JP2009123363A - 有機エレクトロルミネセンス装置 - Google Patents

有機エレクトロルミネセンス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009123363A
JP2009123363A JP2007293058A JP2007293058A JP2009123363A JP 2009123363 A JP2009123363 A JP 2009123363A JP 2007293058 A JP2007293058 A JP 2007293058A JP 2007293058 A JP2007293058 A JP 2007293058A JP 2009123363 A JP2009123363 A JP 2009123363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic
correction
light emitting
light
elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007293058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4950850B2 (ja
Inventor
Makoto Takamura
誠 高村
Gosuke Sakamoto
豪介 坂元
Noriyuki Shimoji
規之 下地
Masaki Maeda
将規 前田
Takashi Osako
崇 大迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2007293058A priority Critical patent/JP4950850B2/ja
Publication of JP2009123363A publication Critical patent/JP2009123363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4950850B2 publication Critical patent/JP4950850B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】コストの増大を抑制し、且つ薄型化を阻害せずに有機EL素子の輝度を調整できる有機EL装置を提供する。
【解決手段】基板1と、基板1上に形成され、透明電極、有機EL層及び金属電極が積層された発光用有機EL素子11を含む発光ユニット10と、発光ユニット10に直列接続して基板1上に形成され、発光用有機EL素子11の駆動電圧を補正するように構成を変更可能な補正回路20とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機エレクトロルミネセンス素子の発光を利用した有機エレクトロルミネセンス装置に関する。
近年、有機物中に注入された電子と正孔の再結合を利用して発光する有機エレクトロルミネセンス(以下において、「有機EL」という。)素子が、照明や表示装置等に使用されてきている。例えば、有機EL素子を含む発光ユニットを直列又は並列にマトリクス状に配置した照明装置等が開発されている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−329748号公報
しかしながら、製造ばらつき等に起因して有機EL素子の輝度がばらつくため、表示装置や照明装置の配列された発光ユニットの輝度がばらつくという問題がある。有機EL素子の輝度と電流値は比例するため、有機EL素子を流れる電流値を制御することによって発光ユニットの輝度を調整し、配列した発光ユニットの輝度ばらつきを低減することが可能である。
しかし、有機EL素子を流れる電流値を制御する装置を追加することにより照明装置等の構成部品が増加し、コストの増大や装置の薄型化の障害になるという問題があった。
上記問題点を鑑み、本発明は、コストの増大を抑制し、且つ薄型化を阻害せずに有機EL素子の輝度を調整できる有機EL装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、(イ)基板と、(ロ)基板上に形成され、透明電極、有機EL層及び金属電極が積層された発光用有機EL素子を含む発光ユニットと、(ハ)発光ユニットに直列接続して基板上に形成され、発光用有機EL素子の駆動電圧を補正するように構成を変更可能な補正回路とを備える有機EL装置が提供される。
本発明によれば、コストの増大を抑制し、且つ薄型化を阻害せずに有機EL素子の輝度を調整できる有機EL装置を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の第1乃至第4の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す第1乃至第4の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る有機EL装置は、図1に示すように、基板1と、基板1上に形成され、透明電極、有機EL層及び金属電極が積層された発光用有機EL素子11を含む発光ユニット10と、発光ユニット10に直列接続して基板1上に形成され、発光用有機EL素子11の駆動電圧を補正するように構成を変更可能な補正回路20とを備える。
一般に、有機EL素子は、有機EL素子を流れる電流値と出力される光の輝度が比例するという特性を有する。図1に示した有機EL装置では、補正回路20の構成を変更することによって発光用有機EL素子11の駆動電圧が調整される。つまり、直流電源2の出力電圧は発光ユニット10にかかる電圧と補正回路20にかかる電圧とに分圧されるが、補正回路20の抵抗を変更して補正回路20にかかる電圧を変えることにより、発光ユニット10にかかる電圧が変更される。その結果、発光用有機EL素子11を流れる電流値が調整され、輝度が補正される。
以下に、図1に示した有機EL装置において発光用有機EL素子11の輝度を補正する方法を説明する。図1に示したように、補正回路20は、互いに並列接続された複数の補正用有機EL素子31〜3nを有する(n:2以上の整数)。後述するように、補正用有機EL素子31〜3nは、発光用有機EL素子11と同様の構造を有し、透明電極、有機EL層及び金属電極が積層された構造である。
補正用有機EL素子31〜3nの各アノード電極は、それぞれ切断点A31〜A3nを介して基板1の電源端子PAに接続される。補正用有機EL素子31〜3nの各カソード電極は、接続点PMを介して発光ユニット10の発光用有機EL素子11のアノード電極に接続する。有機EL素子11のカソード電極は、基板1の電源端子PKに接続される。電源端子PA及び電源端子PKで基板1に接続された直流電源2により、有機EL装置に一定の電圧が供給され、電流Iが流れる。
有機EL装置の製造後、発光ユニット10から出力される光の輝度を補正するには、補正回路20の切断点A31〜A3nのいずれかをレーザ等によって切断し、補正用有機EL素子31〜3nのいずれかを電流が流れないようにする。つまり、発光素子である補正用有機EL素子31〜3nを補正用抵抗として使用して、発光用有機EL素子11の駆動電圧を調整する。
例えば、切断点A31を切断した場合、補正用有機EL素子31に電流が流れずに補正用有機EL素子32〜3nに電流が流れる。このため、補正回路20の抵抗が増大し、発光ユニット10に印加される電圧が低下する。その結果、発光用有機EL素子11が出力する光の輝度を下げることができる。輝度の低下量は、切断する切断点A31〜A3nの個数により調節できる。つまり、切断する切断点A31〜A3nの個数を増やすほど、発光用有機EL素子11が出力する光の輝度が低下する。図1に示した補正用有機EL素子31〜3nを補正用抵抗として使用することは、電流Iが数十mA若しくは数A程度である発光ユニット10の場合に、特に有効である。
図2に、複数の有機EL装置1A〜1Hをマトリクス状に配置して照明装置を構成した例を示す。有機EL装置1A〜1Hの発光ユニットがそれぞれ出力する光の輝度にばらつきがある場合、図2に示した照明装置全体の出力光に位置的な輝度むらが生じることになる。しかし、有機EL装置1A〜1Hのそれぞれに図1に示した有機EL装置を採用することによって、有機EL装置1A〜1H毎に輝度の調整が可能になる。その結果、照明装置全体として均一な輝度の光を出力することができる。
図3に、図1に示した有機EL装置の断面図の例を示す。図3に示した発光用有機EL素子11は、基板1上に透明電極111、有機EL層112及び金属電極113を順に積層した構造を有する。また、図3に示した補正用有機EL素子31は、発光用有機EL素子11と同様の構成であり、基板1上に透明電極311、有機EL層312及び金属電極313を順に積層した構造を有する。図示を省略したが、補正用有機EL素子32〜3nも、補正用有機EL素子31と同様の構成である。
図3に示した発光用有機EL素子11では、透明電極111をアノード電極とし、金属電極113をカソード電極として有機EL層112に電界を与え、有機EL層112で光を発生させる。つまり、透明電極111から有機EL層112に正孔(ホール)が供給され、金属電極113から有機EL層112に電子が供給される。そして、正孔と電子の再結合を利用して発生した光が有機EL層112から放出され、透明電極111及び基板1を透過して、発光ユニット10の外部に光が出射される。
有機EL層112から出射された光が透過する基板1は透明基板であり、例えばガラス基板やプラスティック基板が採用可能である。透明電極111には、酸化インジウムスズ(ITO)膜、酸化インジウム・酸化亜鉛(IZO)膜等の酸化物系透明膜が採用可能である。また、金属電極113には、アルミニウム(Al)膜、マグネシウム(Mg)−銀(Ag)の合金膜等が採用可能である。
発光用有機EL素子11及び補正用有機EL素子31〜3nは、絶縁膜120によって素子分離される。絶縁膜120には、酸化シリコン(SiO2)膜、シリコン窒化(SiN)膜、或いはアルミナ(Al23)膜等の無機絶縁膜が採用可能である。
図3に示した例では、発光用有機EL素子11の透明電極111と補正用有機EL素子31の金属電極313とが接続される。また、補正用有機EL素子31の透明電極311と電源端子PAとが金属配線300で接続されており、金属配線300に切断点A31が設定される。つまり、補正用有機EL素子31のアノード電極と電源端子PAとを接続する金属配線300に設定された切断点A31を切断することにより、発光用有機EL素子11が出力する光の輝度が調整される。なお、補正用有機EL素子31のカソード電極と接続点PM間に切断点A31を設定してもよいことは勿論である。
発光用有機EL素子11と補正用有機EL素子31〜3nは、同一の工程で形成される。つまり、透明電極111と透明電極311、有機EL層112と有機EL層312、金属電極113と金属電極313は、それぞれ同時に形成される。このため、補正回路20を形成するための工程を追加する必要がなく、有機EL装置の製造コストの上昇を抑制できる。
図1では、発光用有機EL素子11が1個の例を示したが、発光ユニット10の有する発光用有機EL素子11の数が1個に限られないのは勿論である。例えば、図4(a)に示すように、複数の発光用有機EL素子11を直列接続して発光ユニット10を構成可能である。また、図4(b)に示すように、複数の発光用有機EL素子11を直列接続したユニットを並列に接続して発光ユニット10を構成してもよい。
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態に係る有機EL装置においては、発光用有機EL素子11と同時に形成される補正用有機EL素子31〜3nを、発光ユニット10の駆動電圧補正用の抵抗として使用し、補正回路20の構成を変更して発光ユニット10の駆動電圧を補正できる。つまり、有機EL装置の製造後に、切断点A31〜A3nを切断することにより、発光用有機EL素子11が出力する光の輝度を調整可能である。また、発光ユニット10に流れる電流Iが大きすぎるために発光用有機EL素子11の製品寿命に影響が出そうな場合に、電流Iを調整することによって素子寿命を適切にすることができる。
図1に示した有機EL装置においては、発光ユニット10を形成する工程によって補正回路20を構成する補正用有機EL素子31〜3nが基板1上に形成される。そのため、製造コストの増大が抑制されるとともに、有機EL装置の薄型化が阻害されない。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る有機EL装置は、図5に示すように、互いに並列接続された複数の補正用透明電極41〜4nによって補正回路20が構成されていることが図1に示した有機EL装置と異なる点である。その他の構成については、図1に示す第1の実施の形態と同様である。
図1に示した有機EL装置では、補正用有機EL素子31〜3nを補正用抵抗として使用したが、図5に示した有機EL装置では、補正用透明電極41〜4nを補正用抵抗として使用する。図5に示したように、補正用透明電極41〜4nである抵抗の一方の端部が接続点PMに接続し、他方の端部がそれぞれ切断点A41〜A4nを介して基板1の電源端子PAに接続される。
図5に示した有機EL装置の製造後、発光ユニット10から出力される光の輝度を補正するには、補正回路20の切断点A41〜A4nのいずれかをレーザ等によって切断し、補正用透明電極41〜4nのいずれかを電流が流れないようにする。また、切断点A41〜A4nを設定せずに、補正用透明電極41〜4n自体をレーザ等によって切断してもよい。通常、補正用透明電極41〜4nの膜厚は200nm程度であり、レーザ等により切断可能である。例えばITOのシート抵抗は10Ω/sq.程度であり、補正用透明電極41〜4nを補正用抵抗として使用することは、電流Iが数十mA〜数百mA程度である発光ユニット10の場合に、特に有効である。
図6に、図5に示した有機EL装置の断面図の例を示す。図6に示した透明電極41は、発光用有機EL素子11の透明電極111が形成される工程と同一の工程で形成される。図示を省略したが、補正用透明電極42〜4nも、透明電極111と同時に形成される。図6に示した例では、発光用有機EL素子11と補正用透明電極41〜4nは、金属配線400によって接続される。また、透明電極41と電源端子PAとが金属配線300で接続されており、金属配線300に切断点A41が設定されている。つまり、透明電極41のアノード電極と電源端子PAとを接続する金属配線300に設定された切断点A41を切断することにより、発光用有機EL素子11が出力する光の輝度が調整される。なお、透明電極41と接続点PM間に切断点A41を設定してもよいことは勿論である。また、先に述べたように、補正用透明電極41〜4n自体をレーザ等によって切断してもよい。
本発明の第2の実施の形態に係る有機EL装置によれば、発光用有機EL素子11の透明電極111と同時に形成される補正用透明電極41〜4nを発光ユニット10の駆動電圧補正用の抵抗として使用し、補正回路20の構成を変更して発光ユニット10の駆動電圧を補正できる。そのため、製造コストの増大が抑制されるとともに、薄型化が阻害されない有機EL装置を提供できる。他は、第1の実施の形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る有機EL装置は、図7に示すように、補正用金属薄膜50によって補正回路20が構成されていることが図1に示した有機EL装置と異なる点である。補正用金属薄膜50の一方の端部が接続点PMに接続し、他方の端部が基板1の電源端子PAに接続される。その他の構成については、図1に示す第1の実施の形態と同様である。
図7に示した有機EL装置では、補正用金属薄膜50を補正用抵抗として使用する。具体的には、有機EL装置の製造後、発光ユニット10から出力される光の輝度を補正するために、レーザ等を用いたトリミングによって補正用金属薄膜50の幅や面積を変更して、補正用金属薄膜50の抵抗値を調整する。金属薄膜は赤外レーザの吸収効率が高いため、トリミングがしやすいという利点がある。なお、発熱量が多い場合には、放熱対策を施すことにより、発熱による有機EL装置の性能の低下を回避する。
補正用金属薄膜50は、図3に示した発光用有機EL素子11の金属電極113、或いは素子間を接続する金属配線300が形成される工程と同一の工程で形成される。このため、補正用金属薄膜50を形成するための工程を新たに追加する必要がなく、有機EL装置の製造コストの上昇を抑制できる。補正用金属薄膜50にはモリブデン(Mo)、タングステン(W)、チタン(Ti)、クロム(Cr)等の高融点金属が採用可能であり、大型の照明装置に用いるために発光ユニット10に大きな電流を流す場合にはAl、銅(Cu)等が採用可能である。例えばMoを補正用金属薄膜50に採用する場合、補正用金属薄膜50は膜厚500nm程度で形成される。また、Alを補正用金属薄膜50に採用する場合、補正用金属薄膜50は膜厚500〜1000nm程度で形成される。Moのシート抵抗は1Ω/sq.程度、Alのシート抵抗は0.2Ω/sq.程度であり、補正用金属薄膜50を補正用抵抗として使用することは、電流Iが数A程度である発光ユニット10の場合に、特に有効である。
本発明の第3の実施の形態に係る有機EL装置によれば、発光ユニット10に使用される金属配線と同時に形成される補正用金属薄膜50を発光ユニット10の駆動電圧補正用の抵抗として使用し、補正回路20の構成を変更して発光ユニット10の駆動電圧を補正できる。そのため、製造コストの増大が抑制されるとともに、薄型化が阻害されない有機EL装置を提供できる。他は、第1の実施の形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係る有機EL装置は、図8に示すように、交流電源2Aが基板1に接続されていることが、図1に示した有機EL装置と異なる。つまり、基板1の電源端子PA及び電源端子PKに接続された交流電源2Aによって有機EL装置に電源が供給され、電流Iが流れる。
過電流保護回路3は、交流電源2Aによって有機EL装置に電圧が印加された瞬間に発生するサージ電圧による過電流から有機EL装置を保護する。過電流保護回路3は、例えば抵抗素子によって構成される。過電流保護回路3を可変抵抗としてもよい。図8では過電流保護回路3が基板1上に形成される例を示したが、過電流保護回路3を基板1と交流電源2Aとの間に配置してもよい。ただし、交流電源2Aの出力電圧が低く、発生するサージ電圧が有機EL装置を破壊するほど大きくない場合は、過電流保護回路3を使用しなくてもよい。
図8に示した有機EL装置では、発光ユニット10が、複数の発光用有機EL素子11を直列接続した順方向列101及び逆方向列102を有する。順方向列101のカソード電極と逆方向列102のアノード電極が接続され、順方向列101のアノード電極と逆方向列102のカソード電極が接続される。順方向列101のカソード電極と逆方向列102のアノード電極との接続点は、過電流保護回路3の一端に接続し、過電流保護回路3の他端は基板1の電源端子PKに接続する。順方向列101のアノード電極と逆方向列102のカソード電極との接続点は、接続点PMを介して補正回路20に接続する。
図8に示した補正回路20は、補正用有機EL素子611、621、・・・、6n1と、補正用有機EL素子612、622、・・・、6n2とを有する。補正用有機EL素子611、621、・・・、6n1のそれぞれのカソード電極は接続点PMに接続し、それぞれのアノード電極は切断点A611、A621、・・・、A6n1を介して電源端子PAに接続する。補正用有機EL素子612、622、・・・、6n2のそれぞれのカソード電極は切断点A612、A622・・・、A6n2を介して電源端子PAに接続し、それぞれのアノード電極が接続点PMに接続する。
補正用有機EL素子611、621、・・・、6n1と、補正用有機EL素子612、622、・・・、6n2は、図3に示した補正用有機EL素子31と同様に、発光用有機EL素子11と同時に形成され、基板1上に透明電極、有機EL層及び金属電極を順に積層した構造を有する。例えば、補正回路20が補正用有機EL素子611と補正用有機EL素子612とを有する場合、補正用有機EL素子611の透明電極と補正用有機EL素子612の金属電極が接続され、この接続点と接続点PMとが接続する。また、補正用有機EL素子611の金属電極と補正用有機EL素子612の透明電極が接続され、この接続点と電源端子PAとが接続する。
なお、順方向列101及び逆方向列102に含まれる発光用有機EL素子11の個数は任意に設定できる。例えば、交流電源2Aの出力条件に応じて、発光用有機EL素子11の個数を設定できる。また、直列に接続する発光用有機EL素子11の個数を増やすことにより、発光ユニット10の耐圧が向上する。
図8では発光ユニット10が順方向列101及び逆方向列102をそれぞれ1列ずつ有する例を示したが、複数の順方向列101及び逆方向列102を並列に接続してもよい。
通常、有機EL素子は定電流にて発光・動作するため、交流電源を印加して常時発光させるには、例えば図9に示すような定電流回路200によって交流電源2Aからの出力を定電流の電流Iに変換する必要がある。そのため、装置が大型化する。しかし、図8に示した有機EL装置では、発光用有機EL素子11をダイオードとみなして、順方向列101及び逆方向列102を有する構成にすることによって、整流作用により有機EL装置に交流電源2Aを直接接続することを可能にしている。
有機EL装置に交流電源2Aを直接接続できるため、定電流回路200等の周辺回路が不要になり、有機EL装置の大型化を抑制できる。図8に示した有機EL装置を照明装置に適用した場合、発光用有機EL素子11の応答速度が数n秒であるために交流電源2Aの出力周期に応じて発光の明滅はあるが、順方向列101と逆方向列102が交互に発光するため、人間の目には常時点灯しているように見える。また、直流電源で駆動した場合に比べると図8の発光用有機EL素子11が発光している時間が短いため、熱上昇が抑制されて、有機EL装置の信頼性(寿命)が向上する。
図8に示した有機EL装置では、発光用有機EL素子11が2極性のダイオード特性を有するため、発光用有機EL素子11の駆動電圧を調整する補正用抵抗は極性を持った抵抗である必要がある。したがって、順方向列101と逆方向列102の輝度を同時に調整するために、補正回路20の補正用有機EL素子611、621、・・・、6n1と、補正用有機EL素子612、622、・・・、6n2とをペアにして切断する。例えば、補正用有機EL素子611と補正用有機EL素子612に電流が流れないように、切断点A611と切断点A612を同時に切断する。なお、順方向列101と逆方向列102のいずれかの輝度のみを調整する場合には、補正用有機EL素子611と補正用有機EL素子612のいずれかのみを回路から遮断すればよい。
図8では、補正回路20が補正用有機EL素子611、621、・・・、6n1と補正用有機EL素子612、622、・・・、6n2とを有する例を示したが、図5に示した補正用透明電極41〜4n、又は図7に示した補正用金属薄膜50を有する補正回路20を採用してもよい。
本発明の第4の実施の形態に係る有機EL装置によれば、有機EL装置を交流電源で駆動する場合であっても、補正回路20の構成を変更して発光ユニット10の駆動電圧を補正できる。そのため、製造コストの増大が抑制されるとともに、薄型化が阻害されない有機EL装置を提供できる。他は、第1の実施の形態と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
<変形例>
複数の発光用有機EL素子11を直列接続した順方向列101及び逆方向列102の代わりに、発光領域が長方形の発光用有機EL素子11を採用してもよい。この場合、直列接続する発光用有機EL素子11間のコンタクト部がなくなるため、発光用有機EL素子11を直列接続する場合に比べて発光ユニット10の開口率が向上する。
複数の有機EL素子11a〜11iを直列接続して発光ユニット10を構成した例の回路図を図10(a)に、レイアウト図を図10(b)に示す。図10(b)に示すように、有機EL素子11a〜11iの横にそれぞれ配置されたコンタクト部12a〜12iにより、有機EL素子11a〜11iは電気的に接続される。図10(b)に示した例では、有機EL素子11a〜11iのカソード電極とコンタクト部12a〜12iは、有機EL素子11a〜11iのカソード電極(金属電極)として形成される金属配線13により接続される。また、有機EL素子11a〜11iのアノード電極とコンタクト部12a〜12iは、有機EL素子11a〜11iのアノード電極(透明電極)として形成される透明電極層14により接続される。そして、金属配線13と透明電極層14がコンタクト部12a〜12iで接続している。
図10(b)に示したように、発光領域の有機EL素子11a〜11i間に非発光領域のコンタクト部12a〜12iがレイアウトされるため、発光ユニット10全体の開口率が低下する。
発光領域が長方形の有機EL素子21a〜21dを採用して発光ユニット10を構成した例の回路図を図11(a)に、レイアウト図を図11(b)に示す。図11に示した例は、有機EL素子21a〜21dを、図示を省略した交流電源で駆動する例である。つまり、有機EL素子21aと有機EL素子21bとが直列接続され、有機EL素子21cと有機EL素子21dとが直列接続される。そして、交流電源の一方の電源に有機EL素子21aのカソード電極と有機EL素子21dのアノード電極が接続され、交流電源の他方の電源に有機EL素子21bのアノード電極と有機EL素子21cのカソード電極が接続される。そのため、有機EL素子21a、21bと、有機EL素子21c、21dとが交互に発光する。
図11(b)に示すように、有機EL素子21a〜21dの端部に配置されたコンタクト部22a〜22dによって、有機EL素子21a〜21dは電気的に接続される。図11(b)に示して例では、有機EL素子21a〜21dのカソード電極とコンタクト部22a〜22dは、有機EL素子21a〜21dのカソード電極(金属電極)として形成される金属配線23により接続される。また、有機EL素子21a〜21dのアノード電極とコンタクト部22a〜22dは、有機EL素子21a〜21dのアノード電極(透明電極)として形成される透明電極層24により接続される。そして、金属配線23と透明電極層24がコンタクト部22a〜22dで接続している。
図11(b)に示したように、コンタクト部22a〜22dが有機EL素子21a〜21dの端部に配置されるため、発光ユニット10全体の開口率が向上する。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1乃至第4の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
既に述べた第1乃至第4の実施の形態の説明においては、補正回路20が補正用有機EL素子31〜3nのみで構成される例、補正用透明電極41〜4nのみで構成される例、或いは補正用金属薄膜50のみで構成される例を示したが、どの構成の補正回路20を採用するかは、発光ユニット10に流れる電流値と補正が必要な電圧の幅によって決定される。また、補正回路20を、補正用有機EL素子31〜3n、補正用透明電極42〜4n、補正用金属薄膜50を組み合わせて構成してもよい。このように構成することにより、発光ユニット10から出力される光の輝度をより詳細に補正することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る有機EL装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る有機EL装置を照明装置に適用した例を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る有機EL装置の構成を示す模式的な断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る有機EL装置の発光ユニットの構成例を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る有機EL装置の構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る有機EL装置の構成を示す模式的な断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る有機EL装置の構成を示す模式図である。 本発明の第4の実施の形態に係る有機EL装置の構成を示す模式図である。 関連技術の構成を示す模式図である。 有機EL素子を直列接続した回路の例を示す模式図であり、図10(a)は回路図の例、図10(b)は図10(a)に示した回路図のレイアウト例である。 本発明の第4の実施の形態の変形例に係る有機EL装置の回路構成例を示す模式図であり、図11(a)は回路図の例、図11(b)は図11(a)に示した回路図のレイアウト例である。
符号の説明
1…基板
2…直流電源
2A…交流電源
3…過電流保護回路
10…発光ユニット
11…発光用有機EL素子
11a〜11i…有機EL素子
12a〜12i…コンタクト部
20…補正回路
21a〜21d…有機EL素子
22a〜22d…コンタクト部
31〜3n…補正用有機EL素子
41〜4n…補正用透明電極
50…補正用金属薄膜
101…順方向列
102…逆方向列
111、311…透明電極
112、312…有機EL層
113、313…金属電極
120…絶縁膜
300、400…金属配線
611〜6n1、612〜6n2…補正用有機EL素子

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成され、透明電極、有機エレクトロルミネセンス層及び金属電極が積層された発光用有機エレクトロルミネセンス素子を含む発光ユニットと、
    前記発光ユニットに直列接続して前記基板上に形成され、前記発光用有機エレクトロルミネセンス素子の駆動電圧を補正するように構成を変更可能な補正回路
    とを備えることを特徴とする有機エレクトロルミネセンス装置。
  2. 前記補正回路が、前記発光用有機エレクトロルミネセンス素子と同一工程で形成され、互いに並列接続された複数の補正用有機エレクトロルミネセンス素子を有することを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネセンス装置。
  3. 前記補正回路が、前記発光用有機エレクトロルミネセンス素子の透明電極と同一工程で形成され、互いに並列接続された複数の補正用透明電極を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の有機エレクトロルミネセンス装置。
  4. 前記補正回路が、前記発光用有機エレクトロルミネセンス素子の金属電極と同一工程で形成された補正用金属薄膜を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネセンス装置。
  5. 前記発光ユニットが、互いに直列又は並列に接続された複数の前記発光用有機エレクトロルミネセンス素子を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネセンス装置。
  6. 前記発光ユニットが第1及び第2の前記発光用有機エレクトロルミネセンス素子を有し、前記第1の発光用有機エレクトロルミネセンス素子の透明電極及び金属電極が、前記第2の発光用有機エレクトロルミネセンス素子の金属電極及び透明電極にそれぞれ接続することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネセンス装置。
  7. 前記発光ユニットと直列に接続された過電流保護回路を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネセンス装置。
JP2007293058A 2007-11-12 2007-11-12 有機エレクトロルミネセンス装置 Expired - Fee Related JP4950850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007293058A JP4950850B2 (ja) 2007-11-12 2007-11-12 有機エレクトロルミネセンス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007293058A JP4950850B2 (ja) 2007-11-12 2007-11-12 有機エレクトロルミネセンス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009123363A true JP2009123363A (ja) 2009-06-04
JP4950850B2 JP4950850B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=40815332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007293058A Expired - Fee Related JP4950850B2 (ja) 2007-11-12 2007-11-12 有機エレクトロルミネセンス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4950850B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013125436A1 (ja) * 2012-02-20 2013-08-29 株式会社カネカ 有機el装置及び有機el装置の製造方法
WO2013161005A1 (ja) * 2012-04-24 2013-10-31 パイオニア株式会社 有機elパネルおよびこれを用いた発光装置の製造方法
WO2013175574A1 (ja) * 2012-05-22 2013-11-28 パイオニア株式会社 有機elパネルおよびこれを用いた発光装置の製造方法
DE102012109218A1 (de) * 2012-09-28 2014-04-03 Osram Opto Semiconductors Gmbh Verfahren zum Herstellen einer optoelektronischen Baugruppe und optoelektronische Baugruppe
TWI485903B (ja) * 2012-10-02 2015-05-21

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58209265A (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 Olympus Optical Co Ltd 発光ダイオ−ドアレイ装置
JP2004134359A (ja) * 2002-08-05 2004-04-30 General Electric Co <Ge> 直列接続されたoled構造体及び製造方法
JP2005224957A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Seiko Epson Corp ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置
JP2006215227A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Seiko Epson Corp 発光装置の改善方法及び発光装置
JP2007018768A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Toyota Industries Corp 発光装置及びその製造方法並びに液晶表示装置
JP2007227927A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Osram Opto Semiconductors Gmbh 照明装置
JP2008051977A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Denso Corp パッシブマトリックス型表示装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58209265A (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 Olympus Optical Co Ltd 発光ダイオ−ドアレイ装置
JP2004134359A (ja) * 2002-08-05 2004-04-30 General Electric Co <Ge> 直列接続されたoled構造体及び製造方法
JP2005224957A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Seiko Epson Corp ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置
JP2006215227A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Seiko Epson Corp 発光装置の改善方法及び発光装置
JP2007018768A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Toyota Industries Corp 発光装置及びその製造方法並びに液晶表示装置
JP2007227927A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Osram Opto Semiconductors Gmbh 照明装置
JP2008051977A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Denso Corp パッシブマトリックス型表示装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013125436A1 (ja) * 2012-02-20 2013-08-29 株式会社カネカ 有機el装置及び有機el装置の製造方法
JPWO2013125436A1 (ja) * 2012-02-20 2015-07-30 株式会社カネカ 有機el装置及び有機el装置の製造方法
US9219101B2 (en) 2012-02-20 2015-12-22 Kaneka Corporation Organic EL device and method for manufacturing organic EL device
WO2013161005A1 (ja) * 2012-04-24 2013-10-31 パイオニア株式会社 有機elパネルおよびこれを用いた発光装置の製造方法
JPWO2013161005A1 (ja) * 2012-04-24 2015-12-21 パイオニア株式会社 有機elパネルおよびこれを用いた発光装置の製造方法
WO2013175574A1 (ja) * 2012-05-22 2013-11-28 パイオニア株式会社 有機elパネルおよびこれを用いた発光装置の製造方法
JPWO2013175574A1 (ja) * 2012-05-22 2016-01-12 パイオニア株式会社 有機elパネルおよびこれを用いた発光装置の製造方法
DE102012109218A1 (de) * 2012-09-28 2014-04-03 Osram Opto Semiconductors Gmbh Verfahren zum Herstellen einer optoelektronischen Baugruppe und optoelektronische Baugruppe
US9553133B2 (en) 2012-09-28 2017-01-24 Osram Oled Gmbh Method for producing an optoelectronic assembly, and optoelectronic assembly
DE102012109218B4 (de) * 2012-09-28 2018-06-28 Osram Oled Gmbh Verfahren zum Herstellen einer optoelektronischen Baugruppe und optoelektronische Baugruppe
TWI485903B (ja) * 2012-10-02 2015-05-21

Also Published As

Publication number Publication date
JP4950850B2 (ja) 2012-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2499331C2 (ru) Светоизлучающее устройство, выполненное с возможностью приведения в действие переменным током
US9793333B2 (en) Organic light-emitting device and method of manufacturing same
JP6486829B2 (ja) 有機発光素子およびその製造方法
JP5520288B2 (ja) 有機発光ダイオード、および照明装置
US20080143250A1 (en) Organisches Leuchtbauelement
JP4950850B2 (ja) 有機エレクトロルミネセンス装置
JP2008010244A (ja) 有機el素子
KR20120025455A (ko) 전계 발광 장치 및 세그먼트형 조명 장치
JP4696896B2 (ja) 有機el照明パネル及び有機el照明装置
US20140061611A1 (en) Light source module
JP2006269225A (ja) 有機elディスプレイパネルおよびその製造方法、ならびに該ディスプレイパネルを具備した有機elディスプレイ装置
KR101163064B1 (ko) 유기 발광소자용 전극 및 이를 포함하는 유기 발광소자
US20110163337A1 (en) Architecture for organic electronic devices
KR20150123599A (ko) 유기발광소자
JP5964415B2 (ja) 有機発光素子及びこれを含む発光装置
US10777619B2 (en) Organic EL device
JP3743005B2 (ja) 有機elパネル
JP2008123882A (ja) 有機el素子
JP5556594B2 (ja) 照明装置
WO2017212799A1 (ja) 発光素子およびその製造方法
JP2009252454A (ja) 有機エレクトロルミネセンス装置
JP2007157418A (ja) 有機el装置および有機el装置の製造方法ならびに電子機器
KR101512218B1 (ko) 유기 발광 소자
JP2009170766A (ja) 有機el装置
JP2004095456A (ja) 有機エレクトロルミネセンス表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120309

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4950850

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees