JP2009115800A - 解放機構を含む時計竜頭 - Google Patents

解放機構を含む時計竜頭 Download PDF

Info

Publication number
JP2009115800A
JP2009115800A JP2008286255A JP2008286255A JP2009115800A JP 2009115800 A JP2009115800 A JP 2009115800A JP 2008286255 A JP2008286255 A JP 2008286255A JP 2008286255 A JP2008286255 A JP 2008286255A JP 2009115800 A JP2009115800 A JP 2009115800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crown
centering
elastically deformable
drive ring
deformable element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008286255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5363784B2 (ja
Inventor
Pierre-Jean Bonnet
ピエル−ジャン・ボネット
Georges Zimmermann
ジョルジュ・ツィマーマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meco SA
Original Assignee
Meco SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meco SA filed Critical Meco SA
Publication of JP2009115800A publication Critical patent/JP2009115800A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5363784B2 publication Critical patent/JP5363784B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B3/00Normal winding of clockworks by hand or mechanically; Winding up several mainsprings or driving weights simultaneously
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B3/00Normal winding of clockworks by hand or mechanically; Winding up several mainsprings or driving weights simultaneously
    • G04B3/06Keys or the like with means preventing overwinding

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

【課題】解放機構を含む新規な時計竜頭を提供すること。
【解決手段】時計用の巻上げ竜頭である。竜頭(32)は、その竜頭(32)に固定された剛性駆動リング(4、400)を含む、巻真がその一端に固定されるパイプ(12)に固定された少なくとも1つの弾性変形可能な要素(2、200)と協働する、解放機構(1)を含んでいる。ある値を越えると弾性要素(2、200)が変形して弾性要素と剛性リング(4、400)との駆動連結を妨害するしきい値を、弾性要素(2、200)によって対抗される抵抗トルクが越えるまで、剛性リング(4、400)が、変形可能な弾性要素(2、200)を少なくとも1つの回転方向に駆動し、弾性変形可能な要素(2、200)が、したがって記要素を前記剛性駆動リング(4、400)に一時的に結合する手段を有している。竜頭(32)は、弾性変形可能な要素(2、200)が要素を剛性駆動リング(4、400)に対して心合わせする手段を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、解放機構を含む時計竜頭に関する。より詳細には、本発明は、特にユーザが主ぜんまいを巻き上げるときに、時計のムーブメントに損傷を与えるのを防ぐ、このタイプの竜頭に関する。
前述のタイプの竜頭は、例えば、本出願人名義の欧州特許出願第1586960号から知られている。竜頭は、本質的に、ユーザによる竜頭の取扱いを容易にするぎざぎざを外部面に有する円形スカートの最下部が境界となったキャップを含む。円形スカートは、解放機構が内側に配置される、中空の円筒状ハウジングの境界となっている。解放機構には、とりわけ、解放機能を達成するために1つ又は複数の概ね円形のばね要素と協働する複数のノッチを内周部に有する剛性リングが含まれる。ノッチ付きリングは、竜頭に固定され、一方、ばね要素は、主ぜんまいのための巻上げ機構に作用を及ぼす巻真が螺合されるパイプに固定される。ばね要素によって対抗される抵抗トルクが所定の値未満であるならば、ばね要素は、ユーザが竜頭を作動させる影響を受けて、剛性リングによって回転駆動される。次に、ばね要素は、それに取り付けられたパイプ、したがって巻真を駆動する。ばね要素によって対抗される抵抗トルクが所定の値よりも大きくなると、主ぜんまいが完全に巻き上げられたので、ばね要素は剛性リングの作動に応答して弾性変形し、剛性リングから摺動によって逃る。この結果、ユーザによって作動された竜頭は、トルクを伝達することなく回転することになる。したがって、主ぜんまいは、損傷を与えられるおそれのある過度の巻上げから保護される。
パイプの最上端は例えば正方形状の凸状部分を有する。その凸状部分は、ばねの中に作られたやはり正方形の穴の中に内接し、ばねはパイプに固定される。ゆえに、回転運動がばねに与えられると、そのばねが凸状部分を介してパイプを回転駆動する。
使用に際して、前述の竜頭には問題がある。パイプが竜頭と完璧には軸方向に位置合わせされておらず、ゆえに、これらの2部品間に遊びが現れ、パイプに堅固に結合されたばねは、ノッチ付き剛性竜頭に対してもはや適切に心合わせされない。ノッチ付きリングが回転駆動されるときには、ばねは、それらの通常の弾性変形状態から、それらが不可逆的損傷を受ける塑性変形状態へと移行するおそれがある。その場合、ノッチ付きリングがばねを回転駆動する状態と、ユーザがもはや主ぜんまいを最適な方式で巻き上げることができないことを意味する、ノッチ付きリングがばねを駆動することなくばねの上で摺動する状態との間の移行を決定する、トルクしきい値の大きな降下が観察される。
欧州特許出願第1586960号
本発明の目的は、ノッチ付き剛性リングとばね要素との間の解放を特徴付けるそのトルク値が長期間にわたって安定なままである、時計巻上げ竜頭用の新しいタイプの解放機構を提供することによって、前述の材料の抵抗の問題、摩擦に関する問題、その他の問題を克服することである。
したがって、本発明は、時計用の巻上げ竜頭であって、前記竜頭が、竜頭に固定された剛性駆動リングを含み、巻真が一端に固定されるパイプに固定された少なくとも1つの弾性変形可能な要素と協働する解放機構を含んでおり、前記弾性要素が変形して前記弾性要素と剛性リングとの駆動連結を外すしきい値を、前記弾性要素によって対抗される抵抗トルクが越えるまで、剛性リングが、弾性変形可能な要素を少なくとも1つの回転方向に駆動し、竜頭が、弾性変形可能な要素が該要素を剛性駆動リングに対して心合わせできる手段を含むことを特徴とする、竜頭に関する。
これらの特徴によって、本発明は、解放機構の弾性変形可能な要素が、その要素を竜頭に固定された剛性駆動リングに対して心合わせするそれ自体の手段を含む、時計竜頭を提供する。ゆえに、弾性変形可能な要素がそれに固定されるパイプと竜頭との間の軸方向での不整列は、駆動リングに対する前記変形可能要素の心合わせに対して影響を与えない。したがって、そのような不整列が観察される場合、変形可能要素は、該要素が剛性リングによって及ぼされる応力の影響を受けて弾性変形する状態にとどまり、要素が不可逆的に損傷を受けるおそれのある塑性変形域には入らない。ゆえに、本発明による解放機構の動作特徴は、長期間にわたって保たれる。具体的には、剛性リングが変形可能要素と噛み合った状態と、剛性リングが変形可能要素から解放された状態との間の移行を特徴付けるトルク値の大きな降下は、観察されない。
本発明の補足的な特徴によれば、弾性変形可能な要素は円形であり、心合わせ手段は前記弾性変形可能な要素の周囲上で少なくとも直径方向で向き合うように配置される。
この特徴によって、弾性変形可能な要素は、剛性駆動リングの中心に対して完璧に対称的に心合わせされる。
本発明の他の実施態様によれば、心合わせ手段は、弾性変形可能な要素の周囲上の一定間隔で配置された3つの場所に設けられる。
この変形態様によって、弾性変形可能な要素に及ぼされる作用力は、パイプが完璧には竜頭と軸方向に位置合わせされない場合、最適な方式で分散される。
本発明の他の特徴及び利点は、本発明による竜頭の2つの実施形態についての以下の詳細な説明からより明らかになる。これらの実施形態は、純粋に、付属図面に関する非限定的な説明のために与えられている。
本発明は、主ぜんまいの過度の巻上げから時計のムーブメントを保護する解放機構を含む時計竜頭を提供する発明の一般概念から開始するが、前記解放機構は、弾性変形可能な要素を含んでおり、前記要素は、前記要素を剛性駆動リングに対して完璧に心合わせする手段を有する。ゆえに、弾性要素が固定されるパイプが、剛性駆動リングを支持する竜頭に対して完璧には軸方向に整列されない場合でも、弾性変形可能な要素は、剛性駆動リングに対して中心がずれず、ゆえに、弾性変形状態から不可逆的な塑性変形を起こす塑性変形状態へと移行しにくい。
本発明による解放機構の第1の例が、図1に関して示されている。全体的な参照数字1によって全体として示された、この解放機構は、弾性変形可能な要素2と、剛性駆動リング4とを含む。
弾性変形可能な要素2は、通常、概ね円形の形状の要素である。この要素は、その中心に例えば正方形状の穴8があけられた、やはりほぼ円形の基部6を含んでおり、その穴8を通して、基部6は、その一端に巻真(図示せず)が固定されるパイプ12(図3参照)の穴8に相補的な形状の凸状部分10に固定される。
本発明によれば、ばね要素2は、その要素を剛性駆動リング4に対して心合わせする手段を含む。図1に示された例では、これらの心合わせ手段は、基部6から径方向に延び、互いに一定の角度で離隔された3つのY字形アーム14、16、18の形態をとる。
ばね要素2は、また、その要素を剛性駆動リング4に一時的に結合する手段を含む。図1に示される例では、これらの結合手段は、Ω字形の部分20として示されている。これらの部分20は、3つ存在しており、それぞれが連続した2つの心合わせアーム間に配置される。各結合部20は、ばね要素2の内側に向かって開く面を形成する頭部22と2つの脚部24とを含む。
より具体的には、各結合アーム14〜18は、ばね要素2の基部6から径方向に延びるセクション14a〜18aを含んでおり、該セクション14a〜18aは、互いに離れて広がる対称的な2つの分岐14b〜18bへと分かれる。各アーム14〜18の2つの分岐14b〜18bは、円弧内の心合わせ部分14c〜18cによって互いに接合されており、心合わせ部分は、それらの自由端のところで、心合わせアーム14〜18を一時的結合部20の足部24に連結する連結部分26によって延ばされている。
剛性駆動リング4の内周部は、それぞれ第1の内径D1と第2の内径D2とされた途切れのない一連の隆起部28と凹み部30を有しており、内径D1は、内径D2よりも小さい。
図1を調べるとわかるように、アーム14〜18の円弧内の心合わせ部分14c〜18cは、剛性駆動リング4の第1の内径D1に等しい直径に対応する、ばね要素2の第1の外半径R'1を形成する。さらに、心合わせ部分14c〜18cの長さは、これらの部分14c〜18cが常に駆動リング4の内周部上で2つの隆起部28の上に載せられる長さであるので、駆動リング4の角度位置がどうであろうと、駆動リング4に対するこれらの心合わせ部分14c〜18cの位置が変化することがないのは明らかである。ゆえに、駆動リング4の隆起部28は、ばね要素2の転がり経路を構成し、心合わせ部分14c〜18cがそれに沿って動く。したがって、ばね要素2は、そのばね要素2が固定されるパイプ12の、剛性リング4が固定される竜頭32に対する、軸方向のどのような位置合わせも、ばね要素2と剛性リング4との相対的な位置決めに対して影響を及ぼさないように、剛性駆動リング4の中心に対して完璧に位置決めされる。かくして、剛性リング4は、その剛性リング4がばね要素2を駆動する状態と、接合性を失ってばね要素2が剛性リング4の保持から逃るために、弾性変形させられる状態との間の移行を特徴付けるトルクしきい値の減少をまねく可能性のある、不可逆的な損傷を剛性リング4が受けるおそれのある塑性変形域に入りにくい。
ばね要素2は、結合部20と隆起部28との間の協働を通じて剛性リング4によって駆動される。結合部20の頭部22の頂点が、剛性リング4の第1の内径D1よりも大きな直径に対応する、ばね要素2の第2の外半径R'2を有することに留意すべきである。ゆえに、回転竜頭32は剛性リング4を回転駆動する。剛性リング4は、次に、ばね要素2を回転駆動することになり、剛性リング4の隆起部28が結合部20の頭部22に当接する。これは、ばね要素2が、結合部20が弾性変形して抵抗トルクに対抗し、かつ結合部の頭部22が隆起部28を通るまで、正しい。その瞬間、剛性リング4は、もはやばね要素2をグリップせず、竜頭32は、トルクを伝達することなく回転する。結合部20は、前記ばね要素2の周辺の接線方向に沿ってだけでなく、ばね要素2が内接させられる半径に沿っていくらか圧縮状態で作用することで、その結合部20の疲労を制限し、さらにそれらの耐摩耗性を高める、ことに注意すべきである。
本発明による解放機構の第2の実施形態が図2に示されている。該解放機構は、弾性変形可能な要素200と、剛性駆動リング400とを含む。
剛性駆動リング400は、図1に関して記載した剛性リング4と同一の形状と構造を有する。剛性駆動リング400は、それぞれ第1の内径D1と第2の内径D2を有する、途切れのない一連の隆起部280と凹み部300とを含んでおり、内径D1は、内径D2よりも小さい。
弾性変形可能な要素200は、ばねタイプであり、概ね円形の形状である。弾性変形可能な要素200は、その中心に正方形の穴800があけられた、やはりほぼ円形の基部600を含んでおり、その穴を通して、要素は、一端に巻真(図示せず)が固定されるパイプ12(図3参照)の正方形の輪郭の凸状部分10に固定される。
ばね要素200の基部600は、直径方向で向き合った2つの湾曲した部分210、220まで延びており、それらの湾曲した部分は、円弧に類似した形状のアーム230、240に続く。図2を調べるとわかるように、アーム230、240は、いずれも反時計回りに延びている。もちろん、アーム230、240が同一の時計回り方向に延びることは完全に可能である。
より具体的には、2つのアーム230、240それぞれが、心合わせ部分230a、240aと、結合部分230b、240bとを含む。心合わせ部分230a、240aは、円弧の形状を有し、剛性駆動リング400の第1の内径D1に等しいばね要素200の第1の外径D'1を有する。心合わせ部分230a、240aの長さは、ばね要素200に対する前記リング400の相対位置がどうであろうと、これらの心合わせ部分230a、240aが常に剛性駆動リング400の内周部の連続した2つの隆起部280上に載る長さである。ゆえに、これらの心合わせ部分230a、240aは、どのような状況であろうと、ばね要素200が常に剛性駆動リング400に対して心合わせされることを保証する。
心合わせ部分230a、240aを過ぎると、アーム230、240の結合部分230b、240bは、次第にばね要素200の中心に近くなり、前記結合部分の自由端は、突出部分230c、240cを有しており、突出部分の最高点は、剛性リング400の第1の内径D1よりも大きい、ばね要素200の第2の外径D'2を定める。ゆえに、剛性リング400が回転駆動されるときには、剛性リングは、次には、隆起部280を介してばね要素200のアーム230、240の結合部分230b、240bの突出部分230c、240cに当接することによって、ばね要素200を駆動する。これは、ばね要素200が抵抗トルクに抗して、アーム230、240が弾性変形し、それらの突出部分230c、240cが剛性リング400の隆起部280の下を通るまで、正しい。その瞬間、剛性リング400は、もはやばね要素200をグリップせず、竜頭32は、トルクを伝達することなく回転する。
巻上げ竜頭32に組み込まれた本発明による解放機構の一例が、図3に示されている。竜頭32は、中空の内側ハウジング内に円形肩部34を有している。この肩部は、一方では、竜頭32の内に作られた開孔42内へ、封止ガスケット40の挿入によって取り付けられたカバー38のための当接面36の境界となり、他方では、剛性駆動リング4、400と、1つ、好ましくは2つの、上下に取り付けられたばね要素2、200とに対する停止面44の境界となる。
パイプ12は、巻真(図示せず)を取り付けるねじ穴48が中に作られた、円筒形状の主要部46を有する。直径が主要部46の直径よりも大きい、円盤形の頭部50が、パイプ12の主要部46上に取り付けられている。2つのばね要素2、200が位置決めされる凸状部分10が、頭部の上に取り付けられている。
2つのばね要素2、200は、一部はパイプ12の頭部50上に支持され、一部は、押込み、溶接、結合、又は他の手段などのいずれか適切な手段によって竜頭32の内部容積内に取り付けられたブッシュ52上に支持される。
竜頭32は、その解放機構とともに、例えば押し込まれることによって時計の中央部に固定されたチューブ54を介してその中央部内に取り付けられる。
ブッシュは、一方では竜頭32とブッシュ52との間に、他方ではブッシュ52とチューブ54との間に封止をもたらす2つの封止ガスケット60、62を収容する2つの円形溝56、58を有する。
最後に、ばね2、200がねじの頭部66とパイプ12の頭部50との間で保持されるように、ねじ64が凸状部分10に螺入される。
剛性駆動リング4、400は、竜頭32に固定され、ばね要素2、200は、パイプ12に固定される。
本発明がここまで記載してきた諸実施形態だけに限定されず、また、冒頭の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく様々な単純な変更及び変形形態を当業者が想定できることは、言うまでもない。具体的には、ばね要素がそれに内接する円の接線に平行な方向に沿って変形する結合ばねを含む前記ばね要素を想定することが、完全に可能である。
本発明による弾性変形可能な要素の第1の実施形態の平面図である。 本発明による弾性変形可能な要素の第2の実施形態の平面図である。 本発明による解放機構がその中に配置された竜頭の長手方向断面図である。
符号の説明
1 解放機構、2 弾性変形可能な要素、ばね要素、4 剛性駆動リング、6 基部、8 穴、10 凸状部分、12 パイプ、14、16、18 Y字形アーム、結合アーム、心合わせアーム、14a、16a、18a セクション、14b、16b、18b 分岐、14c、16c、18c 心合わせ部分、20 結合部、22 頭部、24 脚部、26 連結部分、28 隆起部、30 凹み部、32 竜頭、34 円形肩部、36 当接面、38 カバー、40 封止ガスケット、42 開孔、44 停止面、46 主要部、48 ねじ穴、50 頭部、52 ブッシュ、54 チューブ、56、58 円形溝、60、62 封止ガスケット、64 ねじ、66 ねじの頭部、200 弾性変形可能な要素、ばね要素、210、220 湾曲部分、230、240 アーム、230a、240a 心合わせ部分、230b、240b 結合部分、230c、240c 突出部分、280 隆起部、300 凹み部、400 剛性駆動リング、600 基部、800 穴

Claims (13)

  1. 時計用の巻上げ竜頭であって、前記竜頭(32)は、その竜頭(32)に固定された剛性駆動リング(4、400)を含み、かつ巻真がその一端に固定されるパイプ(12)に固定された少なくとも1つの弾性変形可能な要素(2、200)と協働する解放機構(1)を含んでおり、剛性駆動リング(4、400)は、前記弾性要素(2、200)によって対抗される抵抗トルクが、前記弾性要素(2、200)が変形して前記弾性要素と前記剛性リング(4、400)との駆動連結を外すことになるしきい値を越えるまで、前記変形可能な弾性要素(2、200)を少なくとも1つの回転方向に駆動するようになっており、前記弾性変形可能な要素(2、200)は、前記要素を前記剛性駆動リング(4、400)に一時的に結合する手段を有しており、前記竜頭(32)が、前記弾性変形可能な要素(2、200)が前記要素を前記剛性駆動リング(4、400)に対して心合わせする手段を含むことを特徴とする、竜頭。
  2. 前記弾性変形可能な要素(2、200)がほぼ円形の形状であることを特徴とする請求項1に記載の竜頭。
  3. 前記剛性駆動リング(4、400)の内周部が、それぞれ第1及び第2の直径(D1、D2)を有する途切れのない一連の隆起部(28、280)と凹み部(30、300)を有しており、前記第1の内径(D1)が前記第2の内径(D2)よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の竜頭。
  4. 前記心合わせ手段が、前記弾性変形可能な要素(200)の周囲上に互いに直径方向に向き合って配置されることを特徴とする請求項3に記載の竜頭。
  5. 前記心合わせ手段が、前記弾性変形可能な要素(2)の周囲上の一定間隔で離隔された3つの場所に設けられることを特徴とする請求項3に記載の竜頭。
  6. 前記心合わせ手段が、それぞれが1つの心合わせ部分(230a、240a)と1つの結合部分(230b、240b)とを有する、2つのアーム(230、240)を含むことを特徴とする請求項4に記載の竜頭。
  7. 前記心合わせ部分(230a、240a)が、前記剛性駆動リング(400)の前記第1の内径(D1)に等しい前記弾性変形可能な要素(200)の第1の外径(D'1)を有する円弧の形状を有しており、前記心合わせ部分(230a、240a)の長さが、前記心合わせ部分(230a、240a)が常に前記剛性駆動リング(400)の内周部の連続した2つの隆起部(280)上に載る長さであり、前記結合部分(230b、240b)が突出部分(230c、240c)を有しており、前記突出部分の頂点が、前記剛性駆動リング(400)の前記第1の内径(D1)よりも大きい、前記ばね要素(200)の第2の外径(D'2)を有することを特徴とする請求項6に記載の竜頭。
  8. 前記弾性変形可能な要素(200)が、その中心に穴(800)があけられたほぼ円形の基部(600)を含んでおり、前記穴を介して前記弾性変形可能な要素(200)が前記パイプ(12)の凸状部分(10)に固定されており、前記基部(600)が直径方向に向き合う2つの湾曲した部分(210、220)によって拡張されており、前記湾曲した部分がアーム(230、240)に続いており、前記アーム(230、240)が同一方向に円状に延びることを特徴とする請求項7に記載の竜頭。
  9. 前記心合わせ手段が3つのY字形アーム(14、16、18)の形態であり、前記結合手段が、連続した2つのアーム(14、16、18)間にそれぞれ挿入された3つのΩ字形部分の形態であり、各結合部(20)が、前記ばね要素(2)の内側に向かって開く面を区画する頭部(22)と2つの脚部(24)とを含むことを特徴とする請求項5に記載の竜頭。
  10. 前記結合アーム(14、16、18)がそれぞれ、前記弾性変形可能な要素(2)の中心から径方向に延びる部分(14a、16a、18a)を含んでおり、前記部分が、次第にさらに離れていく対称的な2つの分岐(14b、16b、18b)へと分かれており、各アーム(14、16、18)の前記2つの分岐(14b、16b、18b)が、前記剛性駆動リング(4)の前記第1の内径(D1)に等しい直径に対応し、前記弾性変形可能な要素(2)の第1の外半径(R'1)を有する円弧の形状の心合わせ部分(14c、16c、18c)によって互いに接合されており、前記心合わせ部分(14c、16c、18c)の長さが、前記心合わせ部分(14c、16c、18c)が常に前記駆動リング(4)の内周部の連続した2つの隆起部(28)上に載るような長さであり、前記結合部(20)の頂点が、前記剛性駆動リング(4)の前記第1の内径(D1)よりも大きい、前記ばね要素(2)の第2の外半径(R'2)を有することを特徴とする請求項9に記載の竜頭。
  11. 前記心合わせ部分(14c、16c、18c)が、それらの自由端のところで、前記心合わせアーム(14、16、18)を前記結合部(20)の前記足部(24)に連結する連結部分(26)まで延びていることを特徴とする請求項10に記載の竜頭。
  12. 前記弾性変形可能な要素(2、200)がばね要素であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の竜頭。
  13. 前記結合手段がいくらか径方向圧縮作用を果たすことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の竜頭。
JP2008286255A 2007-11-08 2008-11-07 解放機構を含む時計竜頭 Active JP5363784B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP07120279A EP2058714B1 (fr) 2007-11-08 2007-11-08 Couronne pour pièce d'horlogerie comprenant un mécanisme de débrayage
EP07120279.0 2007-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009115800A true JP2009115800A (ja) 2009-05-28
JP5363784B2 JP5363784B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=39638650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008286255A Active JP5363784B2 (ja) 2007-11-08 2008-11-07 解放機構を含む時計竜頭

Country Status (10)

Country Link
US (2) US7959352B2 (ja)
EP (1) EP2058714B1 (ja)
JP (1) JP5363784B2 (ja)
KR (1) KR101451990B1 (ja)
CN (1) CN101430539B (ja)
AT (1) ATE437388T1 (ja)
DE (1) DE602007001696D1 (ja)
HK (1) HK1132557A1 (ja)
SG (1) SG152179A1 (ja)
TW (1) TW200931211A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH705276B1 (fr) * 2007-12-28 2013-01-31 Chopard Technologies Sa Organe d'entraînement et de transmission pour un échappement à ancre, plateau et échappement en étant équipés, et pièce d'horlogerie les comportant.
EP2367075B1 (fr) * 2010-03-17 2017-07-26 Meco S.A. Couronne de remontage pour pièce d'horlogerie
EP2561268B1 (en) 2010-04-19 2019-08-07 Lumileds Holding B.V. Led front lighting arrangement
JP5414634B2 (ja) * 2010-07-30 2014-02-12 セイコーインスツル株式会社 手巻き輪列及び該輪列を備えた時計用ムーブメント、並びに該ムーブメントを備えた時計
JP5411081B2 (ja) * 2010-07-30 2014-02-12 セイコーインスツル株式会社 手巻き輪列及び該輪列を備えた時計用ムーブメント、並びに該ムーブメントを備えた時計
FR2974430B1 (fr) * 2011-04-19 2013-05-10 Cheval Freres Sas Couronne dynamometrique de remontoir de montre
CN102854008A (zh) * 2012-08-24 2013-01-02 浙江工业大学 发条式定时器的检验装置
CH709740B1 (fr) * 2014-06-05 2018-04-13 Richemont Int Sa Couronne débrayable pour pièce d'horlogerie.
KR102527901B1 (ko) * 2016-12-16 2023-05-03 삼성전자주식회사 전자 장치에 있어서 입력 장치 및 그 제어 방법
US11441611B2 (en) * 2019-02-27 2022-09-13 Carefusion 303, Inc. Torque limiting connector
EP3705949A1 (fr) * 2019-03-05 2020-09-09 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Mecanisme limiteur de couple d'horlogerie
CN110412856A (zh) * 2019-07-19 2019-11-05 惠安江森水产设备开发有限公司 一种方便调节钮扩展调节的智能机械表
EP4137893A1 (fr) * 2021-08-20 2023-02-22 Montres Breguet S.A. Dispositif â déploiement de type diaphragme, notamment pour l' horlogerie

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153379U (ja) * 1982-03-31 1983-10-13 松下電工株式会社 スリツプ機構
JPS5958380U (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 リズム時計工業株式会社 目安装置の目安合せ機構
EP1586960A1 (fr) * 2004-04-14 2005-10-19 Meco S.A. Couronne pour pièce d'horlogerie avec dispositif de débrayage

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2571878A (en) * 1944-11-27 1951-10-16 Hil Jon Safety Crown Corp Spring winding device
US2637987A (en) * 1947-02-18 1953-05-12 Hil Jon Safety Crown Corp Overload release coupling
US2563112A (en) * 1947-09-11 1951-08-07 Hill Charles Spring winding device
US2669833A (en) * 1951-04-24 1954-02-23 Hill Charles Watch winding means
US2716875A (en) 1953-03-20 1955-09-06 Hill Charles Watch winding means
GB852225A (en) * 1957-08-20 1960-10-26 Otto Epple Automatic winding device for wrist watches
CH470704A (fr) * 1965-07-14 1969-05-14 Piquerez Sa Ervin Montre comprenant une couronne rotative, montée sous la glace
US3362154A (en) * 1966-03-16 1968-01-09 Rolex Montres Watertight control device, with pushbutton, for timepiece
CH608160B (fr) * 1976-03-23 Boninchi Sa Couronne etanche de remontoir.
CH653205GA3 (ja) * 1982-07-09 1985-12-31
CH649185GA3 (ja) * 1983-07-08 1985-05-15
CH661174GA3 (ja) * 1985-07-10 1987-07-15
JPH09113637A (ja) * 1995-10-16 1997-05-02 Orient Watch Co Ltd 携帯用機械時計の手巻ゼンマイ構造
JP3496544B2 (ja) * 1998-04-17 2004-02-16 セイコーエプソン株式会社 ゼンマイ装置および時計
CN100513667C (zh) 2003-01-21 2009-07-15 吕德胜 一种网布刺绣贴花的加工方法
EP1676177B1 (fr) * 2003-10-21 2012-09-05 Richemont International S.A. Dispositif de commande a couronne-poussoir pour montre
JP4393837B2 (ja) * 2003-10-23 2010-01-06 セイコーインスツル株式会社 携帯時計
ATE457073T1 (de) * 2007-11-08 2010-02-15 Meco Sa Krone für uhr

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153379U (ja) * 1982-03-31 1983-10-13 松下電工株式会社 スリツプ機構
JPS5958380U (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 リズム時計工業株式会社 目安装置の目安合せ機構
EP1586960A1 (fr) * 2004-04-14 2005-10-19 Meco S.A. Couronne pour pièce d'horlogerie avec dispositif de débrayage

Also Published As

Publication number Publication date
KR20090048326A (ko) 2009-05-13
SG152179A1 (en) 2009-05-29
US8142070B2 (en) 2012-03-27
US7959352B2 (en) 2011-06-14
US20110176394A1 (en) 2011-07-21
CN101430539B (zh) 2012-06-06
JP5363784B2 (ja) 2013-12-11
DE602007001696D1 (de) 2009-09-03
ATE437388T1 (de) 2009-08-15
TW200931211A (en) 2009-07-16
KR101451990B1 (ko) 2014-10-21
US20090122657A1 (en) 2009-05-14
HK1132557A1 (en) 2010-02-26
EP2058714B1 (fr) 2009-07-22
CN101430539A (zh) 2009-05-13
EP2058714A1 (fr) 2009-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5363784B2 (ja) 解放機構を含む時計竜頭
JP4837656B2 (ja) 切り離し装置を具備する時計用の竜頭
JP5883910B2 (ja) 単方向歯車を有する時計用ホイールセット
CN101936346A (zh) 空间楔合式摩擦超越离合器
WO2009001636A1 (ja) 揺動軸受用外輪、揺動軸受、エアディスクブレーキ装置、および揺動軸受用外輪の嵌合構造
JP2009012870A (ja) ボビンの保持構造
CN100594309C (zh) 零碰撞弹簧钢球安全离合器
JP5632242B2 (ja) 出力軸機構および減速機付きモータ
CN105264244B (zh) 具有弹簧-球体配置的关节轴承
JP5331842B2 (ja) 腕時計用のクラウン
JP2007010655A (ja) 柔軟な伝達要素に適合した打鈴機構用制御装置を有する時計
JP7260446B2 (ja) 切換伝え車、自動巻機構、時計用ムーブメント及び時計
JP5004917B2 (ja) メカニカルシール
JP4828381B2 (ja) 継手
JP2005248998A (ja) 等速ジョイント
JP2008045577A (ja) 無循環ボールねじ
CN211525544U (zh) 用于医疗导引器的密封件以及包括该密封件的阀
WO2023074544A1 (ja) 摩擦式トルクリミッタを構成する外輪部材及び内輪部材並びに摩擦式トルクリミッタ
JP4177749B2 (ja) ガス管の封止構造
JP4737626B2 (ja) 回転体機構
JP2008128405A (ja) 等速自在継手
JP2006177439A (ja) 直動ワンウェイクラッチ
CN105914059A (zh) 一种用于无励磁分接开关的操作定位装置
JP2005337282A (ja) スナップリング
RU2003116296A (ru) Дверная петля (варианты)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5363784

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250