JP2009122836A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置に外部接続した記録媒体を接続解除し忘れた場合などでもその記録媒体からの再度の起動を防止することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置に接続されたUSBメモリから起動したときはUSBブートフラグをセットし、このフラグはその後の情報処理装置の起動において、USBメモリが接続解除された状態で起動が行われたときにクリアする。これにより、装置の起動時にUSBメモリの接続は確認できたがフラグのセットを確認できないときは、USBメモリは前回の起動後から今回の起動前までの間に接続されたものと判別でき、この場合はフラグをセットすると共にUSBメモリからの起動を行う。また、USBメモリの接続とフラグのセットとを確認できたときは、そのUSBメモリからの起動後にUSBメモリが接続されたままの状態で装置が再び起動されたものと判別でき、この場合は起動デバイスの確認を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、BIOS(Basic Input/Output System)起動中にプログラムの起動制御を行う機能を備えた情報処理装置およびプログラムに関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置(コンピュータシステム)においては、起動ドライブの指定はBIOSの設定(BIOSセットアップメニュー)によって決定され、優先順位が高く指定されたドライブから起動するようになっている。通常は外部記録メディア(外部デバイス)が最も高い優先順位に指定されており、外部記録メディアを装置に接続して電源を入れると外部記録メディアから起動する。また、外部記録メディアを接続せずに電源を入れると、次の優先順位に指定されたHDD(Hard Disk Drive)などの内部デバイスから起動し、内部デバイスに格納されたプログラムが起動して装置を通常動作で使用できるようになる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−215399号公報
上記の情報処理装置では、外部記録メディアからの起動後などでユーザが装置を通常動作で使用したい場合に、外部記録メディアを装置から外し忘れて電源を入れてしまうと、再び外部記録メディアから起動してしまうために装置を通常動作で使用できなくなる。また、省電力モードから復帰した際にも外部記録メディアから起動してしまい、装置を通常動作で使用できなくなる。このように、装置から外し忘れた外部記録メディアが検知されて外部記録メディアからの起動が行われ、ユーザの意図に反して装置を通常動作で使用できなくなることは望ましくない。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、装置に外部接続した記録媒体を接続解除し忘れた場合などでもその記録媒体からの再度の起動を防止することができる情報処理装置およびプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]第1のプログラムが記憶された第1の記録媒体と、
外部から第2の記録媒体が接続可能とされた接続部と、
前記接続部に接続された前記第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムの起動が行われたことを示す起動情報が記憶される記憶部と、
BIOS起動中に、前記接続部に前記第2の記録媒体が接続されていることと、前記記憶部に前記起動情報が記憶されていることとを確認し、前記接続のみが確認されたときは前記記憶部に前記起動情報を記憶すると共に前記第2のプログラムを起動し、前記接続および前記記憶が確認されたときは第1のプログラムを起動し、前記接続が確認できないときは前記記憶部から前記起動情報を消去すると共に第1のプログラムを起動する制御部と、
を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
[7]BIOS起動中に、外部から第2の記録媒体が接続可能とされた接続部に第2の記録媒体が接続されていることと、前記接続部に接続された前記第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムの起動が行われたことを示す起動情報が記憶される記憶部に前記起動情報が記憶されていることとを確認し、前記接続のみが確認されたときは前記記憶部に前記起動情報を記憶すると共に前記第2のプログラムを起動し、前記接続および前記記憶が確認されたときは第1のプログラムを起動し、前記接続が確認できないときは前記記憶部から前記起動情報を消去すると共に第1のプログラムを起動するように情報処理装置を作動させる
ことを特徴とするプログラム。
上記発明では、情報処理装置に外部接続した記録媒体からの起動後に、その記録媒体が接続されたままの状態で情報処理装置が再び起動されたことを所定の起動情報を用いて判別する。
すなわち、情報処理装置の接続部に外部から第2の記録媒体を接続し、その第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムを起動したときは、情報処理装置の記憶部に起動情報を記憶する。またこの起動情報は、その後再び行われる情報処理装置の起動において、第2の記録媒体が接続されない状態で起動が行われたときに記憶部から消去する。
これにより、情報処理装置の起動時(BIOS起動中)に、第2の記録媒体の接続は確認できたが起動情報の記憶を確認できないときは、第2の記録媒体は前回の起動後から今回の起動前までの間に情報処理装置に接続されたものと判別できる。この場合は記憶部に起動情報を記憶すると共に第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムを起動する。また、第2の記録媒体の接続を確認できないときは第2のプログラムの起動は不可能であり、この場合は記憶部から起動情報を消去すると共に第1の記録媒体に記憶されている第1のプログラムを起動する。
また、第2の記録媒体の接続と起動情報の記憶とを共に確認できたときは、その第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムの起動後に第2の記録媒体が接続されたままの状態で情報処理装置が再び起動されたものと判別できる。この場合は、第1の記録媒体に記憶されている第1のプログラムを起動する。
したがって、第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムの起動は、第2の記録媒体を情報処理装置に接続した後に行われる1回目の起動時のみ実行されるようになり、この第2のプログラムの起動後に第2の記録媒体が接続されたままの状態で情報処理装置が再び起動されても第2のプログラムは起動されず、第1の記録媒体に記憶されている第1のプログラムが起動するようになる。そのため、たとえば第2の記録媒体からの起動後にユーザが情報処理装置を第1のプログラム(通常動作)で使用したい場合に、第2の記録媒体の接続解除を忘れて情報処理装置を起動しても第1のプログラムが起動するようになり、ユーザの意図に反した第2の記録媒体からの起動を防止できるようになる。また、上記の起動情報を用いることで、第2の記録媒体からの起動後にその第2の記録媒体が接続解除されずに情報処理装置が再び起動されたことを自動で判別できるようになる。
[2]当該情報処理装置の起動時に前記接続部に接続されている第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が入力される指示入力部を更に備え、
前記制御部は前記接続および前記記憶を確認したときでも、前記指示入力部から前記指示が入力されたときは前記第2のプログラムを起動する
ことを特徴とする[1]に記載の情報処理装置。
[8]前記接続および前記記憶を確認したときでも、当該情報処理装置の起動時に前記接続部に接続されている第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が入力される指示入力部から前記指示が入力されたときは前記第2のプログラムを起動するように情報処理装置を作動させる
ことを特徴とする[7]に記載のプログラム。
上記発明では、情報処理装置の起動時に第2の記録媒体の接続と起動情報の記憶とを確認した場合でも、第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が指示入力部から入力されたときは第2のプログラムが起動される。
これにより、第2の記録媒体からの起動後にその第2の記録媒体を接続解除せずに情報処理装置を再び起動した場合でも、上記指示の入力によって第2のプログラムを起動できるようになる。
[3]前記BIOS起動中に更に、前記接続部に接続されている前記第2の記録媒体の認証を行い、前記認証されたときのみ前記第2のプログラムの起動を許可する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の情報処理装置。
[9]前記BIOS起動中に更に、前記接続部に接続されている前記第2の記録媒体の認証を行い、前記認証されたときのみ前記第2のプログラムの起動を許可するように情報処理装置を作動させる
ことを特徴とする[7]または[8]に記載のプログラム。
上記発明では、BIOS起動中に第2の記録媒体に対する認証を行うことで、認証された第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムのみの起動が許可され、それ以外のプログラムの起動は許可されなくなる。これにより、たとえば第2の記録媒体に記憶した不正プログラムを起動して装置内のプログラムにアクセスされるようなことを防止できる。したがって、装置のセキュリティを確保しながら、BIOSレベルで起動ドライブを外部デバイスである第2の記録媒体に切り替えることができる。
[4]前記第1の記録媒体は当該情報処理装置の内部に設けられたストレージデバイスおよびROMを含む内部デバイスであり、前記第2の記録媒体はUSBメモリを含む外部デバイスである
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[5]前記第2のプログラムは、当該情報処理装置の診断ツール、ログ収集、前記第1のプログラムの自動アップデートに関するプログラムを含む
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[6]前記認証情報は、パスワードまたは認証コードである
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1項に記載の情報処理装置。
本発明に係る情報処理装置およびプログラムによれば、装置に外部接続した記録媒体を接続解除し忘れた場合などでもその記録媒体からの再度の起動を防止することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置10の主要構成を示している。情報処理装置10は、原稿を読み取って対応する画像を記録紙上に形成して出力するコピー機能や、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを備えたデジタル複合機として構成されており、図1に示すように、プロセッサ(Processor)11と、システムメモリ12と、ノースブリッジ(North Bridge)13と、サウスブリッジ(South Bridge)14と、スーパーI/O(Super Input/Output)15と、BIOSROM(Basic Input/Output System Read Only Memory)16と、第1の記録メディア17と、第2の記録メディア25が接続される接続部18と、オペレーションパネル26とを備えている。すなわち、情報処理装置10は各種機能を実行するためのコンピュータシステムを搭載している。
プロセッサ11は演算処理機能を有し、ノースブリッジ13とホストバス19で接続されている。
システムメモリ12は、プロセッサ11が実行するプログラムの格納やプロセッサ11がプログラムを実行する際のワークメモリ、画像データの格納などに共用される揮発性のメモリであり、ノースブリッジ13とメモリインタフェース20で接続されている。
ノースブリッジ13は、ホストバス19とPCI(Peripheral Component Interconnect)バス21とを接続するホスト−PCIブリッジ、システムメモリ12へのアクセスを制御するメモリコントローラ、図示を省略したキャッシュメモリへのアクセスを制御するキャッシュコントローラなどを含んで構成されている。
サウスブリッジ14は、ノースブリッジ13とPCIバス21で接続されており、PCIバス21とLPC(Low Pin Count)バス22とを接続するPCI−LPCブリッジ、PCIバス21とIDE(Integrated Drive Electronics)バス23とを接続するPCI−IDEブリッジ、PCIバス21とUSB(Universal Serial Bus)バス24とを接続するPCI−USBブリッジ、LPCコントローラ、IDEコントローラ、USBコントローラ、オペレーションパネル26の動作を制御するオペレーションパネルコントローラ、周辺機器からの割り込み要求をその優先順位から判断してプロセッサ11に伝達し割り込み要求信号を発生させる割り込みコントローラなどを含んで構成されている。
スーパーI/O15は、マウスコントローラ、キーボードコントローラ、フレキシブルディスクカートリッジドライブコントローラ、シリアル/パラレルポートなどの基本的なI/Oを備えており、サウスブリッジ14とLPCバス22で接続されている。
BIOSROM16は、情報処理装置10に接続された図示しないディスクドライブ、キーボード、ビデオカードなどの周辺機器を制御するプログラム群であるBIOSが格納されたROM(Read Only Memory)であり、たとえば書き換え可能なEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)などで構成されている。BIOSは、情報処理装置10に接続された周辺機器に対する基本的な入出力手段をOS(Operating System)や各種プログラム(アプリケーションソフト)に対して提供する。
BIOSによる設定には、日付や時刻の設定、ディスクドライブやデバイス、ビデオカードなどの周辺機器の設定、起動ドライブ(ブートデバイス)の優先順位の設定などがある。起動ドライブの優先順位については、初期状態では第2の記録メディア25が優先順位1番で、第1の記録メディア17が優先順位2番に設定されている。またBIOSセットアップメニューは、情報処理装置10のセキュリティを確保するために一般ユーザなどには開放されておらず、たとえば特定のIDやパスワードをキー入力して本人認証が確認できた場合にのみ開放されメニュー画面などを表示するようになっている。
第1の記録メディア17は、書き換え可能なフラッシュメモリの一種であるコンパクトフラッシュ(CompactFlash;CF(登録商標))で構成され、情報処理装置10の内部に図示しない接続部(CFスロット)を介して着脱不能または着脱困難に装着されており、その接続部を介してサウスブリッジ14とIDEバス23で接続されている。また第1の記録メディア17には、情報処理装置10の動作を制御するOSとそのOS上で動作する第1のプログラムが格納されている。
接続部18はUSBスロットで構成されており、サウスブリッジ14とUSBバス24で接続されている。
第2の記録メディア25は、USBメモリ(外部デバイス)で構成されており、情報処理装置10の外部から接続部18に接続および離脱可能(着脱可能)とされている。この第2の記録メディア25には、特定解除キー(認証情報)を格納した特定解除キーファイル、OS、および第2のプログラムが記憶されている。
特定解除キーは、ユーザ設定もしくは装置固有のパスワード/認証コードなどであり、たとえば「xyz20060925」など任意に設定される。また、第2の記録メディア25に記憶される第2のプログラムは、たとえば、市場での情報処理装置10の診断ツールやログ収集ソフト、第1の記録メディア17に格納されたプログラムの自動アップデートに関するプログラム、OEM(Original Equipment Manufacturer)先やユーザ毎にカスタマイズできる機能(たとえば、必要とされる入出力モードのみを表示するカスタマイズ)を提供するためのプログラムなどが含まれ、第2の記録メディア25に記憶されたOS上で動作する。
オペレーションパネル26は、表面にタッチパネルを備えた液晶ディスプレイで構成され、ユーザに各種の案内表示や状態表示を行ったり、ユーザから各種の操作を受け付けたりする操作表示部(指示入力部)としての機能を有している。このオペレーションパネル26は、操作表示インタフェース27を介してサウスブリッジ14と接続されている。
次に、上記構成の情報処理装置10による起動時の動作(起動処理)について説明する。
最初に、以下の説明で使用する用語(初回起動、再起動(A/B)、機器管理者設定モード)について説明する。
情報処理装置10の起動時の動作には、初回起動と再起動(A/B)がある。
・「初回起動」とは、装置が電源オフ状態から電源オン状態に移り、通常動作を行うための起動を表す。
・「再起動A」とは、ユーザ(管理者やサービスマンなど)がオペレーションパネル26を操作するなど、ユーザの指示に基づき電源を落とさずに再起動されるものを表す。
・「再起動B」とは、通常動作終了後の所定時間経過後に省電力モードに移行し、その省電力モードの解除に伴い再び通常動作モードへ移る場合に再起動されるものを表す。
情報処理装置10の動作時のモードには、通常動作モードや省電力モードの他に機器管理者設定モードがある。
・「機器管理者設定モード」とは、第1の記録メディア17からの起動による通常動作中または第2の記録メディア25からの起動による動作中に管理者パスワードを入力することで入ることができるモードである。本モードによって装置の状態設定や再起動Aを行うことができる。
図2は、オペレーションパネル26に表示された機器管理者設定モードの画面(管理者設定画面)を示している。機器管理者設定モードでは、オペレーションパネル26の画面部30に、情報処理装置10の詳細な設定を行うための設定ボタン31や再起動ボタン32が表示される。この再起動ボタン32を押下すると再起動Aが実行される。
また、機器管理者設定モードに入るための管理者パスワードは、管理者毎に設定されているものであり、パスワードが一致した場合のみ機器管理者設定モードに入ることができて、管理者設定画面から再起動Aを実行できるようになる。パスワードが不一致の場合は、機器管理者設定モードに入れないため再起動Aを実行することはできない。
図3は、情報処理装置10の初回起動時または再起動時に行う起動処理の流れを示している。まず、本起動処理の全体的な流れを説明してから、情報処理装置10に外部接続されるUSBメモリ(第2の記録メディア25)の有/無による初回起動/再起動の各処理の流れについて説明する。なお、本起動処理では情報処理装置10に外部接続されたUSBメモリからの起動後に、そのUSBメモリが接続されたままの状態で情報処理装置10が再び起動されたことを、USBブートフラグ(起動情報)を用いて判別するようにしている。
情報処理装置10を電源オンすると(ステップS101)、BIOSROM16内に格納されているBIOSプログラムの中の初期化プログラムが呼び出されて実行され(ステップS102)、ビデオカードの初期化、メモリチェック、デバイスの初期化など周辺機器の初期化(Power On Self Test;POST)が行われる(ステップS103)。
周辺機器の初期化が完了すると、USBメモリ(第2の記録メディア25)が接続部18に接続されているか否か(有/無)を判断する(ステップS104)。接続されている場合には(ステップS104;有)、USBブートフラグがセットされているか否かを判断する(ステップS113)。
USBブートフラグがセットされていない場合には(ステップS113;No)、USBメモリに格納されている特定解除キーファイル(認証情報ファイル)の内容を確認してUSBメモリの認証を行う(ステップS115)。詳細には、USBメモリの特定解除キーファイルが格納された固定セクタをリードして特定解除キー(たとえば「xyz20060925」など)を取得し、USBメモリが起動を許可されたものであるか否かを判断する。
特定解除キーファイルの内容が正しいことを確認しUSBメモリを認証した場合には(ステップS115;OK)、USBメモリからの起動を許可し、所定のメモリ領域にUSBブートフラグをセットする(ステップS116)。
本起動処理で使用するUSBブートフラグは、USBメモリからの起動後にそのUSBメモリが接続されたままの状態で情報処理装置10が再び起動されたか否かを示しており、フラグ・オフが「否」を示し(初期値)、フラグ・オンが「是」を示す。また、このUSBブートフラグは、情報処理装置10の起動後(電源オン後)に行われるメモリチェックやデバイスの初期化(ステップS103)によって初期化されず、かつ、情報処理装置10の電源オフ状態でも記憶内容(フラグの状態)を保持できる不揮発メモリに記憶される。
USBメモリ(第2の記録メディア25)からの起動を許可したBIOSプログラムは、USBメモリのマスターブートレコード(Master
Boot Record;MBR)をシステムメモリ12上にロードし、そこに書かれた起動プログラムに制御を移す(ステップS117)。
起動プログラムは、USBメモリにおける起動パーティションをサーチし(ステップS118)、起動パーティションの先頭位置をパーティションテーブルから検索し、ブートセクタをシステムメモリ12上にロードする(ステップS119)。
ブートセクタに記録されたプログラムは、OSローダをシステムメモリ12上にロードし制御をUSBメモリのOSに渡す(ステップS120)。そしてUSBメモリのOSは、第2のプログラム、すなわち、情報処理装置10の市場での診断ツールやログ収集ソフト、第1の記録メディア17に格納されたプログラムの自動アップデートに関するプログラムなどを起動する(ステップS121)。
これにより、ユーザ管理者やサービスマンなどが情報処理装置10の自己診断やログの収集、第1の記録メディア17に格納されたプログラムの自動アップデートなどを実施できるようになる。
第2のプログラムによる動作中に、再起動Aの指示が行われた場合には(ステップS122;Yes)、すなわち、ユーザ管理者やサービスマンなどがオペレーションパネル26を操作し管理者パスワードを入力して機器管理者設定モードを立ち上げ、再起動ボタン32(図2参照)を押下した場合には、ステップS102へ戻って再起動Aを開始する。再起動Aの指示が行われない場合には(ステップS122;No)、第2のプログラムによる動作を継続し、情報処理装置10が電源オフされると(ステップS123;Yes)、本処理を終了する。
また、たとえば特定解除キーファイルが存在しない、もしくは、特定解除キーとは異なる不特定解除キーを格納した不特定解除キーファイルが存在するUSBメモリを接続して情報処理装置10を起動すると、BIOSの設定にて起動ドライブの優先順位が1番に設定されているUSBメモリの検出は行われるが、USBメモリに対する認証が不可となり(ステップS115;NG)、そのUSBメモリからの起動が不許可になる。この場合は、ステップS106へ移行して内部デバイスである第1の記録メディア17(CF)からの起動を行う。
第1の記録メディア17は、情報処理装置10の内部に実装されてユーザなどによる取り外しができないようにされており、更にBIOSセットアップメニューはユーザに開放されていないことで、ユーザによる第1の記録メディア17に格納されたプログラムなどへのアクセスは不可能とされている。このように、第1の記録メディア17はセキュリティが確保されていることで、第1の記録メディア17に対しては認証を行わなくても問題はない。そこで、第1の記録メディア17から起動する場合は第1の記録メディア17に対する認証は行わずに処理を進める。
第1の記録メディア17からの起動では、第1の記録メディア17のマスターブートレコード(MBR)をシステムメモリ12上にロードし、そこに書かれた起動プログラムに制御を移す(ステップS106)。
起動プログラムは、第1の記録メディア17における起動パーティションをサーチし(ステップS107)、起動パーティションの先頭位置をパーティションテーブルから検索し、ブートセクタをシステムメモリ12上にロードする(ステップS108)。
ブートセクタに記録されたプログラムは、OSローダをシステムメモリ12上にロードし制御を第1の記録メディア17のOSに渡す(ステップS109)。そして第1の記録メディア17のOSは、情報処理装置10の動作を制御する第1のプログラムを起動し(ステップS110)、情報処理装置10は通常動作モードとなる。本実施形態のようなデジタル複合機として構成された情報処理装置10では、通常動作モードにてコピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などが動作可能となる。
通常動作中に、ステップS122と同様に再起動Aの指示が行われた場合には(ステップS111;Yes)、ステップS102へ戻って再起動Aを開始する。再起動Aの指示が行われない場合には(ステップS111;No)、通常動作を継続し、情報処理装置10が電源オフされると(ステップS112;Yes)、本処理を終了する。
また、USBブートフラグがセットされている場合には(ステップS113;Yes)、起動デバイスの確認を行う(ステップS114)。この起動デバイスの確認では、たとえば、起動デバイスとして内部デバイス(第1の記録メディア17)またはUSBメモリ(第2の記録メディア25)の選択を受け付ける画面をオペレーションパネル26に表示し、内部デバイスが選択された場合には(ステップS114;通常起動)、ステップS106へ移行して内部デバイスからの起動を行う。USBメモリが選択された場合には(ステップS114;USBから起動)、ステップS115へ移行してUSBメモリの認証を行い、認証の結果に応じて内部デバイスまたはUSBメモリからの起動を行う。
また、情報処理装置10の接続部18にUSBメモリが接続されていない場合には(ステップS104;無)、USBブートフラグをクリアする(ステップS105)。そして、BIOSの設定にて起動ドライブの優先順位が1番に設定されているUSBメモリ(第2の記録メディア25)が検出されないことにより、次の優先順位に設定されている内部デバイス(第1の記録メディア17)からの起動を行う。
以上が起動処理の全体的な流れであり、次に、情報処理装置10に外部接続されるUSBメモリ(第2の記録メディア25)の有/無による初回起動/再起動の処理の流れについて説明する。
(1)USBメモリ有りの初回起動
USBメモリを情報処理装置10に接続して電源オンすると(ステップS101〜)、USBメモリの接続が確認された後に(ステップS104;有)、USBブートフラグがセットされていないことにより(ステップS113;No)、USBメモリの認証が行われる(ステップS115)。認証された場合は(ステップS115;OK)、USBブートフラグがセットされて(ステップS116)、USBメモリからの起動が行われる(ステップS117〜S121)。認証されない場合は内部デバイスからの起動が行われる(ステップS106〜S110)。
(2)USBメモリからの起動後にUSBメモリを接続解除せず再起動A(ユーザ指示による再起動)または電源オフ・オン
USBメモリからの起動後に、USBメモリを情報処理装置10に接続したままの状態で機器管理者設定モードに入り再起動Aの指示を行うと(ステップS122;Yes)、再起動Aが実行され(ステップS102〜)、USBメモリの接続が確認される(ステップS104;有)。また、USBメモリからの起動後に情報処理装置10を電源オフし(ステップS123;Yes)、USBメモリを情報処理装置10に接続したままの状態で電源オンすると(ステップS101〜)、USBメモリの接続が確認される(ステップS104;有)。USBメモリの接続確認後は、USBブートフラグがセットされていることにより(ステップS113;Yes)、起動デバイスの確認が行われる(ステップS114)。起動デバイスとして内部デバイスを選択した場合は(ステップS114;通常起動)、内部デバイスからの起動が行われる。起動デバイスとしてUSBメモリを選択した場合は(ステップS114;USBから起動)、USBメモリの認証が行われ、認証の結果に応じて内部デバイスまたはUSBメモリからの起動が行われる。なお、この場合は前回の起動時に認証されたUSBメモリがそのまま接続されているため、USBメモリからの起動が行われる。以降も、USBメモリを接続解除せずに再起動Aまたは電源オフ・オンによる起動を行うと、上記の処理が同様に行われる。
(3)USBメモリからの起動後にUSBメモリを接続解除して再起動Aまたは電源オフ・オン
たとえば、USBメモリから起動した場合でも、USBメモリに格納されたプログラムが情報処理装置10のRAM(Random Access Memory)などに展開されて実行されるような構成であれば、そのプログラムの展開後(装置の動作中)にUSBメモリを情報処理装置10から取り外すことができる。この場合、USBメモリからの起動後にUSBメモリを情報処理装置10から取り外して再起動Aを実行すると、USBメモリの接続が確認されないため(ステップS104;無)、USBブートフラグがクリアされて(ステップS105)、内部デバイスからの起動が行われる。また、USBメモリからの起動後にUSBメモリを情報処理装置10から取り外して電源オフ・オンにより起動する場合や、電源オフ後にUSBメモリを情報処理装置10から取り外して電源オンにより起動する場合も、USBメモリの接続が確認されないため(ステップS104;無)、USBブートフラグがクリアされて(ステップS105)、内部デバイスからの起動が行われる。以降も、USBメモリを接続せずに再起動Aまたは電源オフ・オンによる起動を行うと、上記の処理が同様に行われる。
(4)USBメモリ有りの再起動B(省電力モードから通常動作モードへの復帰)
USBメモリからの起動後にそのUSBメモリが接続されたまま情報処理装置10が再び起動され、起動デバイスの確認で内部デバイスが選択されて(ステップS114;通常起動)、通常動作モードとなっている場合には(ステップS110)、省電力モードから通常動作モードへ復帰する再起動Bが実行されると(ステップS102〜)、USBメモリの接続が確認された後に(ステップS104;有)、USBブートフラグがセットされていることにより(ステップS113;Yes)、起動デバイスの確認が行われ(ステップS114)、起動デバイスとして選択した内部デバイスまたはUSBメモリからの起動が行われる。また、省電力モード中にUSBメモリを接続して再起動Bが実行された場合には、USBブートフラグがセットされていないことにより(ステップS113;No)、USBメモリの認証が行われ(ステップS115)、認証結果に応じて内部デバイスまたはUSBメモリからの起動が行われる。
(5)USBメモリ無しの初回起動および再起動A/B
USBメモリを情報処理装置10に接続せずに電源オンすると(ステップS101〜)、USBメモリの接続が確認されないため(ステップS104;無)、内部デバイスからの起動が行われて通常動作モードとなる。通常動作モードにて機器管理者設定モードに入り、再起動Aの指示を行うと(ステップS111;Yes)、再起動Aが実行される(ステップS102〜)。この再起動時にもUSBメモリの接続が確認されないため(ステップS104;無)、内部デバイスからの起動が行われて再び通常動作モードとなる。また、通常動作モード中に省電力モードとなり、省電力モードから通常動作モードへ復帰する再起動Bが実行されると(ステップS102〜)、この再起動時にもUSBメモリの接続が確認されないため(ステップS104;無)、内部デバイスからの起動が行われて再び通常動作モードとなる。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置10では、接続部18に外部から第2の記録メディア25(USBメモリ)が接続されて第2のプログラムを起動したときは、所定のメモリ領域(不揮発メモリ)にフラグ(USBブートフラグ)をセットする。そしてこのフラグは、その後再び行われる情報処理装置10の起動において、第2の記録メディア25が接続されない状態で起動が行われたときにクリアする。
これにより、情報処理装置10の起動時(BIOS起動中)に、第2の記録メディア25の接続は確認できたがフラグのセットを確認できないときは、第2の記録メディア25は前回の起動後から今回の起動前までの間に情報処理装置10に接続されたものと判別でき、この場合はフラグをセットすると共に第2の記録メディア25に記憶されている第2のプログラムを起動する。また、第2の記録メディア25の接続を確認できないときは第2のプログラムの起動は不可能であり、この場合はフラグをクリアすると共に第1の記録メディア17に記憶されている第1のプログラムを起動する。
また、第2の記録メディア25の接続とフラグのセットとを共に確認できたときは、その第2の記録メディア25からの起動後に第2の記録メディア25が接続されたままの状態で情報処理装置10が再び起動されたものと判別でき、この場合は起動デバイスの確認を行い、ユーザが選択した第1の記録メディア17または第2の記録メディア25からの起動を行う。
したがって、第2の記録メディア25に記憶されている第2のプログラムの起動は、第2の記録メディア25を情報処理装置10に接続した後に行われる1回目の起動時のみ実行されるようになり、この第2のプログラムの起動後に第2の記録メディア25が接続されたままの状態で情報処理装置10が再び起動されても第2のプログラムは起動されず、第1の記録メディア17に記憶されている第1のプログラムが起動するようになる。そのため、たとえば第2の記録メディア25からの起動後にユーザが情報処理装置10を第1のプログラムによって通常動作で使用したい場合に、第2の記録メディア25の接続解除を忘れて情報処理装置10を起動しても第1のプログラムが起動するようになり、ユーザの意図に反した第2の記録メディア25からの起動を防止できるようになる。
また、上記のフラグを用いることで、第2の記録メディア25からの起動後にその第2の記録メディア25が接続解除されずに情報処理装置10が再び起動されたことを自動で判別できるようになる。
また、BIOS起動中に第2の記録メディア25に対する認証を行うことで、認証された第2の記録メディア25に記憶されている第2のプログラムのみの起動が許可され、それ以外のプログラムの起動は許可されなくなる。これにより、たとえば第2の記録メディア25に記憶した不正プログラムなどを起動して装置内のプログラムにアクセスされるようなことを防止できる。したがって、装置のセキュリティを確保しながら、BIOSレベルで起動ドライブを外部デバイスである第2の記録メディア25に切り替えることができる。
また、BIOSセットアップメニューにて起動ドライブの優先順位を変更するといった操作を行わなくても、BIOS起動中に起動ドライブが第2の記録メディア25に切り替えられるようになり、第2の記録メディア25に記憶されたプログラムはBIOSレベルで起動する(情報処理装置10に搭載されたOSと独立して起動する)ため、装置側のOSに依存しない自由度の高いプログラムに構成できる。
すなわち、BIOS起動中に起動ドライブを外部デバイスである第2の記録メディア25に切り替える場合は、第2の記録メディア25のプログラム(第2のプログラム)は、その第2の記録メディア25に格納した独自のOSの使用や、OSなしの特殊プログラムの使用も可能になり、プログラムの自由度が増す。また、装置側のOSやプログラム(第1のプログラム)に依存しないため、第2の記録メディア25のプログラムに合わせて装置側のOSなどを変更する必要はなく、第2の記録メディア25に搭載するプログラムのみを変更すれば済み、パーソナルコンピュータなどがあれば容易にどこでも第2の記録メディア25に搭載するプログラムを変更できる。
また、情報処理装置10の内部に設けられた第1の記録メディア17(コンパクトフラッシュ)から起動する場合は、第1の記録メディア17に対する認証を行わないことで起動処理を簡略化することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態による起動処理では、BIOSによる設定で優先順位が高く指定された起動ドライブから順に検索を行って起動ドライブを決定するようにしているが、優先順位に従って起動ドライブを検索するのではなく、情報処理装置に実装(接続)されたすべての起動ドライブを検索した後、その中に所定の認証情報の認証に成功した第2の記録媒体が接続されていれば、この第2の記録媒体を起動ドライブとして起動するようにしてもよい。
また、実施の形態による起動処理では、第2の記録メディア25の接続およびフラグのセットを確認した場合には、オペレーションパネル26からの入力操作で第1の記録メディア17または第2の記録メディア25からの起動を選択できるようにしているが、このような選択(起動デバイスの確認)を経ずに自動的に第1の記録メディア17から起動するようにしてもよい。
また、実施の形態ではBIOS起動中に外部デバイス(第2の記録メディア25)の認証判断を行う場合で説明したが、本発明はこのような認証判断を行うことのない(認証情報の格納されていない)外部デバイスにも適用することができる。すなわち、外部デバイスの接続およびフラグがセットされていないことを確認した場合には、あるいは、起動デバイスの確認で外部デバイスが選択された場合には、認証判断を行わずに外部デバイスから起動(第2のプログラムを起動)するような構成にも適用可能である。
また、実施の形態では第1の記録メディア17として構成された第1の記録媒体はコンパクトフラッシュに限らず、たとえば他の規格の各種メモリカード、情報処理装置10の内部に設けられたストレージデバイスやROMなどを用いてもよい。実施の形態では第2の記録メディア25として構成された第2の記録媒体はUSBメモリに限らず、たとえばフレキシブルディスクカートリッジやMO(Magneto Optical disk)などのリムーバブルディスク、あるいは各種メモリカードなどを用いてもよい。
また、本発明は実施の形態で説明したデジタル複合機に限らず、パーソナルコンピュータなどの他の情報処理装置にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の主要構成を示す制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置のオペレーションパネルに表示される機器管理者設定モードの画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の起動時の動作を示す流れ図である。
符号の説明
10…情報処理装置
11…プロセッサ
12…システムメモリ
13…ノースブリッジ
14…サウスブリッジ
15…スーパーI/O
16…BIOSROM
17…第1の記録メディア
18…接続部
19…ホストバス
20…メモリインタフェース
21…PCIバス
22…LPCバス
23…IDEバス
24…USBバス
25…第2の記録メディア
26…オペレーションパネル
27…操作表示インタフェース
30…画面部
31…設定ボタン
32…再起動ボタン

Claims (9)

  1. 第1のプログラムが記憶された第1の記録媒体と、
    外部から第2の記録媒体が接続可能とされた接続部と、
    前記接続部に接続された前記第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムの起動が行われたことを示す起動情報が記憶される記憶部と、
    BIOS起動中に、前記接続部に前記第2の記録媒体が接続されていることと、前記記憶部に前記起動情報が記憶されていることとを確認し、前記接続のみが確認されたときは前記記憶部に前記起動情報を記憶すると共に前記第2のプログラムを起動し、前記接続および前記記憶が確認されたときは第1のプログラムを起動し、前記接続が確認できないときは前記記憶部から前記起動情報を消去すると共に第1のプログラムを起動する制御部と、
    を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 当該情報処理装置の起動時に前記接続部に接続されている第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が入力される指示入力部を更に備え、
    前記制御部は前記接続および前記記憶を確認したときでも、前記指示入力部から前記指示が入力されたときは前記第2のプログラムを起動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記BIOS起動中に更に、前記接続部に接続されている前記第2の記録媒体の認証を行い、前記認証されたときのみ前記第2のプログラムの起動を許可する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の記録媒体は当該情報処理装置の内部に設けられたストレージデバイスおよびROMを含む内部デバイスであり、前記第2の記録媒体はUSBメモリを含む外部デバイスである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2のプログラムは、当該情報処理装置の診断ツール、ログ収集、前記第1のプログラムの自動アップデートに関するプログラムを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記認証情報は、パスワードまたは認証コードである
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. BIOS起動中に、外部から第2の記録媒体が接続可能とされた接続部に第2の記録媒体が接続されていることと、前記接続部に接続された前記第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムの起動が行われたことを示す起動情報が記憶される記憶部に前記起動情報が記憶されていることとを確認し、前記接続のみが確認されたときは前記記憶部に前記起動情報を記憶すると共に前記第2のプログラムを起動し、前記接続および前記記憶が確認されたときは第1のプログラムを起動し、前記接続が確認できないときは前記記憶部から前記起動情報を消去すると共に第1のプログラムを起動するように情報処理装置を作動させる
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 前記接続および前記記憶を確認したときでも、当該情報処理装置の起動時に前記接続部に接続されている第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が入力される指示入力部から前記指示が入力されたときは前記第2のプログラムを起動するように情報処理装置を作動させる
    ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記BIOS起動中に更に、前記接続部に接続されている前記第2の記録媒体の認証を行い、前記認証されたときのみ前記第2のプログラムの起動を許可するように情報処理装置を作動させる
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のプログラム。
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