JP2009126397A - 作業機械の座席シート取り外し機構 - Google Patents

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Kazue Tazaki
和重 田▲崎▼
Satoshi Inoue
智 井上
Kenichi Yamamoto
兼一 山本
Akihiko Soga
彰彦 曽我
Yoshitaka Sato
義孝 佐藤
Noritane Sakamoto
憲胤 阪本
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Abstract

【課題】工具等を用いることなく、座席シートを簡単に取り外せる機構を提供しようとする。
【解決手段】座席シート取り付け用基台部材に対し、そこに載置される座席シート底部の端部を支点として回動自在となる座席シートの取り外し機構である。ヒンジ軸32が固定された一方のハネ部30と、そのヒンジ軸32に抜き差し自在なヒンジ軸穴33が形成された他方のハネ部31とからなるヒンジの、それらハネ部30,31を、前記基台部材20、座席シート10にそれぞれ取り付け、一方ハネ部30のヒンジ軸32を、他方ハネ部31のヒンジ軸穴33に嵌挿させることで、前記基台部材に対し、座席シートを回動自在に接合させた。
【選択図】図1

Description

この発明は、作業機械の座席シート取り外し機構に関する。
油圧ショベルに代表される作業機械の上部旋回体内部には、エンジン等のシステムを配置したエンジンルームが設置されるが、態様によっては、そのエンジンルーム上部に、作業機械を操作するオペレータが座る座席シートが配置されるものがある。
このような態様においては、エンジンルーム内のメンテナンス作業を行うために、座席シート下に点検口を設けるとともに、座席シートを可動自在として、座席シート自身を開口蓋として利用したりしている。
特開平9−273175号(特許文献1)には、座席シートが点検口の開口蓋となる場合の座席シートの可動機構の一例が示されている。その構造を本願図3に示すが、座席シート1底部の前端が軸を介して回動自在に支持されており、座席シート1を大きく前に傾けるように回動させることで、点検口が開くようになる。
特開平9−273175号(図4)
しかし、運転席のスペースは狭いので、図示のように座席シート1を倒したままでは、その座席シート1が邪魔になって、点検口正面からエンジンルームにスムーズにアクセスすることができないという問題があった。このため、簡単な点検以外のメンテナンス時には、工具等を用いて座席シート1自体を取り外す作業が必要となっていた。
この発明は、以上のような問題に鑑み創案されたもので、工具等を用いることなく、座席シートを簡単に取り外せる機構を提供しようとするものである。
このため、この発明に係る作業機械の座席シート取り外し機構は、
座席シート取り付け用基台部材に対し、そこに載置される座席シート底部の端部を支点として回動自在となる座席シートの取り外し機構であって、
ヒンジ軸が固定された一方のハネ部と、そのヒンジ軸に抜き差し自在なヒンジ軸穴が形成された他方のハネ部とからなるヒンジの、それらハネ部を、
前記基台部材、座席シートにそれぞれ取り付け、一方ハネ部のヒンジ軸を、他方ハネ部のヒンジ軸穴に嵌挿させることで、前記基台部材に対し、座席シートを回動自在に接合させたことを特徴とする。
ここで、座席シート底部とは、座席シートの底部側にそれを支持するプレートやフレームが設置される場合には、それら部材を含む意味である。また、基台部材とは、座席シートと床部との間に配置され、座席シートの底部を支持する部材をいい、その形態は特に問わない。また、ハネ部とは、ヒンジを構成する部位のうちヒンジ軸を支持する部位をいう。
本願において、前記基台部材に一方ハネ部が取り付けられる場合、他方ハネ部は前記座席シート底部に取り付けられ、逆に前記基台部材に他方ハネ部が取り付けられる場合、一方ハネ部は前記座席シート底部に取り付けられることになる。
いずれの取り付けられ方によっても、一方ハネ部のヒンジ軸が、他方ハネ部のヒンジ軸穴に嵌挿された状態では、両ハネ部がヒンジとなって、いずれかのハネ部に取り付けられた基台部材に対して、残りのハネ部が取り付けられた座席シート底部が、そのヒンジ軸を支点にして回動自在となる。したがって、座席シートの下方(例えば基台部材の下側)にエンジンルームにアクセスする点検口が形成される場合、前記ヒンジ軸を支点として座席シートを回動させれば、点検口が開くことになる。
さらに両ハネ部の接合は、他方ハネ部のヒンジ軸穴に一方ハネ部に固定されたヒンジ軸が嵌挿されているだけなので、その開放はヒンジ軸穴に対してヒンジ軸を抜くだけであり、その動作は両ハネ部を相対的に横方向に移動させるだけで良い。そして、それらハネ部は基台部材と座席シートにそれぞれ取り付けられているので、基台部材に対して座席シートを横方向に移動させれば、それだけで座席シートを取り外すことができる。
以上説明したように、この発明によれば、座席シートを基台部材から取り外す際は、座席シートを横にスライドさせるだけで良いので、工具がまったく不要となる。すなわち、座席シートを簡単に取り外すことができるので、座席シートの下方にエンジンルームの点検口が形成される態様の場合、即座に座席シートを取り外して容易にエンジンルームにアクセスすることができる。
本発明に係る具体的形態の一例を図1及び図2に基づき説明する。以下説明する形態例は、図3に示すのと同様の油圧ショベルに本発明が用いられる例であり、同図に示す座席シート1の態様を基本的に前提とする例である。すなわち、適用対象となる油圧ショベルの運転席は、座席シート1の基台部材2の下にエンジンルームが配置され、またその基台部材2に対し、座席シート1底部の前端が回動自在に支持されている。そして、その基台部材2内に、エンジンルームにアクセスできる点検口が設けられており、座席シート1を大きく前に傾けるように回動させることで、点検口が開くようになる態様を前提としている。なお、適用対象を含め、本発明がこのような前提構成に限定されないことは当然である。
本形態例は、前記座席シートが前記基台部材に対し、回動自在に支持される部分についての構造を示している。
図1は基台部材2側の構造を示し、図中、20は該座席シート底部側を支える基台部材(図3に示す2)の上部に取り付けられたフレームである。
該フレーム20は、その中央部が開口21となっており、この開口21がエンジンルームにアクセスする点検口となっている。フレーム20の前端部には、ヒンジの一部材である一方のハネ部30が2箇所配置され、各一方ハネ部30はそれぞれボルトで固着されている。該一方ハネ部30は、同図(a)及び(b)に示すように、一方側部にボルト孔が穿設されるが、その他方側部は端部を巻回してヒンジ軸32を把持固定するとともに、その半分を切り欠いてヒンジ軸32を露出させている。
図2は座席シート側の構造を示し、図中、10は座席シートの底部となる底部プレートである。該底部プレート10の前端には、ヒンジの一部材である他方のハネ部31が前記一方ハネ部30に対応するように2箇所配置され、それぞれボルトで固着されている。該他方ハネ部31は、同図に示すように、基本的には前記一方ハネ部30とほぼ同様の構造となっているが、一方ハネ部30と異なり、他方側部の巻回部は単なる長穴33となっている。該長穴33には、後述するように前記一方ハネ部30のヒンジ軸32が嵌挿される(このためヒンジ軸穴33という)。なお、図2には示していないが、上記したように、底部プレート10の上部には座席シート本体が取り付けられている(図3と同様)。
そして、前記基台部材に対する座席シートの取付、つまり両者の接合は次のとおりとなる。基台部材のフレーム20の上部に、座席シートを持っていき、前記フレーム20に取り付けられた一方ハネ部30のヒンジ軸32に、底部プレート10の他方ハネ部31のヒンジ軸穴33が嵌挿するように、横にスライドさせていく。ヒンジ軸32がヒンジ軸穴33に完全に嵌挿されると、両ハネ部30,31によってヒンジが形成され、そのヒンジ軸32を支点として、基台部材に対し座席シートが回動自在となる。これにより、座席シートを上方に持ち上げるように回動させれば、点検口が開くことになる。
以上のように、本形態例では、座席シートと基台部材との接合が、一方ハネ部30に固定されたヒンジ軸32を他方ハネ部31のヒンジ軸穴33に嵌挿させているだけなので、その開放は、座席シートを横方向にスライドさせて、底部プレート10のヒンジ軸穴33からヒンジ軸32を抜いていくだけで良い。すなわち、基台部材に対する座席シートの取り外しは、きわめて簡単に行うことができる。
この発明は、作業機械の運転室に配置される座席シートに適用可能である。
本形態例における、基台部材側構造の説明図であり、(a)は一方ハネ部の平面図、(b)はその側面図、(c)は一方ハネ部が取り付けられた状態のフレームの斜視図である。 本形態例における、座席シート側の説明図であり、底部プレートの平面図である。 基台部材に対し、座席シートが回動自在に支持される構造の説明図である。
符号の説明
1 座席シート
2 基台部材
10 底部プレート
20 フレーム
30 一方ハネ部
31 他方ハネ部
32 ヒンジ軸
33 ヒンジ軸穴

Claims (1)

  1. 座席シート取り付け用基台部材に対し、そこに載置される座席シート底部の端部を支点として回動自在となる座席シートの取り外し機構であって、
    ヒンジ軸が固定された一方のハネ部と、そのヒンジ軸に抜き差し自在なヒンジ軸用穴が形成された他方のハネ部とからなるヒンジの、それらハネ部を、
    前記基台部材、座席シートにそれぞれ取り付け、一方ハネ部のヒンジ軸を、他方ハネ部のヒンジ穴に嵌挿させることで、前記基台部材に対し、座席シートを回動自在に接合させたことを特徴とする作業機械の座席シート取り外し機構。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55167832U (ja) * 1979-05-19 1980-12-02
JP2001287582A (ja) * 2000-04-06 2001-10-16 Oi Seisakusho Co Ltd シートヒンジ装置
JP2004098987A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 農業用トラクタ

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