JP2009115364A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される消費電力量を表示することが可能な加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器1は操作部11と表示部13と調理データベース15と加熱源データベース16と制御部12とを備える。制御部12は、使用者が操作部11によって調理法および/または調理メニューを選択したとき、選択された調理法および/または調理メニューに基づいて、調理データベース15から、用いられる加熱源の各々の駆動時間を抽出し、加熱源データベース16から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出し、抽出された加熱源の駆動時間と単位時間当たりの消費電力値とを積算することによって、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量を演算し、その値を表示部13に表示させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、一般的には加熱調理器に関し、特定的には消費電力量を表示することが可能な加熱調理器に関するものである。
近年、省エネルギー意識の高まりにより、加熱調理器を使用した場合の消費電力量に関して使用者からメーカーへの問合せが増加している。また、従来の家庭用加熱調理器、特に複合調理機能を有する加熱調理器では、加熱調理中の出力変動が大きいので、使用者が取扱説明書等に記載の運転時間と定格消費電力から単純に消費電力量を計算した場合、実際の消費電力量に対して過大な計算値となっていた。
また、実際の消費電力量を知りたいという使用者の要求に対応するために、電源コンセントと加熱調理器の電源プラグとの間に接続可能な簡易電力計が市販されている。このような簡易電力計を用いて加熱調理器の実際の消費電力量を測定する場合、簡易電力計のコスト負担とともに、加熱調理器の設置場所によっては、簡易電力計の取り付け取り外しの作業が煩雑となる問題があった。
また、このような簡易電力計で表示可能な消費電力量の値は、その瞬間における消費電力である電力瞬時値である。加熱調理中の消費電力量は、電力瞬時値を経過時間にともなって積算するソフトウェアを使用すれば算出できる。また、その算出された消費電力量から予想電力料金を算出することも可能と考えられる。ただし、そのような簡易電力計は、あくまでも消費電力の実測値を表示するものであって、事前に予想消費電力量を表示するものではない。
一方、加熱調理器、特に電子レンジにおいては、調理メニューごとに、加熱源の運転時間と出力を加熱シーケンスとして記憶されている。使用者が、調理メニューを選択したときは、記憶された加熱シーケンスに従って、所定の出力で所定の運転時間、加熱源を運転し、調理を行う自動調理が採用されている。しかし、加熱シーケンスのデータに基づいて消費電力量の演算を行う機能は従来の電子レンジには備えられていないので、使用者が電子レンジによって所望の調理法または調理メニューを実行したときの電子レンジ単体の消費電力量を事前に知ることはできなかった。
なお、実開平3−82597号公報(特許文献1)には、主に産業用に用いられるマイクロ波加熱装置において、複数のマイクロ波発生機の出力の総和を表示できる電力表示器を設けたものが記載されている。
実開平3−82597号公報
加熱調理器は、家庭電気機器の中でも、消費電力が最大に近く、ほぼ毎日使用する程度の使用頻度であるにもかかわらず、複合機能を有する加熱調理器の実際の消費電力量を知ることは困難であった。
一方、家庭用電気機器の中で省エネルギー性能が問題となる空気調和機においては、(社)日本冷凍空調工業会規格(JRA4046:ルームエアコンディショナの期間消費電力量算出基準)に基づいて、期間消費電力量がカタログ等の販促物や取扱説明書などに表示されているため、使用者が機種ごとに調べて知ることができる。しかしながら、加熱調理器の場合は、空気調和機のように消費電力量算出基準が制定されていないため、使用者は消費電力量の目安となる値を知ることができないものと思われる。
なお、現在、電子レンジ等の加熱調理器のカタログと取扱説明書には、機器としての定格消費電力の値が記載されている。しかし、この定格消費電力の値は、使用時の最大消費電力の値であり、1000Wを越える場合が多い。また、加熱調理器では、実際に加熱調理時間を通じて絶えず一定の電力が消費されるわけではないので、加熱調理に要した消費電力量を簡単に知ることはできない。
加熱調理器の消費電力量を知ることが困難な要因として、加熱調理器の多機能化が挙げられる。マイクロ波を用いた加熱調理専用の単機能電子レンジにおいて、マグネトロンを一定出力で運転して加熱調理を行う場合、消費電力量は、ほぼ、マグネトロンの単位時間当たりの消費電力にマグネトロンの運転時間、すなわち、加熱調理時間を乗じたものとなり、比較的容易に算出可能である。
しかしながら、マイクロ波を用いた加熱調理においても、低出力で加熱調理を行う場合には、マグネトロンが断続的に駆動されるので、消費電力量を算出するためには、単純にマグネトロンの単位時間当たりの消費電力にマグネトロンの運転時間を乗じた計算を行うだけでなく、駆動率を考慮することも必要となる。
一方、加熱調理器の多機能化が普及価格帯の製品にまで波及していることから、マイクロ波を用いた加熱調理だけを行う単機能タイプの電子レンジを購入する場合よりも、グリルヒータを用いた加熱調理やコンベクション調理による電気ヒータを使用した熱風調理などの機能を持った複合調理タイプの電子レンジであるコンベクションオーブンレンジを購入して使用することが多くなっている。このような複合調理タイプの加熱調理器では、多様な加熱方式、多様な加熱調理時間が設定可能であるため、使用者が特定の調理を行うときに、必要な消費電力量を直感的に予想することは、大変困難となっている。
たとえば、ヒータを用いた加熱調理を例に挙げると、オーブン温度180℃で加熱調理する場合、ヒータのON−OFF制御により庫内温度が180℃を中心に上下に変動するように制御される。この場合、ヒータがOFFの時には消費電力が大きく減少するため、単純にヒータがONの時の単位時間当たりの消費電力を調理時間に乗じて消費電力量を計算すると、実際の消費電力量より、かなり大きく見積もってしまうことになる。
また、複数のヒータを切換えて使用する加熱調理器では、上ヒータのみをONする場合と下ヒータのみをONする場合がある。ヒータ別の消費電力は取扱説明書等には表示されていないので、使用者は直感的に実際の消費電力を予想することが困難である。
したがって、加熱調理時の実際に近い消費電力量を知りたいという使用者の要望に応えるためには、より綿密に消費電力量を表示する方法が必要である。
そこで、この発明の目的は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される消費電力量を表示することが可能な加熱調理器を提供することである。
この発明に従った加熱調理器は、操作部と、表示部と、調理データ記憶部と、加熱源データ記憶部と、制御部とを備える。操作部は、使用者が調理法および/または調理メニューを選択するためのものである。表示部は、調理情報を表示するためのものである。調理データ記憶部は、操作部によって使用者が選択することが可能な複数の調理法および/または調理メニューのそれぞれを実行するために必要とされる複数の加熱源の各々の駆動時間を記憶する。加熱源データ記憶部は、加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を記憶する。制御部は、使用者が操作部によって調理法および/または調理メニューを選択したとき、選択された調理法および/または調理メニューに基づいて、調理データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の駆動時間を抽出する。また、制御部は、使用者が操作部によって調理法および/または調理メニューを選択したとき、選択された調理法および/または調理メニューに基づいて、加熱源データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出する。そして、制御部は、抽出された加熱源の駆動時間と単位時間当たりの消費電力値とを積算することによって、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量を演算し、かつ、その予想消費電力量の値を表示部に表示させる。
このように構成することにより、使用者は、操作部によって調理法および/または調理メニューを選択したとき、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量が表示部に表示されるので、予想消費電力量を調理の実行前に知ることができる。
この発明の加熱調理器は、加熱源の各々の実際の駆動時間を計測するための計時部をさらに備え、操作部は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるための操作部分を含むことが好ましい。この場合、制御部は、使用者が操作部によって調理法および/または調理メニューを実行させたとき、実行された調理法および/または調理メニューに基づいて、加熱源データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出する。そして、制御部は、計時部によって計測された加熱源の各々の実際の駆動時間と、抽出された加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値とを積算することによって、調理法および/または調理メニューを実行するのに要する消費電力量を演算し、かつ、その消費電力量の値を表示部に表示させる。
このように構成することにより、使用者は、操作部によって調理法および/または調理メニューを実行させたとき、調理法および/または調理メニューを実行するのに要する実際の消費電力量が表示部に表示されるので、実際の消費電力量を調理の実行中または実行後に知ることができる。
また、この発明の加熱調理器においては、操作部は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件を設定するための操作部分を含み、調理データ記憶部は、調理条件に応じて変化する調理条件変数データを記憶する記憶部分を含むことが好ましい。この場合、制御部は、使用者が操作部によって選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件を設定したとき、選択された調理法および/または調理メニューに基づいて、調理データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の駆動時間を抽出し、加熱源データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出し、さらに、操作部によって設定された調理条件に基づいて、調理データ記憶部から、調理条件変数データを抽出する。そして、抽出された加熱源の駆動時間と単位時間当たりの消費電力値と調理条件変数データを用いて、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量を演算し、かつ、その予想消費電力量の値を表示部に表示させる。
このように構成することにより、使用者が操作部によって選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件を設定したとき、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量が表示部に表示されるので、予想消費電力量を調理の実行前に知ることができる。
上記のように構成された加熱調理器は、加熱源の各々の実際の駆動時間を計測するための計時部をさらに備え、操作部は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるための操作部分を含むことが好ましい。この場合、制御部は、使用者が操作部によって調理法および/または調理メニューを実行させたとき、実行された調理法および/または調理メニューに基づいて、加熱源データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出する。そして、制御部は、計時部によって計測された加熱源の各々の実際の駆動時間と、抽出された加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値と調理条件変数データを用いて、調理法および/または調理メニューを実行するのに要する消費電力量を演算し、かつ、その消費電力量の値を表示部に表示させる。
このように構成することにより、使用者は、操作部によって選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件を設定して、操作部によって調理法および/または調理メニューを実行させたとき、調理法および/または調理メニューを実行するのに要する実際の消費電力量が表示部に表示されるので、実際の消費電力量を調理の実行中または実行後に知ることができる。
以上のようにこの発明によれば、予想消費電力量を調理の実行前に知ることができるので、省エネルギーの観点から、調理法および/または調理メニューを選択・実行するための判断材料を得ることができる。
以下、この発明の一つの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一つの実施の形態としての加熱調理器の概略的な構成を示すブロック図である。
図1に示すように、加熱調理器1は、操作部11と、制御部(演算部)12と、表示部13と、加熱源駆動部14と、調理データ記憶部としての調理データベース15と、加熱源データ記憶部としての加熱源データベース16と、重量検知部17と、計時部18とを備える。
操作部11は、使用者がオーブン、グリルなどの調理法、および/または、ハンバーグ、グラタンなどの調理メニューを選択するためのものである。また、操作部11は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるための操作部分と、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件、たとえば、マイクロ波の強弱、オーブンの温度などを設定するための操作部分を含む。表示部13は、調理の進行状況、消費電力量などを表示するためのものである。加熱源駆動部14は、マイクロ波発生装置、上ヒータ、下ヒータ、過熱水蒸気発生装置などである。
図2は、調理データベースの概略的な構成の一例を模式的に示す図である。
図2に示すように、調理データ記憶部としての調理データベース15は、操作部11によって使用者が選択することが可能な複数の調理法および/または調理メニューのそれぞれを実行するために必要とされる、複数の加熱源の各々の駆動時間を記憶する、たとえば、マイクロ波発生装置、上ヒータ、下ヒータ、過熱水蒸気発生装置などの加熱源の各々の駆動時間を記憶する。また、調理データベース15は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件、たとえば、マイクロ波の強弱、オーブンの温度などに応じて変化する調理条件変数データを記憶する。
図3は、加熱源データベースの概略的な構成の一例を模式的に示す図である。
図3に示すように、加熱源データ記憶部としての加熱源データベース16は、加熱源、たとえば、マイクロ波発生装置、上ヒータ、下ヒータ、過熱水蒸気発生装置などの加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を記憶する。また、加熱源データベース16は、加熱源がOFFの時の消費電力値(冷却ファンモータ、オーブンランプなどの消費電力)、待機時の消費電力値などを記憶する。
なお、図1に示される重量検知部17は、たとえば、重量センサーであり、被加熱調理対象物の重量を検知する。計時部18は、加熱源の各々の実際の駆動時間を計測する。
以上のように構成された加熱調理器1において、たとえば、冷凍食品の解凍加熱、ハンバーグ、グラタンなどの自動調理メニューが選択された場合の制御部(演算部)12の動作について説明する。
まず、使用者が操作部11によって所望の自動調理メニューを選択する。そうすると、制御部12は、選択された調理メニューに基づいて、調理データベース15から、所定の加熱シーケンスに従って用いられる、一つの加熱源の駆動時間、または、複数の加熱源の各々の駆動時間を抽出する。また、制御部12は、加熱源データベース16から、用いられる、一つの加熱源の単位時間当たりの消費電力値、または、複数の加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出する。そして、制御部12は、抽出された加熱源の駆動時間と単位時間当たりの消費電力値とを積算することによって、選択された調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量を演算し、かつ、その予想消費電力量の値を表示部13に表示させる。
このように構成することにより、使用者は、操作部11によって調理法および/または調理メニューを選択したとき、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量が表示部13に表示されるので、たとえば、自動調理メニューを選択した場合に予想消費電力量を調理の実行前に知ることができる。
具体的な予想消費電力量の算出手順について、冷凍食品の解凍加熱を一例にして以下に説明する。
図4は、調理メニューとして冷凍食品の解凍加熱を実行する場合の加熱シーケンスの一例を示す図である。
図4に示すように、冷凍食品の解凍加熱を実行する場合の加熱シーケンスは、段階1から段階4までの4段階で構成されている。
図1と図4の(A)に示すように、最初の段階1では、解凍すべき冷凍食品の重量を重量検知部17としての、たとえば、重量センサーによって測定する。この測定重量に基づいて、制御部12は総加熱時間tを算出する。たとえば、組み込まれた自動調理プログラムでは、測定重量が200gのときは、所定の計算式により、750秒が総加熱時間tとして算出される。
さらに、この総加熱時間tを、実際に解凍加熱を行うために段階2〜4に割り当てる。具体的には、総加熱時間tを、段階2に(3/10)t、段階3に(5/10)t、段階4に(2/10)t、それぞれ割り当てる。この冷凍食品の解凍の例では、総加熱時間を750秒としたので、各段階の加熱時間は、段階2が225秒、段階3が375秒、段階4が150秒となる。以上のようにして、段階1で、後続の段階2〜4の加熱時間が決定される。
図4の(B)に示すように、冷凍食品の解凍加熱の段階2では、加熱源としてのマイクロ波発生装置による加熱のみを行う。マイクロ波発生装置のON時間5秒、OFF時間10秒の繰り返しの加熱シーケンスが225秒間行われることにより、冷凍食品が間欠的に加熱される。
次に、図4の(C)に示すように、冷凍食品の解凍加熱の段階3では、加熱源としてマイクロ波発生装置と上ヒータが併用される。マイクロ波発生装置による加熱では、マイクロ波発生装置のON時間4秒、マイクロ波発生装置のOFF時間11秒の繰り返しの加熱シーケンスが行われる。また、上ヒータによる加熱では、上ヒータのON時間4秒、上ヒータのOFF時間11秒の繰り返しの加熱シーケンスが行われる。
このとき、マイクロ波発生装置と上ヒータが同時に駆動されると、電源容量を超えた大電力が必要となるので、マイクロ波発生装置の駆動時期と上ヒータの駆動時期は、重複しないように設定されている。すなわち、図4の(C)に示すように、マイクロ波発生装置のON時間4秒の後、マイクロ波発生装置のOFF時間11秒の期間を利用して、上ヒータのON時間4秒を割り当て、上ヒータのON時間4秒の後、上ヒータのOFF時間11秒の期間を利用して、マイクロ波発生装置のON時間4秒を割り当てるという加熱シーケンスが行なわれる。段階3では、以上の繰り返しの加熱シーケンスが375秒間行われることにより、冷凍食品が間欠的に加熱される。
最後に、図4の(D)に示すように、冷凍食品の解凍加熱の段階4では、加熱源としてマイクロ波発生装置と下ヒータが併用される。マイクロ波発生装置による加熱では、マイクロ波発生装置のON時間3秒、マイクロ波発生装置のOFF時間12秒の繰り返しの加熱シーケンスが行われる。また、下ヒータによる加熱では、下ヒータのON時間3秒、下ヒータのOFF時間12秒の繰り返しの加熱シーケンスが行われる。
このとき、段階4でも、段階3と同様に、マイクロ波発生装置の駆動時期と下ヒータの駆動時期は、重複しないように設定されている。すなわち、図4の(D)に示すように、マイクロ波発生装置のON時間3秒の後、マイクロ波発生装置のOFF時間12秒の期間を利用して、下ヒータのON時間3秒を割り当て、下ヒータのON時間3秒の後、下ヒータのOFF時間12秒の期間を利用して、マイクロ波発生装置のON時間3秒を割り当てるという加熱シーケンスが行なわれる。段階4では、以上の繰り返しの加熱シーケンスが150秒間行われることにより、冷凍食品が間欠的に加熱される。
以上のように構成される加熱シーケンスに基づいた各加熱源の駆動時間が、図2に示されるような調理データベース15では、調理法・調理メニューの一例である「冷凍食品の解凍」に記憶されている。また、各加熱源の単位時間当たりの消費電力値が、図3に示されるような加熱源データベース16に記憶されている。
以下、消費電力量の算出例を示す。
段階2では、マイクロ波発生装置のON時間である5秒間は、図3に示されるように、1000Wの消費電力が発生し、マイクロ波発生装置のOFF時間である10秒間は、60Wの消費電力(冷却ファンモータ、オーブンランプ等の消費電力)が発生する。
間欠加熱を225秒間繰り返すと、マイクロ波発生装置のON時間は60秒、マイクロ波発生装置のOFF時間は165秒となるので、段階2の消費電力量は次のように算出される。
1000×60/3600+60×165/3600≒19.42(Wh)
段階3では、本段階の加熱単位となる15秒間において、マイクロ波発生装置のON時間である4秒間は、図3に示されるように、1000Wの消費電力が発生し、上ヒータのON時間である4秒間は、500Wの消費電力が発生する。両方の加熱源がOFFである7秒間は、60Wの消費電力(冷却ファンモータ、オーブンランプ等の消費電力)が発生する。
間欠加熱を375秒間繰り返すと、25回の加熱単位を繰り返すことになり、マイクロ波発生装置のON時間は100秒、上ヒータのON時間は100秒、両方の加熱源のOFF時間は175秒となるので、段階3の消費電力量は次のように計算される。
(1000×100+500×100+60×175)/3600≒44.59(Wh)
段階4では、本段階の加熱単位となる15秒間において、マイクロ波発生装置のON時間である3秒間は、図3に示されるように、1000Wの消費電力が発生し、下ヒータのON時間である3秒間は、750Wの消費電力が発生する。両方の加熱源がOFFである9秒間は、60Wの消費電力(冷却ファンモータ、オーブンランプ等の消費電力)が発生する。
間欠加熱を150秒間繰り返すと、10回の加熱単位を繰り返すことになり、マイクロ波発生装置のON時間は30秒、上ヒータのON時間は30秒、両方の加熱源のOFF時間は90秒となるので、段階4の消費電力量は次のように計算される。
(1000×30+500×30+60×90)/3600≒16.08(Wh)
以上の各段階の計算から、この実施例の解凍処理の予想消費電力量は、ほぼ
19.42+44.59+16.08=80.09(Wh)
と予想することができる。
以上の実施例では、使用者は、実際に加熱調理を行うことなく、約12分30秒の加熱時間と約80Whの消費電力量によって、200グラムの冷凍食品の解凍を行うことを知ることができる。
もし、加熱調理器を使用せずに自然解凍を行えば、解凍所要時間は、約12分30秒の加熱時間と比較してかなり長くなるが、消費電力は発生しない。本発明によれば、加熱調理器を使用した場合、消費電力量が約80Whであることを調理の実行前に知ることができるので、使用者は、利便性と約80Whの省エネルギーの比較により、自然解凍、または、加熱調理器による解凍のいずれの解凍手順を採用するかを決定することができる。
また、以上の加熱シーケンスによる解凍の所要時間を短縮する目的で、マイクロ波発生装置と上ヒータおよび下ヒータの全体のON時間のOFF時間に対する比率を高めることにより、より多くの熱量を冷凍食品に与える高速加熱シーケンスによる解凍が知られている。しかし、加熱時間を短縮する代償として、加熱効率が低下し、消費電力量が増大する結果となる。この場合も、使用者は、実際に加熱調理を行うことなく、所要時間と消費電力量を知ることができるので、自然解凍、通常の加熱シーケンスによる解凍、または、高速加熱シーケンスによる解凍のいずれの解凍手順を採用するかを具体的なデータに基づいて判断することができる。
このように、従来は、解凍された食品の解凍手順による食感の違いが、自然解凍、通常解凍、または、高速解凍のいずれを選択するかの判断要因となっていたが、本実施例によれば、解凍加熱に要する所要時間と省エネルギーの両面から、いずれの解凍手順を採用するかを決定することができる。
次に、図1〜図3に示される加熱調理器1において、たとえば、冷凍食品の解凍加熱、ハンバーグ、グラタンなどの自動調理メニューを実行した場合の制御部(演算部)12の動作について説明する。
図1に示すように、まず、使用者が操作部11によって所望の自動調理メニューを選択して実行させる。そうすると、制御部12は、実行された調理メニューに基づいて、加熱源データベース16から、用いられる、一つの加熱源の単位時間当たりの消費電力値、または、複数の加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出する。そして、制御部12は、計時部18によって計測された加熱源の各々の実際の駆動時間と、抽出された加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値とを積算することによって、調理メニューを実行するのに要する実際の消費電力量を演算し、かつ、その消費電力量の値を表示部13に表示させる。
このように構成することにより、使用者は、操作部11によって調理法および/または調理メニューを実行させたとき、調理法および/または調理メニューを実行するのに要する実際の消費電力量が表示部13に表示されるので、たとえば、自動調理メニューを実行した場合に実際の消費電力量を調理の実行中または実行後に知ることができる。
次に、図1〜図3に示される加熱調理器1において、たとえば、オーブン、グリルなどの調理法を用いる手動調理を選択した場合の制御部(演算部)12の動作について説明する。
まず、使用者が操作部11によって所望の調理法を選択するとともに、所望の調理法を実行させるための調理条件、たとえば、マイクロ波の強弱、オーブンの温度などを設定する。そうすると、制御部12は、選択された調理法に基づいて、調理データベース15から、所定の加熱シーケンスに従って用いられる、一つの加熱源の駆動時間、または、複数の加熱源の各々の駆動時間を抽出する。また、制御部12は、加熱源データベース16から、用いられる、一つの加熱源の単位時間当たりの消費電力値、または、複数の加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出する。さらに、制御部12は、調理データベース15から、操作部11によって設定された調理条件に基づいて、たとえば、マイクロ波の強弱、オーブンの温度などに応じて変化する調理条件変数データを抽出する。そして、制御部12は、抽出された加熱源の駆動時間と単位時間当たりの消費電力値と調理条件変数データを用いることによって、選択された調理法を実行するのに要すると予想される予想消費電力量を演算し、かつ、その予想消費電力量の値を表示部13に表示させる。
このように構成することにより、使用者は、操作部11によって調理法および/または調理メニューを選択したとき、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量が表示部13に表示されるので、たとえば、手動調理を選択した場合にも予想消費電力量を調理の実行前に知ることができる。
次に、図1〜図3に示される加熱調理器1において、たとえば、オーブン、グリルなどの調理法を用いる手動調理を実行した場合の制御部(演算部)12の動作について説明する。
まず、使用者が操作部11によって所望の調理法を選択するとともに、所望の調理法を実行させるための調理条件、たとえば、マイクロ波の強弱、オーブンの温度などを設定して、実行させる。そうすると、制御部12は、選択された調理法に基づいて、加熱源データベース16から、用いられる、一つの加熱源の単位時間当たりの消費電力値、または、複数の加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出する。そして、制御部12は、計時部18によって計測された加熱源の各々の実際の駆動時間と、抽出された加熱源の単位時間当たりの消費電力値と調理条件変数データを用いることによって、選択された調理法を実行するのに要する実際の消費電力量を演算し、かつ、その消費電力量の値を表示部13に表示させる。
このように構成することにより、使用者は、操作部11によって選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件を設定して、操作部11によって調理法および/または調理メニューを実行させたとき、調理法および/または調理メニューを実行するのに要する実際の消費電力量が表示部13に表示されるので、たとえば、手動調理を実行した場合にも実際の消費電力量を調理の実行中または実行後に知ることができる。
具体的な実際の消費電力量の算出手順について、所定の加熱シーケンス以外の手動加熱調理の操作時を一例にして以下に説明する。
図5は、手動加熱調理の操作時における具体的な実際の消費電力量の算出手順の一例を示すフローチャートである。
図1と図5に示すように、ステップS1にて、操作部11により加熱調理を開始する。
ステップS2にて、制御部12は、所望の選択された手動加熱調理の調理法がマイクロ波発生装置による加熱を必要とするのかどうかを判定する。マイクロ波発生装置を用いた加熱調理が行われる場合、ステップS3にて制御部12から加熱源駆動部14に制御信号が出力され、マイクロ波発生装置がONにされ、ステップS4にてマイクロ波発生装置がON状態になる。そして、ステップS13において、マイクロ波発生装置による消費電力量が駆動時間の経過にともなって積算によって算出される。たとえば、マイクロ波発生装置の単位時間当たりの消費電力が1000Wとすると、1000W×駆動時間で消費電力量が算出される。マイクロ波発生装置がOFFにされる場合はステップS5に移行する。
ステップS2にて、制御部12は、所望の選択された手動加熱調理の調理法がヒータによる加熱を必要とするのかどうかを判定する。ヒータによる加熱を必要とする場合、ステップS7にて、制御部12は、上ヒータと下ヒータの両方を駆動するのかどうかを判定する。上ヒータと下ヒータの両方を駆動しない場合には、ステップS8にて、上ヒータのみを駆動するのかどうかを判定する。
下ヒータを用いた加熱調理が行われる場合、ステップS9にて制御部12から加熱源駆動部14に制御信号が出力され、下ヒータがONにされ、下ヒータがON状態になる。そして、ステップS13において、下ヒータによる消費電力量が駆動時間の経過にともなって積算によって算出される。たとえば、下ヒータの単位時間当たりの消費電力が750Wとすると、750W×駆動時間で消費電力量が算出される。
上ヒータを用いた加熱調理が行われる場合、ステップS10にて制御部12から加熱源駆動部14に制御信号が出力され、上ヒータがONにされ、上ヒータがON状態になる。そして、ステップS13において、上ヒータによる消費電力量が駆動時間の経過にともなって積算によって算出される。たとえば、上ヒータの単位時間当たりの消費電力が500Wとすると、500W×駆動時間で消費電力量が算出される。
そして、上ヒータと下ヒータを用いた加熱調理が行われる場合、ステップS11にて制御部12から加熱源駆動部14に制御信号が出力され、上ヒータと下ヒータがONにされ、上ヒータと下ヒータがON状態になる。そして、ステップS13において、上ヒータと下ヒータによる消費電力量が駆動時間の経過にともなって積算によって算出される。たとえば、上ヒータの単位時間当たりの消費電力が500W、下ヒータの単位時間当たりの消費電力が750Wとすると、(500W+750W)×駆動時間で消費電力量が算出される。
なお、ヒータがOFFにされる場合はステップS12に移行する。そして、ステップS13において、ヒータがOFFにされる場合は、単位時間当たり60Wの消費電力(冷却ファンモータ、オーブンランプ等の消費電力)が発生するので、消費電力量が駆動時間の経過にともなって積算によって算出される。
以上のようにして算出された消費電力量は、時間の経過に伴って順次加算され、ステップS14にて、加熱調理の実行中に表示部13に表示される。
ステップS15にて加熱調理が終了すると、ステップS16にて加熱源の駆動が停止する。
なお、待機中(コントロールパネルのみON時)の消費電力量(0.5Wに待機時間を積算したもの)や加熱調理中の消費電力量を順次加算した値をフラッシュメモリーなどの不揮発性記憶媒体に記憶するように構成すれば、1日の消費電力量や1ヶ月単位の消費電力量、1年単位の消費電力量、あるいは、使用者の購入時以来の積算消費電力量を表示することが可能となるので、省エネルギーの観点からより好ましい。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
この発明の一つの実施の形態としての加熱調理器の概略的な構成を示すブロック図である。 調理データベースの概略的な構成の一例を模式的に示す図である。 加熱源データベースの概略的な構成の一例を模式的に示す図である。 調理メニューとして冷凍食品の解凍加熱を実行する場合の加熱シーケンスの一例を示す図である。 手動加熱調理の操作時における具体的な実際の消費電力量の算出手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1:加熱調理器、11:操作部、12:制御部、13:表示部、14:加熱源駆動部、15:調理データベース、16:加熱源データベース、18:計時部。

Claims (4)

  1. 使用者が調理法および/または調理メニューを選択するための操作部と、
    調理情報を表示するための表示部と、
    前記操作部によって使用者が選択することが可能な複数の調理法および/または調理メニューのそれぞれを実行するために必要とされる複数の加熱源の各々の駆動時間を記憶する調理データ記憶部と、
    前記加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を記憶する加熱源データ記憶部と、
    使用者が前記操作部によって調理法および/または調理メニューを選択したとき、選択された調理法および/または調理メニューに基づいて、前記調理データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の駆動時間を抽出し、前記加熱源データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出し、抽出された加熱源の駆動時間と単位時間当たりの消費電力値とを積算することによって、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量を演算し、かつ、その予想消費電力量の値を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備えた、加熱調理器。
  2. 前記加熱源の各々の実際の駆動時間を計測するための計時部をさらに備え、
    前記操作部は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるための操作部分を含み、
    前記制御部は、使用者が前記操作部によって調理法および/または調理メニューを実行させたとき、実行された調理法および/または調理メニューに基づいて、前記加熱源データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出し、前記計時部によって計測された加熱源の各々の実際の駆動時間と、抽出された加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値とを積算することによって、調理法および/または調理メニューを実行するのに要する消費電力量を演算し、かつ、その消費電力量の値を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記操作部は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件を設定するための操作部分を含み、
    前記調理データ記憶部は、前記調理条件に応じて変化する調理条件変数データを記憶する記憶部分を含み、
    前記制御部は、使用者が前記操作部によって選択した調理法および/または調理メニューを実行させるために変更可能な調理条件を設定したとき、選択された調理法および/または調理メニューに基づいて、前記調理データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の駆動時間を抽出し、前記加熱源データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出し、さらに、前記操作部によって設定された調理条件に基づいて、前記調理データ記憶部から、調理条件変数データを抽出し、抽出された加熱源の駆動時間と単位時間当たりの消費電力値と調理条件変数データを用いて、選択された調理法および/または調理メニューを実行するのに要すると予想される予想消費電力量を演算し、かつ、その予想消費電力量の値を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記加熱源の各々の実際の駆動時間を計測するための計時部をさらに備え、
    前記操作部は、使用者が選択した調理法および/または調理メニューを実行させるための操作部分を含み、
    前記制御部は、使用者が前記操作部によって調理法および/または調理メニューを実行させたとき、実行された調理法および/または調理メニューに基づいて、前記加熱源データ記憶部から、用いられる加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値を抽出し、前記計時部によって計測された加熱源の各々の実際の駆動時間と、抽出された加熱源の各々の単位時間当たりの消費電力値と調理条件変数データを用いて、調理法および/または調理メニューを実行するのに要する消費電力量を演算し、かつ、その消費電力量の値を前記表示部に表示させる、請求項3に記載の加熱調理器。
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