JP2009116555A - 文書管理方法、文書管理装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

文書管理方法、文書管理装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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智宏 中垣
Kyohiko Setogawa
教彦 瀬戸川
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Mikiya Fujii
幹也 藤井
Daisuke Yagyu
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Abstract

【課題】閲覧者の参照権限に応じて文書の一部を伏字に加工し提示する際に、文書登録時の手間を軽減し、文書の管理効率を向上させる。
【解決手段】文書ファイルの登録時に、伏字定義DBの伏字定義情報に基づき文書ファイルから伏字対象文字列を抽出し、登録する文書ファイルを本文ファイルとして本文ファイルDBに格納するとともに、抽出した伏字対象文字列と抽出した伏字対象文字列の属するカテゴリとを伏字部分ファイルとして、伏字部分ファイルDBに格納し、文書ファイルの提示時に、閲覧者が閲覧を希望する登録ファイル情報を取得し、取得した閲覧者の権限情報と、取得した登録ファイル情報とに基づき、閲覧者が閲覧可能なカテゴリを参照権限DBから取得し、取得したカテゴリと、取得した伏字部分ファイルとに基づき、本文ファイルの伏字対象文字列の中で、閲覧可能な伏字対象文字列以外の伏字対象文字列を伏字用の文字列に置換し、伏字済ファイルを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は電子的に文書を管理する方法に係わり、特に、閲覧者の参照権限に応じて文書の一部を伏字に加工し提示する方法に関する。
日常の業務で扱う文書の内容に、一部の閲覧者には非公開とすべき情報が含まれることがある。この一部の閲覧者が当該文書を閲覧する場合には、非公開とする情報を伏字加工して文書を公開する。この時、文書の登録者が伏字対象箇所を判断し、原文書と伏字加工済みの文書を作成し、文書の参照権限を決める。
また、この伏字対象箇所の判断と伏字加工の方法について、
(1)非公開とすべき情報は固有名詞であることが多いとの経験則から、文書中から固有名詞を判別しこれを容易に類推不可能な文字列に加工する技術(下記、特許文献1参照)、
(2)文書作成者が作成時に文書中の単語に意味づけを別途定義し、この定義情報を原文書と共に格納し、文書提示時に定義情報から伏字対象の文字を伏字として加工する技術(下記、特許文献2参照)が知られている。
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
特開2002−259368号公報 特開2004−94542号公報
しかしながら、前述の従来技術においては、以下のような課題がある。
文書の登録者が、手作業で伏字を行うため、手間がかかる。これは文書作成時に伏字対象箇所を作成者が登録する方式であっても同様である。
また、原文書を参照できる閲覧者と、伏字加工済みの文書を参照できる閲覧者が存在するために、原文書と伏字加工済み文書を別々に用意する必要がある。このため、同一内容の文書を二重管理することになり、管理効率が低下する。
さらに、固有名詞を伏字対象と判断する従来技術では、例えば、金額情報や住所の番地情報など、固有名詞以外の情報を伏字対象とすることができない。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、閲覧者の参照権限に応じて文書の一部を伏字に加工し提示する文書管理方法および文書管理装置において、文書登録時の手間を軽減し、文書の管理効率を向上させることが可能となる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前述の文書管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前述のプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
(1)閲覧者の権限に応じて文書ファイルの一部を伏字に加工し提示する文書管理方法であって、前記文書ファイルの登録時に、前記文書ファイルと同時に前記伏字対象文字列を登録するステップ1と、前記文書ファイルの提示時に、前記文書ファイル内の前記伏字対象文字列を伏字に変換するステップ2とを有し、前記ステップ1は、伏字定義データベースに格納されている伏字定義情報に基づき、登録する文書ファイルから前記伏字対象文字列を抽出するステップ11と、前記登録する文書ファイルを本文ファイルとして、本文ファイルデータベースに格納するステップ12と、前記ステップ11で抽出した伏字対象文字列と、前記伏字定義データベースの伏字定義情報中の前記抽出した伏字対象文字列の属するカテゴリとを伏字部分ファイルとして、伏字部分ファイルデータベースに格納するステップ13とを有し、前記ステップ2は、閲覧者が閲覧を希望する登録ファイル情報を取得するステップ21と、ユーザ情報データベースから閲覧者の権限情報を取得するステップ22と、前記ステップ21で取得した登録ファイル情報に対応する伏字部分ファイルと、本文ファイルを、前記伏字部分ファイル格納データベースと、前記本文ファイル格納データベースからそれぞれ取得するステップ23と、前記ステップ21で取得した登録ファイル情報と、前記ステップ22で取得した閲覧者の権限情報とに基づき、閲覧者が閲覧可能なカテゴリを参照権限データベースから取得するステップ24と、前記ステップ24で取得した閲覧可能なカテゴリに基づき、前記ステップ23で取得した伏字部分ファイルの伏字対象文字列の中で閲覧可能な伏字対象文字列を選択するステップ25と、前記ステップ24で取得した本文ファイルの伏字対象文字列の中で、前記ステップ25で選択した閲覧可能な伏字対象文字列以外の伏字対象文字列を伏字用の文字列に置換し、伏字済ファイルを生成するステップ26と、前記ステップ26で生成した伏字済ファイルを閲覧者に提示するステップ27とを有する。
(2)(1)において、前記ステップ12は、前記ステップ11で抽出した伏字対象文字列をマーク付けした前記登録する文書ファイルを前記本文ファイルとして、前記本文ファイルデータベースに格納するステップである。
(3)また、本発明は、前述の文書管理方法を実行する文書管理装置である。
(4)また、本発明は、前述の文書管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
(5)また、本発明は、前述のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
(1)本発明によれば、伏字定義データベースを用いて自動的に伏字部分を抽出するようにしたので、文書登録時の手間を軽減することが可能となる。
(2)本発明によれば、文書を、本文と伏字部分とに分けて格納し、閲覧者の権限に応じて、本文と伏字部分から、元の文書、または伏字加工済み文書を再生成するようにしたので、文書を多重管理する必要がなくなり、管理効率を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施例の文書管理装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施例では、伏字処理のためにコンテンツ登録装置101、伏字解析装置102、伏字コンテンツ生成装置106、コンテンツ閲覧装置107が用意される。ここでコンテンツとは、書類やプレゼンテーション資料など業務上作成する文書の総称を指す。
コンテンツ登録装置101は、利用者からのコンテンツの登録を受け付けるインタフェースを持つ。伏字解析装置102は、登録されたコンテンツの内容から伏字にする部分を抽出し、これを伏字部分ファイルに格納する機構を持つ。また伏字にしない部分は本文ファイルに格納する機構も持つ。
伏字コンテンツ生成装置106は、伏字部分ファイルと本文ファイルから参照権限に応じて、伏字加工処理を施したコンテンツ(伏字済ファイル)を生成する。コンテンツ閲覧装置107は、閲覧者の参照権限を確認し、伏字コンテンツ生成装置106が生成した伏字済ファイルを提示する機構を持つ。
このように、本実施例では、コンテンツ登録の受付をコンテンツ登録装置101、伏字部分の判別を伏字解析装置102が、そして参照権限に応じた伏字加工済みコンテンツの生成を伏字コンテンツ生成装置106、該コンテンツの提示をコンテンツ閲覧装置107がそれぞれ行うので、コンテンツ登録者の手間が軽減できる。また、コンテンツを伏字部分とそれ以外に分けて格納し、伏字コンテンツ生成装置106が閲覧要求の都度、伏字加工済みコンテンツを生成するので、コンテンツを多重管理する必要がない。
始めに、コンテンツの登録時について説明する。
登録者は、コンテンツである登録ファイルをコンテンツ登録装置101に入力する。
コンテンツ登録装置101は、登録ファイルの内容を伏字解析装置102に送り、伏字箇所を特定する。このとき、例えば、金額、会社名、氏名など伏字箇所を特定する情報(伏字定義)は伏字定義データベース103に格納される。
伏字定義データベース103には、システム全体で共有する伏字定義の他、登録ファイル固有の伏字定義も格納される。登録ファイル固有の伏字定義は、コンテンツ登録装置102での入力時に設定する。
加えて、登録者は伏字箇所の参照権限情報を、コンテンツ登録装置102を通じて参照権限データベース108に登録する。ここで登録する参照権限は、例えば、金額の参照権限、会社名の参照権限、氏名の参照権限がある。
伏字解析装置102は、登録ファイルの内容から特定した伏字箇所を伏字部分ファイル格納データベース104に格納する。伏字箇所の特定には、例えば、日本語形態素解析を使用する。同時に伏字箇所をマーク付けした登録ファイルの内容を本文ファイル格納データベース105に格納する。
次に、コンテンツの閲覧時について説明する。
閲覧者はコンテンツ閲覧装置107を使用する。コンテンツ閲覧装置107は、閲覧者のユーザ情報と、権限情報とをユーザ情報データベース109から取得する。コンテンツ閲覧装置107は権限情報と閲覧者の指定した登録ファイル情報を伏字コンテンツ生成装置106に送る。
伏字コンテンツ生成装置106は閲覧者の指定した登録ファイル情報の参照権限を参照権限データベース108から取得し、伏字部分ファイル格納データベース104と本文ファイル格納データベース105から該指定された登録ファイルを取得する。そして前記参照権限と登録ファイルから、参照権限にあわせて伏字済ファイルを生成する。伏字コンテンツ生成装置106が生成した伏字済ファイルはコンテンツ閲覧装置107を介して閲覧者に提示する。
以下、各装置の処理方式およびデータの格納方式について、図2に示すファイルを登録ファイル201の具体例として詳細に説明する。
図3に、コンテンツ登録装置101の画面例を示す。図3に示す画面では、ファイル入力領域301に登録対象のファイルを指定する。
参照ボタン302を押下すると、ファイル入力領域301に設定するファイルの入力を補助するためのファイル選択画面が表示される。
伏字定義表の用語列303およびカテゴリ列304は、登録ファイル固有の伏字定義を指定する。用語列303には、伏字対象の文字列を入力し、カテゴリ列304では該伏字対象が属する大分類(カテゴリ)を選択する。
参照権限表の対象カテゴリ列305および権限列306は、登録ファイルの参照権限を指定する。対象カテゴリ列305は、伏字対象の属するカテゴリを選択する。権限列306は前記カテゴリ列305で指定したカテゴリを参照できる権限を持つユーザの属する権限を選択する。
登録ボタン307を押下すると、本画面で指定した伏字定義情報と登録ファイルは伏字解析装置102に送られ、参照権限情報は参照権限データベース108に格納される。
次に、伏字定義データベース103のデータについて述べる。図4に、伏字定義データベース103に格納されデータの一例を示す。
伏字定義データベース103は、語句列401、カテゴリ列402、ファイル列403から成る。
語句列401は伏字対象文字列を定義する。語句列401に指定する伏字対象文字列は、固定文字列の他、可変文字列も定義できる。本実施形態では、可変文字列を正規表現で定義している(図4の3行目、7行目、8行目)。
カテゴリ列402は、語句列401に指定する伏字対象文字列が属するカテゴリを指定する。
ファイル列403は、語句列401に指定する伏字対象文字列の対象ファイル名を指定する。ファイル列403に特定のファイル名を指定したときは、該伏字対象文字列は前記ファイル名のファイルのみに適用する(図4の1〜2行目)。該伏字対象文字列を全ファイルに適用することもできる。このとき、ファイル列403にアスタリスク記号「*」を指定する(図4の3行目以下)。
次に、伏字解析装置102が伏字部分ファイル格納データベース104に登録する伏字部分ファイルを図5を用いて説明する。
伏字部分ファイルは登録ファイル毎に登録する。
図5は、登録ファイル201を伏字解析装置102が、図4に示す伏字定義データベース103の登録例に基づき、伏字部分を解析後、登録したものを示す図である。
図5のID列501には、登録ファイル201の伏字対象箇所を一意に識別する符号を格納する。
語句列502には、伏字対象箇所の文字列を格納する。
カテゴリ列503には、伏字対象文字列の属するカテゴリを格納する。
一方、伏字解析装置102が本文ファイル格納データベース105に登録する本文ファイルを図6に示す。
図6の本文ファイル601は、登録ファイル201を伏字解析装置102が、図4に示す伏字定義データベース103の登録例に基づき、伏字部分を解析後、登録したものである。
本実施形態では、伏字部分ファイルのID列501に対応する伏字対象文字列をXML(Extensible Markup Language)と同様のタグを用いてマーク付けしている。
次に、参照権限データベース108に格納される参照権限情報を図7を用いて説明する。
参照権限情報は、本文ファイル名列701、伏字対象カテゴリ列702、参照権限列703からなる。
本文ファイル名列701には、本文ファイル名を指定する。
伏字対象カテゴリ列702には、本文ファイルの提示時に伏字対象とするカテゴリを指定する。カテゴリ名を指定すると、該カテゴリが伏字対象となる。また、全カテゴリを指定するときは、アスタリスク記号「*」を指定する。
参照権限列703には、本文ファイルおよび伏字対象カテゴリの対象権限を指定する。権限名を指定すると、該権限名を持つ閲覧者のみが伏字対象文字列を閲覧でき、該権限名を持たない閲覧者は伏字対象文字列を閲覧できない。全閲覧者を閲覧可能とするときは、アスタリスク記号「*」を指定する。
次に、ユーザ情報データベース109に格納されるユーザ情報を図8を用いて説明する。
ユーザ情報は、ユーザID列801、ユーザ名列802、権限列803からなる。
ユーザID列801には、本実施例の文書管理装置を利用する利用者を一意に識別するための識別子を格納する。
ユーザ名列802には、前記ユーザID列801に指定したユーザIDを持つ利用者の氏名を格納する。
権限列803には、利用者の持つ権限名を格納する。図8の例では、権限名として「部長」、「課長」、「社員」を指定している。
次に、本実施例の文書管理装置に登録された登録ファイル201を前記各権限名の利用者に提示するときの伏字済ファイルの一例を図9および図10を用いて説明する。
始めに、「社員」権限の利用者に提示するときの例を図9に示す。
コンテンツ閲覧装置107に「社員」権限で利用開始した利用者が、登録ファイル201の閲覧をコンテンツ閲覧装置107に指示する。
コンテンツ閲覧装置107は、伏字コンテンツ生成装置106に登録ファイル201および該利用者の権限名「社員」を指定して、伏字済ファイルを生成させる。
伏字コンテンツ生成装置106は、本文ファイル格納データベース105から該登録ファイルの本文ファイルを、伏字部分ファイル格納データベース104から該登録ファイルの伏字部分ファイルを、それぞれ取得する。
また、該登録ファイルの「社員」権限名の参照権限情報を参照権限データベース108から取得する。取得した参照権限情報より、図7に示す例において、「社員」権限名の利用者が閲覧可能なカテゴリは「法人名」のみである。
これより、伏字コンテンツ生成装置106は、図6に示す本文ファイルに含まれる伏字対象文字列のマーク部分のうち、図5に示す伏字部分ファイルのカテゴリが「法人名」以外の伏字対象文字列をすべて、伏字用の文字列に置換する。本例では、伏字用の文字列として4個の黒色四角記号を使用する。
伏字コンテンツ生成装置106は、図9に示す、伏字用の文字列に置換後の本文ファイルを伏字済ファイル901を、コンテンツ閲覧装置107に渡す。コンテンツ閲覧装置107は該伏字済ファイル901を利用者に提示する。
一方、「課長」権限の利用者に提示するときの例が図10である。
前記「社員」権限の利用者に提示するときと同様に、コンテンツ閲覧装置107は伏字コンテンツ生成装置107に登録ファイル201および該利用者の権限名「課長」を指定して、伏字済ファイルを生成させる。
本例では、図7に示すように、「課長」権限の利用者が閲覧可能なカテゴリは「人名」、「法人名」である(図7)。
これより、伏字コンテンツ生成装置106は、図6に示す本文ファイルに含まれる伏字対象文字列のマーク部分のうち、図5に示す伏字部分ファイルのカテゴリが「人名」、「法人名」以外の伏字対象文字列をすべて、伏字用の文字列に置換し、図10に示す伏字済ファイル1001(図10)をコンテンツ閲覧装置107に渡す。コンテンツ閲覧装置107は該伏字済ファイル1001を利用者に提示する。
次に、コンテンツ閲覧装置107の画面例を、図11を用いて説明する。
利用者がコンテンツ閲覧装置107の利用を開始すると、コンテンツ閲覧装置107は図11に示す画面を提示する。
検索キーワード1101は、登録ファイルを検索するのに必要なキーワードの入力を受け付ける。
検索ボタン1102を押下すると、検索キーワード1101に指定されたキーワードを含む登録ファイルを本文ファイル格納データベース105から探し出し、その結果を検索結果表1103に一覧して提示する。検索結果表1103に一覧表示されているファイル名は、入力装置により1行ずつ選択できる。
閲覧ボタン1104を押下すると、前記選択したファイル名の登録ファイルを利用者の権限に応じて伏字加工した伏字済ファイルを別画面で提示する。
終了ボタン1105を押下すると、本画面を閉じてコンテンツ閲覧装置107の利用を終了する。
次に、コンテンツ登録装置101および伏字解析装置102が行なうコンテンツ登録処理を、図12のフローチャートを用いて詳細に説明する。
利用者がコンテンツ登録装置101の利用を開始すると、コンテンツ登録装置101はユーザ情報データベース109を読み込み、利用希望者がコンテンツ登録装置101の正当な利用者であるか認証を行なう(ステップ1201)。
ステップ1201での認証結果、正当な利用者であれば、コンテンツ登録装置101は、図3に示すコンテンツ登録画面を該利用者に提示する(ステップ1202)。
利用者がコンテンツ登録画面で登録ファイルを指定すると、コンテンツ登録装置101は該登録ファイルを読み込み(ステップ1203)、コンテンツ登録画面で指定された参照権限情報を参照権限データベース108に書き込み更新する(ステップ1204)。
そして、伏字解析装置102に登録ファイルおよび登録ファイル固有の伏字定義情報を送るとともに、伏字部分ファイルおよび本文ファイルの登録を要求し(ステップ1205)、終了する。
伏字解析装置102は、コンテンツ登録装置101から登録ファイルおよび登録ファイル固有の伏字定義情報を受け取ると、システム全体で使用する伏字定義情報を伏字定義データベース103から読み込む(ステップ1211)。
次に、登録ファイルの内容を、例えば、形態素解析で解析する(ステップ1212)。これにより、登録ファイル内容に伏字対象文字列をマーク付けし本文ファイルとし(ステップ1213)、伏字対象文字列を伏字部分ファイルに書き出す(ステップ1214)。
そして、伏字部分ファイルを伏字部分ファイル格納データベース104に、本文ファイルを本文ファイル格納データベース105に、それぞれ登録し(ステップ1215)、処理を終了する。
次に、コンテンツ閲覧装置107および伏字コンテンツ生成装置106が行なうコンテンツ閲覧処理を、図13のフローチャートを用いて詳細に説明する。
利用者がコンテンツ閲覧装置107の利用を開始すると、コンテンツ閲覧装置107はユーザ情報データベース109を読み込み、利用希望者がコンテンツ閲覧装置107の正当な利用者であるか認証を行なう(ステップ1301)。
ステップ1301での認証結果、正当な利用者であれば、コンテンツ閲覧装置107は、図11に示すコンテンツ閲覧画面を利用者に提示する(ステップ1302)。
利用者がコンテンツ閲覧画面で閲覧を希望する登録ファイルを指定すると、コンテンツ閲覧装置107は、伏字コンテンツ生成装置106に登録ファイル情報および利用者の権限情報を送り、伏字済ファイルの生成を要求する(ステップ1303)。
伏字コンテンツ生成装置106は、コンテンツ閲覧装置107から登録ファイル情報および利用者の権限情報を受け取ると、該登録ファイル情報および該権限情報に対応する参照権限情報を参照権限データベース108から読み込む(ステップ1311)。
そして、該登録ファイル情報の伏字部分ファイルを伏字部分ファイル格納データベース104、該登録ファイル情報の本文ファイルを本文ファイル格納データベース105から、それぞれ取得する(ステップ1312)。
伏字コンテンツ生成装置106は、取得した参照権限情報、伏字部分ファイルから本文ファイルの伏字対象箇所を伏字用の文字列に置換し(ステップ1313)、伏字済ファイルを生成しコンテンツ閲覧装置107に送り処理を終了する(ステップ1314)。
コンテンツ閲覧装置107は、伏字コンテンツ生成装置106から伏字済ファイルを受け取ると、利用者に伏字済ファイルを提示する(ステップ1304)。
利用者がコンテンツ閲覧画面の終了ボタン1105を押下するまで、コンテンツ閲覧画面を提示し登録ファイルの閲覧要求を待ち続ける(ステップ1305)。
以上説明したように、本実施例によれば、閲覧者の参照権限が複数ある場合であっても、従来のように、文書登録者が元の文書の他に複数の伏字加工済み文書を作成し、それぞれのコンテンツに対して個別に参照権限を設定する必要がないので、文書登録時の手間を軽減することが可能となる。
本実施例によれば、文書を、本文と伏字部分とに分けて格納し、閲覧者の権限に応じて、本文と伏字部分から、元の文書、または伏字加工済み文書を再生成するようにしたので、文書を多重管理する必要がなくなり、管理効率を向上させることが可能となる。
なお、前述の実施例では、コンテンツ登録装置101、伏字解析装置102、伏字コンテンツ生成装置106、コンテンツ閲覧装置107は個別の装置として存在する例を挙げて説明したが、前述の各装置を内蔵する1個の装置であってもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明の実施例の文書管理装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例における、登録ファイルの一例を示す図である。 本発明の実施例のコンテンツ登録装置に表示される画面例を示す図である。 本発明の実施例の伏字定義データベースの内容を説明するための図である。 本発明の実施例の伏字部分ファイル格納データベースに格納される伏字部分ファイルを説明するための図である。 本発明の実施例の本文ファイル格納データベースに格納される本文ファイルを説明するための図である。 本発明の実施例の参照権限データベースに格納されるデータを説明するための図である。 本発明の実施例のユーザ情報データベースに格納されるデータを説明するための図である。 図2の登録ファイルを「社員」権限で閲覧したときの伏字済ファイルを示す図である。 図2の登録ファイルを「課長」権限で閲覧したときの伏字済ファイルを示す図である。 本発明の実施例のコンテンツ閲覧装置の画面例を示す図である。 本発明の実施例における、コンテンツ登録処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施例における、コンテンツ閲覧処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
101 コンテンツ登録装置
102 伏字解析装置
103 伏字定義データベース
104 伏字部分ファイル格納データベース
105 本文ファイル格納データベース
106 伏字コンテンツ生成装置
107 コンテンツ閲覧装置
108 参照権限データベース
201 登録ファイル
301 ファイル入力領域
302 参照ボタン
303 伏字定義表の用語列
304 伏字定義表のカテゴリ列
305 参照権限表の対象カテゴリ列
306 参照権限表の権限列
307 登録ボタン
401,502 語句列
402 カテゴリ列
403 ファイル列
501 ID列
503 カテゴリ列
601 本文ファイル
701 本文ファイル名列
702 伏字対象カテゴリ列
703 参照権限列
801 ユーザID列
802 ユーザ名列
803 権限列
901,1001 伏字済ファイル
1101 検索キーワード
1102 検索ボタン
1103 検索結果表
1104 閲覧ボタン
1105 終了ボタン

Claims (7)

  1. 閲覧者の権限に応じて文書ファイルの一部を伏字に加工し提示する文書管理方法であって、
    前記文書ファイルの登録時に、前記文書ファイルと同時に前記伏字対象文字列を登録するステップ1と、
    前記文書ファイルの提示時に、前記文書ファイル内の前記伏字対象文字列を伏字に変換するステップ2とを有し、
    前記ステップ1は、伏字定義データベースに格納されている伏字定義情報に基づき、登録する文書ファイルから前記伏字対象文字列を抽出するステップ11と、
    前記登録する文書ファイルを本文ファイルとして、本文ファイルデータベースに格納するステップ12と、
    前記ステップ11で抽出した伏字対象文字列と、前記伏字定義データベースの伏字定義情報中の前記抽出した伏字対象文字列の属するカテゴリとを伏字部分ファイルとして、伏字部分ファイルデータベースに格納するステップ13とを有し、
    前記ステップ2は、閲覧者が閲覧を希望する登録ファイル情報を取得するステップ21と、
    ユーザ情報データベースから閲覧者の権限情報を取得するステップ22と、
    前記ステップ21で取得した登録ファイル情報に対応する伏字部分ファイルと、本文ファイルを、前記伏字部分ファイル格納データベースと、前記本文ファイル格納データベースからそれぞれ取得するステップ23と、
    前記ステップ21で取得した登録ファイル情報と、前記ステップ22で取得した閲覧者の権限情報とに基づき、閲覧者が閲覧可能なカテゴリを参照権限データベースから取得するステップ24と、
    前記ステップ24で取得した閲覧可能なカテゴリに基づき、前記ステップ23で取得した伏字部分ファイルの伏字対象文字列の中で閲覧可能な伏字対象文字列を選択するステップ25と、
    前記ステップ24で取得した本文ファイルの伏字対象文字列の中で、前記ステップ25で選択した閲覧可能な伏字対象文字列以外の伏字対象文字列を伏字用の文字列に置換し、伏字済ファイルを生成するステップ26と、
    前記ステップ26で生成した伏字済ファイルを閲覧者に提示するステップ27とを有することを特徴とする文書管理方法。
  2. 前記ステップ12は、前記ステップ11で抽出した伏字対象文字列をマーク付けした前記登録する文書ファイルを前記本文ファイルとして、前記本文ファイルデータベースに格納するステップであることを特徴とする請求項1に記載の文書管理方法。
  3. 閲覧者の権限に応じて文書ファイルの一部を伏字に加工し提示する文書管理装置であって、
    伏字定義データベースと、
    本文ファイルデータベースと、
    伏字部分ファイルデータベースと、
    参照権限データベースと、
    ユーザ情報データベースと、
    前記文書ファイルの登録時に、前記文書ファイルと同時に前記伏字対象文字列を登録する手段1と、
    前記文書ファイルの提示時に、前記文書ファイル内の前記伏字対象文字列を伏字に変換する手段2とを有し、
    前記手段1は、前記伏字定義データベースに格納されている伏字定義情報に基づき、登録する文書ファイルから前記伏字対象文字列を抽出する手段11と、
    前記登録する文書ファイルを本文ファイルとして、前記本文ファイルデータベースに格納する手段12と、
    前記手段11で抽出した伏字対象文字列と、前記伏字定義データベースの伏字定義情報66中の前記抽出した伏字対象文字列の属するカテゴリとを伏字部分ファイルとして、前記伏字部分ファイルデータベースに格納する手段13とを有し、
    前記手段2は、閲覧者が閲覧を希望する登録ファイル情報を取得する手段21と、
    ユーザ情報データベースから閲覧者の権限情報を取得する手段22と、
    前記手段21で取得した登録ファイル情報に対応する伏字部分ファイルと、本文ファイルを、前記伏字部分ファイル格納データベースと、前記本文ファイル格納データベースからそれぞれ取得する手段23と、
    前記手段21で取得した登録ファイル情報と、前記手段22で取得した閲覧者の権限情報とに基づき、閲覧者が閲覧可能なカテゴリを前記参照権限データベースから取得する手段24と、
    前記手段24で取得した閲覧可能なカテゴリに基づき、前記手段23で取得した伏字部分ファイルの伏字対象文字列の中で閲覧可能な伏字対象文字列を選択する手段25と、
    前記手段24で取得した本文ファイルの伏字対象文字列の中で、前記手段25で選択した閲覧可能な伏字対象文字列以外の伏字対象文字列を伏字用の文字列に置換し、伏字済ファイルを生成する手段26と、
    前記手段26で生成した伏字済ファイルを閲覧者に提示する手段27とを有することを特徴とする文書管理装置。
  4. 前記手段12は、前記手段11で抽出した伏字対象文字列をマーク付けした前記登録する文書ファイルを本文ファイルとして、前記本文ファイルデータベースに格納する手段であることを特徴とする請求項3に記載の文書管理装置。
  5. 前記伏字定義データベースには、システム全体で共用する伏字定義情報と、前記登録する文書ファイル固有の伏字定義情報とが格納されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の文書管理装置。
  6. 請求項1または請求項2に記載の文書管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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