JP2009124509A - 記録装置および記録装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルデータを再生することなく、このデジタルデータに基づく再生状態の良否を把握することができる記録装置を提供する。
【解決手段】本発明の携帯通信端末100は、デジタル放送波を受信し、デジタル放送波に基づくデジタルデータファイル71を記録するものである。記録されたデジタルデータに基づく再生状態の良否を示す検出データ72として、デジタル放送波に対する受信感度を検出する受信感度検出部211と、この検出データ72を、デジタルデータと対応付けて第2メモリ13に記録する受信感度記録部212とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の携帯通信端末100は、デジタル放送波を受信し、デジタル放送波に基づくデジタルデータファイル71を記録するものである。記録されたデジタルデータに基づく再生状態の良否を示す検出データ72として、デジタル放送波に対する受信感度を検出する受信感度検出部211と、この検出データ72を、デジタルデータと対応付けて第2メモリ13に記録する受信感度記録部212とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル放送波を受信し、該デジタル放送波に基づくデジタルデータを記録する記録装置および記録装置の制御方法に関するものである。
近年、デジタル放送波を受信できる受信部と、受信したデジタル放送波に基づく映像、音声、あるいはデータ放送を出力させる出力部と、該映像、音声またはデータ放送を記憶する記憶装置とを備えた、例えば携帯電話機等の携帯通信端末が開発されている。
上記携帯通信端末は、放送波を良好に受信できる場所では、映像、音声、あるいはデータ放送の出力状態は良好であり、またこれら映像、音声あるいはデータ放送を良好に再生できるように記憶することもできる。
しかしながら、上記携帯通信端末は、デジタル放送波を良好に受信できない環境下におかれ、映像、音声、あるいはデータ放送の再生結果が良好となるように記録することができない場合がある。すなわち、デジタル放送波を良好に受信できない環境下では、携帯通信端末は、例えば、映像の出力が停止したり、出力された映像においてブロックノイズが発生したりする。あるいは、音声の出力が停止したり、音声が不連続に出力したりする。また、文字情報等を提供するデータ放送では、データ放送コンテンツを出力できなかったり、出力までに時間を要したりする場合がある。
特に、携帯通信端末のように移動に伴い自装置を取り巻く環境が逐次変化する装置の場合、映像、音声、あるいはデータ放送の受信状態はその環境の変化に応じて変化することとなる。例えば、移動する車内に載置された場合、携帯通信端末における上記受信状態は、トンネルや建物などの外部要因の存在によって、刻一刻と変化する。また移動を伴わない、例えば駅のプラットフォームなどにおいても、携帯通信端末は、列車の通過等、外部要因の存在によって受信状態が刻一刻と変化する。
ところで上記携帯通信端末では、受信感度が所定の閾値を下回ると、デジタル放送波を受信できなくなる。しかしながら、デジタル放送波に基づくデジタルデータを記録している場合、デジタル放送波を良好に受信できない状態となっても、記録中止の操作が行われない限り、無駄に記録し続けることとなる。
そこで、特許文献1では、電波状態が悪いときに無駄に記録されたり、電力を消費されたりすることを防止するため、ストリーミングデータを記録する際、電界強度が一定時間以上低下すると、該データの記録を停止し、録画を中止する旨を告知する携帯無線端末が開示されている。
特開2006−86667号公報(2006年3月30日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、記録した、映像、音声あるいはデータ放送等のデジタルデータを再生することなく、このデジタルデータに基づく再生状態の良否を把握することができないという問題を生じる。
具体的には、上記従来の構成では、受信電波状況が悪化し映像データの記録を一時停止する場合、その直前に映像データをカットする旨を通知する情報をスーパーインポーズとして表示する構成である。このため、視聴中に映像データを記録する場合では、該映像データの受信電波状況が悪化し、その記録が一時停止されると、その停止されたことを知ることができる。しかしながら、視聴を伴わずに記録したデータを出力する場合、このデータを再生してみなければ、受信電波状況が悪化し該データの記録が一時停止されているか把握することができない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、デジタルデータを再生することなく、このデジタルデータの再生状態の良否を把握することができる記録装置、および記録装置の制御方法を実現することにある。
本発明に係る記録装置は、上記した課題を解決するために、デジタル放送波を受信し、該デジタル放送波に基づくデジタルデータを記録する記録装置であって、上記記録されたデジタルデータに基づく再生状態に影響を与える情報を示す再生影響情報を上記受信したデジタル放送波に基づき取得する取得手段と、上記取得手段によって取得された再生影響情報を、上記デジタルデータと対応付けて再生影響情報記憶装置に記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
上記した構成によれば、取得手段および記録手段を備えているため、記録したデジタルデータごとにその再生状態に影響を与える再生影響情報を示すことができる。このため、デジタルデータを再生することなく、このデジタルデータの再生状態の良否を把握することができるという効果を奏する。
本発明に係る記録装置は、上記した構成において、上記記録されたデジタルデータに関する上記再生影響情報の出力指示を受付け、該出力指示に応じて、上記再生影響情報記憶装置から再生影響情報を読み出し、出力する出力手段を備えるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、上記出力手段により、上記デジタルデータとその再生影響情報とを出力させことができるため、記録されたデジタルデータに基づく再生状態の良否を通知することができる。
本発明に係る記録装置は、上記した構成において、上記出力手段は、上記再生影響情報を、上記再生影響情報記憶装置において対応付けられているデジタルデータと関連付けて表示するように構成されていてもよい。
上記した構成によると、出力手段が、デジタルデータと再生影響情報とを対応づけて表示させることができるため、デジタルデータごとにそのデジタルデータに基づく再生状態の良否を視覚的に通知することができる。
本発明に係る記録装置は、上記した構成において、上記取得手段は、上記受信したデジタル放送波に対する受信感度を示す情報を、上記再生影響情報として取得するように構成されていてもよい。
上記した構成によると、取得手段が、受信したデジタル放送波に対する受信感度を示す値を取得することができるため、デジタル放送波の受信状態を知ることができる。ところで、正常にデジタル放送波を受信できたか否かを示すデジタル放送波の受信結果から、記録したデジタルデータの再生状態が良好であるか否か判断することができる。
このように、本発明に係る記録装置では、デジタル放送波の受信状態を提示することができるため、各デジタルデータに基づく再生状態の良否を示すことができる。
本発明に係る記録装置は、上記した構成において、上記取得手段は、上記デジタル放送波の復調状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得するように構成されていてもよい。
上記した構成によると、取得手段が、デジタル放送波の復調状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波を正常に復調できたか否か知ることができる。ところで、正常にデジタル放送波を復調できたか否かを示す復調結果から、記録したデジタルデータに基づく再生状態が良好となるか否か判断することができる。
このように、本発明に係る記録装置では、デジタル放送波の復調状態を提示することができるため、各デジタルデータに基づく再生状態の良否を示すことができる。
本発明に係る記録装置は、上記した構成において、上記受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータにはコード化された映像データが含まれており、上記取得手段は、上記コード化された映像データのデコード状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得するように構成されていてもよい。
上記した構成によると、取得手段が、上記コード化された映像データのデコード状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波に基づく映像データのデコード処理を正常に行うことができるか否か知ることができる。ところで、映像データのデコード処理を正常に行うことができるか否かを示す情報から、記録したデジタルデータに基づく再生状態、特には映像データに基づく再生状態が良好となるか否か判断することができる。
このように、本発明に係る記録装置では、映像データのデコード状態を提示することができるため、映像データを含む各デジタルデータに基づく再生状態の良否を示すことができる。
また、本発明に係る記録装置は、上記した構成において、上記受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータにはコード化された音声データが含まれており、上記取得手段は、上記コード化された音声データのデコード状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得するように構成されていてもよい。
上記した構成によると、取得手段が、上記コード化された音声データのデコード状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波に基づく音声データのデコード処理を正常に行うことができるか否か知ることができる。ところで、音声データのデコード処理を正常に行うことができるか否かを示す情報から、記録したデジタルデータに基づく再生状態、特には音声データに基づく再生状態が良好であるか否か判断することができる。
このように、本発明に係る記録装置では、音声データのデコード状態を提示することができるため、音声データを含む各デジタルデータに基づく再生状態の良否を示すことができる。
また、本発明に係る記録装置の制御方法は、上記した課題を解決するために、デジタル放送波を受信し、該デジタル放送波に基づくデジタルデータを記録する記録装置の制御方法であって、上記記録されたデジタルデータに基づく再生状態に影響を与える情報を示す再生影響情報を上記受信したデジタル放送波に基づき取得する第1ステップと、上記第1ステップにおいて取得された再生影響情報を、上記デジタルデータと対応付けて再生影響情報記憶装置に記録する第2ステップとを含むことを特徴とする。
上記した方法では、第1ステップおよび第2ステップを含むため、記録したデジタルデータごとにそのデジタルデータに基づく再生状態を示すことができる。このため、デジタルデータを再生することなく、このデジタルデータに基づく再生状態の良否を把握することができるという効果を奏する。
本発明に係る記録装置の制御方法は、上記した方法において、上記記録されたデジタルデータに関する上記再生影響情報の出力指示を受付け、該出力指示に応じて、上記再生影響情報記憶装置から再生影響情報を読み出し、出力する第3ステップを含んでもよい。
上記した方法では、上記第3ステップにより、上記デジタルデータとそのデジタルデータに基づく再生状態に影響を与える再生影響情報とを出力させことができるため、記録されたデジタルデータに基づく再生状態の良否を通知することができる。
本発明に係る記録装置の制御方法は、上記した方法において、上記第3ステップでは、上記再生影響情報を、上記再生影響情報記憶装置において対応付けられているデジタルデータと関連付けて表示してもよい。
上記した方法では、第3ステップにおいて、デジタルデータと再生影響情報とを対応づけて表示させることができるため、デジタルデータごとにその出力結果の良否を視覚的に通知することができる。
本発明に係る記録装置の制御方法は、上記した方法において、上記第1ステップでは、上記受信したデジタル放送波に対する受信感度を示す情報を、上記再生影響情報として取得してもよい。
上記した方法では、第1ステップにおいて、受信したデジタル放送波に対する受信感度を示す値を取得することができるため、デジタル放送波の受信状態を知ることができる。ところで、正常にデジタル放送波を受信できたか否かを示すデジタル放送波の受信結果から、記録したデジタルデータに基づく再生状態が良好であるか否か判断することができる。
このように、本発明に係る記録装置の制御方法では、デジタル放送波の受信結果の状態を提示することができるため、各デジタルデータに基づく再生状態の良否を示すことができる。
本発明に係る記録装置の制御方法は、上記した方法において、上記第1ステップでは、上記デジタル放送波の復調状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得してもよい。
上記した方法では、第1ステップにおいて、デジタル放送波の復調状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波を正常に復調できたか否か知ることができる。ところで、正常にデジタル放送波を復調できたか否かを示す復調結果から、記録したデジタルデータに基づく再生状態を判断することができる。
このように、本発明に係る記録装置の制御方法では、デジタル放送波の復調状態を提示することができるため、各デジタルデータに基づく再生状態の良否を示すことができる。
本発明に係る記録装置の制御方法は、上記した方法において、上記受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータにはコード化された映像データが含まれており、上記第1ステップでは、上記コード化された映像データのデコード状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得してもよい。
上記した方法では、第1ステップにおいて、上記コード化された映像データのデコード状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波に基づく映像データのデコード処理を正常に行うことができるか否か知ることができる。ところで、映像データのデコード処理を正常に行うことができるか否かを示す情報から、記録したデジタルデータの再生状態、特には映像データの再生状態が良好であるか否か判断することができる。
このように、本発明に係る記録装置の制御方法では、映像データのデコード状態を提示することができるため、映像データを含む各デジタルデータに基づく再生状態の良否を示すことができる。
本発明に係る記録装置の制御方法は、上記した方法において、上記受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータにはコード化された音声データが含まれており、上記第1ステップでは、上記コード化された音声データのデコード状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得してもよい。
上記した方法では、第1ステップにおいて、上記コード化された音声データのデコード状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波に基づく音声データのデコード処理を正常に行うことができるか否か知ることができる。ところで、音声データのデコード処理を正常に行うことができるか否かを示す情報から、記録したデジタルデータの再生状態、特には音声データの再生状態が良好であるか否か判断することができる。
このように、本発明に係る記録装置の制御方法では、音声データのデコード状態を提示することができるため、音声データを含む各デジタルデータの再生状態の良否を示すことができる。
本発明に係る記録装置は、以上のように、デジタル放送波を受信し、該デジタル放送波に基づくデジタルデータを記録する記録装置であって、上記記録されたデジタルデータに基づく再生状態に影響を与える情報を示す再生影響情報を上記受信したデジタル放送波に基づき取得する取得手段と、上記取得手段によって取得された再生影響情報を、上記デジタルデータと対応付けて再生影響情報記憶装置に記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
このため、デジタルデータを再生することなく、このデジタルデータの再生状態の良否を把握することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る記録装置の制御方法は、以上のように、デジタル放送波を受信し、該デジタル放送波に基づくデジタルデータを記録する記録装置の制御方法であって、上記記録されたデジタルデータに基づく再生状態に影響を与える情報を示す再生影響情報を上記受信したデジタル放送波に基づき取得する第1ステップと、上記第1ステップにおいて取得された再生影響情報を、上記デジタルデータと対応付けて再生影響情報記憶装置に記録する第2ステップとを含むことを特徴とする。
このため、デジタルデータを再生することなく、このデジタルデータに基づく再生状態の良否を把握することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図7に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施の形態に係る携帯通信端末100は、基地局を介して、他の携帯通信端末と通信を確立したり、通信ネットワークに接続し特定のWEBサイト等にアクセスしたりすることができるものである。また、上記携帯通信端末100は、ワンセグメント形式による地上デジタル放送の放送波を受信することもできる。
この携帯通信端末100は、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)等によって実現できる。
(携帯通信端末のハードウェア構成)
まず、本実施の形態に係る携帯通信端末100のハードウェア構成について図2を参照して説明する。図2は本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。
まず、本実施の形態に係る携帯通信端末100のハードウェア構成について図2を参照して説明する。図2は本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態に係る携帯通信端末100は、デジタル放送受信用アンテナ1、通信用アンテナ2、無線部3、信号処理部6、表示制御部7、スピーカ8、マイク9、表示部10、操作部11、第1メモリ12、第2メモリ13、主制御部14、および音声出力制御部15を備えてなる構成である。
ここで、第1メモリ12は、バッファ的な役割を果たすものであり、例えば、RAM(random access memory)等によって実現される。また、第2メモリ13は、恒久的にデータを蓄積する役割を果たすものであり、例えば、フラッシュメモリ等によって実現できる。なお、携帯通信端末100の記憶装置である第1メモリ12および第2メモリ13は、携帯通信端末100の仕様に応じて構成を適宜変更可能であり、例えば、一体として設けてもよい。
このように各部を備える携帯通信端末100は、以下に示すような、通話機能、デジタル放送再生機能、および記録機能などを実現することができる。
まず、携帯通信端末100では、無線部3が備える通信制御部5による送受信制御のもとに、通信用アンテナ2を介して基地局(不図示)との信号の送受信を行う。そして、信号処理部6が通信制御部5で送受信される信号に所定の信号処理を施し、音声出力制御部15に送信する。音声出力制御部15は、信号処理部6から受信した信号に基づき音声を生成しスピーカ8から出力させたり、マイク9から入力される音声を電気信号に変換し信号処理部6に送信したりする。
このように、携帯通信端末100は、基地局を介して相手側装置から送信されてくる音声をスピーカ8から出力したり、マイク9から入力される音声を、基地局を介して相手側装置に送信したりする、いわゆる通話機能を実現する。
また、携帯通信端末100では、無線部3が備えるデジタル放送受信部4による受信制御のもとに、デジタル放送受信用アンテナ1を介して、ワンセグ形式による地上デジタル放送の放送波を受信することもできる。デジタル放送受信部4は、地上デジタル放送の放送波を受信すると、これを復調する。そして、復調して得たデータを信号処理部6に出力する。信号処理部6では、多重化された各々の信号を出力信号群として再生し、映像信号またはデータ放送信号を表示制御部7に送信し、音声信号は音声出力制御部15に渡しマイク9を介して出力する。
表示制御部7は、信号処理部6から受信した映像信号またはデータ放送信号に基づく表示を表示部10において実行するよう制御するものである。なお、表示部10は、LCD(liquid crystal display)等によって実現することができる。
また、携帯通信端末100は、上記した映像信号、音声信号、またはデータ放送信号を再生させるだけではなく、第2メモリ13にデジタルデータファイル71として記憶することもできる(デジタル放送記録機能)。
なお、携帯通信端末100が有する機能は、上記した通話機能、デジタル放送再生機能、およびデジタル放送記録機能に限定されるものではない。例えば、撮像部を備え、該撮像部によって撮影を行うカメラ機能、電子メールやWebページなど、テキストデータ、画像データ、あるいはHTMLデータを送受信するメール機能など他の機能が備えられた構成であってもよい。
また、上記した無線部3、信号処理部6、表示制御部7、および音声出力制御部15は、主制御部14からの各種制御指示に応じて制御されている。
(デジタル放送再生機能に関する携帯通信端末の構成)
次に、携帯通信端末100が有する上記デジタル放送再生機能に関する、該携帯通信端末100のハードウェア構成について、上記した図2および図1を参照してより詳細に説明する。なお、この図1は、本発明の実施形態を示すものであり、デジタル放送再生機能に関する携帯通信端末100の要部構成を示すブロック図である。
次に、携帯通信端末100が有する上記デジタル放送再生機能に関する、該携帯通信端末100のハードウェア構成について、上記した図2および図1を参照してより詳細に説明する。なお、この図1は、本発明の実施形態を示すものであり、デジタル放送再生機能に関する携帯通信端末100の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、上記デジタル放送受信部4は、チューナ21および復調部22を備えてなる構成である。上記復調部22は、例えばOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変復調方式により変調された放送信号を、チューナ21を介して受信し復調するものである。復調部22は、復調した放送信号を信号処理部6に送信する。
上記信号処理部6は、信号分離部23、デジタル音声デコーダ部25、デジタル映像デコーダ部26を備えてなる構成である。
信号分離部23は、復調部22から入力された、デジタルデータである放送信号から必要な信号を分離し、映像データおよび音声データを含むデジタルデータファイル71を作成し、主制御部14に渡し、第2メモリ13に記憶させるものである。なお、上記映像データおよび音声データを2つ以上に分割したパケットデータとして受信した場合には、誤り訂正符号などの制御情報をこの信号分離部23により分離することで、携帯通信端末100では、これら映像データおよび音声データ等の必要なデータを、受信した放送信号から抽出することができる。
また受信したデジタル放送信号から得られる映像データおよび音声データは、エンコードされたデジタル信号であり、本実施の形態に係る携帯通信端末100では、このエンコードされた状態で、データ形式を変更することなくデジタルデータファイル71として上記第2メモリ13に記憶する。
本実施の形態に係る携帯通信端末100では、上述のようにデータ形式を変更することなくデジタルデータファイル71を記憶させる構成であるが、第2メモリ13におけるメモリ消費の観点、デジタルデータファイル71を読み出し再生する再生時の利便性等を考慮して、再エンコードして記憶する構成としてもよい。
また、上記第2メモリ13では、上述したデジタルデータファイル71以外に、検出データ72、および出力様態データ73がさらに記憶されている。
検出データ72は、チューナ21におけるデジタル放送波の受信感度を示すデータであり、主制御部14の制御指示に応じてチューナ21から取得される情報である。この検出データ72は、チューナ21から検出したデジタル放送波の受信感度を示す値に基づき生成される。なお、この検出データ72の生成処理についての詳細は後述する。
出力様態データ73は、上記検出データ72を表示部10に表示させる際に利用されるデータであり、検出データ72の、表示部10における表示形式を規定するものである。この出力様態データ73は、第2メモリ13において予め記憶されている。
主制御部14は、上述したように携帯通信端末100が有する各部の各種処理を制御するものであり、機能ブロックとして受信感度検出部211、受信感度記録部212、データ記録・読み取り部213、および記録状態出力部214を備えてなる構成である。これら、機能ブロックは例えば主制御部14がCPU等によって実現できる場合、該CPUが第2メモリ13に記憶された不図示のプログラムを第1メモリ12に読み出し実行することにより実現される。
受信感度検出部211は、操作部11から入力された指示に応じて、チューナ21における受信感度を示す値として、受信入力電力を検出するものである。受信感度検出部211は、検出している受信感度が所定の閾値以下となるように変化した場合、その変化時点での受信感度の値を受信感度記録部212に渡す。
受信感度記録部212は、記録されたデジタルデータファイル71と対応づけて、受信感度検出部211から受信した上記受信感度の値(検出データ72)を第2メモリ13に記憶するものである。
すなわち、上記受信感度検出部211は、デジタルデータファイル71の記録期間において、受信感度を示す値を時系列に検出している。そして、この検出した受信感度が所定の閾値以下となるように変化した場合、受信感度記録部212が、この変化した時点での受信感度を検出データ72として第2メモリ13に記録する。
データ記録・読み取り部213は、信号分離部23から受信したデジタルデータファイル71を第2メモリ13に記録したり、操作部11からの指示に応じて第2メモリ13から、記録されているデジタルデータファイル71を読み出したりするものである。データ記録・読み取り部213は、読み出すデジタルデータファイル71が音声データである場合、該デジタルデータファイル71をデジタル音声デコーダ部25に、映像データである場合、該デジタルデータファイル71をデジタル映像デコーダ部26に送信する。
記録状態出力部214は、操作部11からの指示に応じて第2メモリ13から検出データ72および出力様態データ73を読み出し、記録されているデジタルデータファイル71の記録状態、すなわちデジタルデータファイル71に基づく再生状態の良否を示すデータを作成するものである。記録状態出力部214は、作成した上記再生状態の良否を示すデータを、表示制御部7に送信するとともに、このデータの表示をこの表示制御部7に指示する。
(検出データ記録処理)
ここで、図3を参照して本実施の形態に係る携帯通信端末100における受信したデジタル放送の受信状態、すなわち記録されたデジタルデータファイル71に基づく再生状態を示す検出データ72の記録処理(検出データ記録処理)の詳細について説明する。図3は、本発明の実施形態を示すものであり、検出データ記録処理の処理フローを示すフローチャートである。
ここで、図3を参照して本実施の形態に係る携帯通信端末100における受信したデジタル放送の受信状態、すなわち記録されたデジタルデータファイル71に基づく再生状態を示す検出データ72の記録処理(検出データ記録処理)の詳細について説明する。図3は、本発明の実施形態を示すものであり、検出データ記録処理の処理フローを示すフローチャートである。
まず、操作部11が、デジタル放送の受信指示、および該デジタル放送の記録指示を受付ける。この際、受信するデジタル放送に関して検出データ記録処理の実行指示が指示されていない場合、つまり受信感度の状態監視を行う必要がない場合(S11において「NO」の場合)、データ記録・読み取り部213が信号分離部23から出力された映像データおよび音声データを受信する。そして、データ記録・読み取り部213がデジタルデータファイル71として第2メモリ13に記録する(S15)。これにより記録処理が実行される。
一方、操作部11において、検出データ記録処理の実行指示がなされている場合、つまり、受信感度の状態監視を行う必要がある場合(S11において「YES」の場合)、デジタル放送の記録処理と並行して、該記録処理により記録されるデジタルデータファイル71に関する受信感度の状態を受信感度検出部211が監視する(S12)。
すなわち、操作部11からデジタル放送の記録指示とともに検出データ記録処理の実行指示が入力されると、記録指示は、データ記録・読み取り部213に、一方、検出データ記録処理の実行指示は受信感度検出部211にそれぞれ入力される。
データ記録・読み取り部213は、操作部11からの記録指示に応じて、信号分離部23から出力された映像データおよび音声データを受信し、デジタルデータファイル71として第2メモリ13に記録する。
一方、受信感度検出部211は、操作部11からの検出データ記録処理指示に応じて、チューナ21における受信入力電力から受信感度の状態を監視する。ここで受信感度検出部211が、監視している受信感度の状態が所定の閾値以下に変化したと判断すると(S13において「YES」)、変化した時点の監視結果(受信感度を示す値)を受信感度記録部212に通知する。受信感度記録部212は、変化した時点での受信感度を示す値を検出データ72として第2メモリ13に記録する。すなわち、デジタルデータファイル71と検出データ72とがそれぞれ互いに対応づけられて第2メモリ13に記録される(S14)。
以上のようにして本実施の形態に係る携帯通信端末100では、検出データ72を、デジタルデータファイル71とともに対応づけて記録することができる。このため、記録したデジタルデータファイル71の受信状態、すなわちデジタルデータファイル71に基づく再生状態の良否を把握することができる。
(記録状態表示処理)
次に、図4を参照して本実施の形態に係る携帯通信端末100における、記録したデジタルデータファイル71の記録状態の表示を行う、記録状態表示処理について説明する。図4は、本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信端末100における記録状態表示処理の一例を示す図である。
次に、図4を参照して本実施の形態に係る携帯通信端末100における、記録したデジタルデータファイル71の記録状態の表示を行う、記録状態表示処理について説明する。図4は、本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信端末100における記録状態表示処理の一例を示す図である。
操作部11から、記録されたデジタルデータファイル71に関する、記録状態を表示するように指示を受付けると、記録状態出力部214が、所望されるデジタルデータファイル71の検出データ72と出力様態データ73とを第2メモリ13から読み出す。そして、記録状態出力部214は、図4に示すように第2メモリ13に記録されているデジタルデータファイル71の一覧情報と、該一覧情報から指定されたデジタルデータファイル71の記録状態を示すグラフと、指定されているデジタルデータファイル71のファイル名、録画日時、記録時間を示す情報とがそれぞれ対応づけられ表示される表示データ(録画状態表示データ)を作成する。
そして、この録画状態表示データを表示制御部7に送信し、表示部10で表示するように指示する。このようにして記録状態表示処理が実行される。
本実施の形態に係る携帯通信端末100における表示部10の表示画面にて表示される表示状態は、より具体的には、図4に示すように、デジタルデータファイル71を示すアイコン31ならびにデジタルデータファイル71の選択状態を示すポインタ32が表示される。そして、操作部11を操作することで、このアイコン31上をポインタ32が移動して所望のデジタルデータファイル71を特定することができる。
また、表示部10の表示画面下部には、ユーザによって選択された、デジタルデータファイル71の詳細情報として、ファイル名、記録開始日時、記録時間等が記録される。さらに、その詳細情報の下部にはデジタルデータファイル71の記録区間における、デジタル放送波の受信感度状態35を示すグラフが記録されている。そして、この受信感度が閾値以下か否かを示せるように、基準となる閾値と、上記受信感度状態35を示すグラフとを重ねて表示するように構成されている。
なお、図4に示す実施例では、ユーザにより選択されたデジタルデータファイル71は、2007年9月10日の21時00分から、2時間10分(130分)までの間に記録されたものである。受信感度状態35は、当該デジタルデータファイル71の記録区間で、受信感度状態35が刻一刻と変動したことを示している。つまり、記録開始から55分後(351)から90分(352)までの区間、受信感度状態が悪化した、すなわちデジタルデータファイル71の記録状態が不良であることを示している。
このように、デジタルデータファイル71の記録と並行して、デジタル放送波の受信感度状態35を記録し、記録したデジタルデータファイル71と関連づけて表示を行うことで、ユーザは、デジタルデータファイル71の再生に先立ちデジタルデータファイル71を再生した際の状態を把握することができる。
すなわち、本実施の形態に係る携帯通信端末100は、受信感度検出部211および受信感度記録部212を備えているため、取得した検出データ72によって、記録したデジタルデータファイル71ごとに、そのデジタルデータファイル71に基づく再生状態の良否を示すことができる。このため、デジタルデータファイル71を再生することなく、予めこのデジタルデータファイル71に基づく再生状態の良否を把握することができる。
上記では、デジタルデータファイル71の記録状態を、チューナ21から検出した受信感度状態35に基づき判定する構成であったが、デジタルデータファイル71の記録状態の良否を示す情報はこれに限定されるものではない。
例えば、図5に示すように、図1に示す受信感度検出部211および受信感度記録部212の代わりに復調状態検出部221および復調状態記録部222を備え、チューナ21から検出したデジタル放送波の受信感度状態35の代わりに、復調部22における放送データの復調状態で、デジタルデータファイル71の記録状態の良否を把握させる構成とすることができる。図5は、本発明の別の実施例を示すものであり、デジタル放送再生機能に関する携帯通信端末100の要部構成を示すブロック図である。また、図5において、図1に示す携帯通信端末100と同じ部材には同じ符号を付しその説明を省略する。
なお、上記復調部22における復調状態の良否は、復調部22より出力されるデジタルデータ(放送信号)のストリームデータパケットの出力が連続して行われているか、断続的に行われているかにより示すことができる。より具体的には、上記復調状態の良否は、このストリームデータパケットの連続出力値が閾値以下にあるか否かによって示される。
図5に示すように構成される場合、本実施の形態に係る携帯通信端末100は、復調状態検出部221が、デジタルデータファイルへの復調状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波を正常に復調できたか否か知ることができる。ところで、このデジタル放送波の復調結果から、記録されるデジタルデータファイル71に基づく再生状態が良好であるか否か判断することができる。このように、本実施の形態に係る携帯通信端末100では、デジタル放送波の復調状態を提示することができるため、各デジタルデータファイル71に基づく再生状態の良否を示すことができる。
あるいは、本実施の形態に係る携帯通信端末100は、デジタル映像デコーダ部26におけるデコード状態に基づき、デジタルデータファイル71の記録状態の良否を示す構成としてもよい。すなわち、図6に示すように、図1に示す受信感度検出部211および受信感度記録部212の代わりに映像デコード状態検出部231および映像デコード状態記録部232を備え、チューナ21から検出したデジタル放送波の受信感度の代わりにデジタル映像デコーダ部26における映像データのデコード状態で、デジタルデータファイル71の記録状態を把握させる構成とすることができる。図6は、本発明の別の実施例を示すものであり、デジタル放送再生機能に関する携帯通信端末100の要部構成を示すブロック図である。また、図6において、図1に示す携帯通信端末100と同じ部材には同じ符号を付しその説明を省略する。
なお、デジタル映像デコーダ部26における映像データのデコード状態の良否は、デコードに必要な映像データが不十分であり取得したデコード対象の一部のデータを破棄する頻度が所定の閾値以下であるか否かによって示すことができる。
このように、携帯通信端末100が図6に示すように構成される場合、デジタルデータファイル71の記録状態、特には、受信した放送データにおける映像データのデコード状態を、該映像データ(デジタルデータファイル71)の記録状態としてデジタルデータファイル71と対応づけて記録することができる。
以上のように図6に示す携帯通信端末100では、映像デコード状態検出部231が、上記コード化されたデジタルデータファイル(映像データ)71のデコード状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータファイル71のデコード処理を正常に行うことができるか否か知ることができる。
ところで、映像データのデコード処理を正常に行うことができるか否かを示す情報から、記録したデジタルデータに基づく再生状態、特には映像データに基づく再生状態が良好であるか否か判断することができる。
したがって、図6に示す携帯通信端末100では、デジタルデータファイル(映像データ)71のデコード状態を提示することができるため、映像データを含むデジタルデータファイル71に基づく再生状態の良否を示すことができる。
また、本実施の形態に係る携帯通信端末100は、デジタル音声デコーダ部25におけるデコード状態に基づき、デジタルデータファイル71の記録状態の良否を示す構成としてもよい。すなわち、図7に示すように、図1に示す受信感度検出部211および受信感度記録部212の代わりに音声デコード状態検出部241および音声デコード状態記録部242を備え、チューナ21から検出したデジタル放送波の受信感度の代わりにデジタル音声デコーダ部25における音声データのデコード状態で、デジタルデータファイル71の記録状態を把握させる構成とすることができる。図7は、本発明の別の実施例を示すものであり、デジタル放送再生機能に関する携帯通信端末100の要部構成を示すブロック図である。また、図7において、図1に示す携帯通信端末100と同じ部材には同じ符号を付しその説明を省略する。
なお、デジタル音声デコーダ部25における音声データのデコード状態の良否は、デコードに必要な映像データが不十分であり取得したデコード対象の一部のデータを破棄する頻度が、所定の閾値以下にあるか否かによって示すことができる。
このように、携帯通信端末100が図7に示すように構成される場合、デジタルデータファイル71の記録状態、特には、受信した放送データにおける音声データのデコード状態を、該音声データ(デジタルデータファイル71)の記録状態としてデジタルデータファイル71と対応づけて記録することができる。
すなわち、図7に示す携帯通信端末100は、音声デコード状態検出部241が、上記コード化されたデジタルデータファイル(音声データ)71のデコード状態を示す情報を取得することができるため、受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータファイル(音声データ)71のデコード処理を正常に行うことができるか否か知ることができる。ところで、音声データのデコード処理を正常に行うことができるか否かを示す情報から、記録したデジタルデータファイル71の再生状態、特には音声データに基づく再生状態が良好であるか否か判断することができる。
このように、図7に示す携帯通信端末100では、音声データのデコード状態を提示することができるため、音声データを含むデジタルデータファイル71に基づく再生状態の良否を示すことができる。
また、上記では映像データまたは音声データのデコード状態をデジタルデータファイル71の記録状態としてデジタルデータファイル71と対応付けて記録する構成であったがこれに限定されるものではない。
例えば、音声データのデコード状態と映像データのデコード状態との両方をデジタルデータがいる71の記録状態としてデジタルデータファイル71と対応づけて記録する構成であってもよい。
なお、図1または図5に示した構成を有する携帯通信端末100では、デジタルデータファイル71を第2メモリ13に記録している際に、受信した映像データおよび音声データ(放送データ)を表示部10およびスピーカ8から出力してもよいし、出力しなくてもよい。
同様に、図6または図7に示した構成を有する携帯通信端末100も、デジタルデータファイル71を第2メモリ13に記録している際に、受信した映像データおよび音声データ(放送データ)を表示部10およびスピーカ8から出力してもよいし、出力しなくてもよい。つまり、図6および図7に示した構成を有する携帯通信端末100では、デジタル映像デコーダ部26およびデジタル音声デコーダ部25それぞれによって復号化された映像データおよび音声データは、必ずしも表示制御部7および音声出力制御部15にそれぞれ送信され、表示部10およびスピーカ8から出力される必要はない。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本実施の形態に係る携帯通信端末1は、記録したデジタルデータファイルの出力状態を、該デジタルデータファイルと対応づけて記録することができる。このため、デジタル放送波等のように、受信環境に応じて受信結果が異なるソースからデジタルデータファイルを記録する装置全般に適用できる。
5 通信制御部
6 信号処理部
7 表示制御部
8 スピーカ
10 表示部
11 操作部
13 第2メモリ(再生影響情報記憶装置)
14 主制御部
15 音声出力制御部
21 チューナ
22 復調部
23 信号分離部
25 デジタル音声デコーダ部
26 デジタル映像デコーダ部
71 デジタルデータファイル(デジタルデータ)
72 検出データ(再生影響情報)
73 出力様態データ
100 携帯通信端末(記録装置)
211 受信感度検出部(取得手段)
212 受信感度記録部(記録手段)
214 記録状態出力部(出力手段)
221 復調状態検出部(取得手段)
222 復調状態記録部(記録手段)
231 映像デコード状態検出部(取得手段)
232 映像デコード状態記録部(記録手段)
241 音声デコード状態検出部(取得手段)
242 音声デコード状態記録部(記録手段)
6 信号処理部
7 表示制御部
8 スピーカ
10 表示部
11 操作部
13 第2メモリ(再生影響情報記憶装置)
14 主制御部
15 音声出力制御部
21 チューナ
22 復調部
23 信号分離部
25 デジタル音声デコーダ部
26 デジタル映像デコーダ部
71 デジタルデータファイル(デジタルデータ)
72 検出データ(再生影響情報)
73 出力様態データ
100 携帯通信端末(記録装置)
211 受信感度検出部(取得手段)
212 受信感度記録部(記録手段)
214 記録状態出力部(出力手段)
221 復調状態検出部(取得手段)
222 復調状態記録部(記録手段)
231 映像デコード状態検出部(取得手段)
232 映像デコード状態記録部(記録手段)
241 音声デコード状態検出部(取得手段)
242 音声デコード状態記録部(記録手段)
Claims (14)
- デジタル放送波を受信し、該デジタル放送波に基づくデジタルデータを記録する記録装置であって、
上記記録されたデジタルデータに基づく再生状態に影響を与える情報を示す再生影響情報を上記受信したデジタル放送波に基づき取得する取得手段と、
上記取得手段によって取得された再生影響情報を、上記デジタルデータと対応付けて再生影響情報記憶装置に記録する記録手段とを備えることを特徴とする記録装置。 - 上記記録されたデジタルデータに関する上記再生影響情報の出力指示を受付け、該出力指示に応じて、上記再生影響情報記憶装置から再生影響情報を読み出し、出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 上記出力手段は、上記再生影響情報を、上記再生影響情報記憶装置において対応付けられているデジタルデータと関連付けて表示することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 上記取得手段は、上記受信したデジタル放送波に対する受信感度を示す情報を、上記再生影響情報として取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録装置。
- 上記取得手段は、上記デジタル放送波の復調状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録装置。
- 上記受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータにはコード化された映像データが含まれており、
上記取得手段は、上記コード化された映像データのデコード状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録装置。 - 上記受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータにはコード化された音声データが含まれており、
上記取得手段は、上記コード化された音声データのデコード状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録装置。 - デジタル放送波を受信し、該デジタル放送波に基づくデジタルデータを記録する記録装置の制御方法であって、
上記記録されたデジタルデータに基づく再生状態に影響を与える情報を示す再生影響情報を上記受信したデジタル放送波に基づき取得する第1ステップと、
上記第1ステップにおいて取得された再生影響情報を、上記デジタルデータと対応付けて再生影響情報記憶装置に記録する第2ステップとを含むことを特徴とする記録装置の制御方法。 - 上記記録されたデジタルデータに関する上記再生影響情報の出力指示を受付け、該出力指示に応じて、上記再生影響情報記憶装置から再生影響情報を読み出し、出力する第3ステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の記録装置の制御方法。
- 上記第3ステップでは、上記再生影響情報を、上記再生影響情報記憶装置において対応付けられているデジタルデータと関連付けて表示することを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
- 上記第1ステップでは、上記受信したデジタル放送波に対する受信感度を示す情報を、上記再生影響情報として取得することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の記録装置の制御方法。
- 上記第1ステップでは、上記デジタル放送波の復調状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の記録装置の制御方法。
- 上記受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータにはコード化された映像データが含まれており、
上記第1ステップでは、上記コード化された映像データのデコード状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の記録装置の制御方法。 - 上記受信したデジタル放送波に基づくデジタルデータにはコード化された音声データが含まれており、
上記第1ステップでは、上記コード化された音声データのデコード状態を示す情報を、上記再生影響情報として取得することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の記録装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007297178A JP2009124509A (ja) | 2007-11-15 | 2007-11-15 | 記録装置および記録装置の制御方法 |
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---|---|
JP2009124509A true JP2009124509A (ja) | 2009-06-04 |
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ID=40816169
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JP (1) | JP2009124509A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007074572A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Pioneer Electronic Corp | 記録再生装置、再生装置、記録再生方法、再生方法、プログラムおよび記録媒体 |
-
2007
- 2007-11-15 JP JP2007297178A patent/JP2009124509A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JP2007074572A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Pioneer Electronic Corp | 記録再生装置、再生装置、記録再生方法、再生方法、プログラムおよび記録媒体 |
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