JP2002007131A - 制御用表示装置 - Google Patents

制御用表示装置

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JP2002007131A JP2000186794A JP2000186794A JP2002007131A JP 2002007131 A JP2002007131 A JP 2002007131A JP 2000186794 A JP2000186794 A JP 2000186794A JP 2000186794 A JP2000186794 A JP 2000186794A JP 2002007131 A JP2002007131 A JP 2002007131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御用プログラムの変更処理など、通常の制
御動作とは異なる処理を容易に実行可能なプログラマブ
ル表示器を実現する。 【解決手段】 プログラマブル表示器4には、メモリカ
ード・ドライブ21が設けられており、プログラマブル
表示器4のROM12には、メモリカード・ドライブ2
1から起動するためのカード起動プログラムP11が格
納されている。メンテナンス要員が、タッチパネル16
の予め定められた領域の複数を略同時に操作すると、C
PU14は、フラグ記憶部23に、メモリカード・ドラ
イブ21からの一時的な起動を示すフラグをセットす
る。さらに、CPU14は、次回の起動時に、フラグ記
憶部23を参照して、通常は、FEEPROM11から
起動するように設定されていても、メモリカード・ドラ
イブ21から起動すると共に、フラグ記憶部23のフラ
グをリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、プログラ
マブル表示器など、制御システムにて、制御対象の状態
を表示したり制御する制御用表示装置に関し、特に、制
御用プログラムの変更処理など、通常の制御動作とは異
なる処理を容易に実行可能な制御用表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、制御システムでは、制御対象
の状態をオペレータに報知したり、オペレータからの指
示に合わせて制御対象の状態を制御するため、例えば、
プログラマブル表示器が使用されている。
【0003】当該プログラマブル表示器は、通常は、内
蔵メモリに格納された制御用プログラムに従って動作し
ているが、例えば、制御時の動作を変更する際に、制御
用プログラムを内蔵メモリに書き込む場合などには、通
常の制御動作と異なる処理を行う必要がある。
【0004】図10に示すように、従来のプログラマブ
ル表示器101は、RS−232Cケーブルなどのシリ
アルケーブル102と接続可能なシリアルポート101
aを備えており、通常の制御動作と異なる処理を行う場
合には、シリアルケーブル102を介して携帯型コンピ
ュータ103と接続される。
【0005】また、プログラマブル表示器101のRO
M111には、FEEPROM112に格納されたプロ
グラムを実行する処理と、通信回路113を制御して、
上記シリアルポート101aから入力されたデータを、
上記FEEPROM112に格納する処理とを、CPU
114に実行させるプログラムが格納されており、当該
CPU114は、電源投入後、あるいは、リセット後
に、ROM111内のプログラムを実行する。これによ
って、プログラマブル表示器101は、制御用プログラ
ムを変更したり、内蔵のFEEPROM112に格納さ
れた制御用プログラムに従って、通常の制御動作を行っ
たりできる。
【0006】より詳細には、図11に示すように、CP
U114は、電源投入後あるいはリセット後、上記RO
M111のプログラムに従って、プログラマブル表示器
101の各回路を初期化するなど、ハードウェア初期処
理を行う(S101)。さらに、CPU114は、S1
02において、通信回路113を制御し、シリアルケー
ブル102を介して通信を試みる。
【0007】ここで、通常制御時には、シリアルケーブ
ル102および携帯型コンピュータ103が接続されて
いないので(S102にて、NO)、CPU114は、S
103において、FEEPROM112から制御用プロ
グラムを読み出し、S104において、当該制御用プロ
グラムに基づき制御対象を制御する。
【0008】一方、制御用プログラムの更新時には、プ
ログラマブル表示器101にシリアルケーブル102を
介して携帯型コンピュータ103が接続されている。し
たがって、CPU114は、上記S102の判定後、携
帯型コンピュータ103と通信し、携帯型コンピュータ
103から受け取った制御用プログラムをFEEPRO
M112に格納する。制御用プログラムの転送が終了す
ると、プログラマブル表示器101のメンテナンス要員
は、プログラマブル表示器101の電源を遮断した後、
プログラマブル表示器101からシリアルケーブル10
2を取り外し、プログラマブル表示器101の電源を再
び投入する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、制御用プログラムの更新毎にシリアルケーブル
102の着脱が必要になる。また、制御用プログラムの
更新時には、プログラマブル表示器101の近傍に携帯
型コンピュータ103を持ち込む必要がある。したがっ
て、制御用プログラムの更新に非常に手間がかかるとい
う問題を生ずる。
【0010】ここで、制御システムでは、制御用プログ
ラムの誤りが事故に直結することが多い。したがって、
事故を防止するため、制御用プログラムを更新した後、
実際の運転時と同様に、プログラマブル表示器101と
PLCとが接続される。さらに、プログラマブル表示器
101やPLCの動作に基づいて、制御用プログラムが
検証され、例えば、転送ミスなどの不具合を発見する
と、再度、携帯型コンピュータ103から制御用プログ
ラムを転送する。
【0011】ところが、上記構成では、制御用プログラ
ムを検証するために、FEEPROM112から起動す
る時点と、携帯型コンピュータ103から制御用プログ
ラムを転送する時点とで、シリアルケーブル102を着
脱する必要があり、手間がかかる。
【0012】さらに、シリアルケーブル102にて制御
用プログラムを転送する通信プログラムは、転送中の停
電などで、FEEPROM112の内容が破損して起動
できなくなった場合に備えて、ROM111に格納され
ているため、内容の変更が難しい。一方、制御用プログ
ラムを転送するプログラムなどのメンテナンス用プログ
ラムは、制御システムの制御対象となるターゲットシス
テムや、その運営者などによって、必要な機能やユーザ
インターフェースが互いに異なっている。したがって、
各ユーザ間で共通のメンテナンス用プログラムをROM
111内に格納すると、必要な機能やユーザインターフ
ェースが提供できなかったり、所望の機能やユーザイン
ターフェースを実現するよりも大きな容量のROMが必
要になってしまう。
【0013】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、制御用プログラムの変更処理
など、通常の制御動作とは異なる処理を容易に実行可能
な制御用表示装置を実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る制
御用表示装置は、上記課題を解決するために、制御用プ
ログラムが格納された通常起動デバイスを有する制御用
表示装置において、上記通常起動デバイスとは別に設け
られた一時起動デバイスと、入力手段が予め定められた
特定操作を受け付けた場合、1度だけ、上記一時起動デ
バイスから起動する起動制御手段とを備えていることを
特徴としている。なお、上記一時起動デバイスは、制御
用表示装置が当該デバイスから起動用のプログラムを取
得して起動できれば、例えば、メモリカードなどの記録
媒体を読み取る記録装置であってもよいし、ネットワー
クとの通信装置であってもよい。
【0015】上記構成において、例えば、制御用プログ
ラムの変更処理やメンテナンス処理など、通常の制御処
理とは異なる処理が必要な場合、制御用表示装置のメン
テナンス要員が予め定められた特定操作を行うと、制御
用表示装置の起動制御手段は、通常起動デバイスから起
動できるか否かに拘らず、1度だけ、通常起動デバイス
とは異なる一時起動デバイスから起動する。したがっ
て、当該一時起動デバイスに、制御用プログラム変更用
の起動プログラムおよび制御用プログラムを格納した
り、メンテナンス用の起動プログラムを格納すれば、制
御用表示装置に、通常の制御処理とは異なる処理を実行
させることができる。
【0016】一方、制御用表示装置は、1度、一時起動
デバイスから起動すると、その後、制御用表示装置は、
一時起動デバイスから起動可能か否かに拘らず、例え
ば、内蔵メモリなどの通常起動デバイスから起動して、
当該通常起動デバイスの制御用プログラムを実行する。
これにより、例えば、制御対象の状態を表示したり、オ
ペレータからの指示に応じて制御対象を制御したりでき
る。
【0017】上記構成では、制御用表示装置は、1度、
一時起動デバイスから起動した後、一時起動デバイスか
ら起動可能か否かに拘らず、通常起動デバイスから起動
する。したがって、シリアルケーブルが接続されている
場合にシリアルケーブルから起動用のプログラムを読み
取り、接続されていない場合は、内蔵メモリから起動す
る従来技術とは異なり、一時起動デバイスとして、シリ
アルケーブルとの通信回路を使用する場合であっても、
通信ケーブルを着脱する必要がない。また、一時起動デ
バイスからの起動は、特定操作1回につき、1度限りな
ので、メンテナンス要員が一時起動デバイスを毎回指定
する場合と異なり、設定を元に戻す必要がない。これら
の結果、メンテナンス要員が通常の制御処理とは異なる
処理を制御用表示装置に実行させる場合の手間を削減で
きる。
【0018】また、請求項2の発明に係る制御用表示装
置は、請求項1記載の発明の構成において、上記入力手
段は、通常の制御動作時にも操作可能なタッチパネルで
あって、上記特定操作には、当該タッチパネルの入力領
域のうち、予め定められた各領域の複数に対する略同時
操作が含まれていることを特徴としている。なお、複数
領域への略同時操作であれば、例えば、予め定められた
領域全てを略同時操作してもよいし、予め定められた各
領域のうち、少なくとも2領域を略同時操作してもよ
い。
【0019】上記構成において、例えば、タッチパネル
の4隅のうちの3点を同時に押さえるなど、タッチパネ
ルの複数領域を略同時に操作すると、制御用表示装置
は、一時起動デバイスから起動する。当該タッチパネル
は、通常制御動作時にも操作できるように、例えば、制
御用表示装置の前面など、操作しやすい場所に配されて
いる。また、タッチパネルは、スイッチなど、機械的に
動作する部材とは異なり、ゴミや水が混入しやすい劣悪
な環境下でも誤動作せずに入力を受け付けることができ
る。したがって、制御用表示装置のメンテナンス要員
は、例えば、制御用表示装置を設置場所から取り外し
て、背面のディップスイッチを操作するなどの煩雑な作
業を行うことなく、一時起動デバイスからの起動を指示
できる。また、一時起動デバイスからの起動を指示する
ためには、複数領域を略同時に操作する必要があるの
で、制御用表示装置のオペレータが誤って操作する可能
性を低減できる。
【0020】さらに、請求項3の発明に係る制御用表示
装置は、請求項1または2記載の発明の構成において、
上記入力手段が上記特定操作を受け付けた場合、表示画
面の一部を占有し、選択肢として予め定められた複数処
理を表示するメニュー表示手段と、上記メニュー表示手
段が表示する選択肢を変更する選択肢変更手段と、上記
メニュー表示手段が表示する選択肢のうち、上記一時起
動デバイスからの起動処理が選択された場合に、上記起
動制御手段へ、上記一時起動デバイスからの起動を指示
する指示手段とを備えていることを特徴としている。
【0021】当該構成では、入力手段が特定操作を受け
付けると、メニュー表示手段は、表示画面の一部にメニ
ューを表示して、メンテナンス要員に選択を促す。メン
テナンス要員は、例えば、一時起動デバイスからの起動
処理など、所望の選択肢が表示されていない場合、上記
選択肢変更手段に指示して、メニュー表示手段が表示す
る選択肢を変更する。さらに、指示手段は、メンテナン
ス要員が、上記一時起動デバイスからの起動処理を選択
した場合、上記起動制御手段に、一時起動デバイスから
の起動を指示する。
【0022】当該構成では、メニューが表示画面の一部
に表示されるので、残余の部分では、通常の制御動作時
の表示を続けることができる。したがって、通常の制御
動作時の表示に支障をきたすことなく、起動するデバイ
スを選択できる。さらに、メニューに表示する選択肢を
変更できるので、メニューの表示領域が限られているに
も拘らず、制御用表示装置は、変更できない場合よりも
多くの選択肢について選択を促すことができる。
【0023】また、例えば、リセット指示や制御用表示
装置各部の設定など、他の処理を選択する際の操作と、
起動するデバイスを選択する際の操作とで、複数領域へ
の略同時操作を共用できる。したがって、個々の処理用
の操作を個別に設定する場合よりも、操作を覚える手間
が少なくなる。
【0024】一方、請求項4の発明に係る制御用表示装
置は、請求項1、2または3記載の発明の構成におい
て、上記一時起動デバイスは、例えば、ICカード・ド
ライブやフラッシュROMカード・ドライブなど、メモ
リカードの読み取り装置であることを特徴としている。
なお、メモリカードの読み取り装置が読み取り対象とな
るメモリカードを交換可能であれば、メモリカードの外
観は、板状であってもよいし、スティック状であっても
よい。また、読み取り装置は、メモリカードと接触して
読み取ってもよいし、電磁波などを使って、接触せずに
読み取ってもよい。
【0025】当該構成では、起動するプログラムが、可
動部を必要としないメモリカードに格納されるので、上
述のような劣悪な環境下でも使用できる。また、メモリ
カードが交換可能なので、起動するプログラムを容易に
更新できる。さらに、従来のように、シリアルケーブル
を介して制御用プログラムを転送する場合と比較する
と、転送が高速なだけでなく、制御用表示装置の設置場
所には、メモリカードのみを持ち込めばよいので、持ち
運びが容易である。加えて、必要な場合にのみ、制御用
表示装置に装着すればよいので、複数の制御用表示装置
間でメモリカードを共用でき、各制御用表示装置に用意
する必要のあるメモリ容量を削減できる。
【0026】また、請求項5の発明に係る制御用表示装
置は、請求項4記載の発明の構成において、上記起動制
御手段は、上記一時起動デバイスとしてのメモリカード
に構築されたファイルシステムから、予め定められた特
定のファイル名のファイルを読み込んで起動すると共
に、上記ファイルシステムは、制御用表示装置の制御用
プログラムを作成可能な制御用ホストコンピュータから
アクセス可能なファイルシステムであることを特徴とし
ている。
【0027】上記構成では、メモリカードのファイルシ
ステムが、制御用ホストコンピュータからアクセス可能
なファイルシステムと同一構造であり、起動制御手段
は、ファイル名で、起動用のプログラムを特定する。し
たがって、制御用ホストコンピュータは、単に、制御用
表示装置の起動用プログラムを、所定のファイル名でメ
モリカードに保存するだけで起動用のメモリカードを作
成できる。この結果、起動用のメモリカードを作成する
ために、制御用ホストコンピュータに、専用のフォーマ
ット用プログラムを用意する必要がなく、起動用のメモ
リカードを作成可能な制御用ホストコンピュータを容易
に実現できる。
【0028】さらに、請求項6の発明に係る制御用表示
装置は、請求項1、2、3、4または5記載の発明の構
成において、上記起動制御手段は、リセット後も値が保
持されるフラグ記憶手段と、当該フラグ記憶手段を参照
して、電源投入後またはリセット後に起動するデバイス
を選択する選択手段と、上記特定操作を受け付けた場
合、上記一時起動デバイスからの起動を示すフラグを、
上記フラグ記憶手段に設定すると共に、上記一時起動デ
バイスから起動すると、通常起動デバイスからの起動を
示すフラグに変更するフラグ設定手段とを備えているこ
とを特徴としている。なお、フラグ記憶手段は、例え
ば、制御用表示装置の記憶手段のうち、リセット後に初
期化されない領域などとして実現される。
【0029】上記構成において、制御用表示装置のフラ
グ設定手段は、上記特定操作を受け付けた場合、上記一
時起動デバイスからの起動を示すフラグをフラグ記憶手
段に設定する。この状態で、制御用表示装置がリセット
されると、選択手段は、フラグ領域を参照して、一時起
動デバイスから起動する。さらに、フラグ設定手段は、
一時起動デバイスから起動すると、上記フラグを通常起
動デバイスからの起動に切り換える。
【0030】上記構成では、フラグの値がリセット後も
保持されるので、制御用プログラムの実行、一時起動デ
バイスからの起動用プログラムの読み出し、および、起
動用プログラムの実行を切り換える際にリセットして、
制御用表示装置のメモリ容量を抑制する場合であって
も、何ら支障なく、一時起動デバイスからの起動を1度
に制限できる。この結果、少ないメモリ容量で、起動す
るデバイスを一時的に変更可能な制御用表示装置を実現
できる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
ないし図9に基づいて説明すると以下の通りである。す
なわち、図2に示すように、本実施形態に係る制御シス
テム1は、例えば、モータやバルブあるいはセンサなど
のデバイス2a…を含むターゲットシステム2の状態を
制御するシステムであって、上記各デバイス2aを制御
するプログラマブル・ロジック・コントローラ(PL
C)3と、PLC3に接続され、多くの場合、ターゲッ
トシステム2の近傍でオペレータにより操作されるプロ
グラマブル表示器(制御用表示装置)4とを備えてい
る。上記プログラマブル表示器4は、詳細は、後述する
ように、予め格納される制御用プログラムに従って動作
しており、PLC3と通信してデバイス2aの状態を表
示すると共に、通信結果やオペレータの指示に応じて、
デバイス2aへの制御指示をPLC3へ送信できる。
【0032】また、上記制御システム1には、上記制御
用プログラムの一部または全部を修正可能なコンピュー
タ5が設けられており、例えば、制御用プログラムに不
具合が発見された場合や、制御用プログラムを改善した
場合など、制御用プログラムを変更できる。なお、当該
コンピュータ5が特許請求の範囲に記載の制御用ホスト
コンピュータに対応する。
【0033】上記制御用プログラムには、ハードウェア
の制御処理、あるいは、文字や図形の表示処理やタッチ
パネルへの入力を受け付ける処理など、多くのプログラ
ムで一般的に使用される処理を行うシステムプログラム
と、予め定められた通信プロトコルで通信するためのプ
ロトコルプログラムとが含まれている。また、本実施形
態に係るプログラマブル表示器4は、処理指示語(タ
グ)を組み合わせて決定される画面データに基づいて、
入力および画面表示を制御可能な表示器であって、上記
制御用プログラムには、さらに、プログラマブル表示器
4の表示/制御動作を規定する上記画面データと、例え
ば、当該画面データに基づいて上記システムプログラム
を呼び出して、プログラマブル表示器4の各ハードウェ
アに、画面データが示す表示/制御動作を行わせるアプ
リケーションプログラムなどの拡張プログラムとが含ま
れている。
【0034】上記制御用プログラムのうち、画面データ
は、画面上の領域への表示に対応するデバイスのアドレ
スと画面上の領域との対応を示す表示タグや、画面上の
領域への入力に対応するデバイスのアドレスと画面上の
領域との対応を示す入力タグなどから構成されており、
上記システムプログラムを呼び出して表示/制御動作さ
せるプログラムを作成する場合に比べて容易に作成でき
る。また、表示内容や各表示図形の配置などは、ターゲ
ットシステム2や、その運用者に固有である。したがっ
て、上記画面データは、ターゲットシステム2の近傍に
設けられた運用者のコンピュータ5で変更される。一
方、制御用プログラムであっても、システムプログラム
やプロトコルプログラムあるいはアプリケーションプロ
グラムなどは、例えば、プログラマブル表示器4の製造
業者などのコンピュータ5で変更される。
【0035】ここで、本実施形態に係るプログラマブル
表示器4は、メモリカード・ドライブを内蔵しているの
で、プログラマブル表示器4の制御用プログラムを変更
する際、上記コンピュータ5で変更された制御用プログ
ラムは、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)、
スマートメディア(商標)あるいはMemory Stick(商
標)などのメモリカード6に格納された後、当該メモリ
カード6からプログラマブル表示器4へ転送される。な
お、半導体メモリで記録を保持するリムーバブルな記録
媒体であれば、接触型、近接型または非接触型のICカ
ードであってもよい。
【0036】一方、上記プログラマブル表示器4には、
図1に示すように、通常起動デバイスとして、上記制御
用プログラムが格納されるFEEPROM(Flash Elec
trically Erasable and Programmable ROM)11と、電
源投入時に実行される初期化プログラムやフォントデー
タなどが格納されたROM(Read Only Memory)12
と、例えば、DRAM(Dynamic Randam Acess Memory
)など、上記各ROM11・12よりもアクセス速度
が速く、上記FEEPROM11やROM12などに格
納されたプログラムを実行する際に展開したり、作業領
域として使用されるメインメモリ13と、上記各メモリ
11〜13にアクセスしながら、各メモリ11〜13に
格納されたプログラムを実行するCPU(Central Proc
essing Unit)14とが設けられている。また、プログ
ラマブル表示器4は、入出力装置として、液晶表示装置
などの表示装置15およびタッチパネル16と、上記C
PU14の指示に応じて、表示装置15およびタッチパ
ネル16を制御するI/O回路17と、RS−232C
などの規格のシリアルポート18aを介して通信する通
信回路18とを備えている。
【0037】さらに、本実施形態に係るプログラマブル
表示器4は、一時起動デバイスとして、上記メモリカー
ド6を読み取るメモリカード・ドライブ21を備えてお
り、メモリカード・ドライブ21から起動できるように
構成されている。また、いずれから起動するかを半固定
的に設定するDIPスイッチ22と、例えば、リセット
処理前後で値を維持可能なレジスタとして実現され、メ
モリカード・ドライブ21からの一時的な起動を示すフ
ラグが格納されるフラグ記憶部(起動制御手段;フラグ
記憶手段)23とが設けられている。これにより、後述
する特定の操作を受けた場合は、DIPスイッチ22の
設定に拘らず、1度だけ、メモリカード・ドライブ21
から起動できるようになっている。
【0038】具体的には、本実施形態に係るROM12
には、電源投入時に実行される初期プログラムとして、
各ハードウェアの機能の診断や初期設定などの初期化を
行うハードウェア初期化プログラムP1と、上記シリア
ルポート18aを介して他の機器からプログラムを受け
取り、上記FEEPROM11に格納する通信プログラ
ムP2と、FEEPROM11からの起動処理を行う内
部起動プログラムP3とに加えて、上記メモリカード・
ドライブ21からの起動処理を行うカード起動プログラ
ムP11と、DIPスイッチ22などの設定に基づい
て、電源投入直後に、上記各プログラムP2・P3・P
11のいずれを実行するかを選択する起動選択プログラ
ムP12とが格納されている。また、カード起動プログ
ラムP11には、メモリカード・ドライブ21からの起
動時に、上記フラグ記憶部23のフラグをクリアするプ
ログラムも含まれている。なお、図1では、説明の便宜
上ROM12やFEEPROM11に格納されるプログ
ラムを列挙して記載しているだけであり、実際に各プロ
グラムを格納されるアドレス領域を示すものではない。
【0039】一方、上記FEEPROM11に格納され
た制御用プログラムP21には、実際の制御動作を行う
前に実行され、上記フラグ記憶部23を参照して、メモ
リカード・ドライブ21からの一時的な起動を示すフラ
グがセットされているか否かをチェックするフラグチェ
ックプログラムP31と、フラグがセットされている場
合にメモリカード・ドライブ21からの起動を指示する
一時起動プログラムP32とが含まれている。さらに、
制御用プログラムP21には、上述のシステムプログラ
ムとして、特定の操作を受け付けた場合、図3に示すよ
うに、例えば、表示画面の下方など、特定の表示領域A
1に、メモリカード・ドライブ21からの起動処理を含
む複数の選択肢を表示するメニュー表示プログラムP3
3と、選択肢として、メモリカード・ドライブ21から
の起動処理が選択された場合に、上記フラグ記憶部23
にフラグをセットするフラグ設定プログラムP34とが
含まれている。なお、上記メニュー表示プログラムP3
3を実行するCPU14が、特許請求の範囲に記載のメ
ニュー表示手段、選択肢変更手段および選択手段に対応
する。また、フラグチェックプログラムP31およびフ
ラグ設定プログラムP34を実行するCPU14が、そ
れぞれ、選択手段およびフラグ設定手段に対応してい
る。
【0040】本実施形態では、特定の操作として、例え
ば、図4に示すように、タッチパネル16の入力面(表
示画面)のうち、4隅に設けられた特定領域A11〜A
14のうち、任意の3点の略同時押しを採用しており、
上記メニュー表示プログラムP33は、当該操作を検出
すると、メニュー表示する。本実施形態では、タッチパ
ネル16として、例えば、デジタル方式のタッチパネ
ル、あるいは、アナログ方式のタッチパネルであって
も、上記各特定領域A11〜A14がそれぞれ別個のタ
ッチパネルに配されるように複数に分割されたタッチパ
ネルなど、複数領域への操作を検出可能なタッチパネル
を採用しているので、何ら支障なく、上記特定操作を検
出できる。
【0041】また、上記FEEPROM11には、制御
用プログラムP21だけではなく、制御用データD21
として、例えば、イメージ画像、サウンドデータ、グラ
フデータ、アラームデータなど、表示/制御時に必要な
データ、あるいは、例えば、ロギングデータや画面デー
タのバックアップなど、メンテナンス用のデータなどが
格納されている。
【0042】ここで、上記プログラマブル表示器4は、
ターゲットシステム2近傍の環境、すなわち、水や油あ
るいは埃が多い劣悪な環境下で使用される。したがっ
て、入力装置として、これらの環境でも誤動作しにくい
タッチパネル16が採用されるだけではなく、図1に示
す各部材11〜23は、図5に示すような筐体4aに格
納されている。また、タッチパネル16側の表面が露出
し、背面が露出しないように、筐体4aを壁面などに埋
設することが多い。ここで、図6に示すように、メモリ
カード・ドライブ21のスロットや、図示しない通気口
などの開口部は、背面あるいは筐体4aの側面のうち、
露出しない位置に配されている。なお、図6では、メモ
リカード・ドライブ21のスロットを背面に配した場合
を例示している。これにより、開口部の露出を防止で
き、上述のような劣悪な環境下でも正常に動作し続ける
ことができる。
【0043】さらに、上記メモリカード6には、例え
ば、MS−DOS(登録商標)互換のファイルシステム
など、コンピュータ5がアクセス可能なファイルシステ
ムが構築されており、上記カード起動プログラムP11
が実行されると、プログラマブル表示器4は、当該ファ
イルシステムに格納されたファイルのうち、予め定めら
れたファイル名のファイルを起動時に実行する。本実施
形態では、例えば、ルートディレクトリ上で、ファイル
名が”IPL.SYS ”のファイルを起動時に実行すると規定
されており、メモリカード6には、当該ファイル名で、
起動用プログラム(図1に示すメンテナンス用プログラ
ムP41)が格納される。これにより、コンピュータ5
は、プログラマブル表示器4用の起動プログラムを、メ
モリカード6に所定のファイル名で格納するだけでよ
い。したがって、新たな構成のファイルシステムを構築
する場合や、起動用プログラムを特定の領域に保存する
場合とは異なり、コンピュータ5に新たなフォーマット
ツールを用意することなく、プログラマブル表示器4で
起動可能なメモリカード6を作成できる。
【0044】また、メモリカード6がFEEPROM1
1内の制御用プログラムP21を更新するために用いら
れる場合、メモリカード6には、メンテナンス用プログ
ラムP41に加えて、更新すべき制御用プログラムP2
1が格納されており、上記メンテナンス用プログラムP
41は、当該制御用プログラムP21をFEEPROM
11に転送するプログラムと、転送時のユーザインター
フェース用のプログラムとを含んで構成される。さら
に、必要に応じて、FEEPROM11に転送すべき制
御用データD21も格納されている。
【0045】より詳細には、本実施形態に係るメンテナ
ンス用プログラムP41は、メモリカード6に格納され
た制御用プログラムP21…や制御用データD21…の
うち、プログラマブル表示器4の機種に応じたファイル
名の制御用プログラムP21や制御用データD21を選
択して転送するように構成されている。これにより、メ
モリカード6内に複数機種用の制御用プログラムP21
や制御用データD21が混在していても、何ら支障な
く、プログラマブル表示器4に適した制御用プログラム
P21や制御用データD21を転送できる。この結果、
FEEPROM11の容量やメインメモリ13の容量の
異なる複数機種間で、メモリカード6を共用でき、メモ
リカード6を持ち運ぶ際の手間を削減できる。
【0046】また、メンテナンス用プログラムP41に
は、制御用プログラムP21(制御用データD21)を
FEEPROM11にダウンロードプログラムだけでは
なく、FEEPROM11からメモリカード6へアップ
ロードするプログラムも含まれている。この場合は、あ
るプログラマブル表示器4のFEEPROM11の内容
を、他のプログラマブル表示器4に容易に転送できる。
さらに、メンテナンス用プログラムP41として、メモ
リカード6内のデータと、FEEPROM11内のデー
タとを比較して、相違点を表示画面に表示するプログラ
ムが含まれていてもよい。なお、転送/比較するプログ
ラムは、制御用プログラムP21や制御用データD21
全体を転送/比較してもよいし、予め設定されたデータ
やメンテナンス要員の指示などに従って、一部分を選択
して転送/比較してもよい。
【0047】ここで、ターゲットシステム2や、その運
営者などによって、メンテナンス時に必要な機能やユー
ザインターフェースが互いに異なっている。したがっ
て、ROM12内に、メンテナンス用プログラムP41
を格納しようとすると、必要な機能やユーザインターフ
ェースを提供できなかったり、所望の機能やユーザイン
ターフェースを実現するよりも大きな容量のROM12
が必要になる。また、ユーザインターフェースは、プロ
グラムの不具合が発生しやすく、比較的頻繁に変更され
る虞れがある。これに対して、本実施形態のプログラマ
ブル表示器4では、上述のように、メンテナンス用プロ
グラムP41をメモリカード6に格納しているので、R
OM12の容量を増やすことなく、各ユーザに応じたメ
ンテナンス用プログラムを提供できる。また、制御シス
テム1内の各プログラマブル表示器4へ順次メモリカー
ド6を装着すれば、各プログラマブル表示器4でメモリ
カード6を共用できるので、ROM12に格納する場合
に比べて、制御システム1全体で必要なメモリ容量を削
減できる。
【0048】上記構成におけるプログラマブル表示器4
の各起動動作について説明すると以下の通りである。す
なわち、例えば、通常の制御動作時のように、DIPス
イッチ22がプログラマブル表示器4内部のFEEPR
OM11からの起動に設定されている場合、図7に示す
t1の時点において、電源が投入されると、プログラマ
ブル表示器4のCPU14は、図8に示すS1におい
て、最初にROM12から、ハードウェア初期化プログ
ラムP1を読み出して実行する。これにより、プログラ
マブル表示器4は、例えば、メインメモリ13や表示装
置15あるいはタッチパネル16など、自らがアクセス
可能な各ハードウェアの機能を診断したり、初期設定す
るなどして、各ハードウェアを初期化する。
【0049】さらに、S2において、CPU14は、通
信回路18を制御して、シリアルポート18aに、例え
ば、携帯型コンピュータなどの機器が接続されているか
否かを判定する。ここで、通常の制御動作時には、シリ
アルポート18aには、携帯型コンピュータなどの機器
が接続されていない。この場合(S2にて、NOの場
合)、CPU14は、S3において、DIPスイッチ2
2を確認して、メモリカード・ドライブ21からの起動
が強制されているか否かを確認する。
【0050】上述したように、t1の時点では、DIP
スイッチ22がFEEPROM11からの起動に設定さ
れている。したがって、CPU14は、上記S3の判定
の後、S4において、例えば、FEEPROM11の制
御用プログラムP21の実行開始アドレスをプログラム
カウンタにセットするなどして、FEEPROM11か
らの起動を試みる。なお、CPU14が同時にアクセス
可能なアドレス領域が限られており、ROM12とFE
EPROM11とを切り換える場合には、例えば、アド
レス領域をFEEPROM11に切り換えてリセットす
るなどして、FEEPROM11から起動する。また、
FEEPROM11の制御用プログラムP21を、メイ
ンメモリ13に展開して、展開後の制御用プログラムP
21の実行開始アドレスにジャンプしてもよい。
【0051】上記S4にて、FEEPROM11から起
動すると、CPU14は、制御用プログラムP21の通
常制御動作を実行する前に、フラグチェックプログラム
P31を実行し、上記フラグ記憶部23を参照する(S
5)。ここで、電源投入直後は、フラグ記憶部23のフ
ラグがセットされていない(S5にて、NO)。したがっ
て、CPU14は、制御用プログラムP21に従って、
例えば、オペレータの操作に従ってPLC3へ指示する
など、通常の制御動作を開始する(S6)。
【0052】一方、プログラマブル表示器4が通常制御
動作を行っている期間中に、図4に示す特定領域A11
〜A14をメンテナンス要員が多点押しするなどして、
特定操作が検出されると(S7にて、YES )、CPU1
4は、制御用プログラムP21のメニュー表示プログラ
ムP33に従い、例えば、図3に示すように、予め定め
られた表示領域A1に、メンテナンス用の選択肢などの
選択肢を含むメニューを表示する(S8)。ここで、表
示領域A1は、表示画面の一部に制限されており、残余
の表示領域A2では、デバイスの状態表示など、通常の
制御動作用の表示を続けることができる。また、上記表
示領域A1には、スライドボタンA3が表示されてお
り、当該スライドボタンA3を操作することで、図9に
示すように、表示領域A1に表示される選択肢を変更で
きる。なお、変更方法は、スライドボタンA3の操作毎
に、表示される選択肢の一部が変化するようにスライド
してもよいし、全部が変化するように切り換えてもよ
い。
【0053】選択肢として、メモリカード6からの起動
が選択されると(S9にて、YES )、CPU14は、S
10において、フラグ設定プログラムP34に従って、
フラグ記憶部23にフラグをセットする。
【0054】上記S10にて、フラグがセットされる
と、上述と同様に、S1以降の処理が開始される(図7
のt2の時点)。ただし、この場合は、フラグ記憶部2
3にフラグがセットされているので、CPU14は、上
記S5の判定後、S21において、フラグ記憶部23の
フラグをリセットして、メモリカード・ドライブ21か
らの起動を開始する。
【0055】具体的には、ROM12のカード起動プロ
グラムP11が実行され、CPU14は、メモリカード
・ドライブ21に装着されたメモリカード6内に、起動
用プログラムとして予め定められたファイル名のファイ
ルが存在した場合、当該ファイルをメインメモリ13に
展開して実行する。
【0056】ここで、本実施形態に係るメモリカード6
には、図1に示すように、制御用プログラムP21およ
び制御用データD21に加えて、これらのデータP21
・D21を転送可能なメンテナンス用プログラムP41
が、上記特定のファイル名で格納されている。したがっ
て、上記カード起動プログラムP11が実行されると、
当該メンテナンス用プログラムP41が起動用プログラ
ムとして識別され、CPU14にて実行される。
【0057】さらに、メンテナンス用プログラムP41
が実行されると、CPU14は、ROM12に予め格納
されたプログラマブル表示器4の機種名などのデータか
ら、プログラマブル表示器4の機種を特定し、メモリカ
ード6内の制御用プログラムP21…、制御用データD
21…のうち、当該機種に対応するファイル名の制御用
プログラムP21や制御用データD21を、FEEPR
OM11に転送する。
【0058】上記S21において、メモリカード・ドラ
イブ21から起動され、フラグ記憶部23のフラグがク
リアされた後、メンテナンス用プログラムP41の指示
あるいはメンテナンス要員の指示で、プログラマブル表
示器4がリセットされると、プログラマブル表示器4
は、S1以降の処理を繰り返す(図7のt3の時点)。
【0059】この状態では、上記S21にて、フラグが
リセットされているので、プログラマブル表示器4は、
t1の時点と同様に、FEEPROM11から起動す
る。これにより、プログラマブル表示器4は、FEEP
ROM11に転送された、新たな制御用プログラムP2
1に従って表示/制御できる。
【0060】ここで、例えば、プログラマブル表示器4
が操作を受け付けなくなった場合や、誤動作した場合な
どに、プログラマブル表示器4がリセットされることが
ある。ところが、この場合には、t2の時点とは異な
り、フラグがセットされない。したがって、t2にて、
特定の操作が行われ、一度、メモリカード・ドライブ2
1から起動した後の期間(t3以降の期間)は、メモリ
カード6が装着されていたとしても、特定の操作が再び
行われない限り、プログラマブル表示器4は、何度リセ
ットしてもFEEPROM11から起動する。したがっ
て、シリアルケーブル102に携帯型コンピュータ10
3が接続されているか否かで起動方法を変更する従来構
成を、単にメモリカード・ドライブ21からの起動に適
用した構成、すなわち、メモリカード・ドライブ21に
メモリカード6が装着されているか否かに応じて起動方
法を変更する構成とは異なり、本実施形態に係るプログ
ラマブル表示器4は、メモリカード6から一度起動した
後は、メモリカード6が装着されていても、FEEPR
OM11から起動できる。この結果、メンテナンス時に
一時的にメモリカード・ドライブ21から起動して制御
用プログラムP21を更新した後、当該制御用プログラ
ムP21が正しく動作しているかを確認する際、メンテ
ナンス要員がメモリカード6を着脱したり、起動方法の
切り換え設定を変更したりする必要がなく、メンテナン
ス時の手間を大幅に削減できる。
【0061】また、メモリカード6が装着されていて
も、FEEPROM11から起動できるので、通常制御
動作時に、メモリカード6を装着し続けることができ
る。したがって、メモリカード6を、ロギングデータな
どの格納場所に使用できる。この結果、FEEPROM
11を増設する場合に比べて容易に、ターゲットシステ
ム2に応じた容量のロギングデータの格納領域を確保で
きる。
【0062】なお、プログラマブル表示器4のシリアル
ポート18aに携帯型のコンピュータが接続されている
場合は、上記S2の判定の後、CPU14は、当該コン
ピュータと通信して制御用プログラムP21を受け取
り、FEEPROM11に格納する。また、DIPスイ
ッチ22がメモリカード・ドライブ21からの起動に設
定されていた場合は、上記S3の判定の後、上記S21
において、メモリカード・ドライブ21からの起動が行
われる。これにより、例えば、制御用プログラムP21
書き込み時に停電した場合など、FEEPROM11か
ら起動できない場合、プログラマブル表示器4は、メモ
リカード・ドライブ21から強制的に起動できる。さら
に、上記S8におけるメニュー表示後、他の選択肢が選
択された場合(上記S9にて、NOの場合)、CPU14
は、通常の制御動作を行いながら、上記S7において、
特定の操作を待ち受ける。
【0063】ここで、本実施形態では、特定の操作とし
て、タッチパネル16の多点押しを採用しているが、こ
れに限るものではなく、予め定められた操作であれば、
略同様の効果が得られる。ただし、多点押しは、タッチ
パネル16の前面から操作可能であるにも拘らず、特に
注意しないと押しにくい操作であり、誤ってタッチパネ
ル16に触るなどの誤操作が行われたとしても、多点押
しになり難い。この結果、誤操作に起因するメモリカー
ド・ドライブ21からの誤起動を防止できる。
【0064】また、本実施形態では、特定の表示領域A
1にメニュー表示して、メモリカード・ドライブ21か
らの起動を含む選択肢を選択させているが、これに限ら
ず、表示画面の全面を占有して表示してもよい。ただ
し、本実施形態のように、表示領域A1のみにメニュー
表示すれば、実際の制御動作時、あるいは、制御動作を
テストしている場合には、残余の領域A2に制御用のデ
ータを表示できる。
【0065】さらに、本実施形態では、スライドボタン
A3を表示して、表示領域A1に表示する選択肢を変更
しているので、表示領域A1の広さが制限されているに
も拘らず、より多くの選択肢を選択できる。
【0066】なお、本実施形態では、ファイル名によっ
て、メンテナンス用プログラムP41が転送する制御用
プログラムP21(制御用データD21)を選択してい
るが、これに限るものではない。例えば、メモリカード
6に格納された他のデータベースを参照するなどして選
択してもよい。いずれの場合であっても、メンテナンス
用プログラムP41が、機種に応じた制御用プログラム
P21(制御用データD21)を特定可能であれば、略
同様の効果が得られる。なお、機種のラインナップは、
需要や業績などによって変更される。したがって、機種
選択用のプログラムは、書き換えが難しいROM12で
はなく、本実施形態のように、メモリカード6に格納す
る方が望ましい。
【0067】また、上記では、FEEPROM11から
の起動処理およびメモリカード・ドライブ21からの起
動処理以外の起動処理として、シリアルポート18aか
らの制御用プログラムP21転送のみを説明したが、こ
れに限るものではない。例えば、他のドライブなど、I
/Oユニットが接続されている場合は、他のドライブか
ら起動してもよい。また、プログラマブル表示器4の試
作時など、FEEPROM11が完成していない場合な
どに備えて、ROM12は、FEEPROM11から起
動できないとき、ROMエミュレータからの起動を試み
る方が望ましい。
【0068】なお、上記では、一時的な起動デバイスと
して、メモリカード・ドライブ21に装着されたメモリ
カード6を例にして説明したが、これに限るものではな
く、カード起動プログラムP11に代えて、例えば、ハ
ードディスクなど、他のドライブやネットワークなどの
デバイスから起動するプログラムを用いれば、これらの
デバイスを一時的な起動デバイスとして使用できる。た
だし、メモリカード6は、ハードディスクなどのドライ
ブとは異なり、可動部を持たず、アクセス速度も速い。
したがって、ターゲットシステム2近傍の劣悪な環境下
にプログラマブル表示器4が配された場合であっても、
誤動作せず、かつ、高速に、起動できる。また、劣悪な
環境でも誤動作しにくいので、通常の制御動作中も、ロ
ギングデータの保存領域などとしてメモリカード6を使
用できる。さらに、ネットワークから起動する場合とは
異なり、例えば、IPアドレスの設定などの設定が不要
である。この結果、一時的な起動デバイスの少なくとも
1つとして、メモリカード6を使用する方が好ましい。
【0069】また、本実施形態では、リセット処理前後
で値を維持可能なレジスタとしてフラグ記憶部23を実
現しているが、これに限るものではない。ただし、プロ
グラマブル表示器4では、同時にアクセス可能なアドレ
ス領域が制限されていることが多く、例えば、メンテナ
ンス用のプログラムと制御用のプログラムとなど、用途
(動作時期)の異なる複数のプログラムを順次実行する
場合、一度リセットして、それぞれ用のアドレス領域を
切り換えることが多い。ところが、本実施形態のよう
に、リセット処理前後でフラグの値を維持すれば、この
ような場合であっても、何ら支障なく、メモリカード・
ドライブ21からの起動を1度に制限できる。
【0070】
【発明の効果】請求項1の発明に係る制御用表示装置
は、以上のように、特定操作を受け付けた場合、1度だ
け、通常起動デバイスとは異なる一時起動デバイスから
起動する起動制御手段を備えている構成である。
【0071】上記構成では、制御用表示装置は、1度、
一時起動デバイスから起動した後、一時起動デバイスか
ら起動可能か否かに拘らず、通常起動デバイスから起動
する。したがって、メンテナンス要員が一時起動デバイ
スからの起動を設定した後、通常起動デバイスからの起
動に設定し直したり、一時起動デバイスを着脱する手間
が不要になる。この結果、メンテナンス要員が通常の制
御処理とは異なる処理を制御用表示装置に実行させる場
合の手間を削減できるという効果を奏する。
【0072】請求項2の発明に係る制御用表示装置は、
以上のように、請求項1記載の発明の構成において、上
記特定操作には、タッチパネルの入力領域のうち、予め
定められた各領域の複数に対する略同時操作が含まれて
いる構成である。
【0073】上記構成では、特定操作として、制御用表
示装置の前面(通常の操作面)から操作可能で、しか
も、誤操作しにくい操作、すなわち、各領域の複数に対
する略同時操作が含まれている。したがって、制御用表
示装置の取り外しなどの煩雑な作業を行うことなく、誤
操作に起因する一時起動デバイスからの起動を防止でき
るという効果を奏する。
【0074】請求項3の発明に係る制御用表示装置は、
以上のように、請求項1または2記載の発明の構成にお
いて、上記入力手段が上記特定操作を受け付けた場合、
表示画面の一部を占有し、選択肢として予め定められた
複数処理を表示するメニュー表示手段と、上記メニュー
表示手段が表示する選択肢を変更する選択肢変更手段
と、上記メニュー表示手段が表示する選択肢のうち、上
記一時起動デバイスからの起動処理が選択された場合
に、上記起動制御手段へ、上記一時起動デバイスからの
起動を指示する指示手段とを備えている構成である。
【0075】当該構成では、メニューが表示画面の一部
に表示されるので、通常の制御動作時の表示に支障をき
たすことなく、起動するデバイスを選択できるという効
果を奏する。さらに、メニュー表示する選択肢を変更で
きるので、メニューの表示領域が限られているにも拘ら
ず、より多くの選択肢について、選択を促すことができ
るという効果を併せて奏する。
【0076】請求項4の発明に係る制御用表示装置は、
以上のように、請求項1、2または3記載の発明の構成
において、上記一時起動デバイスがメモリカードの読み
取り装置である構成である。
【0077】当該構成では、起動するプログラムが、可
動部を必要としないメモリカードに格納されるので、上
述のような劣悪な環境下でも使用でき、起動するプログ
ラムを容易に更新できるという効果を奏する。さらに、
シリアルケーブルを介して制御用プログラムを転送する
従来技術と比較すると、転送が高速なだけでなく、制御
用表示装置の設置場所には、メモリカードのみを持ち込
めばよいので、持ち運びの手間を削減できるという効果
を併せて奏する。
【0078】請求項5の発明に係る制御用表示装置は、
以上のように、請求項4記載の発明の構成において、上
記起動制御手段は、上記一時起動デバイスとしてのメモ
リカードに構築されたファイルシステムから、予め定め
られた特定のファイル名のファイルを読み込んで起動す
ると共に、上記ファイルシステムは、制御用表示装置の
制御用プログラムを作成可能な制御用ホストコンピュー
タからアクセス可能なファイルシステムである構成であ
る。
【0079】上記構成では、メモリカードのファイルシ
ステムが、制御用ホストコンピュータからアクセス可能
なファイルシステムと同一構造であり、起動制御手段
は、ファイル名で、起動用のプログラムを特定する。し
たがって、制御用ホストコンピュータに、専用のフォー
マット用プログラムを用意する必要がない。この結果、
起動用のメモリカードを作成可能な制御用ホストコンピ
ュータを容易に実現できるという効果を奏する。
【0080】請求項6の発明に係る制御用表示装置は、
以上のように、請求項1、2、3、4または5記載の発
明の構成において、上記起動制御手段は、リセット後も
値が保持されるフラグ記憶手段と、当該フラグ記憶手段
を参照して、電源投入後またはリセット後に起動するデ
バイスを選択する選択手段と、上記特定操作を受け付け
た場合、上記一時起動デバイスからの起動を示すフラグ
を、上記フラグ記憶手段に設定すると共に、上記一時起
動デバイスから起動すると、通常起動デバイスからの起
動を示すフラグに変更するフラグ設定手段とを備えてい
る構成である。
【0081】上記構成では、フラグの値がリセット後も
保持されるので、制御用表示装置のメモリ容量を抑制す
るために、制御用プログラムの実行、一時起動デバイス
からの起動用プログラムの読み出し、および、起動用プ
ログラムの実行を切り換える際で、リセットする際であ
っても、何ら支障なく、一時起動デバイスからの起動を
1度に制限できる。この結果、少ないメモリ容量で、起
動するデバイスを一時的に変更可能な制御用表示装置を
実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、プログ
ラマブル表示器の要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記プログラマブル表示器を含む制御システム
全体の要部構成を示すブロック図である。
【図3】上記プログラマブル表示器の表示画面例を示す
説明図である。
【図4】上記プログラマブル表示器において、メモリカ
ード・ドライブからの起動を指示する際に操作される入
力領域を示す説明図である。
【図5】上記プログラマブル表示器を示す斜視図であ
る。
【図6】上記プログラマブル表示器の背面を示す平面図
である。
【図7】上記プログラマブル表示器の動作を示すもので
あり、プログラマブル表示器への操作と起動デバイスと
の関係を示すタイミングチャートである。
【図8】上記プログラマブル表示器の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】上記プログラマブル表示器の表示画面例を示す
説明図である。
【図10】従来例を示すものであり、制御システム全体
の要部構成を示すブロック図である。
【図11】上記制御システムにおいて、プログラマブル
表示器の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 プログラマブル表示器(制御用表示装置) 5 コンピュータ(制御用ホストコンピュータ) 6 メモリカード 21 メモリカード・ドライブ(一時起動デバイス;
読み取り装置) 11 FEEPROM(通常起動デバイス) 16 タッチパネル(入力手段) 23 フラグ記憶部(起動制御手段;フラグ記憶手
段) P31 フラグチェックプログラム(起動制御手段;選
択手段) P33 メニュー表示プログラム(メニュー表示手段、選択
肢変更手段、指示手段) P34 フラグ設定プログラム(起動制御手段;フラグ
設定手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/033 360 G06F 1/00 350A 9/06 610J Fターム(参考) 5B054 AA04 AA05 BB01 CC04 5B076 AA12 AB17 5B087 AA09 CC24 CC26 DD02 DD10 DE03 5H220 AA01 BB12 CC03 CC07 CC09 CX09 EE01 EE08 FF02 FF03 FF05 GG03 JJ02 JJ12 JJ26 JJ34 JJ53 5H223 AA01 CC08 DD03 EE06 EE08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御用プログラムが格納された通常起動デ
    バイスを有する制御用表示装置において、 上記通常起動デバイスとは別に設けられた一時起動デバ
    イスと、 入力手段が予め定められた特定操作を受け付けた場合、
    1度だけ、上記一時起動デバイスから起動する起動制御
    手段とを備えていることを特徴とする制御用表示装置。
  2. 【請求項2】上記入力手段は、通常の制御動作時にも操
    作可能なタッチパネルであって、 上記特定操作には、当該タッチパネルの入力領域のう
    ち、予め定められた各領域の複数に対する略同時操作が
    含まれていることを特徴とする請求項1記載の制御用表
    示装置。
  3. 【請求項3】上記入力手段が上記特定操作を受け付けた
    場合、表示画面の一部を占有し、選択肢として予め定め
    られた複数処理を表示するメニュー表示手段と、 上記メニュー表示手段が表示する選択肢を変更する選択
    肢変更手段と、 上記メニュー表示手段が表示する選択肢のうち、上記一
    時起動デバイスからの起動処理が選択された場合に、上
    記起動制御手段へ、上記一時起動デバイスからの起動を
    指示する指示手段とを備えていることを特徴とする請求
    項1または2記載の制御用表示装置。
  4. 【請求項4】上記一時起動デバイスは、メモリカードの
    読み取り装置であることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の制御用表示装置。
  5. 【請求項5】上記起動制御手段は、上記一時起動デバイ
    スとしてのメモリカードに構築されたファイルシステム
    から、予め定められた特定のファイル名のファイルを読
    み込んで起動すると共に、 上記ファイルシステムは、制御用表示装置の制御用プロ
    グラムを作成可能な制御用ホストコンピュータからアク
    セス可能なファイルシステムであることを特徴とする請
    求項4記載の制御用表示装置。
  6. 【請求項6】上記起動制御手段は、リセット後も値が保
    持されるフラグ記憶手段と、 当該フラグ記憶手段を参照して、電源投入後またはリセ
    ット後に起動するデバイスを選択する選択手段と、 上記特定操作を受け付けた場合、上記一時起動デバイス
    からの起動を示すフラグを、上記フラグ記憶手段に設定
    すると共に、上記一時起動デバイスから起動すると、通
    常起動デバイスからの起動を示すフラグに変更するフラ
    グ設定手段とを備えていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の制御用表示装置。
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