JP2009118210A - 遅延ロックループ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】クロック信号CKに対し、1周期Tだけ正確に遅れた出力信号OT、及び、可変遅延回路70に用いたn個の各遅延セルにて均等な遅延時間T/nの出力信号を得る。
【解決手段】DLL回路は、制御信号CTLに基づき遅延時間が変わる同一構成の遅延セル50−11,〜,50−3nにより構成される第1、第2の入力ゲート40−1,40−2及び可変遅延セル70と、遅延セル50−11と入力容量が同一の位相比較回路80内の第3、第4の入力ゲート82−1,82−2とを有している。位相比較回路80は、クロック信号CKが入力ゲート40−1を経た出力信号CK−Aと、クロック信号CKが入力ゲート40−2と可変遅延回路70とを経て遅延した出力信号OTとの各信号波形の位相を比較する。その比較結果は、負帰還を掛ける制御信号CTLとして、入力ゲート40−1、40−2及び可変遅延回路70へ与えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、アナログ/デジタル変換器(以下「A/D変換器」という。)等の信号処理装置に搭載され、クロック信号に対して同一周波数で所定の遅延時間だけ遅れた信号を生成する遅延ロックループ回路(以下「DLL回路」という。)、特に、複数の遅延セルが縦続接続された可変遅延回路において、各遅延セル毎に順次遅延されるそれぞれの遅延時間が均一である遅延ロックループ回路に関するものである。
従来、DLL回路に関する技術としては、例えば、下記のような特許文献等に記載されるものがあった。
特許第3180272号公報 特開2002−190733号公報 特開2003−264452号公報
特許文献1には、DLL回路に関する技術が記載されている。このDLL回路では、位相検出器が位相差を検出する際のジッタを抑制する技術が開示されている。特許文献2には、位相補償用クロック同期回路の技術が記載されている。この位相補償用クロック同期回路では、複数の遅延セルが直列に接続された遅延線の各遅延セルからの信号を選択する切替回路を有し、位相組合せ可能な周波数範囲をより広くする技術が開示されている。更に、特許文献3には、半導体集積回路装置及びデジタルカメラシステムの技術が記載されている。この半導体集積回路装置及びデジタルカメラシステムでは、疑似ロックの防止、かつ遅延時間を調整したクロックの生成の技術が開示されている。
図4は、特許文献1、3等に記載された従来のDLL回路を示す概略の構成図である。
このDLL回路は、周期T[s]のクロック信号CKを入力する入力端子1を有している。入力端子1には、入力バッファ10を介して、可変遅延線である可変遅延回路20の一方の入力端子と位相比較回路31の一方の入力端子とが接続されている。可変遅延回路20は、入力バッファ10から一方の入力端子に入力されたクロック信号CKと、他方の入力端子に入力された制御信号CTLとに基づき、その制御信号CTLによりクロック信号CKを所定の遅延時間だけ遅らせた出力信号OTを出力する回路である。可変遅延回路20の出力端子には、位相比較回路31における他方の入力端子が接続されている。
位相比較回路31は、クロック信号CKと出力信号OTとの位相差に対応したパルス幅のアップ信号U又はダウン信号Dを生成し、アップ信号Uを一方の出力端子又はダウン信号Dを他方の出力端子から出力する回路である。アップ信号Uは、クロック信号CKに対して出力信号OTが1周期Tの遅延よりも遅れると生成され、ダウン信号Dは、クロック信号CKに対して出力信号OTが1周期Tの遅延よりも進むと生成される信号である。位相比較回路31の一方及び他方の出力端子には、チャージポンプ回路(以下「CP回路」という。)32の一方及び他方の入力端子が接続されている。
CP回路32は、一方の入力端子から入力されるアップ信号U又は他方の入力端子から入力されるダウン信号Dにより、これらと同じパルス幅の充電電流又は放電電流を生成する回路であり、この出力端子に、ループフィルタ33が接続されている。ループフィルタ33は、キャパシタ33aを有し、このキャパシタ33aに入力した充電電流又は放電電流により電圧が上下動する制御信号CTLを生成する回路であり、この出力端子に、可変遅延回路20の他方の入力端子が帰還接続されている。
図5は、図4中の入力バッファ10を示す構成図である。
この入力バッファ10は、クロック信号CKを入力する入力端子11を有している。入力端子11には、Pチャネル型MOSトランジスタ(以下「PMOS」という。)及びNチャネル型MOSトランジスタ(以下「NMOS」という。)からなる相補形MOSトランジスタ(以下「CMOS」という。)により構成されるインバータ12の入力側が接続されている。インバータ12の出力側には、CMOSにより構成されるインバータ13の入力側が接続され、この出力側に出力端子14が接続されている。
図6は、図4中の可変遅延回路20を示す構成図である。
この可変遅延回路20は、制御信号CTLを入力する他方の入力端子21を有し、この入力端子21に、基準信号生成部22が接続されている。基準信号生成部22の出力側と、入力バッファ10からのクロック信号CKを入力する一方の入力端子23とには、遅延部24が接続され、この遅延部24の出力側に、出力信号OTを出力する出力端子25が接続されている。
基準信号生成部22は、各ソースに電源電圧VDDが印加される2つのPMOS22a,22bからなるカレントミラー回路を有している。PMOS22aのゲート及びドレインとPMOS22bのゲートとは、共通接続され、このPMOS22aが、NMOS22cを介してグランドGNDが接続されている。NMOS22cは、入力端子21から入力される制御信号CTLによりゲート制御されるトランジスタである。PMOS22bのドレインには、ドレイン及びゲートが共通接続されたNMOS22dを介して、グランドGNDが接続されている。
遅延部24は、電源電圧VDDが各ソースに印加される電流供給用の複数のPMOS24a−1〜24a−m(但し、mは偶数)と、これらの各PMOS24a−1〜24a−mのドレインにそれぞれ接続されたCMOSからなる複数のインバータ24b−1〜24b−mと、これらの各インバータ24b−1〜4b−mとグランドGNDとの間に接続された電流供給用の複数のNMOS24c−1〜24c−mとを有している。各PMOS24a−1〜24a−mのゲートは、PMOS22bのゲートに接続されている。複数のインバータ24b−1〜24b−mは、一方の入力端子23と出力端子25との間に縦続接続されている。各NMOS24c−1〜24c−mのゲートは、NMOS22dのゲート及びドレインに接続されている。
次に、従来のDLL回路の動作を説明する。
図4において、クロック信号CKが入力端子1に入力されると、図5の入力バッファ10内の各インバータ12,13により、そのクロック信号CKが、順次反転されて、出力端子14から出力される。出力端子14から出力されたクロック信号CKは、図4の可変遅延回路20及び位相比較回路31へ送られる。
図6の可変遅延回路20において、ループフィルタ33から出力された制御信号CTLが入力端子21に入力されると共に、クロック信号CKが入力端子23に入力される。入力された制御信号CTLにより、基準信号生成部22内のNMOS22cがゲート制御され、このNMOS22c及びPMOS22aに基準電流が流れる。この基準電流に対応する電流が、PMOS22b及びNMOS22dに流れる。これにより、PMOS22bのゲート及びNMOS22dのゲートから基準信号がそれぞれ出力される。PMOS22bから出力された基準信号は、制御信号CTLによって遅延時間が変化する遅延部24内の各PMOS24a−1〜24a−mのゲートへ与えられると共に、NMOS22dから出力された基準信号が、遅延部24内の各NMOS24c−1〜24c−mのゲートへ与えられる。
入力端子23に入力されたクロック信号CKは、遅延部24内の複数の各インバータ24b−1〜24−mにて順次遅延され、可変遅延回路20全体として遅延時間が積算された出力信号OTが出力端子25から出力される。
入力バッファ10から出力されたクロック信号CKと、可変遅延回路20の出力信号OTとは、図4の位相比較回路31により位相が比較され、この位相差に対応したパルス幅のアップ信号U又はダウン信号Dが生成される。生成されたアップ信号U又はダウン信号Dは、CP回路32により充電電流又は放電電流に変換される。この充電電流又は放電電流により、ループフィルタ33内のキャパシタ33aの蓄積電荷が、増加又は減少し、ループフィルタ33から出力される制御信号CTLの電圧が上昇又は下降する。
電圧が上昇又は下降する制御信号CTLによって可変遅延回路20が制御され、この可変遅延回路20の出力信号OTの遅延時間が、減少又は増加する。可変遅延回路20の出力信号OTの遅延時間が、入力バッファ10から出力されたクロック信号CKの1周期に等しくなるまで、その遅延時間の減少又は増加動作である負帰還動作が繰り返される。出力信号OTがクロック信号CKに対して1周期だけ遅延して位相同期(ロック)されると、安定時状態となる。
従来のDLL回路では、以下の様な課題があった。
図6の可変遅延回路20において、各PMOS24a−1〜24a−m及び各NMOS24c−1〜24c−mを介して動作する同一構成の各インバータ24b−1〜24b−mの遅延特性は、それぞれの前段の駆動能力及び負荷の入力容量に依存する。その為、各インバータ24b−1〜24b−mの遅延特性は、それぞれの前段の駆動能力及び負荷の入力容量を同一にすることで均一になる。
又、可変遅延回路20の入力端子23には、図5の入力バッファ10が接続されている。この入力バッファ10は、可変遅延回路20内の各インバータ24b−1〜24b−mとは、異なるインバータ12,13により構成されている。一方、可変遅延回路20は、制御信号CTLの電圧に対応して各インバータ24b−1〜24b−mに流れる電流が制御されることで、各インバータ24b−1〜24b−mの遅延時間が変化する。他方、入力バッファ10の出力波形は、一定である。
その為、可変遅延回路20における各インバータ24b−1〜24b−mは、均一な遅延特性にならない。又、位相比較回路31において、一方の入力端子へ入力されるクロック信号CK、及び、他方の入力端子へ入力される出力信号OTでは、波形に差が生じる。
これらにより、従来のDLL回路において、可変遅延回路20内の各インバータ24b−1〜24b−mの遅延特性が均一にならないだけでなく、可変遅延回路20における遅延時間は、ロック時でも誤差が生じる。その結果、可変遅延回路20における入力端子23から偶数番目毎のm/2個の各インバータ24b−2〜24b−mにて順次遅延される信号の遅延時間が、クロック信号CKの周期Tをm/2で割った時間で均一にならない。
以上のことを要約すると、図5の入力バッファ10内の各インバータ12,13は、図6の可変遅延回路20内の各インバータ24b−1〜24b−mと構成が異なり、駆動能力が等しくない。又、入力バッファ10の負荷容量は、位相比較回路31の一方の入力端子及び可変遅延回路20の各入力容量を加えたものである。更に、可変遅延回路20の負荷容量は、位相比較回路31における他方の入力端子の入力容量である。この為、位相比較回路31の一方の入力端子及び他方の入力端子にそれぞれ入力されるクロック信号CKの信号波形と出力信号OTの信号波形とには、差が生じる。その結果、従来のDLL回路において、可変遅延回路20における遅延時間には、ロック時にも誤差が含まれることになる。これにより、可変遅延回路20内の入力端子23から偶数番目毎のm/2個の各インバータ24b−2〜24b−mにて順次遅延される各出力信号の遅延時間は、クロック信号CKの周期Tをm/2で割った時間2T/mに均一にならない。
従って、従来のDLL回路を例えばA/D変換器等の信号処理装置に搭載した場合、遅延時間が均一に2T/mでない各インバータ24b−2〜24b−nの出力信号により、信号処理装置の動作に不具合が生じる。
本発明のDLL回路は、制御信号により遅延時間が変化する遅延セルにより構成され、クロック信号を入力して前記遅延時間だけ遅らせる第1の入力ゲートと、前記制御信号により前記遅延時間が変化する前記遅延セルにより構成され、前記クロック信号を入力して前記遅延時間だけ遅らせる第2の入力ゲートと、可変遅延回路と、比較回路と、電流生成部と、制御信号生成部とを備えている。
前記可変遅延回路は、前記制御信号により前記遅延時間が変化する前記遅延セルが複数段縦続接続され、前記第2の入力ゲートの出力信号を入力し、前記各段の遅延セルにより順次遅延して前記各段の出力ノードからそれぞれ出力すると共に、最終段の前記遅延セルの出力信号を出力端子から送出する回路である。前記比較回路は、前記遅延セルの入力容量と同一の入力容量を持ち、前記第1の入力ゲートの出力信号を入力する第3の入力ゲートと、前記遅延セルの入力容量と同一の入力容量を持ち、前記可変遅延回路の出力信号を入力する第4の入力ゲートとを有し、前記第3の入力ゲートから入力される信号と前記第4の入力ゲートから入力される信号との位相を比較してその位相差に応じた信号を出力する回路である。
前記電流生成部は、前記比較回路の出力信号に対応して充放電電流を生成して出力するものである。更に、前記制御信号生成部は、前記電流生成部の出力電流に基づき前記制御信号を生成して出力し、前記第1、第2の入力ゲート及び前記可変遅延回路へ与えるものである。
本発明のDLL回路によれば、第1及び第2の入力ゲートと、可変遅延回路とを、同一の構成の遅延セルでそれぞれ構成すると共に、比較回路内の第3及び第4の入力ゲートにおける入力容量を前記遅延セルの入力容量と同一にしたので、次の(a)〜(c)のような効果を有する。
(a)可変遅延回路において、クロック信号と同じ周波数及び周期を有する第2の入力ゲートの出力信号に対して、可変遅延回路の出力信号を1周期だけ、正確に遅延させることができる。
(b)可変遅延回路の各出力ノードから得られる各遅延セル毎の出力信号の遅延時間を、第2の入力ゲートの出力信号の周期であるクロック信号の周期を出力ノードの個数で割った時間と、均一にすることができる。
(c)本発明のDLL回路を例えばA/D変換器等の信号処理装置に搭載した場合には、信号処理装置の的確な動作が期待できる。
DLL回路は、第1の入力ゲートと、第2の入力ゲートと、可変遅延回路と、比較回路と、電流生成部と、制御信号生成部とを備えている。
前記第1の入力ゲートは、制御信号により遅延時間が変化する遅延セルにより構成され、クロック信号を入力して前記遅延時間だけ遅らせた出力信号を出力する。前記第2の入力ゲートは、前記制御信号により前記遅延時間が変化する前記遅延セルにより構成され、前記クロック信号を入力して前記遅延時間だけ遅らせる。前記可変遅延回路は、前記制御信号により前記遅延時間が変化する前記遅延セルが複数段縦続接続され、前記第2の入力ゲートの出力信号を入力し、前記各段の遅延セルにより順次遅延して前記各段の出力ノードからそれぞれ出力すると共に、最終段の前記遅延セルの出力信号を出力端子から送出する。
前記第1、第2の入力ゲート及び前記可変遅延回路における前記各遅延セルの出力側には例えば、前記各遅延セルの出力の負荷条件が均等になるような負荷回路がそれぞれ接続されている。又、前記遅延セルは、例えば、前記制御信号により前記遅延時間が変化する遅延器と、前記遅延器の出力信号を波形成形して出力する出力ゲートにより構成せれている。
前記比較回路は、前記遅延セルの入力容量と同一の入力容量を持ち、前記第1の入力ゲートの出力信号を入力する第3の入力ゲートと、前記遅延セルの入力容量と同一の入力容量を持ち、前記可変遅延回路の出力信号を入力する第4の入力ゲートとを有し、前記第3の入力ゲートから入力される信号と前記第4の入力ゲートから入力される信号との位相を比較してその位相差に応じたパルス幅を有するアップ信号又はダウン信号を出力する。
前記電流生成部は、前記比較回路の出力信号に対応して充電電流又は放電電流を生成して出力する。前記制御信号生成部は、前記電流生成部の充電電流又は放電電流に基づき前記制御信号を生成して出力し、前記比較回路での位相差が減少するよう、前記第1、第2の入力ゲート及び前記可変遅延回路へ与える。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1を示すDLL回路の概略の構成図である。
このDLL回路は、例えば、A/D変換器等の信号処理装置に搭載される回路であり、周期T[s]のクロック信号CKが入力される入力端子39を有している。入力端子39には、制御信号CTLにより制御される遅延時間でクロック信号CKを遅延して周期Tの出力信号CK−Aを出力する第1の入力ゲート40−1と、制御信号CTLにより制御される遅延時間でクロック信号CKを遅延して周期Tの出力信号CK−Bを出力する第2の入力ゲート40−2とが接続されている。入力ゲート40−2の出力側には、制御信号CTLにより制御される遅延時間で出力信号CK−Bを遅延して出力端子から出力信号OTを出力する可変遅延線である可変遅延回路70が接続されている。入力ゲート40−1の出力側と、可変遅延回路70の出力端子とには、比較回路(例えば、位相比較回路)80の2つの入力端子81−1,81−2がそれぞれ接続されている。
位相比較回路80は、入力ゲート40−1の出力信号CK−Aを入力する入力端子81−1と、可変遅延回路70の出力信号OTを入力する入力端子81−2と、その入力端子81−1,81−2にそれぞれ接続され、入力ゲート40−1と入力容量が同一の第3及び第4の入力ゲート82−1,82−2と、2つの出力端子83−1,83−2等とを有し、入力端子81−及び入力ゲート82−1から入力される出力信号CK−Aと、入力端子81−2及び入力ゲート82−2から入力される出力信号OTとを比較し、出力信号CK−Aに対する出力信号OTの遅延時間がクロック信号CKの1周期Tより大きい場合はパルス状のアップ信号Uを出力端子83−1から出力し、小さい場合はパルス状のダウン信号Dを出力端子83−2から出力する回路である。この位相比較回路80の出力端子83−1,83−2には、電流生成部91である例えばチャージポンプ回路(以下「CP回路」という。)91の2つの入力端子91a,91bがそれぞれ接続されている。
CP回路91は、入力端子91aから入力されるアップ信号Uに対応したパルス幅を有する充電電流、又は、入力端子91bから入力されるダウン信号Dに対応したパルス幅を有する放電電流を生成して出力端子91cから出力する回路である。このCP回路91は、例えば、入力端子91aからアップ信号Uが入力されると、図示しないスイッチが電源側に切り替わり、この電源側から出力端子91cへ一定の充電電流を流し、又、出力端子91bからダウン信号Dが入力されると、そのスイッチがグランドGND側へ切り替わり、出力端子91cからグランドGND側へ一定の放電電流を流す構成になっている。
CP回路91の出力端子91cには、制御信号生成部(例えば、ループフィルタ)92が接続されている。ループフィルタ92は、CP回路91の出力端子91cとグランドGNDとの間に接続されたキャパシタ92aを有し、CP回路91から出力された充電電流又は放電電流により、そのキャパシタ92aの電極間電圧が上昇又は下降する制御信号CTLを生成して出力する回路である。ループフィルタ92の出力側は、入力ゲート40−1,40−2の入力側及び可変遅延回路70の入力側に帰還接続されている。
前記第1の入力ゲート40−1は、入力端子39が接続された2段の遅延セル50−11,50−12により構成されている。前段の遅延セル50−11は、制御信号CTLにより制御される遅延時間でクロック信号CKを遅延して出力信号net11を出力する遅延器60を有している。この遅延器60の出力側には、出力信号net11を波形成形して出力する負荷回路(例えば、出力ゲート)65と、後段の遅延セル50−12とが接続されている。出力ゲート65は、バッファ又は論理ゲート等により構成され、この出力端に、出力端子66−11が接続されている。後段の遅延セル50−12は、前段の遅延セル50−11と構成、負荷駆動能力及び入力容量が同一であり、前段の遅延セル50−11と同様に、制御信号CTLにより制御される遅延時間により、前段の遅延セル50−11の出力信号net11を遅延して出力信号CK−Aを出力する遅延器60を有している。この遅延器60の出力側には、出力信号CK−Aを波形成形して出力する出力ゲート65及び位相比較回路80の入力端子81−1が接続され、更に、その出力ゲート65の出力側に、出力端子66−12が接続されている。
前記第2の入力ゲート40−2は、第1の入力ゲート40−1と構成、負荷駆動能力及び入力容量が同一であり、第1の入力ゲート40−1と同様に、2段の遅延セル50−21,50−22により構成されている。この2段の遅延セル50−21,50−22は、遅延セル50−11と構成、負荷駆動能力及び入力容量が同一である。前段の遅延セル50−21は、クロック信号CKを入力する入力端子39に接続され、制御信号CTLにより制御される遅延時間でクロック信号CKを遅延して出力信号net21を出力する遅延器60を有している。この遅延器60の出力側には、出力信号net21を波形成形して出力する出力ゲート65及び後段の遅延セル50−22が接続されている。この出力ゲート65の出力側には、出力端子66−21が接続されている。
後段の遅延セル50−22は、制御信号CTLにより制御される遅延時間により、前段の遅延セル50−21の出力信号net21を遅延して出力信号CK−Bを出力する遅延器60を有している。この遅延器60の出力側には、出力信号CK−Bを波形成形して出力する出力ゲート65及び可変遅延回路70が接続され、更に、その出力ゲート65の出力側に、出力端子66−22が接続されている。
可変遅延回路70は、遅延セル50−11と構成、負荷駆動能力及び入力容量がそれぞれ同一である複数(n)段の遅延セル50−31〜50−3nにより構成されている。n段の遅延セル50−31〜50−3nは、初段の遅延セル50−31から順に終段の遅延セル50−3nまで縦続接続されている。初段の遅延セル50−31は、出力信号CK−Bを出力する第2の入力ゲート40−2の出力側に接続され、制御信号CTLにより制御される遅延時間により、その出力信号CK−Bを遅延して出力信号net1を出力する遅延器60を有している。この遅延器60の出力側には、出力信号net1を波形成形して出力する出力ゲート65及び2段目の遅延セル50−32が接続されている。この出力ゲート65の出力側には、出力ノード(例えば、出力端子)66−31が接続されている。初段の遅延セル50−31と同様、2段目から終段の遅延セル50−32〜50−3nは、それぞれ出力信号net3〜OTを出力し、更に、これらの出力信号net2〜OTが波形成形された信号を出力端子66−32〜66−3nからそれぞれ出力するものである。
図2は、図1中の遅延セル50−11を示す構成図である。
この遅延セル50−11内の遅延器60は、制御信号CTLに基づき基準信号を生成する基準信号生成部61と、クロック信号CKを入力してその基準信号により遅延時間を変化させる遅延部63とを有している。
基準信号生成部61は、各ソースに電源電圧VDDが印加される2つのPMOS61a,61bからなるカレントミラー回路を有している。PMOS61aのゲート及びドレインとPMOS61bのゲートとは、共通接続されている。PMOS61aのドレインは、入力端子62−1から入力される制御信号CTLによりゲート制御されるNMOS61cを介して、グランドGNDに接続されている。PMOS61bのドレインは、ドレイン及びゲートが共通接続されたNMOS61dを介して、グランドGNDに接続されている。
遅延部63は、各ソースに電源電圧VDDが印加される電流供給用の2つのPMOS63a−1,63a−2と、これらの各PMOS63a−1,63a−2のドレインにそれぞれ接続されたCMOSからなる2つのインバータ63b−1,63b−2と、これらの各インバータ63b−1,63b−2とグランドGNDとの間に接続された電流供給用の2つのNMOS63c−1,63c−2とを有している。各PMOS63a−1,63a−2のゲートは、PMOS61bのゲートに接続されている。2つのインバータ63b−1,63b−2は、入力端子62と出力端子64との間に縦続接続されている。各NMOS63c−1,63c−2のゲートは、NMOS61dのゲート及びドレインに接続されている。
図1中の他の遅延セル50−12,50−21,50−22,50−31〜50−3nは、遅延セル50−と同一の構成である。
(実施例1の動作)
図3は、図1のDLL回路におけるロック時の動作を示すタイミングチャートである。
図3において、クロック信号CKの周期Tは、例えば、時刻t1におけるクロック信号CKの立ち上がりエッジから次の時刻t2における立ち上がりエッジまでの期間、同様に、時刻t2から時刻t3までの期間である。又、各出力信号net11,net21の波形と、各出力信号CK−A,CK−B,net1〜OTの波形とは、遅延時間を除くと同一である。
図1のDLL回路において、入力端子39から入力されたクロック信号CKが時刻t1で立ち上がると、このクロック信号CKの立ち上がりエッジが第1の入力ゲート40−1内の前段の遅延セル50−11により図3で示すロック状態とは異なる遅延時間で遅延される。以下、このDLL回路は、ロック状態になるまで、非ロック状態での動作を示す。
図2の前段の遅延セル50−11において、ループフィルタ92から出力された制御信号CTLが入力端子62−1に入力されると共に、クロック信号CKが入力端子62−2に入力される。入力された制御信号CTLにより、基準信号生成部61内のNMOS61cがゲート制御され、このNMOS61c及びPMOS61aに基準電流が流れる。この基準電流に対応する電流が、PMOS61b及びNMOS61dに流れる。これにより、PMOS61bのゲート及びNMOS61dのゲートから基準信号がそれぞれ出力される。PMOS61bから出力された基準信号は、制御信号CTLによって遅延時間が変化する遅延部63内の2つのPMOS63a−1、63a−2のゲートへ与えられると共に、NMOS61dから出力された基準信号は、前記遅延部63内の2つのNMOS63c−1、63c−2のゲートへ与えられる。
入力端子62−2から入力されたクロック信号CKは、遅延部63内の前段のインバータ63b−1へ入力される。時刻t1におけるクロック信号CKの立ち上がりエッジは、2段のインバータ63b−1、63b−2により2回反転されて遅延される。この様にクロック信号CKは、制御信号CTLにより制御される遅延時間において遅延部63にて遅延され、出力信号net11が出力される。
出力信号net11は、前段の遅延セル50−11と同様に、後段の遅延セル50−12により遅延され、出力信号CK−Aとして出力される。
時刻t1におけるクロック信号CKの立ち上がりエッジは、第1の入力ゲート40−1と同様に、第2の入力ゲート40−2により遅延され、出力信号CK−Bとして出力される。
出力信号CK−Bは、可変遅延回路70内の各遅延セル50−31〜50−3nにて、制御信号CTLにより制御される遅延時間tdで順次遅延され、各出力信号net1〜OTがそれぞれ波形成形されて出力端子66−31〜66−3nから出力される。可変遅延回路70の出力信号OTは、各遅延時間tdが遅延セルの個数n倍され、遅延時間ntdを有する信号として出力される。各出力信号CK−A,OTは、位相比較回路80内の各入力ゲート82−1,82−2にそれぞれ入力され、この位相比較回路80にて位相が比較される。出力信号CK−Aに対して出力信号OTの位相が1周期Tよりも遅れると、アップ信号Uが出力端子83−1から出力される。又、出力信号OTの位相が出力信号CK−Aの1周期Tの遅延よりも進むと、ダウン信号Dが出力端子83−2から出力される。
アップ信号Uは、CP回路91にてそのアップ信号Uに対応したパルス幅を有する充電電流に変換され出力される。又、ダウン信号Dは、CP回路91にて、そのダウン信号Dに対応したパルス幅を有する放電電流に変換されて出力される。
この充電電流により、ループフィルタ92にてキャパシタ92aが充電されて制御信号CTLの電圧は、上昇する。又、この放電電流により、ループフィルタ92にてキャパシタ92aが放電されて制御信号CTLの電圧が下降する。制御信号CTLの電圧は、充電電流又は放電電流が流れている場合に上下動し、充電電流又は放電電流が流れていなければ、安定する。
制御信号CTLの電圧が上昇すると、第1、第2の各入力ゲート40−1,40−2及び可変遅延回路70において、それぞれの遅延時間が減少する。又、制御信号CTLの電圧が下降すると、第1、第2の各入力ゲート40−1,40−2及び可変遅延回路70において、それぞれの遅延時間は増大する。これらによりDLL回路に負帰還が掛かる。第1、第2の入力ゲート40−1,40−2における遅延時間の変化は同一であるから、位相比較回路80において、遅延時間ntdだけ遅れた出力信号OTの位相が出力信号CK−Aの1周期Tの遅れに一致し、図3に示されるように位相同期(ロック)するまで前記負帰還動作が継続される。
ロック状態では、図3に示されるような以下の動作が行われる。
可変遅延回路70の出力信号OTの遅延時間ntdが出力信号CK−Aの1周期Tと等しくなる。その為、各遅延セル50−31〜50−3nの遅延時間tdは、T/nとなる。この遅延時間T/nにより、各遅延セル50−31〜50−3nにおいて、出力信号CK−Aと同位相の出力信号CK−Bは、順次遅延される。可変遅延回路70の出力信号OTは、出力信号CK−Bと同位相である出力信号CK−Aの1周期Tに正確にロックされ、これにより、クロック信号CKにもロックされることになる。
この場合、可変遅延回路70の各出力信号net1〜OTの各出力波形は、各遅延セルセル50−31〜50−3n内の閾値を有する出力ゲート65により波形成形され、各出力端子66−31〜66−3nから出力される。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、同一構成の各遅延セル50−11〜50−3nにより、第1、第2の入力ゲート40−1,40−2及び可変遅延回路70を構成し、位相比較回路80における各入力ゲート82−1,82−2のそれぞれの入力容量を各遅延セル50−11〜50−3nの入力容量と同一にしたので、同位相の各出力信号CK−A,CK−B、及び、同波形の各出力信号CK−A,CK−B,OTを得ることができる。各出力信号CK−A,OTのそれぞれの位相を比較することによって、次の(a)、(b)のような効果がある。
(a) 可変遅延回路70において、クロック信号CKに対して、出力信号OTを1周期T分だけ、正確に遅延ができる。
(b) 可変遅延回路70内の各遅延セル50−31〜50−3nの出力信号net1〜OTは、各出力端子66−31〜66−3nから出力される。それらの出力信号の遅延時間tdを、クロック信号CKの1周期Tを出力端子の個数nで割った均一な時間T/nにすることができる。従って、本実施例1のDLL回路を例えばA/D変換器等の信号処理装置に搭載した場合、この信号処理装置を的確に動作させることができる。
(変形例)
本発明は、実施例1に限定されず、図示以外の種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。
(a) 各入力ゲート40−1、40−2を構成する遅延セル50−11,50−12,50−21,50−22は、1個、又は3個以上でもよい。
(b) 各遅延セル50−11〜50−3nは、図示以外の回路や素子で構成してもよい。
(c) 遅延部63は、インバータ63b−1,63b−2に変えて、バッファや論理ゲート等で構成してもよい。
(d) 位相比較回路80は、位相周波数比較回路等の他の比較回路に置き換えてもよい。
(e) CP回路91は、種々の回路構成の電流生成部により構成できる。同様に、ループフィルタ92も、種々の回路構成の制御信号生成部により構成できる。
(f) 基準信号生成部61は、全ての遅延セル50−11,50−12,50−21,50−22及び50−31から50−3nに対し、共用の1個にすることが可能である。
本発明の実施例1を示すDLL回路の概略の構成図である。 図1中の遅延セル50−11を示す構成図である。 図1のDLL回路の動作を示すタイミングチャートである。 従来のDLL回路を示す概略の構成図である。 図4中の入力バッファ10を示す構成図である。 図4中の可変遅延回路20を示す構成図である。
符号の説明
40−1、40−2 入力ゲート
50−11〜50−3n 遅延セル
60 遅延器
61 基準信号生成部
63 遅延部
65 出力ゲート
66−11〜66−3n 出力端子
70 可変遅延回路
80 位相比較回路
82−1、82−2 入力ゲート
91 チャージポンプ回路
92 ループフィルタ

Claims (5)

  1. 制御信号により遅延時間が変化する遅延セルにより構成され、クロック信号を入力して前記遅延時間だけ遅らせる第1の入力ゲートと、
    前記制御信号により前記遅延時間が変化する前記遅延セルにより構成され、前記クロック信号を入力して前記遅延時間だけ遅らせる第2の入力ゲートと、
    前記制御信号により前記遅延時間が変化する前記遅延セルが複数段縦続接続され、前記第2の入力ゲートの出力信号を入力し、前記各段の遅延セルにより順次遅延して前記各段の出力ノードからそれぞれ出力すると共に、最終段の前記遅延セルの出力信号を出力端子から送出する可変遅延回路と、
    前記遅延セルの入力容量と同等の入力容量を持ち、前記第1の入力ゲートの出力信号を入力する第3の入力ゲートと、前記遅延セルの入力容量と同等の入力容量を持ち、前記可変遅延回路の出力信号を入力する第4の入力ゲートとを有し、前記第3の入力ゲートから入力される信号と前記第4の入力ゲートから入力される信号との位相を比較してその位相差に応じた信号を出力する比較回路と、
    前記比較回路の出力信号に対応して充放電電流を生成して出力する電流生成部と、
    前記電流生成部の出力電流に基づき前記制御信号を生成して出力し、前記第1、第2の入力ゲート及び前記可変遅延回路へ与える制御信号生成部と、
    を備えたことを特徴とする遅延ロックループ回路。
  2. 前記第1、第2の入力ゲート及び前記可変遅延回路における前記各遅延セルの出力側には、前記各遅延セルの出力の負荷条件が均等になるような負荷回路をそれぞれ接続したことを特徴とする請求項1記載の遅延ロックループ回路。
  3. 前記遅延セルは、前記制御信号により前記遅延時間が変化する遅延器と、前記遅延器の出力信号を波形成形して出力する出力ゲートとにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の遅延ロックループ回路。
  4. 前記遅延器は、前記制御信号に基づき基準信号を生成する基準信号生成部と、前記クロック信号を入力して前記基準信号により前記遅延時間を変化させる遅延部とを有することを特徴とする請求項3記載の遅延ロックループ回路。
  5. 前記出力ゲートは、バッファ又は論理ゲートにより構成されていることを特徴とする請求項3記載の遅延ロックループ回路。
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