JP2009119624A - タイヤ成形型及びタイヤ製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピンチカット作業を簡便化しうるとともに、ピンチに対するカット位置を安定させてタイヤの外観を確保することができるタイヤ成形型及びタイヤ製造方法を提供すること。
【解決手段】サイド型部2と、型締め時にサイド型部2のタイヤ径方向外側に嵌合される環状型部1とを備え、環状型部1がタイヤ周方向に分割されたセクター5の組み合わせからなり、セクター5の各々がタイヤ径方向に変位可能に構成されているタイヤ成形型において、環状型部1の嵌合径がサイド型部2の嵌合径と同等以上に設定されており、環状型部1の嵌合面1a及びサイド型部2の嵌合面2aの少なくとも一方に、タイヤ周方向に沿った環状のゴム導入溝6が設けられ、ゴム導入溝6の導入口に浅溝部61が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤを加硫成形するためのタイヤ成形型と、そのタイヤ成形型を用いたタイヤ製造方法とに関する。
かかるタイヤ成形型は、複数の型部を組み合わせて構成されており、その型構造に基づいて2ピースタイプとセグメンテッドタイプに大別される。後者のタイプでは、図13に示すように、タイヤのトレッド部外面を成形する環状型部11と、タイヤのサイドウォール部外面を成形する一対のサイド型部12,13とを備える。環状型部11は、タイヤ周方向に分割された複数のセクターで構成され、各セクターは、型締め時には互いに寄り集まって環状をなし、型開き時にはタイヤ径方向外側に変位して相互に離間する。
環状型部11は、型締め時にサイド型部12,13のタイヤ径方向外側に嵌合され、その嵌合面11aをサイド型部12,13の嵌合面12a,13aに密着させた状態となる。それ故、タイヤ成形型は、環状型部11の嵌合径D11がサイド型部12,13の嵌合径D12,D13と同寸法になるよう高精度に加工されている。ところが、加工のばらつきなどにより嵌合径D11が嵌合径D12,D13よりも小さくなると、型締め時にセクター間に隙間が形成され、タイヤのトレッド面にピンチと呼ばれるゴムバリが発生する。このピンチは、トレッド面上で不連続に形成されるため、その除去作業(ピンチカット作業)は非常に煩雑なものとなる。
下記特許文献1の第5,6図及び下記特許文献2に記載のタイヤ成形型では、サイド型部の嵌合面に設けた溝によって、環状型部とサイド型部との間に環状のピンチを発生させるようにしている。しかしながら、これらにより生じたピンチは、断面略長方形状をなして厚みが均一であるため、特に手作業による場合にピンチに対するカット位置が安定せず、ピンチカット後の切り跡の断面がばらついてタイヤの外観を損ねるという問題がある。
実開昭63−161806号公報 特開2000−108130号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ピンチカット作業を簡便化しうるとともに、ピンチに対するカット位置を安定させてタイヤの外観を確保することができるタイヤ成形型及びタイヤ製造方法を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係るタイヤ成形型は、タイヤのサイドウォール部外面を成形する一対のサイド型部と、型締め時に前記一対のサイド型部のタイヤ径方向外側に嵌合され、前記タイヤのトレッド部外面を成形する環状型部とを備え、前記環状型部がタイヤ周方向に分割されたセクターの組み合わせからなり、前記セクターの各々がタイヤ径方向に変位可能に構成されているタイヤ成形型において、前記環状型部の嵌合径が前記一対のサイド型部の嵌合径と同等以上に設定されており、前記環状型部の嵌合面及び前記一対のサイド型部の嵌合面の少なくとも一方に、タイヤ周方向に沿った環状のゴム導入溝が設けられ、前記ゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されているものである。
本発明に係るタイヤ成形型によれば、環状型部の嵌合径がサイド型部の嵌合径と同等以上に設定されているため、型締め時にセクターの端面同士を確実に密着させて、タイヤのトレッド面上でのピンチの発生を防ぐことができる。その反面、環状型部とサイド型部との界面に隙間が形成され易くなるが、本発明では、環状型部の嵌合面及び一対のサイド型部の嵌合面の少なくとも一方に、タイヤ周方向に沿った環状のゴム導入溝を設けており、加硫成形の際には未加硫タイヤのゴム余剰分をゴム導入溝に導入して、ピンチを積極的に発生させることができる。このゴム導入溝により形成されたピンチは、タイヤ周方向に連続した環状をなすため、ピンチカット作業が簡便となる。しかも、導入口に形成された浅溝部によってピンチの根元部分が薄肉化されることから、ピンチに対するカット位置が安定し、ピンチカット後の切り跡の断面がばらつかず、タイヤの外観を確保することができる。
上記において、前記ゴム導入溝が前記環状型部の嵌合面にのみ設けられているものが好ましい。
本発明では、ゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されていることから、該ゴム導入溝がサイド型部の嵌合面に設けられている場合には、加硫成形後のタイヤ脱型時にピンチがゴム導入溝で引っ掛かり、そのピンチが根元部分で千切れて型内に残ってしまうおそれがある。これに対し、本発明の上記構成では、型開きした際にピンチがゴム導入溝から抜け出た状態となるため、タイヤ脱型時にピンチがゴム導入溝で引っ掛かることがなく、上記の問題を解消することができる。
上記において、前記ゴム導入溝により形成されるピンチの根元部分を厚肉化するように前記導入口を拡げてなる補強溝部が、タイヤ周方向に間隔を置いて複数形成されているものが好ましい。
本発明では、ゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されていることから、加硫本数が進んで型内に汚れや塵などが堆積すると、浅溝部が更に浅くなってピンチの根元部分を過度に薄肉化してしまい、タイヤ脱型時にピンチが脱落して型内に混入するおそれがある。そこで、本発明の上記構成では、上記の如き補強溝部を設けることでピンチの根元部分を補強できるため、ピンチのタイヤからの脱落を防止して上記の問題を解消することができる。
上記において、前記ゴム導入溝の奥端面が、前記導入口から遠退くにつれて前記サイド型部の嵌合面から徐々に離れるように形成されているものが好ましい。
本発明では、ゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されていることから、ピンチがゴム導入溝により包み込まれた状態となって嵌合面に密着し易い。そのため、ゴム導入溝が環状型部の嵌合面にのみ設けられている場合には、サイド型部の嵌合面にピンチが密着することに起因して、タイヤのサイドウォール部がサイド型部から剥がれ難くなる傾向にある。そこで、本発明の上記構成によれば、ゴム導入溝の奥端面を上記の如く形成することにより、型開きする際の各セクターの動作を利用して、ピンチの先端を嵌合面から強制的に剥がすことができる。その結果、タイヤのサイドウォール部外面とサイド型部との間に空気が入り易くなり、上記の問題を解消してタイヤの脱型性を高めることができる。
上記において、前記環状型部の嵌合面及び前記一対のサイド型部の嵌合面のいずれか一方に前記ゴム導入溝が設けられ、前記環状型部の嵌合面及び前記一対のサイド型部の嵌合面のいずれか他方に、前記ゴム導入溝の内外にわたって、ゴムの剥離を容易化せしめる易剥離処理が施されているものが好ましい。
本発明では、ゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されていることから、ピンチがゴム導入溝により包み込まれた状態となって嵌合面に密着し易い。そこで、本発明の上記構成では、ゴム導入溝が設けられていない側の嵌合面に上記の如き易剥離処理を施していることにより、ピンチと嵌合面との密着を緩和してタイヤの脱型性を高めることができる。
また、本発明に係るタイヤ製造方法は、タイヤのサイドウォール部外面を成形する一対のサイド型部と、型締め時に前記一対のサイド型部のタイヤ径方向外側に嵌合され、前記タイヤのトレッド部外面を成形する環状型部とを備え、前記環状型部がタイヤ周方向に分割されたセクターの組み合わせからなり、前記セクターの各々がタイヤ径方向に変位可能に構成されているタイヤ成形型を用いて、タイヤを加硫成形する工程を備えるタイヤ製造方法において、前記環状型部の嵌合径が前記一対のサイド型部の嵌合径と同等以上に設定され、前記環状型部の嵌合面及び前記一対のサイド型部の嵌合面の少なくとも一方に、タイヤ周方向に沿った環状のゴム導入溝が設けられるとともに、前記ゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されており、前記タイヤ成形型に未加硫タイヤをセットして型締めし、加硫成形の際に前記未加硫タイヤのゴム余剰分を前記ゴム導入溝に導入するものである。
本発明に係るタイヤ製造方法によれば、上述のように、セクター間でのピンチを確実に防止しながら、環状型部とサイド型部との界面に、ピンチカット作業が簡便な環状のピンチを積極的に発生させることができる。しかも、ピンチを形成するゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されていることから、ピンチの根元部分を薄肉化して、ピンチに対するカット位置を安定させることができる。その結果、ピンチカット後の切り跡の断面がばらつかず、タイヤの外観を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係るタイヤ成形型の一例を概略的に示す縦断面図であり、型締め状態を示している。図1において、未加硫タイヤ(不図示)はタイヤ軸方向が上下になるようにセットされ、図1右側がタイヤ径方向内側、図1左側がタイヤ径方向外側となる。図2は、環状型部の平面図である。
このタイヤ成形型(以下、単に「成形型」と称する場合がある。)は、タイヤのサイドウォール部外面を成形する一対のサイド型部2,3と、型締め時にサイド型部2,3のタイヤ径方向外側に嵌合され、タイヤのトレッド部外面を成形する環状型部1と、を備えたセグメンテッドモールドである。サイド型部2,3のタイヤ径方向内側にはビードリング4が設けられており、タイヤのビード部を固定可能に構成されている。
環状型部1は、図2に示すようにタイヤ周方向に分割されたセクター5の組み合わせからなり、セクター5の各々はタイヤ径方向に変位可能に構成されている。型締め状態では、各セクター5が互いに寄り集まり、端面同士を当接させて円環状に連なるのに対し、型開き状態では、各セクター5がタイヤ径方向外側に変位してサイド型部2,3から離間する。本実施形態では、環状型部1が7分割され、各セクター5の周長が略同等である例を示すが、本発明では環状型部の分割数は特に制限されず、各セクターの周長が互いに異なっていても構わない。
環状型部1の素材としては、アルミニウムが例示される。このアルミニウムとは、純アルミ系の素材のみならず、アルミニウム合金を含む概念であり、例えばAl−Cu系、Al−Mg系、Al−Mg−Si系、Al−Zn−Mg系、Al−Mn系、Al−Si系が挙げられる。また、サイド型部2,3の素材としては、鋼材が例示される。
環状型部1の型背面にはコンテナ21が取り付けられている。コンテナ21は、セクター5ごとに設けられ、不図示の昇降シリンダに固定したサイドプレート23の下面に、タイヤ径方向に沿って摺動可能に取り付けられている。コンテナ21の外側斜面には摺動レール25が設けられ、その傾斜方向に沿ってコーンリング24が摺動可能に嵌合されている。コーンリング24は、サイドプレート23に対して相対的に昇降可能な不図示のプラテンに上方から支持されている。
図1に示す状態において、コーンリング24を上昇させてコンテナ21をタイヤ径方向外側に移動させると、各セクター5をサイド型部2,3から離間でき、更に昇降シリンダによってサイドプレート23及びコンテナ21を上昇させると、セクター5及びサイド型部3をサイド型部2から離間して型開き状態に移行することができる。型開き状態から型締め状態への移行は、上記動作を逆に行えばよい。
また、図面には示していないが、成形型の内部にはブラダーと呼ばれるゴムバッグが設置されている。加硫成形時には、ブラダーをタイヤ径方向外側に膨張させることにより、タイヤのトレッド面を環状型部1の内周面に押し当てることができる。また、ブラダーに代えて剛性コアを使用することも可能であり、本発明はブラダー加硫にもコア加硫にも適用可能である。
図3は、図1のA部分の拡大図であり、環状型部1とサイド型部2との界面を拡大して示している。環状型部1とサイド型部3との界面も、これと同様に形作られている。型締め状態では、環状型部1がサイド型部2,3のタイヤ径方向外側に嵌合され、その嵌合面1aをサイド型部2,3の嵌合面2a,3aに当接又は近接させた状態となる。
本発明では、環状型部1の嵌合径D1が、サイド型部2,3の嵌合径D2,D3と同等以上に設定されている。これにより、型締め時にセクター5の端面同士を確実に密着させて、タイヤのトレッド面上でのピンチの発生を防ぐことができる。かかる効果を確実に奏する観点から、嵌合径D1は嵌合径D2,D3よりも大きいことが好ましく、それらの直径差は0.05mm〜0.1mm程度であることが好ましい。なお、嵌合径D1は、型締め時における嵌合面1aの内径となり、嵌合径D2,D3は嵌合面2a,3aの外径となる。
また、本発明の成形型では、環状型部の嵌合面及びサイド型部の嵌合面の少なくとも一方に、タイヤ周方向に沿った環状のゴム導入溝が設けられる。本実施形態では、図3に示すように、ゴム導入溝6が環状型部1の嵌合面1aにのみ設けられている例を示す。ゴム導入溝6の溝深さd1は、例えば1.0〜3.0mmである。ゴム導入溝6の導入口には浅溝部61が形成されており、浅溝部61の最も浅い箇所の深さd2は例えば0.1〜1.3mmである。このd1,d2は、環状型部1の嵌合面1aを基準とした深さである。
上述のように嵌合径D1が嵌合径D2,D3と同等以上であると、環状型部1とサイド型部2,3との界面に隙間が形成され易くなるが、本発明では、その界面にゴム導入溝6を設けることで、加硫成形の際に未加硫タイヤのゴム余剰分を導入し、ピンチを積極的に発生させることができる。このピンチはタイヤ周方向に連続した環状をなすため、後述するようにピンチカット作業が簡便となる。しかも、浅溝部61によってピンチの根元部分が薄肉化されることから、ピンチに対するカット位置が安定し、ピンチカット後の切り跡の断面がばらつかず、タイヤの外観を確保することができる。
本実施形態では、浅溝部61が、ゴム導入溝6の導入口から奥端面に向かって溝深さを漸減させたテーパ底面61aと、そのテーパ底面61aから奥端面に向かって溝深さを漸増させたテーパ底面61bとを有し、ゴムの導入を円滑化せしめるように括れた形状をしている。タイヤ径方向に対するテーパ底面61a,61bの傾斜角度θa,θbは、それぞれ30〜70°が好ましい。
次に、上記の成形型を用いてタイヤを製造する方法について説明する。まず、成形型に未加硫タイヤをセットして型締めする。このとき、嵌合径D1が嵌合径D2,D3と同等以上であることにより、セクター5の端面同士を確実に密着させることができる。次に、ブラダーを膨張させて、タイヤのトレッド部外面を環状型部1の内周面に押し当てるとともに、サイドウォール部外面をサイド型部2,3の内周面に押し当て、所定の加硫温度にて加熱保持することで加硫成形を行う。この加硫成形の際に、タイヤのゴム余剰分がゴム導入溝6に導入されて環状のピンチが形成される。
加硫成形を終えた後、型開きしてタイヤを脱型する。型開き状態では、各セクター5がタイヤ径方向外側に変位してサイド型部2から離間し、図4に示すようにピンチPがゴム導入溝6から抜け出た状態となる。そのため、タイヤTを脱型する際には、ピンチPがゴム導入溝6に引っ掛かることがない。本発明では、図5に示すように、ゴム導入溝6をサイド型部2の嵌合面2aに設けることも可能であるが、かかる場合には、型開きしてもピンチPがゴム導入溝6内にあるため、タイヤTを脱型する際にピンチPがゴム導入溝6に引っ掛かり、ピンチPが根元部分で千切れて型内に残るおそれがある。それ故、本発明では、ゴム導入溝6が環状型部1の嵌合面1aにのみ設けられることが好ましい。
続いて、脱型したタイヤをターンテーブル上に載置し、ピンチにカッターを切り込ませた状態にして、該タイヤをタイヤ周方向に回転させてピンチを除去する。このピンチカット作業は、セクター5間で形成されるピンチを対象とする場合に比べて簡便となり、カット時間も短縮される。また、図4に示すように、ピンチPの根元部分は浅溝部61によって薄肉化しているため、ピンチPに対するカット位置(カッターを切り込ませる位置)を安定させ易い。このことから、ピンチカット後の切り跡の断面がばらつかず、製品としての空気入りタイヤの外観を確保することができる。
[実施例1]
タイヤサイズ215/60R16の空気入りタイヤを加硫成形するためのタイヤ成形型において、上記の第1実施形態で示したゴム導入溝を設けて実施例1とした。嵌合径D1と嵌合径D2,D3との直径差は0.05mmとし、ゴム導入溝の寸法は、d1=1.5mm、d2=0.4mm、θa=56.31°、θb=53.75°とした。その結果、実施例1では、タイヤ50本の成形に対して、セクター間でのピンチ発生数が0本、ピンチカット作業時間は従来比で1/5となり、タイヤの外観も良好であった。
[第2実施形態]
以下の第2〜4実施形態は、ゴム導入溝又はその周辺構造が以下の通りである他は、第1実施形態と同様の構成・作用であるので、共通点を省略して主に相違点について説明する。なお、第1実施形態の説明にて既出の部材・部位と同一の部材・部位については、同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るタイヤ成形型の環状型部1とサイド型部2との界面を示す平面図であり、図1におけるB−B矢視断面に相当する。図7は、そのタイヤ成形型の要部を拡大して示す断面図である。
本実施形態では、図6に示すような補強溝部7がタイヤ周方向に間隔を置いて複数箇所(本実施形態では7箇所)に形成されている。補強溝部7は、ゴム導入溝6により形成されるピンチの根元部分を厚肉化するように導入口を拡げてなり、浅溝部61よりも深く形成されている。かかる構成によれば、汚れや塵などが堆積して浅溝部61が浅くなったとしても、ピンチの根元部分が補強されるため、タイヤ脱型時のピンチの脱落を防止することができる。補強溝部7は、1つのセクター5につき2〜10箇所に設けられ、その溝深さd3は例えば0.5〜3.0mmであり、溝幅wは例えば0.3〜3.0mmである。
補強溝部7は、ゴム導入溝6の導入口を拡げるものであれば、ゴム導入溝6の浅溝部61に対向する位置に設けてもよい。例えば、図8に示すように、環状型部1の嵌合面1aに設けたゴム導入溝6の浅溝部61に対向するよう、サイド型部2の嵌合面2aに補強溝部7を設けることも可能である。この場合においても、補強溝部7はタイヤ周方向に間隔を置いて複数形成されている。
[実施例2]
タイヤサイズ215/60R16の空気入りタイヤを加硫成形するためのタイヤ成形型において、上記の第2実施形態で示した補強溝部を備えるゴム導入溝を設けて実施例2とした。補強溝部は、各セクターに7箇所ずつ上下に設け、その寸法はd3=0.75mm、w=0.5mmとした。ゴム導入溝の寸法は、上述の実施例1と同じとした。その結果、タイヤ2000本の成形におけるピンチの脱落発生本数が、補強溝部が無い場合には20本であったのに対し、実施例2では図7及び図8の何れの構造においても0本であった。
[第3実施形態]
図9は、本発明の第3実施形態に係るタイヤ成形型の要部を拡大して示す断面図である。本実施形態では、図9に示すように、ゴム導入溝6の奥端面62が、導入口から遠退くにつれてサイド型部2の嵌合面2aから徐々に離れるように形成されている。これにより、タイヤのサイドウォール部がサイド型部2から剥がれ難くなるという問題を解消して、タイヤの脱型性を高めることができる。
つまり、ゴム導入溝6に浅溝部61が形成されていると、ピンチがゴム導入溝6により包み込まれた状態となって嵌合面2aに密着し易く、そのことに起因してタイヤのサイドウォール部がサイド型部2から剥がれ難くなる傾向にあるが、本実施形態によれば、図10に示すように、型開き時にセクター5がタイヤ径方向外側に変位するのに伴って、奥端面62がピンチPの先端を引っ掛けて嵌合面2aから強制的に剥がすため、タイヤTのサイドウォール部SWとサイド型部2との間に空気が入り易くなり、タイヤの脱型性を向上できる。
嵌合面1aに対する奥端面62の傾斜角度θ3としては30〜60°が例示される。本実施形態では、ゴム導入溝6の奥端面62が平面で形成されている例を示すが、曲面で形成してもよい。また、奥端面62を図9の如く形成した部分が周上不連続でもよく、例えばタイヤ周方向に間隔を置いた複数の箇所では図9の形状を採用し、残りの箇所では図3の形状を採用することも可能である。なお、本実施形態に係る構成は、第2実施形態に係る構成と併用しても構わない。
[実施例3]
タイヤサイズ215/60R16の空気入りタイヤを加硫成形するためのタイヤ成形型において、上記の第3実施形態で示したゴム導入溝を設けて実施例3とした。ゴム導入溝の寸法は、θ3=45°としたこと以外は上述の実施例1と同じとした。その結果、タイヤ2000本の成形におけるサイド型部との密着発生回数及び工程中断時間が、図3に示したゴム導入溝では30回、10時間であったのに対し、実施例3では0回、0時間であった。
[第4実施形態]
図11は、本発明の第4実施形態に係るタイヤ成形型の要部を拡大して示す断面図である。本実施形態では、図11に示すように、嵌合面1a及び嵌合面2aのうちゴム導入溝6が設けられていない側の嵌合面、すなわちサイド型部2の嵌合面2aにおいて、ゴム導入溝6の内外にわたる領域に、ゴムの剥離を容易化せしめる易剥離処理が施されており、具体的にはローレット加工が施されている。
既述のように、ゴム導入溝6に浅溝部61が形成されていると、ピンチがゴム導入溝6により包み込まれた状態となって嵌合面2aに密着し易くなるが、本実施形態によれば、嵌合面2aのゴム導入溝6の内外にわたる領域にローレット加工が施されているため、型開きした際に嵌合面2aとピンチとの間に空気が入り易くなり、それらの密着を緩和してタイヤの脱型性を高めることができる。ローレット加工としては、平行目(平目)やクロス目(綾目)など何れもが採用できる。
易剥離処理は、ローレット加工に限られるものではなく、例えばテフロンコートを施して嵌合面2aを粗くすることも考えられる。易剥離処理を施す領域は、タイヤ周方向に沿って周上に連続していることが好ましいが、不連続であってもよく、該領域のゴム導入溝6からの突出長さLは1mm以上であることが好ましい。なお、本実施形態に係る構成は、第2,3実施形態に係る構成と併用することが可能である。
[実施例4,5]
タイヤサイズ215/60R16の空気入りタイヤを加硫成形するためのタイヤ成形型において、上記の第4実施形態で示したようにゴム導入溝を設け、ローレット加工を施して実施例4とし、同じくテフロンコートを施して実施例5とした。ゴム導入溝の寸法は、上述の実施例1と同じとした。その結果、タイヤ2000本の成形におけるサイド型部との密着発生回数及び工程中断時間が、易剥離処理を不実施の場合では30回、10時間であったのに対し、実施例4では5回、1.8時間であり、実施例5では0回、0時間であった。
[別実施形態]
本発明では、環状型部及びサイド型部の形状や材質、それらの移動機構などは特に限られない。また、ゴム導入溝としては上記以外の形状も適宜に採用可能であり、例えば図12に示すような半円形状であってもよい。かかる場合には、特殊な形状のバイトを製作する必要がなくなり、ゴム導入溝6の加工コストを低減することができる。なお、この浅溝部61の形状だけを上記の実施形態と同じにしても構わない。本発明では、環状型部の嵌合面及びサイド型部の嵌合面の両方に、ゴム導入溝を設けることも可能である。
本発明に係るタイヤ成形型の一例を概略的に示す縦断面図 環状型部の平面図 図1のA部分の拡大図 加硫成形後に型開きしたときの要部拡大図 ゴム導入溝をサイド型部に設けたときの要部拡大図 本発明の第2実施形態に係るタイヤ成形型の環状型部とサイド型部との界面を示す平面図 図6のタイヤ成形型の要部を拡大して示す断面図 補強溝部をサイド型部に設けたときの要部拡大図 本発明の第3実施形態に係るタイヤ成形型の要部を拡大して示す断面図 加硫成形後に型開きしたときの要部拡大図 本発明の第4実施形態に係るタイヤ成形型の要部を拡大して示す断面図 本発明の別実施形態に係るタイヤ成形型の要部を拡大して示す断面図 セグメンテッドモールドの概略構成図
符号の説明
1 環状型部
1a 嵌合面
2 サイド型部
2a 嵌合面
3 サイド型部
5 セクター
6 ゴム導入溝
7 補強溝部
61 浅溝部
62 奥端面
P ピンチ
T タイヤ

Claims (6)

  1. タイヤのサイドウォール部外面を成形する一対のサイド型部と、型締め時に前記一対のサイド型部のタイヤ径方向外側に嵌合され、前記タイヤのトレッド部外面を成形する環状型部とを備え、
    前記環状型部がタイヤ周方向に分割されたセクターの組み合わせからなり、前記セクターの各々がタイヤ径方向に変位可能に構成されているタイヤ成形型において、
    前記環状型部の嵌合径が前記一対のサイド型部の嵌合径と同等以上に設定されており、前記環状型部の嵌合面及び前記一対のサイド型部の嵌合面の少なくとも一方に、タイヤ周方向に沿った環状のゴム導入溝が設けられ、前記ゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されていることを特徴とするタイヤ成形型。
  2. 前記ゴム導入溝が前記環状型部の嵌合面にのみ設けられている請求項1に記載のタイヤ成形型。
  3. 前記ゴム導入溝により形成されるピンチの根元部分を厚肉化するように前記導入口を拡げてなる補強溝部が、タイヤ周方向に間隔を置いて複数形成されている請求項1又は2に記載のタイヤ成形型。
  4. 前記ゴム導入溝の奥端面が、前記導入口から遠退くにつれて前記サイド型部の嵌合面から徐々に離れるように形成されている請求項2に記載のタイヤ成形型。
  5. 前記環状型部の嵌合面及び前記一対のサイド型部の嵌合面のいずれか一方に前記ゴム導入溝が設けられ、
    前記環状型部の嵌合面及び前記一対のサイド型部の嵌合面のいずれか他方に、前記ゴム導入溝の内外にわたって、ゴムの剥離を容易化せしめる易剥離処理が施されている請求項1に記載のタイヤ成形型。
  6. タイヤのサイドウォール部外面を成形する一対のサイド型部と、型締め時に前記一対のサイド型部のタイヤ径方向外側に嵌合され、前記タイヤのトレッド部外面を成形する環状型部とを備え、前記環状型部がタイヤ周方向に分割されたセクターの組み合わせからなり、前記セクターの各々がタイヤ径方向に変位可能に構成されているタイヤ成形型を用いて、タイヤを加硫成形する工程を備えるタイヤ製造方法において、
    前記環状型部の嵌合径が前記一対のサイド型部の嵌合径と同等以上に設定され、前記環状型部の嵌合面及び前記一対のサイド型部の嵌合面の少なくとも一方に、タイヤ周方向に沿った環状のゴム導入溝が設けられるとともに、前記ゴム導入溝の導入口に浅溝部が形成されており、
    前記タイヤ成形型に未加硫タイヤをセットして型締めし、加硫成形の際に前記未加硫タイヤのゴム余剰分を前記ゴム導入溝に導入することを特徴とするタイヤ製造方法。
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