JP2002015008A - データ集配システム、及びデータ集配方法 - Google Patents

データ集配システム、及びデータ集配方法

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JP2002015008A
JP2002015008A JP2000196605A JP2000196605A JP2002015008A JP 2002015008 A JP2002015008 A JP 2002015008A JP 2000196605 A JP2000196605 A JP 2000196605A JP 2000196605 A JP2000196605 A JP 2000196605A JP 2002015008 A JP2002015008 A JP 2002015008A
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JP2000196605A
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Takao Senba
孝夫 仙波
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、サーバと携帯端末との間で
データの収集及び配布を効率よく行うことが可能なデー
タ集配システム、及びデータ集配方法を提供することで
ある。 【解決手段】サーバ2と携帯端末5との間でデータベー
スを配布及び収集する際に、サーバ2からクライアント
端末4に配布された第1データベース(配布データ)を
所定の記録メディア(メモリカード6)に記憶させ、こ
のメモリカード6を携帯端末5に装着することにより記
録されている配布データを携帯端末5にダウンロードす
るとともに携帯端末5で更新された第2データベース
(収集データ)をそれぞれメモリカード6に収集し、ク
ライアント端末4に一旦収集した後にサーバ2へアップ
ロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ集配システ
ム、及びデータ集配方法に係り、詳細には、サーバと携
帯端末との間でデータベースを配布及び収集するデータ
集配システム、及びデータ集配方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の電子化、ネットワーク化、
機器の携帯(モバイル)化が大きく進展し、PDA(Pe
rsonal Digital Assistants)と呼ばれる携帯情報端末
が開発されている。携帯情報端末はその携帯性と利便性
とから様々な使用形態を生み、単に個人的な使用形態の
みならず、業務用端末としても注目されている。例え
ば、携帯情報端末を業務に利用する例として、データベ
ースを管理するサーバと、作業者がそれぞれ携帯する複
数の携帯情報端末と、から構成されるデータ集配システ
ムが提案されている。
【0003】このデータ集配システムでは、サーバはデ
ータベースを管理し、個々の携帯情報端末は業務におい
て収集したデータ(例えば、売上データ等)を逐次、或
いは一括してサーバへアップロードし、サーバは収集し
たデータに基づいて元となるデータベース(ソースデー
タベース)を更新する。このデータ集配システムを利用
することにより、複数の携帯情報端末で収集したデータ
をサーバで管理し、データを共有化できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ集配システムにおいてサーバと携帯情報端末との
間でデータを収集(アップロード)したり、配布(ダウ
ンロード)する際は、個々の携帯情報端末または携帯情
報端末用の個々の記録メディアをサーバに直接接続して
データの収集及び配布を行っていた。そのため、個別の
携帯情報端末や記録メディアをサーバの設置場所に集め
る必要があり、データの管理が煩雑であった。また、多
くの携帯情報端末に対してデータを収集及び配布する場
合はその作業負担が多くなるため、管理も容易でなく、
その効率化が望まれていた。
【0005】本発明の課題は、サーバと携帯端末との間
でデータの収集及び配布を効率よく行うことが可能なデ
ータ集配システム、及びデータ集配方法を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、サーバ(例えば、図1に示
すサーバ2)とクライアント端末(例えば、図1に示す
クライアント端末4)と携帯端末(例えば、図1に示す
携帯端末5)とから構成され、ネットワーク(例えば、
図1に示すネットワーク3)を介してデータベースの配
布及び収集を行うデータ集配システムであって、前記サ
ーバは、前記携帯端末用に生成した第1データベース
(例えば、図2に示す配布データ)を前記ネットワーク
を介して前記クライアント端末に送信する第1データベ
ース送信手段(例えば、図3に示す伝送制御部27)を
備え、前記クライアント端末は、前記第1データベース
送信手段により送信された前記第1データベースを受信
して、所定の記録メディア(例えば、図2に示すメモリ
カード6)に記録する記録手段(例えば、図2及び図4
に示すメモリカードリーダライタ48)を備え、前記携
帯端末は、前記記録メディアが装着されることにより、
その記録メディアに記録された第1データベースをアク
セスし、当該携帯端末に配布するとともに、当該携帯端
末に予め配布されて更新された第2データベース(例え
ば、図2及び図6に示す収集データ)をその記録メディ
アに収集するデータ集配手段(例えば、図5に示すメモ
リカードリーダライタ58、記憶装置55)を備え、前
記クライアント端末は、更に、前記データ集配手段によ
り前記記録メディアに収集された第2データベースを前
記ネットワークを介して前記サーバに送信する第2デー
タベース送信手段(例えば、図4に示す伝送制御部4
7)を備えることを特徴としている。
【0007】この請求項1記載の発明のデータ集配シス
テムによれば、サーバとクライアント端末と携帯端末と
の間でネットワークを介してデータベースの配布及び収
集を行う際に、前記サーバの第1データベース送信手段
と、前記クライアント端末の記録手段と、前記携帯端末
のデータ集配手段と、前記クライアント端末の第2デー
タベース送信手段と、によって、所定の記録メディアを
装着することによりデータベースを配布及び収集するた
め、携帯端末をサーバに直接接続しないでデータベース
を配布することができ、データベースの管理が容易とな
り、その収集及び配布も効率よく行うことができる。特
に、遠隔地にサーバが設置されている場合にも携帯端末
との間でネットワークを介して容易かつ迅速にデータの
収集及び配布を行うことができる。
【0008】また、請求項4記載のデータ集配システム
は、サーバ(例えば、図1に示すサーバ2またはクライ
アント端末4)と携帯端末(例えば、図1に示す携帯端
末5)とから構成され、データベースの配布及び収集を
行うデータ集配システムであって、前記サーバは、前記
携帯端末用に生成した第1データベースを所定の記録メ
ディア(例えば、図2に示すメモリカード6)に対して
配布する配布手段(例えば、図3に示すCPU21、伝
送制御部27、図4に示すメモリカードリーダライタ4
8)を備え、前記携帯端末は、前記記録メディアが装着
されることにより、その記録メディアに記録されている
プログラム(例えば、図2及び図6に示す専用プログラ
ム;図11)を実行し、このプログラムにより前記第1
データベースを当該携帯端末に配布するとともに、当該
携帯端末に予め配布されて更新された第2データベース
をその記録メディアに収集するデータ集配手段(例え
ば、図5に示すCPU51、記憶装置55、メモリカー
ドリーダライタ58)を備え、前記サーバは、更に、前
記データ集配手段により前記記録メディアに収集された
第2データベースを収集する収集手段(例えば、図3に
示すCPU21、図4に示す伝送制御部47、メモリカ
ードリーダライタ48)を備えることを特徴としてい
る。
【0009】この請求項4記載の発明のデータ集配シス
テムによれば、サーバと携帯端末との間でデータベース
の配布及び収集を行う際に、前記サーバの配布手段と、
前記携帯端末のデータ集配手段と、前記サーバの収集手
段と、によって、携帯端末に対して所定の記録メディア
が装着されると、その記録メディアに記憶されたプログ
ラムを自動的に実行してデータベースの収集と配布とを
行うので、データベースの集配を容易かつ確実に、効率
よく行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を参照して本
発明に係るデータ集配システム1の実施の形態を詳細に
説明する。
【0011】まず構成を説明する。図1はデータ集配シ
ステム1の構成の一例を示す図である。図1に示すよう
に、データ集配システム1はサーバ2と複数のクライア
ント端末4,4,・・・と、複数の携帯端末5,5,・・・
と、から構成され、サーバ2と複数のクライアント端末
4,4,・・・とは公衆回線網や専用回線等の伝送媒体に
よって通信接続されてネットワーク3を形成している。
また、各クライアント端末4,4,・・・には、業務にお
いて各作業者がそれぞれ携帯して使用する複数の携帯端
末5,5,・・・が属しており、携帯端末5とクライアン
ト端末4との間でデータ(データベース)の授受が行わ
れる。本データ集配システム1では、メモリカード6を
介してクライアント端末4と携帯端末5との間でデータ
(データベース)の授受が行われる(詳細は後述す
る)。
【0012】図1に示すデータ集配システム1におい
て、サーバ2は、例えば、各区域での業務全体を管理す
るために本部に設置されたホストコンピュータであり、
クライアント端末4は管轄区域内におけるデータ(デー
タベース)の集配を管理するために各営業所に設置され
た端末であるとする。
【0013】以下の説明では、管轄区域を"A","
B","C"の3つとし、各区域におけるクライアント端
末4をそれぞれ"A"のクライアント端末4,"B"のクラ
イアント端末4、"C"のクライアント端末4と呼ぶ。区
域毎に分けて呼ぶ必要のない場合は単に「クライアント
端末4」と表記する。また、各管轄区域のクライアント
端末4に属する携帯端末5,5,・・・は、例えば管轄区
域"A"に属する場合は、"a1"の携帯端末5,"a2"の
携帯端末5,・・・のように表し、管轄区域"B"に属する
場合は、"b1"の携帯端末5,"b2"の携帯端末5,・・
・のように表し、管轄区域"C"に属する場合は、"c1"
の携帯端末5,"c2"の携帯端末5,・・・のように表
す。区域毎に分けて呼ぶ必要のない場合は単に「携帯端
末5」と表記する。
【0014】図2は、本実施の形態のデータ集配システ
ム1におけるデータの流れを説明する図である。図2に
示すように、サーバ2は、携帯端末5において実行され
るデータベースの配布及び収集に関する制御プログラム
である専用プログラムと、配布データと収集データとを
記憶している。配布データとは各携帯端末5に配布する
ために生成されたデータベース(第1データベース)で
あり、後述する配布データ生成処理(図8参照)により
サーバ2によって各クライアント端末4に対応するよう
にそれぞれ生成される。収集データは各携帯端末5にす
でに配布されているデータベースであって、更新された
データベース(第2データベース)であり、本実施の形
態ではネットワーク3を介して各クライアント端末4か
らサーバ2に対して送信され収集される。この収集デー
タに基づいてサーバ2のソースデータベース28(図3
参照)が更新される。
【0015】まず、サーバ2において生成された配布デ
ータはクライアント端末4からの要求に従ってネットワ
ーク3を介して要求元のクライアント端末4に送信(配
布)される。この際、専用プログラムも同時に送信(配
布)される(図2のの過程)。クライアント端末4は
配布データ及び専用プログラムを受信すると、配布用共
有フォルダ46b内に受信した配布データ及び専用プロ
グラムを格納する。更に、クライアント端末4は配布用
共有フォルダ46bに格納されている専用プログラム及
び配布データをメモリカードリーダライタ48に装着さ
れたメモリカード6に書き込む。
【0016】その後、携帯端末5に対してメモリカード
6が装着されると、メモリカード6に記録されている専
用プログラムが自動的に起動され、この専用プログラム
に従って、メモリカード6内に記憶された配布データが
携帯端末5の記憶媒体56にダウンロード(配布)され
るとともに、記憶媒体56に格納されている収集データ
がメモリカード6にアップロード(収集)される(図2
の、の過程)。
【0017】メモリカード6が携帯端末5から離脱さ
れ、他の携帯端末5に装着されると、同様にしてデータ
の配布及び収集が行われる(図2のの過程)。このよ
うにして各携帯端末5との間でメモリカード6を介して
データの収集及び配布を行った後、各携帯端末5で収集
された収集データはクライアント端末4においてメモリ
カード6から読み出され、収集用共有フォルダ46bに
格納される(図2のの過程)。その後、収集データは
サーバ2に送信(収集)される(図2のの過程)。サ
ーバ2はクライアント端末4から送信された収集データ
を受信して、ソースデータベース28を更新する。
【0018】ここで、本実施の形態において使用するメ
モリカード6は、可搬型の記録媒体(記録メディア)で
あってデータの読み書きが可能なものであればどのよう
なものでもよく、例えば、フラッシュEEPROMを搭
載した小型・可搬型(カード型)のメモリカードや、フ
ロッピー(登録商標)ディスク等の磁気記録媒体、光学
的記録媒体等である。また、本実施の形態ではひとつの
メモリカード6を複数の携帯端末5に装着して、データ
を配布及び収集する例を示すが、一つの携帯端末5に対
して一つのメモリカード6を個別に用意するようにして
もよい。
【0019】以下、データ集配システム1を構成する各
装置の構成について説明する。まず、サーバ2について
説明する。図3は、サーバ2の構成を示す図であり、
(A)は内部構成を示すブロック図、(B)は記憶媒体
26に記憶されるデータ内容を示す図である。
【0020】図3に示すように、サーバ2はCPU(Ce
ntral Processing Unit)21、入力部22、表示部2
3、RAM(Random Access Memory)24、記憶装置2
5、記憶媒体26、伝送制御部27、及びソースデータ
ベース28から構成されている。
【0021】CPU21は、入力部22を介して入力さ
れる指示に基づいて、記憶媒体26から所定のプログラ
ムを読み出してRAM24のワークメモリに一時格納
し、当該プログラムに基づく各種処理を実行してサーバ
2の各部を集中制御する。すなわち、CPU21は、前
記読み出した所定プログラムに基づいて各種処理を実行
し、その処理結果をRAM24に格納するともに、表示
部23に表示させる。また、入力部22を介して入力さ
れる指示に基づいて、前記処理結果を記憶装置25を介
して記憶媒体26に保存させる。
【0022】また、CPU21は、後述する配布データ
生成処理(図8参照)を実行して各クライアント端末4
に配布するための配布データを生成する。配布データは
各クライアント端末4毎のデータベースがソースデータ
ベース28から抽出されて生成され、各クライアント端
末4(クライアントID)対応の配布データとして記憶
媒体26に記憶される。また、クライアント端末4から
のネットワーク接続要求がある場合は、後述するサーバ
におけるデータ集配処理(図7参照)を実行し、クライ
アント端末4から送信される収集データを受信して一旦
記憶媒体26に記憶し、配布データ生成時にこの収集デ
ータに基づいてソースデータベース28の内容を更新す
る。また、記憶媒体26に記憶されている配布データ及
び専用プログラムを要求元のクライアント端末4に送信
する。
【0023】入力部22は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを
含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号を
CPU21に出力する。
【0024】表示部23は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成さ
れ、CPU21から入力される表示データに基づく信号
を生成して各種表示を行う。
【0025】RAM24は、指定されたアプリケーショ
ンプログラム、入力指示、及び処理結果等を一時格納す
るワークメモリを有する。
【0026】記憶装置25は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体26を有しており、この記
憶媒体26は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体26は記憶装置
25に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体26にはサーバ2のシステ
ムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリケ
ーションプログラム、データ集配処理プログラム、配布
データ生成処理プログラム、及び各処理プログラムで処
理されたデータ等を記憶する。また、データ集配システ
ム1を管理するための管理処理プログラムやクライアン
ト端末4、携帯端末5、及びメモリカード6を管理する
ための各ID管理情報(クライアントID、端末ID、
カードIDを含む)等を有する。
【0027】また、記憶媒体26には図3(B)に示す
ように、データ集配処理(図7参照)で各携帯端末5か
ら収集された収集データがクライアントIDに対応付け
て格納されるとともに、配布データ生成処理(図8参
照)で生成された各クライアント端末4対応の配布デー
タがクライアントIDに対応付けて格納される。図中、
「A対応」とある配布データは"A"のクライアント端末
4対応の配布データであることを意味し、「B」、
「C」についても同様に、それぞれ"B"のクライアント
端末4対応の配布データ、"C"のクライアント端末4対
応の配布データであることを意味する。また、図中「a
1」とある収集データは、"a1"の携帯端末5で収集さ
れた収集データであることを意味し、「a2」〜「c
3」についても同様に各携帯端末5で収集された収集デ
ータであることを意味する。
【0028】また、この記憶媒体26に記憶するプログ
ラム、データ等は、その一部若しくは全部を他の機器か
ら通信回線等の伝送媒体を介して伝送制御部27から受
信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記憶媒体2
6はネットワーク3上に構築された他のサーバの記憶媒
体であってもよい。さらに、前記プログラムを通信回線
等の伝送媒体を介して他の機器へ伝送してこれらの機器
にインストールするように構成してもよい。
【0029】伝送制御部27は、モデム(MODEM:
MOdulator/DEModulator)またはターミナルアダプタ
(TA:Terminal Adapter)等により構成され、電話回
線、ISDN回線等を介して外部機器との通信を行うた
めの制御を行う。モデムは、電話回線を介してパーソナ
ルコンピュータ等の外部機器との通信を行うために、C
PU21によって処理されたデジタルデータを電話回線
の周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、また、電
話回線を介して入力されたアナログ信号をデジタル信号
に復調する装置であり、ターミナルアダプタは、ISD
N回線を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器と
の通信を行うために、既存のインタフェースをISDN
に対応するインタフェースに変換する装置である。
【0030】ソースデータベース28は各携帯端末5に
配布する配布データの元となるデータベースであり、サ
ーバ2で管理される全てのデータが蓄積して記憶されて
いる。サーバ2が各クライアント端末4から収集データ
を収集すると、この収集データに基づいてソースデータ
ベース28が更新される。
【0031】なお、このソースデータベース28に記憶
されるデータはその一部若しくは全部を他の機器から通
信回線等の伝送媒体を介して伝送制御部27から受信し
て記憶する構成にしてもよく、さらに、ソースデータベ
ース28はネットワーク3上に構築された他のサーバの
データベースであってもよい。
【0032】次に、クライアント端末4について説明す
る。図4は、クライアント端末4の構成を示す図であ
り、(A)は内部構成を示すブロック図、(B)は記憶
媒体46に記憶されるデータ内容を示す図である。
【0033】図4に示すように、クライアント端末4は
CPU41、入力部42、表示部43、RAM44、記
憶装置45、記憶媒体46、伝送制御部47、及びメモ
リカードリーダライタ48から構成され、メモリカード
リーダライタ48はメモリカード6を着脱可能とする。
【0034】CPU41は、入力部42を介して入力さ
れる指示に基づいて、記憶媒体46から所定のプログラ
ムを読み出してRAM44のワークメモリに一時格納
し、当該プログラムに基づく各種処理を実行してクライ
アント端末4の各部を集中制御する。すなわち、CPU
41は、前記読み出した所定プログラムに基づいて各種
処理を実行し、その処理結果をRAM44に格納すると
もに、表示部43に表示させる。また、入力部42を介
して入力される指示に基づいて、前記処理結果を記憶装
置45を介して記憶媒体46に保存させる。
【0035】また、CPU41は、後述するクライアン
ト端末におけるデータ集配処理(図9参照)を実行し、
サーバ2と通信接続して記憶媒体46に形成される収集
用共有フォルダ46cに格納されている収集データをサ
ーバ2に対して送信するとともに、新規配布データの配
布を要求する。サーバ2から新規配布データ及び専用プ
ログラムが送信されると、記憶媒体46に形成される配
布用共有フォルダ46bに一旦格納するとともに、メモ
リカードリーダライタ48に対してメモリカード6を装
着するよう促すメッセージを表示部43に表示させる。
また、メモリカードリーダライタ48に装着されたメモ
リカード6内のカードIDを用いてカードの認証を行
い、正規のメモリカード6であれば記憶媒体46の配布
用共有フォルダ46bに格納されている配布データと専
用プログラムをメモリカード6に書込む。この時、装着
されたメモリカード6に収集データが記憶されていれ
ば、この収集データを読み出して記憶媒体46内の収集
用共有フォルダ46cに格納する。
【0036】入力部42は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを
含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号を
CPU41に出力する。
【0037】表示部43は、LCD、CRT等により構
成され、CPU41から入力される表示データに基づく
信号を生成して各種表示を行う。
【0038】RAM44は、指定されたアプリケーショ
ンプログラム、入力指示、及び処理結果等を一時格納す
るワークメモリを有する。
【0039】記憶装置45は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体46を有しており、この記
憶媒体46は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体46は記憶装置
45に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体46にはクライアント端末
4のシステムプログラム及び当該システムに対応する各
種アプリケーションプログラム、データ集配処理プログ
ラム、カード認証プログラム及び各処理プログラムで処
理されたデータ等を記憶する。
【0040】記憶媒体46には、図4(B)に示すよう
に、クライアント端末4毎に設定された識別番号である
クライアントID46aの他、メモリカード6がこのク
ライアント端末4と対応付けられた正当なカードである
か確認するためのID管理情報が記憶されている。ま
た、配布用共有フォルダ46bと収集用共有フォルダ4
6cとが個別に設けられ、配布用共有フォルダ46bに
はサーバ2から配布された(ダウンロードした)配布デ
ータが記憶される。収集用共有フォルダ46cには当該
クライアント端末4に属する各携帯端末5から収集した
収集データが記憶される。
【0041】また、この記憶媒体46に記憶するプログ
ラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバ2等
の他の機器から通信回線等の伝送媒体を介して伝送制御
部47から受信して記憶する構成にしてもよく、さら
に、記憶媒体46はネットワーク3上に構築されたサー
バ2の記憶媒体26であってもよい。さらに、前記プロ
グラムを通信回線等の伝送媒体を介して他の機器へ伝送
してこれらの機器にインストールするように構成しても
よい。
【0042】伝送制御部47は、モデムまたはターミナ
ルアダプタ等により構成され、電話回線、ISDN回線
等を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。
【0043】メモリカードリーダライタ48は、CPU
41から入力される指示に従ってメモリカード6に記憶
されている収集データを読み出す(リード)とともに、
メモリカード6に対して専用プログラム及び配布データ
を書き込む(ライト)。
【0044】次に、携帯端末5について説明する。図5
は、携帯端末5の内部構成を示すブロック図である。
【0045】図5に示すように、携帯端末5はCPU5
1、入力部52、表示部53、RAM54、記憶装置5
5、記憶媒体56、伝送制御部57、及びメモリカード
リーダライタ58から構成され、メモリカードリーダラ
イタ58はメモリカード6を着脱可能とする。
【0046】CPU51は、入力部52を介して入力さ
れる指示に基づいて、記憶媒体56から所定のプログラ
ムを読み出してRAM54のワークメモリに一時格納
し、当該プログラムに基づく各種処理を実行して携帯端
末5の各部を集中制御する。すなわち、CPU51は、
前記読み出した所定プログラムに基づいて各種処理を実
行し、その処理結果をRAM54に格納するともに、表
示部53に表示させる。また、入力部52を介して入力
される指示に基づいて、前記処理結果を記憶装置55を
介して記憶媒体56に保存させる。
【0047】また、CPU51は、後述する携帯端末処
理(図10参照)を実行する。携帯端末処理において、
CPU51はパスワード等を用いたユーザ認証を行って
セキュリティチェックを行い、認証が成功した場合にの
み携帯端末5の使用を許可する。またCPU51はメモ
リカードリーダライタ58に対してメモリカード6が装
着されたことを確認すると、メモリカード6に記憶され
ている専用プログラムを読み出してRAM54に展開
し、図11に示す専用プログラムによる処理を実行す
る。専用プログラムによる処理では、携帯端末5内の端
末ID56aとメモリカード6内のカードIDとを用い
て携帯端末5が正規の端末(許可端末)であるか否かを
確認し、正規の端末であれば携帯端末5の記憶媒体56
に記憶され、更新されているデータベース56bを読み
出して収集データとしてメモリカード6に記憶する。ま
た、メモリカード6に記憶されている配布データを携帯
端末5に新規データベースとして記憶させる。
【0048】入力部52は、カーソルキー、数字文字入
力キー及び各種機能キー等を備えたキー群の他、マウス
パッド等の座標指示装置を含み、押下されたキーの押下
信号や指示された座標の位置信号をCPU51に出力す
る。また、表示部53の表面を覆うようにタッチパネル
を設け、専用の入力ペンにて表示画面上の位置を直接指
示したり、文字データや数字データを入力するようにし
てもよい。
【0049】表示部53は、LCD等により構成され、
CPU51から入力される表示データに基づく信号を生
成して各種表示を行う。
【0050】RAM54は、指定されたアプリケーショ
ンプログラム、入力指示、及び処理結果等を一時格納す
るワークメモリを有する。
【0051】記憶装置55は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体56を有しており、この記
憶媒体56は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体56は記憶装置
55に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体56には携帯端末5のシス
テムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリ
ケーションプログラム、データベース処理プログラム5
6c、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記
憶する。また、携帯端末5の固有の識別情報である端末
ID56a及び配布されたデータベース(配布データ)
56bを記憶している。
【0052】また、この記憶媒体56に記憶するプログ
ラム、データ等は、その一部若しくは全部を他の機器か
ら通信回線等の伝送媒体を介して伝送制御部57から受
信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記憶媒体5
6はネットワーク3上に構築されたサーバの記憶媒体で
あってもよい。さらに、前記プログラムを通信回線等の
伝送媒体を介して他の機器へ伝送してこれらの機器にイ
ンストールするように構成してもよい。
【0053】伝送制御部27は、クライアント端末4や
外部のパーソナルコンピュータと通信接続するためのコ
ネクタ、または赤外線通信用もしくは無線通信用のイン
ターフェイスにより構成される。或いは、遠隔地の外部
機器と移動体通信網等を介して接続するために携帯電話
やPHS等と接続するためのコネクタ等としてもよい。
【0054】メモリカードリーダライタ58は、CPU
51から入力される指示に従ってメモリカード6に記憶
されている専用プログラム及び配布データを読み出す
(リード)とともに、記憶媒体56に記憶されているデ
ータベース56bに対する更新内容である収集データを
メモリカード6に書き込む(ライト)。
【0055】図6は、メモリカード6に記憶されるデー
タ内容を示す図であり、(A)はクライアント端末4か
らデータベースの配布を受けた状態での記憶内容、
(B)は各携帯端末5からデータベースを収集した状態
での記憶内容を示す。
【0056】メモリカード6にはクライアント端末4か
らデータベースが配布された直後の状態では、図6
(A)に示すように、メモリカード6に固有のカードI
Dと専用プログラム、及び配布データが書き込まれてい
る。作業者が作業開始前にこのメモリカード6を携帯端
末5に装着すると、メモリカード6に書き込まれている
専用プログラムが起動される。専用プログラムでは、携
帯端末5側の端末ID56aとメモリカード内のカード
IDを用いて端末が正規の端末であるか確認され、正規
の端末である場合にのみ、メモリカード6に書き込まれ
ている配布データが携帯端末5の記憶媒体56にデータ
ベース56bとして格納(配布)される。
【0057】そして、作業終了後にメモリカード6を携
帯端末5に装着すると、作業開始前と同様に専用プログ
ラムが起動され、携帯端末5側の端末ID56aとメモ
リカード6内のカードIDを用いて端末が認証される。
そして正規の端末であることが確認された場合にのみ、
作業により携帯端末5で更新されたデータベース56b
が収集データとしてメモリカード6に書き込まれる。収
集データはクライアント端末4に属する複数の携帯端末
5("a1"の携帯端末5、"a2"の携帯端末5、"a3"
携帯端末5、・・・)に順次メモリカード6を装着するこ
とによって、このメモリカード6に順次追加して書き込
まれる。収集データの書き込みが終了した後のメモリカ
ード6の状態は、図6(B)に示すように、カードID
と専用プログラムと配布データの他、"a1"の携帯端末
5から収集した収集データ、"a2"の携帯端末5から収
集した収集データ、"a3"の携帯端末5から収集した収
集データ・・・が記憶されている。
【0058】次に本実施の形態のデータ集配システム1
の動作を説明する。以下、データ集配システム1を構成
するサーバ2、クライアント端末4、及び携帯端末5に
おいて実行される各処理をそれぞれ順に説明する。
【0059】まず、図7及び図8を参照してサーバ2に
おいて実行される処理について説明する。図7はサーバ
2において実行されるデータ集配処理の流れを説明する
フローチャートであり、図8はサーバ2において実行さ
れる配布データ生成処理の流れを説明するフローチャー
トである。
【0060】ここで、これらのフローチャートに記述さ
れている各機能を実現するためのプログラムは、読み取
り可能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納され
ており、CPU21はこのプログラムコードにしたがっ
た動作を逐次実行する。また、CPU21は伝送媒体を
介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたが
った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記憶
媒体26の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログ
ラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行
することもできる。
【0061】まず、サーバ2はいずれかのクライアント
端末4から通信接続要求を受信すると、ネットワーク3
を介して要求元のクライアント端末4と通信接続する
(ステップS1)。そして、クライアント端末4からは
クライアントIDと収集データが送信される。サーバ2
はクライアントIDと収集データとを受信すると(ステ
ップS2)、受信した収集データをクライアントIDと
対応づけて記憶装置25内の記憶媒体26に一時保存す
る(ステップS3;図3(B)参照)。
【0062】更に、クライアント端末4から新規配布デ
ータの有無の問い合わせ要求を受信すると(ステップS
4)、CPU21はそのクライアント端末4(クライア
ントID)に対応する新規配布データが記憶媒体26に
記憶されているか否かを確認する(ステップS5)。新
規配布データが記憶されていることが確認された場合は
(ステップS6;Yes)、要求元クライアント端末4
に対して新規配布データがある旨を応答し(ステップS
7)、記憶媒体26から専用プログラム及び新規配布デ
ータを読み出して、要求元クライアント端末4に対して
送信する。
【0063】ステップS6において、新規配布データが
記憶されていない場合(ステップS6;No)は、要求
元クライアント端末4に対して、新規配布データがない
旨を応答し(ステップS9)、処理を終了する。
【0064】ここで、図8を参照してサーバ2における
新規配布データの生成処理について説明する。サーバ2
はオペレータの指示、または所定時間経過毎(例えば、
1日に1回等)に配布データ生成処理を実行する。
【0065】まず、CPU21はサーバ2で管理してい
る全てのクライアント端末4のうち、ひとつのクライア
ント端末4のクライアントIDを指定し(ステップS1
1)、指定したクライアントIDに対応する収集データ
を記憶媒体26から読み出し、この収集データに基づい
てソースデータベース28を更新する(ステップS1
2)。
【0066】また、未指定のクライアントIDがある場
合は(ステップS13;Yes)、ステップS11へ戻
り、そのクライアントIDを指定して、対応する収集デ
ータを記憶媒体26から読み出し、この収集データに基
づいてソースデータベース28を更新する。
【0067】その後、全てのクライアントIDについて
収集データによるソースデータベース28の更新が終了
すると(ステップS13;No)、次に、CPU21は
再度クライアントIDを指定して(ステップS14)、
指定したクライアントIDに対応する配布データを更新
されたソースデータベース28に基づいて生成する。す
なわち、指定したクライアントIDのクライアント端末
4で使用されるデータをソースデータベース28から抽
出し、データベースを生成する。そして、生成されたデ
ータベースを指定したクライアントIDに対応する新規
配布データとして記憶媒体26に保存する(ステップS
16)。
【0068】他に未指定のクライアントIDがある場合
(ステップS17;Yes)は、ステップS14へ戻
り、指定したクライアントIDに対応する配布データを
ソースデータベース28に基づいて生成し、生成された
配布データを指定したクライアントIDに対応する新規
配布データとして記憶装置25に保存する。
【0069】以上のようにして、全てのクライアントI
Dに対応する配布データが生成され、保存されると(ス
テップS17;No)、一連の配布データ生成処理を終
了する。
【0070】以上説明したようなサーバ2による処理の
結果、例えば、"A"のクライアント端末4の管轄区域に
おける収集データ("a1"の収集データ、"a2"の収集
データ、"a3"の収集データ)にてソースデータベース
28を更新し、更新されたソースデータベース28か
ら"A"のクライアント端末4に対応するデータベースを
生成して配布データとして記憶媒体26に記憶し、"A"
のクライアント端末4から要求が有れば、生成された配
布データを送信(配布)する。従って、配布データは複
数の携帯端末5で収集した最新のデータを反映して生成
されるので、円滑にデータを共有化できる。また、クラ
イアント端末4の管轄区域に関係のあるデータのみをソ
ースデータベース28から抽出してデータベースとして
配布するため、適切なデータ量でデータを配布でき、通
信時間や通信コストを抑えることができる。
【0071】次に図9を参照してクライアント端末4に
おいて実行されるデータ集配処理について説明する。図
9はクライアント端末4において実行されるデータ集配
処理の流れを説明するフローチャートである。
【0072】ここで、このフローチャートに記述されて
いる各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可
能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納されてお
り、CPU41はこのプログラムコードにしたがった動
作を逐次実行する。また、CPU41は伝送媒体を介し
て伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった
動作を逐次実行することもできる。すなわち、記憶媒体
46の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム
/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行する
こともできる。
【0073】サーバ2との間で収集データの収集(送
信)及び配布データの配布(受信)を行う場合は、クラ
イアント端末4のCPU41は記憶媒体46に記憶され
ているデータ集配処理プログラムを読み出し、このプロ
グラムに従ってデータの収集及び配布に関する処理を実
行する。まず、CPU41は伝送制御部47を制御して
サーバ2に対してネットワーク接続要求を送信する(ス
テップC1)。また、CPU41は記憶媒体46の収集
用共有フォルダ46c内に収集データがあるか否かを確
認し(ステップC2)、収集データがある場合は(ステ
ップC3;Yes)、収集データを読み出し、伝送制御
部47を介してサーバ2に対して送信する。この時、自
己のクライアントIDも同時に送信する(ステップC
4)。その後、CPU41は収集用共有フォルダ46c
内のデータを消去(クリア)する(ステップC5)。
【0074】次に、CPU41は伝送制御部47を介し
て、サーバ2に対して新規配布データの有無についての
問い合わせ要求信号を送信する(ステップC6)。そし
て、サーバ2から新規配布データがある旨の応答信号を
受信した場合は(ステップC7;Yes)、サーバ2か
ら送信された専用プログラムと当該クライアント端末4
に対応する配布データとを受信し(ステップC8)、記
憶媒体46内の配布用共有フォルダ46b内のデータを
一旦消去(クリア)した後に(ステップC9)、配布用
共有フォルダ46bへ受信した専用プログラム及び新規
配布データを保存する(ステップC10)。
【0075】ステップC7において、サーバ2から新規
配布データがない旨の応答信号を受信した場合は(ステ
ップC7;No)、ステップC8〜C10をスキップし
てステップC11へ進む。
【0076】ステップC11において、CPU41はメ
モリカードリーダライタ48に対してメモリカード6を
装着するよう要求するメッセージを表示部43に表示さ
せる(ステップC11)。そして、メモリカードリーダ
ライタ48に対してメモリカード6が装着されたことを
確認すると(ステップC12;Yes)、メモリカード
6のカードIDを読み出し(ステップC13)、クライ
アント端末4のクライアントIDと比較して、装着され
たメモリカード6が正規のカードであるか否かを認証す
る(ステップC14)。
【0077】そして、正規カードであることが確認され
ると(ステップC15;Yes)、CPU41は、配布
用共有フォルダ46bに配布データがあるか否かを確認
し、配布データが格納されている場合は(ステップC1
6;Yes)、メモリカードリーダライタ48に対し
て、専用プログラム及び配布データをメモリカード6に
記録させる指示を出力する。メモリカードリーダライタ
48は、入力された指示に従ってメモリカード6に専用
プログラムと配布データとを書き込む(ステップC1
7)。
【0078】また、配布用共有フォルダ46bに配布デ
ータが格納されていない場合(ステップC16;N
o)、または専用プログラム及び配布データをメモリカ
ード6に書き込んだ後(ステップC17)は、ステップ
C18へ進む。
【0079】ステップC18において、CPU41は装
着されているメモリカード6内に収集データがあるか否
かを確認し、収集データが記録されている場合は(ステ
ップC18;Yes)、メモリカードリーダライタ48
に対して記録されている収集データを読み出す指示を出
力する。メモリカードリーダライタ48は入力された指
示に従ってメモリカード6から収集データを読み出しC
PU41へ出力する。CPU41はメモリカード6から
読み出した収集データを記憶媒体46の収集用共有フォ
ルダ46cに保存し(ステップC19)、処理を終了す
る。
【0080】ステップC15において、装着されたメモ
リカード6が正規カードではないと判断された場合は
(ステップC15;No)、このメモリカード6に対し
てはいかなる処理もせず、装着されているメモリカード
6を排出(イジェクト)し(ステップC20)、一連の
処理を終了する。
【0081】以上説明したようなクライアント端末4に
よる処理の結果、クライアント端末4とサーバ2との間
でネットワーク3を介したデータの配布及び収集が行わ
れるとともに、クライアント端末4とメモリカード6と
の間でデータの配布及び収集が行われる。つまり、クラ
イアント端末4はサーバ2との間でネットワーク3を介
して配布データのダウンロードを行ったり、収集データ
のアップロードを行うので、遠隔地にサーバ2がある場
合でも容易かつ迅速にデータを集配できる。
【0082】また、図4(B)に示すように、クライア
ント端末4の記憶媒体46には管轄区域内で収集された
収集データ("a1"の収集データ、"a2"の収集デー
タ、"a3"の収集データ)を収集用共有フォルダ46c
に一旦格納した後に、サーバ2に対して収集データを送
信(アップロード)するので、効率のよいデータ集配を
行うことができる。また、記憶媒体46には配布データ
の記憶領域(配布用共有フォルダ46b)と収集データ
の記憶領域(収集用共有フォルダ46c)とを個別に設
けるので、クライアント端末4におけるデータベースの
管理やデータへのアクセスを容易とし、高速に処理を行
うことができる。
【0083】更に、クライアント端末4ではメモリカー
ド6に設定されたカードIDによってメモリカード6を
認証して、正規のカードに対してのみ処理を行うので、
メモリカード6にてデータベースを携帯する場合の安全
性が保証される。
【0084】次に、図10及び図11を参照して携帯端
末5において実行される処理について説明する。図10
は携帯端末5において実行される携帯端末処理の流れを
説明するフローチャートであり、図11は携帯端末5に
おいて実行される専用プログラム処理の流れを説明する
フローチャートである。
【0085】ここで、これらのフローチャートに記述さ
れている各機能を実現するためのプログラムは、読み取
り可能なプログラムコードの形態で記録媒体56または
メモリカード6に格納されており、CPU51はこのプ
ログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。ま
た、CPU51は伝送媒体を介して伝送されてきた上述
のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行するこ
ともできる。すなわち、記憶媒体56やメモリカード6
の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/デ
ータを利用してこの実施形態特有の動作を実行すること
もできる。
【0086】作業者は業務を開始する際、各自所持する
携帯端末5に保有するデータベース56bを更新するた
め、図10に示す携帯端末処理を行う。
【0087】携帯端末処理において、まず、携帯端末5
の電源がONされると、CPU51はユーザを認証する
ための認証プログラムを開始し、パスワード等を用いた
セキュリティチェックを行う(ステップP1)。そして
ユーザが認証されると(ステップP2;Yes)、CP
U51はメモリカードリーダライタ58にメモリカード
6が装着されたか否かを確認し、メモリカード6が装着
された場合は(ステップP3;Yes)、メモリカード
6に記憶されている専用プログラムを起動して(ステッ
プP4)、専用プログラムによる処理を実行開始する
(ステップP5)。
【0088】ここで、図11を参照して専用プログラム
による処理を説明する。上述したように、携帯端末5に
対してメモリカード6が装着されると、CPU51はメ
モリカード6内の専用プログラムを起動する。そして、
まずCPU51は携帯端末5内の端末ID56aを読み
出し(ステップP11)、メモリカード6内のカードI
Dと比較して、当該携帯端末5がデータの配布及び収集
が許可されている端末であるか否かを判断する。許可さ
れた端末でない場合(ステップC13;No)は、ステ
ップC14〜C15の処理をせずに、つまりメモリカー
ド6へのデータの書き込みや読み出しを禁止して、ステ
ップP6へ移行する(ステップP6)。
【0089】ステップP13において、許可された端末
であることが確認されると(ステップP13;Ye
s)、CPU51は携帯端末5の記憶媒体56に既に配
布(記憶)され、更新されているデータベース56bを
収集データとしてメモリカード6に記録させる指示をメ
モリカードリーダライタ58に対して出力する。メモリ
カードリーダライタ58によりメモリカード6に収集デ
ータが記録(アップロード)されると(ステップP1
4)、次に、CPU51は、メモリカード6に記録され
ている配布データを読み出す指示をメモリカードリーダ
ライタ58に対して出力する。メモリカードリーダライ
タ58は入力された指示に従ってメモリカード6から配
布データを読み出し、CPU51に出力する。CPU5
1はその配布データを新規データベースとして記憶媒体
56のデータベース56bに上書きする(ダウンロー
ド)(ステップP15)。
【0090】以上の専用プログラムによる処理が終了す
ると、携帯端末5のCPU51はステップP6(図1
0)へ進み、記録媒体56に配布されたデータベース5
6bの閲覧や更新といったデータベース処理を行う。こ
のデータベース処理は記憶媒体56に記憶されたデータ
ベース処理プログラム56cに基づいて実行される。
【0091】また、データベース56bに対するデータ
更新作業中や作業終了後に、再度メモリカード6が装着
されると、ステップP3へ戻り、メモリカード6内の専
用プログラムによる処理を再度実行する。
【0092】以上説明したような携帯端末5による処理
の結果、メモリカード6を介してサーバ2から配布され
た配布データをデータベース56bとして携帯端末5へ
ダウンロードし、携帯端末5において更新したデータベ
ース56bをメモリカード6を介してサーバ2へアップ
ロードすることができる。データの配布及び収集は、メ
モリカード6が携帯端末5に装着された際に自動的に実
行されるので、効率よくデータを配布したり収集したり
することができる。また、確実かつ円滑に最新のデータ
ベースを集配することができる。
【0093】また、データの配布及び収集を行う際は、
サーバ2から適宜配布されメモリカード6に記憶されて
いる専用プログラムを起動して行うため、将来的に専用
プログラムの修正や変更がある場合にも迅速に対応でき
る。
【0094】更に、専用プログラムでは、カードIDと
端末IDとを用いて携帯端末5の正当性を確認した後に
データの収集や配布を行うので、誤って異なる管轄区域
用のデータベースが記録されたメモリカード6を装着し
た場合に、そのデータベースが配布されてしまうという
不都合がなくなる。また、正当なる端末でなければデー
タベースの収集もされないので、データの漏洩を防ぐこ
とができ、セキュリティも向上する。
【0095】以上説明したように、本実施の形態のデー
タ集配システム1は、サーバ2と携帯端末5との間でデ
ータベースを配布及び収集する際に、サーバ2は携帯端
末5用に生成した配布データをネットワーク3を介して
クライアント端末4に送信し、クライアント端末4は前
記配布データをメモリカード6に対して記録(配布)
し、携帯端末5はそのメモリカード6が装着されること
により、メモリカード6に記録されている配布データを
携帯端末5のデータベース56bとしてダウンロード
(配布)する。また、当該携帯端末5に予めダウンロー
ドされているデータベース56bであって更新されたも
のを、装着されているメモリカード6に収集データとし
てアップロード(収集)し、クライアント端末4はその
メモリカード6に記録された収集データを収集してネッ
トワーク3を介してサーバ3へ送信(収集)する。
【0096】従って、サーバ2と携帯端末5との間でメ
モリカード6を用いてデータベースを配布及び収集する
ため、個々の携帯端末5をサーバ2に直接接続すること
なく、データベース及びデータベースの配布や収集を制
御する専用プログラムを配布することができ、データの
収集及び配布を効率よく、かつ安全に行うことができ
る。
【0097】特に、クライアント端末4に管轄区域内の
収集データを一旦集め、サーバ2に対してネットワーク
3を介して収集したデータを送信(アップロード)した
り、サーバ2から配布されたデータをネットワーク3を
介して一旦クライアント端末4で受信し、メモリカード
6に記録して各携帯端末5に配布するようにしているの
で、各装置が遠隔地にある場合にも、データの収集及び
配布を容易かつ迅速に行うことができる。
【0098】また、データベースの収集及び配布を行う
ための専用プログラムをメモリカード6に記憶してお
き、メモリカード6が装着された際に、自動的にメモリ
カード6内の専用プログラムを起動してデータベースの
収集と配布とを行うようにしたので、データの集配は容
易かつ確実に、効率よく行われる。
【0099】また、専用プログラムでは携帯端末5の正
当性を確認し、正当性が確認された場合にのみデータベ
ースの収集や配布を行うようにしたので、許可されない
パーソナルコンピュータや携帯端末に対してデータベー
スを配布し、または収集してしまうこともなくなり、安
全にデータベースを集配できる。また、クライアント端
末4とメモリカード6との間でデータを授受する際にも
メモリカード6が正規のカードであるかを確認し、正規
カードについてのみデータの配布や収集を行うのでデー
タの漏洩を防ぐことができる。
【0100】また、クライアント端末4の記憶媒体46
には管轄区域内の複数の携帯端末5から収集された複数
の収集データを収集用共有フォルダ46cに一旦まとめ
て格納した後に、サーバ2に対してまとめて送信(アッ
プロード)するので、少数のメモリカード6で多数の収
集データを収集する場合にも効率よくデータを集配する
ことができる。また、記憶媒体46には配布データの記
憶領域(配布用共有フォルダ46b)と収集データの記
憶領域(収集用共有フォルダ46c)とを個別に記憶す
るので、クライアント端末4におけるデータベースの管
理やデータへのアクセスを容易とし、高速に処理を行う
ことができる。
【0101】なお、上述の実施の形態では、データ集配
システム1はネットワーク3を介してサーバ2と携帯端
末5との間でデータを収集及び配布するものとしたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ネッ
トワーク3やクライアント端末4を介さずに、サーバ2
と携帯端末5との間でデータを収集/配布するものでも
よい。この場合は、図1におけるクライアント端末4を
サーバ2とみなし、サーバ2にメモリカードリーダライ
タを設けてメモリカード6に対して配布データをダウン
ロードしたり、各携帯端末5から収集した収集データを
メモリカード6を介してアップロードする。この場合に
おいても、携帯端末5では、メモリカード6が装着され
た際にメモリカード6に記憶されている専用プログラム
を起動して、この専用プログラムに従って、端末の正当
性の確認やデータの収集及び配布を行う。
【0102】また、上述の実施の形態では、配布データ
と専用プログラムとを常に同時に配布する例を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
配布データは常に配布するが、専用プログラムは内容が
更新された場合にのみ配布するようにしてもよい。この
ようにすれば、通信時のデータ量を少なくすることがで
き、通信時間や通信コストの低減が可能となる。
【0103】
【発明の効果】請求項1及び7記載の発明によれば、サ
ーバとクライアント端末と携帯端末との間でネットワー
クを介してデータベースの配布及び収集を行う際に、所
定の記録メディアを携帯端末に装着することによりデー
タベースを配布及び収集するため、携帯端末をサーバに
直接接続しないでデータベースを配布することができ、
データベースの管理が容易となり、その収集及び配布も
効率よく行うことができる。特に、遠隔地にサーバが設
置されている場合にも携帯端末との間でネットワークを
介して容易かつ迅速にデータの収集及び配布を行うこと
ができる。
【0104】請求項2記載の発明によれば、配布データ
の記憶領域と収集データの記憶領域とを個別に設けるの
で、クライアント端末におけるデータベースの管理やデ
ータへのアクセスを容易とし、高速に処理を行うことが
できる。
【0105】請求項3記載の発明によれば、クライアン
ト端末は装着された記録メディアが正当なカードである
かを判別し、正当なカードに対してのみデータベースを
配布するので、データの漏洩や誤配布を防ぎ、セキュリ
ティが向上する。
【0106】請求項4及び8記載の発明によれば、サー
バと携帯端末との間でデータベースの配布及び収集を行
う際に、携帯端末に対して所定の記録メディアが装着さ
れると、その記録メディアに記憶されたプログラムを自
動的に実行してデータベースの収集と配布とを行うの
で、データベースの集配を容易かつ確実に、効率よく行
うことができる。
【0107】請求項5記載の発明によれば、少数の記録
メディアに対して複数の携帯端末からのデータを収集で
きるので、データ収集の効率化を図ることができ、ま
た、記録メディアの管理が容易となる。
【0108】請求項6記載の発明によれば、プログラム
では、予め許可された携帯端末を確認した後にデータベ
ースの収集や配布を行うので、データの漏洩や誤配布、
誤収集を防ぎ、セキュリティが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ集配システム1の構成の一例を示す図で
ある。
【図2】本実施の形態のデータ集配システム1における
データの流れを説明する図である。
【図3】サーバ2の構成を示す図であり、(A)は内部
構成を示すブロック図、(B)は記憶媒体26に記憶さ
れるデータ内容を示す図である。
【図4】クライアント端末4の構成を示す図であり、
(A)は内部構成を示すブロック図、(B)は記憶媒体
46に記憶されるデータ内容を示す図である。
【図5】携帯端末5の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】メモリカード6に記憶されるデータ内容を示す
図であり、(A)はクライアント端末4からデータの配
布を受けた状態での記憶内容、(B)は各携帯端末5か
らデータを収集した状態での記憶内容を示す図である。
【図7】サーバ2において実行されるデータ集配処理の
流れを説明するフローチャートである。
【図8】サーバ2において実行される配布データ生成処
理の流れを説明するフローチャートである。
【図9】クライアント端末4において実行されるデータ
集配処理の流れを説明するフローチャートである。
【図10】携帯端末5において実行される携帯端末処理
の流れを説明するフローチャートである。
【図11】携帯端末5において実行される専用プログラ
ム処理の流れを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ集配システム 2 サーバ 21 CPU 22 入力部 23 表示部 24 RAM 25 記憶装置 26 記憶媒体 27 伝送制御部 28 ソースデータベース 3 ネットワーク 4 クライアント端末 41 CPU 42 入力部 43 表示部 44 RAM 45 記憶装置 46 記憶媒体 46b 配布用共有フォルダ 46c 収集用共有フォルダ 47 伝送制御部 48 メモリカードリーダライタ 5 携帯端末 51 CPU 52 入力部 53 表示部 54 RAM 55 記憶装置 56 記憶媒体 57 伝送制御部 58 メモリカードリーダライタ 6 メモリカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 9/06 610J Fターム(参考) 5B049 BB00 CC02 CC08 DD04 DD05 EE02 EE28 FF03 FF04 FF08 FF09 GG04 GG06 GG07 GG09 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 MM00 MM23 ND03 ND23 NR02 NR20 PP02 PP03 PP12 PP13 PP30 PQ02 PQ05 UU40 5B076 BB04 BB06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバとクライアント端末と携帯端末とか
    ら構成され、ネットワークを介してデータベースの配布
    及び収集を行うデータ集配システムであって、 前記サーバは、前記携帯端末用に生成した第1データベ
    ースを前記ネットワークを介して前記クライアント端末
    に送信する第1データベース送信手段を備え、 前記クライアント端末は、前記第1データベース送信手
    段により送信された前記第1データベースを受信して、
    所定の記録メディアに記録する記録手段を備え、 前記携帯端末は、前記記録メディアが装着されることに
    より、その記録メディアに記録された第1データベース
    をアクセスし、当該携帯端末に配布するとともに、当該
    携帯端末に予め配布されて更新された第2データベース
    をその記録メディアに収集するデータ集配手段を備え、 前記クライアント端末は、更に、前記データ集配手段に
    より前記記録メディアに収集された第2データベースを
    前記ネットワークを介して前記サーバに送信する第2デ
    ータベース送信手段を備えることを特徴とするデータ集
    配システム。
  2. 【請求項2】前記クライアント端末は、 前記サーバから送信された第1データベースを記憶する
    ための第1記憶領域と前記記録メディアから収集される
    第2データベースを記憶するための第2記憶領域とを個
    別に設け、前記記録手段は、前記記録メディアが装着さ
    れることにより、当該記録メディアに記録されている第
    2データベースを収集データとして前記第2記憶領域に
    記憶するとともに、前記第1記憶領域に記憶されている
    第1データベースを読み出し、当該記録メディアに対し
    て配布データとして記録するように制御する記憶制御手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載のデータ集配
    システム。
  3. 【請求項3】前記クライアント端末は、前記記録メディ
    アがこのクライアント端末と対応付けられた正当なる記
    録メディアであるか否かを判別する判別手段を更に備
    え、 前記記録手段は、この判別手段によって正当なる記録メ
    ディアであると判別された場合に、当該記録メディアに
    対して前記第1データベースを記録することを特徴とす
    る請求項1記載のデータ集配システム。
  4. 【請求項4】サーバと携帯端末とから構成され、データ
    ベースの配布及び収集を行うデータ集配システムであっ
    て、 前記サーバは、前記携帯端末用に生成した第1データベ
    ースを所定の記録メディアに対して配布する配布手段を
    備え、 前記携帯端末は、前記記録メディアが装着されることに
    より、その記録メディアに記録されているプログラムを
    実行し、このプログラムにより前記第1データベースを
    当該携帯端末に配布するとともに、当該携帯端末に予め
    配布されて更新された第2データベースをその記録メデ
    ィアに収集するデータ集配手段を備え、 前記サーバは、更に、前記データ集配手段により前記記
    録メディアに収集された第2データベースを収集する収
    集手段を備えることを特徴とするデータ集配システム。
  5. 【請求項5】前記記録メディアは複数の携帯端末に個別
    に装着され、個々の携帯端末は装着された前記記録メデ
    ィアとの間でそれぞれ前記第1データベースの配布及び
    前記第2データベースの収集を行い、前記記録メディア
    には複数の第2データベースが記録されることを特徴と
    する請求項4記載のデータ集配システム。
  6. 【請求項6】前記携帯端末において実行されるプログラ
    ムは、 当該携帯端末が予め許可された正規の端末であるか否か
    を判別する判別手段と、 この判別手段により正規の端末であると判別された場合
    に、前記第1データベースを当該携帯端末にダウンロー
    ドするとともに、前記第2データベースを前記記録メデ
    ィアにアップロードするダウンロード・アップロード手
    段と、 を備えることを特徴とする請求項4記載のデータ集配シ
    ステム。
  7. 【請求項7】サーバ、クライアント端末、及び携帯端末
    との間でネットワークを介してデータベースの配布及び
    収集を行うデータ集配方法であって、 前記サーバは、前記携帯端末用に生成した第1データベ
    ースを前記ネットワークを介して前記クライアント端末
    に送信し、 前記クライアント端末は、この送信された前記第1デー
    タベースを受信して、所定の記録メディアに記録し、 前記携帯端末は、前記記録メディアが装着されることに
    より、その記録メディアに記録された第1データベース
    をアクセスし、当該携帯端末に配布するとともに、当該
    携帯端末に予め配布されて更新された第2データベース
    をその記録メディアに収集し、 前記クライアント端末は、前記記録メディアに収集され
    た第2データベースを前記ネットワークを介して前記サ
    ーバに送信することを特徴とするデータ集配方法。
  8. 【請求項8】サーバと携帯端末との間でデータベースの
    配布及び収集を行うデータ集配方法であって、 前記サーバは、前記携帯端末用に生成した第1データベ
    ースを所定の記録メディアに対して配布し、 前記携帯端末は、前記記録メディアが装着されることに
    より、その記録メディアに記録されているプログラムを
    実行し、このプログラムにより前記第1データベースを
    当該携帯端末に配布するとともに、当該携帯端末に予め
    配布されて更新された第2データベースをその記録メデ
    ィアに収集し、 前記サーバは、前記記録メディアに収集された第2デー
    タベースを収集することを特徴とするデータ集配方法。
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