JP2009070036A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置に外部接続した記録媒体を接続解除し忘れた場合などでもユーザの意図に反したその記録媒体からの起動を防止することができる情報処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】第2の記録メディア25(外部デバイス)に記憶された第2のプログラムを起動する場合には、情報処理装置10が起動状態であるときにオペレーションパネル26から所定の指示を入力する。この指示が入力されてから行われる装置の起動では、BIOS起動中に、装置の接続部18に第2の記録メディア25が接続されていることと、オペレーションパネル26から所定の指示が入力されていたこととを確認する。これらが確認されたときは、第2の記録メディア25に記憶されている第2のプログラムを起動し、確認できないときは、第1の記録メディア17(内部デバイス)に記憶されている第1のプログラムを起動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、BIOS(Basic Input/Output System)起動中にプログラムの起動制御を行う機能を備えた情報処理装置およびプログラムに関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置(コンピュータシステム)においては、起動ドライブの指定はBIOSの設定(BIOSセットアップメニュー)によって決定され、優先順位が高く指定されたドライブから起動するようになっている。通常は外部記録メディア(外部デバイス)が最も高い優先順位に指定されており、外部記録メディアを装置に接続して電源を入れると外部記録メディアから起動する。また、外部記録メディアを接続せずに電源を入れると、次の優先順位に指定されたHDD(Hard Disk Drive)などの内部デバイスから起動し、内部デバイスに格納されたプログラムが起動して装置を通常動作で使用できるようになる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−215399号公報
上記の情報処理装置では、外部記録メディアからの起動後などでユーザが装置を通常動作で使用したい場合に、外部記録メディアを装置から外し忘れて電源を入れてしまうと、再び外部記録メディアから起動してしまうために装置を通常動作で使用できなくなる。また、省電力モードから復帰した際にも外部記録メディアから起動してしまい、装置を通常動作で使用できなくなる。このように、装置から外し忘れた外部記録メディアが検知されて外部記録メディアからの起動が行われ、ユーザの意図に反して装置を通常動作で使用できなくなることは望ましくない。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、装置に外部接続した記録媒体を接続解除し忘れた場合などでもユーザの意図に反したその記録媒体からの起動を防止することができる情報処理装置およびプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]第1のプログラムが記憶された第1の記録媒体と、
外部から第2の記録媒体が接続可能とされた接続部と、
当該情報処理装置の起動時に前記接続部に接続されている第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が当該情報処理装置の起動状態にて入力される指示入力部と、
BIOS起動中に、前記接続部に第2の記録媒体が接続されていることと、前記起動状態に前記指示入力部から前記指示が入力されたこととを確認し、前記確認されたときは前記第2のプログラムを起動し、前記確認できないときは前記第1のプログラムを起動する制御部と、
を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
[8]BIOS起動中に、外部から第2の記録媒体が接続可能とされた接続部に第2の記録媒体が接続されていることと、当該情報処理装置の起動時に前記接続部に接続されている第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が当該情報処理装置の起動状態にて入力される指示入力部から前記指示が入力されたこととを確認し、前記確認されたときは前記第2のプログラムを起動し、前記確認できないときは第1の記録媒体に記憶されている第1のプログラムを起動するように情報処理装置を作動させる
ことを特徴とするプログラム。
上記発明では、第2の記録媒体(外部デバイス)を装置に接続して第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する場合には、装置が起動状態であるときにユーザが指示入力部から所定の指示を入力する。この指示が入力されてから行われる装置の起動では、BIOS起動中に、装置の接続部に第2の記録媒体が接続されていることと、指示入力部から所定の指示が入力されていたこととが確認される。これらが確認されたときは第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムが起動され、確認できないときは第1の記録媒体に記憶されている第1のプログラムが起動される。
このように、第2の記録媒体からの起動にはユーザによる指示の入力(指示入力部からの入力操作)が必要になり、第2の記録媒体を装置に接続しても、その入力操作が行われなければ第1の記録媒体から起動するようになる。これにより、第2の記録媒体からの起動後などでユーザが装置を第1のプログラムで使用したい場合に、第2の記録媒体を装置から外し忘れて起動しても、第1のプログラムが起動するようになる。したがって、装置に外部接続した第2の記録媒体を接続解除し忘れた場合などでもユーザの意図に反したその第2の記録媒体からの起動を防止できる。
[2]前記指示入力部から前記指示が入力されると、その指示が入力されたことを示す指示入力情報を記憶し、前記確認された後に前記指示入力情報を消去する
ことを特徴とする[1]に記載の情報処理装置。
[9]前記指示入力部から前記指示が入力されると、その指示が入力されたことを示す指示入力情報を記憶し、前記確認された後に前記指示入力情報を消去するように情報処理装置を作動させる
ことを特徴とする[8]に記載のプログラム。
上記発明では、指示入力部から指示が入力されたことを情報(指示入力情報)として記憶しておくことにより、装置を再起動などしたときに、記憶されている情報に基づいて第2の記録媒体からの起動を行えるようになる。
またBIOS起動中に、第2の記録媒体が装置に接続されていること、および、上記の情報に基づき指示入力部から所定の指示が入力されていたことが確認されると、指示入力情報は消去される。その後は、第2の記録媒体が装置に接続されていても、指示入力部から指示が入力されない限り、次回以降の装置の起動では第1の記録媒体から起動するようになる。
このように、記憶した指示入力情報については自動的に消去(リセット)することで、たとえば一度記憶された指示入力情報が装置の起動毎に有効となり、次回以降に行う装置の起動も第2の記録媒体から起動するようなことはない。
[3]前記指示入力部から前記指示が入力されると再起動を行う
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の情報処理装置。
[10]前記指示入力部から前記指示が入力されると再起動を行うように情報処理装置を作動させる
ことを特徴とする[8]または[9]に記載のプログラム。
上記発明では、指示入力部から指示が入力されるのに伴い装置が再起動されるため、指示の入力後に別途再起動の操作を行う必要はない。これにより、指示の入力から再起動を行うまでの操作が簡単になる。
[4]前記BIOS起動中に更に、前記接続部に接続されている前記第2の記録媒体の認証を行い、前記認証されたときのみ前記第2のプログラムの起動を許可する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[11]前記BIOS起動中に更に、前記接続部に接続されている前記第2の記録媒体の認証を行い、前記認証されたときのみ前記第2のプログラムの起動を許可するように情報処理装置を作動させる
ことを特徴とする[8]乃至[10]のいずれか1項に記載のプログラム。
上記発明では、BIOS起動中に第2の記録媒体に対する認証を行うことで、認証された第2の記録媒体に記憶されている第2のプログラムのみの起動が許可され、それ以外のプログラムの起動は許可されなくなる。これにより、たとえば第2の記録媒体に記憶した不正プログラムを起動して装置内のプログラムにアクセスされるようなことを防止できる。したがって、装置のセキュリティを確保しながら、BIOSレベルで起動ドライブを外部デバイスである第2の記録媒体に切り替えることができる。
[5]前記第1の記録媒体は当該情報処理装置の内部に設けられたストレージデバイスおよびROMを含む内部デバイスであり、前記第2の記録媒体はUSBメモリを含む外部デバイスである
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[6]前記第2のプログラムは、当該情報処理装置の診断ツール、ログ収集、前記第1のプログラムの自動アップデートに関するプログラムを含む
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[7]前記認証情報は、パスワードまたは認証コードである
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1項に記載の情報処理装置。
本発明に係る情報処理装置およびプログラムによれば、装置に外部接続した記録媒体を接続解除し忘れた場合などでもユーザの意図に反したその記録媒体からの起動を防止することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置10の主要構成を示している。情報処理装置10は、原稿を読み取って対応する画像を記録紙上に形成して出力するコピー機能や、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを備えたデジタル複合機として構成されており、図1に示すように、プロセッサ(Processor)11と、システムメモリ12と、ノースブリッジ(North Bridge)13と、サウスブリッジ(South Bridge)14と、スーパーI/O(Super Input/Output)15と、BIOSROM(Basic Input/Output System Read Only Memory)16と、第1の記録メディア17と、第2の記録メディア25が接続される接続部18と、オペレーションパネル26とを備えている。すなわち、情報処理装置10は各種機能を実行するためのコンピュータシステムを搭載している。
プロセッサ11は演算処理機能を有し、ノースブリッジ13とホストバス19で接続されている。
システムメモリ12は、プロセッサ11が実行するプログラムの格納やプロセッサ11がプログラムを実行する際のワークメモリ、画像データの格納などに共用される揮発性のメモリであり、ノースブリッジ13とメモリインタフェース20で接続されている。
ノースブリッジ13は、ホストバス19とPCI(Peripheral Component Interconnect)バス21とを接続するホスト−PCIブリッジ、システムメモリ12へのアクセスを制御するメモリコントローラ、図示を省略したキャッシュメモリへのアクセスを制御するキャッシュコントローラなどを含んで構成されている。
サウスブリッジ14は、ノースブリッジ13とPCIバス21で接続されており、PCIバス21とLPC(Low Pin Count)バス22とを接続するPCI−LPCブリッジ、PCIバス21とIDE(Integrated Drive Electronics)バス23とを接続するPCI−IDEブリッジ、PCIバス21とUSB(Universal Serial Bus)バス24とを接続するPCI−USBブリッジ、LPCコントローラ、IDEコントローラ、USBコントローラ、オペレーションパネル26の動作を制御するオペレーションパネルコントローラ、周辺機器からの割り込み要求をその優先順位から判断してプロセッサ11に伝達し割り込み要求信号を発生させる割り込みコントローラなどを含んで構成されている。
スーパーI/O15は、マウスコントローラ、キーボードコントローラ、フレキシブルディスクカートリッジドライブコントローラ、シリアル/パラレルポートなどの基本的なI/Oを備えており、サウスブリッジ14とLPCバス22で接続されている。
BIOSROM16は、情報処理装置10に接続された図示しないディスクドライブ、キーボード、ビデオカードなどの周辺機器を制御するプログラム群であるBIOSが格納されたROM(Read Only Memory)であり、たとえば書き換え可能なEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)などで構成されている。BIOSは、情報処理装置10に接続された周辺機器に対する基本的な入出力手段をOS(Operating System)や各種プログラム(アプリケーションソフト)に対して提供する。
BIOSによる設定には、日付や時刻の設定、ディスクドライブやデバイス、ビデオカードなどの周辺機器の設定、起動ドライブ(ブートデバイス)の優先順位の設定などがある。起動ドライブの優先順位については、初期状態では第2の記録メディア25が優先順位1番で、第1の記録メディア17が優先順位2番に設定されている。ただし、第2の記録メディア25は、情報処理装置10の起動後に、後述するオペレーションパネル26から所定の指示を入力することが起動条件となっている。またBIOSセットアップメニューは、情報処理装置10のセキュリティを確保するために一般ユーザなどには開放されておらず、たとえば特定のIDやパスワードをキー入力して本人認証が確認できた場合にのみ開放されメニュー画面などを表示するようになっている。
第1の記録メディア17は、書き換え可能なフラッシュメモリの一種であるコンパクトフラッシュ(CompactFlash;CF(登録商標))で構成され、情報処理装置10の内部に図示しない接続部(CFスロット)を介して着脱不能または着脱困難に装着されており、その接続部を介してサウスブリッジ14とIDEバス23で接続されている。また第1の記録メディア17には、情報処理装置10の動作を制御するOSとそのOS上で動作する第1のプログラムが格納されている。
接続部18はUSBスロットで構成されており、サウスブリッジ14とUSBバス24で接続されている。
第2の記録メディア25は、USBメモリ(外部デバイス)で構成されており、情報処理装置10の外部から接続部18に接続および離脱可能(着脱可能)とされている。この第2の記録メディア25には、特定解除キー(認証情報)を格納した特定解除キーファイル、OS、および第2のプログラムが記憶されている。
特定解除キーは、ユーザ設定もしくは装置固有のパスワード/認証コードなどであり、たとえば「xyz20060925」など任意に設定される。また、第2の記録メディア25に記憶される第2のプログラムは、たとえば、市場での情報処理装置10の診断ツールやログ収集ソフト、第1の記録メディア17に格納されたプログラムの自動アップデートに関するプログラム、OEM(Original Equipment Manufacturer)先やユーザ毎にカスタマイズできる機能(たとえば、必要とされる入出力モードのみを表示するカスタマイズ)を提供するためのプログラムなどが含まれ、第2の記録メディア25に記憶されたOS上で動作する。
オペレーションパネル26は、表面にタッチパネルを備えた液晶ディスプレイで構成され、ユーザに各種の案内表示や状態表示を行ったり、ユーザから各種の操作を受け付けたりする操作表示部(指示入力部)としての機能を有している。このオペレーションパネル26は、操作表示インタフェース27を介してサウスブリッジ14と接続されている。
次に、上記構成の情報処理装置10による起動時の動作(起動処理)について説明する。
最初に、以下の説明で使用する用語(初回起動、再起動(A/B)、機器管理者設定モード)について説明する。
情報処理装置10の起動時の動作には、初回起動と再起動(A/B)がある。
・「初回起動」とは、装置が電源オフ状態から電源オン状態に移り、通常動作を行うための起動を表す。
・「再起動A」とは、ユーザ(管理者やサービスマンなど)がオペレーションパネル26を操作するなど、ユーザの指示に基づき電源を落とさずに外部ブートが行われて再起動されるものを表す。
・「再起動B」とは、通常動作終了後の所定時間経過後に省電力モードに移行し、その省電力モードの解除に伴い再び通常動作モードへ移る場合に再起動されるものを表す。
情報処理装置10の再起動では、再起動Aの場合のみ、BIOS起動中に外部デバイス(第2の記録メディア25)の認証を行い、起動デバイスを自動で切り換えるか否かの判断を行う。
情報処理装置10の動作時のモードには、通常動作モードや省電力モードの他に機器管理者設定モードがある。
・「機器管理者設定モード」とは、通常動作中に管理者パスワードを入力することで入ることができるモードである。本モードによって装置の状態設定や再起動Aを行うことができる。
図2は、オペレーションパネル26に表示された機器管理者設定モードの画面(管理者設定画面)を示している。機器管理者設定モードでは、オペレーションパネル26の画面部30に、情報処理装置10の詳細な設定を行うための設定ボタン31や再起動ボタン32が表示される。この再起動ボタン32を押下すると再起動Aが実行される。
また、機器管理者設定モードに入るための管理者パスワードは、管理者毎に設定されているものであり、パスワードが一致した場合のみ機器管理者設定モードに入ることができて、管理者設定画面から再起動Aを実行できるようになる。パスワードが不一致の場合は、機器管理者設定モードに入れないため再起動Aを実行することはできない。
図3は、情報処理装置10の起動(電源オン)時に行う処理の流れを示している。まず、起動処理の全体的な流れを説明してから、初回起動/再起動や外部デバイス(第2の記録メディア25)の有/無による各処理の流れについて説明する。
情報処理装置10を電源オンすると(ステップS101)、BIOSROM16内に格納されているBIOSプログラムの中の初期化プログラムが呼び出されて実行され(ステップS102)、ビデオカードの初期化、メモリチェック、デバイスの初期化など周辺機器の初期化(Power On Self Test;POST)が行われる(ステップS103)。
周辺機器の初期化が完了すると、第2の記録メディア25(USBメモリ)が接続部18に接続されているか否か(有/無)を判断する(ステップS104)。接続されている場合には(ステップS104;有)、ステップS112へ移行する。接続されていない場合には(ステップS104;無)、BIOSの設定にて起動ドライブの優先順位が1番に設定されている第2の記録メディア25が検出されないことにより、次の優先順位に設定されている第1の記録メディア17からの起動を行う。
第1の記録メディア17は、情報処理装置10の内部に実装されてユーザなどによる取り外しができないようにされており、更にBIOSセットアップメニューはユーザに開放されていないことで、ユーザによる第1の記録メディア17に格納されたプログラムなどへのアクセスは不可能とされている。このように、第1の記録メディア17はセキュリティが確保されていることで、第1の記録メディア17に対しては認証を行わなくても問題はない。そこで、第1の記録メディア17から起動する場合は第1の記録メディア17に対する認証は行わずに処理を進める。
第1の記録メディア17からの起動では、第1の記録メディア17のマスターブートレコード(Master Boot Record;MBR)をシステムメモリ12上にロードし、そこに書かれた起動プログラムに制御を移す(ステップS105)。
起動プログラムは、第1の記録メディア17における起動パーティションをサーチし(ステップS106)、起動パーティションの先頭位置をパーティションテーブルから検索し、ブートセクタをシステムメモリ12上にロードする(ステップS107)。
ブートセクタに記録されたプログラムは、OSローダをシステムメモリ12上にロードし制御を第1の記録メディア17のOSに渡す(ステップS108)。そして第1の記録メディア17のOSは、情報処理装置10の動作を制御する第1のプログラムを起動し(ステップS109)、情報処理装置10は通常動作モードとなる。本実施形態のようなデジタル複合機として構成された情報処理装置10では、通常動作モードにてコピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などが動作可能となる。
通常動作中に、再起動Aの指示が行われた場合には(ステップS110;Yes)、すなわち、ユーザ管理者やサービスマンなどがオペレーションパネル26を操作し管理者パスワードを入力して機器管理者設定モードを立ち上げ、再起動ボタン32(図2参照)を押下した場合には、再起動Aの指示の状態を保持するための再起動指示フラグをセットし(ステップS111)、ステップS102へ戻って再起動Aを開始する。再起動Aの指示が行われない場合には(ステップS110;No)、通常動作を継続する。
本処理で使用する再起動指示フラグは、再起動Aの指示が入力(再起動ボタン32が押下)されたか否かを示している。フラグ・オフは再起動Aの指示が入力されていないことを示し(初期値)、フラグ・オンは再起動Aの指示が入力されたことを示す。この再起動指示フラグは、指示入力部としてのオペレーションパネル26から所定の指示(第2の記録メディア25に記憶された第2のプログラムを起動する指示)が入力されたことを示す指示入力情報となっている。またこのフラグは、情報処理装置10の起動後(電源オン後)に行われるメモリチェックやデバイスの初期化(ステップS103)によって初期化されないメモリ領域に記憶される。
ステップS104にて第2の記録メディア25が接続部18に接続されていると判断し(ステップS104;有)、ステップS112へ移行した場合には、再起動指示フラグがセットされているか否かを判断する(ステップS112)。
再起動指示フラグがセットされていない場合には(ステップS112;No)、ステップS105へ移行して第1の記録メディア17からの起動を行う。再起動指示フラグがセットされている場合には(ステップS112;Yes)、再起動指示フラグをリセットし(ステップS113)、第2の記録メディア25に格納されている特定解除キーファイル(認証情報ファイル)の内容を確認する(ステップS114)。詳細には、第2の記録メディア25の特定解除キーファイルが格納された固定セクタをリードして特定解除キー(たとえば「xyz20060925」など)を取得し、第2の記録メディア25が起動を許可されたものであるか否かを判断する。
たとえば、特定解除キーファイルが存在しない、もしくは、特定解除キーとは異なる不特定解除キーを格納した不特定解除キーファイルが存在する第2の記録メディア25を接続して情報処理装置10を起動すると、BIOSの設定にて起動ドライブの優先順位が1番に設定されている第2の記録メディア25の検出は行われるが、特定解除キーファイルの内容確認(ステップS114)にて特定解除キーが認証できず、その第2の記録メディア25からの起動が不許可になる。第2の記録メディア25からの起動が不許可になった場合は(ステップS114;NG)、ステップS105へ移行して第1の記録メディア17からの起動を行う。
特定解除キーファイルの内容が正しいと判断(特定解除キーを認証)した場合には(ステップS114;OK)、第2の記録メディア25からの起動を許可する。
第2の記録メディア25からの起動を許可したBIOSプログラムは、第2の記録メディア25のマスターブートレコード(MBR)をシステムメモリ12上にロードし、そこに書かれた起動プログラムに制御を移す(ステップS115)。
起動プログラムは、第2の記録メディア25における起動パーティションをサーチし(ステップS116)、起動パーティションの先頭位置をパーティションテーブルから検索し、ブートセクタをシステムメモリ12上にロードする(ステップS117)。
ブートセクタに記録されたプログラムは、OSローダをシステムメモリ12上にロードし制御を第2の記録メディア25のOSに渡す(ステップS118)。そして第2の記録メディア25のOSは、第2のプログラム、すなわち、情報処理装置10の市場での診断ツールやログ収集ソフト、第1の記録メディア17に格納されたプログラムの自動アップデートに関するプログラムなどを起動する(ステップS119)。
これにより、ユーザ管理者やサービスマンなどが情報処理装置10の自己診断やログの収集、第1の記録メディア17に格納されたプログラムの自動アップデートなどを実施できるようになる。
第2のプログラムによる動作中に、ステップS110と同様に再起動Aの指示が行われた場合には(ステップS120;Yes)、再起動指示フラグをセットし(ステップS111)、ステップS102へ戻って再起動Aを開始する。再起動Aの指示が行われない場合には(ステップS120;No)、第2のプログラムによる動作を継続する。
以上が起動処理の全体的な流れであり、次に、初回起動/再起動や外部デバイス(第2の記録メディア25)の有/無による4種類の処理の流れについて説明する。
(1)外部デバイス有りの初回起動(通常起動)
第2の記録メディア25を情報処理装置10に接続して電源オンすると(ステップS101〜)、第2の記録メディア25が接続されていても(ステップS104;有)、再起動指示フラグがセットされていないため(ステップS112;No)、第2の記録メディア25の認証が行われずに第1の記録メディア17からの起動が行われる(ステップS105〜S109)。
(2)外部デバイス有りの再起動A(ユーザ指示による再起動)
第2の記録メディア25を情報処理装置10に接続した状態で機器管理者設定モードに入り、再起動Aの指示を行うと(ステップS110;Yes)、再起動指示フラグがセットされ(ステップS111)、再起動Aが実行される(ステップS102〜)。この再起動時に第2の記録メディア25の接続が確認され(ステップS104;有)、再起動指示フラグのセットが確認されて(ステップS112;Yes)、再起動指示フラグのリセット後に(ステップS113)、第2の記録メディア25の認証が行われる(ステップS114)。認証された場合は(ステップS114;OK)、第2の記録メディア25からの起動が行われ(ステップS115〜S119)、認証されない場合は第1の記録メディア17からの起動が行われる。
(3)外部デバイス有りの再起動B(省電力モードから通常動作モードへの復帰)
省電力モードから通常動作モードへ復帰する再起動Bが実行されると(ステップS102〜)、この再起動時に第2の記録メディア25の接続は確認されるが(ステップS104;有)、再起動指示フラグのセットは確認されないため(ステップS112;No)、第2の記録メディア25の認証が行われずに第1の記録メディア17からの起動が行われる。
(4)外部デバイス無しの初回起動および再起動A(ユーザ指示による再起動)
第2の記録メディア25を情報処理装置10に接続せずに電源オンすると(ステップS101〜)、第2の記録メディア25の接続が確認されないため(ステップS104;無)、第1の記録メディア17からの起動が行われて通常動作モードとなる。通常動作モードにて機器管理者設定モードに入り、再起動Aの指示を行うと(ステップS110;Yes)、再起動Aが実行される(ステップS102〜)。この再起動時にも第2の記録メディア25の接続が確認されないため(ステップS104;無)、第1の記録メディア17からの起動が行われて再び通常動作モードとなる。
このように、本実施形態の情報処理装置10では、外部デバイスである第2の記録メディア25からの起動にはユーザによる指示の入力(オペレーションパネル26による再起動ボタン32の押下)が必要になり、第2の記録メディア25を装置に接続しても、その入力操作が行われなければ内部デバイスである第1の記録メディア17から起動するようになる。たとえば、第2の記録メディア25からの起動後などでユーザが装置を第1のプログラムによる通常動作で使用したい場合に、第2の記録メディア25を装置から外し忘れて起動しても、第1のプログラムが起動して装置を通常動作で使用できるようになる。これにより、装置に外部接続した第2の記録メディア25を外し忘れた場合などでもユーザの意図に反したその第2の記録メディア25からの起動を防止することができる。
また、第2の記録メディア25から起動する指示が入力(再起動ボタン32が押下)されたことは、所定のメモリ領域に記憶したフラグ(再起動指示フラグ)によって保存しているため、装置の再起動時は記憶されているフラグ(フラグ・オンの状態)に基づいて第2の記録メディア25からの起動が行えるようになる。
またBIOS起動中に、第2の記録メディア25が装置に接続されていること、および、オペレーションパネル26から所定の指示が入力されていたことが上記のフラグに基づいて確認されると、フラグはリセットされる(フラグ・オフの状態)。その後は、第2の記録メディア25が装置に接続されていても、オペレーションパネル26から指示が入力されない限り、次回以降の装置の起動では第1の記録メディア17から起動するようになる。
このように、記憶したフラグ・オンの状態については、すなわち、第2の記録メディア25に対する起動指示については、有効となる装置の起動回数を設定して自動的にリセットしているので(本実施形態の場合はフラグ・オンの状態が1回確認されるとフラグをリセットして無効にしている)、たとえば一度記憶されたフラグ・オンの状態が装置の起動毎に有効となり、次回以降に行う装置の起動も第2の記録メディア25から起動するようなことはない。
従来は、ユーザが外部デバイスを装置に接続/接続解除することで外部デバイスからの起動/解除が行われている。そのため、外部デバイスの接続後はユーザが接続解除しない限り、すなわち、外部デバイスからの起動を解除するための操作を行わない限り、外部デバイスからの起動が継続されることになる。これに対し、本実施形態の情報処理装置10では、外部デバイスである第2の記録メディア25からの起動は、装置への接続と起動の指示(入力操作)という2つの条件を必要とし、一方の条件(起動の指示)については上記のように自動的に無効となるようにしている。これにより、ユーザが第2の記録メディア25からの起動を解除する操作を行わなくても、または忘れても、第2の記録メディア25からの起動は自動的に解除されるため、接続解除忘れによるユーザの意図に沿わない第2の記録メディア25からの起動を防止することができる。
また、第2の記録メディア25から起動する場合は、再起動ボタン32を押下するのに伴い装置が再起動されるため、第2の記録メディア25からの起動を指示する入力操作と再起動の操作とを個別に行う必要はなく、操作が簡単になる。
また、BIOS起動中に第2の記録メディア25に対する認証を行うことで、認証された第2の記録メディア25に記憶されている第2のプログラムのみの起動が許可され、それ以外のプログラムの起動は許可されなくなる。これにより、たとえば第2の記録メディア25に記憶した不正プログラムなどを起動して装置内のプログラムにアクセスされるようなことを防止できる。したがって、装置のセキュリティを確保しながら、BIOSレベルで起動ドライブを外部デバイスである第2の記録メディア25に切り替えることができる。
また、BIOSセットアップメニューにて起動ドライブの優先順位を変更するといった操作を行わなくても、BIOS起動中に起動ドライブが第2の記録メディア25に切り替えられるようになり、第2の記録メディア25に記憶されたプログラムはBIOSレベルで起動する(情報処理装置10に搭載されたOSと独立して起動する)ため、装置側のOSに依存しない自由度の高いプログラムに構成できる。
すなわち、BIOS起動中に起動ドライブを外部デバイスである第2の記録メディア25に切り替える場合は、第2の記録メディア25のプログラム(第2のプログラム)は、その第2の記録メディア25に格納した独自のOSの使用や、OSなしの特殊プログラムの使用も可能になり、プログラムの自由度が増す。また、装置側のOSやプログラム(第1のプログラム)に依存しないため、第2の記録メディア25のプログラムに合わせて装置側のOSなどを変更する必要はなく、第2の記録メディア25に搭載するプログラムのみを変更すれば済み、パーソナルコンピュータなどがあれば容易にどこでも第2の記録メディア25に搭載するプログラムを変更できる。
また、情報処理装置10の内部に設けられた第1の記録メディア17(コンパクトフラッシュ)から起動する場合は、第1の記録メディア17に対する認証を行わないことで起動処理を簡略化することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態による起動処理では、BIOSによる設定で優先順位が高く指定された起動ドライブから順に検索を行って起動ドライブを決定するようにしているが、優先順位に従って起動ドライブを検索するのではなく、情報処理装置に実装(接続)されたすべての起動ドライブを検索した後、その中に所定の認証情報の認証に成功した第2の記録媒体が接続されていれば、この第2の記録媒体を起動ドライブとして起動するようにしてもよい。
また、実施の形態では第1の記録メディア17として構成された第1の記録媒体はコンパクトフラッシュに限らず、たとえば他の規格の各種メモリカード、情報処理装置10の内部に設けられたストレージデバイスやROMなどを用いてもよい。実施の形態では第2の記録メディア25として構成された第2の記録媒体はUSBメモリに限らず、たとえばフレキシブルディスクカートリッジやMO(Magneto Optical disk)などのリムーバブルディスク、あるいは各種メモリカードなどを用いてもよい。
また、再起動指示フラグの状態を記憶する記憶装置として不揮発性メモリなどを使用すれば、装置が電源オフ状態になっても記憶内容(フラグの状態)を保持できるので、実施の形態で説明した装置の電源を落とさずに外部ブートを行う再起動(再起動A)の他に、装置を電源オフしてから電源オンさせる場合でも第2の記録メディア25からの起動が行えるようになる。
また、実施の形態では機器管理者設定モードにてオペレーションパネル26の再起動ボタン32を押下するという一度の入力操作により、第2の記録メディア25から起動させる指示と再起動とを行うようにしているが、この指示と再起動の操作は個別に行うように構成してもよい。たとえば、起動ドライブを外部デバイスに指定するためのボタンなどをオペレーションパネル26に表示し、そのボタンが押下されることで外部デバイスからの起動の指示を受け付ける(フラグ・オン)。その後は、機器管理者設定モードにて装置の状態設定を行う、あるいは、通常動作モードに移行して装置を動作させるなどしてもよく、外部デバイスを装置に接続した後にユーザが外部デバイスから起動したい任意のタイミングで再起動ボタン32を押下する、または、装置の電源をオフ/オンさせると、起動ドライブが外部デバイスに切り替わり、外部デバイスからの起動の指示が無効にされる(フラグ・オフ)などの構成が可能である。
また、実施の形態ではBIOS起動中に外部デバイス(第2の記録メディア25)の認証判断を行う場合で説明したが、本発明はこのような認証判断を行うことのない(認証情報の格納されていない)外部デバイスにも適用することができる。すなわち、再起動の指示が入力されたことを確認できれば、認証判断を行わずに外部デバイスから起動(第2のプログラムを起動)するような構成にも適用可能である。
また、本発明は実施の形態で説明したデジタル複合機に限らず、パーソナルコンピュータなどの他の情報処理装置にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の主要構成を示す制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置のオペレーションパネルに表示される機器管理者設定モードの画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の起動時の動作を示す流れ図である。
符号の説明
10…情報処理装置
11…プロセッサ
12…システムメモリ
13…ノースブリッジ
14…サウスブリッジ
15…スーパーI/O
16…BIOSROM
17…第1の記録メディア
18…接続部
19…ホストバス
20…メモリインタフェース
21…PCIバス
22…LPCバス
23…IDEバス
24…USBバス
25…第2の記録メディア
26…オペレーションパネル
27…操作表示インタフェース
30…画面部
31…設定ボタン
32…再起動ボタン

Claims (11)

  1. 第1のプログラムが記憶された第1の記録媒体と、
    外部から第2の記録媒体が接続可能とされた接続部と、
    当該情報処理装置の起動時に前記接続部に接続されている第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が当該情報処理装置の起動状態にて入力される指示入力部と、
    BIOS起動中に、前記接続部に第2の記録媒体が接続されていることと、前記起動状態に前記指示入力部から前記指示が入力されたこととを確認し、前記確認されたときは前記第2のプログラムを起動し、前記確認できないときは前記第1のプログラムを起動する制御部と、
    を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記指示入力部から前記指示が入力されると、その指示が入力されたことを示す指示入力情報を記憶し、前記確認された後に前記指示入力情報を消去する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記指示入力部から前記指示が入力されると再起動を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記BIOS起動中に更に、前記接続部に接続されている前記第2の記録媒体の認証を行い、前記認証されたときのみ前記第2のプログラムの起動を許可する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の記録媒体は当該情報処理装置の内部に設けられたストレージデバイスおよびROMを含む内部デバイスであり、前記第2の記録媒体はUSBメモリを含む外部デバイスである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2のプログラムは、当該情報処理装置の診断ツール、ログ収集、前記第1のプログラムの自動アップデートに関するプログラムを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記認証情報は、パスワードまたは認証コードである
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. BIOS起動中に、外部から第2の記録媒体が接続可能とされた接続部に第2の記録媒体が接続されていることと、当該情報処理装置の起動時に前記接続部に接続されている第2の記録媒体に記憶された第2のプログラムを起動する指示が当該情報処理装置の起動状態にて入力される指示入力部から前記指示が入力されたこととを確認し、前記確認されたときは前記第2のプログラムを起動し、前記確認できないときは第1の記録媒体に記憶されている第1のプログラムを起動するように情報処理装置を作動させる
    ことを特徴とするプログラム。
  9. 前記指示入力部から前記指示が入力されると、その指示が入力されたことを示す指示入力情報を記憶し、前記確認された後に前記指示入力情報を消去するように情報処理装置を作動させる
    ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記指示入力部から前記指示が入力されると再起動を行うように情報処理装置を作動させる
    ことを特徴とする請求項8または9に記載のプログラム。
  11. 前記BIOS起動中に更に、前記接続部に接続されている前記第2の記録媒体の認証を行い、前記認証されたときのみ前記第2のプログラムの起動を許可するように情報処理装置を作動させる
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
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