JP2009125848A - スポット溶接用電極切削用バイト - Google Patents

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Abstract

【課題】チップの切刃に切削油を確実に供給する。
【解決手段】
チップホルダー1の先端部1bに、その内部に形成された切削油供給路を通じて供給される切削油を、切刃2aの両側後方の上部位置から切刃2a及びすくい面2bの一半部と他半部とに向け各別に噴射する第1のノズル6及び第2のノズル9を突設し、逃がし凹部1gの下部を残して、更に逃がし凹部1gを内側に凹欠させて、切削油供給空間1h及び段差部1iを形成し、段差部1iの上面に、切削油を切刃2aの下方から切削油供給空間1hを通って切刃2aの全縁及び逃げ面2cの全面に向け噴射する第3の切削油噴射口1jを、複数個・凹弧上に形成する。
【選択図】図11

Description

本発明は、バイトの切刃に切削油を供給することができるスポット溶接用電極切削用バイトに関する。
従来、切削加工に用いられるバイト50は、図14のような構成をしている。図14において、51はチップホルダー、52はチップ、53はクランプ部材である。チップ52の先端には、外縁が凹陥した切刃52aが形成されている。チップホルダー51の先端部の上面には、チップ座51aが凹陥形成されている。チップ52は、チップ座51aに載置されて、クランプ部材53によりチップホルダー51側に押さえ付けられて、チップホルダー51のチップ座51aに着脱自在に取り付けられている。なお、図14に示されるバイト50は、スポット溶接用電極80の先端形状を形成するためのものであり、スポット溶接用電極80の素材を、チップ52の切刃52aに当接させて、図14に示される方向に回転させて切削するようにしている。
なお、図14に示されるように、チップホルダー51の先端部は、チップ52の逃げ面52bに沿うように、上下に凹欠した逃がし凹部51bが凹欠形成されている。この逃がし凹部51aは、スポット溶接用電極80を切削する際に、スポット溶接電極80素材が、チップホルダー51の先端部に当接することを防止するために形成したものである。
このようなバイト50を使用して切削加工を行う際には、摩擦抑制と冷却のため、又精度や面荒さを向上させるため、チップ52の切刃52aに切削油を供給することにしている。従来では、銅パイプ等で、チップ52の切刃52aや被切削物に切削油を供給していた。しかしながら、この方法では、切り屑に切削油がかかることが多く、切刃52aには少量の切削油しか供給するができなかった。このため、チップ52の寿命が短く、高価なチップ52の交換を頻繁に行わなければならず、コストを増大させていた。また、交換作業により、スポット溶接用電極の切削を一時中断する必要があり、生産性が悪化するという問題があった。また、切削油が飛散して作業環境を悪化させ、また金属片を含む大量の廃油が排出されるという問題があった。
そこで、特許文献1や特許文献2に示されるような油穴付きバイト60が提案されている。この油穴付きバイト60は、図15に示されるように、チップ52の切刃52aに供給口61aを向けた油供給ノズル61をチップホルダー51に設けたものであり、油供給ノズル61の供給口61aから霧状の切削油が切削部に供給されるように構成したものである。しかし、この方法であっても、図15に示されるように、油供給ノズル61の供給口61aから供給された、切削油が、スポット溶接用電極80の切り屑80aで遮られて、チップ52の切刃52aに切削油が十分に供給されないという問題があった。
そこで、特許文献3に示されるようなバイトホルダーが提案されている。このバイトホルダーは、バイトの下方から圧縮空気を供給する第3のノズル(特に特許文献3の図18を参照)を設け、この第3のノズルから供給される圧縮空気で、切り屑を吹き飛ばすように構成されたものである。しかしながら、スポット溶接用電極80を切削する場合には、単にバイトの下方にノズルを設け、圧縮空気の代わりに切削油を供給することにしても、チップの切刃に、切削油が確実に供給されないという問題があった。
特開平11−291101号公報 特開平11−320221号公報 特開平5−96444号公報
本発明は、上記問題を解決し、チップの切刃に切削油を確実に供給することを目的としてなされたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明は上面であるすくい面と側面である逃げ面から構成され、外縁が凹陥した切刃を有する板状のチップと、前記チップが載置されるチップ座が先端部上面に凹陥形成され、前記チップの逃げ面に沿うように上下に凹欠した逃がし凹部が凹欠形成されたチップホルダーとから構成され、前記チップの切刃でスポット溶接用電極の先端形状を切削形成するスポット溶接用電極切削用バイトにおいて、
前記チップホルダーの先端部に、その内部に形成された切削油供給路を通じて供給される切削油を、前記切刃の両側後方の上部位置から前記切刃及びすくい面の一半部と他半部とに向け各別に噴射する第1のノズル及び第2のノズルを突設し、
前記逃がし凹部の下部を残して、更に前記逃がし凹部を内側に凹欠させて、切削油供給空間及び段差部を形成し、
前記段差部の上面に、チップホルダー内部に形成された切削油供給路を通じて供給される切削油を、前記切刃の下方から前記切削油供給空間を通って前記切刃の全縁及び前記逃げ面の全面に向け噴射する第3の切削油噴射口を、複数個・凹弧上に形成したことを特徴とする。
なお、本発明の好ましい実施の形態の一例として、上面であるすくい面と側面である逃げ面から構成された切刃を有し、この切刃の外縁が凹陥した板状のチップと、前記チップが載置されるチップ座が先端部上面に凹陥形成され、前記チップの逃げ面に沿うように上下に凹欠した逃がし凹部が凹欠形成されたチップホルダーと、前記チップの上面を押圧して前記チップをチップ座に着脱自在に固定保持する、前記チップホルダーの先端部に取り付けられたクランプ部材とから構成され、前記チップの切刃でスポット溶接用電極の先端形状を切削形成するスポット溶接用電極切削用バイトにおいて、
前記切刃の刃縁の上側方から前記刃縁に開口し、前記チップの刃縁及びすくい面に切削油を供給する第1の切削油噴射口が形成された第1の切削油供給ノズルを、前記チップ座側方の前記チップホルダー先端部上面に突設し、
前記第1の切削油噴射口の開口方向と異なる方向の、前記刃縁の上側方から前記刃縁に開口し、前記チップの刃縁及びすくい面に切削油を供給する第2の切削油噴射口が形成された第2の切削油供給ノズルを、前記チップ座側方の前記チップホルダー先端部上面に突設し、
前記逃がし凹部の下部を残して、更に前記逃がし凹部を内側に凹欠させて、切削油供給空間及び段差部を形成し、
前記段差部の上面に、前記刃縁の下方から前記刃縁に開口し、前記チップの刃縁及び逃げ面に切削油を供給する第3の切削油噴射口を、複数個・略凹弧上に形成し、
前記チップホルダーの外表面に開口し、切削油が外部より供給される切削油供給口を前記チップホルダーに形成し、前記切削油供給口と、前記第1の切削油噴射口、前記第2の切削油噴射口、及び前記第3の切削油噴射口と連通する切削油供給路を、前記チップホルダーの内部に形成することが好ましい。
また、切削油供給空間を形成する側面を、下方から上方に向かって徐々に外側に迫り出し、その上縁が、チップの逃げ面の下縁と略同一位置にあるように構成することが好ましい。
また、トップホルダーの先端部上面から、切削油供給路に連通する連通孔を複数形成し、これら連通孔に第1のノズル及び第2のノズルを装着して、切削油の噴射方向を特定することが好ましい。
また、第1のノズル及び第2のノズルの少なくとも一方のノズルの途中に締付部を設け、この締付部とチップホルダーの先端部上面との間にパッキンを挟装し、前記締付部を回転させることにより切削油の噴射方向を調整可能とすることが好ましい。
チップホルダーの先端部に、第1のノズルと第2のノズルを突設したので、チップの切刃の両側後方の上部位置から、前記切刃及びすくい面の一半部と他半部とに向け、各別に切削油を噴射することにより、チップの切削刃の刃縁やすくい面の必要な範囲に、切削油を十分に供給することできるようになった。
また、逃がし凹部の下部を残して、更に前記逃がし凹部を内側に凹欠させて、切削油供給空間及び段差部を形成するとともに、前記段差部の上面に、前記刃縁の下方から前記刃縁に開口し、前記チップの刃縁及び逃げ面に切削油を供給する第3の切削油噴射口を、形成したので、切削時に切り屑で遮断されることなく、チップの切削刃の刃縁や、逃げ面に、切削油を供給することが可能となった。また、チップホルダーの段差部の上面に、複数の第3の切削油噴射口を、凹弧上に形成したので、チップの切刃の全縁や逃げ面の全面に切削油を噴射することにより、チップの切削刃の刃縁や逃げ面の必要な範囲に、切削油を十分に供給することできるようになった。このため、チップの寿命を飛躍的に延ばすことが可能となった。
なお、切削油供給空間を形成する側面を、上方に向かって徐々に外側に迫り出し、その上縁が、チップの逃げ面の下縁と略同一位置にあるように構成すると、第3の切削油噴射口から噴射する切削油を通過させつつ、チップの下面をチップ座で確実(広い面積で)に当接させることが可能となり、切削時にビビリが発生することを防止することが可能となる。
また、トップホルダーの先端部上面から、切削油供給路に連通する連通孔を複数形成し、これら連通孔に第1のノズル及び第2のノズルを装着して、切削油の噴射方向を特定すると、チップの切刃の両側後方の上部位置から、前記切刃及びすくい面の一半部に向け、確実に、切削油を噴射することが可能となる。
また、第1のノズル及び第2のノズルの少なくとも一方のノズルの途中に締付部を設け、この締付部とチップホルダーの先端部上面との間にパッキンを挟装すると、前記パッキンが押縮されることにより、前記締付部を回転させることが可能となり、噴射される切削油の噴射方向を、微調整することが可能となる。
(本発明のスポット溶接用電極切削用バイトの構成)
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1はチップホルダーの上面図、図2は図1の側面図、図3は図1の正面図である。図4は本発明のスポット溶接用電極切削用バイトの上面図、図5は図4の側面図、図6は図4の裏側面図である。図7は図4のA−A断面である。図において、1はチップホルダー、2はチップ、3はクランプ部材、4は締付ボルトである。
チップ2は、板形状をしている。チップ2の上面であるすくい面2bとチップ2の側面である逃げ面2cとから、切刃2aが構成されている。チップ2において、少なくとも切刃2aは、超硬合金(例えば炭化タングステンを結合材であるコバルトで焼結させたもの)や、被覆超硬合金、ダイヤモンド、窒化珪素等のセラミックス、サーメット等の切削工具用硬質材料で構成されている。
図4の実施形態では、切刃2aの外縁は、凹弧状に凹陥した形状をしていて、スポット溶接用電極20(ドーム形)の先端形状に合致した形状になっている。チップ2の上面の切刃2aの周囲は、すくい面2bとなっている。チップ2の切刃2aの下側の面は、逃げ面2cとなっている。
本実施形態では、互いに対向するように2つの切刃2aが形成されていて、一方の切刃2aが消耗した際に、チップ2を180°回転させて、他方の切刃2aを使用することができるようになっている。
チップホルダー1は、略棒形状をしている。チップホルダー1は、炭素鋼等の鉄系材料等で構成されている。チップホルダー1の基部1aは、断面形状が四角形状となっている。チップホルダー1の基部1aが、図示しない刃物台に握持されて、刃物台に固定されるようになっている。
チップホルダー1の先端部1bの上面には、チップ座1cが凹陥形成されている。チップ座1cは、上方から見ると略四角形状をしていて、各辺がチップホルダー1の長手方向に対して傾斜している。チップ座1cの側面にチップ2の側面を当接させて、チップ2をチップ座1cに載置している。図1に示されるように、チップホルダー1の先端部1bは、チップ2を下側から保持するために、外側に突出して突出部1dが形成されている。
図7に示されるように、チップ座1cの上面は、外側が高くなるように、水平方向に対して傾斜している。
チップホルダー1の先端部1b上面のチップ座1cの側方には、締付穴1eが螺刻されている。締付穴1eは、図5や図6に示されるように、鉛直方向よりもやや傾斜していて、上側がチップ座1cから遠ざかるようになっている。チップホルダー1の先端部1bの締付穴1eの側方には、位置決め穴1fが凹陥形成されている。
クランプ部材3は、駒形状をしている。クランプ部材3は、炭素鋼等で構成されている。クランプ部材3の基部には、締付穴3aが貫通形成されている。クランプ部材3の基端には、下方に延びる位置決め用凸部3bが突設されている。クランプ部材3の先端は、垂れ下がっていて、当接部3cとなっている。
締付ボルト4は、クランプ部材3の締付穴3aに挿通されて、チップホルダー1の締付穴1eに螺入され、クランプ部材3をチップホルダー1の先端部1bに取り付けている。クランプ部材3がチップホルダー1の先端部1bに取り付けられた状態では、クランプ部材3の位置決め用凸部3bは、図7に示されるように、チップホルダー1の位置決め穴1fと係合し、クランプ部材3が回転することを阻止し、クランプ部材3の位置決めをしている。
クランプ部材3をチップホルダー1に取り付け、締付ボルト4を完全に締め付けると、クランプ部材3の当接部3cが、チップ座1cに載置されたチップ2の上面を押圧し、チップ2がチップ座1cに固定保持されるようになっている。このような構成により、チップ2が、チップ座1cに着脱自在に固定保持されるようになっている。
前述したように、チップ座1cの上面は、外側が高くなるように、水平方向に対して傾斜しているので、チップ座1cにチップ2が固定保持された状態で、チップ2のすくい面2bは、外側に向かって高くなるように傾斜している。
前述したように、締付穴1eの上側がチップ座1cから遠ざかるように、締付穴1eを傾斜させ、クランプ部材3先端の当接部3cが垂れ下げて形成することにより、クランプ部材3の下面が、チップホルダー1の先端部1bの上面と干渉することを防止し、チップ2の上面が、確実にクランプ部材3部材の当接部3cで押圧されるようにしている。
図1に示されるように、チップホルダー1の先端部1bには、チップ2の逃げ面2cに沿うように、上下に凹欠した逃がし凹部1gが凹欠形成されている。本実施形態では、図1に示されるように、チップホルダー1を上から見た場合に、逃がし凹部1gの外縁は、内側に凹陥した凹弧形状をしている。なお、逃がし凹部1gの形状は、凹弧形状に限定されず、V字形状やU字形状等の内側に凹陥した形状であっても差し支えない。
本発明では、逃がし凹部1gの下部を残して、更に前記逃がし凹部1gを内側に凹欠させて、切削油供給空間1h及び段差部1iを形成している。
図7に示されるように、切削油供給空間1hを形成する側面は、下方から上方に向かって徐々に外側に迫り出している。また、切削油供給空間1gの側面は、図1に示されるように、上から見た場合に、内側に凹陥した凹弧形状をしている。なお、切削油供給空間1gの形状は、凹弧形状に限定されず、V字形状やU字形状等の内側に凹陥した形状であっても差し支えない。図7に示されるように、切削油供給空間の1gの側面の上縁を、チップ2の逃げ面2cの下縁に沿うように、略同一位置にあるように構成している。このように構成することにより、チップ2の下面を、チップ座1cで確実に(広い面積で)当接させて、切削時にビビリが発生することを防止することにしている。
図7に示されるように、チップ2の切刃2a先端は、切削油供給空間1gの側面の上縁から外側に延出している。
なお、本実施形態では、エンドミルを、鉛直方向から傾かせて、逃がし凹部1gの上方から下方に推進させ、もしくは、逃がし凹部1gの側方から内側に推進させて、切削油供給空間1hを凹欠形成することにしている。
段差部1iの上面は、図1に示されるように略三日月形状をしている。また、段差部1iの上面は、外側が低くなるように、水平方向に対して傾斜している。
図7に示されるように、段差部1iには、段差部1iの上面から、この上面に対して垂直方向に、複数の切削油供給孔1kが穿設されている。つまり、切削油供給孔1kは、鉛直方向に対して、上側が外側を向くように傾斜していて、切削油供給空間1hの側面と殆ど同じ方向を向いている。なお、切削油供給孔1kは、ドリル加工により行う。
切削油供給孔1kの、段差部1iの上面の開口部分は、第3の切削油噴射口1jとなっている。第3の切削油供給孔1jは、チップ2の切刃2aの刃縁の下側から、当該刃縁に開口している。
本発明では、切削油供給孔1kが段差部1iに複数形成され、第3の切削油噴射口1jが、段差部1kの上面に複数形成されている。図1に示されるように、第3の切削油噴射口1jは、段差部1kの上面に略凹弧状に形成されている。本実施形態では、第3の切削油噴射口1jが、段差部1iの上面に、3個形成されているが、本発明では、第3の切削油噴射口1iは、3個に限定されず、2個以上であればよい。
図1に示されるように、チップホルダー1の先端部1bの外表面には、切削油供給口1mが形成されている。切削油供給口1mは、チップホルダー1の先端部1bの外表面をドリル加工を行い、開口部にネジ山を螺刻して形成している。
図1に示されるように、チップホルダー1の先端から、チップホルダー1の軸線方向に向かって、切削油供給路1nが形成されている。切削油供給路1nは、切削油供給口1mと直交して、連通している。切削油供給路1nは、ドリル加工で形成する。切削油供給路1nのチップホルダー1先端の外表面に開口している開口部1pは閉塞されている。切削油供給路1nの開口部1pの閉塞方法は、円柱状の閉塞部材1qを、前記開口部1pに埋入させて嵌めることや、閉塞部材1qを前記開口部1pに埋入して溶接することにより行う。
図2に示されるように、チップホルダー1の先端部1bの下面から、切削油供給路1nに連通する切削油供給路1rが形成されている。切削油供給路1rは、ドリル加工で形成する。切削油供給路1rの開口部は、円柱形状の閉塞部材1sにより閉塞されている。
図1や図2に示されるように、突出部1dの側面から、切削油供給路1rに連通する切削油供給路1tが形成されている。切削油供給路1tは、ドリル加工で形成する。切削油供給路1tの開口部は、円柱形状の閉塞部材1uにより閉塞されている。
切削油供給孔1kは、それぞれ、切削油供給路1tに連通している。このように構成することにより、第3の切削油噴射口1jと、切削油供給口1mとは連通している。
図2に示されるように、チップホルダー1の先端部1bには、当該先端部1bの上面から、切削油供給口1mに連通する連通孔1vが形成されている。連通孔1vは、図1に示されるように、チップ座1cの角部の側方に形成されている。言い換えると、連通孔1vは、チップホルダー1の最先端部に形成されている。連通孔1vは、ドリル加工により形成する。連通孔1vの開口部分には、ネジ山が螺刻されている。
図8に第1のノズル6の説明図を示す。第1のノズル6は、図8に示されるように略円柱形状をしたノズル部6aと、このノズル部6aの途中にナット状に形成された締付部6bとから構成されている。ノズル部6aの内部には、下端からノズル部6a先端の周面に開口する、切削油流通路6cが形成されている。ノズル部6a先端の周面の切削油流通路6cの開口部は、第1の切削油噴射口6dとなっている。
締付部6bの断面形状は、本実施形態では6角形状をしていて、スパナ等の工具で、第1のノズル6を回転させることができるようになっている。ノズル部6aの締付部6bの下側には、ネジ山が螺刻されネジ部6eとなっている。
図9に被覆部材7の説明図を示す。被覆部材7は、中心に貫通穴7aが形成された円盤形状の頂部7bと、この頂部7bの周縁から垂直に垂れ下がった周面部7cとから構成されている。貫通穴7aの内径は、第1のノズル6のネジ部6eの外径よりも大きくなっている。被覆部材7は、炭素鋼やステンレス鋼等をプレス成形することにより成型している。
図10にパッキン8の説明図を示す。パッキン8は、略円柱形状をしていて、中心に貫通穴8aが形成されている。パッキン8は、合成ゴム等で構成されている。パッキン8の外径は、被覆部材7の周面部7bの内径よりも小さくなっている。パッキン8の厚さは、被覆部材7の周面部7bの高さ寸法よりも大きくなっている。
パッキン8を被覆部材7で被覆して、第1のノズル6のネジ部6eを、被覆部材7の貫通穴7a及びパッキン8の貫通穴8aに挿通して、第1のノズル6のネジ部6eを、連通孔1vの開口部分に螺入して装着し、第1のノズル6をチップホルダー1の先端部1bに取り付けている。
第1のノズル6のネジ部6eを、連通孔1vの開口部分に螺入して装着した状態であっても、第1のノズルを更に回転させると、パッキン8が押縮され、更に、第1のノズル6を回転させることができ、第1のノズル6の第1の切削油噴射口6dを任意の位置に開口させることが可能となっている。図4に示されるように、第1の切削油噴射口6dを、チップ2の切刃2aの刃縁の上側方から、切刃2aの刃縁に開口させて、切削油の噴射方向を特定している。このように、締付部6bとチップホルダー1の先端部1b上面との間にパッキン8を挟装したので、締付部6bにスパナ等の工具を係合させて回転することにより、第1の切削油噴射口6dから噴射される切削油の噴射方向を、微調整することが可能となる。
被覆部材7は、第1のノズル6を回転させる際に、第1のノズル6の締付部6bの底部と、パッキン8とが直接接触することを防止し、パッキン8が損傷することを防止している。また、被覆部材7は、パッキン8に切り屑が当接することを防止している。本実施形態では、パッキン8を露出させないために、連通孔1vの開口部の周囲にパッキン収納部1wを凹陥形成し、パッキン8の下部をパッキン収納部1wに収納している。
チップホルダー1の先端部1bには、当該先端部1bの上面から、切削油供給口1mに連通する連通孔1xが形成されている。連通孔1xは、図1に示されるように、チップ座1cの側方でかつ締付穴1eの側方に形成されている。連通孔1xは、ドリル加工により形成する。
図2に示されるように、連通孔1xに略円柱形状の第2のノズル9を圧入して装着している。第2のノズル9の内部には、下端から第2のノズル9の先端の周面に開口する、切削油流通路9aが形成されている。第2のノズル9の先端の周面の切削油流通路9aの開口部は、第2の切削油噴射口9bとなっている。図4に示されるように、第2の切削油噴射口9bは、チップ2の切刃2aの刃縁の上側方から、切刃2aの刃縁に開口させている。第2の切削油噴射口9bを、第1の切削油噴射口6dの開口方向と異なる方向から、切刃2aの刃縁に開口させ、切削油の噴射方向を特定している。第2のノズル9は、第1のノズル6のように、締付部6bを有さないので、狭いスペースであっても取り付けることが可能となる。
なお、第2のノズル9にも第1のノズル6と同様に締付部を設け、この締付部とチップホルダー1の先端部1b上面との間にパッキン8を挟装して、第2の切削油噴射口9bのから噴射される切削油の噴射方向を、微調整することが可能としても差し支えなく、あるいは、第2のノズル9側のみに締付部を設け、この締付部とチップホルダー1の先端部1b上面との間にパッキン8を挟装する構成としても差し支えない。
(本発明の作用)
図11に本発明の要部の斜視図を示して、本発明の作用について説明をする。スポット溶接用電極20を切削形成する際には、オイルミストをチップホルダー1の切削油供給口1mに供給する。前記オイルミストは、切削油と高圧エアーを混合したものである。なお、切削油には、油性切削油と水溶性切削油の両方が含まれる。なお、オイルミストの代わりに、切削油をチップホルダー1の切削油供給口1mに供給することにしても差し支えない。
切削油供給口1mにオイルミストを供給すると、切削油供給口1mと、第1の切削油噴射口6dとは連通しているので、図4や図11に示されるように、第1の切削油噴射口6dから、オイルミストが噴射されて、チップ2の切刃2aの刃縁やすくい面2bの一半部に切削油が供給される。
また、切削油供給口1mにオイルミストを供給すると、切削油供給口1mと、第2の切削油噴射口9bとは連通しているので、図4や図11に示されるように、第2の切削油噴射口9bから、オイルミストが噴射されて、チップ2の切刃2aの刃縁やすくい面2bの他半部に切削油が供給される。
チップホルダー1の先端部1bの上面に、第1のノズル6と第2のノズル9を突設したので、チップ2の切刃2aの両側後方の上部位置から、前記切刃2a及びすくい面2bの一半部と他半部とに向け、各別に切削油を噴射することにより、チップ2の切削刃2aの刃縁やすくい面2bの必要な範囲に、切削油を十分に供給することできるようになった。
切削油供給口1mにオイルミストを供給すると、切削油供給口1mと、第3の切削油噴射口1jとは連通しているので、図7や図11に示されるように、第3の切削油噴射口1jから、オイルミストが噴射されて、チップ2の切刃2aの刃縁や逃げ面2cに切削油が供給される。
図7に示されるように、チップホルダー1の逃がし凹部1gに、潤滑油供給空間1hを凹欠形成したので、第3の切削油噴射口1jから噴射されるオイルミストが、潤滑油供給空間1hを通って、潤滑油をチップ2の切削刃2aの刃縁や、すくい面2bに供給することができるようになっている。
また、図7に示されるように、切削油供給孔1kは、鉛直方向に対して、上側が外側を向くように傾斜しているので、第3の切削油噴射口1jから噴射されるオイルミストを、チップ2の切削刃2aの刃縁や、逃げ面2cに供給することができるようになっている。
図11に示されるように、チップホルダー1の段差部1iの上面に、複数(本実施形態では3)の第3の切削油噴射口1jを、凹弧上に形成したので、チップ2の切刃2aの全縁や逃げ面2cの全面に切削油を噴射することにより、チップ2の切削刃2aの刃縁や逃げ面2cの必要な範囲に、切削油を十分に供給することできるようになっている。
オイルミストを、チップ2の切削刃2aの刃縁、すくい面2bや逃げ面2cに供給した状態で、図4に示されるように、スポット溶接用電極20の素材を回転させて、切削刃2aに押し付けると、当該素材が切削刃2aで切削されて、スポット溶接用電極20の先端形状が形成される。
表1に従来のスポット溶接用電極切削用バイトを使用してスポット溶接用電極20を切削した場合と、本発明のスポット溶接用電極切削用バイトを使用してスポット溶接用電極20を切削した場合の切削可能数を比較した表を示す。
Figure 2009125848
図12に表1に基づいた従来品と本発明品の比較のグラフを示す。表1や図12において、(3)銀銅合金とは、0.05〜0.6質量%のAg及び0.005〜0.1質量%のOを含み、残部がCu及び不可避的不純物から構成される銅合金である。(4)クロム・ジリコニウム銅Bは、(2)クロム・ジリコニウム銅Aに比べて、銅中に含まれるクロムや、ジリコニウムの含有率が多くなっていて、より硬度が高くなっている。
表1や図12に示されるように、本発明のスポット溶接用電極切削用バイト10を使用して、スポット溶接用電極20の先端形状を切削により形成することとすると、飛躍的にチップ2の寿命を延ばすことが可能となる。これは、従来ではオイルミストが切り屑で遮断されて、チップ2の切刃2aに十分に切削油が供給されなかったところ、本発明では、第3の切削油噴射口1jを形成して、切刃2a刃縁の下方から当該刃縁にオイルミストを噴射して、切削油を供給することにしたので、切り屑で遮断されることなく、十分に切削油を供給することが可能となったからである。
(ポイント形のスポット溶接用電極を切削するチップ)
図13にポイント形のスポット溶接用電極30を切削するスポット溶接用電極切削用バイト15の上面図を示す。ポイント形のスポット溶接用電極切削用チップ12は、図13に示されるように、ポイント形のスポット溶接用電極30の先端形状に合致した形状となっていて、切刃12aの刃縁が略V字形状になっている。
チップホルダー1の切削油供給空間1hは、内側に凹陥した凹弧形状をしていて、複数の第3の切削油噴射口1jを、段差部1iの上面に、凹弧上に形成したので、ドーム形のスポット溶接用電極20切削用のチップ2を、ポイント形スポット溶接用電極切削用チップ12に交換しても、ポイント形スポット溶接用電極切削用チップ12の、切削刃12a、すくい面12b、逃げ面に、十分切削油を供給することが可能となる。このため同一のチップホルダー1を使用することが可能となる。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うスポット溶接用電極切削用バイトもまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
チップホルダーの上面図である。 チップホルダーの側面図である。 チップホルダーの正面図である。 本発明の実施の形態を示すスポット溶接用電極切削用バイトの上面図である。 本発明の実施の形態を示すスポット溶接用電極切削用バイトの側面図である。 本発明の実施の形態を示すスポット溶接用電極切削用バイトの裏側面図である。 図4のA−A断面図である。 第1のノズルの説明図である。 被覆部材の説明図である。 パッキンの説明図である。 本発明の要部の斜視図である。 従来品と本発明品の比較のグラフを示す。 ポイント形のスポット溶接用電極を切削するスポット溶接用電極切削用バイトの上面図である。 従来のバイトの説明図である。 従来の切削時の説明図である。
符号の説明
1 チップホルダー
1a 基部
1b 先端部
1c チップ座
1d 突出部
1e 締付穴
1f 位置決め穴
1g 逃がし凹部
1h 切削油供給空間
1i 段差部
1j 第3の切削油噴射口
1k 切削油供給孔
1m 切削油供給口
1n 切削油供給路
1p 開口部
1q 閉塞部材
1r 切削油供給路
1s 閉塞部材
1t 切削油供給路
1u 閉塞部材
1v 連通孔
1w パッキン収納部
1x 連通孔
2 チップ
2a 切刃
2b すくい面
2c 逃げ面
3 クランプ部材
3a 締付穴
3b 位置決め用凸部
3c 当接部
4 締付ボルト
6 第1のノズル
6a ノズル部
6b 締付部
6c 切削油流通路
6d 第1の切削油噴射口
6e ネジ部
7 被覆部材
7a 貫通穴
7b 頂部
7c 周面部
8 パッキン
8a 貫通穴
9 第2のノズル
9a 切削油流通路
9b 第2の切削油噴射口
10 本発明のスポット溶接用電極切削用バイト
12 ポイント形スポット溶接用電極切削用チップ
12a 切刃
12b すくい面
15 ポイント形のスポット溶接用電極を切削するスポット溶接用電極切削用バイト
20 スポット溶接用電極(ドーム形)
30 ポイント形のスポット溶接用電極
50 従来のバイト
51 チップホルダー
51a チップ座
51b 逃がし凹部
52 チップ
52a 切刃
52b 逃げ面
53 クランプ部材
60 油穴付きバイト
61 油供給ノズル
61a 供給口
80 スポット溶接用電極
80a 切り屑

Claims (4)

  1. 上面であるすくい面と側面である逃げ面から構成され、外縁が凹陥した切刃を有する板状のチップと、前記チップが載置されるチップ座が先端部上面に凹陥形成され、前記チップの逃げ面に沿うように上下に凹欠した逃がし凹部が凹欠形成されたチップホルダーとから構成され、前記チップの切刃でスポット溶接用電極の先端形状を切削形成するスポット溶接用電極切削用バイトにおいて、
    前記チップホルダーの先端部に、その内部に形成された切削油供給路を通じて供給される切削油を、前記切刃の両側後方の上部位置から前記切刃及びすくい面の一半部と他半部とに向け各別に噴射する第1のノズル及び第2のノズルを突設し、
    前記逃がし凹部の下部を残して、更に前記逃がし凹部を内側に凹欠させて、切削油供給空間及び段差部を形成し、
    前記段差部の上面に、チップホルダー内部に形成された切削油供給路を通じて供給される切削油を、前記切刃の下方から前記切削油供給空間を通って前記切刃の全縁及び前記逃げ面の全面に向け噴射する第3の切削油噴射口を、複数個・凹弧上に形成したことを特徴とするスポット溶接用電極切削用バイト。
  2. 切削油供給空間を形成する側面は、下方から上方に向かって徐々に外側に迫り出し、その上縁が、チップの逃げ面の下縁と略同一位置にあるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のスポット溶接用電極切削用バイト。
  3. トップホルダーの先端部上面から、切削油供給路に連通する連通孔を複数形成し、これら連通孔に第1のノズル及び第2のノズルを装着して、切削油の噴射方向を特定したことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のスポット溶接用電極切削用バイト。
  4. 第1のノズル及び第2のノズルの少なくとも一方のノズルの途中に締付部を設け、この締付部とチップホルダーの先端部上面との間にパッキンを挟装し、前記締付部を回転させることにより切削油の噴射方向を調整可能としたことを特徴とする請求項3に記載のスポット溶接用電極切削用バイト。
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