JP2011162395A - 基板加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 端子領域形成用の幅の狭い2本の平行なスクライブラインを短時間で正確に加工することのできる基板加工装置を提供する。
【解決手段】
マザー基板の端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインのそれぞれに沿ってカッターホイールを転動することにより基板を加工する基板加工装置であって、カッターホイール30,30は、カッターホルダ30a,30aに支持され、カッターホルダをスクライブ予定ライン方向に走査する走査機構が設けられ、カッターホルダには、カッターホイールをスクライブ予定ラインに直交する方向に10mmより小さい距離をシフトさせるシフト機構13を取り付ける。
【選択図】 図2
【解決手段】
マザー基板の端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインのそれぞれに沿ってカッターホイールを転動することにより基板を加工する基板加工装置であって、カッターホイール30,30は、カッターホルダ30a,30aに支持され、カッターホルダをスクライブ予定ライン方向に走査する走査機構が設けられ、カッターホルダには、カッターホイールをスクライブ予定ラインに直交する方向に10mmより小さい距離をシフトさせるシフト機構13を取り付ける。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複数の単位表示パネルパターンが形成してあるマザー基板(貼り合わせ基板、貼り合わせマザー基板ともいう)にスクライブラインを形成する基板加工装置に関する。
ここでいう「スクライブ」には、基板を貫通しないクラックによりスクライブ溝が形成される場合だけではなく、基板を貫通するクラックにより完全分断される場合も含まれる。
ここでいう「スクライブ」には、基板を貫通しないクラックによりスクライブ溝が形成される場合だけではなく、基板を貫通するクラックにより完全分断される場合も含まれる。
液晶表示パネル製造用のマザー基板は、複数のカラーフィルタがパターン形成された第一基板(CF側基板ともいう)と、複数のTFTおよび端子領域がパターン形成された第二基板(TFT側基板ともいう)とを、液晶を封入するシール材を挟んで貼り合わせてある。このとき、第二基板はTFTや端子領域が形成された基板面が第一基板との接合面となるように貼り合わせてある。
第二基板の端子領域は、TFTと外部機器との間で信号線が接続される領域であることから露出させる必要がある。そのため、マザー基板を単位表示パネルごとに分割する際に、端子領域に対向する第一基板(CF側基板)の部位を端材として除去する。具体的には、TFTが接続される側とは逆側になる端子領域の外側端に沿って第二基板側を分断し、さらに、端子領域の外側端から信号線を取り付けるために必要な幅(端子幅)だけ内側に入った位置で第一基板を分断する。これにより、端子領域に対向する第一基板の部位を端材として切除するようにしている。
一般に、マザー基板を単位表示パネルごとに分割する工程では、カッターホイールを用いた分断方法が利用されている。その場合、マザー基板を構成する2枚の基板(CF側基板とTFT側基板)のそれぞれに対し、分断予定位置(スクライブ予定ライン)にカッターホイールを圧接して各基板にスクライブ溝を刻む。次いでスクライブ溝に沿って、マザー基板を単位表示パネルごとに完全分断する。この分断方法として、スクライブ溝を境として左右の基板に上下に力を加えるか、あるいは左右の何れか一方の基板を水平方向に引っ張ってブレイクするメカニカルブレイク方法が利用されている。
また、一般的なカッターホイールに代えて、クラックの浸透深さを深くすることができる溝付きカッターホイールを使用することにより、ブレイク工程を行うことなくスクライブ工程だけで完全分断することもなされている。
そして、分割された1つ1つの単位表示パネルを、搬出ロボットにより後工程に移送する。
また、一般的なカッターホイールに代えて、クラックの浸透深さを深くすることができる溝付きカッターホイールを使用することにより、ブレイク工程を行うことなくスクライブ工程だけで完全分断することもなされている。
そして、分割された1つ1つの単位表示パネルを、搬出ロボットにより後工程に移送する。
また、マザー基板の上下二面に対し同時にスクライブ溝を形成して、基板を反転させることなく加工する基板加工システム(基板分断システム)や基板加工方法が、例えば特許文献1や特許文献2で開示されている。これらの文献によれば、上下一対のカッターホイールを用いて、マザー基板を上下方向から二面同時にスクライブする。
図8は、マザー基板の上下面から二面同時にスクライブ溝を形成することができる従来の基板加工装置を示す。基板加工装置は、加工すべきマザー基板を保持する水平な前部テーブル1、後部テーブル2を備えている。各テーブルは図のX方向(前後方向)に沿って分割されている。これらのテーブル1,2の中間位置の上方並びに下方には、スクライブ溝を形成するための第一並びに第二カッターホイール3,3が配置されている。テーブル1,2はマザー基板W(図9参照)を吸着して保持する吸着機能を備えている。またマザー基板Wをテーブル上で移動させる搬送機構(不図示)が設けられている。
カッターホイール3,3はカッターホルダ3a,3aに取り付けられ回転可能に支持されている。カッターホルダ3a,3aは支持体4,4に取り付けられ、上下移動可能に支持されている。支持体4,4は、両側の支持柱5,5によってX方向に水平に橋架された上下のガイドバー6,6のガイド7,7に沿って移動可能に取り付けられ、走査機構としてのモータ8,8の駆動によりX方向に移動する。また、両側の支持柱5,5はY方向に沿って配置されたガイド(不図示)に沿ってY方向に平行移動できるように形成されている。
さらに、X方向およびY方向に移動することが可能な台座9,9にカメラ10,10がそれぞれ設けられている。台座9,9は支持台9a上でX方向に延設されたガイド11に沿って移動する。カメラ10,10は、手動操作で上下動することができ、撮像の焦点を調整することができる。カメラ10,10で撮影された画像はモニタ12,12に表示される。
テーブル1,2上に載置されたマザー基板Wの表面には、位置を特定するためのアライメントマークが設けられており、カメラ10,10によりアライメントマークを撮像することにより、マザー基板Wの位置を調整する。具体的には、テーブル1,2に支持されたマザー基板W表面のアライメントマークを、カメラ10,10により撮像してアライメントマークの位置を特定する。特定されたアライメントマークの位置に基づいて、マザー基板W表面の載置時の位置ズレを検出し、マザー基板Wを搬送機構(不図示)によりテーブル1,2上で移動させることで修正する。
ここで、マザー基板を単位表示パネルごとに分断するときの端子領域の加工について説明する。図9は単位表示パネルの端子領域が形成される部分にスクライブ溝を形成した状態を示す図であり、図10は形成したスクライブ溝に沿って分断した状態を示す図である。
左側の単位表示パネルU1と右側の単位表示パネルU2との境界には、端子領域を形成するための3本のスクライブ予定ラインが設定されており、これらに沿って3本のスクライブ溝を加工する。図9に示すように、第一スクライブ溝S1と第二スクライブ溝S2とは、第一基板G1と第二基板G2とに対し、それぞれの加工端面が揃うように形成される。第三スクライブ溝S3は、第一基板G1側において、スクライブ溝S1から端子幅Lだけ離れた位置に形成される。
左側の単位表示パネルU1と右側の単位表示パネルU2との境界には、端子領域を形成するための3本のスクライブ予定ラインが設定されており、これらに沿って3本のスクライブ溝を加工する。図9に示すように、第一スクライブ溝S1と第二スクライブ溝S2とは、第一基板G1と第二基板G2とに対し、それぞれの加工端面が揃うように形成される。第三スクライブ溝S3は、第一基板G1側において、スクライブ溝S1から端子幅Lだけ離れた位置に形成される。
そして、3本のスクライブ溝S1〜S3に沿ってブレイクすることにより、図10に示すように、2つのカット面Ca,Cbが形成される。
これらのうち、第一スクライブ溝S1と第二スクライブ溝S2とからなるカット面をジャストカット面Caという。ジャストカット面Caは単位表示パネルU1と単位表示パネルU2とを同一端面となるように分離する面である。
これらのうち、第一スクライブ溝S1と第二スクライブ溝S2とからなるカット面をジャストカット面Caという。ジャストカット面Caは単位表示パネルU1と単位表示パネルU2とを同一端面となるように分離する面である。
また、ジャストカット面Caから端子幅Lだけ離れた位置において第一基板G1側だけに形成されるカット面を端子カット面Cbという。端子カット面Cbは端子領域Tの端子面を露出するために分断されるカット面である。そしてジャストカット面Caと端子カット面Cbとの間の第一基板G1に、端材Eが発生する。端材は分断後に取り除かれる。
スクライブ溝を加工するに際して、2つのカッターホイールを前後(図8のY方向)に並べて配置して互いに平行となる第一スクライブ溝S1と第三スクライブ溝S3とを同時に加工することができれば、加工時間が短縮できて好ましい。しかしながら、カッターホイールを保持するカッターホルダ3aには昇降機構が組み込まれているので小型化することが困難である。一方、単位表示パネルでは製造コスト面から、端子領域をできるだけ小さくすることが望まれており、第一スクライブ溝S1と第三スクライブ溝S3の間隔Lは近年10mmよりも小さくなり、典型的な数値は1〜3mmと大変小さいために、2つのカッターホイールを前後に並べると互いに干渉してしまう。したがって、スクライブ溝S1もしくはスクライブ溝S3の一方を先ず加工して、その後、カッターホイール3をガイドバー6と共に左右の支持柱5,5をY方向に移動させてから他方のスクライブ溝を加工するか、もしくは基板を吸着盤等の搬送機構で持ち上げて間隔Lだけ移動させている。
しかし、カッターホイールを僅か1〜3mm移動させるのに、ガイドバー6やその駆動機構を備えた重量のある左右の支持柱5,5を移動させることは非能率的であるとともに、大きな慣性によりスクライブ位置に誤差が発生する場合がある。また、基板を搬送機構で持ち上げて移動させる場合も位置ズレが発生しやすく、カメラ10,10による位置の再修正を必要とするなど、作業が煩雑であった。
そこで、本発明は、幅の狭い2本の平行なスクライブラインを短時間で正確に加工することのできる基板加工装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発明の基板加工装置では、前提として、加工対象のマザー基板は、第一基板と第二基板とを貼り合わせた構造を有し、マザー基板の第一基板には端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインが10mmより小さい間隔を隔てて設定されている。そして、本発明の基板加工装置は、マザー基板の端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインのそれぞれに沿ってカッターホイールを転動することにより基板を加工する基板加工装置であって、カッターホイールは、カッターホルダに支持され、カッターホルダをスクライブ予定ライン方向に走査する走査機構が設けられ、カッターホルダには、カッターホイールをスクライブ予定ラインに直交する方向に10mmより小さい距離をシフトさせるシフト機構が取り付けられている。
また、上記発明において、走査機構は、スクライブ予定ライン方向に沿ってカッターホルダを往復移動し、シフト機構はカッターホルダが往路を移動するときにカッターホイールが端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインの一方のライン上にくるようにカッターホイールの位置をシフトし、復路を移動するときには他方のライン上にくるようにシフトするようにしてある。
本発明の基板加工装置によれば、加工対象の基板には、端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインが10mmより小さい間隔を隔てて設定されているが、これらのスクライブ予定ラインにカッターホイールを転動する際に、カッターホルダに組み込んだシフト機構により、カッターホイールの位置をスクライブ予定ラインに直交する方向にシフトさせる。これにより、10mmより幅の狭い間隔でも簡単かつ迅速な位置調整が可能になり、しかも位置ズレの少ない正確な加工が行えるようになる。
また、上記発明において、走査機構は、スクライブ予定ライン方向に沿ってカッターホルダを往復移動し、シフト機構はカッターホルダが往路を移動するときにカッターホイールが端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインの一方のライン上にくるようにカッターホイールの位置をシフトし、復路を移動するときに他方のライン上にくるようにシフトするようにしてもよい。
これによれば、シフト機構によりカッターホイールの位置をシフトさせるだけで、端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインを往路と復路とで加工することができ、効率よい加工が行える。
これによれば、シフト機構によりカッターホイールの位置をシフトさせるだけで、端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインを往路と復路とで加工することができ、効率よい加工が行える。
以下において本発明の詳細をその実施の形態を示す図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明にかかる基板加工装置Mにおけるスクライブ機構の実施形態を示す斜視図である。また、図2は基板加工装置Mにおけるカッターホルダを、一部を断面にして示す側面図である。なお、図8で示した従来の基板加工装置と同じ部分については同符号を付けて説明する。
基板加工装置Mは、加工すべきマザー基板を保持する水平な前部テーブル1、後部テーブル2を備えている。各テーブルは図のX方向(前後方向)に沿って分割されている。これらのテーブル1,2の中間位置の上方並びに下方には、スクライブ溝を形成するための第一並びに第二カッターホイール30,30が配置されている。テーブル1,2はマザー基板Wを吸着して保持する吸着機構を備えている。またマザー基板Wをテーブル上で移動させる搬送機構(不図示)が設けられている。
図1は本発明にかかる基板加工装置Mにおけるスクライブ機構の実施形態を示す斜視図である。また、図2は基板加工装置Mにおけるカッターホルダを、一部を断面にして示す側面図である。なお、図8で示した従来の基板加工装置と同じ部分については同符号を付けて説明する。
基板加工装置Mは、加工すべきマザー基板を保持する水平な前部テーブル1、後部テーブル2を備えている。各テーブルは図のX方向(前後方向)に沿って分割されている。これらのテーブル1,2の中間位置の上方並びに下方には、スクライブ溝を形成するための第一並びに第二カッターホイール30,30が配置されている。テーブル1,2はマザー基板Wを吸着して保持する吸着機構を備えている。またマザー基板Wをテーブル上で移動させる搬送機構(不図示)が設けられている。
カッターホイール30,30はカッターホルダ30a,30aに取り付けられ、回転可能に支持されている。カッターホルダ30a,30aは支持体4,4に取り付けられ、上下移動可能に支持されている。支持体4,4は、両側の支持柱5,5によってX方向に水平に橋架された上下のガイドバー6,6のガイド7,7に沿って移動可能に取り付けられる。そして支持体4,4はモータ8,8の駆動によりX方向に移動する。このようにして、支持体4,4およびガイドバー6,6およびモータ8,8により、カッターホイール30,30をX方向に走査する走査機構が構成される。また、両側の支持柱5,5はY方向に沿って配置されたガイド(不図示)に沿ってY方向に平行移動できるように構成されている。
カッターホイール30,30は、これを保持するカッターホルダ30a,30aに対してスクライブ予定ラインに沿った方向(図1のX方向)に直交する方向(Y方向)に向かって位置調整できるように、シフト機構13(図2参照)を介して取り付けられている。シフト機構13は、カッターホルダ30aの下面に設けられたレール30bを含み、モータ30cの駆動によってカッターホイール30がレール30bに沿ってY方向にスライドして位置調整できるように構成されている。
また、X方向およびY方向に移動することが可能な台座9,9にカメラ10,10がそれぞれ設けられている。台座9,9は支持台9a上でX方向に延設されたガイド11に沿って移動する。カメラ10,10は、手動操作で上下動することができ、撮像の焦点を調整することができる。カメラ10,10で撮影された画像はモニタ12,12に表示される。
テーブル1,2上に載置されたマザー基板Wの表面には、位置を特定するためのアライメントマークが設けられており、カメラ10,10によりアライメントマークを撮像することにより、マザー基板Wの位置を調整する。具体的には、テーブル1,2に支持されたマザー基板W表面のアライメントマークを、カメラ10,10により撮像してアライメントマークの位置を特定する。特定されたアライメントマークの位置に基づいて、マザー基板W表面の載置時の方向ズレを検出し、マザー基板Wを搬送機構によりテーブル1,2上で移動させることでズレを修正する。
マザー基板Wを分断するに際し、図3並びに図6に示すようにマザー基板Wの第一基板(TFT側基板)を上側にした状態でマザー基板Wを所定位置でテーブル1,2に載置して吸着保持させる。次いで上下方向からカッターホイール30,30をスクライブ予定ラインに沿ってマザー基板Wに押しつけてスクライブする。これにより、カッターホイール30,30で、第一スクライブ溝S1並びに第二スクライブ溝S2を加工する。この第一スクライブ溝S1並びに第二スクライブ溝S2による分断面が図10,図11でいうジャストカット面Caとなる。次いで、図4並びに図7で示すように、下側のカッターホイール30を下方に下げた状態で、上部カッターホイール30をシフト機構13により所定幅Lだけ移動させたあと、カッターホイール30を第一基板G1に押しつけてスクライブさせることにより第三スクライブ溝S3を加工する。この第三スクライブ溝S3に沿って分断された面が図9,図10でいう端子カット面Cbとなる。
上部カッターホイール30で、第一基板G1に2本のスクライブ溝S1,S3を加工する際に、図5に示すように、カッターホイール30の往路移動で一方のスクライブ溝S1を加工し、復路移動でもう一方のスクライブ溝S3を加工するようにするのがよい。これにより間隔Lの狭い2本の平行なスクライブ溝S1,S3の加工に要する時間を短縮することができる。
このようにしてスクライブ溝S1,S2,S3を加工したあと、次工程でこのスクライブ溝に沿ってマザー基板Wを分断することにより、単位表示パネルが形成される。
このようにしてスクライブ溝S1,S2,S3を加工したあと、次工程でこのスクライブ溝に沿ってマザー基板Wを分断することにより、単位表示パネルが形成される。
上記実施例では、上部カッターホイール30で最初にスクライブ溝S1を加工して次にスクライブ溝S3を加工したが、その逆であってもよい。
また、上記実施例では、マザー基板Wの第一基板(TFT側基板)を上側にした状態でマザー基板Wをテーブル1,2に吸着保持させてスクライブする例を示したが、逆にマザー基板Wの第一基板(TFT側基板)を下側にした状態でマザー基板Wをテーブルに吸着保持させて前記同様にスクライブすることも可能である。
以上本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではない。例えば上記実施例では、上下のカッターホイールの何れにもシフト機構13を設けたが、2本の平行なスクライブ溝S1,S3を加工する側のカッターホイールにのみシフト機構を設けるようにしてもよい。その他本発明では、その目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
本発明の基板スクライブ方法は、液晶パネル用のマザー基板をスクライブして単位表示パネルに分割するのに利用することができる。
W 基板
G1 第一基板
G2 第二基板
Ca ジャストカット面
Cb 端子カット面
1 前部テーブル
2 後部テーブル
4 支持体
6 ガイドバー
8 モータ
13 シフト機構
30 カッターホイール
30a カッターホルダ
G1 第一基板
G2 第二基板
Ca ジャストカット面
Cb 端子カット面
1 前部テーブル
2 後部テーブル
4 支持体
6 ガイドバー
8 モータ
13 シフト機構
30 カッターホイール
30a カッターホルダ
Claims (2)
- 加工対象のマザー基板が第一基板と第二基板とを貼り合わせた構造を有し、前記マザー基板の第一基板には端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインが10mmより小さい間隔を隔てて設定されており、
前記マザー基板の端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインのそれぞれに沿ってカッターホイールを転動することにより基板を加工する基板加工装置であって、
前記カッターホイールは、カッターホルダに支持され、
前記カッターホルダをスクライブ予定ライン方向に走査する走査機構が設けられ、
前記カッターホルダには、前記カッターホイールを前記スクライブ予定ラインに直交する方向に10mmより小さい距離をシフトさせるシフト機構が取り付けられていることを特徴とする基板加工装置。 - 前記走査機構は、スクライブ予定ライン方向に沿ってカッターホルダを往復移動し、
前記シフト機構はカッターホルダが往路を移動するときにカッターホイールが端子領域形成用の2本の平行なスクライブ予定ラインの一方のライン上にくるようにカッターホイールの位置をシフトし、復路を移動するときには他方のライン上にくるようにシフトする請求項1に記載の基板加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010026880A JP2011162395A (ja) | 2010-02-09 | 2010-02-09 | 基板加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010026880A JP2011162395A (ja) | 2010-02-09 | 2010-02-09 | 基板加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011162395A true JP2011162395A (ja) | 2011-08-25 |
Family
ID=44593527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010026880A Pending JP2011162395A (ja) | 2010-02-09 | 2010-02-09 | 基板加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011162395A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071316A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd | 基板の溝加工ツール |
KR20200001976A (ko) | 2018-06-28 | 2020-01-07 | 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 | 기판 가공 장치에서의 기판 위치 결정 기구 및 기판 위치 결정 방법 |
-
2010
- 2010-02-09 JP JP2010026880A patent/JP2011162395A/ja active Pending
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