JP2007074572A - 記録再生装置、再生装置、記録再生方法、再生方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

記録再生装置、再生装置、記録再生方法、再生方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】記録した放送番組の再生状態が悪い場合に、再生機器に原因があるのか、記録された放送番組の受信状態に原因があるのかを判別可能にする。
【解決手段】記録再生装置100は、受信部101において受信した放送番組の受信状態を検出部102によって検出する。受信した放送番組と、検出された受信状態とを記録部104に記録する。再生時には、読み出し部105によって記録部104から放送番組と、対応する受信状態とを読み出し、報知部106では、受信状態を報知し、再生部107では、放送番組を再生する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、受信信号とともにこの受信信号の品質を記録する記録再生装置、再生装置、記録再生方法、再生方法、プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、前述の記録再生装置、再生装置、記録再生方法、再生方法、プログラムおよび記録媒体に限るものではない。
従来、放送受信時の受信状態を検出するものとして、デジタル放送の受信状態を検出し、画面フリーズ等が生じる前に受信状態が悪くなってきたときに、ユーザに対して装置の故障ではなく受信状態が悪いこと自体を知らせる記録再生装置がある(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2002−64759号公報
しかしながら、上記従来の記録再生装置は、放送を受信している際の受信状態を知らせるだけの構成であるため、たとえば、放送された番組を録画(録音を含む)し、後に再生する構成の場合、この再生時の再生状態が悪いときにユーザはその原因を判断することができなかった。すなわち、この悪い再生状態が、録画時の受信状態に起因するのか、あるいは再生時の機器の故障等の発生であるかを判断できない、という問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる記録再生装置は、放送波を介して放送番組を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記放送番組の受信状態を検出する検出手段と、前記受信手段によって受信された前記放送番組と、前記検出手段によって検出された前記放送番組の受信状態とを対応させて記録する記録手段と、前記記録手段によって記録された前記放送番組を再生する際に、当該記録手段に記録されている当該放送番組の受信状態を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる再生装置は、放送番組と、当該放送番組の受信状態とが対応して記録された記録手段から前記放送番組と、当該放送番組の受信状態もしくは品質値とを同時に読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によって読み出された前記放送番組の受信状態を報知する報知手段と、前記読み出し手段によって読み出された前記放送番組を再生する再生手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる記録再生方法は、放送波を介して放送番組を受信する受信工程と、前記受信工程によって受信された前記放送番組の受信状態を検出する検出工程と、前記受信工程によって受信された前記放送番組と、前記検出工程によって検出された前記放送番組の受信状態とを対応させて記録する記録工程と、前記記録工程によって記録された前記放送番組を再生する際に、当該記録手段に記録された当該放送番組の受信状態を報知する報知工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる再生方法は、放送番組と、当該放送番組の受信状態とが対応して記録された記録手段から前記放送番組と、当該放送番組の受信状態とを同時に読み出す読み出し工程と、前記読み出し工程によって読み出された前記放送番組の受信状態を報知する報知工程と、前記読み出し工程によって読み出された前記放送番組を再生する再生工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかるプログラムは、請求項7または8に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる記録媒体は、請求項9に記載のプログラムをコンピュータによる読み取り可能に記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる記録再生装置、再生装置、記録再生方法、再生方法、プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(記録再生装置の機能的構成)
はじめに、この発明の本実施の形態の記録再生装置の機能的構成について説明する。図1は、この発明の本実施の形態の記録再生装置の機能的構成を示すブロック図である。記録再生装置100は、受信部101と、検出部102と、判別部103と、記録部104と、読み出し部105と、報知部106と、再生部107とから構成される。
記録再生装置100において、受信部101は、放送波を介して放送番組を受信し、受信した放送番組を検出部102と、記録部104とへ出力する。このとき放送波のデータ形式はアナログ、デジタルを問わない。また、受信する放送番組は、ラジオの放送番組でもよいし、テレビの放送番組でもよい。
検出部102は、受信部101から入力された放送番組の受信状態の検出をおこなう。受信状態の検出とは、放送番組を構成する受信信号からBER(Bit Error Rate;ビット誤り率)、信号強度など所定の値を検出する。このときどの値を検出するかは自由に設定することができ、検出部102において検出された放送番組の受信状態は、判別部103と、記録部104とへ出力される。
判別部103は、検出部102から入力された放送番組の受信状態があらかじめ設定した複数段階の品質値のいずれに該当するかを判別する。ここで、複数段階の品質値の設定例を挙げると、受信状態に基づいて、A(記録可能)と、B(記録不可能)とに判別する方式や、記録可能と判別する際にさらに放送番組の記録品質を細かく分けて、A−1(記録品質に問題なし)、A−2(記録した場合、放送番組を再生した際に、多少ノイズが入る)、B−1(記録した場合、放送番組に正しく再生されない箇所がある)、B−2(受信状態が悪く、記録できない)など細かく判別する方式を用いてもよい。判別部103において判別された品質値は、記録部104へ出力される。
記録部104は、受信部101から入力された放送番組と、検出部102から入力された放送番組の受信状態と、判別部103から入力された放送番組の受信状態の品質値とが記録される。このとき、放送番組と、放送番組の受信状態および品質値とは対応して記録される。また、記録の際の対応関係を放送番組単位にするか、単位時間ごとにするか、もしくはクロック単位にするかは、ユーザが設定することができる。記録部104に記録された内容は、記録された放送番組を再生する際に読み出し部105によって読み出される。
読み出し部105は、記録した放送番組を再生する際に、記録部104に記録された放送番組を読み出し、読み出した放送番組の受信状態や品質値も同時に読み出す。読み出し部105によって読み出された放送番組は、再生部107へ出力され、放送番組の受信状態や品質値は、報知部106へ出力される。
報知部106は、読み出し部105から入力された放送番組の受信状態や品質値をユーザに対して報知する。報知の方法としては、放送番組の受信状態や品質値をそのまま表示してもよいし、対応した記号の表示でもよい。さらに、表示に限らず音声として出力してもよい。
なお、本実施の形態において報知部106の機能は、放送番組の受信状態や品質値のユーザへの報知にとどまっているが、他の実施の形態として、報知部106に、報知を受けたユーザからの入力を受け付けて記録再生装置100の処理に反映させるような構成でもよい。具体的には、報知された受信状態が悪い場合にユーザから再生を中止するまたは、記録を削除する旨の指示が入力されると、報知部106は、指示内容を記録部104や再生部107へ出力し、記録部104や再生部107は入力された指示内容を実行する。
さらに、本実施の形態では記録した放送番組を再生する際に報知部106によって放送番組の受信状態や品質値を報知しているが、検出部102または判別部103からの出力を報知部106に入力するように構成してもよい。このような構成にすることで、記録部104において放送番組を記録する前にユーザへ放送番組の受信状態またはその品質値を報知することができる。したがって、ユーザが受信状態または品質値に応じて記録するか否かを決定することができる。
再生部107は、読み出し部105から入力された放送番組を再生する。したがって、具体的な構成例は記録する放送番組に応じて異なる。たとえばラジオの放送番組のみを記録再生する場合は、スピーカなど音声再生機能を有した機器を備えればよいが、テレビの放送番組を記録する場合は、ディスプレイなどの画像再生機能を有した機器も備える必要がある。さらにデジタル放送波など、情報が多重化された放送番組を記録した場合は、ラジオの放送番組であっても表示を目的とした付加情報が含まれていることがある。したがって、記録した放送番組を正確に再生するためには、表示機能も含んだ機器を備えなければならないが、付加情報を表示させる必要がなければ音声再生機能のみでもよい。
なお、読み出し部105と、報知部106と、再生部107とは単独で再生装置108として機能する。再生装置108としての構成の場合、読み出し部105は、記録部104と同じように放送番組と、放送番組の受信状態とが対応して記録された記録機器に接続して、記録再生装置100における放送番組の再生と同様の機能を実現する。たとえば、移動体に記録再生装置100を搭載し、放送波を介して放送番組を受信し、記録した後、記録再生装置100から記録部104のみを取り外し、再生装置108へ接続することで、好きな場所で記録した放送番組を再生することができる。
(記録再生装置の処理内容)
つぎに、記録再生装置の処理内容について説明する。ここでは記録再生装置100が、放送波を介して受信した放送番組を記録し、記録された放送番組を再生するまでを一連の処理として説明する。図2は、この発明の本実施の形態の記録再生装置の処理内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、受信部101において放送波を介して放送番組を受信する(ステップS201)。続いて、検出部102において、受信した放送番組の受信状態を検出し(ステップS202)、判別部103において、検出された受信状態を用いて放送番組の受信状態の品質値を判別する(ステップS203)。
その後、記録部104において、放送番組と放送番組の受信状態および品質値とを対応させて記録する(ステップS204)。以上までが、受信した放送番組を記録部104へ記録するまでの処理である。続いて、記録した放送番組の再生にかかる処理の説明に移る。
まず、読み出し部105において、記録部104に記録された放送番組と放送番組の受信状態および品質値とを読み出す(ステップS205)。最後に、報知部106において、読み出し部105が読み出した放送番組の受信状態もしくは品質値を報知する(ステップS206)とともに、再生部107において読み出した放送番組を再生し(ステップS207)、一連の処理を終了する。なお、放送番組の受信状態もしくは品質値の報知は、放送番組の再生と同時であってもよいし、再生をおこなうために放送番組を読み出した時点で、同時に読み出した受信状態もしくは品質値を再生前に報知することで、ユーザは、読み出した放送番組を再生するか否かを判断することができる。
以上説明したように、この発明にかかる本実施の形態によれば、放送波を介して受信した放送番組の記録と、放送番組の受信状態とを同時に記録することができる。したがって、記録した放送番組の再生画像や再生音声の状態が悪い場合に、報知された受信状態や品質値を参照することで、記録した放送番組に原因があるのか、ディスプレイやスピーカに原因があるのかを容易に判断することができる。
また、他の実施の形態として、記録部104において、検出部102から入力された放送番組の受信状態や、判別部103から入力された受信状態の品質値が所定の基準を満たしている期間にのみ受信部101から入力された放送番組を記録するような機能を備えてもよい。
同様に、再生部107においても、読み出し部105から、放送番組だけでなく放送番組の受信状態や品質値が同時に入力されるような構成にすることで、読み出し部105から、読み出した放送番組のうち、受信状態もしくは品質値が所定の基準を満たしている期間にのみを再生するような機能を備えてもよい。
以上説明したような他の実施の形態の場合、記録再生装置100によって放送番組を記録しても、再生の際に画像や音声の品質的に視聴に耐えない状態であれば、放送番組を記録しない。もしくは、記録された放送番組の画像や音声の品質的に視聴に耐えない状態であれば、放送番組を再生しない。したがって、ユーザが放送番組の受信状態から記録の有無を判断する、または、記録した放送番組を再生して生成の有無を判断するというような手間を省くことができる。
以下に、この発明の実施例について説明する。本実施例では、本発明にかかる記録再生装置をたとえば、車両などの移動体に搭載され、放送波を受信することで、ユーザに情報を提供するAV(Audio Visual)装置として適用した場合について説明する。
(AV装置のハードウェア構成)
はじめに、この発明の本実施例におけるAV装置のハードウェア構成について説明する。図3は、この発明の本実施例におけるAV装置のハードウェア構成を示すブロック図である。AV装置300は、アンテナ部301と、フロントエンド部302と、AD(Analog to Digital)部303と、FEC(Forward Error Correction)部304と、エンコーダ部305と、受信状態判別部306と、記録システムコントロール部307と、記録部308と、GUI(Graphical User Interface)部309とから構成される。
アンテナ部301は、放送波を介してAV装置300へ向けて配信された放送番組を受信し、受信した放送番組をフロントエンド部302へ出力する。AV装置300へ向けて配信される放送番組のデータ形式は、アナログ、デジタルを問わない。また、一部のアナログデータ形式の放送波や大半のデジタルデータ形式の放送波の場合は、音声情報や画像情報に加え、放送番組に関するテキストデータなど付加情報も含まれている。
フロントエンド部302は、受信した放送番組を記録再生するための前段階の処理をおこなう。本実施例では、フロントエンド部302は、アンテナ部301から入力された放送番組の信号に対して周波数変換を施し、出力を一定レベルに制御したのち、AD部303へ出力する。
AD部303は、フロントエンド部302から入力された放送番組の信号状態をアナログ信号からデジタル信号に変換しFEC部304と、受信状態判別部306とへ出力する。
FEC部304は、FECによって、AD部303から入力されたデジタル信号化された放送番組を構成する信号の誤り訂正をおこない、誤り訂正後の放送番組をエンコーダ部305へ出力する。FECは、データの廃棄や誤りを検出したときに、そのデータを再送することなく、転送すべきデータ(ここでは放送番組)に付加した冗長データを用いて、復元する通信方式である。また、FEC部304において受信信号の誤り訂正をおこなう際に受信信号のエラー率のカウントをおこない、カウント結果をBERとして受信状態判別部306へ出力する。
また、FEC部304に替わり、他の方法を用いて放送番組を構成する信号の復元と受信状態の検出を行ってもよい。放送波がアナログかデジタルかに応じて、たとえば、CNR(Carrier to Noise Ratio;搬送波対雑音比)、SNR(Signal to Noise Ratio;信号対雑音比)、電界強度、ノイズレベルなどから適宜選択した方法を用いてもよい。
エンコーダ部305は、FEC部304から入力された放送番組を不図示の出力部に合わせて符号化し、符号化された放送番組として出力部へ出力する。出力部は、AV装置300の構成に含まれている必要はなく、車両などの移動体に搭載されている場合は、同じ移動体に搭載されているナビゲーション装置などの出力部(ディスプレイ、スピーカ)に接続させればよい。
受信状態判別部306は、AD部303から入力された放送番組の信号レベルと、FEC部304から入力されたBERとに基づいて、信号レベル、BERなどを基準値と比較し放送番組の受信状態の品質を判別する。判別結果は、品質値として記録システムコントロール部307へ出力される。
記録システムコントロール部307には、エンコーダ部305から符号化された放送番組が入力され、受信状態判別部306から放送番組のエンコーダ部305から入力された放送番組と対応した品質値が入力され、放送番組と、放送番組に対応した品質値とを記録部308へ出力する。また、記録システムコントロール部307は、品質値をGUI部309へ出力し、GUI部309からも、報知した内容に応じてユーザがGUI部309に入力したAV装置300への制御指示が入力される。
記録部308は、記録システムコントロール部307から入力された、放送番組と、放送番組に対応した品質値とを記録する。また、記録システムコントロール部307からの指示に応じて、記録された放送番組と放送番組に対応した品質値の読み出し、または、削除をおこなう。
GUI部309は、記録システムコントロール部307から入力された放送番組に対応した品質値を表示することで、ユーザに報知する。GUI部309における受信状態の報知は、記録した放送番組の再生時に限られず、放送番組の受信と同時におこなうことができる。さらに、GUI部309は、報知内容に応じてユーザから放送番組の再生を停止する、または記録された放送番組を削除するなどのAV装置300への制御指示の入力も受け付ける。
(AV装置における記録再生処理の手順)
つぎに、上述した構成からなるAV装置300を用いて放送番組を記録再生するための具体的な処理手順を説明する。
図4は、放送番組の受信状態の判別の処理の手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいてまず、受信信号のデータ状態を判別するための初期設定をおこなう(ステップS401)。初期設定とは、受信した放送番組の受信状態を判別するための前処理を示す。具体的には、放送番組の受信状態を所定のサンプリング間隔ごとに検出し、あらかじめ設定したサンプリング数におけるBERを抽出する処理である。ここで、図5を用いてステップS401の詳細な処理を説明する。
図5は、初期設定の処理の手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいてまず、平均値のBERを検出した回数を数えるカウンタAと、放送番組の受信状態を検出するサンプリング回数を示すポインタpAとをリセットする(ステップS501)。
つぎに、ポインタpAにおける放送番組の受信状態を検出し(ステップS502)、BERは平均値以上か否かを判断する(ステップS503)。BERが平均値以上の場合は(ステップS503:Yes)、つまり受信状態が悪いと検出されると、カウンタAに1加算し(ステップS504)、つぎのサンプリング回数に移るためにポインタpAに1加算する(ステップS505)。ステップS503においてBERが平均値未満の場合は(ステップS503:No)、ステップS505の処理に移行し、ポインタpAに1加算する。
つぎに、ポインタpAは所定のサンプリング回数以下か否かを判断する(ステップS506)。ポインタpAが所定のサンプリング回数以下の場合は(ステップS506:Yes)、受信状態調査中を報知し(ステップS508)、ステップS503の処理に移行し、ポインタpAが所定のサンプリング回数に達するまで繰り返しおこない、ポインタpAが所定のサンプリング回数に達した場合は(ステップS506:No)、ポインタpAをリセットし(ステップS507)、初期設定の処理を終了する。
図4の説明に戻り、ステップS401において初期設定が終了すると、つぎにBERは平均値以上か否かを判断する(ステップS402)。BERが平均値以上である場合は(ステップS402:Yes)、カウンタAに1加算し(ステップS403)、続いて、ポインタpAに1加算する(ステップS404)。ステップS402においてBERが平均値未満の場合は(ステップS402:No)、ステップS403の処理をおこなわずに、ステップS404の処理に移行する。
ステップS404の処理が終わると、つぎにカウンタAの値は録音可能値か否かを判断する(ステップS405)。ここで、カウンタAの値が録音可能値である場合は(ステップS405:Yes)、録音可能を報知する(ステップS406)。カウンタAの値が録音可能値でない場合は(ステップS405:No)、受信状態が乱れていることを報知する(ステップS407)。
その後、ポインタpAは所定のサンプリング回数以下か否かを判断する(ステップS408)。ポインタpAが所定のサンプリング回数より大きい場合は(ステップS408:No)、続いて、ポインタpAとカウンタAをリセットし(ステップS409)、ステップS410の処理に移行する。
ステップS408において、ポインタpAが所定のサンプリング回数以下の場合は(ステップS408:Yes)、つぎに終了指示があったか否かを判断する(ステップS410)。終了指示がなかった場合は(ステップS410:No)、ステップS402の処理に戻りステップS410までの処理を繰り返す。ステップS410において終了指示があった場合は(ステップS410:Yes)、一連の処理を終了する。
以上説明したような処理によって受信状態の判断がおこなわれると続いて、放送番組を記録する際の処理について説明する。図6は、放送番組を記録する際の処理の手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいてまず、受信した放送番組の受信状態を判別するためのカウンタBをリセットする(ステップS601)。
つぎに、受信した放送番組のBERは平均値以上か否かを判断する(ステップS602)。BERが平均値以上の場合は(ステップS602:Yes)、カウンタBに1加算し(ステップS603)、ステップS604の処理に移行する。BERが平均値未満の場合は(ステップS602:No)、つぎに記録終了か否かを判断する(ステップS604)。
つぎに、ステップS604において、記録終了でない場合は(ステップS604:No)、ステップS602の処理に戻り、記録終了になるまでステップS602〜ステップS604の処理を繰り返し、ステップS604において記録終了となった場合は(ステップS604:Yes)、続いてカウンタBの値により記録状態を判別する(ステップS605)。この判別処理によって品質値を決定する。最後に、記録した放送番組の品質値を記録部308に記録し(ステップS606)、一連の処理を終了する。
以上のような処理によって記録した放送番組を再生する際には、記録部308から、記録した放送番組と、放送番組と対応した品質値とを読み出し、読み出した品質値を報知する。放送番組の再生は、品質値の報知の後もしくは、品質値の報知と同時におこなう。
以上説明したように、記録再生装置、再生装置、記録再生方法、再生方法、プログラムおよび記録媒体によれば、記録した放送番組の再生画像や再生音声の状態が悪い場合に、報知された受信状態や品質値を参照することで、記録した放送番組に原因があるのか、ディスプレイやスピーカに原因があるのかを容易に判断することができる。
また、本発明の他の実施例として、記録部308に受信した放送番組を記録する前に受信状態の判別結果をGUI部309に表示させ、記録の有無を判断させるような構成にしてもよい。このような構成を有することで、記録しても記録状態が悪いため再生に及ばないような放送番組の記録を防ぐことができる。
なお、本実施の形態で説明した記録再生方法および再生方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
この発明の本実施の形態の記録再生装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の本実施の形態の記録再生装置の処理内容を示すフローチャートである。 この発明の本実施例におけるAV装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 放送番組の受信状態の判別の処理の手順を示すフローチャートである。 初期設定の処理の手順を示すフローチャートである。 放送番組を記録する際の処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 記録再生装置
101 受信部
102 検出部
103 判別部
104 記録部
105 読み出し部
106 報知部
107 再生部
300 AV装置
301 アンテナ部
302 フロントエンド部
303 AD部
304 FEC部
305 エンコーダ部
306 受信状態判別部
307 記録システムコントロール部
308 記録部
309 GUI部

Claims (10)

  1. 放送波を介して放送番組を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記放送番組の受信状態を検出する検出手段と、
    前記受信手段によって受信された前記放送番組と、前記検出手段によって検出された前記放送番組の受信状態とを対応させて記録する記録手段と、
    前記記録手段によって記録された前記放送番組を再生する際に、当該記録手段に記録されている当該放送番組の受信状態を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記検出手段によって検出された前記放送番組の受信状態が、あらかじめ複数段階の品質値のうちのいずれかを判別する判別手段を備え、
    前記記録手段は、前記放送番組と、前記判別手段において判別された前記放送番組の受信状態の品質値とを対応させて記録し、
    前記報知手段は、前記放送番組を再生する際に、前記記録手段に記録されている当該放送番組の受信状態の品質値を報知することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記記録手段は、前記放送番組の受信状態が所定の基準を満たしている期間のみ、当該放送番組を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
  4. 前記記録手段に記録された前記放送番組と、当該放送番組の受信状態もしくは品質値とを同時に読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段によって読み出された前記放送番組を再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の記録再生装置。
  5. 前記再生手段は、前記放送番組の受信状態が所定の基準を満たしている期間のみ、当該放送番組を再生することを特徴とする請求項4に記載の記録再生装置。
  6. 放送番組と、当該放送番組の受信状態とが対応して記録された記録手段から前記放送番組と、当該放送番組の受信状態もしくは品質値とを同時に読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段によって読み出された前記放送番組の受信状態を報知する報知手段と、
    前記読み出し手段によって読み出された前記放送番組を再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  7. 放送波を介して放送番組を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された前記放送番組の受信状態を検出する検出工程と、
    前記受信工程によって受信された前記放送番組と、前記検出工程によって検出された前記放送番組の受信状態とを対応させて記録する記録工程と、
    前記記録工程によって記録された前記放送番組を再生する際に、当該記録手段に記録された当該放送番組の受信状態を報知する報知工程と、
    を含むことを特徴とする記録再生方法。
  8. 放送番組と、当該放送番組の受信状態とが対応して記録された記録手段から前記放送番組と、当該放送番組の受信状態とを同時に読み出す読み出し工程と、
    前記読み出し工程によって読み出された前記放送番組の受信状態を報知する報知工程と、
    前記読み出し工程によって読み出された前記放送番組を再生する再生工程と、
    を含むことを特徴とする再生方法。
  9. 請求項7または8に記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。

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