JP2006215746A - 電子旅行ガイドのユーザ携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子旅行ガイドのユーザ携帯端末において、メモリカードの無断コピー等の問題を防止することである。
【解決手段】電子旅行ガイドのユーザ携帯端末20には本体ID21、メモリカード30にはカードID31、メモリカード30の電子旅行ガイドデータ150にはデータID152がそれぞれの製造時等において埋め込まれる。また、認証機関により作成された本体認証キー112とカード認証キー154はそれぞれユーザ携帯端末20のメモリ110、メモリカード30に埋め込まれる。ユーザ携帯端末20のCPU100の本体認証部124、カード認証部130は、本体ID21、カードID31、データID152等を用いて、認証機関が認証キーを作成したと同じ手順で、本体参照キー、カード参照キーを作成し、これを本体認証キー112、カード認証キー154と比較し認証を行う。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子旅行ガイドのユーザ携帯端末に係り、特に、電子旅行ガイドのデータを記憶するメモリカードを用い、旅行ガイドアプリケーションを実行するユーザ携帯端末に関する。
インターネット等のIT技術の進展により、これらを利用したビジネス旅行、観光旅行等の利便を図ることが数多く提案されている。例えば、特許文献1には、旅行情報提供方法及び旅行情報提供システムが提案され、ここでは、利用者が旅行情報提供サーバシステムを用いて、利用者好みの旅行プランの作成を支援する。旅行者は、自分が作成したプランをダウンロードするための携帯端末の予約をし、旅行先の運営所においてその携帯端末を借り受け、この携帯端末の指示をいわばツアーコンダクトの代わりとして用いることが提案されている。
また、特許文献2においては、旅館ナビゲーションシステムが提案され、ここでは車両に搭載されるカーナビゲーションシステムに、自車の現在位置をGPS(Grobal Positioning System)により割り出す手段を用い、旅館予約センターとの間の交信により、最寄で所望の旅館を調べ、予約を確保するシステムが開示される。
また、特許文献3においては、カーナビゲーションシステムにおいてであるが、着脱可能な記憶媒体を利用することが開示される。すなわち、ここにおいては、通信手段を介してホストコンピュータから、マニュアル対応ソフトウェアを、購入者のカーナビゲーションのHDDやコンピュータ端末に接続されたDVD−ROM,CD−ROM,メモリカード等の記録媒体に転送して格納し、格納されたマニュアル対応ソフトウェアをカーナビゲーションにダウンロードすることによりモニタ画面に表示する。
特開2002−169864号公報 特開2002−215985号公報 特開2004−156995号公報
このように、旅行情報提供サーバシステムを用いれば、ユーザは自分のPC(Personal Computer)等を用いて自分好みの旅行プランを選択又は作成でき、これを携帯端末に移して、旅行先において利用できる。
しかし、携帯端末の処理能力や、記憶容量は、デスクトップ端末に比較してはるかに低速で低容量であるので、さまざまな旅行情報を一度に保持することが困難である。また、インターネットでタイムリーなデータを受け取るにしても、大量なデータは時間もかかり、またそれを保持するにも限界がある。
特許文献3のように、着脱可能な記憶媒体を用いて、携帯端末の記憶容量の不足問題をある程度補うことは可能である。しかしこの場合には、ソフトウェアの無断コピーや、無断使用の問題が生じやすい。携帯端末に適する小型の記憶媒体は安価ではないので、何度も書き換えて使用したい要望があるが、そのときには、特に無断コピー、無断使用の問題が生じやすい。
本発明の目的は、電子旅行ガイド用のメモリカードの無断コピー、無断使用の問題を防止することを可能にする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末を提供することである。他の目的は、電子旅行ガイド用の書き換え可能なメモリカードの無断コピー、無断使用の問題を防止することを可能にする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末を提供することである。
本発明に係る電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、電子旅行ガイドのデータを記憶するメモリカードを用い、電子旅行ガイドアプリケーションを実行するユーザ携帯端末であって、メモリカードを着脱する機構を有する端末本体と、特定の端末本体上でのみ電子旅行ガイドアプリケーションの実行を許可するための認証キーを作成する本体認証キー作成手順に従って端末本体のIDを用いて作成され、その端末本体に記憶された本体認証キーと、特定の端末本体上での特定のメモリカードの読み出しのみを許可するための認証キーを作成するカード認証キー作成手順に従って、端末本体のIDと、メモリカードのIDと、電子旅行ガイドデータのIDとを用いて作成され、そのメモリカードに記憶されたカード認証キーを読み出す手段と、端末本体を認証し、電子旅行ガイドアプリケーションを起動させることを許可する本体認証部と、メモリカードを認証し、メモリカードに記憶されている電子旅行ガイドデータを読み出すことを許可するカード認証部と、を備え、本体認証部は、電子旅行ガイドアプリケーションを起動する際に、その端末本体のIDを用いて本体認証キー作成手順に従って参照キーを作成する本体参照キー作成手段と、本体参照キーとその端末本体に記憶された本体認証キーとを比較判断し、一致するときにその端末本体上でのその電子旅行ガイドアプリケーションの実行を許可する判断手段を含み、カード認証部は、メモリカードを読み出す際に、その端末本体のIDとそのメモリカードのIDとを用いてカード認証キー作成手順に従って参照キーを作成するカード参照キー作成手段と、カード参照キーと、そのメモリカードに記憶されているカード認証キーとを比較判断し、一致するときにその端末本体上でのそのメモリカードの読み出しを許可する判断手段と、を含むことを特徴とする。
また、カード参照キー作成手段は、電子旅行ガイドのデータが複数ある場合に、その端末本体のIDとそのメモリカードのIDと、さらにメモリカードに記憶される電子旅行ガイドデータのIDを用いてカード認証キー作成手順に従って参照キーを作成することが好ましい。
また、本発明に係る電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、ネットワークを介し電子旅行ガイドサーバに接続され電子旅行ガイドサーバより電子旅行ガイドデータをダウンロードして記憶するユーザ固定端末と共通のメモリカードを用い、端末本体は、ユーザ固定端末によって付与されたカード認証キーを有しユーザ固定端末から必要な電子旅行ガイドデータを移し代えたメモリカードを着脱する端末本体であることが好ましい。
また、本発明に係る電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、ユーザ固定端末によって付与されたカード認証キーは、メモリカードのIDを含む申請キーをカード認証機関に送付し、カード認証から付与されるカード認証キーの作成キーに基づいてユーザ固定端末によって作成され、メモリカードに記憶されたものであることが好ましい。
また、本発明に係る電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、さらに、ネットワークを介して電子旅行ガイドサーバに接続され、電子旅行ガイドサーバから、電子旅行ガイドの更新データを取得する更新取得部を備えることが好ましい。
また、本体参照キー作成手段は、端末本体のIDを構成するデータの配列順序を変換する順序変換手段と、順序変換されたデータの桁数を変換する桁数変換手段と、を有することが好ましい。
また、カード参照キー作成手段は、端末本体のID、メモリカードのID、電子旅行ガイドデータのIDを構成するデータの配列順序を変換する順序変換手段と、順序変換されたデータの桁数を変換する桁数変換手段と、を有することが好ましい。
また、本発明に係る電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、書き換え可能なメモリカードを用いることが好ましい。
上記構成により、ユーザ携帯端末の端末本体には、本体IDと、本体認証キーが保持され、さらに、本体認証キーを作成する手順と同じ手順で本体IDから参照キーを作成する手段を備える。そして、ユーザ携帯端末は、電子旅行ガイドアプリケーションを起動する際に、例えば起動する毎に、本体IDから参照キーを作成し、これと当初から記憶されている本体認証キーと比較する。そして、端末本体のハードと、起動しようとする電子旅行ガイドアプリケーションとが、当初の組み合わせであるときに限り起動を許可し、したがって、電子旅行ガイドアプリケーションの無断使用、無断コピーを防止できる。
また、ユーザ携帯端末に用いられるメモリカードには、カードIDと、データIDと、カード認証キーが保持され、さらに、カード認証キーを作成する手順と同じ手順で本体ID、カードID、データIDから参照キーを作成する手段を備える。そして、ユーザ携帯端末は、メモリカードからデータを読み出す際に、例えば読み出す毎に、本体ID、カードID、データIDから参照キーを作成し、これと当初から記憶されているカード認証キーと比較する。そして、端末本体のハードと、メモリカードのハードとが、当初の組み合わせであるときに限りメモリカードからの読み出しを許可し、したがって、メモリカードの無断使用、無断コピーを防止できる。
また、電子旅行ガイドのデータが複数ある場合に、カード認証キー作成手順は、さらに電子旅行ガイドデータのIDを用いるので、端末本体のハードと、メモリカードのハードと、それに記憶されたデータとが、当初の組み合わせであるときに限りメモリカードからの読み出しを許可し、したがって、メモリカードの無断使用、無断コピーを厳格に防止できる。
また、ユーザ携帯端末は、電子旅行ガイドサーバより電子旅行ガイドデータをダウンロードして記憶するユーザ固定端末と共通のメモリカードを用い、端末本体は、ユーザ固定端末によって付与されたカード認証キーを有しユーザ固定端末から必要な電子旅行ガイドデータを移し代えたメモリカードを着脱するので、市販のブランクメモリカードを入手して、それに対し認証を受けて使用できる。このようにしないときは、予め、ユーザ携帯端末の本体IDに関連付けて認証されたメモリカード、例えば、ユーザ携帯端末に添付され認証済みのメモリカードを使用できる。
また、ユーザ固定端末によって付与されたカード認証キーは、メモリカードのIDを含む申請キーをカード認証機関に送付し、カード認証機関から付与されるカード認証キーの作成キーに基づいてユーザ固定端末によって作成され、メモリカードに記憶されたものであるので、ユーザが任意にカードを認証することを防ぐことができる。
また、ユーザ携帯端末は、さらに、ネットワークを介して電子旅行ガイドサーバに接続され、電子旅行ガイドサーバから、電子旅行ガイドの更新データを取得するので、一々、ネットワークから電子旅行ガイドデータの全部をダウンロードする必要がない。すなわち、電子旅行ガイドデータの大部分はメモリカードに記憶させることで、ネットワークから取得する情報は、ごく少量の更新データのみに絞れるので、ネットワークの交信の必要性を最小限にでき、交信するときも短時間で目的を達成できる。
また、本体参照キー作成、カード参照キー作成手段は、端末本体のID等を構成するデータの配列順序を変換する順序変換手段と、順序変換されたデータの桁数を変換する桁数変換手段とを有するので、比較的簡単な論理変換でありながら、桁数をある程度増やすことで組み合わせの解読を困難にすることができ、無断使用、無断コピーを効果的に防止できる。
また、ユーザ携帯端末は、書き換え可能なメモリカードを用いるので、比較的コストの高い携帯端末用の記憶媒体を効果的に使用することができる。
上記のように、本発明に係る電子旅行ガイドのユーザ携帯端末によれば、電子旅行ガイド用のメモリカードの無断コピー、無断使用の問題を防止することが可能となる。また、電子旅行ガイド用の書き換え可能なメモリカードの無断コピー、無断使用の問題を防止することが可能となる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下では、ユーザ携帯端末は、いわゆるPDA(Personal Digital Assistant)機能を備えるものにさらに電子旅行アプリケーションが実行されるものとしたが、PDA以外の機能を有する携帯端末、例えば携帯電話、小型コンピュータ等であってもよい。もちろん電子旅行アプリケーションのみが実行される専用携帯端末であってもよい。また、メモリカードは、EEPROM(Electrical Erasable Programmable Read Only Memory)として、電気的に書き換え可能なデバイスとしたが、磁気的に書き換え可能な小型磁気ディスク、あるいは光学的に書き換え可能な光ディスク等であっても、ユーザ携帯端末にそれに対応するディスクドライブ等のインタフェイスを備えて、これらを用いることとしてもよい。また、電子旅行ガイドのサービスの範囲を限定するならば、ユーザ書き込み禁止されたメモリデバイスを用いることもできる。その場合には、以下の説明で、ユーザの書き込みを前提とするデータの更新等が制限されるが、ユーザ携帯端末の認証やメモリカードの認証はそのまま実施できる。また、以下ではユーザ携帯端末は無線でインターネットに接続されるものとするが、もちろん有線で接続される構成とすることもできる。
図1は、電子旅行ガイドシステム10の構成図である。ここで電子旅行ガイドとは、人間のガイドに代わり、電子機器を用いて、ユーザを目的先に案内することができるものを意図して、このように名づけている。この電子旅行ガイドシステム10では、電子旅行ガイドサーバ12と、ユーザ固定端末14とがネットワーク16を介して接続され、さらに、ネットワーク16に、無線LAN(Local Area Network)ルータ18を介してユーザ携帯端末20が交信可能に接続される。ユーザ携帯端末20には、電子旅行ガイドのための電子旅行ガイドアプリケーションが備えられ、電子旅行ガイドサーバ12から電子旅行ガイドのデータを移して記憶するメモリカード30を用いて、ユーザに電子旅行ガイドを提供する。ユーザ固定端末14とユーザ携帯端末20とは、後述のように、共通のメモリカード30によって関係付けられる。
電子旅行ガイドサーバ12は、電子旅行ガイドのデータを記憶するサーバである。記憶される電子旅行ガイドのデータは、例えば目的先ごとにファイル化され、いわば電子図書のように独立して扱えるように記憶される。一例をあげると「東京ダウンタウン」、「東京下町」、「関東花の旅」、あるいは「アメリカ西海岸」、「シドニー」、「地中海島巡り」等のようにまとめられ、その中には、モデルスケジュールを含むモデルコースを複数含むこともできる。これらの内容は、地図情報のほかに、電子旅行ガイドサービスを提供する会社と提携する提携店の情報が含まれる。提携店情報には、地図情報に関連付けられたその提携店の位置情報のほか、提携店のサービス内容、予約、決済等の情報を含むことができる。かかる電子旅行ガイドサーバ12は、大容量の記憶装置と、データ処理装置と、ネットワーク16との間の通信制御装置等を備えるサーバで構成することができる。
電子旅行ガイドサーバ12は、あらかじめ登録された顧客であるユーザにその電子旅行ガイドのデータ、特に提携店情報を提供するサーバであり、電子旅行ガイドサービスを提供する会社の管理の下、あるいはその委託の下に置かれる。したがって、顧客データ及び提携店データ等の入力によってその基本データが作成される。
図2は、顧客データを入力するための顧客マスタ32の例を示す図である。顧客マスタ32は、顧客1人づつに作成され、氏名、性別、生年月日、住所等の他、顧客識別番号である顧客ID34が記される。顧客IDは、すべてのデータが最終的にこれに関連付けられる検索キーの機能を有している。また、顧客であるユーザは、ユーザ固定端末14の使用者であり、また、ユーザ携帯端末20の保有者でもあるので、これらのID情報等も、顧客マスタ32と関連付けて記憶される。
図3は、提携店情報を入力するための提携店マスタ40の例を示す図である。提携店マスタ40は、提携店ごとに作成され、サービス内容等の提携店情報42と、その提携店の位置を示す提携店地図情報44とがセットになっている。提携店は、商品を販売する商店、宿泊を提供するホテル等の宿泊施設の他、劇場、交通機関等、旅行に伴う様々な店を含むことが出来る。提携店情報42は、代理店名46と、提携店名47、そのサービス内容48が含まれ、さらに電子旅行ガイドサービスを受けるユーザからの予約が成立した場合のデータを記載する予約内容49を有する。代理店名46、提携店名47は、それぞれコード化されている。提携店地図情報44は、緯度、経度の位置データとともに、電子旅行ガイドシステム10において標準化された地図上の位置データで表示される。この標準化された地図は、ユーザ携帯端末20の画面上で表示される地図と同じである。ユーザ携帯端末20における地図情報等の利用等についての電子旅行ガイドの詳細は後述する。
ユーザ固定端末14は、メモリカード30との間でデータの読み書きを行うことができるメモリカードI/Fを有し、ネットワーク16を介し電子旅行ガイドサーバ12に接続できる機能を有するPCで構成することができる。ネットワーク16は、インターネットである。
図4は、ユーザ携帯端末20の外観と、メモリカード30とを示す図である。ユーザ携帯端末20は、片手で持つことができる程度の大きさのPDAで、スケジューリング機能やメモ機能、計算機能、時計機能等の一般的なPDA機能の他に、周知のGPS機能及びメモリカード30との間でデータの読み書きを行うことができるメモリカードI/Fを有し、さらに電子旅行ガイドアプリケーションを実行することができる。ユーザ携帯端末20は、比較的大型のカラーディスプレイ22、機能選択ボタン24、音声マイク・スピーカ26、及びネットワーク16と無線交信するためのアンテナ28を有する。GPS機能のためのアンテナも有する。
メモリカード30は、小型のEEPROMメモリカードである。例えば、適当な容量のフラッシュメモリカード等を用いることができる。図4で、メモリカード30に「Q」の記号を付してあるのは、このメモリカード30が、認証機関によって認証済みのものであることを示す。認証機関は、例えば、ユーザ携帯端末20を販売し、電子旅行ガイドサービスを提供する業者が行うことができ、また、第三者に委託してもよい。
最初に、ユーザ携帯端末20とメモリカード30の使用形態、メモリカード30の認証形態につき図5から図7を用いて説明し、その後にユーザ携帯端末20の構成等を述べることとする。
図5は、ユーザ携帯端末20がメモリカード30を使用して電子旅行ガイドを利用する2つの形態を説明する図である。図5(a)は、ユーザ携帯端末20が文字通り携帯の機能のみを用いて電子旅行ガイドを利用する形態を示す図で、この場合は、目的先の電子旅行ガイドのデータが格納されたメモリカード30を用い、目的先でそのメモリカード30のデータを用いて、ユーザ携帯端末20が備える電子旅行ガイドのアプリケーションを実行する。これにより、ユーザ携帯端末20のカラーディスプレイ22上に、目的先の地図や、提携店情報等を表示させることができる。図5(b)は、ユーザ携帯端末20がネットワーク16を介し、電子旅行ガイドサーバ12と交信して、最新の電子旅行ガイドを利用する形態を示す図で、この場合は、目的先等において、電子旅行ガイドサーバ12から電子旅行ガイドの更新データを受信し、すでに保持しているメモリカード30のデータを更新し、この更新されたデータを用いて、ユーザ携帯端末20が備える電子旅行ガイドのアプリケーションを実行する。これにより、ユーザ携帯端末20のカラーディスプレイ22上に、最新の目的先の地図や提携店情報等を表示させることができる。
このように、ユーザ携帯端末20は、基本的にメモリカード30に格納された電子旅行ガイドのデータを利用し、最新のデータがあるときはその更新データのみを電子旅行ガイドサーバ12から受け取る構成を有する。したがって、ネットワーク16を介する交信は最小限に抑えることができ、ユーザ携帯端末20に必要なメモリ容量等を抑制でき、また、ネットワーク16との間の必要な交信時間を短時間とすることができる。
図6は、メモリカード30の認証における第1の形式を説明する図である。メモリカード30の認証は、特定のユーザ携帯端末20において、特定のメモリカード30のみが使用できることを保証するように認証される。図6の場合では、ユーザ携帯端末20の保有者であるユーザが、ある電子旅行ガイドのデータの格納されているメモリカード30を所望するときは、認証機関60に自分のユーザ携帯端末20の本体IDを知らせ、認証機関60はその本体IDとメモリカード30のカードID等とを関連付けて認証したメモリカード30を、メモリカード販売店62等を経由してユーザに支給する。
図6の場合の1例は、ユーザ携帯端末20を販売するときに添付されるメモリカード30である。この場合は、ユーザに希望の電子旅行ガイドの内容を選択させ、そのデータを格納するメモリカード30のカードID等を、そのユーザに販売するユーザ携帯端末20の本体IDと関連付けて認証し、そのメモリカード30とユーザ携帯端末20とをセットで販売する。ここで認証機関60は、上記のように電子旅行ガイドサービスを提供する業者またはその委託を受けた第三者である。
図7は、メモリカード30の認証における第2の形式を説明する図である。ここでは、一般の販売店64からユーザがブランクのメモリカード66、すなわち、カードIDを有するが、データ自体はまだ書き込まれていないものを購入し、これについてユーザ固定端末14を介して認証機関60とネットワーク16等を介して交信し、認証機関60の関与の下で、認証済みメモリカード30を作成する。すなわち、メモリカードブランクのメモリカード66のカードIDと、ユーザ自身の保有するユーザ携帯端末20の本体IDと、これに記憶する電子旅行ガイドデータのデータIDとを関連付けて、認証機関60の関与の下で、ユーザが認証済みのメモリカード30を作成する。
このメモリカード30には、データIDに対応する電子旅行ガイドのデータが、ネットワーク16を介して電子旅行ガイドサーバ12からユーザ固定端末14によってダウンロードされて格納される。また、認証機関60の管理の下において販売店68で販売されるCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)70等の読出専用媒体から電子旅行ガイドデータをユーザ固定端末14が読み取り、これをメモリカード30に移し替えてもよい。
図7の場合は、ブランクのメモリカード66を用いるので利便性が向上するが、一方で認証機関60の関与の下とはいえ、ユーザ自身がメモリカードを認証するので、その認証の仕方には工夫を要する。これらの認証を確実にする仕組みは、電子旅行ガイドシステム10の全体に渡って構築されるものであるが、以下では、特にユーザ携帯端末20の構成と動作等を中心にして、その内容について詳細に説明する。
図8は、ユーザ携帯端末20及びメモリカード30のブロック図である。ユーザ携帯端末20、メモリカード30、及びメモリカード30に記憶される電子旅行ガイドデータ150には、それぞれそれらを識別するためのIDが埋め込まれる。
ユーザ携帯端末20には、その製造のときにその識別コードがそのハードウエア、具体的には端末本体に、本体ID21として埋め込まれる。本体ID21は、例えば16桁のプリセットIDと、16桁のプラットホームIDとの合計32桁のデータである。各桁は、16進数で表示される。本体ID21の一例をあげると、「13000B00D63F3591−E80000022AC1FC92」等である。本体ID21は、端末本体と分離しない方法によって取り付けられ、また、読み取りのために、図示されていない適当な読取センサがその近傍に配置される。
メモリカード30には、そのブランク媒体を製造するときにその識別コードがそのハードウエア、具体的にはカード本体に、カードID31として埋め込まれる。カードID31は、例えば2桁の製造元IDと、8桁のシリアル番号との合計10桁のデータである。各桁は、16進数で表示される。カードID31の一例をあげると、「03−000061A6」等である。カードID31は、カード本体と分離しない方法によって取り付けられ、また、メモリカードI/F114を介してそのデータが読み取られる。
また、メモリカード30に記憶される電子旅行ガイドデータ150には、そのデータ内に、その識別コードがデータID152として埋め込まれる。データID152は、例えば4桁のデータである。各桁は、16進数で表示される。データIDの一例をあげると、「AA01」等である。
ユーザ携帯端末20は、上記の本体ID21の他に、CPU100と、ネットワーク16を介して電子旅行ガイドサーバ12等と交信可能な通信制御部102と、カラーディスプレイ22を用いる画面上入力部104と出力部106、通信衛星と交信してそのユーザ携帯端末20の位置情報を受信するGPSモジュール108、メモリ110、メモリカード30のデータの読み書きを行うメモリカードI/F114を含む。メモリ110には、後述する本体認証キー112が記憶されるほか、電子旅行ガイドプログラムを含むPDAプログラム等が記憶される。これらの要素は、相互に内部バスで接続される。
CPU100は、電子旅行ガイド機能ブロック120と、PDA一般機能ブロック122とを含む。電子旅行ガイド機能ブロック120は、そのユーザ携帯端末20でのみ電子旅行ガイドアプリケーションが実行されることを許可する本体認証部124、そのユーザ携帯端末20上でそのメモリカード30に記憶された電子旅行ガイドデータ150のみ読み出せることを許可するカード認証部130、メモリカード30に記憶される電子旅行ガイドデータ150を用いて電子旅行ガイドアプリケーションを実行し、カラーディスプレイ22上に表示する電子旅行ガイド表示部136、電子旅行ガイドサーバ12から通信制御部102を介して電子旅行ガイドの更新データを取得する更新取得部138を含む。これらの機能はソフトウェアによって実現することができ、具体的には、対応する電子旅行ガイドプログラムを含むPDAプログラムを実行することで実現できる。また、各機能の一部をハードウエアで実現するように構成してもよい。
メモリカード30は、上記のように、カード本体に非分離的に取り付けられるカードID31、データID152が埋め込まれた電子旅行ガイドデータ150とともに、カード認証キー154が記憶される。
上記構成の電子旅行ガイドシステム10の動作について、ユーザ携帯端末20の認証、メモリカード30の認証、電子旅行ガイドのデータ利用の順に説明する。
図9は、ユーザ携帯端末20の認証、すなわち、特定の端末本体上でのみ電子旅行ガイドアプリケーションの実行を許可するための認証の手順を説明する図である。この図では、認証機関60とユーザ携帯端末20との間の手順も含めて示してある。このうち、ユーザ携帯端末20の認証手順は、CPU100の本体認証部124の機能によって行われる。最初に、ユーザ携帯端末20において、製造時に本体ID21が付与される(S10)。上記の例では、端末本体に32桁の16進データが埋め込まれる。認証機関60は、本体認証キーを作成する(S12)。
本体認証キーは、次の2段階の手順で作成される。第1段階は、端末本体のIDを構成するデータの配列順序を変換する順序変換である。上記の32桁の本体ID21の場合では、32桁にダミーの3桁を加え合計35桁とし、乱数表に基づいて作成した順序変換表に従って、配列順序を変換し、変換後の35桁を作成する。
順序変換表の1例を図10に示す。ここでは、元々の35桁における各桁のデータが、変換によりどの桁に移るかが示されている。変換のパターンはここでは5つ準備されている。例えば、元々の35桁データにおける10桁目のデータは、パターン1では「10」のところの桁、すなわち、1桁目に移る。同様に元々の35桁データにおける20桁目のデータは、パターン1では「20」のところの桁、すなわち、17桁目に移る。パターンを5つ用意したのは、変換の選択を可能にし、さらに逆解析を困難にするためである。どのパターンを用いるかは、あらかじめ規則を定めておける。例えば、元々の本体ID21のデータにおける各桁データの総和を用い、それに従って選択を決定することができる。
第2段階は、順序変換されたデータの桁数を変換する桁数変換である。具体的には、16進数の35桁で示される順序変換後のデータを、32進数に変換し、その際、データの各桁を乱数表に基づいて作成した変則32進数化表に従い、0から9、及びAからZの文字に変換する。これにより順序変換されたデータを隠し、また、35桁データが28桁と少ない桁数で表現できるようになる。
変則32進数化表の1例を図11に示す。ここでは、32進数に変換したあとの各データが、0から9、及びAからZの中のどの文字で表現されるかが示されている。表現選択のパターンはここでは5つ準備されている。例えば、32進数の10は、パターン1では「10」のところの文字、すなわち、Hで表現される。同様に32進数の20は、パターン1では「20」のところの文字、すなわち、Lで表現される。パターンを5つ用意したのは、順序変換のときに説明したのと同じである。また、どのパターンを用いるかは、あらかじめ規則を定めておき、それは順序変換のときの規則と同じでもよく、別のものでもよい。
このようにして、元々の本体ID21は、16進32桁から、ダミー追加、順序変換、変則32進数への桁数変換、これらにおけるパターン選択等の組み合わせで、0から9、及びAからZの文字の28桁が生成され、これが、本体認証キーとなる。
再び図9に戻り、作成された本体認証キーは認証機関60によって、その本体ID21に対し付与され(S14)、ユーザ携帯端末20はこれをメモリ110に、本体認証キー112として記憶する(S16)。こうして、ユーザ携帯端末20には、本体ID21と、本体認証キー112とが備えられる。認証機関60は、上記の例で電子旅行ガイドサービスを提供する業者等であるので、S10からS16までの工程は、電子旅行ガイドサービスを提供する業者等によって、ユーザ携帯端末20を生産する際に、電子旅行ガイドアプリケーションを搭載するときに合わせて行われるのが便利である。
ユーザが、本体ID21と、本体認証キー112とが備えられ、電子旅行ガイドアプリケーションが搭載されたユーザ携帯端末20を購入すると、まず電子旅行ガイドアプリケーションを立ち上げようとする(S18)。このとき、CPU100における本体認証部124の本体参照キー作成モジュール126の機能により、次の手順で本体参照キーが作成される。すなわち、本体ID21を図示されていない読取センサで読み出す(S20)。そして、図10、図11で説明した本体認証キー作成手順と同じ手順で、読み出された本体ID21のデータを処理し、生成されたものを参照キーとする(S22)。したがって、本体ID21が異ならない限り、参照キーは本体認証キーと一致するはずである。
そこで、メモリ110から本体認証キー112を読み出し、作成された参照キーと比較し(S24)、一致するか否かを判断する(S26)。これは、本体認証部124の判断モジュール128の機能によって行われる。一致と判断されると、電子旅行ガイドアプリケーションの起動が許可され(S28)、一致と判断されないと、起動が禁止される(S30)。起動が禁止されるのは、参照キーを作成したところ、そのユーザ携帯端末20の本体認証キー112と一致と判断されないときであるので、本体認証キーを取得せずに、不正に電子旅行ガイドアプリケーションを自己のユーザ携帯端末に搭載するような場合である。このときは、そのユーザ携帯端末のメモリには、認証機関60によって作成された本体認証キーが記憶されていない、すなわちデータがないか、有っても全く関係のないデータなので、その本体ID21から作成された参照キーと一致しない。したがって、電子旅行ガイドアプリケーションの不正使用を防ぐことができる。
図12は、メモリカード30の認証、すなわち、特定の端末本体上での特定のメモリカードの読み出しのみを許可するための認証の手順を説明する図である。この図では、認証機関60と、ユーザ固定端末14、メモリカード30、電子旅行ガイドデータ150、ユーザ携帯端末20に関係する手順も含めて示してある。このうち、ユーザ携帯端末20の認証手順は、CPU100のカード認証部130の機能によって行われる。
図9で説明したように、ユーザ携帯端末20には、製造時に本体ID21が付与される(S10)。同様にメモリカード30にも製造時にカードID31が付与される(S32)。上記の例では、カード本体に10桁の16進データが埋め込まれる。また、メモリカード30に記憶される電子旅行ガイドデータ150にもそのデータ内容を示すデータID152が付与される(S34)。上記の例では4桁の16進データが埋め込まれる。
メモリカード30が、認証機関60の下でユーザに提供されるものでない場合、例えば上記の図7のような場合には、ユーザは、ユーザ固定端末14から、申請キーを認証機関60に送付する。送付は、ネットワーク16または適当な通信手段を用いることができる。申請キーは、メモリカード30のカードID31に対応するものであるが、認証機関60に送付する際に改ざん等がされるのを防ぐため、暗号化されたものである。申請キーには、この暗号化されたカードIDと、暗号を復号するための復号キーが含まれる。申請キーの作成は、認証機関60から予め与えられたカード認証キー作成プログラムを立ち上げ、そこにカードID31のデータを入力することで得ることができる。すなわち、申請キー作成を含め、以後のカード認証キー作成は、ユーザ固定端末14においてユーザによって行われるが、そのカード認証キー作成プログラムの内容はユーザにとってブラックボックスで、認証機関60の支配下におかれる。
認証機関60は、送付された申請キーを添付された復号キーを用いて解読し、元のカードIDを得る。そして、このカードIDに基づいて、カード認証キーを作成するために用いる作成用キーを作成する(S38)。この作成手順はユーザ固定端末14には明らかにされない。そして、作成用キーは認証機関60によって、そのカードID31に対し付与され(S40)、ユーザ固定端末14はこれを取得する。ユーザ固定端末14は、取得した作成用キーと、ユーザ携帯端末20の本体ID21と、電子旅行ガイドデータ150のデータID152とを用い、カード認証キーを作成する(S44)。具体的には、認証機関60より予め与えられたカード認証キー作成プログラムを用いて、申請キーと、本体ID21とデータID152を入力することで、カード認証キーが作成されて出力される。
このように、カード認証キーの作成は、途中に申請キーが介在し、ユーザ固定端末14の自由にならないようされるが、基本的に本体ID21、カードID31、データID152を用いて作成される。その作成の手順は、本体認証キー112作成と同様に、順序変換と、桁数変換を含む。作成されたカード認証キーは、例えば、0から9、及びAからZの文字の40桁で表される。したがって、図9における本体認証キー作成の手順は、本体認証キー作成(S12)の工程に1まとまりとなっているのに対し、図12におけるカード認証キー作成の手順は、申請キー作成(S36)からカード認証キー作成(S44)に至る一連の手順である。
なお、カード認証キー作成において、本体ID21、カードID31の他に、データID152を用いるものとしたが、電子旅行ガイドデータが1つで、他と識別する必要がないときは、データIDを用いないで、本体ID21、カードID31のみからカード認証キー作成を行うものとしてもよい。
作成されたカード認証キーは、ユーザ固定端末14によって付与(S46)され、具体的にはメモリカード30にカード認証キー154として書き込まれて記憶される(S48)。こうして、メモリカード30には、カードID31と、データID152と、カード認証キー154とが備えられる。
メモリカード30が、認証機関60の下でユーザに提供されるものの場合、例えば上記の図6のような場合には、上記のS36からS48までの工程が認証機関60、すなわち電子旅行ガイドサービスを提供する業者等によって行われる。このときの内容は、申請キー等が不要なので、処理するデータの相違を除けば、本体認証キー作成のときとほぼ同じとなる。
ユーザが、本体認証されたユーザ携帯端末20を用い、電子旅行ガイドアプリケーションの起動が許可されると、次にメモリカード30の読出立ち上げを行おうとする(S50)。すなわち、メモリカード30をユーザ携帯端末20の図示されていないカード挿入口に挿入する。このとき、CPU100におけるカード認証部130のカード参照キー作成モジュール132の機能により、次の手順でカード参照キーが作成される。すなわち、本体ID21、カードID31、データID152をそれぞれ読み出す(S52)。本体ID21は上記のように図示されていない読取センサで読み出し、カードID31、データID152は、メモリカードI/F114によって読み出される。そして、S36からS44で説明したカード認証キー作成の手順と同じ内容の手順で、読み出された本体ID21、カードID31、データID152のデータを処理し、生成されたものを参照キーとする(S54)。したがって、これら3つのIDが異ならない限り、参照キーはカード認証キーと一致するはずである。
そこで、メモリカード30からメモリカードI/F114を介してカード認証キー154を読み出し、作成された参照キーと比較し(S56)、一致するか否かを判断する(S58)。これは、カード認証部130の判断モジュール134の機能によって行われる。一致と判断されると、メモリカード30の電子旅行ガイドデータ150の読み出しが許可され(S60)、一致と判断されないと、読み出しが禁止される(S62)。読み出しが禁止されるのは、参照キーを作成したところ、そのユーザ携帯端末20のそのメモリカード30に記憶されるカード認証キー154と一致と判断されないときであるので、まったく認証のないメモリカードを用いた場合のほか、そのユーザ携帯端末20に関連して認証されたメモリカード30でない他のメモリカードを用いた場合、あるいは、そのユーザ携帯端末20に関連して認証されたメモリカード30であるが、それに関連付けて認証された電子旅行ガイドデータ150と異なる内容のデータを記憶した場合等が含まれる。すなわち、特定のユーザ携帯端末20で、特定のメモリカード30で、特定の電子旅行ガイドデータ150を使用する以外の様々な組み合わせを含む不正使用は、すべて読み出し禁止とされる。したがって、電子旅行ガイドデータの不正使用を防ぐことができる。
次に、本体認証、カード認証を含む電子旅行ガイドシステム10全体の手順を、図13に沿って説明する。図13には、電子旅行ガイドサーバ12、ユーザ固定端末14、メモリカード30、ユーザ携帯端末20との間の手順のやり取りが示される。電子旅行ガイドサービスを受けようとするユーザは、電子旅行ガイドサービスを提供する業者に申し込みをする。図13ではこの申し込みを、ユーザ固定端末14から電子旅行ガイドサーバ12に対する登録申込(S70)として示した。電子旅行ガイドサーバ12は、申し込みを受け付け、例えば、登録料の支払い等を確認し、顧客マスタ32に登録する(S72)。
そして、ユーザは、認証されたユーザ携帯端末20を入手する。このときに、そのユーザ携帯端末20に関連付けて認証されたメモリカード30に、希望の電子旅行ガイドデータが格納されたもの供給を受けることができるものとしてもよい。以下では、そのような場合でさらに他の電子旅行ガイドデータを入手したいとき、あるいはユーザ携帯端末20の入手の際に、希望の電子旅行ガイドデータが格納されたメモリカード30が支給されないとき等について述べる。
ユーザが、希望の電子旅行ガイドデータを取得したいと考えるときは、電子旅行ガイドサーバにその情報の提供を要求する(S74)。電子旅行ガイドサーバ12は、要求を受けて、まず登録が有るか否かを確認する(S76)。なければ要求を拒否し、登録が有ると判断されると、要求された情報、すなわち新しい電子旅行ガイドデータを送信し(S78)、ユーザ固定端末14はこの情報を取得する(S80)。そして一旦記憶する。例えば、S74でまとめて複数組の電子旅行ガイドデータを要求し、それら全体を一旦記憶容量の十分あるユーザ固定端末14の記憶装置に記憶し、その中の必要な電子旅行ガイドデータのみを、必要な時期に合わせて読み出すものとできる。そして、希望の電子旅行ガイドデータをメモリカード30へ移し(S84)これによりメモリカード30に特定の電子旅行ガイドデータ150が記憶される(S86)。
ユーザが電子旅行ガイドサービスを受けようとするときは、上記のように、電子旅行ガイドアプリケーションを立ち上げる(S88)。そして、メモリカード30をユーザ携帯端末20の図示されていないカード挿入口に挿入する(S90)。カード挿入口にはメモリカードI/F114が設けられ、メモリカード30から上記のようにカードID31、データID152が読み出され、本体ID21の読み出しとともに、カード認証等が行われる(S92)。認証によりメモリカード30および電子旅行ガイドデータ150がそのユーザ携帯端末20に関連付けられた正規のものであるとされると、電子旅行ガイドデータ150を読み出し、電子旅行ガイドアプリケーションを実行することが可能となる。
一方で、電子旅行ガイドサーバ12は、電子旅行ガイドデータ150の更新を継続的に行っており、その更新情報をネットワーク16により送信している(S94)。ユーザ固定端末14はこれを受信する(S95)。また、ユーザ携帯端末20も、CPU100の更新取得部138の機能により、通信制御部102を経由して、更新情報を受信する(S96)。この場合、更新取得部138は、そのユーザ携帯端末20に必要な更新データのみを選択的に受信する機能を有するものとしてよい。例えば、現在挿入されているメモリカード30に記憶されている特定の電子旅行ガイドデータ150の更新データのみを受信するものとできる。これにより、ユーザ携帯端末20は余分の記憶容量を備える必要が少なくなり、また、ネットワーク16を介しての電子旅行ガイドサーバ12との交信を短時間で済ますことができる。受信した更新情報は、メモリカード30のデータ更新(S98)に用いられる。こうして、ユーザ携帯端末20は、常に最新の電子旅行ガイドデータ150を用いることができる。
そして、CPU100の電子旅行ガイド表示部136の機能により、最新の電子旅行ガイドデータ150を用い、電子旅行ガイドアプリケーションが実行され(S100)、カラーディスプレイ22上に、電子旅行ガイド用の画面が表示される。カラーディスプレイ22は、上記のように画面上入力部104と出力部106を備え、ユーザは、ペン入力または手入力により、この画面と会話式で電子旅行ガイドアプリケーションを操作できる。
電子旅行ガイドアプリケーションの実行の様子を図14(a)から(e)に示す。これらは、ユーザ携帯端末20のカラーディスプレイ22を用いての電子旅行ガイドの一例を示すもので、カラーディスプレイ22には、電子旅行ガイドの対象となる地域の標準地図200が表示されている。標準地図は、GPSモジュール108によって検出されるユーザ携帯端末20の現在位置を、電子旅行ガイドのための地図上で表示できるように、GPSモジュールの地図座標系と、電子旅行ガイドサーバ12の地図データの座標系との間を一致させて標準化した電子地図である。
図14(a)は、カラーディスプレイ22の画面を示し、標準地図200上のほぼ中央に、このユーザ携帯端末20の現在位置が十字マーク202で表示される。なお、標準地図200の画面上の方位201も表示され、画面の上方に、経度、緯度で示す現在位置座標203が表示される。ここで、上記の提携店マスタ40に登録されている提携店の位置は、「登」マーク204で示される。
標準地図200の表示は、画面の周囲に置かれる任意の矢印206を手入力又はペン入力でタップし続けるか、手のマークボタン208をタップし、手入力又はペン入力で画面を任意の方向にドラッグすることで上下左右、すなわち任意の方向に中心を移動させることができる。また、回転マーク210を一度タップするごとに、画面を90度ずつ回転させることができる。また、天眼鏡マーク212をタップすることで、標準地図200の倍率を変更することができる。
さらに、「地点」ボタンをタップすると、図14(b)に示す目的地登録ファイル214が現れ、地図上で指定した任意の位置を目的地として最大3つまで登録できる。位置の指定は画面上の希望の位置を手入力又はペン入力でタップすることで行える。また、「表示」ボタンをタップすると、図14(c)に示す表示切替ファイル216が現れ、画面上に登録された目的地が現れるように、標準地図200の位置が自動的に移動する。図14(a)の例では、目的地1が「目」マーク218で示されている。また、このとき、現在位置を示す十字マーク202から目的地1を示す「目」マークへ向けて方角マーク220が表示され、さらに画面の上方に、現在位置から目的地までの距離222が表示される。なお、目的地は、提携店であってもよい。このときは「登」マーク204と「目」マーク218が重なるが、登録提携店までの方角と距離が容易にわかる。
また、「検索」ボタンをタップすると、図14(d)に示す登録地検索ファイル224が現れ、予め提携店マスタ40に登録されている提携店のリストが表示される。そして、地図上で「登」マークを手入力又はペン入力でタップすること等で、その指定した提携店が登録地検索ファイル224で他と異なる表示、例えば、図14(d)で示すように枠で囲まれて表示される。あるいは逆に、登録地検索ファイル224で登録提携店リストを順次スクロールして、希望店を見つけ、そこを登録地検索ファイル224上で手入力又はペン入力でタップすることで、その希望店の位置が画面上に現れるようにカラーディスプレイ22の標準地図200を自動移動させることもできる。
このように、カラーディスプレイ22の標準地図200及び登録地検索ファイル224上で、登録提携店の中で、希望する提携店を希望店として特定することができる。図14(d)の例では、特定された希望店は「○○レストラン」である。そして、登録地検索ファイル224上で、特定された希望提携店、上記の例で「○○レストラン」を手入力又はペン入力でタップすると、図14(e)に示すように、その希望店についての提携店情報226が表示される。この情報は、図3で説明した提携店マスタ40の提携店情報42の内容に相当する。提携店情報226には、例えば「予約画面」228ボタンを設け、これをタップすれば予約画面表示がされ、予約等を画面上で行えるものとすることもできる。
このように、ユーザは、メモリカード30に記憶される電子旅行ガイドデータ150を用い、電子旅行ガイドアプリケーションを実行させることで、ユーザ携帯端末20のカラーディスプレイ22上で会話式により、旅行先等において目的先に案内される電子旅行ガイドのサービスを受けることができる。
本発明に係る実施の形態における電子旅行ガイドのユーザ携帯端末を用いる電子旅行ガイドシステムの構成図である。 本発明に係る実施の形態において、電子旅行ガイドに用いる顧客マスタの例を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、電子旅行ガイドに用いる提携店マスタの例を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、ユーザ携帯端末の外観と、メモリカードとを示す図である。 本発明に係る実施の形態において、ユーザ携帯端末がメモリカードを使用して電子旅行ガイドを利用する2つの形態を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、メモリカードの認証における第1の形式を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、メモリカードの認証における第2の形式を説明する図である。 本発明に係る実施の形態におけるユーザ携帯端末及びメモリカードのブロック図である。 本発明に係る実施の形態において、ユーザ携帯端末の認証の手順を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、順序変換表の1例を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、変則32進数化表の1例を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、メモリカードの認証の手順を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、本体認証、カード認証を含む電子旅行ガイドサービス全体の手順を説明する図である。 本発明に係る実施の形態において、電子旅行ガイドアプリケーションの実行の様子を示す図である。
符号の説明
10 電子旅行ガイドシステム、12 電子旅行ガイドサーバ、14 ユーザ固定端末、16 ネットワーク、20 ユーザ携帯端末、21 本体ID、22 カラーディスプレイ、30 メモリカード、31 カードID、32 顧客マスタ、40 提携店マスタ、42,226 提携店情報、44 提携店地図情報、60 認証機関、62,64,68 販売店、66 ブランクのメモリカード、100 CPU、102 通信制御部、104 画面上入力部、106 出力部、108 GPSモジュール、110 メモリ、112 本体認証キー、120 電子旅行ガイド機能ブロック、122 PDA一般機能ブロック、124 本体認証部、126 本体参照キー作成モジュール、128,134 判断モジュール、130 カード認証部、132 カード参照キー作成モジュール、136 電子旅行ガイド表示部、138 更新取得部、150 電子旅行ガイドデータ、152 データID、154 カード認証キー、200 標準地図。

Claims (8)

  1. 電子旅行ガイドのデータを記憶するメモリカードを用い、電子旅行ガイドアプリケーションを実行するユーザ携帯端末であって、
    メモリカードを着脱する機構を有する端末本体と、
    特定の端末本体上でのみ電子旅行ガイドアプリケーションの実行を許可するための認証キーを作成する本体認証キー作成手順に従って端末本体のIDを用いて作成され、その端末本体に記憶された本体認証キーと、
    特定の端末本体上での特定のメモリカードの読み出しのみを許可するための認証キーを作成するカード認証キー作成手順に従って、端末本体のIDと、メモリカードのIDと、電子旅行ガイドデータのIDとを用いて作成され、そのメモリカードに記憶されたカード認証キーを読み出す手段と、
    端末本体を認証し、電子旅行ガイドアプリケーションを起動させることを許可する本体認証部と、
    メモリカードを認証し、メモリカードに記憶されている電子旅行ガイドデータを読み出すことを許可するカード認証部と、
    を備え、
    本体認証部は、
    電子旅行ガイドアプリケーションを起動する際に、その端末本体のIDを用いて本体認証キー作成手順に従って参照キーを作成する本体参照キー作成手段と、
    本体参照キーとその端末本体に記憶された本体認証キーとを比較判断し、一致するときにその端末本体上でのその電子旅行ガイドアプリケーションの実行を許可する判断手段を含み、
    カード認証部は、
    メモリカードを読み出す際に、その端末本体のIDとそのメモリカードのIDとを用いてカード認証キー作成手順に従って参照キーを作成するカード参照キー作成手段と、
    カード参照キーと、そのメモリカードに記憶されているカード認証キーとを比較判断し、一致するときにその端末本体上でのそのメモリカードの読み出しを許可する判断手段と、
    を含むことを特徴とする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末。
  2. 請求項1に記載の電子旅行ガイドのユーザ携帯端末において、
    カード参照キー作成手段は、電子旅行ガイドのデータが複数ある場合に、その端末本体のIDとそのメモリカードのIDと、さらにメモリカードに記憶される電子旅行ガイドデータのIDを用いてカード認証キー作成手順に従って参照キーを作成することを特徴とする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、
    ネットワークを介し電子旅行ガイドサーバに接続され電子旅行ガイドサーバより電子旅行ガイドデータをダウンロードして記憶するユーザ固定端末と共通のメモリカードを用い、
    端末本体は、ユーザ固定端末によって付与されたカード認証キーを有しユーザ固定端末から必要な電子旅行ガイドデータを移し代えたメモリカードを着脱する端末本体であることを特徴とする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末。
  4. 請求項3に記載の電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、
    ユーザ固定端末によって付与されたカード認証キーは、メモリカードのIDを含む申請キーをカード認証機関に送付し、カード認証から付与されるカード認証キーの作成キーに基づいてユーザ固定端末によって作成され、メモリカードに記憶されたものであることを特徴とする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1に記載の電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、
    さらに、ネットワークを介して電子旅行ガイドサーバに接続され、
    電子旅行ガイドサーバから、電子旅行ガイドの更新データを取得する更新取得部を備えることを特徴とする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか1に記載の電子旅行ガイドのユーザ携帯端末において、
    本体参照キー作成手段は、
    端末本体のIDを構成するデータの配列順序を変換する順序変換手段と、
    順序変換されたデータの桁数を変換する桁数変換手段と、
    を有することを特徴とする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか1に記載の電子旅行ガイドのユーザ携帯端末において、
    カード参照キー作成手段は、
    端末本体のID、メモリカードのID、電子旅行ガイドデータのIDを構成するデータの配列順序を変換する順序変換手段と、
    順序変換されたデータの桁数を変換する桁数変換手段と、
    を有することを特徴とする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末。
  8. 請求項1から請求項4のいずれか1に記載の電子旅行ガイドのユーザ携帯端末は、書き換え可能なメモリカードを用いることを特徴とする電子旅行ガイドのユーザ携帯端末。

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