JP2001028007A - ファイル管理装置及び記録媒体 - Google Patents
ファイル管理装置及び記録媒体Info
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- JP2001028007A JP2001028007A JP11202255A JP20225599A JP2001028007A JP 2001028007 A JP2001028007 A JP 2001028007A JP 11202255 A JP11202255 A JP 11202255A JP 20225599 A JP20225599 A JP 20225599A JP 2001028007 A JP2001028007 A JP 2001028007A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存のドキュメントにオペレータが逐一キー
ワードを付与してデータベース化しなくても、実用に差
し支えない程度までのキーワード検索が可能なシステム
の早期立ち上げを可能にするファイル管理装置及び記録
媒体の提供。 【解決手段】 階層構造のディレクトリによって管理さ
れているファイルにキーワードを付与する際、任意の階
層のディレクトリを指定して、任意のキーワードを入力
すると、入力されたキーワードを、指定された階層以下
の階層に属する各ファイルのキーワードとしてキーワー
ドファイル12に登録する。
ワードを付与してデータベース化しなくても、実用に差
し支えない程度までのキーワード検索が可能なシステム
の早期立ち上げを可能にするファイル管理装置及び記録
媒体の提供。 【解決手段】 階層構造のディレクトリによって管理さ
れているファイルにキーワードを付与する際、任意の階
層のディレクトリを指定して、任意のキーワードを入力
すると、入力されたキーワードを、指定された階層以下
の階層に属する各ファイルのキーワードとしてキーワー
ドファイル12に登録する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】階層化されたディレクトリに
より管理されている文書，帳票，図面，画像等のファイ
ルをデータベース化する際に、予め入力したキーワード
を、任意の階層以下の階層に属する全てのファイルのキ
ーワードとして登録し、または各ファイルのファイル名
から抽出したディレクトリ名を各ファイルのキーワード
として登録するファイル管理装置、及びこの装置をコン
ピュータで実現するためのコンピュータプログラムが記
録されている記録媒体に関する。
より管理されている文書，帳票，図面，画像等のファイ
ルをデータベース化する際に、予め入力したキーワード
を、任意の階層以下の階層に属する全てのファイルのキ
ーワードとして登録し、または各ファイルのファイル名
から抽出したディレクトリ名を各ファイルのキーワード
として登録するファイル管理装置、及びこの装置をコン
ピュータで実現するためのコンピュータプログラムが記
録されている記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】製品の企画から設計，製造等の各工程に
おける種々の情報を一元管理するPDM(Product Data Man
agement: 製品情報管理）システムでは、文書, 帳票, C
AD 図面, 画像等、各工程で作成された複数種のドキュ
メントファイルを管理している。これらのドキュメント
ファイルはデータベース化して統合管理しておくことで
再利用が可能になる。
おける種々の情報を一元管理するPDM(Product Data Man
agement: 製品情報管理）システムでは、文書, 帳票, C
AD 図面, 画像等、各工程で作成された複数種のドキュ
メントファイルを管理している。これらのドキュメント
ファイルはデータベース化して統合管理しておくことで
再利用が可能になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、データベー
ス化した膨大な数のファイルの中から所要のファイルを
効率良く検索するためには検索用のキーワードをファイ
ルに付与しておくことが必要である。しかし、データベ
ース化しようとする既存ドキュメントの数が膨大な場
合、オペレータがそれぞれのファイルにキーワードを付
与してデータベースに登録する作業に長時間かかるの
で、システムを早期に立ち上げることができない。
ス化した膨大な数のファイルの中から所要のファイルを
効率良く検索するためには検索用のキーワードをファイ
ルに付与しておくことが必要である。しかし、データベ
ース化しようとする既存ドキュメントの数が膨大な場
合、オペレータがそれぞれのファイルにキーワードを付
与してデータベースに登録する作業に長時間かかるの
で、システムを早期に立ち上げることができない。
【０００４】システムをとりあえず立ち上げるためにキ
ーワード固定でデータベースに登録することは可能であ
るが、この場合、キーワード検索が不可能になり、ファ
イル名を指定しなければ所要のファイルを取り出せなく
なるので、データベースの運用効率が著しく低下する。
ーワード固定でデータベースに登録することは可能であ
るが、この場合、キーワード検索が不可能になり、ファ
イル名を指定しなければ所要のファイルを取り出せなく
なるので、データベースの運用効率が著しく低下する。
【０００５】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、階層構造のディレクトリによ
り管理されている文書，帳票，図面，画像等のファイル
をデータベース化する際に、入力されたキーワードを、
任意の階層以下の階層に属する全てのファイルのキーワ
ードとして登録し、または各ファイルのファイル名から
抽出したディレクトリ名を各ファイルのキーワードとし
て登録することにより、既存のドキュメントにオペレー
タが逐一キーワードを付与してデータベース化しなくて
も、実用に差し支えない程度までのキーワード検索が可
能なシステムの早期立ち上げを可能にするファイル管理
装置、及びこの装置をコンピュータで実現するためのコ
ンピュータプログラムが記録されている記録媒体の提供
を目的とする。
になされたものであって、階層構造のディレクトリによ
り管理されている文書，帳票，図面，画像等のファイル
をデータベース化する際に、入力されたキーワードを、
任意の階層以下の階層に属する全てのファイルのキーワ
ードとして登録し、または各ファイルのファイル名から
抽出したディレクトリ名を各ファイルのキーワードとし
て登録することにより、既存のドキュメントにオペレー
タが逐一キーワードを付与してデータベース化しなくて
も、実用に差し支えない程度までのキーワード検索が可
能なシステムの早期立ち上げを可能にするファイル管理
装置、及びこの装置をコンピュータで実現するためのコ
ンピュータプログラムが記録されている記録媒体の提供
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１発明のファイル管理
装置は、階層構造のディレクトリによって管理されてい
るファイルにキーワードを付与し、データベースに登録
して管理するファイル管理装置において、任意の階層の
ディレクトリを指定する指定手段と、任意のキーワード
を入力する入力手段と、入力されたキーワードを、指定
された階層以下の階層に属する各ファイルのキーワード
として登録する登録手段とを備えたことを特徴とする。
装置は、階層構造のディレクトリによって管理されてい
るファイルにキーワードを付与し、データベースに登録
して管理するファイル管理装置において、任意の階層の
ディレクトリを指定する指定手段と、任意のキーワード
を入力する入力手段と、入力されたキーワードを、指定
された階層以下の階層に属する各ファイルのキーワード
として登録する登録手段とを備えたことを特徴とする。
【０００７】第２発明のファイル管理装置は、階層構造
のディレクトリ名をファイル名に含むファイルにキーワ
ードを付与し、データベースに登録して管理するファイ
ル管理装置において、ディレクトリの階層を指定する指
定手段と、登録すべきファイルのファイル名から、指定
された階層のディレクトリ名を抽出する抽出手段と、抽
出したディレクトリ名を該ファイルのキーワードとして
登録する登録手段とを備えたことを特徴とする。
のディレクトリ名をファイル名に含むファイルにキーワ
ードを付与し、データベースに登録して管理するファイ
ル管理装置において、ディレクトリの階層を指定する指
定手段と、登録すべきファイルのファイル名から、指定
された階層のディレクトリ名を抽出する抽出手段と、抽
出したディレクトリ名を該ファイルのキーワードとして
登録する登録手段とを備えたことを特徴とする。
【０００８】第３発明のファイル管理装置は、第１又は
第２発明に加えて、キーワードの過去の登録頻度を記憶
する手段と、ファイルのキーワード候補として、過去に
登録されたキーワードを登録頻度が高い順に表示する手
段と、表示したキーワード候補の中からキーワードを選
択する手段とを備え、前記登録手段は、表示したキーワ
ード候補の中から選択されたキーワードを前記ファイル
のキーワードとして登録する手段であることを特徴とす
る。
第２発明に加えて、キーワードの過去の登録頻度を記憶
する手段と、ファイルのキーワード候補として、過去に
登録されたキーワードを登録頻度が高い順に表示する手
段と、表示したキーワード候補の中からキーワードを選
択する手段とを備え、前記登録手段は、表示したキーワ
ード候補の中から選択されたキーワードを前記ファイル
のキーワードとして登録する手段であることを特徴とす
る。
【０００９】第４発明の記録媒体は、コンピュータに、
階層構造のディレクトリによって管理されているファイ
ルにキーワードを付与させ、データベースに登録させて
ファイルを管理させるコンピュータプログラムが記録さ
れており、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体
において、コンピュータに、任意の階層のディレクトリ
の指定を受け付けさせるプログラムコード手段と、コン
ピュータに、任意のキーワードの入力を受け付けさせる
プログラムコード手段と、コンピュータに、入力された
キーワードを、指定された階層以下の階層に属する各フ
ァイルのキーワードとして登録させるプログラムコード
手段とを含むコンピュータプログラムが記録されている
ことを特徴とする。
階層構造のディレクトリによって管理されているファイ
ルにキーワードを付与させ、データベースに登録させて
ファイルを管理させるコンピュータプログラムが記録さ
れており、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体
において、コンピュータに、任意の階層のディレクトリ
の指定を受け付けさせるプログラムコード手段と、コン
ピュータに、任意のキーワードの入力を受け付けさせる
プログラムコード手段と、コンピュータに、入力された
キーワードを、指定された階層以下の階層に属する各フ
ァイルのキーワードとして登録させるプログラムコード
手段とを含むコンピュータプログラムが記録されている
ことを特徴とする。
【００１０】第５発明の記録媒体は、コンピュータに、
階層構造のディレクトリ名をファイル名に含むファイル
にキーワードを付与させ、データベースに登録させて管
理させるコンピュータプログラムが記録されており、コ
ンピュータでの読み取りが可能な記録媒体において、コ
ンピュータに、ディレクトリの階層の指定を受け付けさ
せるプログラムコード手段と、コンピュータに、登録す
べきファイルのファイル名から、指定された階層のディ
レクトリ名を抽出させるプログラムコード手段と、コン
ピュータに、抽出したディレクトリ名を該ファイルのキ
ーワードとして登録させるプログラムコード手段とを含
むコンピュータプログラムが記録されていることを特徴
とする。
階層構造のディレクトリ名をファイル名に含むファイル
にキーワードを付与させ、データベースに登録させて管
理させるコンピュータプログラムが記録されており、コ
ンピュータでの読み取りが可能な記録媒体において、コ
ンピュータに、ディレクトリの階層の指定を受け付けさ
せるプログラムコード手段と、コンピュータに、登録す
べきファイルのファイル名から、指定された階層のディ
レクトリ名を抽出させるプログラムコード手段と、コン
ピュータに、抽出したディレクトリ名を該ファイルのキ
ーワードとして登録させるプログラムコード手段とを含
むコンピュータプログラムが記録されていることを特徴
とする。
【００１１】本発明では、階層構造のディレクトリによ
り管理されている文書，帳票，図面，画像等のファイル
をデータベース化する際に、予め入力されたキーワード
を、任意の階層以下の階層に属する全てのファイルのキ
ーワードとして登録する。従って、既存のドキュメント
にオペレータが逐一キーワードを付与してデータベース
化しなくても、ファイル名のみの検索に比べて効率の良
いキーワード検索が可能なシステムの早期立ち上げが可
能になる。
り管理されている文書，帳票，図面，画像等のファイル
をデータベース化する際に、予め入力されたキーワード
を、任意の階層以下の階層に属する全てのファイルのキ
ーワードとして登録する。従って、既存のドキュメント
にオペレータが逐一キーワードを付与してデータベース
化しなくても、ファイル名のみの検索に比べて効率の良
いキーワード検索が可能なシステムの早期立ち上げが可
能になる。
【００１２】また本発明では、階層構造のディレクトリ
により管理されている文書，帳票，図面，画像等のファ
イルをデータベース化する際に、各ファイルのファイル
名から抽出したディレクトリ名を各ファイルのキーワー
ドとして登録する。従って、既存のドキュメントにオペ
レータが逐一キーワードを付与してデータベース化しな
くても、実用に差し支えない程度までのキーワード検索
が可能なシステムの早期立ち上げが可能になる。
により管理されている文書，帳票，図面，画像等のファ
イルをデータベース化する際に、各ファイルのファイル
名から抽出したディレクトリ名を各ファイルのキーワー
ドとして登録する。従って、既存のドキュメントにオペ
レータが逐一キーワードを付与してデータベース化しな
くても、実用に差し支えない程度までのキーワード検索
が可能なシステムの早期立ち上げが可能になる。
【００１３】また本発明では、オペレータがファイルの
キーワードを、キーワード候補の中から選択して登録す
る場合に既登録のキーワードを過去の登録頻度の高い順
に所定件数分だけ表示し、その中から選択されたキーワ
ードをこのファイルのキーワードとして登録する。従っ
て、過去の登録頻度が高いキーワードが優先的に選択さ
れるようになり、データベース全体のキーワードが標準
化されていき、操作性が向上する。またオペレータは多
数のキーワード候補の中から的確なキーワードを短時間
で選択して登録することができる。
キーワードを、キーワード候補の中から選択して登録す
る場合に既登録のキーワードを過去の登録頻度の高い順
に所定件数分だけ表示し、その中から選択されたキーワ
ードをこのファイルのキーワードとして登録する。従っ
て、過去の登録頻度が高いキーワードが優先的に選択さ
れるようになり、データベース全体のキーワードが標準
化されていき、操作性が向上する。またオペレータは多
数のキーワード候補の中から的確なキーワードを短時間
で選択して登録することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は本発明のファイル管理装置
の機能ブロック図である。図中１はファイル管理装置１
であって、ファイル管理装置１は、文書，帳票，図面，
及び画像のドキュメントファイル２〜５にそれぞれ保存
されている既存ファイルにキーワードを付与してデータ
ベース化し、統合管理する。以下では、文書，帳票，図
面，及び画像のドキュメントファイル２〜５において、
既存ファイルがツリー構造のような階層構造のディレク
トリによって管理されているものとして説明する。
の機能ブロック図である。図中１はファイル管理装置１
であって、ファイル管理装置１は、文書，帳票，図面，
及び画像のドキュメントファイル２〜５にそれぞれ保存
されている既存ファイルにキーワードを付与してデータ
ベース化し、統合管理する。以下では、文書，帳票，図
面，及び画像のドキュメントファイル２〜５において、
既存ファイルがツリー構造のような階層構造のディレク
トリによって管理されているものとして説明する。
【００１５】ファイル管理装置１は、文書，帳票，図
面，及び画像のドキュメントファイル２〜５に保存され
ている実データをデータベース11に保存し、各ファイル
の実データの保存位置の情報、及び登録画面（図２参
照）において、後述する手順のいずれかで登録されたキ
ーワードをキーワードファイル12に保存する。
面，及び画像のドキュメントファイル２〜５に保存され
ている実データをデータベース11に保存し、各ファイル
の実データの保存位置の情報、及び登録画面（図２参
照）において、後述する手順のいずれかで登録されたキ
ーワードをキーワードファイル12に保存する。
【００１６】図２は登録画面の一例の図である。登録画
面には、「顧客名」「部署名」「作成者」「データ種
別」「管理区分大」「管理区分中」「管理区分小」「タ
イトル」「資料番号」「作成日付」「更新日付」「フリ
ーワード」「ファイル名」の入力フィールドが設けられ
ている。
面には、「顧客名」「部署名」「作成者」「データ種
別」「管理区分大」「管理区分中」「管理区分小」「タ
イトル」「資料番号」「作成日付」「更新日付」「フリ
ーワード」「ファイル名」の入力フィールドが設けられ
ている。
【００１７】これらのうち、「管理区分大」は、図３に
示すような文書ファイルのツリー構造における「ＩＰ特
許」「ビジネス」「各種管理」…のディレクトリ名（フ
ォルダ名）に、「管理区分中」は「ＦＩＮＤ」「ＩＳ
Ｏ」「Ｕｂａｓｅ」…の階層のディレクトリ名（フォル
ダ名）に、また「管理区分小」は「代理出願」「提案Ｄ
ＡＴＡ」…の階層のディレクトリ名（フォルダ名）に相
当する。
示すような文書ファイルのツリー構造における「ＩＰ特
許」「ビジネス」「各種管理」…のディレクトリ名（フ
ォルダ名）に、「管理区分中」は「ＦＩＮＤ」「ＩＳ
Ｏ」「Ｕｂａｓｅ」…の階層のディレクトリ名（フォル
ダ名）に、また「管理区分小」は「代理出願」「提案Ｄ
ＡＴＡ」…の階層のディレクトリ名（フォルダ名）に相
当する。
【００１８】また、「タイトル」及び「ファイル名」は
必須入力フィールドであり、「作成日付」及び「更新日
付」の入力フィールドには現在の日付がデフォルト入力
される。「顧客名」「部署名」「作成者」「データ種
別」「管理区分大」「管理区分中」「管理区分小」の入
力フィールドでは、顧客マスタ，部署マスタ，従業員マ
スタ，データ種別マスタ，管理区分大マスタ，管理区分
中マスタ，管理区分小マスタの編集画面において予め設
定されたデータがプルダウンメニューとして表示され、
プルダウンメニューの中から選択されたデータがその入
力フィールドに入力される。
必須入力フィールドであり、「作成日付」及び「更新日
付」の入力フィールドには現在の日付がデフォルト入力
される。「顧客名」「部署名」「作成者」「データ種
別」「管理区分大」「管理区分中」「管理区分小」の入
力フィールドでは、顧客マスタ，部署マスタ，従業員マ
スタ，データ種別マスタ，管理区分大マスタ，管理区分
中マスタ，管理区分小マスタの編集画面において予め設
定されたデータがプルダウンメニューとして表示され、
プルダウンメニューの中から選択されたデータがその入
力フィールドに入力される。
【００１９】入力フィールドに入力されたデータはファ
イルのキーワードとしてキーワードファイル12に登録さ
れる。プルダウンメニューとして表示されるデータに
は、キーワードとして登録される都度、カウントアップ
する登録頻度のカウンタがそれぞれ設けられており、登
録頻度が高い方からｎ件分のデータがその頻度が高い順
にプルダウンメニューとして表示される。
イルのキーワードとしてキーワードファイル12に登録さ
れる。プルダウンメニューとして表示されるデータに
は、キーワードとして登録される都度、カウントアップ
する登録頻度のカウンタがそれぞれ設けられており、登
録頻度が高い方からｎ件分のデータがその頻度が高い順
にプルダウンメニューとして表示される。
【００２０】なお、後述する登録手順（その２）では、
プルダウンメニューの中からオペレータが選択しなくて
も、ファイル管理装置によってファイル名が解析されて
「管理区分大」「管理区分中」「管理区分小」の入力フ
ィールドにキーワードが入力される。
プルダウンメニューの中からオペレータが選択しなくて
も、ファイル管理装置によってファイル名が解析されて
「管理区分大」「管理区分中」「管理区分小」の入力フ
ィールドにキーワードが入力される。
【００２１】また登録画面の下段には、設定内容をキー
ワードファイル12に登録するための「登録」ボタン、フ
ァイルを開く画面を表示するための「参照」ボタン等が
設けられている。「参照」ボタンを押してこの画面を開
き、カーソルを移動させて参照ファイルをオペレータが
選択すると、選択したファイル名が「ファイル名」の入
力フィールドに入力される。
ワードファイル12に登録するための「登録」ボタン、フ
ァイルを開く画面を表示するための「参照」ボタン等が
設けられている。「参照」ボタンを押してこの画面を開
き、カーソルを移動させて参照ファイルをオペレータが
選択すると、選択したファイル名が「ファイル名」の入
力フィールドに入力される。
【００２２】後述する登録手順のいずれかでキーワード
を登録しておき、クライアント装置６において、図２に
示した登録画面の場合と同等の入力フィールドが設けら
れた検索画面を提供する。検索画面においてユーザがデ
ータを入力したフィールドのデータをキーワードとし
て、キーワードファイル12が検索されて条件に該当する
ファイル名が抽出され、検索結果としてユーザに提示さ
れる。なお、検索画面を表示する機能をファイル管理装
置１に設けてもよい。
を登録しておき、クライアント装置６において、図２に
示した登録画面の場合と同等の入力フィールドが設けら
れた検索画面を提供する。検索画面においてユーザがデ
ータを入力したフィールドのデータをキーワードとし
て、キーワードファイル12が検索されて条件に該当する
ファイル名が抽出され、検索結果としてユーザに提示さ
れる。なお、検索画面を表示する機能をファイル管理装
置１に設けてもよい。
【００２３】次に、キーワード登録手順（その１）を、
図４のフローチャートに基づいて説明する。図３のよう
なツリー構造において、キーワードを登録するためにオ
ペレータによって指定されたディレクトリ名を取込み
(ステップS4-1) 、指定ディレクトリ配下の全てのファ
イル名を取込む (ステップS4-2、S4-3) 。次に、入力フ
ィールドのいずれかに対して、キー入力又はプルダウン
メニューからの選択入力によって指定されたキーワード
を取込み (ステップS4-4) 、指定されたキーワードを、
ステップS4-1において取込んだ全ファイルのそれぞれの
キーワードとしてキーワードファイル12に書込む (ステ
ップS4-5、S4-6) 。
図４のフローチャートに基づいて説明する。図３のよう
なツリー構造において、キーワードを登録するためにオ
ペレータによって指定されたディレクトリ名を取込み
(ステップS4-1) 、指定ディレクトリ配下の全てのファ
イル名を取込む (ステップS4-2、S4-3) 。次に、入力フ
ィールドのいずれかに対して、キー入力又はプルダウン
メニューからの選択入力によって指定されたキーワード
を取込み (ステップS4-4) 、指定されたキーワードを、
ステップS4-1において取込んだ全ファイルのそれぞれの
キーワードとしてキーワードファイル12に書込む (ステ
ップS4-5、S4-6) 。
【００２４】次に、キーワード登録手順（その２）を、
図５のフローチャートに基づいて説明する。キーワード
を登録すべきファイルのファイル名（例：H:\ubase\UBA
SE-OA 登録サンプルデータ\UBASE-OA ご紹介資料…）
を、例えば図３のようなツリー構造において、キーワー
ドを登録するためにオペレータによって指定されたファ
イル名、また「参照」ボタンを押して開いた画面の中か
らの選択操作等によって取込む(ステップS5-1) 。ツリ
ー構造のディレクトリで管理されている文書ファイルの
ファイル名には、上位階層のディレクトリ名が含まれて
おり、上位階層から順に「￥」マークによって区切られ
ている。
図５のフローチャートに基づいて説明する。キーワード
を登録すべきファイルのファイル名（例：H:\ubase\UBA
SE-OA 登録サンプルデータ\UBASE-OA ご紹介資料…）
を、例えば図３のようなツリー構造において、キーワー
ドを登録するためにオペレータによって指定されたファ
イル名、また「参照」ボタンを押して開いた画面の中か
らの選択操作等によって取込む(ステップS5-1) 。ツリ
ー構造のディレクトリで管理されている文書ファイルの
ファイル名には、上位階層のディレクトリ名が含まれて
おり、上位階層から順に「￥」マークによって区切られ
ている。
【００２５】従って、ファイル名を先頭から「￥」マー
ク毎に分割して、それぞれの文字列が「管理区分大」の
データを含むか、「管理区分中」のデータを含むか、
「管理区分小」のデータを含むかを解析し( ステップS5
-2、S5-4、S5-6) 、データを含んでいる場合は、対応す
る「管理区分大」、「管理区分中」、「管理区分小」の
入力フィールドにその階層のディレクトリ名をセットし
( ステップS5-3、S5-5、S5-7) 、セットしたキーワード
とファイル名とをキーワードファイル12に書込む(ステ
ップS5-8) 。以上のステップS5-1〜S5-8を、キーワード
を登録すべき全てのファイルに対して繰り返す (ステッ
プS5-9) 。
ク毎に分割して、それぞれの文字列が「管理区分大」の
データを含むか、「管理区分中」のデータを含むか、
「管理区分小」のデータを含むかを解析し( ステップS5
-2、S5-4、S5-6) 、データを含んでいる場合は、対応す
る「管理区分大」、「管理区分中」、「管理区分小」の
入力フィールドにその階層のディレクトリ名をセットし
( ステップS5-3、S5-5、S5-7) 、セットしたキーワード
とファイル名とをキーワードファイル12に書込む(ステ
ップS5-8) 。以上のステップS5-1〜S5-8を、キーワード
を登録すべき全てのファイルに対して繰り返す (ステッ
プS5-9) 。
【００２６】次に、キーワード登録手順（その３）を、
図６のフローチャートに基づいて説明する。この手順で
は、例えば、上述のいずれかの登録手順によって「管理
区分大」及び「管理区分中」にキーワードが自動的に登
録されているファイルに対して、オペレータが「管理区
分小」のキーワードをプルダウンメニューの候補の中か
ら選択入力しようとする場合に、過去の登録頻度が高い
順に所定件数（ｎ件）分のキーワード候補をプルダウン
メニューとして表示する。このように、過去の登録頻度
が高いキーワードが優先的に選択されるようになり、デ
ータベース全体のキーワードが標準化されていく。
図６のフローチャートに基づいて説明する。この手順で
は、例えば、上述のいずれかの登録手順によって「管理
区分大」及び「管理区分中」にキーワードが自動的に登
録されているファイルに対して、オペレータが「管理区
分小」のキーワードをプルダウンメニューの候補の中か
ら選択入力しようとする場合に、過去の登録頻度が高い
順に所定件数（ｎ件）分のキーワード候補をプルダウン
メニューとして表示する。このように、過去の登録頻度
が高いキーワードが優先的に選択されるようになり、デ
ータベース全体のキーワードが標準化されていく。
【００２７】この登録手順を実現するためには、キーワ
ードが登録される都度、カウントアップするカウンタを
設けて登録回数を記憶しておき、プルダウンメニューを
表示する際にキーワード候補を登録頻度順にソートして
(ステップS6-1) 、登録頻度の高い順に所定件数（ｎ
件）分を、図２の「管理区分小」の入力フィールドのよ
うに、プルダウンメニューとして表示する (ステップS6
-2) 。オペレータがプルダウンメニューからキーワード
を選択すると (ステップS6-3) 、選択されたキーワード
と、キーワードを登録すべきファイル名とをキーワード
ファイル12に書込む (ステップS6-4) 。
ードが登録される都度、カウントアップするカウンタを
設けて登録回数を記憶しておき、プルダウンメニューを
表示する際にキーワード候補を登録頻度順にソートして
(ステップS6-1) 、登録頻度の高い順に所定件数（ｎ
件）分を、図２の「管理区分小」の入力フィールドのよ
うに、プルダウンメニューとして表示する (ステップS6
-2) 。オペレータがプルダウンメニューからキーワード
を選択すると (ステップS6-3) 、選択されたキーワード
と、キーワードを登録すべきファイル名とをキーワード
ファイル12に書込む (ステップS6-4) 。
【００２８】
【発明の効果】以上のように、本発明では、階層構造の
ディレクトリにより管理されている文書，帳票，図面，
画像等のファイルをデータベース化する際に、入力され
たキーワードを、任意の階層以下の階層に属する全ての
ファイルのキーワードとして登録し、または各ファイル
のファイル名から抽出したディレクトリ名を各ファイル
のキーワードとして登録するので、既存のドキュメント
にオペレータが逐一キーワードを付与してデータベース
化しなくても、実用に差し支えない程度までのキーワー
ド検索が可能なシステムの早期立ち上げを可能にすると
いう優れた効果を奏する。
ディレクトリにより管理されている文書，帳票，図面，
画像等のファイルをデータベース化する際に、入力され
たキーワードを、任意の階層以下の階層に属する全ての
ファイルのキーワードとして登録し、または各ファイル
のファイル名から抽出したディレクトリ名を各ファイル
のキーワードとして登録するので、既存のドキュメント
にオペレータが逐一キーワードを付与してデータベース
化しなくても、実用に差し支えない程度までのキーワー
ド検索が可能なシステムの早期立ち上げを可能にすると
いう優れた効果を奏する。
【図１】本発明のファイル管理装置の機能ブロック図で
ある。
ある。
【図２】登録画面の一例の図である。
【図３】文書ファイルのツリー構造の図である。
【図４】キーワード登録手順（その１）のフローチャー
トである。
トである。
【図５】キーワード登録手順（その２）のフローチャー
トである。
トである。
【図６】キーワード登録手順（その３）のフローチャー
トである。
トである。
１ ファイル管理装置 11 データベース 12 キーワードファイル ２〜５ ドキュメントファイル ６ クライアント装置
フロントページの続き (72)発明者 福谷 正三 広島県広島市南区段原南１丁目３番53号 株式会社富士通中国システムズ内 Ｆターム(参考） 5B075 ND35 NK02 NK13 NK31 PP13 PP22 PR04 UU06 UU21 5B082 EA01 EA08
Claims (5)
- 【請求項１】 階層構造のディレクトリによって管理さ
れているファイルにキーワードを付与し、データベース
に登録して管理するファイル管理装置において、 任意の階層のディレクトリを指定する指定手段と、 任意のキーワードを入力する入力手段と、 入力されたキーワードを、指定された階層以下の階層に
属する各ファイルのキーワードとして登録する登録手段
とを備えたことを特徴とするファイル管理装置。 - 【請求項２】 階層構造のディレクトリ名をファイル名
に含むファイルにキーワードを付与し、データベースに
登録して管理するファイル管理装置において、 ディレクトリの階層を指定する指定手段と、 登録すべきファイルのファイル名から、指定された階層
のディレクトリ名を抽出する抽出手段と、 抽出したディレクトリ名を該ファイルのキーワードとし
て登録する登録手段とを備えたことを特徴とするファイ
ル管理装置。 - 【請求項３】 キーワードの過去の登録頻度を記憶する
手段と、ファイルのキーワード候補として、過去に登録
されたキーワードを登録頻度が高い順に表示する手段
と、表示したキーワード候補の中からキーワードを選択
する手段とを備え、前記登録手段は、表示したキーワー
ド候補の中から選択されたキーワードを前記ファイルの
キーワードとして登録する手段であることを特徴とする
請求項１又は２記載のファイル管理装置。 - 【請求項４】 コンピュータに、階層構造のディレクト
リによって管理されているファイルにキーワードを付与
させ、データベースに登録させてファイルを管理させる
コンピュータプログラムが記録されており、コンピュー
タでの読み取りが可能な記録媒体において、 コンピュータに、任意の階層のディレクトリの指定を受
け付けさせるプログラムコード手段と、 コンピュータに、任意のキーワードの入力を受け付けさ
せるプログラムコード手段と、 コンピュータに、入力されたキーワードを、指定された
階層以下の階層に属する各ファイルのキーワードとして
登録させるプログラムコード手段とを含むコンピュータ
プログラムが記録されていることを特徴とする記録媒
体。 - 【請求項５】 コンピュータに、階層構造のディレクト
リ名をファイル名に含むファイルにキーワードを付与さ
せ、データベースに登録させて管理させるコンピュータ
プログラムが記録されており、コンピュータでの読み取
りが可能な記録媒体において、 コンピュータに、ディレクトリの階層の指定を受け付け
させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、登録すべきファイルのファイル名か
ら、指定された階層のディレクトリ名を抽出させるプロ
グラムコード手段と、 コンピュータに、抽出したディレクトリ名を該ファイル
のキーワードとして登録させるプログラムコード手段と
を含むコンピュータプログラムが記録されていることを
特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11202255A JP2001028007A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ファイル管理装置及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11202255A JP2001028007A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ファイル管理装置及び記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001028007A true JP2001028007A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16454527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11202255A Withdrawn JP2001028007A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | ファイル管理装置及び記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001028007A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008276574A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Kokuyo Co Ltd | データ管理装置及びそのプログラム |
| JP2013045291A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Oki Data Corp | 画像読取装置、画像読取システム、及び、プログラム |
| JP2014116026A (ja) * | 2009-04-30 | 2014-06-26 | Tivo Inc | コミュニティに基づく格付けを有する階層タグ |
| US9288548B1 (en) | 2007-05-15 | 2016-03-15 | Tivo Inc. | Multimedia content search system |
-
1999
- 1999-07-15 JP JP11202255A patent/JP2001028007A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2008276574A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Kokuyo Co Ltd | データ管理装置及びそのプログラム |
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| US9424264B2 (en) | 2007-05-15 | 2016-08-23 | Tivo Inc. | Hierarchical tags with community-based ratings |
| US9571892B2 (en) | 2007-05-15 | 2017-02-14 | Tivo Inc. | Multimedia content search and recording scheduling system |
| US10313760B2 (en) | 2007-05-15 | 2019-06-04 | Tivo Solutions Inc. | Swivel search system |
| US10489347B2 (en) | 2007-05-15 | 2019-11-26 | Tivo Solutions Inc. | Hierarchical tags with community-based ratings |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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