JP2008173152A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時の積算電力を報知する機能を有する炊飯器において、より実際の使用状態に近い条件での加熱手段に供給される電力の積算値の推定値を特別な操作をすることなく、調理終了前に知ることができる炊飯器を提供する。
【解決手段】炊飯器本体内に米と水を入れる鍋1を着脱自在に収納し、この鍋1を加熱手段2により加熱し、炊飯開始を指示する炊飯開始手段9からの入力と複数の炊飯条件から1つの条件を選択する条件選択手段8によって選択された条件に基づいて、制御手段11により加熱手段2を制御する。炊飯時積算電力推定手段13により条件選択手段8によって選択された条件に応じた炊飯時の積算電力を推定し、炊飯器の状態を報知する表示手段3により、炊飯時積算電力推定手段13からの出力を報知するよう構成する。
【選択図】図1
【解決手段】炊飯器本体内に米と水を入れる鍋1を着脱自在に収納し、この鍋1を加熱手段2により加熱し、炊飯開始を指示する炊飯開始手段9からの入力と複数の炊飯条件から1つの条件を選択する条件選択手段8によって選択された条件に基づいて、制御手段11により加熱手段2を制御する。炊飯時積算電力推定手段13により条件選択手段8によって選択された条件に応じた炊飯時の積算電力を推定し、炊飯器の状態を報知する表示手段3により、炊飯時積算電力推定手段13からの出力を報知するよう構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、使用時の積算電力を報知する機能を有する炊飯器に関するものである。
従来、この種の炊飯器としては、使用時の積算電力を報知する加熱調理器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−135741号公報
しかしながら、前記従来の加熱調理器においては、使用時点での正確な電力は出力されるが、調理開始から終了までどれほどの電力を使用するかは、使用前に知ることはできず、また炊飯器のように自動的に保温に移行するような場合には、炊飯終了直後に使用者がいちいち操作したり、確認をしたりしなければ知ることはできなかった。
また、取り扱い説明書やカタログなどでおおよその使用時の積算電力を知ることはできるが、その値は特定の条件を想定した値であり、使用者の実際の使用状態に必ずしも一致するものではなかった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、より実際の使用状態に近い条件での加熱手段に供給される電力の積算値の推定値を特別な操作をすることなく、調理終了前に知ることができる炊飯器を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、炊飯器本体内に米と水を入れる鍋を着脱自在に収納し、この鍋を加熱手段により加熱し、炊飯開始を指示する炊飯開始手段からの入力と複数の炊飯条件から1つの条件を選択する条件選択手段によって選択された条件に基づいて、制御手段により加熱手段を制御し、炊飯時積算電力推定手段により条件選択手段によって選択された条件に応じた炊飯時の積算電力を推定し、炊飯器の状態を報知する報知手段により、炊飯時積算電力推定手段からの出力を報知するよう構成したものである。
これにより、使用者は、より実際の使用状態に近い条件での炊飯開始から炊飯終了までの電力の積算値を知ることができ、省エネルギーに役立てたり、光熱費の節約に役立てたり、状況判断をしながら炊飯条件を選択することができる。
本発明の炊飯器は、使用者が、実際の使用状態に応じた炊飯開始から炊飯終了までの電力の積算値を事前に知ることができ、状況判断をしながら炊飯することができる。
第1の発明は、炊飯器本体内に着脱自在に収納され米と水を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、複数の炊飯条件から1つの条件を選択する条件選択手段と、炊飯開始を指示する炊飯開始手段と、前記炊飯開始手段からの入力と前記条件選択手段によって選択された条件に基づいて前記加熱手段を制御する制御手段と、前記条件選択手段によって選択された条件に応じた炊飯時の積算電力を推定する炊飯時積算電力推定手段と、炊飯器の状態を報知する報知手段とを備え、前記報知手段により、前記炊飯時積算電力推定手段からの出力を報知するよう構成したものであり、使用者は、実際の使用状態に近い条件での炊飯開始から炊飯終了までの電力の積算値を事前に知ることができ、省エネルギーに役立てたり、光熱費の節約に役立てたり、状況判断をしながら炊飯することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、条件選択手段により炊飯終了後に自動で保温を行う条件が選択されている場合に、保温時の積算電力推定手段を推定する保温時積算電力推定手段を備え、前記保温時積算電力推定手段の出力を報知するようにしたものであり、保温時の積算電力も考慮した上で、省エネルギーに役立てたり、光熱費の節約に役立てたり、状況判断をしながら炊飯することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、調理物の状態を検知する状態検知手段を備え、前記状態検知手段の出力に応じて、炊飯時積算電力推定手段または保温時積算電力推定手段の出力を変化するようにしたものであり、使用環境に応じてより正確な積算電力の推定値を得ることができる。
第4の発明は、上記第1〜3のいずれか1つの発明において、炊飯開始から炊飯終了までの積算電力を計算する炊飯時積算電力計算手段を備え、前記炊飯時積算電力計算手段の出力に応じて、炊飯時積算電力推定手段による出力を変化するようにしたものであり、実際の測定結果からより使用状態に応じた炊飯時の積算電力の推定値を得ることができる。
第5の発明は、上記第2〜4のいずれか1つの発明において、保温開始から保温終了までの積算電力を計算する保温時積算電力計算手段を備え、前記保温時積算電力計算手段の出力に応じて、保温時積算電力推定手段による出力を変化するようにしたものであり、実際の測定結果からより使用状態に応じた保温時の積算電力の推定値を得ることができる。
第6の発明は、上記第1〜5のいずれか1つの発明において、炊飯時積算電力推定手段または保温時積算電力推定手段からの出力を電気料金に換算する電気料金換算手段を備え、前記電気料金換算手段からの出力を報知するようにしたものであり、光熱費として使用者がより分かりやすくなる。
第7の発明は、上記第6の発明において、電気料金換算手段の設定を変更する料金設定手段を備え、前記料金設定手段により、前記電気料金換算手段からの出力を変化するようにしたものであり、そのときの料金表に応じたより正確な値を知ることができる。
第8の発明は、上記第6または第7の発明において、炊飯器本体外部と通信する第1の通信手段を備え、前記第1の通信手段により電気料金換算手段からの出力を変化するようにしたものであり、より正確なそのときの料金表に応じた正確な値を知ることができる。
第9の発明は、上記第1〜8のいずれか1つの発明において、炊飯器本体外部と通信する第2の通信手段を備え、前記第2の通信手段により炊飯時積算電力計算手段または保温時積算電力計算手段の出力あるいは電気料金換算手段からの出力を炊飯器本体外部へ通信するようにしたものであり、データの管理や電気料金の換算を炊飯器以外の手段ですることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における炊飯器のブロック図を示すものである。
図1は本発明の実施の形態1における炊飯器のブロック図を示すものである。
図1に示すように、鍋1は米、水などの調理物を入れるもので、炊飯器本体(図示せず)に着脱自在に収納し、この鍋1を加熱手段2により加熱するようにしている。表示手段(報知手段)3は、メニューを表示するメニュー表示手段4と時刻等を表示するその他表示手段5とを有し、LCDやLEDで構成している。操作部7は、複数のメニュー(炊飯条件)から1つのメニュー(条件)を選択する条件選択手段8と、選択されたメニューで炊飯開始を指示する炊飯開始手段9と、炊飯や保温を終了させる取消手段10とを有し、キースイッチで構成している。シーケンス記憶手段12は、選択されたメニューに応じたメニュー毎のシーケンスを記憶している。炊飯時積算電力推定手段13は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたコース毎の積算電力を推定するものである。制御手段11は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御するとともに、炊飯時積算電力推定手段13からの出力に応じて表示手段3に表示するようにし、マイクロコンピュータおよび周辺回路で構成している。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段11は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、メニューに応じた炊飯時積算電力推定手段13の出力をその他の表示手段5に表示する。例えば、選択されたメニューが白米の場合は約310Wh、すしめしの場合は約280Whというように表示する。
その後、使用者は炊飯開始手段9を操作して炊飯を開始すると、制御手段11は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯を行う。
以上のように本実施の形態においては、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じた積算電力を推定する炊飯時積算電力推定手段13に応じた表示を行うようにしていることにより、使用者は条件選択手段8によって自ら設定したメニュー(条件)に応じた炊飯時の積算電力の推定値を調理開始前あるいは調理開始時点で得ることができるため、実際の使用状態における電力の積算値の推定値を知ることができ、省エネルギーに役立てたり、光熱費の節約に役立てたり、状況判断をしながら炊飯することができる。
なお、本実施の形態においては、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じた積算電力を推定する炊飯時積算電力推定手段13に応じた表示を行うようにしているが、条件選択手段8によって設定されるものであれば、炊き上がり予定の時間といったようなものでもよく、また、調理物の量や室温など条件選択手段8で選択されない条件については、それらのうちの特定条件の時の値で表示するようにしているが、複数の条件での値や幅を持って表示するようにしてもよいし、使用者が条件を選択して表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、炊飯時積算電力推定手段13に応じた表示を条件選択手段8で条件を選択してから表示をするようにしているが、条件選択手段8を操作する前でも、そのまま炊飯開始手段9を操作した場合に開始する条件に応じて表示するようにしてもよいし、炊飯開始手段9が操作されてから一定の期間のみ表示するようにしてもよいし、他の情報と交互に表示したり、前後して表示するようにしてもよいし、使用者が選択して表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、炊飯時の積算電力を約310Whといった数字で報知するようにしているが、電力量の目安がわかる方法であればよく、点の数や絵で示してもよいし、音声などで報知してもよい。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2における炊飯器のブロック図を示すものである。
図2は本発明の実施の形態2における炊飯器のブロック図を示すものである。
図2に示すように、保温時積算電力推定手段21は、保温時の積算電力を推定するものであり、制御手段22は、条件選択手段8によって選択されたメニュー(条件)に応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯時積算電力推定手段13からの出力に応じて表示手段3に表示させるとともに、条件選択手段8によって選択されたメニューが炊飯終了後に自動で保温を行うメニューである場合に、保温時積算電力推定手段21からの出力に応じて、表示手段3に表示するようにし、マイクロコンピュータおよび周辺回路で構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段22は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、メニューに応じた炊飯時積算電力推定手段13の出力をその他の表示手段3に30whというように表示する。さらに、選択されたメニューが白米などのように炊飯終了後に自動的に保温に移行する場合、保温時積算電力推定手段21の出力を表示手段3に表示し、おかゆやお手入れ機能などが選択されている場合は、保温時の積算電力の推定値を表示しない。
以上のように、本実施の形態においては、条件選択手段8によって選択されたメニュー(条件)に応じた積算電力を推定する炊飯時積算電力推定手段13と保温時積算電力推定手段21に応じた表示を行うようにしていることにより、使用者は条件選択手段8によって自ら設定した条件に応じた炊飯時および保温時の積算電力の推定値を得ることができるため、実際の使用状態における電力の積算値の推定値を知ることができ、省エネルギーに役立てたり、光熱費の節約に役立てたり、状況判断をしながら炊飯や保温をすることができる。
なお、本実施の形態では、保温時の積算電力を30whといった数字で報知するようにしているが、電力量の目安がわかる方法であればよく、点の数や絵で示してもよいし、音声などで報知してもよい。また、前回と同じ条件の場合や、最初の3時間、12時間といった時間や3CUPや2CUPといった調理物の量など特定の条件において推定される積算電力を表示してもよいし、その条件を表示するようにしてもよいし、使用者が選択できるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、保温時の積算電力の推定値を炊飯開始前後に報知するようにしているが、保温開始時や保温中にそれ以降の保温時の積算電力の推定値を報知するようにしてもよい。
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3における炊飯器のブロック図を示すものである。
図3は本発明の実施の形態3における炊飯器のブロック図を示すものである。
図3に示すように、炊飯量判定手段31は鍋1内の調理物の量を判定するものであり、温度検知手段32は鍋1内の温度を検知するものであり、これら炊飯量判定手段31と温度検知手段32とで調理物の状態を検知する状態検知手段を構成している。この状態検知手段の出力に応じて炊飯時積算電力推定手段33の出力を変化するようにしている。すなわち、炊飯時積算電力推定手段33は、条件選択手段8によって選択されたメニュー(条件)と炊飯量判定手段31と温度検知手段32の出力に応じた積算電力を推定するようにしている。制御手段34は、条件選択手段8によって選択されたメニュー(条件)に応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯時積算電力推定手段33からの出力に応じて表示手段3に表示させるようにし、マイクロコンピュータおよび周辺回路で構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段34は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、選択されたメニューと、炊飯量判定手段31と温度検知手段32の出力に応じた炊飯時積算電力推定手段33の出力をその他の表示手段5に表示する。例えば、選択されたメニューが白米の場合で、炊飯量判定手段31の出力が5CUP、温度検知手段32の出力が20℃の場合は、約310Wh、10CUPで20℃の場合には約440Wh、10CUPで5℃の場合には、約470Whというように表示する。
その後、使用者は炊飯開始手段9を操作して炊飯を開始すると、制御手段34は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたシーケンスを、シーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯を行う。
以上のように、本実施の形態においては、調理物の状態を検知する状態検知手段を備え、状態検知手段の出力に応じて炊飯時積算電力推定手段33の出力を変化するようにしたことにより、使用環境に応じてより正確な積算電力の推定値を得ることができる。
なお、本実施の形態では、調理物の状態を検知する対象として、炊飯量と鍋1内の温度としているが、室温や水温、電源電圧、浸し時間、現在時刻といったものでもよく、必ずしも全てが必要ではない。
また、本実施の形態においては、炊飯時の積算電力の推定値のみとしているが、保温時の積算電力の推定値も同様に状態検知手段の出力に応じて変化するようにしてもよく、対象とする状態検知手段の出力も炊飯時と同一である必要はないことは明らかである。
(実施の形態4)
図4は本発明の実施の形態4における炊飯器のブロック図を示すものである。
図4は本発明の実施の形態4における炊飯器のブロック図を示すものである。
図4に示すように、炊飯時積算電力計算手段41は、炊飯開始から炊飯終了までの積算電力を炊飯時間と加熱手段の動作時間から計算するようにし、この炊飯時積算電力計算手段41の出力に応じて、炊飯時積算電力推定手段42による出力を変化するようにしている。すなわち、炊飯時積算電力推定手段42は、過去の炊飯時積算電力計算手段41の出力と条件選択手段8によって選択されたメニュー(条件)と炊飯量判定手段31と温度検知手段32の出力に応じた積算電力を推定するようにしている。制御手段43は、条件選択手段8によって選択された米種およびメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御するとともに、炊飯時積算電力推定手段42からの出力に応じて表示手段3に表示させるようにし、マイクロコンピュータおよび周辺回路で構成している。他の構成は上記実施の形態3と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段43は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、選択されたメニューと、炊飯量判定手段31と温度検知手段32の出力と、過去の炊飯時積算電力計算手段41の出力に応じた炊飯時の積算電力推定手段の出力をその他の表示手段5に表示する。例えば、選択されたメニューが白米の場合で、炊飯量判定手段31の出力が5CUP、温度検知手段32の出力が20℃の場合で、前回が440Wh、前々回が435Wh、その前が436Whであった場合は、平均して約437Whというように表示する。
その後、使用者は炊飯開始手段9を操作して炊飯を開始すると、制御手段43は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯を行い、炊飯時積算電力計算手段41は、炊飯時間と、加熱手段の累計動作時間時間から炊飯時の積算電力を計算する。
以上のように、本実施の形態においては、炊飯開始から炊飯終了までの積算電力を計算する炊飯時積算電力計算手段41を備え、炊飯時積算電力計算手段41の出力に応じて、炊飯時積算電力推定手段42による出力を変化するようにしたことにより、実際の測定結果からより正確な炊飯時の積算電力の推定値を得ることができる。
なお、本実施の形態では、炊飯時の積算電力推定手段42は、条件選択手段8によって選択されたメニューと炊飯量判定手段31と温度検知手段32の出力と応じた積算電力を過去の炊飯時積算電力計算手段41の出力を単純平均して推定するようにしているが、過去の条件と一致しない場合においても、条件の近いものから推定するようにしてもよいし、過去の条件との一致する度合いを表示するようにしてもよいし、使用開始初期など過去の条件が少ない場合は、あらかじめ設定しておいた値を過去の値の一つとしてもよい。また、単純平均するのではなく、推定の対象となる回数を制限するとか、重みづけをするなどして、古い計測結果より新しい計測結果を優先するようにしてもよく、また一定の範囲を超える計測結果を除外するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、炊飯時積算電力計算手段41は、炊飯時間と加熱手段2の動作時間から計算するようにしているが、電圧や室温といったものを考慮するようにしてもよいし、加熱手段2へ流れる電流を計測するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、過去の炊飯時積算電力計算手段41の出力に応じて、今回の炊飯時積算電力を推定して報知するようにしているが、炊飯中に現在の炊飯時積算電力計算手段41の結果に応じて、適宜変更していくようにしてもよい。
(実施の形態5)
図5は本発明の実施の形態5における炊飯器のブロック図を示すものである。
図5は本発明の実施の形態5における炊飯器のブロック図を示すものである。
図5に示すように、保温時積算電力計算手段51は、保温開始から保温終了までの積算電力を保温時間と加熱手段の動作時間から計算するようにし、この保温時積算電力計算手段51の出力に応じて、保温時積算電力推定手段52による出力を変化するようにしている。すなわち、保温時積算電力推定手段52は、過去の保温時積算電力計算手段51の出力と条件選択手段8によって選択されたメニュー(条件)と炊飯量判定手段31と温度検知手段32の出力に応じた積算電力を推定するようにしている。制御手段53は、条件選択手段8によって選択された米種およびメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御するとともに、コース選択手段8によって選択されたメニューが炊飯終了後に自動で保温を行うメニューである場合に、保温時積算電力推定手段52からの出力に応じて表示手段3に表示させるようにし、マイクロコンピュータおよび周辺回路で構成している。他の構成は上記実施の形態3と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段53は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、選択されたメニューと、炊飯量判定手段31と温度検知手段32の出力と、過去の保温時積算電力計算手段51の出力に応じた保温時の積算電力推定手段の出力をその他の表示手段5に表示する。例えば、選択されたメニューが白米の場合で、炊飯量判定手段31の出力が5CUP、温度検知手段32の出力が20℃の場合で、単位時間あたりで前回が40Wh、前々回が45Wh、その前が43Whであった場合は、平均して約43Whというように表示する。
その後、使用者は炊飯開始手段9を操作して炊飯を開始すると、制御手段53は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯および保温を行い、保温時積算電力計算手段51は、保温時間と、加熱手段2の累計動作時間時間から保温時の積算電力を計算する。
以上のように、本実施の形態においては、保温開始から保温終了までの積算電力を計算する保温時積算電力計算手段51を備え、保温時積算電力計算手段51の出力に応じて、保温時積算電力推定手段52による出力を変化するようにしたことにより、実際の測定結果からより正確な保温時の積算電力の推定値を得ることができる。
なお、本実施の形態において、保温時積算電力推定手段52は、条件選択手段8によって選択されたメニューと炊飯量判定手段31と温度検知手段32の出力と応じた積算電力を過去の保温時積算電力計算手段51の出力を単純平均して推定するようにしているが、過去の条件と一致しない場合においても、条件の近いものから推定するようにしてもよいし、過去の条件との一致する度合いを表示するようにしてもよいし、使用開始初期など過去の条件が少ない場合は、あらかじめ設定しておいた値を過去の値の一つとしてもよい。また、単純平均するのではなく、推定の対象となる回数を制限するとか、重みづけをするなどして、古い計測結果より新しい計測結果を優先するようにしてもよく、また一定の範囲を超える計測結果を除外するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、保温時積算電力計算手段51は、保温時間と加熱手段2の動作時間から計算するようにしているが、加熱手段2へ流れる電流を計測するようにしてもよいし、電圧や室温、昼間や夜間といった使用する時間帯といったものを考慮するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、単位時間あたりの消費電力を表示するようにしているが、3時間120whというように時間と電力を同時に表示するようにしてもよいし、1時間:30wh、2時間:65whというように複数の時間と電力を表示するようにしてもよいし、時間を使用者が選択できるようにしてもよい。
また、本実施の形態において、過去の保温時積算電力計算手段51の出力に応じて、今回の保温時積算電力を推定して報知するようにしているが、保温中に現在の保温時積算電力計算手段51の結果に応じて、適宜変更していくようにしてもよい。
また、本実施の形態において、選択されたメニューが炊飯終了後に自動で保温を行わないメニューの場合に、保温時の積算電力の推定値は報知しないようにしているが、かわりに炊飯終了後に保温していなくても消費する消費電力の推定値を表示するようにしてもよい。
(実施の形態6)
図6は本発明の実施の形態6における炊飯器のブロック図を示すものである。
図6は本発明の実施の形態6における炊飯器のブロック図を示すものである。
図6に示すように、電気料金換算手段61は、炊飯時積算電力推定手段13からの出力を電気料金に換算するものであり、制御手段62は、条件選択手段8によって選択された米種およびメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御するとともに、炊飯時積算電力推定手段13の出力を電気料金換算手段61により換算された推定電気料金を表示手段3に表示するようにし、マイクロコンピュータおよび周辺回路で構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段62は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、メニューに応じた炊飯時の積算電力推定手段13の出力を電気料金換算手段の出力が、例えば、選択されたメニューが白米の場合は約310Wh、すしめしの場合は約280Whというようになると、電気料金換算手段61で、1kwあたり25円と換算して、白米の場合は7.8円、すしめしの場合は7.0円というように表示手段5に表示する。
その後、使用者は炊飯開始手段9を操作して炊飯を開始すると、制御手段62は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯を行う。
以上のように、本実施の形態においては、炊飯時積算電力推定手段13からの出力を電気料金に換算する電気料金換算手段61を備え、電気料金換算手段61からの出力を報知するようにしたことにより、電力量を金額換算された状態で確認できるため、より省エネの効果が実感できるようになる。
なお、本実施の形態では、7.0円というように具体的な金額で表示するように示したが、コインの絵の数や大きさなどでその内容を表示するようにしてもよく、電力量でなく電気料金に応じた報知を行うようにしていればよい。
また、本実施の形態では、電気料金換算手段61は炊飯時積算電力推定手段13からの出力を電気料金に換算するようにしているが、保温時積算電力推定手段からの出力を電気料金に換算するようにしてもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
(実施の形態7)
図7は本発明の実施の形態7における炊飯器のブロック図を示すものである。
図7は本発明の実施の形態7における炊飯器のブロック図を示すものである。
図7に示すように、電気料金換算手段72は、炊飯時積算電力推定手段13からの出力を電気料金に換算するものであり、料金設定手段71は電気料金換算手段72の設定を変更するものである。制御手段73は、条件選択手段8によって選択された米種およびメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御するとともに、炊飯時積算電力推定手段13の出力を電気料金換算手段71によって変更された電気料金換算手段72で換算された推定電気料金を表示手段3に表示するようにしている。他の構成は上記実施の形態6と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段73は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、メニューに応じた炊飯時の積算電力推定手段13の出力を電気料金換算手段の出力が、例えば、選択されたメニューが白米の場合は約310Wh、すしめしの場合は約280Whというようになると、電気料金換算手段72で、料金設定手段71によって1kwあたり25円と設定された場合、白米の場合は7.8円、すしめしの場合は7.0円というように表示手段5に表示する。また、料金設定手段71によって1kWあたり26円と設定された場合、白米の場合は8.1円、すしめしの場合7.3円といように表示手段5に表示する。
その後、使用者は炊飯開始手段9を操作して炊飯を開始すると、制御手段73は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯を行う。
以上のように、本実施の形態においては、電力量を電気料金に換算する電気料金換算手段72の出力が料金設定手段71による設定によって変更されるため、より正確に電力量を金額換算された状態で確認できるため、より省エネルギの効果が実感できるようになる。
なお、本実施の形態では、1kwhあたりの電気料金を設定するようにしているが、使用者の契約の形態や換算時点のトータルの使用電力量を設定するようにしてもよいし、時間帯別などより細かな設定をするようにして、より実際の使用状況に応じた電気料金に換算するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、電気料金換算手段72は炊飯時積算電力推定手段13からの出力を電気料金に換算するようにしているが、保温時積算電力推定手段からの出力を電気料金に換算するようにしてもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
(実施の形態8)
図8は本発明の実施の形態8における炊飯器のブロック図を示すものである。
図8は本発明の実施の形態8における炊飯器のブロック図を示すものである。
図8に示すように、第1の通信手段81は、炊飯器本体(図示せず)の外部と通信を行うもので、この第1の通信手段81により、電力量を電気料金に換算する電気料金換算手段82からの出力を変化するようにしている。制御手段83は、条件選択手段8によって選択された米種およびメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御するとともに、炊飯時積算電力推定手段13の出力を第1の通信手段81によって変更された電気料金換算手段82で換算された推定電気料金を表示手段3に表示するようにしている。他の構成は上記実施の形態7と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段83は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、メニューに応じた炊飯時積算電力推定手段13の出力を電気料金換算手段の出力が、例えば、選択されたメニューが白米の場合は約310Wh、すしめしの場合は約280Whというようになると、電気料金換算手段82で、第1の通信手段81によって1kwあたり25円と設定された場合、白米の場合は7.8円、すしめしの場合は7.0円というように表示手段5に表示する。また、第1の通信手段82によって1kWあたり26円と設定された場合、白米の場合は8.1円、すしめしの場合7.3円といように表示手段5に表示する。
その後、使用者は炊飯開始手段9を操作して炊飯を開始すると、制御手段83は、条件選択手段8によって選択されたメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御し、炊飯を行う。
以上のように、本実施の形態においては、炊飯器本体外部と通信する第1の通信手段81を備え、メニュー選択時に第1の通信手段81により電気料金換算手段82からの出力を変化するようにしたことにより、使用者が面倒な設定をすることなく、より正確な電気料金に換算した値を知ることができるため、より省エネルギの効果が実感できるようになる。
なお、本実施の形態では、メニュー選択時に通信することにしているが、使用者が通信開始を指示するようにしてもよいし、炊飯前などの加熱手段2の停止中や夜間などに通信するようにしてもよい。
また、第1の通信手段81は有線、無線を問わないのはもちろんのこと、通信相手も、携帯端末やパソコンといったものでもよく、またインターネットや家庭内LAN等を通じて設定されるようにしてもよい。
(実施の形態9)
図9は本発明の実施の形態9における炊飯器のブロック図を示すものである。
図9は本発明の実施の形態9における炊飯器のブロック図を示すものである。
図9に示すように、第2の通信手段91は、炊飯器本体(図示せず)の外部と通信するもので、この第2の通信手段91により電気料金換算手段93からの出力を炊飯器本体外部へ通信するようにしている。すなわち、電力量を電力料金に換算する電気料金換算手段93は、第2の通信手段91によって得られたデータでその出力が変更されるようにしている。制御手段92は、条件選択手段8によって選択された米種およびメニューに応じたシーケンスをシーケンス記憶手段12から選択し、選択されたシーケンスにより加熱手段2を制御するとともに、電気料金換算手段93の出力を変更するのに必要な条件などのデータを第2の通信手段91を通して外部と通信するようにしている。通信相手94は第2の通信手段91によって通信するもので、この場合はパソコンとなっている。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作を説明する。使用者は鍋1に米、水などの調理物を入れ、条件選択手段8を含む操作部7を操作してメニューなどを選択する。このとき、制御手段92は選択されたメニューをメニュー表示手段4に表示するとともに、選択されたメニュー、炊飯量、室温、前回の条件と使用電力量など炊飯時の電力推定に必要な情報を第2の通信手段91を通して通信相手94のパソコンへ通信する。通信相手94のパソコンは送られた情報に基づいて電気料金換算手段93の出力を変更するデータを作成し、そのデータを第2の通信手段91を通して制御手段92へ通信する。制御手段92は第2の通信手段92によって得られた電力料金換算手段93の出力を変更するデータによって、電気料金換算手段93の出力を変更するとともに、変更された出力に応じた表示を表示手段5に表示する。
以上のように、本実施の形態においては、積算電力値を推定するための条件と変更のためのデータを第2の通信手段91を通して外部と通信するため、炊飯器本体外部で蓄積したデータに基づく補正や、最新の電気料金換算表などを取得することができ、より正確な判断ができるようになる。また、第2の通信手段91による通信相手94側はさらに外部と通信して、そのデータの精度を向上するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、メニュー選択時に積算電力値を推定するための条件を通信するようにしているが、使用者が通信開始を指示するようにしてもよいし、炊飯終了時などに分けて行ってもよいし、実際の積算電力結果をあわせて通信するようにしてもよいし、炊飯前などの加熱手段の停止中や夜間などに通信するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、炊飯器本体から外部への通信、外部から炊飯器への通信の両方を第2の通信手段91で行っているが、いずれか一方としてもよいのは明らかであるし、それぞれを別の通信手段で行ってもよいのは明らかである。
また、本実施の形態では、第2の通信手段91による通信相手94側は単独で電気料金換算手段93の出力を変更するデータを作成しているが、必ずしも単体で行う必要はなく、インターネット等を通じてさらに外部と通信し、データ作成の基になるデータの量と精度を向上させ、作成するデータの精度を向上させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、第2の通信手段91によって取得したデータで電気料金換算手段93の出力を変更するようにしているが、変更後の電気料金換算手段93の出力を第2の通信手段91による通信相手94側で報知するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、第2の通信手段91により電気料金換算手段93からの出力を炊飯器本体外部へ通信するようにしているが、炊飯時積算電力計算手段または保温時積算電力計算手段の出力を通信するようにしてもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、使用者が実際の使用状態に応じた炊飯開始から炊飯終了までの電力の積算値を事前に知ることができ、状況判断をしながら炊飯することができるので、使用時の積算電力を報知する機能を有する炊飯器として有用である。
1 鍋
2 加熱手段
3 表示手段(報知手段)
8 条件選択手段
9 炊飯開始手段
11 制御手段
13 炊飯時積算電力推定手段
2 加熱手段
3 表示手段(報知手段)
8 条件選択手段
9 炊飯開始手段
11 制御手段
13 炊飯時積算電力推定手段
Claims (9)
- 炊飯器本体内に着脱自在に収納され米と水を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、複数の炊飯条件から1つの条件を選択する条件選択手段と、炊飯開始を指示する炊飯開始手段と、前記炊飯開始手段からの入力と前記条件選択手段によって選択された条件に基づいて前記加熱手段を制御する制御手段と、前記条件選択手段によって選択された条件に応じた炊飯時の積算電力を推定する炊飯時積算電力推定手段と、炊飯器の状態を報知する報知手段とを備え、前記報知手段により、前記炊飯時積算電力推定手段からの出力を報知するよう構成した炊飯器。
- 条件選択手段により炊飯終了後に自動で保温を行う条件が選択されている場合に、保温時の積算電力推定手段を推定する保温時積算電力推定手段を備え、前記保温時積算電力推定手段の出力を報知するようにした請求項1記載の炊飯器。
- 調理物の状態を検知する状態検知手段を備え、前記状態検知手段の出力に応じて、炊飯時積算電力推定手段または保温時積算電力推定手段の出力を変化するようにした請求項1または2記載の炊飯器。
- 炊飯開始から炊飯終了までの積算電力を計算する炊飯時積算電力計算手段を備え、前記炊飯時積算電力計算手段の出力に応じて、炊飯時積算電力推定手段による出力を変化するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 保温開始から保温終了までの積算電力を計算する保温時積算電力計算手段を備え、前記保温時積算電力計算手段の出力に応じて、保温時積算電力推定手段による出力を変化するようにした請求項2〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 炊飯時積算電力推定手段または保温時積算電力推定手段からの出力を電気料金に換算する電気料金換算手段を備え、前記電気料金換算手段からの出力を報知するようにした請求項1〜5のいずれか1項に記載の炊飯器。
- 電気料金換算手段の設定を変更する料金設定手段を備え、前記料金設定手段により、前記電気料金換算手段からの出力を変化するようにした請求項6記載の炊飯器。
- 炊飯器本体外部と通信する第1の通信手段を備え、前記第1の通信手段により電気料金換算手段からの出力を変化するようにした請求項6または7記載の炊飯器。
- 炊飯器本体外部と通信する第2の通信手段を備え、前記第2の通信手段により炊飯時積算電力計算手段または保温時積算電力計算手段の出力あるいは電気料金換算手段からの出力を炊飯器本体外部へ通信するようにした請求項1〜8のいずれか1項に記載の炊飯器。
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-
2007
- 2007-01-16 JP JP2007006701A patent/JP2008173152A/ja active Pending
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