JP2009125492A - 遊技機の制御基板ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】金属製ベース部材及び合成樹脂製ベース部材を筐体内に容易に固定することができるようにする。
【解決手段】金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60に、金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60をネジ41により筐体2内に共締め固定する前、合成樹脂製ベース部材60の裏面に、金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60のネジ挿入孔504、604が互いに一致した状態で、予め金属製ベース部材50を合成樹脂製ベース部材60に仮止め可能な仮止め構造部501、502、605c、605dを設ける。
【選択図】 図7

Description

本発明は、遊技を制御する制御基板を基板ケース内に収容した遊技機の制御基板ユニットに関する。
従来、スロットマシン、パチンコ機等の遊技機の制御基板ユニットにおいては、遊技を制御する制御基板を透明な基板ケース内に収容し、この基板ケースに設けた封止部を、締め方向しか回せないワンウェイネジ等で構成される封止部材をもって、予め筐体内に固定されたベース部材に結合することによって、基板ケースを、制御基板の不正改造ができないように封止すると共にベース部材に固定する。また、ベース部材は、筐体の裏側からの不正な攻撃に耐えられるように金属板により形成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−326198号公報
上述の特許文献1に記載されたような遊技機の制御基板ユニットにおいて、さらに不正行為をより確実に阻止し、かつ金属製ベース部材への基板ケースの取付を容易に行い得るようにするため、金属製ベース部材の前面に合成樹脂製のベース部材を固定して、基板ケースを合成樹脂製ベース部材を介して金属製ベース部材に固定することが考えられる。しかし、このようにすると、不正な行為を阻止して、基板ケースを合成樹脂製ベース部材に容易に固定できる反面、合成樹脂製ベース部材及び金属製ベース部材を予め筐体内に同時に固定する作業が面倒になるおそれがある。
本発明は、上述のような課題に鑑み、金属製ベース部材及び合成樹脂製ベース部材を筐体内に容易に固定することができるようにした遊技機の制御基板ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、遊技機器を収容した筐体内に、金属製ベース部材と共に締結部材により共締め固定される合成樹脂製ベース部材と、前記合成樹脂製ベース部材の前面に固定され、かつ遊技動作を制御する制御基板を収容した合成樹脂製の基板ケースとを備えた遊技機の制御基板ユニットにおいて、前記合成樹脂製ベース部材及び前記金属製ベース部材に、前記金属製ベース部材及び前記合成樹脂製ベース部材を前記締結部材により前記筐体内に共締め固定する前、前記合成樹脂製ベース部材の裏面に、前記合成樹脂製ベース部材及び前記金属製ベース部材の締結部材挿入孔が互いに一致した状態で、予め前記金属製ベース部材を前記合成樹脂製ベース部材に仮止め可能な仮止め構造部を設ける。この構成により、前記金属製ベース部材を前記合成樹脂製ベース部材に仮止めした状態で、前記金属製ベース部材及び前記合成樹脂製ベース部材を、前記締結部材により前記筐体内に同時に共締め固定することができる。
さらに、前記仮止め構造部は、前記金属製ベース部材に形成されたコ字型折曲片と、前記合成樹脂製ベース部材に設けられ、前記コ字型折曲片が係合可能な係合孔と、前記合成樹脂製ベース部材の裏面に突設される円柱状突部と、前記金属製ベース部材に設けられ、前記円柱状突部がきつく嵌合可能な係合孔とを含むものとする。これにより、前記金属製ベース部材のコ字型折曲片が前記合成樹脂製ベース部材の係合孔、また、前記合成樹脂製ベース部材の円柱状突部が、前記金属製ベース部材の係合孔にそれぞれ係合することによって、前記金属製ベース部材を前記合成樹脂製ベース部材に確実に仮止めすることができる。
本発明によれば、金属製ベース部材及び合成樹脂製ベース部材を筐体内に容易に固定することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用した遊技機(スロットマシン)の正面図、図2は、前扉を開けた状態の遊技機の正面図、図3は、図2におけるIII−III線縦断面図、図4は、制御基板ユニットの分解斜視図、図5は、制御基板ユニットの正面図、図6は、制御基板ユニットの斜視図、図7は、主制御基板を基板ケースに収容した状態の制御基板ユニットの分解斜視図、図8は、金属製ベース部材の取付要領を説明するための遊技制御基板ユニットの要部の概略横断面図である。なお、以下の説明では、図1において図面手前側を「前方または表面側」とし、図面奥側を「後方または裏面側」とし、左側を「左方」とし、右側を「右方」とする。
遊技機1としてのスロットマシンは、前面が開放した正面視矩形の筐体2と、筐体2の左側部に上下1対のヒンジ4により開閉可能に枢支された前扉3とを備える。
なお、本実施形態において、遊技機1を遊技媒体がメダル(コインを含む)とするスロットマシンとして説明するが、本発明は、これに特定されるものでなく、遊技機1を遊技媒体がパチンコ玉であるスロットマシンまたはパチンコ機としても良い。
図2、3に示すように、筐体2内は、上棚板5及び下棚板6により上、中、下部屋2A、2B、2Cに仕切られる。筐体2内の上部屋2Aには、図柄、数字等で構成される識別情報を外周面に付記した3個の回転リール71を有する回転リールユニット7が配置される。中部屋2Bには、遊技を統括的に制御する後述の主制御基板10を含む制御基板ユニット9と、主制御基板10の命令に基づいて後述の液晶表示装置15、スピーカ16、ランプ等を制御する副制御基板12と、主制御基板10の命令に基づいて回転リールユニット7を制御する回転リール制御基板13とが配置される。下部屋2Cには、メダルを貯留及び払出可能なホッパーユニット8と、外部電源を各種遊技機器へ供給する電源ユニット11が配置される。なお、回転リールユニット7、ホッパーユニット8、制御基板ユニット10及び副制御基板12等は、筐体2内に収容される遊技機器をなしている。
図1に示すように、前扉3の前面上部には、回転リール71の識別情報を3こまずつ透視可能な識別情報表示窓31が設けられ、同じく識別情報表示窓31の下方には、液晶表示装置15に表示される遊技情報及び演出情報を透視可能な演出情報表示窓32が設けられ、同じく演出情報表示窓32の下方には、遊技を行うときにメダルが投入されるメダル投入部14と、メダルの賭数を設定するベットスイッチボタン33と、全ての回転リール71を一斉に回転させるときに操作されるスタートスイッチレバー34と、各回転リール71の回転を個別に停止させるときに操作される3個のストップスイッチボタン35等が設けられる。ベットスイッチボタン33、スタートスイッチボタン34、ストップスイッチボタン35の各操作信号は、主制御基板10に入力され、主制御基板10は、各操作信号に基づいて各遊技機器を制御する。
図2、3に示すように、前扉3の裏面には、遊技に関する遊技情報及び演出情報を表示可能な液晶表示装置15、演出効果音を発生するスピーカ16、多数のランプ(図示略)、及びその他の機器が配置されている。
遊技は、遊技者がメダルをメダル投入部14に投入した後、ベットスイッチボタン33によりメダルの賭数を設定した後、スタートスイッチレバー34を操作して、全ての回転リール71を回転させることによって開始される。
回転リール71が回転して所定時間が経過した後、3個のストップスイッチボタン35を順次操作して、各回転リール71の回転を停止させ、停止した3個の回転リール71の識別情報の組み合わせにより、入賞の有無、及び賞の大小に応じたメダルの配当枚数が確定され、入賞した場合には、予め定めた入賞枚数分だけホッパーユニット8から前扉3の下部に設けたメダル受皿36にメダルが払い出される。
図4〜図7に示すように、制御基板ユニット9は、各種電子部品が実装された主制御基板10と、主制御基板10を収容する透明な合成樹脂製の基板ケース20と、筐体2内の後板2Dに固定される基板ベース40とを含む。
基板ベース40は、金属製ベース部材50と、金属製ベース部材50と共に締結部材をなす複数のネジ41により筐体2内の後板2Dに固定される合成樹脂製ベース部材60と、合成樹脂製ベース部材60の右端部に2本のネジ42により着脱可能に固定される合成樹脂製の封止固定部材65とを含む。
合成樹脂製ベース部材60は、正面視横長矩形をなし、右側に基板ケース20が取り付けられる基板ケース取付領域部601、また、左側に中継基板80が取り付けられる中継基板取付領域部602をそれぞれ有し、基板ケース取付領域部601の左端部には、基板ケース20の左端部に係合し得るように、前方へ突出する上下2個のL字状の係合片603が設けられ、また、同じく右部には、封止固定部材65を合成樹脂製ベース部材60に固定するためのネジ42が挿入される上下2個のネジ挿入孔604が穿設されている。さらには、合成樹脂製ベース部材60の左縁には、中継基板80の左端縁に係合し得るように、前方へ突出する舌片爪状の係合片605a、及び金属製ベース部材50を合成樹脂製ベース部材60の裏面に仮止めするための仮止め構造部の一部を形成する正面視矩形の係合孔605cが設けられ、右部上下縁には、基板ケース20の上下端に係合し得るように、前方へ突出する舌片爪状の係合片605bが設けられ、また、裏面には、左右方向へ所定量離間した仮止め構造部の一部を形成する第1、2円柱状突部605d、605eが後方へ向けて突設されている。
なお、主制御基板10を収容した基板ケース20を合成樹脂製ベース部材60の基板ケース取付領域部601に固定した状態においては、封止固定部材65を合成樹脂製ベース部材60に締結したネジ42の頭部が、基板ケース20により隠蔽されて、固定ベース部材65を合成樹脂製ベース部材60から分離することはできない。
金属製ベース部材50の左端部には、後側から合成樹脂製ベース部材60の係合孔605cに係合可能な仮止め構造部の一部を形成する平面視コ字型の折曲片501が設けられ、同じく合成樹脂製ベース部材60の第1、2円柱状突部605d、605eに対応する位置には、第1、2円柱状突部605d、605eにそれぞれ係合可能な仮止め構造部の一部を形成する円形の第1、2係合孔502、503が穿設され、同じく合成樹脂製ベース部材60に設けられた各ネジ挿入孔(ネジ41が挿入される孔)605fに対応する位置には、ネジ41が挿入可能な複数のネジ挿入孔504が穿設されている。
第2係合孔503よりもコ字型折曲片501に近接した位置に設けられる第1係合孔502は、第1円柱状突部605dがきつく嵌合するように、第1円柱状突部605dの直径とほぼ同一の大きさとするか、または、第1円柱状突部605dに対して僅かにずれた位置に設けられる。第2係合孔503は、第2円柱状突部605eが容易に嵌合するように、左右方向へ若干長孔形状をなしている。
金属製ベース部材50を合成樹脂製ベース部材60に仮止めするには、次のようにして行われる。先ず、金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60を筐体2内の後板2Dに締結する前、図8に2点鎖線で示すように、金属製ベース部材50を合成樹脂製ベース部材60の裏面に対して傾けた状態で、コ字型折曲片501を後側から係合孔605c内に係合する。そして、金属製ベース部材50を、コ字型折曲片501と合成樹脂製ベース部材60とが互いに当接する点を支点にして矢示方向へ回動させ、最初に第1円柱状突部605dを第1係合孔502内に嵌合させ、次いで、第2円柱状突部605eを第2係合孔503内に嵌合させる。これにより、第1円柱状突部605dが第1係合孔502内にきつく嵌合して、第1係合孔502の開口縁が第1円柱状突部605dの外周面に強く係合するため、金属製ベース部材50は、合成樹脂製ベース部材60と共に筐体2内の後板2dに固定する際、脱落することがないように、合成樹脂製ベース部材60に仮止めされる。金属製ベース部材50を合成樹脂製ベース部材60に仮止めした状態においては、金属製ベース部材50の各ネジ挿入孔504と合成樹脂製ベース部材60の各ネジ挿入孔605fが互いに合致する。これにより、ネジ41をもって、金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60を一緒に、筐体2内の後板2dに簡単に共締めすることができる。また、合成樹脂製ベース部材60の裏面側に金属製ベース部材50を配置したことにより、筐体2の後側からの不正な攻撃を確実に阻止することができ、また、基板ケース20を合成樹脂製ベース部材60に簡単に取り付けることができる。
封止固定部材65は、ネジ42により合成樹脂製ベース部材60の右端部に固定されると共に、その右端には、後述の封止部221、222の周辺を囲むように防護壁651が突設され、防護壁651の左側、すなわち防護壁651により囲われる内側には、締め方向しか回せないワンウェイネジにより構成される封止部材66の先端が係合可能な4個の封止孔652を上下方向に並設した封止固定部653が設けられている。さらには、封止固定部材65の下部には、基板ケース20と封止固定部材65とを封印するための封印シール67の下半分が貼着される前面が平坦な封印シール貼着部654が設けられている。
図4に示すように、基板ケース20は、主制御基板10の裏面側を覆う第1ケース部材21と、同じく表面側を覆う第2ケース部材22とを含む。第1ケース部材21の右端部には、封止部材66の先端が係合可能な上下2個の円筒状の固定部212が設けられ、また、同じく周縁には、前方へ突出する3個の爪部211が設けられている。
第2ケース部材22の右端部には、第1ケース部材21の固定部212の前面に重合し、かつ封止部材66が挿入可能な上下2個の円筒状の封止部221と、封止固定部材65の各封止孔652に重合し、かつ封止部材66が挿入可能な4個の円筒状の封止部222が設けられている。また、同じく前面には、主制御基板10に実装された設定変更スイッチ102、設定変更キーシリンダ103、打ち止め有無スイッチ104を露出させる開口部223、224、225と、これら開口部223、224、225を開閉可能な開閉蓋226が設けられている。なお、各封止部221、222は、工具等で切断可能な薄肉状の切断部を介して第2ケース部材22の右端部に連設されている。さらに、第2ケース部材22の前面には、第1ケース部材21の各爪部211が係合可能な係合孔227が穿設されている。
第2ケース部材22は、第1ケース部材21の各爪部211を各係合孔227に係合させると共に、封止部材66をもって、封止部221と固定部212とを互いに結合することによって、第1ケース部材21の前面に開放不能に固定される。
主制御基板10は、第1ケース部材21と第2ケース部材22との間に収容された状態で、第2ケース部材22の背面に複数のネジ23によって固定される。主制御基板10の前面には、遊技動作を統括的に制御する電子部品101、設定変更スイッチ102、設定変更キーシリンダ103、打ち止め有無スイッチ104、及び外部コネクタ(図示略)が接続される複数のコネクタ105が実装されている。
次に、制御基板ユニット10の取付け及び取外し要領について説明する。先ず、合成樹脂製ベース部材60の右端部に、ネジ42により封止固定部材65を固定すると共に、合成樹脂製ベース部材60の背面に、前述のように金属製ベース部材50を仮止めした状態で、ネジ41をもって、予め金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60を筐体2の後板2Dに共締め固定する。
続いて、主制御基板10を収容した基板ケース20の左端部を、予め筐体2内に固定された合成樹脂製ベース部材60の係合片603に係合させると共に、同じく上下縁を、上下の係合片605bに係合させた状態で、封止部材66を封止部222に挿入し、その先端を封止固定部材65の封止孔652に係合させて、封止部222を封止固定部材65の封止固定部653に固定する。これによって、基板ケース20は、合成樹脂製ベース部材60及び封止固定部材65の前面に固定される。基板ケース20を合成樹脂製ベース部材60及び封止固定部材65に固定した後、基板ケース20と基板ベース40とを封印するため、封印シール67を、封止固定部材65の封印シール貼着部654とこれに隣接する第2ケース部材22との境目にかかるように貼着する。
なお、基板ケース20を合成樹脂製ベース部材60及び封止固定部材65に固定する前、基板ケース20における第1ケース部材21と第2ケース部材22は、封止部221と固定部212とが封止部材66によって互いに固定されて封止されているため、封止部221を切断しない限り、基板ケース20を開放することは実質的に不可能である。
基板ケース20を合成樹脂製ベース部材60及び金属製ベース部材50を介して、筐体2の後板2Dに固定した状態においては、封止部材66をもって、封止部222が封止固定部材65の封止固定部653に固定されているため、封止された封止部222を切断しない限り、基板ケース20を、筐体2の後板2Dから取り外すことは実質的に不可能である。また、各封止部221、222の周辺は、封止固定部材65の防護壁651により包囲されているため、各封止部221、222を、不正具等を用いて変形させ、封止部材66を各封止部221、222から取り外すような不正行為を阻止することができる。
さらには、封止固定部材65を合成樹脂製ベース部材60に固定したネジ42の頭部が、基板ケース20により隠蔽されるため、封止固定部材65を合成樹脂製ベース部材60から分離させることは、基板ケース20を合成樹脂製ベース部材60から取り外さない限り、実質的に不可能である。これにより、不正行為等で、封止固定部材65が合成樹脂製ベース部材60から分離させられることを確実に阻止することができる。
筐体2に取り付けられた主制御基板10の検査を行なう場合には、封止部材66により封止された封止部222を、ニッパー等の工具で切断して第2ケース部材22から分離すると共に、基板ケース20に係合した係合片603、605bの係合を解除して、封印シール67を剥がすことによって、基板ケース20を基板ベース40から取り外すことができる。
基板ケース20を基板ベース40から取り外した後、封止部材66により封止された封止部221を切断することにより、基板ケース20を開封して主制御基板10を取り出すことができる。
また、主制御基板10を交換する等して、遊技機1の遊技内容を変更する場合には、上述と同様な作業手順で基板ケース20を基板ベース40から取り外し、主制御基板10を新しいものに交換する。また、基板ケース20も、封止部221、222が切断されて再利用することはできないため、新しいものに交換される。
この場合、従来においては、基板ケース20を基板ベース40から取り外しても、基板ベース40に切断された封止部222及び封止部材66が付着しているため、基板ベース40をそのまま再利用することはできないことから、基板ベース40全体を新しいものに交換する必要がある。しかし、本発明における実施形態においては、ネジ42を取り外すことによって、封止部222が付着された封止固定部材65を、筐体2に固定された合成樹脂製ベース部材60から分離できるため、封止固定部材65のみを新しいものに交換するだけで、筐体2に固定された金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60を、筐体2に取り付けたまま再利用することができる。また、封印シール67は、第2ケース部材22と封止固定部材65の封印シール貼着部654とに貼着されるため、合成樹脂製ベース部材60には、封印シール67を貼着した痕跡が残らず、合成樹脂製ベース部材60を、元の形態のまま再利用することができる。さらには、金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60を筐体2の後板2Dから取り外す必要がないため、金属製ベース部材50及び合成樹脂製ベース部材60を後板2Dに締結するためのネジ41が係合する後板2Dのねじ孔が馬鹿孔になることがないため、後板2Dのねじ孔を修復する必要はない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)合成樹脂製ベース部材60と封止固定部材65とを一体構造とする。
(ii)円柱状突部及びこの円柱状突部に係合可能な係合孔をそれぞれ1個にする。
(iii)封止部材66をワンウェイネジに代えて合成樹脂製の係合ピンとする。
本発明を適用した遊技機の正面図である。 前扉を開けた状態の遊技機の正面図である。 図2におけるIII−III線縦断面図である。 制御基板ユニットの分解斜視図である。 制御基板ユニットの正面図である。 制御基板ユニットの斜視図である。 制御基板を基板ケースに収容した状態の制御基板ユニットの分解斜視図である。 基板ケースを取り付ける前、金属製ベース部材の取付要領を説明するための図5のVIII−VIII線に相当する横断面図である。
符号の説明
1 遊技機(スロットマシン)
2 筐体
2A 上部屋
2B 中部屋
2C 下部屋
2D 後板
3 前扉
4 ヒンジ
5 上棚板
6 下棚板
7 回転リーユニット
8 ホッパーユニット
9 制御基板ユニット
10 主制御基板
11 電源ユニット
12 副制御基板
13 回転リール制御基板
14 メダル投入部
15 液晶表示装置
16 スピーカ
20 基板ケース
21 第1ケース部材
22 第2ケース部材
23 ネジ
31 識別情報表示窓
32 演出情報表示窓
33 ベットスイッチボタン
34 スタートスイッチレバー
35 ストップスイッチボタン
36 メダル受皿
40 基板ベース
41 ネジ(締結部材)
42 ネジ
50 金属製ベース部材
60 合成樹脂製ベース部材
65 封止固定部材
66 封止部材
67 封印シール
71 回転リール
80 中継基板
101 電子部品
102 設定変更スイッチ
103 設定変更キーシリンダ
104 打ち止め有無スイッチ
105 コネクタ
211 爪部
212 固定部
221 封止部
222 封止部
223、224、225 開口部
226 開閉蓋
227 係合孔
501 コ字型折曲片(仮止め構造部)
502 第1係合孔(仮止め構造部)
503 第2係合孔(仮止め構造部)
504 ネジ挿入孔
601 基板ケース取付領域部
602 中継基板取付領域部
603 係合片
604 ネジ挿入孔
605a、605b 係合片
605c 係合孔(仮止め構造部)
605d 第1円柱状突部(仮止め構造部)
605e 第2円柱状突部(仮止め構造部)
605f ネジ挿入孔
651 防護壁
652 封止孔
653 封止固定部
654 封印シール貼着部

Claims (2)

  1. 遊技機器を収容した筐体内に、金属製ベース部材と共に締結部材により共締め固定される合成樹脂製ベース部材と、前記合成樹脂製ベース部材の前面に固定され、かつ遊技動作を制御する制御基板を収容した合成樹脂製の基板ケースとを備えた遊技機の制御基板ユニットにおいて、
    前記合成樹脂製ベース部材及び前記金属製ベース部材に、前記金属製ベース部材及び前記合成樹脂製ベース部材を前記締結部材により前記筐体内に共締め固定する前、前記合成樹脂製ベース部材の裏面に、前記合成樹脂製ベース部材及び前記金属製ベース部材の締結部材挿入孔が互いに一致した状態で、予め前記金属製ベース部材を前記合成樹脂製ベース部材に仮止め可能な仮止め構造部を設けたことを特徴とする遊技機の制御基板ユニット。
  2. 前記仮止め構造部は、前記金属製ベース部材に形成されたコ字型折曲片と、前記合成樹脂製ベース部材に設けられ、前記コ字型折曲片が係合可能な係合孔と、前記合成樹脂製ベース部材の裏面に突設される円柱状突部と、前記金属製ベース部材に設けられ、前記円柱状突部がきつく嵌合可能な係合孔とを含むことを特徴とする請求項1記載の遊技機の制御基板ユニット。
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