JP2009119081A - 肘掛け - Google Patents

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JP2009119081A
JP2009119081A JP2007297342A JP2007297342A JP2009119081A JP 2009119081 A JP2009119081 A JP 2009119081A JP 2007297342 A JP2007297342 A JP 2007297342A JP 2007297342 A JP2007297342 A JP 2007297342A JP 2009119081 A JP2009119081 A JP 2009119081A
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armrest
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toilet
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Kotaro Kasuya
弘太郎 粕谷
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

【課題】握力がなくなった高齢者や障害者でも、肘に体重を掛けて便器への立ち座り行為が可能となる肘掛けを提供する。
【解決手段】便器2が設置されたトイレ空間1の側方の壁面3に設置された肘掛け4であって、便器2への着座時又は便器2から立ち上がる時に、使用者の肘を置くことのできる肘置き部41の後側に、上方へ立ち上げて立ち上がり部42が形成され、肘置き部41の前側には、前側へ向かって上傾状に傾斜面43が形成されてなる表面が軟質材で構成された肘掛け。
【選択図】図1

Description

本発明は、便器への立ち座り時に利用することのできる肘掛けに関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、便器の傍にフレームを立て、フレームに便器の両側方を前方に延びる上下回動可能なアームレストを取り付けて、このアームレストを高齢者や障害者の身体の条件に合わせて高さ調整できるように構成したものが存在する。
特開2006−109893号公報
上記特許文献1の構造では、アームレストに手を引っ掛けることはできるが、握力がなくなってしまった高齢者や障害者にとっては、便器への立ち座り時に身体を支えることが困難で、使い辛いという問題点があった。
本発明は、握力がなくなった高齢者や障害者でも体重を掛けて便器への立ち座りが可能となる肘掛けを提供することを目的の1つとし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、便器が設置されたトイレ空間の側方の壁面に設置された肘掛けであって、便器への着座時又は便器から立ち上がる時に、使用者の肘を置くことのできる肘置き部の後側に、上方へ立ち上げて立ち上がり部が形成され、前記肘置き部の前側には、前側へ向かって上傾状に傾斜面が形成されてなることを要旨とする。
肘置き部に肘を載せて体重を掛けても、後側に立ち上がり部が形成されているため、肘が良好に引っ掛かり、肘が滑り落ちることがなく、しかも前方側には傾斜面が形成されているため、腕をこの傾斜面に載せると力が入りやすい姿勢となり、握力がなくなった高齢者や障害者でも体重を掛けて便器への立ち座りが可能となる。
また、本発明の肘掛けは、前記傾斜面の前端側に、手を置くことのできる手置き部が形成された構成とすることもできる。
こうすれば、更に手置き部に手(指先)を引っ掛けて、便器への立ち座り時に利用することができるものとなる。
また、本発明の肘掛けは、前記肘置き部および前記傾斜面は表面が軟質材で構成することもできる。
こうすれば、肘を痛めることなく、良好に体重を掛けて、便器への立ち座りが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、トイレ内の斜視構成図であり、トイレ1内には便器2が設置されており、この便器2の右側方の壁面3には肘掛け4が設置されている。
便器2への着座時あるいは便器2から立ち上がる時に、この肘掛け4に肘を載せて体重を掛け、便器2への立ち座りを良好に行うことができるものである。
この肘掛け4の使用状態の正面図を図2に示す。
肘掛け4は、木材等の芯材の回りに例えば発泡ウレタンを配設し、この発泡ウレタンの外周を合成皮革で包囲して、表面側にクッション性が付与されたものである。
この肘掛け4の上面側の後部部位には、湾曲状に凹ませて、人の肘10aを置くことのできる肘置き部41が形成されており、この肘置き部41の後側には、上方へ膨出状に立ち上げて立ち上がり部42が連続状に形成されている。また、肘置き部41の前側には、前端側に向かって上傾状に傾斜面43が連続状に形成されており、傾斜面43の上端には、人の手10cを置くことのできる手置き部44が形成されている。この手置き部44の前端は、後方側へ下傾した前端傾斜部45となっており、前端傾斜部45の下端に、略水平な底面47が形成されている。また、底面47の後端には、略垂直に立ち上げた後端部46が、その上端を立ち上がり部42に連続させて形成されている。
なお、この肘掛け4の左右側面は、平行な垂直状の側面48となっている。
この肘掛け4は、肘10aを肘置き部41に置き、傾斜面43上に前腕10bを載せることができ、且つこの状態で、手置き部44に手10cを置くことのできる程度の前後方向寸法に設定されている。
このような肘掛け4では、肘置き部41に肘10aを載せて、肘掛け4に体重を掛ける時に、立ち上がり部42が形成されているため、良好に立ち上がり部42に肘10aが引っ掛かって、肘10aに力が入りやすくなり、また、傾斜面43は底面47に対し略30度程度上傾した傾斜角度に形成されており、前腕10bにも力が入りやすく、そのため、握力がなくなってしまった高齢者や障害者でも肘10aおよび前腕10bに全体重を掛けて、肘掛け4に寄りかかるようにして立ち座りをすることができ、握力のない人でも便器2に着座する時、あるいは便器2から立ち上がる時に、この肘掛け4を使用することにより良好に立ち座りが行えるものとなる。
なお、握力が残っている人は、更に手10cを手置き部44に載せて、手をこの手置き部44に引っ掛けることにより更に力が入りやすく、姿勢を良好に保持できるものとなるが、手置き部44がなくても良く、指を引っ掛けることができるようにするだけでも良い。
次に、図3の斜視図で示す肘掛け4は変更例であり、この図3の肘掛け4では、肘置き部41の幅方向中央部に、下方側へ円形状に凹ませて肘用凹部41aを形成したものである。
さらに手置き部44には、幅方向に間隔をおいて複数の指用凹部44aを凹み状に形成したものである。
その他の形状は図2のものと同様であり、その説明は同一符号を付して省略する。
この図3の肘掛け4では、肘用凹部41a内に肘10aをすっぽりと入れることができ、そのため、肘10aがずれることがなく、より安定して肘掛け4を使用することができるものとなる。さらに指用凹部44a内に指を嵌め込むことで、良好に指を引っ掛けて身体を安定させることが可能となる。
次に、図4は更なる変更例を示すものであり、図4の肘掛けは、肘置き部41から傾斜面43の前端付近に亘り、前後方向に凹み状に前腕用凹溝43aを形成したものであり、また、立ち上がり部42には、幅方向へ延びる複数の滑り止め突条42aを形成し、さらに手置き部44には、幅方向に間隔をおいて複数の滑り止め用の突起44bを形成したものである。
その他の形状は図2のものと同一であり、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この図4の肘掛け4では、肘10aおよび前腕10bを前腕用凹溝43a内に入れ込んで安定させることができ、肘10aが滑ることがないために全体重を肘掛け4に掛けやすくなり、全体重を掛けて肘掛け4に寄りかかるようにして使用することができるものとなる。
さらに滑り止め突条42aが形成されているため、この部分を持つ際にも手が滑ることがなく、さらに突起44bに手の裏を載せて、手が滑らない状態を確保でき、手にも力が入りやすいものとなり、使用時に姿勢を保持しやすいものとなる。
さらに図5は異なる変形例を示すものであり、図5では、図2の肘掛け4の壁3側の側面48に、一体状に立ち上げて壁面側クッション部49を形成したものであり、この壁面側クッション部49も、例えば芯材の回りに発泡ウレタンを配設し、外周は合成皮革で形成して、肘置き部41,傾斜面43,手置き部44と連続した一体感を呈するように、全体を同一の合成皮革で包囲させて形成しておくことができ、このような肘掛け4を壁面3に設置することにより、肘置き部41に肘を載せ、傾斜面43に前腕を載せ、手置き部44に手を置いて全体重を掛ける際に、壁面側クッション部49に寄りかかることができて、より良好な使用状態が得られ、便器2への着座時および便器2からの立ち上がり時に全体重をこの肘掛け4に掛けて良好に立ち座り行為を行うことができるものとなる。
肘掛けが設置されたトイレの斜視構成図である。 肘掛けの使用状態の正面構成図である。 肘掛けの変更例を示す斜視構成図である。 さらに異なる変更例を示す肘掛けの斜視構成図である。 さらに異なる変更例を示す肘掛けの斜視構成図である。
符号の説明
1 トイレ
2 便器
3 壁面
4 肘掛け
10a 肘
10b 前腕
10c 手
41 肘置き部
41a 肘用凹部
42 立ち上がり部
42a 滑り止め突条
43 傾斜面
43a 前腕用凹溝
44 手置き部
44a 指用凹部
44b 突起
45 前端傾斜部
46 後端部
47 底面
49 壁面側クッション部

Claims (3)

  1. 便器が設置されたトイレ空間の側方の壁面に設置された肘掛けであって、
    便器への着座時又は便器から立ち上がる時に、使用者の肘を置くことのできる肘置き部の後側に、上方へ立ち上げて立ち上がり部が形成され、前記肘置き部の前側には、前側へ向かって上傾状に傾斜面が形成されてなることを特徴とする肘掛け。
  2. 前記傾斜面の前端側に、手を置くことのできる手置き部が形成されてなる請求項1に記載の肘掛け。
  3. 前記肘置き部および前記傾斜面は表面が軟質材で構成されてなる請求項1又は請求項2に記載の肘掛け。
JP2007297342A 2007-11-15 2007-11-15 肘掛け Pending JP2009119081A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000316758A (ja) * 1999-05-11 2000-11-21 Sekisui House Ltd 操作スイッチ付き又は操作スイッチ取付機能付き手摺
JP2006109893A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Bizen Hatsujo Kk アームレスト付き西洋トイレ

Patent Citations (2)

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