JP2009125946A - 成形装置 - Google Patents

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炳榮 林
Bohong Lin
柏宏 林
Baiheng Lin
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Abstract

【課題】固定の伸縮行程を有するリンケージ機構を採用せず、金型の右モールドに向かって左モールドを接近させることができ、左右両モールドの相互の接触時に接触の具合を調整して接触の確実性を高めることができる成形装置を提供する。
【解決手段】成形装置は、ベースと、ベースの上方に配置されて、成形用の第1金型と第2金型とを保持するモールドホルダー手段と、第1金型および第2金型の移動を制御する駆動手段および同期伝動手段と、第1金型および第2金型に必要な圧力を作用させる押し付け手段、増圧手段およびバルブ手段とを備える。キャビティへの成形材料の注入時、押し付け手段、増圧手段およびバルブ手段が作動すると、第2金型保持部は第1金型保持部に向かって押し付け続けられる。その結果、第1金型および第2金型の間で隙間の発生は回避される。第1金型および第2金型の間で確実に接触状態が維持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、成形装置に関し、特に、金型の駆動機構を改良した成形装置に関する。
台湾実用新案第M315643号公報には従来の成形装置が開示される。図1は、その成形装置の金型の駆動機構14を概略的に示す図である。駆動機構14は、主として、油圧モータ141とリンケージ機構142とから構成される。リンケージ機構142は油圧モータ141の駆動によって伸縮する。伸縮の結果、金型の左モールド12に向かって金型の右モールド13を接近させたり(図1B)、左モールド12から右モールド13を離間させたり(図1A)することができる。右モールド13および左モールド12の間にはキャビティが区画される。
台湾実用新案第M315643号公報
しかしながら、上記従来の成形装置では、左モールド12が所定の位置に固定される。加えて、リンケージ機構142によって伸(図1B)および縮(図1A)の行程が固定される。その結果、機構中のどこかに磨耗や変形が生じると、リンケージ機構142のレバー143、144が図1Bの「伸」の位置に正確に配置されない。例えば左モールド12は右モールド13に十分に接近することができない。その結果、左モールド12は右モールド13に確実に接触できず、右モールド13および左モールド12の間に隙間が生じる。キャビティに注入される成形材料は隙間から漏れ出してしまう。完成した成形品の品質は低下してしまう。
本発明は、上記実状を鑑みてなされたもので、固定の伸縮行程を有するリンケージ機構を採用せず、金型の右モールドに向かって左モールドを接近させることができ、左右両モールドの相互の接触時に接触の具合を調整して接触の確実性を高めることができる成形装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、
ベースと、
第1金型を保持可能な第1金型保持部を有する可動座と、前記可動座に取り付けられて、前記第1金型とともにキャビティを区画する第2金型を所定の第1方向上で前記第1金型に向き合わせる第2金型保持部とを有するモールドホルダー手段と、
前記可動座に取り付けられて前記第2金型保持部に連結され、前記第1方向に沿って延びつつ回転に基づき前記第1方向に沿って前記第2金型保持部を往復移動させるねじ棒と、前記ねじ棒を時計回りおよび反時計回りに回転駆動する第1駆動源とを有し、前記ねじ棒および前記第1駆動源により、前記第1金型保持部に対して前記第1方向に沿って前記第2金型保持部を往復移動させて、前記第1金型に前記第2金型を接触位置で接触させたり、接触位置から前記第1金型から前記第2金型を離間させたりする駆動手段と、
前記可動座および前記第2金型保持部の間に配置されて、前記第2金型保持部の移動に応じて前記第2金型保持部の移動方向と反対向きに前記可動座を往復移動させる同期伝動手段と、
前記第1方向に沿って延びつつ前記可動座に固定されて、前記第1金型保持部との間に前記第2金型保持部を挟み込むシリンダと、一端で前記シリンダ内に受け入れられてピストンを構成し、ピストン運動によって他端で前記第1金型保持部に向かって前記第2金型保持部を押し付けるピストンロッドと、中空に形成されて、前記ピストンロッドを受け入れる前記シリンダの第1端部の反対側の第2端部に取り付けられて前記シリンダに連通する連通ブロックと、その両端で前記第1端部と前記連通ブロックとにそれぞれ連通する連通パイプと、前記シリンダおよび前記連通ブロック内に充填される流体とを有する押し付け手段と、
前記押し付け手段の前記連通ブロックに連通し、前記流体に圧力を作用させて前記シリンダおよび前記連通ブロック内の圧力を高める増圧器を有する増圧手段と、
前記連通ブロックの前記シリンダに連通する開口および前記増圧手段に連通する開口を有する第1内部空間と、前記連通ブロックの前記連通パイプに連通する開口を有する第2内部空間との間で連通および遮断を切り換えるバルブ手段とを備えることを特徴とする成形装置が提供される。
本発明に係る成形装置において、前記バルブ手段は、前記連通ブロックの前記第1内部空間および前記第2内部空間の間に区画されるバルブ部と、前記連通ブロック内に摺動自在に、かつ、気密に挿入されて一端で前記バルブ部に接続され、他端で前記連通ブロックの外側に突き出る伝動バーと、前記伝動バーの他端に接続されて前記連通ブロックに対して前記伝動バーを往復移動させる第2駆動源とから構成されることが好ましい。
さらに、前記バルブ手段のバルブ部は、前記連通ブロックの前記第1内部空間および前記第2内部空間の間でバルブ口を区画するバルブ座と、前記伝動バーの往復移動に基づき前記バルブ口の封鎖および開放を切り換えるバルブ体とを有することが好ましい。
また、本発明に係る成形装置において、前記可動座には、前記第2金型保持部の往復移動を案内するレールが形成され、前記同期伝動手段は、前記ベースに回転自在に取り付けられるギアと、前記可動座に固定されて前記ギアに噛み合う第1ラックと、前記第2金型保持部に固定されて前記ギアに噛み合う第2ラックとを有し、前記第2金型保持部の動きに応じて前記第2ラックは前記ギアを回転させ、前記ギアの回転に応じて前記第1ラックは前記第2金型保持部の移動方向と反対向きに前記可動座を移動させ、前記ねじ棒は、前記第2金型保持部の底部に連結されることが好ましい。
さらに、前記可動座は、前記第1方向に延びる可動座本体と、前記可動座本体の前記第1方向上の一端縁から上下方向に延び、その上端で前記第1金型保持部を区画する第1固定アームと、前記可動座本体の前記第1方向上の他端縁から上下方向に延び、その上端で前記シリンダを支持する第2固定アームと、前記第1固定アームの下端部および前記第2固定アームの下端部同士を相互に連結する連結アームとから構成されることが好ましい。
上記構成による本発明に係る成形装置は、駆動手段および同期伝動手段を用いて第1金型と第2金型との接近および離間を制御し、流体が充填される押し付け手段および流体に圧力を与える増圧手段を用いて、第1金型および第2金型の間に区画されるキャビティ内に注入される成形材料の第1金型および第2金型を相互に離間させる圧力に抗して、第1金型および第2金型の接触状態を確実に維持することができる。
また、本発明に係る成形装置は、キャビティ内に注入される成形材料の第1および第2金型を相互に離間させる圧力に対して、主に増圧手段から押し付け手段に付与される圧力で対抗する一方、第1金型と第2金型との接近および離間を制御する駆動手段および同期伝動手段もその負荷を分担することができることから、増圧手段および押し付け手段の寿命を延ばすこともできる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図2は本発明の一実施形態に係る成形装置の全体の構成を概略的に示す斜視図である。この成形装置は、ベース3と、ベース3の上方に配置されるモールドホルダー手段4とを備える。モールドホルダー手段4は、成形用の金型すなわち第1金型42および第2金型43を保持する。成形装置には第1金型42および第2金型43の移動を制御する駆動手段6および同期伝動手段5が組み込まれる。同様に、成形装置は、成形時に第1金型42および第2金型43に必要な圧力を作用させる押し付け手段7、増圧手段8およびバルブ手段9を備える。
モールドホルダー手段4は、第1金型保持部412Aを有する可動座41を備える。第1金型保持部412Aは第1金型42を保持する。可動座41には第2金型保持部44が取り付けられる。第2金型保持部44は、所定の第1方向D1上で第1金型42に向き合わせられる第2金型43を保持する。第1金型42および第2金型43でキャビティが区画される。
駆動手段6は、可動座41に取り付けられるねじ棒61を備える。ねじ棒61は第1方向D1に沿って延びる。ねじ棒61は第2金型保持部44に連結される。その結果、ねじ棒61の回転に基づき第2金型保持部44はねじ棒61に沿って往復移動することができる。駆動手段6は第1駆動源62を備える。第1駆動源62は、時計回りおよび反時計回りにねじ棒61を回転駆動することができる。その結果、ねじ棒61および第1駆動源62の協働に基づき、第1方向D1上で第2金型43は第1金型保持部412Aに対して往復移動することができる。こうして第2金型43は、第1金型42に向き合って接触位置で第1金型42に接触したり、接触位置から離間したりすることができる。本実施形態では、第1駆動源62にはサーボモータが使用され、ねじ棒61にはボールねじが使用されればよい。ただし、必要に応じて第1駆動源62およびねじ棒61には他の種類の部品が利用されてもよい。
可動座41および第2金型保持部44の間には同期伝動手段5が取り付けられる。同期伝動手段5は、第2金型保持部44の動きに応じて第2金型保持部44の移動方向と反対向きに可動座41を往復移動させることができる。
押し付け手段7は第1方向D1に沿って延びる。押し付け手段7にはピストン機構が組み込まれる。ピストン機構は、可動座41に固定されて第1金型保持部412Aとの間に第2金型保持部44を挟み込むシリンダ710と、シリンダ710内に挿入される一端でピストンを構成する後述のピストンロッド712とから構成される。ピストンロッド712はシリンダ710内でピストン運動することができる。ピストンロッド712のピストン運動に基づき第2金型保持部44は第1金型保持部412Aに向かって押し付けられる。
増圧手段8は、押し付け手段7のシリンダ710内の圧力を高めることができる。バルブ手段9は、押し付け手段7および増圧手段8の内部空間の連通関係を制御することができる。
可動座41は、ベース3の上方に配置されて第1方向D1に延びる可動座本体411を備える。可動座41は、可動座本体411の第1方向D1上の一端縁(図中左側の端縁)から上下方向に延びる第1固定アーム412を備える。第1固定アーム412はその上端で第1金型保持部412Aを区画する。同時に、可動座41は、可動座本体411の第1方向上の他端縁(図中右側の端縁)から上下方向に延びる第2固定アーム413を備える。第2固定アーム413の上端にはシリンダ710が固定される。可動座41は、第1固定アーム412の下端部および第2固定アーム413の下端部を相互に連結する連結アーム415を備える。
図3は、ベース3、モールドホルダー手段4および同期伝動手段5の配置関係および構成を概略的に示す部分透視斜視図である。図4は、第1金型42に第2金型43を向き合わせて相互に接触させた状態を概略的に示す側面図である。図5は、第1金型42から第2金型43を離間させた状態を概略的に示す側面図である。
図3に示されるように、可動座41の可動座本体411上には、第2金型保持部44の往復移動を案内する1対のレール414、414が形成される。同期伝動手段5は、ベース3に設けられるギア設置部31に回転自在に取り付けられるギア51と、ギア51に噛み合う第1ラック52および第2ラック53とを備える。第1ラック52は可動座41に固定される。第2ラック53は第2金型保持部44に固定される。第2金型保持部44の動きに応じて第2ラック53はギア51を回転させる。ギア51の回転に応じて第1ラック52は第2金型保持部44の移動方向とは正反対の向きに可動座41を移動させることができる。すなわち、図4に示される状態で、駆動手段6の第1駆動源62の駆動に基づきねじ棒61が回転すると、第2金型保持部44は右に移動する。第2金型保持部44に固定される第2ラック53は図中右へ移動する。その結果、ギア51は時計回りに回転駆動されるとともに、第1ラック51および第1ラック51に固定される可動座41は図中左へ移動する。こうして第2金型保持部44および可動座41はレール414、414の案内に基づき相互に離れていき、図5に示す状態が確立される。このとき、駆動手段6の第1駆動源62の駆動に基づきねじ棒61が前述と反対向きに回転すると、第2金型保持部44は左へ移動する。その結果、第2金型保持部44と可動座41とはレール414、414の案内に基づき相互に近づいていき、図4に示す状態が確立される。また、駆動手段6のねじ棒61は第2金型保持部44の底部に連結される。
次に、図6〜図8を用いて押し付け手段7、増圧手段8およびバルブ手段9の構成を詳しく説明する。図6は、押し付け手段7および増圧手段8の構成を概略的に示す要部断面図である。図7は、押し付け手段7の構成を示す部分断面図である。図8は、押し付け手段7における後述の連通ブロック714およびバルブ手段9の構成を示す要部断面図である。
図6〜図8に示されるように、押し付け手段7は、可動座41に固定されて第1方向D1に沿って延びるシリンダ710を備える。シリンダ710と第1金型保持部412Aとの間に第2金型保持部44が配置される。シリンダ710内にはピストンロッド712の一端が挿入される。その一端にはピストンが形成される。ピストンロッド712のピストン運動に基づきピストンロッド712の他端は第1金型保持部412Aに向かって第2金型保持部44を押し付ける。シリンダ710は第1端部710Aでピストンロッド712を受け入れる。第1端部710Aの反対側の第2端部710Bには連通ブロック714が取り付けられる。連通ブロック714は、中空に形成されてシリンダ710に連通する。押し付け手段7は、両端で第1端部710Aと連通ブロック714とにそれぞれ連通する連通パイプ718を備える。シリンダ710および連通ブロック714内には流体が充填される。
増圧手段8は、一端で押し付け手段7の連通ブロック714に連通する増圧パイプ81を備える。増圧パイプ81は増圧器82に接続される。増圧器82は、増圧パイプ81を介してシリンダ710および連通ブロック714内に充填される流体に圧力を与える。その結果、シリンダ710および連通ブロック714内の圧力は高められる。
バルブ手段9は、連通ブロック714の第1内部空間716と第2内部空間717との間で連通および遮断を制御する。第1内部空間716では、シリンダ710に連通する開口と、増圧手段8に連通する開口とが区画される。第2内部空間717には、連通パイプに連通する開口が区画される。バルブ手段9はバルブ部91を備える。バルブ部91は、第1内部空間716と第2内部空間717との間にバルブ口910を区画するバルブ座911と、変位に基づきバルブ口910の封鎖および開放を実現するバルブ体912とから構成される。バルブ部91のバルブ体912の位置制御にあたってバルブ体912には伝動バー92の一端が固定される。伝動バー92は、摺動自在に、かつ、気密に連通ブロック714に挿入される。伝動バー92の他端は連通ブロック714の外側に突き出る。この伝動バー92の他端には第2駆動源93が連結される。第2駆動源93は、連通ブロック714に対して伝動バー92を往復移動させる駆動力を発揮する。こうした伝動バー92の往復移動に応じてバルブ体912の移動は実現される。
連通ブロック714の上端には第2内部空間717に連通する流体容器719が取り付けられる。流体容器719の容量は、連通ブロック714の内部空間の容量より大きく設定される。また、本発明において押し付け手段7および増圧手段8に充填される流体には油圧オイルが使用されることが好ましい。
次に本発明に係る成形装置の動作を説明する。第1金型42および第2金型43で区画されるキャビティ内に成形材料を注入して成形する場面を想定する。成形材料には樹脂材料が含まれる。まず、第1駆動源62が起動される。第1駆動源62は第1金型保持部412Aに第2金型保持部44を接近させる。こうして第2金型43は第1金型42に接触する。第1金型42に第2金型43が接触すると、第1駆動源62は停止する。続いて、キャビティ内に成形材料が注入されるとともに、押し付け手段7、増圧手段8およびバルブ手段9が作動する。ピストンロッド712は第1金型42の第1金型保持部412Aに向かって第2金型43の第2金型保持部44を押し付ける。その結果、第1金型42および第2金型43の接触状態は確実に保たれる。第1金型42および第2金型43の間で隙間の発生は回避される。
すなわち、バルブ手段9が作動すると、第1内部空間716および第2内部空間717の間に区画されるバルブ口910が封鎖される。その後、成形材料の成形の完了まで、増圧器82が作動する。増圧器82の働きで、ピストンロッド712のピストン端およびバルブ口910の間に規定される空間の体積が維持される。その結果、第1金型42および第2金型43に相互に離間させようとする成形材料の圧力にも拘わらず、シリンダ710内にピストンロッド712の押し戻しは回避される。
以上のような成形装置では、増圧手段8の働きで押し付け手段7内に供給される圧力は、キャビティ内に注入されて第1金型42および第2金型43を相互に離間させようとする成形材料の圧力に抗することができる。その結果、第1金型42および第2金型43の接触は確実に保たれることができる。
その一方で、第1金型42および第2金型43の接近および離間を制御する駆動手段6および同期伝動手段5は増圧手段8の負荷を分担することができることから、増圧手段8および押し付け手段7の寿命を延ばすことができる。
本発明の成形装置は、2つの金型で区画されるキャビティ内に注入される成形材料に圧力を与えて成形材料を硬化成形する各種の成形装置に用いられることができる。
従来の成形装置における金型の駆動機構を概略的に説明する側面図である。 本発明の一実施形態に係る成形装置の全体の構成を概略的に示す斜視図である 本発明に係る成形装置のベース、モールドホルダー手段および同期伝動手段の配置関係並びに構成を概略的に示す部分透視斜視図である。 第1金型に第2金型を向き合わせて第1金型に第2金型を接触させた状態を概略的に示す側面図である。 第1金型から第2金型を離間させた状態を概略的に示す側面図である。 押し付け手段および増圧手段の構成を概略的に示す要部断面図である。 押し付け手段の構成を概略的に示す部分断面図である。 押し付け手段の連通ブロックおよびバルブ手段の構成を概略的に示す要部断面図である。
符号の説明
3 ベース、31 ギア設置部、4 モールドホルダー手段、41 可動座、411 可動座本体、412 第1固定アーム、413 第2固定アーム、412A 第1金型保持部、414 レール、415 連結アーム、42 第1金型、43 第2金型、44 第2金型保持部、5 同期伝動手段、51 ギア、52 第1ラック、53 第2ラック、6 駆動手段、61 ねじ棒、62 第1駆動源、7 押し付け手段、710 シリンダ、710A 第1端部、710B 第2端部、712 ピストンロッド、714 連通ブロック、716 第1内部空間、717 第2内部空間、718 連通パイプ、719 流体容器、8 増圧手段、81 増圧パイプ、82 増圧器、9 バルブ手段、910 バルブ口、91 バルブ部、911 バルブ座、912 バルブ体、92 伝動バー、93 第2駆動源。

Claims (5)

  1. ベースと、
    第1金型を保持可能な第1金型保持部を有する可動座と、前記可動座に取り付けられて、前記第1金型とともにキャビティを区画する第2金型を所定の第1方向上で前記第1金型に向き合わせる第2金型保持部とを有するモールドホルダー手段と、
    前記可動座に取り付けられて前記第2金型保持部に連結され、前記第1方向に沿って延びつつ回転に基づき前記第1方向に沿って前記第2金型保持部を往復移動させるねじ棒と、前記ねじ棒を時計回りおよび反時計回りに回転駆動する第1駆動源とを有し、前記ねじ棒および前記第1駆動源により、前記第1金型保持部に対して前記第1方向に沿って前記第2金型保持部を往復移動させて、前記第1金型に前記第2金型を接触位置で接触させたり、接触位置から前記第1金型から前記第2金型を離間させたりする駆動手段と、
    前記可動座および前記第2金型保持部の間に配置されて、前記第2金型保持部の移動に応じて前記第2金型保持部の移動方向と反対向きに前記可動座を往復移動させる同期伝動手段と、
    前記第1方向に沿って延びつつ前記可動座に固定されて、前記第1金型保持部との間に前記第2金型保持部を挟み込むシリンダと、一端で前記シリンダ内に受け入れられてピストンを構成し、ピストン運動によって他端で前記第1金型保持部に向かって前記第2金型保持部を押し付けるピストンロッドと、中空に形成されて、前記ピストンロッドを受け入れる前記シリンダの第1端部の反対側の第2端部に取り付けられて前記シリンダに連通する連通ブロックと、その両端で前記第1端部と前記連通ブロックとにそれぞれ連通する連通パイプと、前記シリンダおよび前記連通ブロック内に充填される流体とを有する押し付け手段と、
    前記押し付け手段の前記連通ブロックに連通し、前記流体に圧力を作用させて前記シリンダおよび前記連通ブロック内の圧力を高める増圧器を有する増圧手段と、
    前記連通ブロックの前記シリンダに連通する開口および前記増圧手段に連通する開口を有する第1内部空間と、前記連通ブロックの前記連通パイプに連通する開口を有する第2内部空間との間で連通および遮断を切り換えるバルブ手段とを備えることを特徴とする成形装置。
  2. 請求項1に記載の成形装置において、
    前記バルブ手段は、
    前記連通ブロックの前記第1内部空間および前記第2内部空間の間に区画されるバルブ部と、
    前記連通ブロック内に摺動自在に、かつ、気密に挿入されて一端で前記バルブ部に接続され、他端で前記連通ブロックの外側に突き出る伝動バーと、
    前記伝動バーの他端に接続されて前記連通ブロックに対して前記伝動バーを往復移動させる第2駆動源とから構成されることを特徴とする成形装置。
  3. 請求項2に記載の成形装置において、
    前記バルブ手段のバルブ部は、
    前記連通ブロックの前記第1内部空間および前記第2内部空間の間でバルブ口を区画するバルブ座と、
    前記伝動バーの往復移動に基づき前記バルブ口の封鎖および開放を切り換えるバルブ体とを有することを特徴とする成形装置。
  4. 請求項1に記載の成形装置において、
    前記可動座には、前記第2金型保持部の往復移動を案内するレールが形成され、
    前記同期伝動手段は、前記ベースに回転自在に取り付けられるギアと、前記可動座に固定されて前記ギアに噛み合う第1ラックと、前記第2金型保持部に固定されて前記ギアに噛み合う第2ラックとを有し、前記第2金型保持部の動きに応じて前記第2ラックは前記ギアを回転させ、前記ギアの回転に応じて前記第1ラックは前記第2金型保持部の移動方向と反対向きに前記可動座を移動させ、
    前記ねじ棒は、前記第2金型保持部の底部に連結されることを特徴とする成形装置。
  5. 請求項4に記載の成形装置において、
    前記可動座は、
    前記第1方向に延びる可動座本体と、
    前記可動座本体の前記第1方向上の一端縁から上下方向に延び、その上端で前記第1金型保持部を区画する第1固定アームと、
    前記可動座本体の前記第1方向上の他端縁から上下方向に延び、その上端で前記シリンダを支持する第2固定アームと、
    前記第1固定アームの下端部および前記第2固定アームの下端部同士を相互に連結する連結アームとから構成されることを特徴とする成形装置。
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CN113732274A (zh) * 2021-09-08 2021-12-03 惠州市靖睿自动化机械有限公司 一种五金铸件脱模装置及其脱模工艺

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