aを貫通する溝225が形成される。軸ピン224bは、断面が円状である長いロッド状を有する。軸ピン224bは、溝225の長さ方向と垂直な方向に溝225内に位置する。軸ピン224bの両端は、本体224aに固設される。軸ピン224bは、スクライブホイール222に形成された通孔222bを貫通する。スクライブホイール222が軸ピン224bにより支持されるとき、スクライブホイール222は、一部は、溝225内に位置し、一部は、支持体224の下へ突出する。押さえ部材226は、スクライブホイール222と母基板1の接触時にスクライブホイール222が一定な力で母基板1を押さえることができるように、スクライブホイール222を加圧する。一例によれば、押さえ部材226は、支持体224の上部に位置して、空圧を利用して支持体224を下方向に押さえることによって、スクライブホイール222を加圧する。振動子228は、スクライブ工程進行時にスクライブホイール222に振動を印加する。振動子228は、本体224a内部に装着され、振動子228としては、超音波振動子(megasonic transducer)が用いられうる。
2つのスクライバー220a、240aは、互いに異なるように配置される。一つのスクライバー220aが一方向に移動する時に、母基板1にスクライブラインを生成できるように配置されれば、他の一つのスクライバー240aは、これと反対方向に移動する時に母基板1にスクライバーラインを生成できるように配置される。これにより、一つのスクライバー220aは、母基板1の一側からこれと対向する他側に移動する時に母基板1にスクライブラインを生成し、異なる一つのスクライバー240aは、母基板1の他側からこれと対向する前記一側に移動する時に母基板1にスクライブラインを生成するようにする。スクライバー220a、240aは、それぞれ独立的に上下方向に移動するように提供され、スクライブラインを生成するスクライバーは、他のスクライバーより下方向に位置する。
第2スクライブユニット200bに提供されたスクライバー220b、240bも、第1スクライブユニット200aに提供されたスクライバー220b、240bと同様に提供される。
また、図3〜図5に示すように、移動ユニット300は、第1スクライブユニット200aを移動させる第1移動ユニット320と、第2スクライブユニット200bを移動させる第2移動ユニット340と、を有する。第1移動ユニット320と第2移動ユニット340とは、概して類似の構造を有する。第1移動ユニット320は、2つの垂直支持台321、ガイド部材323、ブラケット325、及び駆動部材(図4の329)を有する。垂直支持台321は、第2方向24に互いに離隔するように配置される。垂直支持台321間の間隔は、母基板1が第1方向22に沿って直線移動する時に母基板1が垂直支持台321の間を通ることができるように提供される。
ガイド部材323は、バー形状を有し、第2方向24に長く配置される。ガイド部材323は、第1スクライブユニット200aが第2方向24に直線移動するように案内する。ガイド部材323の両端は、垂直支持台321のそれぞれに設置されて、垂直支持台321により支持される。ガイド部材323の上面及び下面には、それぞれ第2方向24に長く溝323aが提供される。
第1スクライブユニット200aは、ブラケット325によりガイド部材323に結合される。図6に示すように、ブラケット325は、支持板336と結合板335とを有する。支持板336は、平らな長方形の板状を有し、ガイド部材323の一側面上に位置する。結合板335は、支持板336の上側及び下側から支持板336に垂直に突出した側板331と、ガイド部材323に形成された溝323aに挿入される挿入板333を有する。
駆動部材329は、ブラケット325がガイド部材323に沿って直線移動するように駆動力を提供する。駆動部材329は、リードスクリュー327と、これに回転力を提供する駆動器328と、を有する。リードスクリュー327は、ガイド部材323と平行にガイド部材323の一側に提供され、リードスクリュー327の両端は、垂直支持台321により支持される。駆動器328は、垂直支持台321のうちの何れか一つに設置され、リードスクリュー327の一端に連結される。駆動器328としては、モータが用いられうる。そして、ブラケット325は、リードスクリュー327の雄ネジ部と噛み合う雌ネジ部が(図示せず)が提供される。選択的に駆動部材329として、モータ、ベルト、及びプーリーを備えるアセンブリー又はリニアモータを利用したアセンブリーなどが用いられうる。
第1スクライブユニット200aは、上下に移動できるようにブラケット325の支持板336に装着される。一例によれば、支持板336には、第3方向26にスリット形状の案内溝336aが形成され、第1スクライブユニット200aのスクライバー220a、240aが案内溝336aに挿入された支持軸(図示せず)にそれぞれ結合される。
間隔調節ユニット400は、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとの間で第1方向22への間隔を調節する。一例によれば、第1移動ユニット320の垂直支持台321は、ベース30に固設して、第1スクライブユニット200aが第1方向22に移動しないように提供される。第2移動ユニット340の垂直支持台341は、ベース30上から第1方向22に移動可能に設置されて、第2スクライブユニット200bは、第1方向22への移動が可能なように提供される。間隔調節ユニット400は、第2移動ユニット340の垂直支持台341を第1方向22に移動させることによって、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとの間の間隔を調節する。
間隔調節ユニット400は、支持台420、ガイド部材440、及び駆動部材(図4の460)を有する。支持台420は、第2移動ユニット340の垂直支持台341の両側にそれぞれ配置される。第1支持ブロック422は、第1移動ユニット320の垂直支持台321と第2移動ユニット340の垂直支持台341との間に配置される。第2支持ブロック424は、第2移動ユニット340の垂直支持台341を基準に第1支持ブロック422の反対側に配置される。駆動部材460は、第2移動ユニット340の垂直支持台341を第1方向22に直線移動させる。駆動部材460は、リードスクリュー462とこれに回転力を提供する駆動器464を有する。リードスクリュー462は、第1支持ブロック422と第2支持ブロック424との間に、その長さ方向が第1方向22になるように位置し、両端が第1支持ブロック422と第2支持ブロック424とにそれぞれ結合される。リードスクリュー462は、第2移動ユニット340の垂直支持台341に形成された雌ネジ部(図示せず)とそれぞれ噛み合う。駆動器464は、第1支持ブロック422又は第2支持ブロック424に設置され、リードスクリュー462の一端に連結される。駆動器464としては、モータが用いられうる。駆動部材460としてモータ464とリードスクリュー462とを備えるアセンブリーを例に挙げて説明したが、この他にも、リニアモータなどのように、移動ユニットの垂直支持台に直線駆動力を提供することができる多様な駆動器が用いられうる。
ガイド部材440は、第2移動ユニット340の垂直支持台341が第1方向に直線移動するように案内する。ガイド部材440は、リードスクリュー462と平行をなすように設置される。例えば、ガイド部材440は、ロッド状に提供されることができ、その両端がそれぞれ第1支持ブロック422と第2支持ブロック424とに固定結合される。このとき、ガイド部材440は、第2移動ユニット340の垂直支持台341に形成されたホール(図示せず)に挿入される。
第1移動ユニット320、第2移動ユニット340、間隔調節ユニット400、及びテーブル120の動作は、制御部500により制御する。すなわち、制御部500は、スクライブラインを生成する時に、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとが第2方向に直線移動するように、第1移動ユニット320と第2移動ユニット340とを制御する。2つのスクライブラインが生成されれば、制御部500は、テーブル12が直線移動するように駆動器を制御する。また、制御部500は、母基板1に形成された単位基板2a、3aの配列方向のうちの何れか一つの方向と平行であるスクライブラインがすべて生成されれば、テーブル120が回転されるように回転駆動部材160を制御し、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとの間の間隔が調節されるように、間隔調節ユニット400を制御する。
上述したような構成を有する本発明による基板切断装置10を使用して平板ディスプレイパネルを製造する過程を説明すれば、以下のとおりである。
図10は、本発明による基板切断装置を利用して平板ディスプレイを製造する過程を順次示すフローチャートである。
図2及び図10に示すように、母基板1がロード部11にロードされる。母基板1は、第1及び第2母基板2、3のうちの何れか一つの基板が上方向に向かった状態でロードされる。ここでは、便宜上、第1母基板2が上方向に向かっている場合を例に挙げて説明する。ロード部11は、母基板1をスクライブ部12に移送する(S10)。
スクライブ部12は、上方向に向かっている第1母基板2に対したスクライブ工程を行う。第1母基板2上にスクライブラインが形成された後、スクライブ部12は、母基板1を反転部15に移送する(S20)。
反転部15は、第2母基板3が上方向に向かうように、母基板1を反転させ、反転した母基板1を再度スクライブ部12に移送する(S30)。
スクライブ部12は、上方向に向かっている第2母基板3に対したスクライブ工程を行う。第2母基板3上にスクライブラインが形成された後、スクライブ部12は、母基板1をブレイク部13に移送する(S40)。
ブレイク部13は、第1及び第2母基板2、3に対してスクライブ工程が行われた母基板1に対したブレイク工程を行って、母基板1を複数の単位基板に分離する(S50)。
ブレイク工程により、母基板1が複数の単位基板に分離されれば、単位基板は、アンロード部14にアンロードされ(S60)、以後単位基板に対して洗浄工程が行われる。
次には、スクライブ部12にて、本発明によるスクライブ装置12aを利用して母基板1にスクライブ工程を行う過程を説明する。
図11A〜図11Iは、図3及び図4のスクライブ装置を利用して母基板1上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。
母基板1がテーブル120の上部板122上に置かれる。テーブル120は、駆動器(図示せず)により第1方向22に直線移動する(図11A)。
テーブル120が既設定の位置(すなわち、母基板1の第1切断予定線aが第1スクライブユニット200aに整列された位置)まで移動すれば、テーブル120の移動を止める。以後、間隔調節ユニット400の駆動器464を駆動させて、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとの間の間隔を調節する。間隔調節ユニット400は、第2移動ユニット340の垂直支持台341を第1方向22に直線移動させる。第2移動ユニット340の移動により、第2スクライブユニット200bが既設定の位置(すなわち、第2スクライブユニット200bが母基板1の第2切断予定線bに整列された位置)まで移動すれば、第2移動ユニット340の垂直支持台341の移動を止める(図11B)。
第1スクライブユニット200a及び第2スクライブユニット200bが第1方向22に沿って母基板1の第1切断予定線aと第2切断予定線bに整列された状態で、第1移動ユニット320と第2移動ユニット340の駆動器328、348を駆動させて、母基板1の一側方向に第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとを移動させる。
以後、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bのスクライバーのうち、それぞれ一つのスクライバー220a、220bが下方向に移動して母基板1と接触される(図11C)。
図11A、図11B、及び図11Cの順序は、互いに変化されうる。例えば、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとの間の間隔がまず調節された後、母基板1の第1切断予定線aと第2切断予定線bが第1スクライブユニット200a及び第2スクライブユニット200bと整列されうる。
以後、移動ユニット320、340の駆動器328、348を駆動させて、スクライブユニット200a、200bを第2方向24に沿って母基板1を横切って移動させる。このとき、スクライブユニット200a、200bのスクライバー220a、220bは、母基板1上にクラックを形成する。切断予定線a、bに沿ってクラックが連続的に形成されることにより、母基板1上には、スクライブラインが形成される(図11D)。
切断予定線a、bに沿って母基板1上にスクライブラインを形成した後、スクライブユニット200a、200bのスクライバー220a、220bは、上方向に移動する。
テーブル120は、駆動器(図示せず)により第1方向22に直線移動し、テーブル120が既設定の位置(すなわち、母基板1の第3切断予定線cが第1スクライブユニット200aに整列された位置)まで移動すれば、テーブル120の移動を止める。このとき、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとの間の間隔は、上述した過程にて既に調整されたため、第2スクライブユニット200bは、母基板1の第4切断予定線dに整列される(図11E)。
スクライブユニット200a、200bのスクライバー240a、240bは、下方向に移動して、母基板1と接触される。移動ユニット320、340の駆動器328、348を駆動させて、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとを第2方向24に沿って母基板1を横切って移動させる。このとき、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとのスクライバー240a、240bは、母基板1上にクラックを形成する。切断予定線c、dに沿ってクラックが連続的に形成されることにより、母基板1上には、スクライブラインが形成される(図11F)。
切断予定線a、bに沿ってスクライブラインを形成するときには、スクライバー220a、220bを使用し、切断予定線c、dに沿ってスクライブラインを形成するときには、スクライバー240a、240bを使用することができる。これは、クラックを形成するスクライバー220a、220b、240a、240bのスクライブホイールの方向性を一定に維持させるためである。
上述したような過程にて母基板1に形成された単位基板2a,3bの配列方向のうちの何れか一つの方向にスクライブラインをすべて形成した後、他の一つの方向に母基板1上にスクライブラインを形成する。このために、母基板1が置かれたテーブル120の上部板122が下部板124に対して90度回転する(図11G)。
以後、切断予定線fが第1スクライブユニット200aと整列されるように、テーブル120が第1方向22に直線移動する。テーブル120が既設定された位置(すなわち、母基板1の切断予定線fが第1スクライブユニット200aに整列された位置)まで移動すれば、テーブル120の移動を止める(図11H)。
間隔調節ユニット400の駆動器464を駆動させて、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとの間の間隔を調節する。間隔調節ユニット400は、第2移動ユニット340の垂直支持台341を第1方向22に直線移動させる。第2移動ユニット340の移動により第2スクライブユニット200bが既設定の位置(すなわち、第2スクライブユニット200bが母基板1の切断予定線eに整列された位置)まで移動すれば、第2移動ユニット340の垂直支持台341の移動を止める(図11I)。
以後、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bのスクライバーのうち、それぞれ一つのスクライバー220a、220bが下方向に移動して母基板1と接触され、図11D〜図11Fで説明された過程を行うことによって、以前に母基板1に形成されたスクライブラインに垂直な方向のスクライブラインが母基板1に形成されうる。
次には、本実施の形態から変形された多様な例を簡単に説明する。
上述した例では、第1スクライブユニット200aと第2スクライブユニット200bとの間での第1方向22への間隔調節が、第2移動ユニット340を移動することによってなることと説明した。しかしながら、これとは異なり、図12のように第1移動ユニット320の垂直支持台321と第2移動ユニット340の垂直支持台341とがすべて移動するように提供できる。
また、上述した例では、2つのスクライブユニットが提供されることと説明した。しかしながら、これとは異なり、三個又はそれ以上のスクライブユニットが提供されうる。3個のスクライブユニットが提供される場合、中央に位置したスクライブユニット200aは、第1方向に移動しないように提供され、両側に位置したスクライブユニット200b、200cは、第1方向に移動可能なように提供されうる。
また、上述した例では、一つのスクライブユニットに2つのスクライバーが提供されることと説明した。しかしながら、一つのスクライブユニットには、一つのスクライバーが提供されうる。
上述した例では、母基板が固定され、スクライブユニットが移動しつつ母基板にスクライブラインを生成するスクライブ装置について説明した。しかしながら、これとは異なり、スクライブユニットが固定され、母基板が移動しつつスクライブラインを生成することができる。この場合、スクライブユニットは、第2方向24に並列に配置され、母基板は、第1方向22に直線移動し、第2方向24にスクライブユニット間の間隔が調節されうる。以下では、これについて詳細に説明する。
図14は、図2のスクライブ部に提供されるスクライブ装置の他の実施の形態を示す斜視図であり、図15は、図14のスクライブ装置の平面図である。そして、図16は、図14の「B」部分の拡大図であり、図17は、図16のブラケットとリードスクリューとの間の結合関係を示す断面図である。
図14及び図15に示すように、スクライブ装置12bは、支持部材100、スクライブユニット200´、間隔調節ユニット300´を備える。支持部材100は、母基板1を支持する。支持部材100は、母基板1を第1方向22に沿って直線移動させ、母基板1の平面に垂直な中心軸を基準に母基板1を回転させる。スクライブユニット200´は、支持部材100に置かれた母基板1に接触して母基板1上にクラックを形成する。間隔調節ユニット300´は、スクライブユニット200´を第2方向24に移動させて、スクライブユニット200´間の間隔を調節する。スクライブ工程を行う時にスクライブユニット200´は固定され、母基板1が第1方向22に沿って直線移動する。
支持部材100は、図3〜図5を参照して先に説明した支持部材と同じ構成を有するので、これについての詳細な説明は省略する。
スクライブユニット200´は、図14及び図15に示すように、支持部材100の直線移動方向に垂直な方向、すなわち第2方向24に配置された第1スクライブユニット200´aと第2スクライブユニット200´bとを備える。本実施の形態では、2個のスクライブユニット200´a、200´bが配置された場合を例に挙げて説明するが、2個以上の複数のスクライブユニット200´が配置されうることはもちろんである。第1及び第2スクライブユニット200´a、200´bのそれぞれは、後述する間隔調節ユニット300´により第2方向24に移動して間隔が調節される。
図16に示すように、第1スクライブユニット200´aは、第2方向24に並列に配置された2個のスクライバー220´a、240´aを有し、第2スクライブユニット200´bは、第2方向24に並列に配置された2個のスクライバー220´b、240´bを有する。スクライバー220´a、240´a、220´b、240´bは、図7〜図9を参照して先に説明したスクライバーと同じ構成を有するので、これについての詳細な説明は省略する。
間隔調節ユニット300´は、それぞれのスクライブユニット200´a、200´bを第2方向24に移動させて、スクライブユニット200´a、200´b間の間隔を調節する。間隔調節ユニット300´は、垂直支持台310´、ガイド部材320´、ブラケット330´a、330´b、及び駆動部材340´を備える。垂直支持台310´は、第2方向24に一定の距離が離隔するように配置される。垂直支持台310´は、母基板1が第1方向22に沿って直線移動する時に母基板1が垂直支持台310´間を通ることができるように配置される。ガイド部材320´は、垂直支持台310´の上端に固設される。ガイド部材320´の上面及び下面には、長さ方向に沿って長く溝322´が提供される。
第1スクライブユニット200´aは、ブラケット330´aによりガイド部材320´に結合され、第2スクライブユニット200´bは、ブラケット330´bによりガイド部材320´に結合される。ブラケット330´aとブラケット330´bとは、同じ構造を有するので、以下では、ブラケット330´aについてのみ説明する。ブラケット330´aは、図16に示すように、支持板332´と結合板334´とを有する。支持板332´は、平らな長方形の板状を有し、ガイド部材320´の一側面上に位置する。結合板334´は、支持板332´の上側及び下側から支持板332´に垂直に突出した測板334´aと、ガイド部材320´に形成された溝322´に挿入される挿入板334´bと、を有する。
駆動部材340´は、ブラケット330´a、330´bがガイド部材320´に沿って直線移動するように駆動力を提供する。駆動部材340´は、ガイド部材320´と平行をなすように配置される第1リードスクリュー342´と第2リードスクリュー344´とを有する。図17に示すように、第1リードスクリュー342´上には、ブラケット330´aが直線移動可能に装着され、第2リードスクリュー344´上には、ブラケット330´bが直線移動可能に装着される。すなわち、ブラケット330´aには、第1リードスクリュー342´と第2リードスクリュー344´とが挿入されるが、第1リードスクリュー342´は、ブラケット330´aに形成された雌ネジ部335´aと噛み合うことに対し、第2リードスクリュー344´は、ブラケット330´aに形成されたホール336´aと接触されない状態で貫通される。これと同様に、ブラケット330´bには、第1リードスクリュー342´と第2リードスクリュー344´が挿入されるが、第1リードスクリュー342´は、ブラケット330´bに形成されたホール336´bと接触されない状態で貫通することに対し、第2リードスクリュー344´は、ブラケット330´bに形成された雌ネジ部335´bと噛み合う。このような構成により第1リードスクリュー342´の駆動時にブラケット330´aは直線移動するが、ブラケット330´bは移動しなく、第2リードスクリュー344´の駆動時にブラケット330´aは移動しないが、ブラケット330´bは直線移動する。このような駆動方式により、ブラケット330´aに連結した第1スクライブユニット200´aとブラケット330´bとに連結した第2スクライブユニット200´b間の間隔が調節されうる。第1リードスクリュー342´の一端には、回転力を提供する第1駆動器343´が連結され、第2リードスクリュー344´の一端には、回転力を提供する第2駆動器345´が連結される。第1及び第2駆動器343´、345´としては、モータなどの駆動器が用いられうる。駆動部材340´としてモータとリードスクリューとを備えるアセンブリーを例に挙げて説明したが、この他にもシリンダーなどのようにブラケット330´a、330´bに直線駆動力を提供することができる多様な駆動器が用いられうる。
図16に示すように、第1スクライブユニット200´aは、上下に移動できるようにブラケット330´aの支持板332´に装着される。一例によれば、支持板332´には、第3方向26にスリット形状の案内溝331´が形成され、第1スクライブユニット200´aのスクライバー220´a、240´aが案内溝331´に挿入された支持軸(図示せず)にそれぞれ結合される。第2スクライブユニット200´bも、上下移動可能にブラケット330´bに連結され、連結構造は、第1スクライブユニット200´aの連結構造と同一なので、これについての説明は省略する。
上述した間隔調節ユニット300´の動作は、制御部500´により制御される。制御部500´は、間隔調節ユニット300´の第1及び第2駆動器343´、345´の動作を制御して、第1及び第2スクライブユニット200´a、200´bを第2方向24に移動させて、スクライブユニット200´a、200´b間の第2方向24の間隔を調節する。
次には、前記のような構成を有する本発明によるスクライブ装置12bを利用して、母基板1にスクライブ工程を行う過程を説明する。
図18A〜図18Eは、図14及び図15のスクライブ装置を利用して母基板1上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。
母基板1がテーブル120の上部板122上に置かれる。間隔調節ユニット300´の駆動器343´は、第1リードスクリュー342´を駆動させて、第1スクライブユニット200´aを切断予定線a´に整列させる。間隔調節ユニット300´の駆動器345´は、第2リードスクリュー344´を駆動させて第2スクライブユニット200´bを移動させ、第2スクライブユニット200´bの移動により、第1スクライブユニット200´aと第2スクライブユニット200´bとの間の間隔が調節される。第2スクライブユニット200´bは、切断予定線b´に整列される。
第1スクライブユニット200´aと第2スクライブユニット200´bのスクライバーのうち、それぞれ一つのスクライバー220´a、220´bが下方向に移動し、テーブル120は、駆動器(図示せず)により第1方向22に直線移動する(図18A)。
テーブル120が第1方向22に沿って移動する時に、スクライブユニット200´a、200´bのスクライバー220´a、220´bは、母基板1上にクラックを形成する。切断予定線a´、b´に沿ってクラックが連続的に形成されることにより、母基板1上には、スクライブラインが形成される(図18B)。
切断予定線a´、b´に沿って母基板1上にスクライブラインを形成した後、スクライブユニット200´a、200´bのスクライバー220´a、220´bは、上方向に移動する。
間隔調節ユニット300´の駆動器345´は、第2リードスクリュー344´を駆動させて、第2スクライブユニット200´bを切断予定線d´に整列させる。間隔調節ユニット300´の駆動器343´は、第1リードスクリュー342´を駆動させて第1スクライブユニット200´aを移動させ、第1スクライブユニット200´aの移動により第1スクライブユニット200´aと第2スクライブユニット200´bとの間の間隔が調節される。第1スクライブユニット200´aは、切断予定線c´に整列される(図18C)。
第1スクライブユニット200´aと第2スクライブユニット200´bのスクライバーのうち、それぞれ一つのスクライバー240´a、240´bが下方向に移動し、テーブル120は、駆動器(図示せず)により第1方向22に直線移動する。テーブル120が第1方向22に沿って移動する時に、スクライブユニット200´a、200´bのスクライバー240´a、240´bは、母基板1上にクラックを形成する。切断予定線c´、d´に沿ってクラックが連続的に形成されることにより、母基板1上には、スクライブラインが形成される。切断予定線c´、d´に沿って母基板1上にスクライブラインを形成した後、スクライブユニット200´a、200´bのスクライバー240´a、240´bは、上方向に移動する(図18D)。
切断予定線a´、b´に沿ってスクライブラインを形成する時には、スクライバー220´a、220´bを使用し、切断予定線c´、d´に沿ってスクライブラインを形成する時には、スクライバー240´a、240´bを使用することができる。これは、クラックを形成するスクライバー220´a、220´b、240´a、240´bのスクライブホイールの方向性を一定に維持させるためである。
上述したような過程を通じて母基板1に一方向のスクライブラインをすべて形成した後、他の一方向に母基板1上にスクライブラインを形成する。このために母基板1が置かれたテーブル120の上部板122が下部板124に対し90度回転する(図18E)。
以後、図18A〜図18Dにて説明された過程を再度行うことによって、以前に形成されたスクライブラインに垂直な方向のスクライブラインが母基板1に形成されうる。
以上で説明したように、本発明は、複数のスクライブユニットを備え、1回のスクライブ工程で複数のスクライブラインを同時に形成することによって、スクライブ工程にかかる時間を短縮させ、これにより基板製造工程の生産性を向上させることができる。
また、本発明は、スクライブユニット間の間隔を調節することができるため、母基板に形成された単位基板の配列方向の各々に複数のスクライブラインを形成することができる。
母基板の一例を示す図である。 本発明による基板切断装置の構成を概略的に示す図である。 図2におけるスクライブ部に提供されるスクライブ装置の一例を示す斜視図である。 図3におけるスクライブ装置の平面図である。 図3におけるスクライブ装置の側面図である。 図3における「A」部分の拡大図である。 図6におけるスクライバーの斜視図である。 図7におけるスクライバーの下端部の部分断面図である。 図8におけるスクライブホイールの平面図である。 本発明による基板切断装置を利用して平板ディスプレイを製造する過程を順次示すフローチャートである。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して、母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3及び図4におけるスクライブ装置を利用して母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図3におけるスクライブ装置の他の実施の形態を示す図である。 図3におけるスクライブ装置の他の実施の形態を示す図である。 図2におけるスクライブ部に提供されるスクライブ装置の他の実施の形態を示す斜視図である。 図14におけるスクライブ装置の平面図である。 図14における「B」部分の拡大図である。 図16のブラケットとリードスクリュー間の結合関係を示す断面図である。 図14及び図15のスクライブ装置を利用して、母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図14及び図15のスクライブ装置を利用して、母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図14及び図15のスクライブ装置を利用して、母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図14及び図15のスクライブ装置を利用して、母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。 図14及び図15のスクライブ装置を利用して、母基板上にスクライブラインを生成する過程を示す図である。
符号の説明
100 支持部材
200a、200b スクライブユニット
300 移動ユニット
400 間隔調節ユニット
200´a、200´b スクライブユニット
300´ 間隔調節ユニット
500、500´ 制御部

Claims (26)

  1. 複数の単位基板の形成された母基板を各々の単位基板に分離するスクライブ工程を行う装置であって、
    前記母基板が置かれ、直線移動可能な支持部材と、
    前記母基板に同時に互いに平行である複数のスクライブラインを生成できるように、互いに並列に配置されるスクライブユニットと、
    同時に生成される前記互いに平行である複数のスクライブライン間の間隔を変化させることができるように、前記スクライブユニット間の間隔を調節する間隔調節ユニットと、を備えることを特徴とするスクライブ装置。
  2. 前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に沿って並列に配置されることを特徴とする請求項1に記載のスクライブ装置。
  3. 前記スクライブユニットを前記第1方向に垂直な第2方向に移動させる移動ユニットをさらに備え、
    各々の前記移動ユニットは、
    前記スクライブユニットを前記第2方向に沿って直線移動させる駆動部材と、
    前記第2方向に沿って直線上に配置され、前記スクライブユニットの直線移動を案内するガイド部材と、
    前記ガイド部材の両端に各々配置され、前記ガイド部材を支持する支持台とを備えることを特徴とする請求項2に記載のスクライブ装置。
  4. 前記間隔調節ユニットは、
    前記第1方向に沿って配置され、前記移動ユニットの支持台と結合するリードスクリューと、
    前記リードスクリューを支持する支持台と、
    前記リードスクリューを回転させる駆動器と、を備えることを特徴とする請求項3に記載のスクライブ装置。
  5. 前記スクライブユニットは、2個が提供され、
    前記スクライブユニットのうちの一つである第1スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台は、ベースに固設され、
    前記スクライブユニットのうち、残りである第2スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台は、前記ベースに前記第1方向に移動可能に設置され、
    前記間隔調節ユニットは、前記第2スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台を前記第1方向に沿って移動させる駆動器を備えることを特徴とする請求項3に記載のスクライブ装置。
  6. 前記スクライブユニットは、3個が提供され、
    前記スクライブユニットのうち、中央に配置された第1スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台は、ベースに固設され、
    前記スクライブユニットのうち、残りである第2スクライブユニットと第3スクライブユニットとを移動させる前記移動ユニットの支持台は、前記ベースに前記第1方向にそれぞれ移動可能に設置され、
    前記間隔調節ユニットは、前記第2スクライブユニットと前記第3スクライブユニットとを移動させる前記移動ユニットの支持台を前記第1方向に沿って移動させる駆動器を備えることを特徴とする請求項3に記載のスクライブ装置。
  7. 前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に垂直な第2方向に沿って並列に配置されることを特徴とする請求項1に記載のスクライブ装置。
  8. 前記間隔調節ユニットは、
    前記スクライブユニットの各々を前記第2方向に直線移動させる駆動部材と、
    前記第2方向に沿って直線上に配置され、前記スクライブユニットの直線移動を案内するガイド部材と、を備えることを特徴とする請求項7に記載のスクライブ装置。
  9. 前記駆動部材は、
    前記スクライブユニットに各々連結したブラケットと、
    前記ブラケットのすべてに挿入され、前記ガイド部材と平行をなすように配置されるリードスクリューと、
    前記リードスクリューを各々回転させる駆動器と、を備え、
    前記ブラケットには、前記リードスクリューのうちの何れか一つのリードスクリューとネジ結合されるように雌ネジ部が形成されることを特徴とする請求項8に記載のスクライブ装置。
  10. 前記支持部材は、前記母基板を支持するテーブルを備え、
    前記テーブルは、
    前記第1方向に直線移動可能な下部板と、
    前記母基板が置かれ、かつ前記下部板の上部に結合される上部板と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のスクライブ装置。
  11. 前記支持部材は、前記下部板上にて前記上部板を回転させる回転駆動部材をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のスクライブ装置。
  12. 前記複数のスクライブユニットの各々は、互いに並列に配置された2個のスクライバーを備え、
    前記スクライバーは、互いに反対方向にスクライブラインを形成することを特徴とする請求項1に記載のスクライブ装置。
  13. 複数の単位基板の形成された母基板がロードされるロード部と、
    前記ロード部から移送された前記母基板に、前記単位基板の配列方向に沿ってスクライブラインを生成するスクライブ部と、
    前記母基板に生成されたスクライブラインに沿って、前記母基板を単位基板に分離するブレイク部と、
    分離された前記単位基板をアンロードするアンロード部と、を備え、
    前記スクライブ部は、
    前記母基板が置かれ、直線移動可能な支持部材と、
    前記母基板に同時に互いに平行である複数のスクライブラインを生成できるように、互いに並列に配置されるスクライブユニットと、
    同時に生成される前記互いに平行である複数のスクライブライン間の間隔を変化させることができるように、前記スクライブユニット間の間隔を調節する間隔調節ユニットと、を備えることを特徴とする基板切断装置。
  14. 前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に沿って並列に配置されることを特徴とする請求項13に記載の基板切断装置。
  15. 前記スクライブユニットを前記第1方向に垂直な第2方向に移動させる移動ユニットをさらに備え、
    各々の前記移動ユニットは、
    前記スクライブユニットを前記第2方向に沿って直線移動させる駆動部材と、
    前記第2方向に沿って直線上に配置され、前記スクライブユニットの直線移動を案内するガイド部材と、
    前記ガイド部材の両端に各々配置され、前記ガイド部材を支持する支持台と、を備えることを特徴とする請求項14に記載の基板切断装置。
  16. 前記間隔調節ユニットは、
    前記第1方向に沿って配置され、前記移動ユニットの支持台と結合するリードスクリューと、
    前記リードスクリューを支持する支持台と、
    前記リードスクリューを回転させる駆動器と、を備えることを特徴とする請求項15に記載の基板切断装置。
  17. 前記スクライブユニットは、2つが提供され、
    前記スクライブユニットのうちの一つである第1スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台は、ベースに固設され、
    前記スクライブユニットの残りの一つである第2スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台は、前記ベースに前記第1方向に移動可能に設置され、
    前記間隔調節ユニットは、前記第2スクライブユニットを移動させる前記移動ユニットの支持台を前記第1方向に沿って移動させる駆動器を備えることを特徴とする請求項15に記載の基板切断装置。
  18. 前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に垂直な第2方向に沿って並列に配置されることを特徴とする請求項13に記載の基板切断装置。
  19. 前記間隔調節ユニットは、
    前記スクライブユニットの各々を前記第2方向に直線移動させる駆動部材と、
    前記第2方向に沿って直線上に配置され、前記スクライブユニットの直線移動を案内するガイド部材と、を備えることを特徴とする請求項18に記載の基板切断装置。
  20. 前記駆動部材は、
    前記スクライブユニットに各々連結したブラケットと、
    前記ブラケットのすべてに挿入され、前記ガイド部材と平行をなすように配置されるリードスクリューと、
    前記リードスクリューを各々回転させる駆動器と、を備え、
    前記ブラケットには、前記リードスクリューのうちの何れか一つのリードスクリューとネジ結合されるように雌ネジ部が形成されることを特徴とする請求項19に記載の基板切断装置。
  21. 前記支持部材は、
    前記第1方向に直線移動可能な下部板と、
    前記母基板が置かれ、かつ前記下部板の上部に結合される上部板と、
    前記下部板上にて前記上部板を回転させる回転駆動部材と、を備えることを特徴とする請求項13に記載の基板切断装置。
  22. 互いに並列に配置された複数のスクライブユニットを利用して、母基板に同時に互いに平行である複数のスクライブラインを形成するものの、
    前記母基板に形成しようとするスクライブラインの方向が変わる場合、前記複数のスクライブユニット間の間隔を調節することを特徴とするスクライブ方法。
  23. 前記母基板に生成しようとするスクライブラインの方向を変えることは、前記母基板を支持する支持部材を90度回転させることによってなされることを特徴とする請求項22に記載のスクライブ方法。
  24. 前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に沿って並列に配置され、
    前記スクライブラインは、前記母基板を固定し、前記複数のスクライブユニットを前記第1方向に垂直な第2方向に沿って直線移動させつつ形成されることを特徴とする請求項22に記載のスクライブ方法。
  25. 前記スクライブユニットは、前記支持部材が移動する経路上に提供され、前記支持部材が直線移動する第1方向に垂直な第2方向に沿って並列に配置され、
    前記スクライブラインは、前記複数のスクライブユニットを固定し、前記母基板を前記第1方向に沿って直線移動させつつ形成されることを特徴とする請求項22に記載のスクライブ方法。
  26. 前記スクライブユニットの各々は、2個のスクライバーを備え、
    前記スクライブユニットのスクライバーは、互いに反対方向にスクライブラインを形成することを特徴とする請求項22に記載のスクライブ方法。
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