JP2009176180A - 制御装置、画像処理装置、メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

制御装置、画像処理装置、メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、不具合の発生時にメモリ情報を離接可能記憶媒体に保存する制御装置、画像処理装置、メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記憶媒体に関する。
【解決手段】画像処理装置は、コントローラ2を備えており、コントローラ2は、メモリ上で実行中のアプリケーションプログラムに関するメモリ情報を生成して、着脱可能記憶装置装着口19a〜19nに装着される着脱可能記憶装置に保存するメモリ情報保存処理を行うとともに、着脱可能記憶装置が着脱可能記憶装置装着口19a〜19nに接続されたことを確認すると、該メモリ保存処理で生成されるメモリ情報の保存場所として、該着脱可能記憶装置を登録する。したがって、メモリ情報を安価かつ確実に着脱可能記憶装置に保存させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、制御装置、画像処理装置、メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記憶媒体に関し、詳細には、不具合の発生時にメモリ情報を接離可能記憶媒体に保存する制御装置、画像処理装置、メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記憶媒体に関する。
従来から、UNIX(登録商標)等の汎用OS(Operating System)上でアプリケーションプログラムを実行する制御装置においては、アプリケーションプログラムの動作を正常に継続することができない場合には、OSからアプリケーションプログラムを強制的に終了させるという機能が実装されている。例えば、UNIXに代表されるような汎用OSにおいては、アプリケーションプログラムの動作を正常に継続することができない事態が発生すると、アプリケーションプログラムにシグナルを送信して、アプリケーションプログラムの処理を終了させ、OSからアプリケーションプログラムに送信されるシグナルの種類によってコアダンプ処理が実行される。
そして、近年、小型のプリンタ装置、ファクシミリ装置、複写装置、複合装置等のように予め特定の機能を組み込んだ組み込み画像処理装置においても、高機能化の要求からUNIX系の汎用OSをベースとしたOSが採用され、異常発生時等にコアダンプ処理を実行するようになってきている。
OSは、従来、このコアダンプ処理を、図13に示すように実行する。すなわち、OSは、コアダンプ処理を実行するように設定された不具合が発生すると、コアダンプ実行部を呼び出し、コアダンプ実行部が、図13に示すように、まず、コアファイルの名前を作成する(ステップS1001)。このコアファイル名は、不具合を発生させたアプリケーションプログラムの名前、プロセスID等を使用して作成される。次に、コアダンプ実行部は、コアダンプ対象のアプリケーションプログラムの作業ディレクトリにコアファイル名のファイルが作成可能かチェックし(ステップS1002)、作業ディレクトリにコアファイル名のファイルを作成することができないときには、そのままコアダンプ処理を終了する。
ステップS1002で、作業ディレクトリにコアファイル名のファイルを作成することができるときには、コアダンプ実行部は、コアファイル名でファイルの作成を行い(ステップS1003)、アプリケーションプログラムが使用しているメモリ情報をOSの管理するメモリブロックのサイズでファイルに書き込む(ステップS1004)。
メモリ情報のファイルへの書き込みを行うと、コアダンプ実行部は、書き込みが正常に行われたかチェックし(ステップS1005)、書き込みが正常に行われなかったときには、そのままコアダンプ処理を終了する。
書き込みが正常に行われると、コアダンプ実行部は、書き込んだメモリ情報がアプリケーションプログラムが使用しているメモリ中で最後のブロックであるかチェックし(ステップS1006)、最後のブロックでないときには、ステップS1004に戻って、プログラムが使用していたメモリ情報をOSの管理するメモリブロックのサイズでファイルに書き込む処理から上記同様に処理する(ステップS1004〜S1006)。
ステップS1006で、書き込んだメモリ情報がアプリケーションプログラムが使用しているメモリ中で最後のブロックであると、コアダンプ実行部は、コアダンプ処理を終了する。
そして、このようなコアダンプ処理は、ハードディスク等の大容量記憶装置に対してメモリ情報を書き出すことが行われるが、組み込み装置等の小型で安価な装置にあっては、ハードディスク等の大容量記憶装置を、コストを削減する等のために、搭載していないことが多く、このような場合、コアダンプ機能を利用することが困難である。
そして、従来、コアダンプを実行する前に、予め設定した保存サイズに適したコアファイルを生成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、従来、コアファイルをネットワークを介してリモートのハードディスク装置に出力する技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2007−172414号公報 特開平8−328912号公報
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、安価にかつ確実にコアダンプ処理を実行する上で、改良の必要があった。
すなわち、特許文献1記載の従来技術にあっては、保存サイズを限定してコアファイルを生成しているため、保存できるコアファイルが限定され、コアファイルとして保存されなかった情報の解析が必要になった場合、再度情報の取得を行う必要があり、処理効率が悪く、利用性が悪いという問題があった。
また、特許文献2記載の従来技術にあっては、ネットワークを介してコアファイルをリモートの記憶装置に出力しているため、コアファイルの送信を行う装置がネットワークに接続されていない場合や接続されていてもコアファイルを保存するリモートの記憶装置を設置することができない場合には、コアファイルを保存することができず、改良の必要があった。
そこで、本発明は、安価にかつ確実に実行中のプログラムに関するメモリ情報を保存することのできる制御装置、画像処理装置、メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記憶媒体を提供することを目的としている。
本発明の制御装置は、上記目的を達成するために、接離可能記憶装置が接続され、所定タイミングにメモリ上で実行中のプログラムに関するメモリ情報を生成して該接離可能記憶装置に保存するメモリ情報保存処理を行うメモリ情報保存手段を備えた制御装置であって、前記メモリ保存処理で生成される前記メモリ情報の保存場所を登録するインターフェイス手段と、該インターフェイス手段を用いて前記接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録する登録手段と、前記接離可能記憶装置が接続されたことを確認して、接続された該接離可能記憶装置を該登録手段に該メモリ情報保存場所として登録させる実行手段と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る制御装置においては、前記登録手段は、接続された前記接離可能記憶装置に予め前記メモリ情報の保存用であることを示す鍵情報が格納されていることを条件として、該接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る制御装置においては、前記登録手段は、前記接離可能記憶装置に搭載され、搭載されている該接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録することを特徴としてもよい。
また、本発明に係る制御装置においては、前記登録手段は、接続された前記接離可能記憶装置に前記保存場所を指定する設定ファイルが格納されていると、該設定ファイルに記録されている保存場所を前記メモリ情報の保存場所として参照可能であることを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る制御装置においては、前記登録手段は、前記メモリ情報の保存場所を複数登録可能であることを特徴としてもよい。
また、本発明に係る制御装置においては、前記メモリ情報保存手段は、前記メモリ情報の保存場所が複数登録されていると、該登録順とは逆順に、該メモリ情報の保存場所に前記メモリ情報を保存可能であるか調べて、保存可能な該メモリ情報の保存場所に該メモリ情報を保存することを特徴としてもよい。
本発明の画像処理装置は、上記目的を達成するために、画像データに所定の画像処理を施す画像処理装置であって、請求項1から請求項6のいずれかに記載の制御装置を搭載していることを特徴としている。
本発明のメモリ情報保存制御方法は、上記目的を達成するために、接離可能記憶装置が接続され、所定タイミングにメモリ上で実行中のプログラムに関するメモリ情報を生成して該接離可能記憶装置に保存するメモリ情報保存処理を行う制御装置の実行するメモリ情報保存制御方法であって、前記メモリ保存処理で生成される前記メモリ情報の保存場所を登録するインターフェイス処理と、該インターフェイス処理を利用して前記接離可能記憶装置を該メモリ情報の保存場所として登録する登録処理と、前記接離可能記憶装置が接続されたことを確認して、接続された該接離可能記憶装置を該登録処理に該メモリ情報の保存場所として登録させる実行処理と、を実行することを特徴としている。
本発明に係るメモリ情報保存制御方法においては、前記登録処理は、接続された前記接離可能記憶装置に予め前記メモリ情報の保存用であることを示す鍵情報が格納されていることを条件として、該接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録することを特徴としてもよい。
また、本発明に係るメモリ情報保存制御方法においては、前記登録処理は、その処理実行場所が特定の前記接離可能記憶装置上に設定されており、該処理実行場所として設定されている該接離可能記憶装置が接続されているときにのみ、該接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係るメモリ情報保存制御方法においては、前記登録処理は、接続された前記接離可能記憶装置に前記保存場所を指定する設定ファイルが格納されていると、該設定ファイルに記録されている保存場所を前記メモリ情報の保存場所として参照可能であることを特徴としてもよい。
また、本発明に係るメモリ情報保存制御方法においては、前記登録処理は、前記メモリ情報の保存場所を複数登録可能であることを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係るメモリ情報保存制御方法においては、前記メモリ情報保存処理は、前記メモリ情報保存場所が複数登録されていると、該登録順とは逆順に、該メモリ情報保存場所に前記メモリ情報を保存可能であるか調べて、保存可能なメモリ情報保存場所に該メモリ情報を保存することを特徴としてもよい。
本発明のメモリ情報保存制御プログラムは、コンピュータに請求項8から請求項13のいずれかに記載のメモリ情報保存制御方法を実行させることを特徴としている。
本発明によれば、メモリ上で実行中のプログラムに関するメモリ情報を生成して接離可能記憶装置に保存するメモリ情報保存処理を行う際に、該接離可能記憶装置が接続されたことを確認すると、該メモリ情報保存処理で生成されるメモリ情報の保存場所として、該接離可能記憶装置を登録するので、保存するメモリ情報量を制限することなく、また、ネットワーク接続を必要とせずに、メモリ情報を安価かつ確実に接離可能記憶装置に保存することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の構成の必須の構成用件ではない。
図1〜図12は、本発明の制御装置、画像処理装置、メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記憶媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の制御装置、画像処理装置、メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記憶媒体の一実施例を適用した画像処理装置1の要部ブロック構成図である。
図1において、画像処理装置1は、制御装置としてのコントローラ2、操作表示部3及び印刷エンジン4等を備えており、プリンタ装置、複写装置、ファクシミリ装置、複合装置、スキャナ装置等の画像処理を行う装置である。画像処理装置1は、通常、コンピュータ等のホスト装置が接続されたり、ネットワークに接続される。
操作表示部2は、操作キー及び液晶ディスプレイ等の表示部を備えており、操作キーからは画像処理装置1に各種処理を行わせるための各種操作が行われ、表示部には、操作キーからの入力内容や画像処理装置1からユーザに通知する各種情報を表示する。
エンジン4は、読み取りエンジンや印刷エンジン等を総称したものであり、読み取りエンジンは、例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用したスキャナが用いられていて、原稿を主走査及び副走査して原稿の画像を読み取ってコントローラ2に渡す。印刷エンジンは、コントローラ2からの画像データに基づいて、所定の印刷方式、例えば、インク噴射方式や電子写真方式で用紙に画像を形成する。
コントローラ2は、図2に示すように、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)10、CPU(Central Processing Unit )11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)14、RTC(リアルタイムクロック;Real Time Clock )15、エンジンインターフェイス16、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス17、ネットワークインターフェイス18及び複数の着脱可能記憶装置装着口19a〜19nを備えている。
ROM12は、画像処理装置1の基本プログラム、後述するメモリ情報保存制御方法を実行するメモリ情報保存制御プログラム及びこれらの各プログラムの実行に必要なシステムデータが格納されており、ROM12は、書換可能なフラッシュROMを用いることで、これらのプログラムやシステムデータを適宜バージョンアップしたり、ソフトウェアの追加を容易に行うことができる。
なお、画像処理装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(magneto-optic disc)等の情報識別装置が読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明のメモリ情報保存制御方法を実行するメモリ情報保存制御プログラムを読み込んでROM12に導入することで、後述するアプリケーションを正常に実行できない事態等の予め設定されている自体が発生したときに該アプリケーションの使用していたメモリ領域のメモリ情報を着脱可能記憶装置19a〜19nに装着されている着脱可能記憶装置に保存するメモリ情報保存制御方法を実行する制御装置であるコントローラ2を搭載した画像処理装置1として構築されている。このメモリ情報保存制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
CPU11は、RAM13をワークメモリとして利用して、ROM12内のプログラムを実行し、画像処理装置1としての処理を実行するとともに、後述するメモリ情報保存制御処理を実行する。
RAM13は、CPU11のワークメモリとして利用され、各種処理途中の情報等が書き込まれる。
ASIC10は、各種画像処理やデータI/O処理等のハードウェア要素を有するカスタムICであり、USBインターフェイス16、エンジンインターフェイス17、ネットワークインターフェイス18の各機能及び着脱可能記憶装置装着口19a〜19nの機能を司る。
NVRAM14は、画像処理装置1の電源が切られているときにも記憶内容を保持するメモリであり、画像処理装置1の電源がオフの際にも保持する必要のあるデータを画像処理装置1の制御下で記憶する。
RTC15は、発振回路や分周回路等を備え、現在時刻の計時や各種タイマー機能を実行し、CPU11は、このRTC15の計時する現在時刻やタイマー機能を利用して画像処理装置1としての各種処理や後述するメモリ情報保存処理を実行する。
エンジンインターフェイス16には、上記エンジン4が接続されており、エンジンインターフェイス16は、エンジン4へ制御信号やビデオ信号を渡し、また、エンジン4からのステータス信号や読み取り画像データを受け取る。
USBインターフェイス17は、USBコードを介してホストコンピュータやUSB機器に接続され、ホストコンピュータやUSB機器との間でデータの授受を行う。
ネットワークインターフェイス18は、インターネット等のネットワークに接続されており、ネットワークを介してホストコンピュータから送られてくるデータを受信し、また、ネットワークを介してホストコンピュータにデータを送信する。
着脱可能記憶装置装着口19a〜19nには、着脱可能記憶装置30(図4、図6参照)が装着され、着脱可能記憶装置30には、後述するメモリ情報保存処理で、メモリ情報が保存される。
この着脱可能記憶装置(接離可能記憶装置)30としては、各種記録媒体、例えば、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(CF:登録商標)、マルチメディアカード(MMC)、SDカード(Secure Digital:SD)、メモリスティック(Memory Stick:MS)等のスロットに直接挿入される外部メモリやDVD(Digital Video Disk)、CD−R(Compact Disc Recordable )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )及びハードディスク等の着脱可能記憶装置装着口19a〜19nに装着可能な各種記録媒体を用いることができる。
そして、上記コントローラ2上のROM12には、図3に示すように、OS21、実行機能部22、操作部制御機能部23及びコピー機能部24の各プログラムが格納されており、OS21としては、例えば、UNIX系のOSが用いられている。
画像処理装置1の電源がオンになると、CPU11によってROM12からOS21がRAM13に読み込まれ、OS21の実行が開始される。OS21は、実行されると、画像処理装置1の構成に従って、ROM12からコピー機能部24や操作部制御機能部23を読み込んで、RAM13上で実行する。
実行機能部(実行手段)22は、OS21自身以外の実行プログラム(アプリケーションプログラム)をROM12から読み出し、実行を開始する機能を有し、また、その実行プログラムでエラーが発生した場合や実行プログラムの実行が終了した場合には、その旨を検出する機能を有する。さらに、実行機能部22は、着脱可能記録装置装着口19a〜19nへの着脱可能記憶装置20の装着の監視、着脱可能記憶装置20のOS21へのマウント処理要求の発行及び後述する登録機能部31の実行を行う。
操作制御機能部23は、操作部3の表示部上に画像処理装置1の状態を表示したり、操作部3のボタン操作内容を解釈し、その解釈した処理を実行するアプリケーション機能を有する。
コピー機能部24は、エンジン4を制御して、コピー機能を実行するアプリケーション機能を有している。なお、図3には、画像処理装置1の基本機能として、操作部制御機能部23とコピー機能部24のみが記載されているが、画像処理装置1の備えている機能が他にある場合には、当該機能、例えば、プリント機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能等の基本機能部が搭載される。
そして、着脱可能記憶装置30は、図4に示すように、登録機能部31、設定ファイル32及び鍵情報33が記録される。登録機能部(登録手段)31は、メモリ情報保存場所の登録を行い、設定ファイル32は、登録機能部31が使用するもので、ユーザによって登録するメモリ情報保存場所が予め記述されるファイルである。この設定ファイル32は、ユーザがメモリ情報保存場所を指定しない場合には、着脱可能記憶装置30にファイルとして存在しなくてもよい。
なお、上記登録機能部31は、着脱可能記憶装置30に格納されている場合に限るものではなく、例えば、図5及び図6に示すように、ROM12上に登録機能部31を搭載し、着脱可能記憶装置30には、設定ファイルと鍵情報33を記憶するようにしてもよい。
そして、鍵情報33は、メモリ情報保存用の着脱可能記憶装置30であることを示す情報であり、メモリ情報の保存先としての着脱可能記憶装置30を制限しない場合には、必要ではない。ところが、図5及び図6に示したように、登録機能部31を、着脱可能記憶装置30ではなく、画像処理装置1に搭載している場合には、鍵情報33を記憶している着脱可能記憶装置30にのみメモリ情報の保存先を規制することで、鍵情報33の記憶されていない着脱可能記憶装置30にメモリ情報が不用意に保存されて流出することを防止してもよい。
そして、上述のように、画像処理装置1の電源がオンになると、CPU11によってROM12からOS21がRAM13に読み込まれ、OS21の実行が開始されて、画像処理装置1の構成に従って、ROM12からコピー機能部24や操作部制御機能部23を読み込んで、RAM13上で実行する。
すなわち、RAM13上には、図7に示すように、システムプログラム40とアプリケーションプログラム50が配置される。システムプログラム40には、OS21が含まれ、OS21は、メモリ情報の保存場所を登録するための登録インターフェイス(インターフェイス手段)41と、登録された保存場所を保持するめの保存場所登録一覧42と、メモリ上で実行中のプログラムに関するメモリ情報を生成して、登録されているメモリ情報保存場所に保存するメモリ情報保存処理を行うコアダンプ機能(メモリ情報保存手段)43を有している。
アプリケーションプログラム50としては、上記実行機能部22、操作制御機能部23、コピー機能部24及び登録機能部31を含み、登録機能部31は、登録処理を行う場合にのみ存在して、常時RAM13上に存在しているわけではない。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像処理装置1は、そのコントローラ2が、アプリケーションの実行に不具合が発生した場合等の予め設定されている事態が発生した場合に、メモリ情報を着脱可能記憶装置装着口19a〜19nに装着された着脱可能装着装置30に保存するメモリ情報保存処理を行うが、このメモリ情報保存処理に先立って、該メモリ情報の保存場所として着脱可能記憶装置30を登録する名情報保存場所登録処理を行うメモリ情報保存制御処理を実行する。
<メモリ情報保存場所登録処理>
まず、メモリ情報を着脱可能記憶装置30に保存するメモリ情報保存場所登録処理について、図8及び図9に基づいて説明する。
着脱可能記憶装置30が着脱可能記憶装置装着口19a〜19nのいずれかに装着されると、図8に示すように、着脱可能記憶装置装着口19a〜19nから着脱可能記憶装置30が装着された旨が、実行機能部22に通知され(ステップS101)、実行機能部22は、着脱可能記憶装置30の装着が通知されると、着脱可能記憶装置30のマウント要求をOS21に発行する。
また、実行機能部22は、登録機能部31に実行要求を発行する。実行機能部22は、この実行要求を発行する際、装着された着脱可能記憶装置30が、OS21のファイルシステム上でマウントされた場所を、保存場所として、登録機能部31に通知する(ステップS104)。
次に、登録機能部31は、図9に示すように、装着された着脱可能記憶装置30内に、設定ファイル32が存在するか確認し(ステップS105)、設定ファイル32が存在しない場合には、実行機能部22から通知された着脱可能記憶装置30がマウントされた場所を、メモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)として、OS21から提供される登録インターフェイス41を使用して登録して、メモリ情報保存場所登録処理を終了する(ステップS106)。
なお、登録機能部31は、ステップS105の設定ファイル32の確認を行う前に、メモリ情報保存用の着脱可能記憶装置30であることを示す鍵情報33が存在するかチェックし、該鍵情報33が存在することを条件として、該着脱可能記憶装置30をメモリ情報保存用に使用することを決定して、設定ファイル32の確認を行うようにしてもよい。
ステップS105で、登録機能部31は、着脱可能記憶装置30内に設定ファイル32を見つけると、該設定ファイル32から該設定ファイル32に記述されているメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)を読み出す(ステップS107)。次に、実行機能部22は、上記通知された着脱可能記憶装置30のマウントされた場所と、設定ファイル32から読み込んだメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)とを結合し、着脱可能記憶装置30内を示すメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)の名前を作成して、該作成したメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)の名前を、OS21から提供される登録インターフェイス41を使用して登録する(ステップS108)。
OS21は、登録インターフェイス41が使用されると、図9に示すように、登録インターフェイス41に渡されたメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)を、OS21が保持する保存場所登録一覧42に登録する(ステップS109)。
登録機能部31は、登録が完了すると、設定ファイル32内に登録処理を行っていないメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)が記述されているか確認し(ステップS110)、登録処理を行っていないメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)の記述があるときには、ステップS107に戻って、設定ファイル32からメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)の記述を読み出す処理から上記同様の処理を行う(ステップS107〜S110)。
登録機能部31は、設定ファイル32内にメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)の記述の分だけ、上記ステップS107〜S110の処理を繰り返し行い、ステップS110で、設定ファイル32内に登録処理を行っていないメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)の記述がなくなると、メモリ情報保存場所登録処理を終了する。
そして、OS21は、上述のように、登録インターフェイス41が使用されると、登録インターフェイス41に渡されたメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)を、OS21が保持する保存場所登録一覧42に登録するが、この保存場所登録一覧42は、図10に示すように、メモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)の登録時には、例えば、登録インターフェイス41を用いて登録要求の行われた順に、アドレスの若い順(図10の上側から順番)に登録され、メモリ情報の保存時には、メモリ情報保存場所登録時の順番とは、逆の順番に保存場所の選択が行われる。
<メモリ情報保存処理>
次に、メモリ情報を保存するメモリ情報保存処理について、図11及び図12に基づいて説明する。
予めメモリ情報保存処理(コアダンプ処理)を実行するように設定された不具合が実行中のアプリケーションプログラム50において発生すると、OS21は、図11に示すように、コアダンプ機能部43を呼び出し、コアダンプ機能部43は、まず、作成するメモリ情報ファイル(コアファイル)の名前を作成する(ステップS201)。コアダンプ機能部43は、メモリ情報ファイル名(コアファイル名)の作成において、不具合を発生させたアプリケーションプログラムの名前、プロセスID等を使用して行う。
次に、コアダンプ機能部43は、メモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)が設定されているかチェックし(ステップS202)、設定されているときには、登録されているメモリ情報保存場所の数から「1」を減算した値を変数mに登録し(ステップS203)、該変数mとメモリ情報ファイル名(コアファイル名)からメモリ情報ファイル(コアファイル)の保存名を作成する。この場合、コアダンプ機能部43は、保存名を、ステップS201で作成したメモリ情報ファイル名(コアファイル名)と保存場所登録一覧42から保存場所を含めたコアファイル名を作成する(ステップS204)。この保存場所一覧42からの保存場所の選択方法は、上述のように、保存場所の登録を行った順の逆順で行う。すなわち、最後に登録された保存場所から最初に登録された保存場所に向かって保存場所登録一覧42のなかから使用する登録場所を選択する。
次に、コアダンプ機能部43は、保存場所を含めたメモリ情報ファイル名(コアファイル名)、すなわち、絶対パス指定コアファイル名でメモリ情報ファイル(コアファイル)の作成を試みて、メモリ情報ファイルの作成が可能かチェックし(ステップS205)、メモリ情報ファイルの作成が可能であると、該選択した場所を保存場所にメモリ情報ファイル(コアファイル)の作成場所として、該作成場所にメモリ情報ファイル(コアファイル)を作成することのできる空き領域が存在するかチェックする(ステップS206)。
ステップS205で、絶対パス指定コアファイル名でファイル作成ができないとき、または、ステップS206で、作成場所にメモリ情報ファイルを作成可能な空き領域がないときには、コアダンプ機能部43は、図12に示すように、まだチェックしていないメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)が登録されているかチェックし(ステップS207)、未チェックのメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)があるときには、変数mから「1」を減算した値を変数mに設定して(ステップS208)、ステップS204に戻って、該変数を用いて上記同様に処理する(ステップS204〜S208)。
そして、絶対パス指定コアファイル名でファイル作成ができず、または、作成場所にメモリ情報ファイルを作成可能な空き領域がないまま、ステップS207で、未チェックのメモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)がなくなると、コアダンプ機能部43は、メモリ情報を保存することができないと判断して、メモリ情報保存処理(コアダンプ処理)を終了する。
ステップS206で、作成場所にメモリ情報ファイルを作成可能な空き領域があるときには、コアダンプ機能部43は、上記不具合の発生したアプリケーションプログラムの使用しているメモリ情報を、OS21の管理するメモリブロックのサイズで、該作成したメモリ情報ファイルファイルに書き込み(ステップS209)、書き込みが正常に行われたかチェックする(ステップS210)。
ステップS210で、書き込みが正常に行われないときには、コアダンプ機能部43は、メモリ情報を保存することができないと判断して、メモリ情報保存処理(コアダンプ処理)を終了する。
ステップS210で、書き込みが正常に行われたときには、コアダンプ機能部43は、書き込んだメモリ情報がプログラムが使用しているメモリの中で最後のブロックであるかチェックし(ステップS211)、最後のブロックでないときには、ステップS209に戻って、メモリ情報の書き込みから上記同様に処理する(ステップS209〜S211)。
ステップS211で、書き込んだメモリ情報がプログラムが使用しているメモリの中で最後のブロックであるときには、コアダンプ処理機能部43は、メモリ情報保存が最後まで正常に終了したと判断して、メモリ情報保存処理(コアダンプ処理)を終了する。
上記ステップS202で、メモリ情報保存場所(コアファイル保存場所)が設定されていないときには、コアダンプ機能部43は、メモリ情報保存処理の対象であるアプリケーションプログラムの作業ディレクトリに保存名のファイルの作成が可能であるかチェックし(ステップS212)、ファイルの作成が可能であると、ステップS209に移行して、上記同様に、メモリ情報をOS21の管理するメモリブロックのサイズでメモリ情報ファイルに書き込む処理から上記同様に処理する(ステップS209〜S211)。
ステップS212で、該アプリケーションプログラムの作業ディレクトリに保存名のファイルの作成ができないときには、コアダンプ機能部43は、メモリ情報を保存することができないと判断して、メモリ情報保存処理(コアダンプ処理)を終了する。
このように、本実施例の画像処理装置1は、メモリ上で実行中のアプリケーションプログラム50に関するメモリ情報を生成して接離可能記憶装置である着脱可能記憶装置30に保存するメモリ情報保存処理を行うとともに、着脱可能記憶装置30が接続されたことを確認すると、該メモリ保存処理で生成されるメモリ情報の保存場所として、該着脱可能記憶装置30を登録している。
したがって、保存するメモリ情報量を制限することなく、また、ネットワーク接続を必要とすることなく、メモリ情報を安価かつ確実に着脱可能記憶装置30に保存することができ、発生する不具合の解析にかかる時間を削減して、安価に画像処理装置1の利用性を向上させることができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、登録機能部31をコントローラ2側に搭載すると、多種の画像処理装置を対象として開発を行っている場合であっても、メモリ情報保存用の着脱可能記憶装置30を、共通して使用することができ、メモリ情報を取得するために多数の着脱可能記憶装置30を準備する必要がなくなり、不具合の解析にかかる時間と費用をさらに削減することができる。
さらに、本実施例の画像処理装置1は、登録機能部31が、着脱可能記憶装置30に搭載され、搭載されている該着脱可能記憶装置30が接続されると、該着脱可能記憶装置30をメモリ情報の保存場所として登録している。
したがって、登録機能部31の搭載されている着脱可能記憶装置30が接続された場合のみ該着脱可能記憶装置30にメモリ情報を保存することができ、登録機能部31の登録されていない着脱可能記憶装置30にメモリ情報が不用意に保存されてメモリ情報が外部に流出することを防止して、メモリ情報の機密を保護することができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、登録機能部31が、画像処理装置1に搭載されているときには、接続された着脱可能記憶装置30に予めメモリ情報の保存用であることを示す鍵情報33が格納されていることを条件として、該着脱可能記憶装置30をメモリ情報の保存場所として登録してもよい。
このようにすると、鍵情報33の格納されている着脱可能記憶装置30が接続された場合のみ該着脱可能記憶装置30にメモリ情報を保存することができ、鍵情報33の搭載されていない着脱可能記憶装置30にメモリ情報が不用意に保存されてメモリ情報が外部に流出することを防止して、メモリ情報の機密を保護することができる。
さらに、本実施例の画像処理装置1は、登録機能部31が、接続された着脱可能記憶装置30に保存場所を指定する設定ファイル32が格納されていると、該設定ファイル32に記録されている保存場所をメモリ情報の保存場所として参照可能である。
したがって、設定ファイル32を用いて、ユーザが意図する適宜の場所をメモリ情報の保存場所として登録することができ、例えば、複数のメモリ情報が混在することを避けて、不具合の解析にかかる時間を削減することができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、登録機能部31が、メモリ情報の保存場所を複数登録可能である。
したがって、複数の着脱可能記憶装置30をメモリ情報保存用に使用することができ、同時に複数のメモリ情報を取得しなければならないような場合にも、着脱可能記憶装置30の容量が足りないことでメモリ情報の取得に失敗するという事態が発生するのを防止して、調査・解析にかかる時間を削減することができる。
さらに、本実施例の画像処理装置1は、コアダンプ機能部43が、メモリ情報の保存場所が複数登録されていると、該登録順とは逆順に、該メモリ情報の保存場所にメモリ情報を保存可能であるか調べて、保存可能な該メモリ情報の保存場所に該メモリ情報を保存している。
したがって、新しく登録されたメモリ情報の保存場所から保存場所を選択して、メモリ情報の保存場所として有効である可能性が高く、また、直近に解析作業を行っているユーザの意思が反映されて、該解析作業を行っているユーザの装着した着脱可能記憶装置30にメモリ情報を保存させることができ、装着した着脱可能記憶装置30にメモリ情報が保存されていない結果となることを防止して、解析にかかる時間を削減することができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、画像データに所定の画像処理を施す画像処理装置1に制御装置としてのコントローラ2を搭載している。
したがって、画像処理装置1の動作の解析に必要なメモリ情報を適切に着脱可能記憶装置30に保存することができ、画像処理装置1の解析を確実かつ効率的に行うことができる。
さらに、本実施例の画像処理装置1は、OSとしてUNIX系のOSを用いて、該OSの機能を利用して、メモリ情報の保存処理であるコアダンプを行う場合に適用している。
したがって、一般的に使用されている形式で解析に必要な情報を取得することができ、取得した情報を解析するためのソフトウェアも既存のものを利用することができる。その結果、簡単かつ容易に本発明のメモリ情報保存制御を導入することができる。
なお、OSとしては、UNIX系のOSに限るものではなく、上記メモリ情報保存機能を搭載しているか、該メモリ情報保存機能をアプリケーションプログラムで付加できるOSであればいずれのOSであってもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。また、第1実施例及び第2実施例で説明したものに限定されず、これらと均等な手法も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、アプリケーションプログラムの不具合発生時にメモリ情報を保存する制御装置、該制御装置を搭載するファクシミリ装置、複合装置、画像読み取り装置等の画像処理装置、該メモリ情報保存制御方法、メモリ情報保存制御プログラム及び記録媒体に利用することができる。
本発明の一実施例を適用した画像処理装置の要部ブロック構成図。 図1のコントローラのブロック構成図。 図2のROM上のプログラム配置を示す図。 図2の着脱可能記憶装置装着口に装着される着脱可能記憶装置の記憶状態を示す図。 図3のROM上の他のプログラム配置を示す図。 図4の着脱可能記憶装置の他の記憶状態を示す図。 図2のRAM上に展開されるプログラム配置を示す図。 図2のコントローラによるメモリ情報保存場所登録処理を示すフローチャート。 図8のメモリ情報保存場所登録処理の続きの処理を示すフローチャート。 メモリ情報の保存場所一覧への保存場所登録順とメモリ情報保存時の保存場所選択順の説明図。 図2のコントローラによるメモリ情報保存処理を示すフローチャート。 図11のメモリ情報保存処理の続きの処理を示すフローチャート 従来のメモリ情報保存処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 画像処理装置
2 コントローラ
3 操作表示部
4 印刷エンジン
10 ASIC
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 NVRAM
15 RTC
16 エンジンインターフェイス
17 USBインターフェイス
18 ネットワークインターフェイス
19a〜19n 着脱可能記憶装置装着口
21 OS
22 実行機能部
23 操作部制御機能部
24 コピー機能部
30 着脱可能記憶装置
31 登録機能部
32 設定ファイル
33 鍵情報
40 システムプログラム
41 登録インターフェイス
42 保存場所登録一覧
43 メモリ情報保存機能部
50 アプリケーションプログラム

Claims (15)

  1. 接離可能記憶装置が接続され、所定タイミングにメモリ上で実行中のプログラムに関するメモリ情報を生成して該接離可能記憶装置に保存するメモリ情報保存処理を行うメモリ情報保存手段を備えた制御装置であって、前記メモリ保存処理で生成される前記メモリ情報の保存場所を登録するインターフェイス手段と、該インターフェイス手段を用いて前記接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録する登録手段と、前記接離可能記憶装置が接続されたことを確認して、接続された該接離可能記憶装置を該登録手段に該メモリ情報保存場所として登録させる実行手段と、を備えていることを特徴とする制御装置。
  2. 前記登録手段は、接続された前記接離可能記憶装置に予め前記メモリ情報の保存用であることを示す鍵情報が格納されていることを条件として、該接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録することを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 前記登録手段は、前記接離可能記憶装置に搭載され、搭載されている該接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録することを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  4. 前記登録手段は、接続された前記接離可能記憶装置に前記保存場所を指定する設定ファイルが格納されていると、該設定ファイルに記録されている保存場所を前記メモリ情報の保存場所として参照可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 前記登録手段は、前記メモリ情報の保存場所を複数登録可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の制御装置。
  6. 前記メモリ情報保存手段は、前記メモリ情報の保存場所が複数登録されていると、該登録順とは逆順に、該メモリ情報の保存場所に前記メモリ情報を保存可能であるか調べて、保存可能な該メモリ情報の保存場所に該メモリ情報を保存することを特徴とする請求項5記載の制御装置。
  7. 画像データに所定の画像処理を施す画像処理装置であって、請求項1から請求項6のいずれかに記載の制御装置を搭載していることを特徴とする画像処理装置。
  8. 接離可能記憶装置が接続され、所定タイミングにメモリ上で実行中のプログラムに関するメモリ情報を生成して該接離可能記憶装置に保存するメモリ情報保存処理を行う制御装置の実行するメモリ情報保存制御方法であって、前記メモリ保存処理で生成される前記メモリ情報の保存場所を登録するインターフェイス処理と、該インターフェイス処理を利用して前記接離可能記憶装置を該メモリ情報の保存場所として登録する登録処理と、前記接離可能記憶装置が接続されたことを確認して、接続された該接離可能記憶装置を該登録処理に該メモリ情報の保存場所として登録させる実行処理と、を実行することを特徴とするメモリ情報保存制御方法。
  9. 前記登録処理は、接続された前記接離可能記憶装置に予め前記メモリ情報の保存用であることを示す鍵情報が格納されていることを条件として、該接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録することを特徴とする請求項8記載のメモリ情報保存制御方法。
  10. 前記登録処理は、その処理実行場所が特定の前記接離可能記憶装置上に設定されており、該処理実行場所として設定されている該接離可能記憶装置が接続されているときにのみ、該接離可能記憶装置を前記メモリ情報の保存場所として登録することを特徴とする請求項8記載のメモリ情報保存制御方法。
  11. 前記登録処理は、接続された前記接離可能記憶装置に前記保存場所を指定する設定ファイルが格納されていると、該設定ファイルに記録されている保存場所を前記メモリ情報の保存場所として参照可能であることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載のメモリ情報保存制御方法。
  12. 前記登録処理は、前記メモリ情報の保存場所を複数登録可能であることを特徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載のメモリ情報保存制御方法。
  13. 前記メモリ情報保存処理は、前記メモリ情報保存場所が複数登録されていると、該登録順とは逆順に、該メモリ情報保存場所に前記メモリ情報を保存可能であるか調べて、保存可能なメモリ情報保存場所に該メモリ情報を保存することを特徴とする請求項12記載のメモリ情報保存制御方法。
  14. コンピュータに請求項8から請求項13のいずれかに記載のメモリ情報保存制御方法を実行させることを特徴とするメモリ情報保存制御プログラム。
  15. 請求項14記載のメモリ情報保存制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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